JPH071017Y2 - 棚板支持装置 - Google Patents
棚板支持装置Info
- Publication number
- JPH071017Y2 JPH071017Y2 JP4378592U JP4378592U JPH071017Y2 JP H071017 Y2 JPH071017 Y2 JP H071017Y2 JP 4378592 U JP4378592 U JP 4378592U JP 4378592 U JP4378592 U JP 4378592U JP H071017 Y2 JPH071017 Y2 JP H071017Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- piece
- vertical
- plate
- horizontal piece
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品陳列棚等の棚にお
いて、前後に所用間隔を設けて立設した複数本の縦杆間
に、水平な横杆を架設した左右1対の側枠に、棚受金具
を着脱容易に、かつ妄りに脱落することなく取付けて、
この棚受金具により棚板を支持する装置に関する。
いて、前後に所用間隔を設けて立設した複数本の縦杆間
に、水平な横杆を架設した左右1対の側枠に、棚受金具
を着脱容易に、かつ妄りに脱落することなく取付けて、
この棚受金具により棚板を支持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平3-102954号公報に記
載のように、鉛直方向と水平方向の線状部材により構成
された支柱体の一側面に係脱自在にされた棚受けであっ
て、上面が解放された溝型形状の受け本体の一方の鉛直
部外面に、上記支柱体の水平方向の線状部材に、上方か
ら係脱自在な係合溝を有する係合部材を設けた陳列棚の
棚受けが知られている。
載のように、鉛直方向と水平方向の線状部材により構成
された支柱体の一側面に係脱自在にされた棚受けであっ
て、上面が解放された溝型形状の受け本体の一方の鉛直
部外面に、上記支柱体の水平方向の線状部材に、上方か
ら係脱自在な係合溝を有する係合部材を設けた陳列棚の
棚受けが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、水平方向の線状部材が鉛直方向の内側に接して架設
され、水平方向の線状部材の上方から係合部材の係合溝
を嵌合するようになっているため、水平方向の線状部材
が1本であると、係合部材が水平方向の線状部材を支軸
にして回動してしまう。
は、水平方向の線状部材が鉛直方向の内側に接して架設
され、水平方向の線状部材の上方から係合部材の係合溝
を嵌合するようになっているため、水平方向の線状部材
が1本であると、係合部材が水平方向の線状部材を支軸
にして回動してしまう。
【0004】この回動を阻止するためには、2本の水平
方向の線状部材を近接して架設して、両線状部材に係合
部材を係合させねばならず、また、棚板を載架したまま
棚受けを取り外すには、係合溝より2本の水平方向の線
状部材が抜け外れるまで、棚受けを上方に移動させるこ
とから、棚板を大きく上方に持上げながら行わなければ
ならず面倒であった。
方向の線状部材を近接して架設して、両線状部材に係合
部材を係合させねばならず、また、棚板を載架したまま
棚受けを取り外すには、係合溝より2本の水平方向の線
状部材が抜け外れるまで、棚受けを上方に移動させるこ
とから、棚板を大きく上方に持上げながら行わなければ
ならず面倒であった。
【0005】本考案は、棚板受けを上方に持ち上げるこ
となく、きわめて容易に側板より取外せる棚板支持装置
を提供することを目的とする。
となく、きわめて容易に側板より取外せる棚板支持装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の棚板支持装置
は、陳列棚の左右両側板に設けた適数の垂直杆の個所
に、前後方向を向く支持杆を架設し、上部水平片、垂直
片さらに下部水平片とからなるコ字形の棚板受けの上部
水平片と垂直片との屈曲部を、上記支持杆に係止し、か
つ下部水平片から両側に突出するように設けられた連結
扞を側板の内側面に当接させ、棚板を支持できるように
したことを特徴としている。
は、陳列棚の左右両側板に設けた適数の垂直杆の個所
に、前後方向を向く支持杆を架設し、上部水平片、垂直
片さらに下部水平片とからなるコ字形の棚板受けの上部
水平片と垂直片との屈曲部を、上記支持杆に係止し、か
つ下部水平片から両側に突出するように設けられた連結
扞を側板の内側面に当接させ、棚板を支持できるように
したことを特徴としている。
