JPH0357737A - 自動車用ヘッドランプ装置 - Google Patents
自動車用ヘッドランプ装置Info
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- JPH0357737A JPH0357737A JP1192204A JP19220489A JPH0357737A JP H0357737 A JPH0357737 A JP H0357737A JP 1192204 A JP1192204 A JP 1192204A JP 19220489 A JP19220489 A JP 19220489A JP H0357737 A JPH0357737 A JP H0357737A
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- hood
- lamp
- headlamp
- lever
- link
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/05—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights retractable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は自動車用ヘッドランプ装置に関し、詳しくは車
体内部の格納位置と車体外部の突出位置との間で移動自
在のヘッドランプと、該ヘッドランプの移動に合わせて
開閉自在でヘッドランプが格納位置にあるときには閉位
置にあって車体外表面を形戒するランプフードとを備え
た自動車用ヘッドランプ装置の、フード開閉機楕の改良
に関する。
体内部の格納位置と車体外部の突出位置との間で移動自
在のヘッドランプと、該ヘッドランプの移動に合わせて
開閉自在でヘッドランプが格納位置にあるときには閉位
置にあって車体外表面を形戒するランプフードとを備え
た自動車用ヘッドランプ装置の、フード開閉機楕の改良
に関する。
「従来の技術」
上記のような、いわゆるリトラクタプルタイプの自動車
用ヘッドランプ装置のフード開閉機構として、例えばヘ
ッドランプが取付けられたランプブラケットがその後端
部で車体に対し車幅方向に伸びる軸線を中心として回動
自在に枢支され、該ランプブラケットの上方にランプフ
ードを止着し、ランプフードとヘッドランプとが同一の
軸線を中心として回動するものがあった. また、ヘッドランプが取付けられたランプブラケットが
−ヒ下一対のレバーを有するランプ駆動リンクにより車
体に対し上下移動自在に支持され、前記駆動リンクのう
ちの上方のレバーにランプフードを止着しランプフード
は上方のレバーとともに略車幅方向に伸びる同一の軸線
を中心として回動するものがあった. そして、第4図,第5図に示すような、特開昭59−4
92633号に開示されたところの、ヘッドランプ11
のランプブラケット12が、上下一対のレバー13.1
4よりなるランプ駆動リンク】8により、車体に止着さ
れた固定ブラケット3lに支持され、ランプフード2l
は、その後端21a近傍で車体に枢着されるとともに、
一端が上記ランプ駆動リンク18の下方のレバー14に
、他端がランプフード21にそれぞれ枢着されたランプ
フード作動ロッド5■により、ヘッドランブ11の上下
動に合わせてランプフード21が回動されるものがあっ
た。
用ヘッドランプ装置のフード開閉機構として、例えばヘ
ッドランプが取付けられたランプブラケットがその後端
部で車体に対し車幅方向に伸びる軸線を中心として回動
自在に枢支され、該ランプブラケットの上方にランプフ
ードを止着し、ランプフードとヘッドランプとが同一の
軸線を中心として回動するものがあった. また、ヘッドランプが取付けられたランプブラケットが
−ヒ下一対のレバーを有するランプ駆動リンクにより車
体に対し上下移動自在に支持され、前記駆動リンクのう
ちの上方のレバーにランプフードを止着しランプフード
は上方のレバーとともに略車幅方向に伸びる同一の軸線
を中心として回動するものがあった. そして、第4図,第5図に示すような、特開昭59−4
92633号に開示されたところの、ヘッドランプ11
のランプブラケット12が、上下一対のレバー13.1
4よりなるランプ駆動リンク】8により、車体に止着さ
