JPH0710168Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0710168Y2 JPH0710168Y2 JP1990025693U JP2569390U JPH0710168Y2 JP H0710168 Y2 JPH0710168 Y2 JP H0710168Y2 JP 1990025693 U JP1990025693 U JP 1990025693U JP 2569390 U JP2569390 U JP 2569390U JP H0710168 Y2 JPH0710168 Y2 JP H0710168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air outlet
- air conditioner
- edge portion
- lower edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機に関し、さらに詳しくは、空気調
和機における空気吹出口の結露防止構造に関するもので
ある。
和機における空気吹出口の結露防止構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 一般的に室内に設置される空気調和機を冷房運転してい
る場合、空気吹出口から吹き出される冷気により空気吹
出口の口縁部(特に、下側口縁部)に結露を生じること
がある。このような結露発生は、その量が増えた場合に
おける水滴落下につながるところから、居住者に不快感
を与えるものである。そこで、上記の如き空気吹出口口
縁部に対する結露発生を防止するための対策が従来から
種々提案されている。
る場合、空気吹出口から吹き出される冷気により空気吹
出口の口縁部(特に、下側口縁部)に結露を生じること
がある。このような結露発生は、その量が増えた場合に
おける水滴落下につながるところから、居住者に不快感
を与えるものである。そこで、上記の如き空気吹出口口
縁部に対する結露発生を防止するための対策が従来から
種々提案されている。
例えば、実開昭56−81318号公報に開示されているよう
に、ファンから吐出された一次空気(即ち、熱交換前の
空気)を熱交換器をバイパスして空気吹出口口縁部内へ
供給するようにし、該一次空気の保有する熱により当該
口縁部を暖めて結露防止を行わしめるようにしたものが
ある。
に、ファンから吐出された一次空気(即ち、熱交換前の
空気)を熱交換器をバイパスして空気吹出口口縁部内へ
供給するようにし、該一次空気の保有する熱により当該
口縁部を暖めて結露防止を行わしめるようにしたものが
ある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、空気調和機の空気吹出口における吹出空気流
分布は必ずしも一様とは限らず、吹出風量の多い部分と
少ない部分とが生じるのが通例である。特に、一体的に
連動する複数の垂直羽根からなる複数の垂直羽根群が設
けられている場合においては、垂直羽根群相互間に操作
性確保のため比較的大き目の隙間が形成されるようにな
っている関係から、当該部位から吹き出される吹出風量
が他の部分より多くなって、その周辺に位置する部分に
結露が生じ易いという現象がある。
分布は必ずしも一様とは限らず、吹出風量の多い部分と
少ない部分とが生じるのが通例である。特に、一体的に
連動する複数の垂直羽根からなる複数の垂直羽根群が設
けられている場合においては、垂直羽根群相互間に操作
性確保のため比較的大き目の隙間が形成されるようにな
っている関係から、当該部位から吹き出される吹出風量
が他の部分より多くなって、その周辺に位置する部分に
結露が生じ易いという現象がある。
このような現象を勘案すると、前記した公知例における
如く、熱交換器をバイパスした一次空気を空気吹出口口
縁部内に単に供給するようにした場合、結露が発生し易
い部分以外の個所(例えば、空気吹出口の両端近傍)に
も、一次空気が供給されることとなる結果、結露が発生
し易い部分へ到達する前に一次空気の熱が放熱されてし
まい、結露防止の用に供し得ない場合が生ずるという問
題がある。
如く、熱交換器をバイパスした一次空気を空気吹出口口
縁部内に単に供給するようにした場合、結露が発生し易
い部分以外の個所(例えば、空気吹出口の両端近傍)に
も、一次空気が供給されることとなる結果、結露が発生
し易い部分へ到達する前に一次空気の熱が放熱されてし
まい、結露防止の用に供し得ない場合が生ずるという問
題がある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、熱交換器
をバイパスして供給される一次空気を、空気吹出口口縁
部における結露し易い個所へ集中的に供給し得るように
することを目的とするものである。
をバイパスして供給される一次空気を、空気吹出口口縁
部における結露し易い個所へ集中的に供給し得るように
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 請求項1の考案では、上記課題を解決するための手段と
して、図面に示すように、ファン5および熱交換器6を
内蔵するケーシング1の前面に、冷気W1を吹き出す空気
吹出口3を形成してなる空気調和機において、前記ファ
ン5から吐出される一次空気Wの一部を前記熱交換器6
をバイパスして前記空気吹出口3の下側口縁部3a内へ供
