JPH07100716A - 鋼板端面加工設備 - Google Patents

鋼板端面加工設備

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JPH07100716A
JPH07100716A JP24946093A JP24946093A JPH07100716A JP H07100716 A JPH07100716 A JP H07100716A JP 24946093 A JP24946093 A JP 24946093A JP 24946093 A JP24946093 A JP 24946093A JP H07100716 A JPH07100716 A JP H07100716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
width
cutting
longitudinal
milling
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP24946093A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Habu
良一 土生
Takashi Maeba
隆 前場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP24946093A priority Critical patent/JPH07100716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミーリング装置、センタリング装置、ロータ
ーテーブルを組合わせることにより、ラインの自動化と
省力化を図ると共に、ミーリング装置による切削のた
め、熱による酸化がなく溶接品質の向上が図れる鋼板端
面加工装置を提供する。 【構成】 入側搬送ローラーテーブルと、入側センタリ
ング装置と、長手方向ミーリング装置と、ピンチロール
と、サイドガイドと、中央搬送ローラーテーブルと、中
央センタリング装置と、幅方向ミーリング装置と、幅方
向ミーリング用入側クランプ装置と、幅方向ミーリング
用出側クランプ装置と、出側搬送ローラーテーブルと、
出側センタリング装置と、自動検尺装置とから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンクや造船用の側板
に使用する厚板鋼板の端面加工及び開先加工を行う加工
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】タンクや造船の側板はシート材を溶接し
て接続しており、溶接のためにシート材の端面の開先加
工を行う必要がある。この開先加工の方法として、従来
からガス切断またはプラズマ切断が多く使用されてい
る。この従来技術の方法は、まず、材料をクレーン等に
よってスキッド上に複数枚並べる。このスキッド上に並
べられた材料は、作業者によって幅、長さの測定を巻き
尺で行い、この測定結果から決められた罫書き線が作業
者によって入れられる。次に、地上のレール上を走行可
能な門型フレーム上に配設され、横行並びに昇降が自在
な切断用トーチを罫書き線上に合わせ、予熱を行った
後、罫書き線上を切断する。この方法で、材料の長手方
向と幅方向の加工、溶接のための開先加工、端面を急勾
配のテーパー状に加工する作業が順次行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術は、
下記の問題点を有する。すなわち、従来技術はガスまた
はプラズマを使用するために、切断速度が制限され、こ
れにより生産性の向上が図れない。また、熱を加えるた
めに切断部の酸化や表面粗さの問題から溶接品質に悪影
響を及ぼしていた。さらに、前記した如く、材料の測定
や罫書き作業のために多くの作業者を必要とすると共に
自動化ができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、材料をライン
センターに合わせ、同時に幅を測定し、また、加工中の
蛇行防止を行うための幅測定手段を有する入側センタリ
ング装置と、材料の長手方向を切削するための長手方向
ミーリング装置と、材料をラインセンターに合わせるた
めの中央センタリング装置と、材料を所定の長さに切断
すると共に、開先加工を行うための幅方向ミーリング装
置と、材料の加工後の幅、長さ、対角線の長さを測定す
るための自動検尺装置を搬送ライン上に配設したことを
特徴とする鋼板端面加工設備にある。
【0005】
【作用】本発明の鋼板端面加工装置によれば、幅加工と
開先加工を機械による切削加工とし、長手方向と幅方向