れた固定ブラケット3lに支持され、ランプフード2l
は、その後端21a近傍で車体に枢着されるとともに、
一端が上記ランプ駆動リンク18の下方のレバー14に
、他端がランプフード21にそれぞれ枢着されたランプ
フード作動ロッド5■により、ヘッドランブ11の上下
動に合わせてランプフード21が回動されるものがあっ
た。
これらの従来のりトラクタプルヘッドランプ装置のフー
ド開閉機楕では、ランプフードが車体に直接枢着され、
略車幅方向に伸びるランプフードの回動の軸線が不動で
あった. 「発明が解決しようとする課題」 リトラクタプルタイプの自動車用ヘッドランプ装置では
、ランプフードの開閉作動時にエンジンフードと干渉し
ないこと、そして、ランプフードの開時にエンジンフー
ドが干渉することなく開閉できることが必要条件となる
.そして、ランプフードの後端とエンジンフードの前端
とのバーティングラインの形状が良好であることが望ま
れる.しかしながら、従来の自動車用ヘッドランプ装置
では、前記の必要条件を満たすためには、前記パーティ
ングラインの形状に対し以下に述べるような制約が生ず
る. 例えば、ランプフードの後端が回動の軸線の直上部にあ
ると、ランプフードが開く際にその後端部がヒンジの長
さを半径として回動し、後方に移動してエンジンフード
の前端と干渉する.このため、ランプフードの後端は、
回動の軸線の直上よりも後方に設定してランプフードが
開く際に車体内部に落ち込ませるか、あるいは回動輪線
の直Eよりも前方に設定してランプフードが開く際に上
昇させるようにしてエンジンフードの前端との干渉を避
けていた。従って、ランプフードの後端とエンジンフー
ドの前端とのバーティングラインは、ランプフードの回
動軸線と交差させることができず、該直上部よりも後方
のみあるいは前方のみに限定され、略車幅方向に伸びる
直線となりデザイン上の大きな制約となっていた. 例えば第3図に示すように、ランアフード2lの後端2
1aに曲率半径の大きな曲線部21cを形成すると、曲
線部21cの一部がランプフード21の回動軸線21d
の直上部21eに位置して、開作動時に後方に進んでエ
ンジンフードと干渉するので、回動軸線21dを前記曲
a部の後方あるいは前方に設定しなければならない.回
動軸線21dをランプフード21の後端21aより後方
に設定することは、フード開閉機構自体が大型化するた
め実施が困難であり、また回動軸線21dを曲線部21
cよりも前方に設定すれば、ランプフード2lの前端2
lbにおいてヘッドランプ11が露出するに充分な開口
面積が得られなくなるためレイアウトが戒立せず、従っ
てランプフード21の後端21aには曲率半径の大きな
曲線部が形成できないという問題点があった.本発明は
上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題と
するところは、ランプフードの後端とエンジンフードの
前端とのパーティングラインの形状の自由度が増すよう
なフード開閉機構を備えた、自動車用ヘッドランプ装置
を提供することである。
ド開閉機楕では、ランプフードが車体に直接枢着され、
略車幅方向に伸びるランプフードの回動の軸線が不動で
あった. 「発明が解決しようとする課題」 リトラクタプルタイプの自動車用ヘッドランプ装置では
、ランプフードの開閉作動時にエンジンフードと干渉し
ないこと、そして、ランプフードの開時にエンジンフー
ドが干渉することなく開閉できることが必要条件となる
.そして、ランプフードの後端とエンジンフードの前端
とのバーティングラインの形状が良好であることが望ま
れる.しかしながら、従来の自動車用ヘッドランプ装置
では、前記の必要条件を満たすためには、前記パーティ
ングラインの形状に対し以下に述べるような制約が生ず
る. 例えば、ランプフードの後端が回動の軸線の直上部にあ
ると、ランプフードが開く際にその後端部がヒンジの長
さを半径として回動し、後方に移動してエンジンフード
の前端と干渉する.このため、ランプフードの後端は、
回動の軸線の直上よりも後方に設定してランプフードが
開く際に車体内部に落ち込ませるか、あるいは回動輪線
の直Eよりも前方に設定してランプフードが開く際に上
昇させるようにしてエンジンフードの前端との干渉を避
けていた。従って、ランプフードの後端とエンジンフー
ドの前端とのバーティングラインは、ランプフードの回