給するバイパス空気通路19を付設するとともに、前記空
気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3から
吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる部位
を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表面側
への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・・を
配設している。
して、図面に示すように、ファン5および熱交換器6を
内蔵するケーシング1の前面に、冷気W1を吹き出す空気
吹出口3を形成してなる空気調和機において、前記ファ
ン5から吐出される一次空気Wの一部を前記熱交換器6
をバイパスして前記空気吹出口3の下側口縁部3a内へ供
給するバイパス空気通路19を付設するとともに、前記空
気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3から
吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる部位
を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表面側
への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・・を
配設している。
請求項2の考案では、上記課題を解決するための手段と
して、図面に示すように、前記請求項1記載の空気調和
機において、前記空気吹出口3に、一体的に連動される
複数の垂直羽根16,16・・からなる複数の垂直羽根群17,
17・・を配設するとともに、前記空気吹出口3の下側口
縁部3a内において前記垂直羽根群17,17・・相互間に対
応する部位を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁
部3a表面側への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材2
0,20・・を配設している。
して、図面に示すように、前記請求項1記載の空気調和
機において、前記空気吹出口3に、一体的に連動される
複数の垂直羽根16,16・・からなる複数の垂直羽根群17,
17・・を配設するとともに、前記空気吹出口3の下側口
縁部3a内において前記垂直羽根群17,17・・相互間に対
応する部位を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁
部3a表面側への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材2
0,20・・を配設している。
(作用) 請求項1の考案では、上記手段によって次のような作用
が得られる。
が得られる。
即ち、熱交換器6をバイパスした一次空気Wが供給され
る空気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3
から吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる
部位を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表
面側への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・
・を配設したことにより、空気吹出口3の下側口縁部3a
内に供給された一次空気Wは、結露を起こしにくい部分
での放熱を防止された状態で結露し易い部分へ集中的に
供給されることとなる。
る空気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3
から吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる
部位を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表
面側への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・
・を配設したことにより、空気吹出口3の下側口縁部3a
内に供給された一次空気Wは、結露を起こしにくい部分
での放熱を防止された状態で結露し易い部分へ集中的に
供給されることとなる。
請求項2の考案では、上記手段により次のような作用が
得られる。
得られる。
即ち、請求項1記載の空気調和機において、空気吹出口
3に、一体的に連動される複数の垂直羽根16,16・・か
らなる複数の垂直羽根群17,17・・を配設するととも
に、前記空気吹出口3の下側口縁部3a内において前記垂
直羽根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分
に、熱交換機6をバイパスして供給される一次空気Wか
ら下側口縁部3a表面側への熱伝導を抑制すべく作用する
断熱部材20,20・・を配設したことにより、空気吹出口
3の下側口縁部3a内に供給された一次空気Wは、垂直羽
根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分での放
熱を防止された状態で、垂直羽根群17,17・・相互間に
