JPH07101645A - エレベータの非常停止装置 - Google Patents

エレベータの非常停止装置

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Publication number
JPH07101645A
JPH07101645A JP5249281A JP24928193A JPH07101645A JP H07101645 A JPH07101645 A JP H07101645A JP 5249281 A JP5249281 A JP 5249281A JP 24928193 A JP24928193 A JP 24928193A JP H07101645 A JPH07101645 A JP H07101645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator
contact
relay
safety
electromagnetic brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP5249281A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Karima
剛志 刈間
Akio Chiba
昭夫 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータの安全装置が作動したとき、電磁
ブレーキにより発生する停止ショックを低減し、乗客の
不安感を解消する。 【構成】 複数の安全装置を安全の度合いに応じて急停
止すべきものと急停止する必要のないものに分類し、急
停止する必要のない場合にはリレー20が消勢し接点3
0aが消勢してもP−20b−Ta−R−40−Nの回
路によりコイル40に抵抗Rで決まる小電流を、タイム
リレーTで決まる時間だけ流し、停止ショックを低減す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの安全装置が
作動したときの停止ショックを軽減するエレベータの非
常停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータにはかごの速度を検出するガ
バナ、電動機の電流を検出する電流リレー、電動機の温
度を検出する温度検出リレー、マイコンの異常状態を検
出するウォッチドッグタイマ等の多数の安全装置が設け
られており、このいずれの安全装置が作動してもエレベ
ータの速度指令を遮断するとともに電磁ブレーキを制動
させ、かごを急停止させている。なお上記技術に関する
ものにはたとえば特開昭56−117966号公報、特
開平3−297779号公報等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記技術においては、
エレベータが走行中いずれの安全装置が作動しても同一
タイミングで速度指令を遮断するとともに、電磁ブレー
キで制動させエレベータを急停止させている。そのため
かなり大きい停止ショックが発生し、乗客に不安感を与
えるのみならず、怪我をする恐れもあった。
【0004】本発明は上記の欠点に鑑みて、安全装置が
動作しても停止ショックを軽減させ乗客の不安感を解消
するエレベータの非常停止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、エレベータ
の複数の安全装置、この安全装置のいずれかが作動する
と、前記エレベータの速度指令を遮断するとともに電磁
ブレーキで制動する手段を備えたエレベータの非常停止
装置において、前記複数の安全装置を第1および第2の
制動指令手段に分類するとともに、前記第1および第2
の制動指令手段により前記電磁ブレーキの制動トルクを
変更する手段を備えたことにより達成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、安全装置を2つの分野すなわ
ち、安全装置が動作したとき急停止させるべきものと急
停止する必要のないものに分類し、急停止する必要のな
いものは電磁ブレーキの制動トルクを緩和させたので、
停止ショックが軽減し、乗客の不安感を解消することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0008】図1は本発明になる一実施例の電気結線図
を示したものである。
【0009】図においてP、Nは直流電源端子、11b
はガバナが動作したときのb接点、12bは電動機の過
電流リレーが動作したときのb接点で、10はこれらの
安全装置が正常なときは付勢されるリレーで、10aは
そのa接点、21bは電動機の温度上昇を検出する温度
検出リレーのb接点、22bは制御装置に使用されてい
るマイクロコンピュータのウオッチドッグタイマのb接
点で、20はこれらの安全装置が正常なとき付勢される
リレーで、20a1、20a2はそのa接点、20bは
そのb接点である。31aはエレベータを起動させるた
めのa接点、32bはかごが起動してからかごが所定階
に着床したとき付勢されるリレーのb接点、30はかご
が走行中付勢される走行リレーで、30aはそのa接点
である。Tは接点20a2によって付勢され、接点20
a2が開くとき所定時間たとえば2秒後に消勢するタイ
ムリレーで、Taはそのa接点、40は接点30aが閉
じたとき付勢される電磁ブレーキのコイル、Rはリレー
30が消勢してから2秒間コイル40に小電流を流す抵
抗で、この電流が流れているときには電磁ブレーキの制
動トルクがたとえば70%に減少するように構成されて
いる。
【0010】次に本実施例の動作を説明する。