動軸線と交差させることができず、該直上部よりも後方
のみあるいは前方のみに限定され、略車幅方向に伸びる
直線となりデザイン上の大きな制約となっていた. 例えば第3図に示すように、ランアフード2lの後端2
1aに曲率半径の大きな曲線部21cを形成すると、曲
線部21cの一部がランプフード21の回動軸線21d
の直上部21eに位置して、開作動時に後方に進んでエ
ンジンフードと干渉するので、回動軸線21dを前記曲
a部の後方あるいは前方に設定しなければならない.回
動軸線21dをランプフード21の後端21aより後方
に設定することは、フード開閉機構自体が大型化するた
め実施が困難であり、また回動軸線21dを曲線部21
cよりも前方に設定すれば、ランプフード2lの前端2
lbにおいてヘッドランプ11が露出するに充分な開口
面積が得られなくなるためレイアウトが戒立せず、従っ
てランプフード21の後端21aには曲率半径の大きな
曲線部が形成できないという問題点があった.本発明は
上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その課題と
するところは、ランプフードの後端とエンジンフードの
前端とのパーティングラインの形状の自由度が増すよう
なフード開閉機構を備えた、自動車用ヘッドランプ装置
を提供することである。
「課題を解決するための手段」
上記n題を解決するための本発明による自動車用ヘッド
ランプ装置は、車体内部の格納位置と車体外部の突出位
置との間で移動自在のヘッドランプと、該ヘッドランプ
の移動に合わせて開閉自在でヘッドランプが格納位置に
あるときには閉位置にあって車体外表面を形或するラン
プフードとを備えた自動車用ヘッドランプ装置において
、前記ヘッドランプは上下一対の等長のレバーを平行に
有するランプ駆動リンクにより一定の照射方向を保持し
て上下動自在に車体に支持され、前記ランプフードは、
前後一対のレバーと、該一対のレバーを車体側で連結す
る不動のリンクとを含むフード作動リンクにより開閉自
在に車体に支持され、前記フード作動リンクの前方のレ
バーと、前記ランプ駆動リンクの上下いずれかのレバー
とが一体に形成され、格納位置にあるヘッドランプが上
方に駆動される開作動時の初期には前記フード作動リン
クによりランプフードの後端部が前方に移動するごとく
構成されていることを特徴とする.「作用J 上記楕成の本発明による自動車用ヘッドランプ装置では
、ランプフードがフード作動リンクにより車体に支持さ
れ、開作動時の初期においては前記フード作動リンクに
よりランプフードの後端部が前方に移動するごとく横成
されているので、ランプフードの後端とエンジンフード
の前端とが干渉しなくなり、ランプフードの後端とエン
ジンフードの前端とのパーテイングラインの形状の自由
度が増す. 「実施例」 以下本発明の実施例の構成を第1図を参照して説明する
. 図は自動車の前方に設けられたヘッドランプ装置を進行
方向左側から見た状態を示している。ヘッドランプ11
はランプブラケット12に止着されている.ランプブラ
ケットl2は、図示略の車体に固着された固定ブラケッ
ト3■に、上方のレバー13と下方のレバー14とによ
り上下動自在に支持されている.上方のレバー13の支
点13a,13b間の距離は、下方のレバー14の支点
14a,14b間の距離と等しく形成されている。
ランプ装置は、車体内部の格納位置と車体外部の突出位
置との間で移動自在のヘッドランプと、該ヘッドランプ
の移動に合わせて開閉自在でヘッドランプが格納位置に
あるときには閉位置にあって車体外表面を形或するラン
プフードとを備えた自動車用ヘッドランプ装置において
、前記ヘッドランプは上下一対の等長のレバーを平行に
有するランプ駆動リンクにより一定の照射方向を保持し
て上下動自在に車体に支持され、前記ランプフードは、
前後一対のレバーと、該一対のレバーを車体側で連結す
る不動のリンクとを含むフード作動リンクにより開閉自
在に車体に支持され、前記フード作動リンクの前方のレ
バーと、前記ランプ駆動リンクの上下いずれかのレバー
とが一体に形成され、格納位置にあるヘッドランプが上
方に駆動される開作動時の初期には前記フード作動リン
クによりランプフードの後端部が前方に移動するごとく
構成されていることを特徴とする.「作用J 上記楕成の本発明による自動車用ヘッドランプ装置では
