JPH0710061U - 建設機械用ドアの開閉装置 - Google Patents

建設機械用ドアの開閉装置

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Publication number
JPH0710061U
JPH0710061U JP4319793U JP4319793U JPH0710061U JP H0710061 U JPH0710061 U JP H0710061U JP 4319793 U JP4319793 U JP 4319793U JP 4319793 U JP4319793 U JP 4319793U JP H0710061 U JPH0710061 U JP H0710061U
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JP
Japan
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door
cab
opened
link
closing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4319793U
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English (en)
Inventor
美喜男 水野
英知 笠
聡 藤本
哲生 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来技術のいわゆる4節リンク式のドアの開
閉装置では、ドアの開き操作を行うときには、ドアがキ
ャブの外側面より外側に突出するので、ドアの重量又は
ドアにかかる衝撃などによりドアが下り気味にリンクが
変形し、ドアの開閉がスムーズに行われないことがあっ
た。この問題点を解決できるドアの開閉操置を提供す
る。 [構成] 本考案のドアの開閉装置では、キャブの乗降
口の上部及び下部に前後方向かつ水平方向のガイドレー
ルを設け、また乗降口の後部内側にリンクを前後の水平
方向に回動自在に枢着し、一方、ドアの前側の上部と下
部にローラを設け、そのローラをガイドレールに沿って
摺動移動かつリンクを前後方向に回動せしめることによ
りドアが開閉できるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として油圧ショベルなど建設機械,作業車両に装備している運転 室用キャブのドアの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来技術のキャブを装備した油圧ショベルの要部斜視図である。図に おいて、1は油圧ショベルの上部旋回体、2は上部旋回体1に装備している運転 室用のキャブ、3はキャブ2のドア、4は下部走行体である。図5は、図4にお けるドア3を開閉する状態を示す要部平面図である。図において、5はキャブ2 の外側面部の上部と下部に形成したガイドレール、6はローラ,7,8はそれぞ れリンク、0は上部旋回体1の旋回中心、2Rは下部走行体4(仮想線で示す) の車幅寸法、イ(仮想線で示す)は旋回中心Oより半径Rなる車幅円である。
【0003】 図4及び図5に示す油圧ショベルは車幅内旋回式油圧ショベルと呼ばれ、上部 旋回体1が車幅円(イ)内で旋回するので、狭隘な現場で作業を行うことができ る。そしてドア3をキャブ2の外側面側に沿って移動させることにより、ドア3 の開閉を行うようにしている。なおその開閉途中でのドア3の最外側の、車幅円 イからの突出量Sは最小限に抑えるように設定されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術の建設機械用ドアの開閉装置には、ドアの前側と後側のそれぞれ上部 及び下部に各リンクの一端を枢着し、またその各リンクの他端をキャブ側に支え るようにしたいわゆる4節リンク式のものがある。この4節リンク式のドアの開 き操作を行うときには、ドアがキャブの外側面より外側に突出するので、ドアの 重量又はドアにかかる衝撃などによりドアが下り気味にリンクが変形し、ドアの 開閉がスムーズに行われないことがあった。本考案は、上記の問題点を解決でき るドアの開閉装置を提供することを目的をする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のドアの開閉装置では、上部旋回体の前部の左右の片側にキャブを装備 し、そのキャブのドアを、キャブの外側面側の前後方向に沿って開閉するように している建設機械において、キャブの乗降口の上部及び下部に前後方向かつ水平 方向のガイドレールを設け、また乗降口の後部内側にリンクを前後の水平方向に 回動自在に枢着し、一方、ドアの前側の上部と下部にローラを設け、そのローラ をガイドレールにそって摺動移動かつリンク前後方向に回動せしめることにより ドアの開閉動作を可能にした。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明する。図1は、本考案のドア (9)の開閉装置をそなえたキャブ(10)の断面を示す平面図である。図にお いて、11はキャブ10の乗降口の上部及び下部に設けたガイドレール、12は キャブ10の乗降口の後部内側の上部と下部に設けた固定ボス、13はドア9の 後側内面部の上部と下部に設けたブラケット、14はドア9の前側の上部と下部 に設けたローラ、15は上部と下部のリンク、16,17はそれぞれピンである 。図2は、図1におけるローラ14及びそのローラ(14)付近を示す斜視図で ある。図において、18はガイドレール11(図1に示す)の側壁に沿ってガイ ドするローラ部、19はガイドレール11の底面に沿ってガイドするローラ部で ある。図3は、図1におけるドア9を開き操作した状態を示す要部平面図である 。図において、20はキャブ10の乗降口である。