対応する部分へ集中的に供給されることとなる。
3に、一体的に連動される複数の垂直羽根16,16・・か
らなる複数の垂直羽根群17,17・・を配設するととも
に、前記空気吹出口3の下側口縁部3a内において前記垂
直羽根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分
に、熱交換機6をバイパスして供給される一次空気Wか
ら下側口縁部3a表面側への熱伝導を抑制すべく作用する
断熱部材20,20・・を配設したことにより、空気吹出口
3の下側口縁部3a内に供給された一次空気Wは、垂直羽
根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分での放
熱を防止された状態で、垂直羽根群17,17・・相互間に
対応する部分へ集中的に供給されることとなる。
(考案の効果) 請求項1の考案によれば、ファン5および熱交換器6を
内蔵するケーシング1の前面に、冷気W1を吹き出す空気
吹出口3を形成してなる空気調和機において、前記ファ
ン5から吐出される一次空気Wの一部を前記熱交換器6
をバイパスして前記空気吹出口3の下側口縁部3a内へ供
給するバイパス空気通路19を付設するとともに、前記空
気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3から
吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる部位
を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表面側
への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・・を
配設したので、空気吹出口3の下側口縁部3a内に供給さ
れた一次空気Wは、結露を起こしにくい部分での放熱を
防止された状態で結露し易い部分へ集中的に供給される
こととなり、一定のパイパス一次空気量で有効に結露防
止が行えるという実用的な効果がある。また、バイパス
空気量を少なくしても有効な結露防止が行えるため、空
気調和機の能力ダウンを可及的に少なくできるという効
果もある。
内蔵するケーシング1の前面に、冷気W1を吹き出す空気
吹出口3を形成してなる空気調和機において、前記ファ
ン5から吐出される一次空気Wの一部を前記熱交換器6
をバイパスして前記空気吹出口3の下側口縁部3a内へ供
給するバイパス空気通路19を付設するとともに、前記空
気吹出口3の下側口縁部3a内において空気吹出口3から
吹き出される冷気W1により露点以下まで冷やされる部位
を除く部分に、前記一次空気Wから下側口縁部3a表面側
への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材20,20・・を
配設したので、空気吹出口3の下側口縁部3a内に供給さ
れた一次空気Wは、結露を起こしにくい部分での放熱を
防止された状態で結露し易い部分へ集中的に供給される
こととなり、一定のパイパス一次空気量で有効に結露防
止が行えるという実用的な効果がある。また、バイパス
空気量を少なくしても有効な結露防止が行えるため、空
気調和機の能力ダウンを可及的に少なくできるという効
果もある。
請求項2の考案によれば、請求項1記載の空気調和機に
おいて、空気吹出口3に、一体的に連動される複数の垂
直羽根16,16・・からなる複数の垂直羽根群17,17・・を
配設するとともに、前記空気吹出口3の下側口縁部3a内
において前記垂直羽根群17,17・・相互間に対応する部
位を除く部分に、熱交換器6をバイパスして供給される
一次空気Wから下側口縁部3a表面側への熱伝導を抑制す
べく作用する断熱部材20,20・・を配設したので、空気
吹出口3の下側口縁部3a内に供給された一次空気Wは、
垂直羽根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分
での放熱を防止された状態で、垂直羽根群17,17・・相
互間に対応する部分へ集中的に供給されることとなり、
結露し易い部分への一次空気の集中的供給が適確に行え
るという実用的な効果がある。
おいて、空気吹出口3に、一体的に連動される複数の垂
直羽根16,16・・からなる複数の垂直羽根群17,17・・を
配設するとともに、前記空気吹出口3の下側口縁部3a内
において前記垂直羽根群17,17・・相互間に対応する部
位を除く部分に、熱交換器6をバイパスして供給される
一次空気Wから下側口縁部3a表面側への熱伝導を抑制す
べく作用する断熱部材20,20・・を配設したので、空気
吹出口3の下側口縁部3a内に供給された一次空気Wは、
垂直羽根群17,17・・相互間に対応する部位を除く部分
での放熱を防止された状態で、垂直羽根群17,17・・相
互間に対応する部分へ集中的に供給されることとなり、
結露し易い部分への一次空気の集中的供給が適確に行え
るという実用的な効果がある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な実施例を
説明する。本実施例は、請求項1および2の考案に対応
するものである。
説明する。本実施例は、請求項1および2の考案に対応
するものである。
本実施例の空気調和機は、第5図図示の如く、下面後部
に空気吸込口2を、前面および下面前部に空気吹出口3,
4を有するケーシング1内に、ファン5および熱交換器