【0011】今、安全装置がすべて正常であると、リレ
ー10、20は付勢されているので、接点10a、20
a1は閉じている。起動指令が与えられると接点31a
が閉じ、P−31a−32b−10a−20a1−30
−Nの回路によりリレー30が付勢され、接点30aを
介して自己保持される。そこで接点30aが閉じ、コイ
ル40に電流が流れ電磁ブレーキは釈放され図示しない
制御装置を介してかごは走行する。かごが所定階に減速
停止すると接点32bが開き、リレー30は消勢し接点
30が開きコイル40の電流がなくなり電磁ブレーキに
制動トルクが発生しかごは保持される。
【0012】次に上記と同様の順序に従ってかご走行中
何らかの原因によりかごの速度が上昇しガバナが動作し
接点11bが開くことによりリレー10が消勢し、接点
10aが開くので、リレー30が消勢し、接点30aが
開き電磁ブレーキが動作しかごは急停止する。
【0013】次にかごが走行中何らかの原因によりマイ
クロコンピュータが暴走しウォッチドッグタイマが動作
し、接点21bが開いたとする。接点21bが開くこと
により、リレー20が消勢し、接点20a1が開くので
リレー30が消勢し、接点30aは開く。しかしながら
接点20bが閉じているので、P−20b−Ta−R−
40−Nの回路によりコイル40には抵抗Rで定まる小
電流が流れ電磁ブレーキの制動トルクは70%に減少す
るので、それだけかごの減速度も減少し停止ショックが
減少する。接点20a2が開くことによりタイムリレー
Tは2秒後に消勢するので、接点Taが開き抵抗Rに流
れる電流を遮断し電磁ブレーキは正規の制動トルクを保
持する。
【0014】このように、ガバナ、過電流リレーが動作
したときは急停止しなければならないが、ウォッチドッ
グタイマ、電動機の温度上昇のようにゆっくり停止して
も安全な場合には電磁ブレーキの制動トルクを緩和し減
速度を下げ停止ショックを低減することができる。
【0015】なお、本実施例においては抵抗Rに電流を
流す時間を2秒に設定したが、エレベータの速度により
自由に設定することができる。なおまた、上記実施例で
は安全装置として4つ取り上げたがその他の安全装置に
ついてもその安全度に応じていずれかに分類することが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば安全
装置を2つの分野すなわち安全装置が動作したとき急停
止させるべきものと、急停止する必要のないものに分類
し、急停止する必要のないものは電磁ブレーキの制動ト
ルクを緩和させたので減速度が減少し停止ショックが軽
減し乗客の不安感を解消することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる一実施例の電気結線図である。
【符号の説明】
10 第1の制動指令用のリレー 20 第2の制動指令用のリレー 40 電磁ブレーキのコイル R 抵抗 T タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの複数の安全装置、この安全
    装置のいずれかが作動すると、前記エレベータの速度指
    令を遮断するとともに電磁ブレーキで制動する手段を備
    えたエレベータの非常停止装置において、前記複数の安
    全装置を第1および第2の制動指令手段に分類するとと
    もに、前記第1および第2の制動指令手段により前記電
    磁ブレーキの制動トルクを変更する手段を備えたことを
    特徴とするエレベータの非常停止装置。
JP5249281A 1993-10-05 1993-10-05 エレベータの非常停止装置 Pending JPH07101645A (ja)

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JP5249281A JPH07101645A (ja) 1993-10-05 1993-10-05 エレベータの非常停止装置

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JP (1) JPH07101645A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5505682A (en) * 1993-12-27 1996-04-09 Kanto Special Steel Works, Ltd. Cold rolling work roll
JP2009504538A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 コネ コーポレイション エレベータシステム
WO2012105986A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Otis Elevator Company Stop sequencing for braking device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012105986A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Otis Elevator Company Stop sequencing for braking device
US9457987B2 (en) 2011-02-04 2016-10-04 Otis Elevator Company Stop sequencing for braking device

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