【0007】 次に、本考案のドア9の開閉装置の構成を図1〜図3について述べる。本考案 の開閉装置では、キャブ10の乗降口(図3に示す符号20の乗降口)の上部及 び下部に前後方向かつ水平方向のガイドレール11を設け、また乗降口(20) の後部内側の上部と下部の固定ボス12に、それぞれリンク15の基端部をピン 16にて前後の水平方向に回動自在に枢着し、一方、ドア9の前側の上部と下部 にローラ14を設け、そのローラ14を上記ガイドレール11に嵌合し、かつド ア9の後部内側の上部と下部のブラケット13に上記リンク15の先端部をピン 17にて回動自在に枢着し、上記ローラ14をガイドレール11に沿って摺動移 動かつリンク15を前後方向に回動せしめることによりドア9の開閉動作を可能 にした。
【0008】 次に、本考案のドア9の開閉装置の作用について述べる。キャブ10のドア9 を閉じている状態は、図1に示している。この閉じているドア9を開くときには 、ドア9のローラ14をガイドレール11に沿って後方移動させるとともに、リ ンク15をピン16を中心として後方へ回動させる。リンク15の先端部と、ド ア(9)後部のブラケット13とを連結しているピン17は、半径r(半径rは ピン16と17のピン間距離である)の軌跡で後方へ移動する。そしてドア9の ブラケット13がキャブ(10)後部のストッパ21に当接した位置がドア9の 開放後方端位置で、乗降口20が全開放される。ドア9が閉止位置ロ(図3にお いて仮想線で示す)から開放後方端位置へ移動するときには、リンク15は角度 θだけ移動するので、ピン17は距離Lだけ後方に移動する。この場合にローラ 14は、ガイドレール11に嵌合した状態で後方へ摺動移動する。ドア9を全開 放したとき乗降口20は幅寸法L’だけ開放されるがこの幅寸法L’は、ピン1 7の最大移動量Lとほぼ同じ寸法になる。またドア9の前側の上部と下部に設け ているローラ14は常にキャブ10のガイドレール11に嵌合されているので、 ドア9の開閉動作を円滑かつ容易に行うことができる。なお本考案のドアの開閉 装置は、キャブの外側面部が平面視で円弧状の場合でも、また直線状の場合でも 適応させることができる。
【0009】
【考案の効果】
従来技術のいわゆる4節リンク式のドアの開閉装置では、ドアの開き操作を行 うときには,ドアがキャブの外側面より外側に突出するので、ドアの重量又はド アにかかる衝撃などによりドアが下り気味にリンクが変形し、ドアの開閉がスム ーズに行われないことがあった。しかし本考案の開閉装置では、キャブの乗降口 の上部及び下部に前後方向かつ水平方向のガイドレールを設け、また乗降口の後 部内側にリンクを前後の水平方向に回動自在に枢着し、一方、ドアの前側の上部 と下部にローラを設け、そのローラを上記ガイドレールに嵌合し、かつドアの後 部内側の上部と下部に上記リンクの先端部を回動自在に枢着せしめるようにした 。それによりドアを開閉させるときには、ドアのローラをガイドレールに沿って 摺動移動かつリンクを前後方向に回動せしめるようにする。すなわちドアの前側 の上部と下部に設けているローラは常にキャブのガイドレールに嵌合されている ので、ドアの開閉動作を円滑かつ容易に行うことができる。したがって本考案の ドアの開閉装置では、ドアの開閉操作性とメンテナンス性を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアの開閉装置をそなえたキャブの断
面を示す平面図である。
【図2】図1におけるローラ及びそのローラ付近を示す
斜視図である。
【図3】図1におけるドアを開き操作した状態を示す要
部平面図である。
【図4】従来技術のキャブを装備した油圧ショベルの要
部斜視図である。
【図5】図4におけるドアを開閉する状態を示す要部平
面図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体 2,10 キャブ 3,9 ドア 5,11 ガイドレール 6,14 ローラ 7,8,15 リンク 12 固定ボス 13 ブラケット 16,17 ピン 20 乗降口 21 ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体の前部の左右の片側にキャブ
    を装備し、そのキャブのドアを、キャブの外側面側の前
    後方向に沿って開閉するようにしている建設機械におい
    て、キャブの乗降口の上部及び下部に前後方向かつ水平
    方向のガイドレールを設け、また乗降口の後部内側にリ
    ンクを前後の水平方向に回動自在に枢着し、一方、ドア
    の前側の上部と下部にローラを設け、そのローラをガイ
    ドレールにそって摺動移動かつリンクを前後方向に回動
    せしめることによりドアの開閉動作を可能にしたことを
    特徴とする建設機械用ドアの開閉装置。
JP4319793U 1993-07-12 1993-07-12 建設機械用ドアの開閉装置 Pending JPH0710061U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319793U JPH0710061U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 建設機械用ドアの開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319793U JPH0710061U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 建設機械用ドアの開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0710061U true JPH0710061U (ja) 1995-02-10

Family

ID=12657208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4319793U Pending JPH0710061U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 建設機械用ドアの開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0710061U (ja)

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