6を配設して構成され、天井等の高所に吊り下げた状態
で使用される天吊タイプとされている。符号7は空気吸
込口2に対して開閉自在に枢支された吸込グリル、8は
エアフィルター、9はファンモータ、10はファン5の吸
込側と吐出側とを仕切る仕切板、11はドレンパン、12は
空気吹出口3に配設された水平羽根、13は該水平羽根12
を揺動させるための駆動手段として作用するモータ、14
は空気吹出口3と下面空気吹出口4とからの吹出空気量
を分配するための分配羽根、15は該分配羽根14を駆動さ
せるための駆動手段として作用するモータである。
に空気吸込口2を、前面および下面前部に空気吹出口3,
4を有するケーシング1内に、ファン5および熱交換器
6を配設して構成され、天井等の高所に吊り下げた状態
で使用される天吊タイプとされている。符号7は空気吸
込口2に対して開閉自在に枢支された吸込グリル、8は
エアフィルター、9はファンモータ、10はファン5の吸
込側と吐出側とを仕切る仕切板、11はドレンパン、12は
空気吹出口3に配設された水平羽根、13は該水平羽根12
を揺動させるための駆動手段として作用するモータ、14
は空気吹出口3と下面空気吹出口4とからの吹出空気量
を分配するための分配羽根、15は該分配羽根14を駆動さ
せるための駆動手段として作用するモータである。
前記空気吹出口3には、前記した水平羽根12,12,12の他
に、複数の垂直羽根16,16・・からなる3群の垂直羽根
群17,17,17が設けられている(第4図参照)。ここで、
各垂直羽根群17を構成する垂直羽根16,16・・は、一体
的に連動し得るように連結部材18を介してそれぞれ連結
されている。そして、前記垂直羽根群17,17,17相互間の
隙間は、垂直羽根群17,17,17の操作性を確保するため
に、各垂直羽根群17における垂直羽根16,16・・相互間
の隙間より大きくされている。従って、本実施例の場
合、各垂直羽根群17,17,17を通って吹き出される冷気W1
の量より垂直羽根群17,17,17相互間を通って吹き出され
る冷気W1の量の方が多くなっている。このため、空気吹
出口3の下側口縁部3aにおいては、前記垂直羽根群17,1
7,17相互間の隙間に対応する部分が結露し易い部分とな
っている。
に、複数の垂直羽根16,16・・からなる3群の垂直羽根
群17,17,17が設けられている(第4図参照)。ここで、
各垂直羽根群17を構成する垂直羽根16,16・・は、一体
的に連動し得るように連結部材18を介してそれぞれ連結
されている。そして、前記垂直羽根群17,17,17相互間の
隙間は、垂直羽根群17,17,17の操作性を確保するため
に、各垂直羽根群17における垂直羽根16,16・・相互間
の隙間より大きくされている。従って、本実施例の場
合、各垂直羽根群17,17,17を通って吹き出される冷気W1
の量より垂直羽根群17,17,17相互間を通って吹き出され
る冷気W1の量の方が多くなっている。このため、空気吹
出口3の下側口縁部3aにおいては、前記垂直羽根群17,1
7,17相互間の隙間に対応する部分が結露し易い部分とな
っている。
一方、前記ドレンパン11の後端面および下面には、ファ
ン5から吐出される一次空気Wの一部を熱交換器6をバ
イパスして空気吹出口3の下側口縁部3a内に供給するた
めのバイパス空気通路19が形成されている(第1図およ
び第2図参照)。
ン5から吐出される一次空気Wの一部を熱交換器6をバ
イパスして空気吹出口3の下側口縁部3a内に供給するた
めのバイパス空気通路19が形成されている(第1図およ
び第2図参照)。
しかして、前記空気吹出口3の下側口縁部3a内には、前
記垂直羽根群17,17,17相互間に対向する部位を除く部分
に前記一次空気Wから下側口縁部3aの表面側への熱伝導
を抑制すべく作用する断熱部材20,20,20が配設されてい
る。なお、該断熱部材20は、前記下側口縁部3a内の通路
を全面的に閉塞するものではなく、バイパス空気通路19
を介して供給される一次空気Wが流通する余地が残され
ることとなっている。
記垂直羽根群17,17,17相互間に対向する部位を除く部分
に前記一次空気Wから下側口縁部3aの表面側への熱伝導
を抑制すべく作用する断熱部材20,20,20が配設されてい
る。なお、該断熱部材20は、前記下側口縁部3a内の通路
を全面的に閉塞するものではなく、バイパス空気通路19
を介して供給される一次空気Wが流通する余地が残され
ることとなっている。
上記の如く構成したことにより、空気吹出口3の下側口
縁部3a内にバイパス空気通路19を介して供給された一次
空気Wは、垂直羽根群17,17,17相互間に対応する部位を
除く部分での放熱が断熱部材20,20,20の存在により防止
された状態で、垂直羽根群17,17,17相互間に対応する部
分へ集中的に供給されることとなり、結露し易い部分へ
の一次空気Wの集中的供給が的確に行えることとなって
いるのである。従って、結露防止の用に供されるべき一
次空気量を少なくすることが可能となり、空気調和機の
能力ダウンを少なくできるのである。
縁部3a内にバイパス空気通路19を介して供給された一次
空気Wは、垂直羽根群17,17,17相互間に対応する部位を
除く部分での放熱が断熱部材20,20,20の存在により防止
された状態で、垂直羽根群17,17,17相互間に対応する部
分へ集中的に供給されることとなり、結露し易い部分へ