、ランプフードがフード作動リンクにより車体に支持さ
れ、開作動時の初期においては前記フード作動リンクに
よりランプフードの後端部が前方に移動するごとく横成
されているので、ランプフードの後端とエンジンフード
の前端とが干渉しなくなり、ランプフードの後端とエン
ジンフードの前端とのパーテイングラインの形状の自由
度が増す. 「実施例」 以下本発明の実施例の構成を第1図を参照して説明する
. 図は自動車の前方に設けられたヘッドランプ装置を進行
方向左側から見た状態を示している。ヘッドランプ11
はランプブラケット12に止着されている.ランプブラ
ケットl2は、図示略の車体に固着された固定ブラケッ
ト3■に、上方のレバー13と下方のレバー14とによ
り上下動自在に支持されている.上方のレバー13の支
点13a,13b間の距離は、下方のレバー14の支点
14a,14b間の距離と等しく形成されている。
またランプブラケット12の支点12a,12b間の距
離は固定ブラケット31の支点31a,3lb間の距離
に等しく形成されている.これらランプブラケット12
,上方のレバー13,下方のレバー14および固定ブラ
ケット31でランプ駆動リンク18をなしている. 上方のレバー13には、モータ41の回転軸42に固定
されたクランクアーム43に回転可能に連結されて往復
運動する駆動ロツド44が、回転可能に連結されている
. ランプフード21はフードブラケット22にねじ止め又
は溶着等により固着されている.ランプフード21は、
ヘッドランブ11が収納位置にあるときには閉位置にあ
って、エンジンフード32およびボディ33とともに連
続した車体外表面を形成する.フードブラケット22は
、固定ブラケット31に、前方のレバー23と、後方の
レバー24とにより支持されている.前方のレバー23
は上方のレバー13と一体に形戒されている.前方のレ
バー23の支点23a,23b間の距離は、後方のレバ
ー24の支点24a,24b間の距離よりも長く形成さ
れている。また固定ブラケット31上に設けられた不動
のリンク゜25の支点25a,25b間の距離は、フー
ドブラケッl−22の支点22a,22b間の距離より
も短く形成されている.これらフードブラケット22,
前方のレバー23,後方のレバー24および不動のリン
ク25で、フード作動リンク28をなしている。
離は固定ブラケット31の支点31a,3lb間の距離
に等しく形成されている.これらランプブラケット12
,上方のレバー13,下方のレバー14および固定ブラ
ケット31でランプ駆動リンク18をなしている. 上方のレバー13には、モータ41の回転軸42に固定
されたクランクアーム43に回転可能に連結されて往復
運動する駆動ロツド44が、回転可能に連結されている
. ランプフード21はフードブラケット22にねじ止め又
は溶着等により固着されている.ランプフード21は、
ヘッドランブ11が収納位置にあるときには閉位置にあ
って、エンジンフード32およびボディ33とともに連
続した車体外表面を形成する.フードブラケット22は
、固定ブラケット31に、前方のレバー23と、後方の
レバー24とにより支持されている.前方のレバー23
は上方のレバー13と一体に形戒されている.前方のレ
バー23の支点23a,23b間の距離は、後方のレバ
ー24の支点24a,24b間の距離よりも長く形成さ
れている。また固定ブラケット31上に設けられた不動
のリンク゜25の支点25a,25b間の距離は、フー
ドブラケッl−22の支点22a,22b間の距離より
も短く形成されている.これらフードブラケット22,
前方のレバー23,後方のレバー24および不動のリン
ク25で、フード作動リンク28をなしている。
フード作動リンク28は、図示のようなヘッドランプ1
1の収納状態において、前方のレバー23の支点23b
,23aを結ぶ直線23cと、後方のレバー24の支点
24b,24aを結ぶ直線24cとの交点Pが、ランプ
フード21の後端21aに対し後方上部に位置するよう
に設定されている.点Pはランプフード21およびフー
ドブラケット22の閉位置における瞬間中心であり、閉
位置にあるランプフード21の開作動時の初期において
は、点Pを中心として回動するごとく作動する. 「作動」 上記楕或の作動につき第1図,第2図を参照して説明す
る。第2図はヘッドランプが突出位置にある状態を示し
