JPH07101295A - 自動車車体のリレーボックス取付部構造 - Google Patents

自動車車体のリレーボックス取付部構造

Info

Publication number
JPH07101295A
JPH07101295A JP25155193A JP25155193A JPH07101295A JP H07101295 A JPH07101295 A JP H07101295A JP 25155193 A JP25155193 A JP 25155193A JP 25155193 A JP25155193 A JP 25155193A JP H07101295 A JPH07101295 A JP H07101295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay box
box
cowl
automobile body
glove box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25155193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Mamoru Hozumi
衛 穂積
Takeru Katada
長 堅田
Hajime Hasegawa
一 長谷川
Yoshio Oshima
嘉男 尾島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP25155193A priority Critical patent/JPH07101295A/ja
Publication of JPH07101295A publication Critical patent/JPH07101295A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単にしてコストが安く、かつ電装部
品の点検及び交換等の作業が共に容易にできる自動車車
体のリレーボックス取付部構造を提供する。 【構成】 自動車車体は、両側のフロントピラー間に延
在するほぼコ字形断面のカウルダッシュ10を有する。
このカウルダッシュ10を覆うインストルメントパネル
25の下部にグラブボックス27が開閉自在に、好まし
くは脱着自在に設けられ、該グラブボックスの奥のカウ
ルダッシュ後壁部が蓋なしの電装用リレーボックス28
となっている。グラブボックス27を開くか取り外せ
ば、電装用リレーボックス28に容易にアクセスでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体構造に関
し、特に、ヒューズやリレー等の電装部品を収納する収
納箱(以下リレーボックスという)を取り付ける部分の
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車において、多数の電装部品が使用
されているが、これ等を高電流から保護するため多数の
ヒューズが用いられ、また、リレー等も使用される。こ
れ等は、必要に応じ点検もしくは交換する必要があり、
一つのリレーボックスの中に配置されることが多い。該
リレーボックスは、上述のようにかなりの数のヒューズ
が取り付けられるので、ヒューズボックスとも称される
こともある。
【0003】自動車の大多数の電装部品は、エンジンル
ームや、これとダッシュパネルを介して隔てられるイン
ストルメントパネルに取り付けられるので、リレーボッ
クスは、エンジンルーム内に設けられる例が多かった。
この場合、点検するには、人間が自動車の外側に立ちエ
ンジンフードを開けて行う必要があるので、特に雨が降
っているときや夜間には、点検がしずらいという問題が
あった。
【0004】このような問題に鑑み、リレーボックスを
自動車の室内、具体的には運転操縦上必要な各種計器や
スイッチ等が配置されるインストルメントパネルに設け
ることが提案されている(実開平2−35864号公報
参照)。この提案に係るヒューズ装置について、更に説
明すると、インストルメントパネルとデザイン構成上、
一体感を備えたはめこみ式の蓋を有する孔が形成され、
その孔の奥にリレーボックスが取り付けられる。この蓋
は、機能上は前述のようにインストルメントパネルとデ
ザイン構成上一体感を備え、美感を損なうものでなけれ
ばよいが、前記提案においては、コイン等の小物を収納
する袋部を有している。そして、通常の運転時において
は、蓋を水平軸まわりに回動して開閉し、小物の格納に
用い、ヒューズ等の点検を行うには、留金を外して、蓋
が全体として抜き取られる。このようにすると、蓋が完
全に除去された孔の開口からリレーボックスにアクセス
でき、点検又はヒューズの交換等が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、イン
ストルメントパネルの蓋付きの孔内にリレーボックスを
取り付けるものにおいては、車室内で点検できる点で、
それ以前のものに比し優れているけれども、なお次のよ
うな問題があった。即ち、インストルメントパネルに
は、各種計器類が取り付けられるので、スペース上の制
約が大きいこと、美感を生ずるデザイン上の制約がある
ことなどから、それ程大きな蓋を取り付けることができ
ない。このため、蓋は必要最小限の大きさになり、目視
はできても、ヒューズ等の交換作業の作業空間に制約が