【0007】
【作用】棚板受けのコ字形の開口が上方を向くようにし
て、この棚板受けを前後垂直杆間に嵌合し、垂直杆の内
側面に当接した連結扞を支点として回動させ、上部水平
片を支持杆上に載置することにより、棚板受けが側板に
係止され、棚板受けに棚板を載架することにより、棚板
受けを1本の支持杆で回動不能に係止することができ、
また、棚板を若干持上げるだけで、前記と逆に操作して
棚板受けを側板から容易に取外すことができる。
て、この棚板受けを前後垂直杆間に嵌合し、垂直杆の内
側面に当接した連結扞を支点として回動させ、上部水平
片を支持杆上に載置することにより、棚板受けが側板に
係止され、棚板受けに棚板を載架することにより、棚板
受けを1本の支持杆で回動不能に係止することができ、
また、棚板を若干持上げるだけで、前記と逆に操作して
棚板受けを側板から容易に取外すことができる。
【0008】
【実施例】図面は本考案の一実施例を示すもので、図1
において、本考案の陳列棚の左右両側板(1)の後端は、
後板(2)をもって連結されている。
において、本考案の陳列棚の左右両側板(1)の後端は、
後板(2)をもって連結されている。
【0009】側板(1)の方形をなす外枠(3)は、上下両
水平枠杆(3a)と前後の垂直枠杆(3b)とよりなり、両水平
枠杆(3a)の間には、複数の垂直杆(4)が同間隔を設けて
立設されている。
水平枠杆(3a)と前後の垂直枠杆(3b)とよりなり、両水平
枠杆(3a)の間には、複数の垂直杆(4)が同間隔を設けて
立設されている。
【0010】前後の垂直杆(4)と垂直枠杆(3b)の間隔
も、隣接する両垂直杆(4)同士の間隔と等しくなってい
る。
も、隣接する両垂直杆(4)同士の間隔と等しくなってい
る。
【0011】各垂直杆(4)の要所には、前後方向を向く
支持杆(5)が貫設され、支持杆(5)の両端は、両垂直枠
杆(3b)に嵌入している。
支持杆(5)が貫設され、支持杆(5)の両端は、両垂直枠
杆(3b)に嵌入している。
【0012】前後1対の鋼板製の棚板(6)は同形等大
で、左右長は両側板(1)の対向面の間隔と等長、前後幅
は側板(1)の前後長のほぼ2分の1で、各棚板(6)の周
縁には、断面形がL字形の補強片(6a)が内向曲設されて
いる。
で、左右長は両側板(1)の対向面の間隔と等長、前後幅
は側板(1)の前後長のほぼ2分の1で、各棚板(6)の周
縁には、断面形がL字形の補強片(6a)が内向曲設されて
いる。
【0013】図2は棚板受け(7)を示すもので、棚板受
け(7)は、複数の棚板受け部(8)を、側板(1)における
垂直杆(4)のピッチと同ピッチに、前後1列に連結して
形成され、各棚板受け部(8)の前後幅は、隣接する両垂
直杆(4)の間隔より若干狭幅となっている。
け(7)は、複数の棚板受け部(8)を、側板(1)における
垂直杆(4)のピッチと同ピッチに、前後1列に連結して
形成され、各棚板受け部(8)の前後幅は、隣接する両垂
直杆(4)の間隔より若干狭幅となっている。
【0014】棚板受け部(8)は、前後方向を向く連結片
(8a)の両端に、コ字形に並ぶ上部水平片(8b)と垂直片(8
c)と下部水平片(8d)が順に曲設され、両上部水平片(8b)
の中央に、下向U字形の係止片(9)の下端を溶接して、
形成されている。
(8a)の両端に、コ字形に並ぶ上部水平片(8b)と垂直片(8
c)と下部水平片(8d)が順に曲設され、両上部水平片(8b)
の中央に、下向U字形の係止片(9)の下端を溶接して、
形成されている。
【0015】各棚板受け(8)の下部水平片(8d)の遊端
は、後述するように棚板受け(7)のストッパとなる2本
の連結杆(10)が溶接されて連結されている。
は、後述するように棚板受け(7)のストッパとなる2本
の連結杆(10)が溶接されて連結されている。
【0016】棚板受け(7)は、図3の想像線で示すよう
に、側板(1)の内側方かつ支持杆(5)の下方より、各垂
直杆(4)の間に、垂直片(8c)を下方に向けた各棚板受け
(8)を、連結杆(10)が垂直杆(4)に近接するまで挿入し
て、矢印方向に回動させれば、実線で示すように、上部
水平片(8b)と垂直片(8c)の屈曲部が支持杆(5)に係合
し、連結杆(10)が垂直杆(4)に当接して、棚板受け(7)
は側板(1)に取り付けられる。
に、側板(1)の内側方かつ支持杆(5)の下方より、各垂
直杆(4)の間に、垂直片(8c)を下方に向けた各棚板受け
(8)を、連結杆(10)が垂直杆(4)に近接するまで挿入し
て、矢印方向に回動させれば、実線で示すように、上部
水平片(8b)と垂直片(8c)の屈曲部が支持杆(5)に係合
し、連結杆(10)が垂直杆(4)に当接して、棚板受け(7)