、閉位置からのランプフードの動きを二点鎖線で示す. 第l図図示の収納位置にあるヘッドランプl1は、クラ
ンクアーム43の反時計方向の回転により駆動ロッド4
4が上方に押し上げられると、上方のレバー13が時計
方向に回動し、ランプ駆動リンクl8の構成要素である
ランプブラケット12を介して一定の照射方向を保持し
て上方に駆動されて第2図図示の突出位置に到る.フー
ド作動リンク28とランプ駆動リンク18とは、前方の
レバー23と上方のレバーl3とが一体に形成されるこ
とにより接続され、ランプフード21はモータ41によ
りヘッドランプ11のヒ下動と連動して開閉される. 第1図図示の閉位置にあるランプフード21は、ヘッド
ランブ1lの上昇に伴い、ランプ駆動リンク18と連動
するフード作動リンク28を構戊するフードブラケット
22を介して第2図図示の開位置まで移動する.ここで
、ランプフード21が閉位置からの移動を開始するとき
には、第1図に示すようにフードブラケット22および
ランプフード2lの瞬間中心である点Pがランプフード
21の後端2 ]. aの後方上部に位置しているので
、あたかも点Pを中心として時計方向に回動するごとく
作動する.従って、閉位置からの移動開始時においては
ランプフード2lの後端21aは点Pを中心にやや前方
に向かい、前端2lbは点Pを中心に略上方に向かって
移動を開始する.ここで、ランプフード21が後方へ移
動することがないため、ランプフード21の後端21a
に曲率半径の大きな曲線部が設けられて、後端が部分的
に図示の位置よりも後方にあってもエンジンフード32
に干渉することはない.なお、フードブラケット22お
よびランプフード21の瞬間中心は点Pがら刻々と移動
する. このようにして、ランプフード21はヘッドランプ11
と連動し、初期においては後端21aが前方に移動し、
後には第2図に示すような軌跡を描いて、エンジンフー
ド32の前端と干渉することなく開位置に到る. ヘッドランプ11を突出位置から格納位置へと移動させ
る場合には上記の逆の作動による.すなわち、第2図図
示の状態がら、クランクアーム43が時計方向に回転さ
れて駆動ロッド44が引き下げられ、上方のレバー13
が反時計方向に回動し、ランプ駆動リンク18の構成要
素であるランプブラケット12を介してヘッドランプ1
1が下方に駆動され、第1図図示の収納位置に到る.一
方ランプフード21はランプ駆動リンク18と連動する
フード作動リンク28の構成要素であるフードブラケッ
ト22を介して第l図図示の閉位置まで移動する.この
とき、ランプフード21は第2図図示の開作動時と同一
の軌跡を描いて閉位置に到る. 「他の実施例」 本発明は上記実施例の細部にまで限定されるものではな
く、例えば、ランプフードはフードブラケットを介すこ
となく直接フード作動リンクにより車体に支持されるの
であってもよい.またランプ駆動リンクのうちの下方の
レバーをフード作動リンクの前方のレバーと一体に形成
するものであってもよい. さらにモータ41は正逆回転のものとしたが、一方向回
転のものとしても良い. 「発明の効果」 以上述べたように本発明の自動車用ヘッドランプ装置は
、ランプフードが車体に直接枢着されるのでなく、前後
一対のレバーを有するフード作動リンクにより車体に支
持され、開作動時の初期においては前記フード作動リン
クによりランプフードの後端部が前方に移動するごと<
mrg.されているので、ランプフードの後端とエンジ
ンフードの前端とが干渉しなくなる.従ってランプフー
ドの後端とエンジンフードの前端とのパーティングライ
ンは形状の自由度が増し、曲率半径の大きな曲線部を設
ける等の多様な意匠が実施可能になるという優れた効果
がある。
1の収納状態において、前方のレバー23の支点23b
,23aを結ぶ直線23cと、後方のレバー24の支点
24b,24aを結ぶ直線24cとの交点Pが、ランプ
フード21の後端21aに対し後方上部に位置するよう
に設定されている.点Pはランプフード21およびフー
ドブラケット22の閉位置における瞬間中心であり、閉
位置にあるランプフード21の開作動時の初期において
は、点Pを中心として回動するごとく作動する. 「作動」 上記楕或の作動につき第1図,第2図を参照して説明す
る。第2図はヘッドランプが突出位置にある状態を示し