あり、作業がし辛かった。また、インストルメントパネ
ルとは別体の蓋を設ける必要があるので、その分だけ製
造コストが高くなるという問題もあった。
【0006】従って、本発明は、構造が簡単にしてコス
トが安く、かつヒューズ等の点検及び交換等の作業が共
に容易にできる自動車車体のリレーボックス取付部構造
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明によるリレーボックス取付部構造では、両側
のフロントピラー間に延在するカウルダッシュがほぼコ
字形の断面を有し、カウルダッシュを覆うインストルメ
ントパネルの下部にグラブボックスが開閉自在に設けら
れ、該グラブボックスの奥の前記カウルダッシュの後壁
部に電装用リレーボックスを取り付けている。更に具体
的に述べると、カウルダッシュを後側(運転席側)から
覆うインストルメントパネルの助手席側下部に開閉自在
のグラブボックスが好ましくは脱着自在に設けられ、そ
のグラブボックスの奥端に隣接するカウルダッシュの後
壁部にリレーボックス取付座が形成され、そこに、蓋な
しのリレーボックスが取り付けられている。
【0008】
【作用】上述の構成を有するリレーボックス取付部構造
において、点検に際し、グラブボックスの蓋が開放され
るか、グラブボックス自体が取り外されると、リレーボ
ックスの前面に大きな点検、作業空間が形成される。そ
して、その空間を利用してリレーボックスのヒューズ等
の点検を行い、手を入れてヒューズ等の交換を行う。
【0009】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施例にかか
る自動車車体の前部構造を示しており、前部にエンジン
ルーム1が形成され、その後方にキャビン3が形成され
る。両側のフロントピラー5a、5bは、図示しないセ
ンターピラーやリヤピラーと協働してルーフを支持する
と共に、それ等の中間部にウィンドシールドガラス即ち
フロントガラス7を支持する。
【0010】更に、フロントピラー5a、5bには、フ
ロントドア(図示せず)がヒンジを介して取り付けられ
ている。そして、2本のフロントピラー5a、5bの間
に、コ字形の断面形状を有する大形のカウルダッシュ1
0が架設され、エンジンルーム1とキャビン3とを分離
している。
【0011】図1は、上述した大形カウルダッシュ10
の断面を示している。図1において、ほぼコ字形の断面
のカウル11があり、その前面上部に、上部カウルルー
バ13、前方に前方カウルルーバ15が設けられてお
り、カウルボックス17を形成するが、これは、外気の
取入通路の1部となっている。そして、カウルボックス
17の下方に、ダッシュパネル21とステヤリングギヤ
ボックスサポート23とが取り付けられている。ステヤ
リングギヤボックスサポート23は、図示しないステヤ
リングコラムの下方に位置するステヤリングギヤボック
スを文字通り支持するものである。
【0012】カウル11の後側は、インストルメントパ
ネル25で覆われているが、これには図示しない速度計
や、エンジンの回転数、温度を示す計器等が組み込まれ
ており、上部は物置き台にもなる。その下方(助手席
側)に、グラブボックス27が設けられている。グラブ
ボックス27は、通常の物入れ操作時においては一点鎖
線で示す符号27’の位置まで開けられ、符号27”の
位置まで開ければ、ストッパから脱着できる。
【0013】カウル11の後壁部には孔11aが形成さ
れ、ここに、リレーボックス28がウレタンフォーム材
製シール29を介して取り付けられている。リレーボッ
クス28には、リレー、ヒューズ等の電装部品28aが
取り付けられており、また、該電装部品28aはワイヤ
ハーネス28bを介してバッテリのような電源(図示せ
ず)に接続されている。尚、符号31は、エンジンフー
ドである。
【0014】上述した構成において、グラブボックス2
7に物を入れたり、そこから物を出したりするときは、
前述のように符号27’の位置まで開ける。ヒューズ等
を点検するときは、グラブボックス27を取り外すと、
リレーボックス28に容易にアクセスできる。グラブボ
ックス27は、通常、A4判の道路地図等も収納できる
程度に大きいから、これを取り外すと、かなり大きいス
ペースが生じ、このスペースを利用してリレーボックス
28内の電装部品の点検、交換作業が行われる。また、
図1から分かるように、コ字形断面の大形カウル11に
本考案を適用すると、グラブボックス27の奥の端の直
前にリレーボックス28を配置することができるため、
リレーボックス28へのアクセスが一層容易になる。し
かも、この場合、リレーボックス28はエンジンルーム
内外の仕切部に結果的に設けられることになるため、ワ
イヤハーネス28bの取り廻しが単純化される。
【0015】
【発明の効果】上述のように、リレーボックスは、イン
ストルメントパネルに設けたグラブボックスの奥のカウ
ルに取り付けられているので、開閉もしくは脱着自在の
グラブボックスを取り外すと、リレーボックスの前方に
大きな作業スペースが確保されるから、点検及び交換を
容易に行うことができる。また、通常は、グラブボック
スの陰になっているので、別の物等が干渉する心配もな
いから、特別の蓋も必要なく、製造コストの上昇を招く
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリレーボックス取付部構造の実施例