のミーリング装置を独立して設置することにより、長手
方向と幅方向の切削を同時に加工できる。また、上記の
技術を同一ライン内に配置することにより、幅、長さの
測定から、長手切削、幅切削を自動化することができ
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体配置図で
あり、図1に基づいて説明する。1aは入側搬送ローラ
ーテーブルであり、リフマグクレーン等でテーブル上に
セットされた材料を搬入するためのものである。前記入
側搬送ローラーテーブルで搬入された材料は入側センタ
リング装置2へ送られる。該入側センタリング装置は材
料をラインセンターに合わせ、同時に材料の幅を測定
し、加工中の蛇行防止を行うためのものである。
【0007】尚、この幅測定の結果から長手方向ミーリ
ング装置3での板長さの方向の開先加工の切削量をイン
プットし、切削送り速度と切削速度の最適値の決定を行
う。ピンチロール4は該長手方向ミーリング装置の入
側、出側にそれぞれ配置され、上下1対のロールによっ
て材料を挟持し、モーターで制御しながら材料の送りを
行うためのものである。
【0008】前記長手方向ミーリング装置3は、フライ
スカッターを用いて材料の長さ方向の幅出し及び開先の
各切削加工を行うものであり、ワークサイドとドライブ
サイドに各々設置され、材料の幅に応じてモーターとス
クリューでカッターを移動できるようになっている。ま
た、一方にはテーパー切削加工が行える装置を付属して
いる。
【0009】図2に長手方向ミーリング装置の構造全体
を示す。本装置は、幅出し加工31、開先加工32、テ
ーパー加工33が可能で、各々は同一のベース上にマウ
ントされている。幅出し加工装置の構造を図3に示す。
幅出し加工装置はカッター駆動用電動機41、減速機4
2、ギヤー43、チェーン44、駆動軸45、フレーム
46、カッター47、サポートロール48及び押えロー
ル49から構成されている。
【0010】図4は、開先加工装置の構造を示したもの
で、カッター駆動用電動機51、減速機52、ギヤー5
3、チェーン54、駆動軸55、フレーム56、カッタ
ー57、カッター昇降装置58、シフト装置59、サポ
ートロール60及び押えロール61から構成されてい
る。図5は、テーパー加工装置の構造を示すものであ
り、カッター駆動用電動機62、減速機63、駆動軸6
4、カッター65、サポートロール66、押えロール6
7及び幅位置調整装置68から構成されている。
【0011】図1(b)のサイドガイド5は前記長手方
向ミーリング装置で長手方向ミーリング中の材料の蛇行
を防止するためのものであり、中央搬送ローラーテーブ
ル6の両サイドに配置され、縦ローラーによってガイド
する。前記長手方向ミーリング装置3よって、長さ方向
の幅出し及び開先の各切削加工が完了すると、中央搬送
ローラーテーブル6によって材料の先端が幅方向ミーリ
ング装置8の手前にくるまで搬送される。中央センタリ
ング装置7は前記中央搬送ローラーテーブルで搬送され
た材料をラインセンターに合わせるためのものである。
【0012】幅方向ミーリング装置8は、材料の長さを
出すための短辺方向の切削及び開先加工を行うものであ
る。幅方向ミーリング装置8の全体を図6に示す。本装
置は、カッター駆動用電動機81、カッター82、カッ
ター昇降装置83、移動フレーム84、倣いロール8
5、ガイドレール86、移動装置87及びラック88か
ら構成されている。加工はモーター回転によるフライス
カッターを用いて行う。切削のためのカッターの送りは
カッターがマウントされた移動フレームを移動装置とラ
ックで移動するようになっている。
【0013】図1の幅方向ミーリング用入側クランプ装
置9は、前記幅方向ミーリング装置の入側に配置され、
材料をクランプする。クランプ後、一方向に待機してい
る前記幅方向ミーリング装置のフライスカッターが回転
し、幅方向に移動しながら材料の先端の切削を行う。先
端切削後、幅方向ミーリング用入側クランプ装置を解放
し、材料を幅方向ミーリング装置の出側に送る。この
際、材料の長さを測定して後端の必要な切削長さを決
め、送りを停止する。停止後、幅方向ミーリング用出側
クランプ装置10で材料をクランプし、フライスが回転
しながら反対方向にあったミーリング装置を移動させ後
端の切削を行う。長手方向のミーリングと幅方向のミー
リングが終わった材料は、出側搬送ローラーテーブル1
1上に送られる。
【0014】自動検尺装置13は加工後の材料の幅、長
さ及び対角線の長さを測定するためのものであって、材
料の各コーナーを画像処理によって絶対座標を測定し
て、演算によって材料の各幅、長さ及び対角線を測定す