、閉位置からのランプフードの動きを二点鎖線で示す. 第l図図示の収納位置にあるヘッドランプl1は、クラ
ンクアーム43の反時計方向の回転により駆動ロッド4
4が上方に押し上げられると、上方のレバー13が時計
方向に回動し、ランプ駆動リンクl8の構成要素である
ランプブラケット12を介して一定の照射方向を保持し
て上方に駆動されて第2図図示の突出位置に到る.フー
ド作動リンク28とランプ駆動リンク18とは、前方の
レバー23と上方のレバーl3とが一体に形成されるこ
とにより接続され、ランプフード21はモータ41によ
りヘッドランプ11のヒ下動と連動して開閉される. 第1図図示の閉位置にあるランプフード21は、ヘッド
ランブ1lの上昇に伴い、ランプ駆動リンク18と連動
するフード作動リンク28を構戊するフードブラケット
22を介して第2図図示の開位置まで移動する.ここで
、ランプフード21が閉位置からの移動を開始するとき
には、第1図に示すようにフードブラケット22および
ランプフード2lの瞬間中心である点Pがランプフード
21の後端2 ]. aの後方上部に位置しているので
、あたかも点Pを中心として時計方向に回動するごとく
作動する.従って、閉位置からの移動開始時においては
ランプフード2lの後端21aは点Pを中心にやや前方
に向かい、前端2lbは点Pを中心に略上方に向かって
移動を開始する.ここで、ランプフード21が後方へ移
動することがないため、ランプフード21の後端21a
に曲率半径の大きな曲線部が設けられて、後端が部分的
に図示の位置よりも後方にあってもエンジンフード32
に干渉することはない.なお、フードブラケット22お
よびランプフード21の瞬間中心は点Pがら刻々と移動
する. このようにして、ランプフード21はヘッドランプ11
と連動し、初期においては後端21aが前方に移動し、
後には第2図に示すような軌跡を描いて、エンジンフー
ド32の前端と干渉することなく開位置に到る. ヘッドランプ11を突出位置から格納位置へと移動させ
る場合には上記の逆の作動による.すなわち、第2図図
示の状態がら、クランクアーム43が時計方向に回転さ
れて駆動ロッド44が引き下げられ、上方のレバー13
が反時計方向に回動し、ランプ駆動リンク18の構成要
素であるランプブラケット12を介してヘッドランプ1
1が下方に駆動され、第1図図示の収納位置に到る.一
方ランプフード21はランプ駆動リンク18と連動する
フード作動リンク28の構成要素であるフードブラケッ
ト22を介して第l図図示の閉位置まで移動する.この
とき、ランプフード21は第2図図示の開作動時と同一
の軌跡を描いて閉位置に到る. 「他の実施例」 本発明は上記実施例の細部にまで限定されるものではな
く、例えば、ランプフードはフードブラケットを介すこ
となく直接フード作動リンクにより車体に支持されるの
であってもよい.またランプ駆動リンクのうちの下方の
レバーをフード作動リンクの前方のレバーと一体に形成
するものであってもよい. さらにモータ41は正逆回転のものとしたが、一方向回
転のものとしても良い. 「発明の効果」 以上述べたように本発明の自動車用ヘッドランプ装置は
、ランプフードが車体に直接枢着されるのでなく、前後
一対のレバーを有するフード作動リンクにより車体に支
持され、開作動時の初期においては前記フード作動リン
クによりランプフードの後端部が前方に移動するごと<
mrg.されているので、ランプフードの後端とエンジ
ンフードの前端とが干渉しなくなる.従ってランプフー
ドの後端とエンジンフードの前端とのパーティングライ
ンは形状の自由度が増し、曲率半径の大きな曲線部を設
ける等の多様な意匠が実施可能になるという優れた効果
がある。
第1図は本発明の実施例である自動車用ヘッドランプ装
置においてヘッドランプが収納位置にある状態について
示す側面図、第2図は前記自動車用ヘッドランプ装置に
おいてヘッドランプが突出位置にある状態について示す
側面図、第3図はランプフードが閉位置にあるときの自
動車前部を示す斜視図、第4図は従来の自動車用ヘッド
ランプ装置においてヘッドランプが収納位置にある状態
について示す側面図、第5図は前記従来の自動車用ヘッ
ドランプ装置においてヘッドランプが突出位置にある状
態について示す側面図である.1 1 ...ヘッドラ
ンプ、 13...上方のレバー1 4 ...下方
のレバー 18...ランプ駆動リンク、 21..