の要部を示す概略断面図である。
【図2】 本発明によるリレーボックス取付部構造が設
けられている自動車車体の要部を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
5a…フロントピラー、5b…フロントピラー、10…
カウルダッシュ、11…カウル、13…上部カウルルー
バ、15…前方カウルルーバ、21…ダッシュパネル、
25…インストルメントパネル、27…グラブボック
ス、28…リレーボックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 尾島 嘉男 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側のフロントピラー間に延在するカウ
    ルダッシュがほぼコ字形の断面を有し、該カウルダッシ
    ュを覆うインストルメントパネルの下部にグラブボック
    スが開閉自在に設けられ、該グラブボックスの奥の前記
    カウルダッシュの後壁部に電装用リレーボックスを取り
    付けることを特徴とする自動車車体のリレーボックス取
    付部構造。
JP25155193A 1993-10-07 1993-10-07 自動車車体のリレーボックス取付部構造 Pending JPH07101295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25155193A JPH07101295A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 自動車車体のリレーボックス取付部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25155193A JPH07101295A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 自動車車体のリレーボックス取付部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07101295A true JPH07101295A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17224513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25155193A Pending JPH07101295A (ja) 1993-10-07 1993-10-07 自動車車体のリレーボックス取付部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883628B1 (en) 1999-10-19 2005-04-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Arrangement of electrical equipments in motor vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883628B1 (en) 1999-10-19 2005-04-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Arrangement of electrical equipments in motor vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09249048A (ja) インストルメントパネル構造
US7699375B2 (en) Glove compartment for a motor vehicle
JPH07101295A (ja) 自動車車体のリレーボックス取付部構造
JP4527008B2 (ja) コンソールボックス構造
JP4356255B2 (ja) 車両用内装部材
JPS6216352Y2 (ja)
KR0153650B1 (ko) 자동차의 소화기 장착구조
KR19980045211U (ko) 자동차의 도어포켓
KR19980055618U (ko) 분리 가능한 차량용 투명 커버
JPH04317831A (ja) 自動車のルームランプ
JP2002293168A (ja) 車両のインストルメントパネル構造
JP3504737B2 (ja) キャブオーバ型車両用空気調和装置
JP2004058758A (ja) 車両の補機配設構造
KR0132044Y1 (ko) 자동차용 계기판
KR0129211Y1 (ko) 자동차용 물품 보관 장치
JPH0124670B2 (ja)
JPS6146761A (ja) 車両用ステアリング支持装置
JPH05229459A (ja) 自動車の騒音防止構造
JPH11348669A (ja) 自動車の内装品
JPH07304394A (ja) 車両用物入れ装置
KR19980036742U (ko) 자동차의 수납 장치
JPH11321385A (ja) 車両用フェーシア
JP2001176348A (ja) スイッチ装置
JP2005271651A (ja) インストルメントパネル
JPH09290635A (ja) 自動車の窓用ガードバーの取付構造