の一次空気Wの集中的供給が的確に行えることとなって
いるのである。従って、結露防止の用に供されるべき一
次空気量を少なくすることが可能となり、空気調和機の
能力ダウンを少なくできるのである。
上記説明においては、ケーシングの前面側および下面側
に空気吹出口を備えたものを実施例としているが、本考
案は、前面側のみに空気吹出口を有するものにも適用可
能である。また、上記説明においては、天吊タイプの空
気調和機を実施例としているが、その他のタイプの空気
調和機にも本考案は適用可能である。
に空気吹出口を備えたものを実施例としているが、本考
案は、前面側のみに空気吹出口を有するものにも適用可
能である。また、上記説明においては、天吊タイプの空
気調和機を実施例としているが、その他のタイプの空気
調和機にも本考案は適用可能である。
また、本考案は、上記実施例の構成に限定されるもので
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更可能なことは勿論である。
はなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計
変更可能なことは勿論である。
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の縦断面
図、第2図は第1図図示の空気調和機における底板を除
いた状態の拡大底面図、第3図は第1図図示の空気調和
機における空気吹出口の下側口縁部を示す拡大部分斜視
図、第4図は第1図図示の空気調和機における空気吹出
口の拡大前面図、第5図は第1図図示の気調和機の内部
の一部を開示した斜視図である。 1……ケーシング 3……空気吹出口 3a……下側口縁部 5……ファン 6……熱交換器 16……垂直羽根 17……垂直羽根群 19……バイパス空気通路 20……断熱部材 W……一次空気 W1……冷気
図、第2図は第1図図示の空気調和機における底板を除
いた状態の拡大底面図、第3図は第1図図示の空気調和
機における空気吹出口の下側口縁部を示す拡大部分斜視
図、第4図は第1図図示の空気調和機における空気吹出
口の拡大前面図、第5図は第1図図示の気調和機の内部
の一部を開示した斜視図である。 1……ケーシング 3……空気吹出口 3a……下側口縁部 5……ファン 6……熱交換器 16……垂直羽根 17……垂直羽根群 19……バイパス空気通路 20……断熱部材 W……一次空気 W1……冷気
Claims (2)
- 【請求項1】ファン(5)および熱交換器(6)を内蔵
するケーシング(1)の前面に、冷気を吹き出す空気吹
出口(3)を形成してなる空気調和機であって、前記フ
ァン(5)から吐出される一次空気(W)の一部を前記
熱交換器(6)をバイパスして前記空気吹出口(3)の
下側口縁部(3a)内へ供給するバイパス空気通路(19)
を付設するとともに、前記空気吹出口(3)の下側口縁
部(3a)内には、空気吹出口(3)から吹き出される冷
気(W1)により露点以下まで冷やされる部位を除く部分
に前記一次空気(W)から下側口縁部(3a)表面側への
熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材(20),(20)・
・を配設したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】前記空気吹出口(3)には、一体的に連動
される複数の垂直羽根(16),(16)・・からなる複数
の垂直羽根群(17),(17)・・を配設するとともに、
前記空気吹出口(3)の下側口縁部(3a)内には、前記
垂直羽根群(17),(17)・・相互間に対応する部位を
除く部分に前記一次空気(W)から下側口縁部(3a)表
面側への熱伝導を抑制すべく作用する断熱部材(20),
(20)・・配設したことを特徴とする前記請求項1記載
の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025693U JPH0710168Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025693U JPH0710168Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118431U JPH03118431U (ja) | 1991-12-06 |
JPH0710168Y2 true JPH0710168Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31528616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990025693U Expired - Lifetime JPH0710168Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710168Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP1990025693U patent/JPH0710168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118431U (ja) | 1991-12-06 |
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