る。自動検尺の完了した材料はクレーン等によって搬出
される。
【0015】
【発明の効果】本発明の鋼板端面加工装置によれば、
(1)ミーリング切削による方法のため、熱による酸化
がなく、溶接品質の向上が図れる。(2)同一ライン内
で長手方向の切削と幅方向の切削を各々独立して行うこ
とにより、長手方向と幅方向が同時期に切削加工がで
き、タイムロス削減のため生産性の向上が図れる。
(3)ミーリング装置、センタリング装置、ローラーテ
ーブルを組合わせることにより、ラインの自動化が可能
となり省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明に係る全体配置図。
【図2】長手方向ミーリング装置の構造の説明図。
【図3】幅出し加工装置の構造の説明図。
【図4】開先加工装置の構造の説明図。
【図5】テーパー加工装置の構造の説明図。
【図6】(a)は幅方向ミーリング装置の構造の説明
図、(b)は(a)のA−A矢視図。
【符号の説明】
1 入側搬送ローラーテーブル 2 入側センタリング装置 3 長手方向ミーリング装置 4 ピンチロール 5 サイドガイド 6 中央搬送ローラーテーブル 7 中央センタリング装置 8 幅方向ミーリング装置 9 幅方向ミーリング用入側クランプ装置 10 幅方向ミーリング用出側クランプ装置 11 出側搬送ローラーテーブル 12 出側センタリング装置 13 自動検尺装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工中の蛇行防止及び幅測定機能を有す
    る入側センタリング装置と、長手方向ミーリング装置
    と、中央センタリング装置と、材料を所定の長さに切断
    すると共に、開先加工を行うための幅方向ミーリング装
    置と、材料の加工後の幅、長さ、対角線の長さを測定す
    るための自動検尺装置を同一搬送ライン上に配設したこ
    とを特徴とする鋼板端面加工設備。
  2. 【請求項2】 材料を搬入するための入側搬送ローラー
    テーブルと、該入側搬送ローラーテーブルで搬入された
    材料をラインセンターに合わせ、同時に幅を測定し、ま
    た、加工中の蛇行防止を行うための入側センタリング装
    置と、材料の長手方向を切削するための長手方向ミーリ
    ング装置と、該長手方向ミーリング装置の入側、出側に
    それぞれ配置され、上下1対のロールによって材料を挟
    持し、モーターで制御しながら材料の送りを行うための
    ピンチロールと、前記長手方向ミーリング装置で長手方
    向切削中の材料の蛇行を防止するためのサイドガイド
    と、材料を次工程へ搬送するための中央搬送ローラーテ
    ーブルと、該中央搬送ローラーテーブルで搬送された材
    料をラインセンターに合わせるための中央センタリング
    装置と、材料を所定の長さに切断すると共に、開先加工
    を行うための幅方向ミーリング装置と、該幅方向ミーリ
    ング装置の入側に配置され、材料をクランプするための
    幅方向ミーリング用入側クランプ装置と、前記幅方向ミ
    ーリング装置の出側に配置され材料をクランプするため
    の幅方向ミーリング用出側クランプ装置と、材料を搬出
    するための出側搬送ローラーテーブルと、該出側搬送ロ
    ーラーテーブル上の材料をラインセンターに合わせるた
    めの出側センタリング装置と、材料の加工後の幅、長
    さ、対角線の長さを測定するための自動検尺装置とから
    構成されたことを特徴とする請求項1に記載の鋼板端面
    加工設備。
JP24946093A 1993-10-05 1993-10-05 鋼板端面加工設備 Pending JPH07100716A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100426653B1 (ko) * 1998-10-23 2004-07-23 현대중공업 주식회사 플레이트에지밀링장치
CN103212741A (zh) * 2013-05-07 2013-07-24 无锡华联科技集团有限公司 数控钢板双边四面同步坡口成型机生产线
CN105643353A (zh) * 2016-03-07 2016-06-08 江苏永浩通讯科技有限公司 一种铜棒切割装置中的送料机构
CN106271667A (zh) * 2016-08-27 2017-01-04 济宁市鲁星工程机械有限责任公司 一种起重机吊臂型材一次成型机组

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991026