は側板(1)に取り付けられる。
【0017】取り付けた棚板受け(7)は、上述と逆の操
作により側板(1)より取り外すことができる。このよう
にして取り付けた両棚板受け(7)に2枚の棚板(6)を載
置すれば、棚板受け(7)の各係止片(9)が棚板(6)内
に、下方より補強片(6a)の内端端に沿って挿入されて、
各棚板(6)は棚板受け(7)に前後左右移動不能に載置さ
れる。
作により側板(1)より取り外すことができる。このよう
にして取り付けた両棚板受け(7)に2枚の棚板(6)を載
置すれば、棚板受け(7)の各係止片(9)が棚板(6)内
に、下方より補強片(6a)の内端端に沿って挿入されて、
各棚板(6)は棚板受け(7)に前後左右移動不能に載置さ
れる。
【0018】前後の棚板(6)を使用しない時は、これを
上方に取り外して、図3の想像線で示すように、下部水
平片(8d)上の連結扞(10)に沿って押し入れれば、後方の
棚板(6)の直下に体裁よく収納される。
上方に取り外して、図3の想像線で示すように、下部水
平片(8d)上の連結扞(10)に沿って押し入れれば、後方の
棚板(6)の直下に体裁よく収納される。
【0019】なお、上述の実施例においては、各棚板受
け(8)を線材で作成したが、鋼板製とすることができ
る。また棚板(6)は、場合により前後幅の異なる3枚以
上とすることもできる。
け(8)を線材で作成したが、鋼板製とすることができ
る。また棚板(6)は、場合により前後幅の異なる3枚以
上とすることもできる。
【0020】
【考案の効果】本考案は、棚板受けを簡単な操作で側板
に着脱することができ、しかも安価に製作することがで
きる。
に着脱することができ、しかも安価に製作することがで
きる。
【図1】本考案の陳列棚の分解斜視図である。
【図2】本考案の陳列棚に使用する棚板受けの斜視図で
ある。
ある。
【図3】本考案を陳列棚の要部の縦断拡大正面図であ
る。
る。
(1)側板 (2)後板 (3)外枠 (3a)水平枠杆 (3b)垂直枠杆 (4)垂直杆 (5)支持杆 (6)棚板 (6a)補強片 (7)棚板受け (8)棚板受け部 (8a)連結片 (8b)上部水平片 (8c)垂直片 (8d)下部水平片 (9)係止片 (10)連結杆
Claims (2)
- 【請求項1】 陳列棚の左右両側板に設けた適数の垂直
杆の個所に、前後方向を向く支持杆を架設し、上部水平
片、垂直片さらに下部水平片とからなるコ字形の棚板受
けの上部水平片と垂直片との屈曲部を、上記支持杆に係
止し、かつ下部水平片から両側に突出するように設けら
れた連結扞を側板の内側面に当接させ、棚板を支持でき
るようにしたことを特徴とする棚板支持装置。 - 【請求項2】 棚板受けの上部水平片に上方を向く係止
片を設けた請求項1記載の棚板支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4378592U JPH071017Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棚板支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4378592U JPH071017Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棚板支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595357U JPH0595357U (ja) | 1993-12-27 |
JPH071017Y2 true JPH071017Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12673415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4378592U Expired - Lifetime JPH071017Y2 (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 棚板支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071017Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP4378592U patent/JPH071017Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595357U (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950704 |