..ランプフード、 2 3 ...前方のレバー、
2 4 ...後方のレバー、 2 5 ...不動の
リンク、 2 8 ...フード作動リンク、 3
1 ...固定ブラケット.
置においてヘッドランプが収納位置にある状態について
示す側面図、第2図は前記自動車用ヘッドランプ装置に
おいてヘッドランプが突出位置にある状態について示す
側面図、第3図はランプフードが閉位置にあるときの自
動車前部を示す斜視図、第4図は従来の自動車用ヘッド
ランプ装置においてヘッドランプが収納位置にある状態
について示す側面図、第5図は前記従来の自動車用ヘッ
ドランプ装置においてヘッドランプが突出位置にある状
態について示す側面図である.1 1 ...ヘッドラ
ンプ、 13...上方のレバー1 4 ...下方
のレバー 18...ランプ駆動リンク、 21..
..ランプフード、 2 3 ...前方のレバー、
2 4 ...後方のレバー、 2 5 ...不動の
リンク、 2 8 ...フード作動リンク、 3
1 ...固定ブラケット.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体内部の格納位置と車体外部の突出位置との間で移動
自在のヘッドランプと、該ヘッドランプの移動に合わせ
て開閉自在でヘッドランプが格納位置にあるときには閉
位置にあって車体外表面を形成するランプフードとを備
えた自動車用ヘッドランプ装置において、 前記ヘッドランプは上下一対の等長のレバーを平行に有
するランプ駆動リンクにより一定の照射方向を保持して
上下動自在に車体に支持され、前記ランプフードは、前
後一対のレバーと、該一対のレバーを車体側で連結する
不動のリンクとを含むフード作動リンクにより開閉自在
に車体に支持され、 前記フード作動リンクの前方のレバーと、前記ランプ駆
動リンクの上下いずれかのレバーとが一体に形成され、
格納位置にあるヘッドランプが上方に駆動される開作動
時の初期には前記フード作動リンクによりランプフード
の後端部が前方に移動するごとく構成されていることを
特徴とする、自動車用ヘッドランプ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192204A JPH0639236B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車用ヘッドランプ装置 |
EP90113635A EP0410267B1 (en) | 1989-07-25 | 1990-07-17 | Automobile headlamp system |
DE69014253T DE69014253T2 (de) | 1989-07-25 | 1990-07-17 | Scheinwerfereinrichtung für Fahrzeuge. |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1192204A JPH0639236B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車用ヘッドランプ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357737A true JPH0357737A (ja) | 1991-03-13 |
JPH0639236B2 JPH0639236B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=16287399
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1192204A Expired - Lifetime JPH0639236B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自動車用ヘッドランプ装置 |
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EP (1) | EP0410267B1 (ja) |
JP (1) | JPH0639236B2 (ja) |
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FR2801547B1 (fr) * | 1999-11-29 | 2002-01-25 | Valeo Vision | Vehicule a dispositif d'eclairage et/ou de signalisation monte mobile |
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US11518327B2 (en) * | 2019-11-04 | 2022-12-06 | Naade, Inc. | Vehicle bumper with selectively deployable integrated light bar |
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IT212221Z2 (it) * | 1987-09-23 | 1989-07-04 | I De A S P A Inst Of Dev In Au | Proiettore a scomparsa per autoveicoli |
-
1989
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-
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- 1990-07-17 DE DE69014253T patent/DE69014253T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-07-23 US US07/556,326 patent/US5050049A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-07-25 KR KR1019900011336A patent/KR960001556B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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---|---|
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DE69014253T2 (de) | 1995-05-04 |
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US5050049A (en) | 1991-09-17 |
KR960001556B1 (ko) | 1996-02-02 |
EP0410267B1 (en) | 1994-11-23 |
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EP0410267A3 (en) | 1991-09-04 |
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