JPH0710042Y2 - 防音形高圧洗浄機 - Google Patents

防音形高圧洗浄機

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JPH0710042Y2
JPH0710042Y2 JP1990004206U JP420690U JPH0710042Y2 JP H0710042 Y2 JPH0710042 Y2 JP H0710042Y2 JP 1990004206 U JP1990004206 U JP 1990004206U JP 420690 U JP420690 U JP 420690U JP H0710042 Y2 JPH0710042 Y2 JP H0710042Y2
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JP
Japan
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silencer
chamber
soundproof
exhaust pipe
engine
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Application number
JP1990004206U
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English (en)
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JPH0395039U (ja
Inventor
省二 寺元
隆一 今村
剣士郎 過能
幸広 福田
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、エンジン及びエンジンによって駆動されるポ
ンプを防音筐内に収容装備して構成される防音形高圧洗
浄機に関する。
(ロ)従来の技術 防音形高圧洗浄機においては、稼働騒音の低いことが特
に要求される為、ポンプやエンジン本体だけでなくエン
ジンの消音器をも防音筐内に収めて構成される。故に、
筐内の温度上昇が激しくなるから筐内の温度上昇を低く
抑えるべく配慮することが行われている。
つまり、従来のものにおいては、防音筐の内部に、エン
ジン本体やポンプ等を収容する部分とは隔壁して消音器
収容室を区画形成し、この消音器収容室に消音器を収容
設置して、エンジン本体等を冷却した排風を消音器収容
室に導き入れて消音器を冷却するように構成されてい
た。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、従来のものにあっては、防音筐内に隔壁形成
される収容室に消音器が配置されて排風により冷却され
るから、消音器を隔壁しないで防音筐内に設置するもの
に比べると筐内の温度上昇が少しは低減されるけれど
も、発熱の著しい排気管部(エンジンの排気部と消音器
を連通連絡する部分)は全てエンジン本体等を収容する
部分に位置した儘であるので、この排気管部による温度
上昇を低くめることができず、全体としては防音筐内の
温度を効果的に低めるまでには至らないものであった。
本考案は、従来の冷却構造における上述の問題点に着目
し、その問題点を解消することを目的として実施したも
のである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本考案における防音形高
圧洗浄機は、エンジン(1)及びエンジン(1)によっ
て駆動されるポンプ(2)を防音筐(3)の内部に収容
装備して構成される防音形高圧洗浄機において、防音筐
(3)内を流れる冷却風が吸気室(B)よりエンジン収
容室(A)を通って消音器収容室(7)に流れるように
S字形状に通路形成し、前記エンジン(1)の排気部に
連通する排気管(4)と該排気管(4)に連設される消
音器(5)とを、防音筐(3)内の上部で横長に形成す
る消音器収容室(7)と、該消音器収容室(7)の下側
で前記ポンプ(2)上方の空間部に形成する排気管収容
室(6)に各別に収容配置し、送風ファン(8)によっ
て消音器収容室(7)に導入する排風の一部を排気管収
容室(6)に導いて排気管(4)を冷却した後に消音器
収容室(7)から防音筐(3)外に排出するようにして
あることを特徴とする。
(ホ)作用 本考案における防音形高圧洗浄機においては、シャーシ
(9)部から冷気を導入するように構成された吸気室
(B)からエンジン(1)やポンプ(2)等を収容する
部分を流れた排風がS字形状に流れ送風ファン(8)に
よって消音器収容室(7)に供給されて消音器収容室内
の消音器(5)を冷却すると共に一部が排気管収容室
(6)にも供給されて同室(6)内に配設されている排
気管(4)を冷却して消音器収容室から防音筐(3)外
に排出される。
(ヘ)実施例 つぎに、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は防音形高圧洗浄機の正面断面図、第2図は同じ
く側断面概略図である。
(9)はシャーシであって、その下面部には移動用車輪
(10)・・が遊転状に支承装備され、上面部には長方形
箱状の防音筐(3)が装設され、その防音筐(3)の内
部は、エンジン(1)、ポンプ(2)などを設置するエ
ンジン収容室(A)と、吸気室(B)と、エンジン
(1)の排気部に連通する排気管(4)を囲繞収容する
排気管収容室(6)と、排気管に連設される消音器
(5)を収容する消音器収容室(7)とに区分されてい
る。
そして、吸気室(B)は、前記シャーシ(9)部から冷
気を導入するように構成され、また、エンジン収容室
(A)内におけるシャーシ(9)の上面には防振具(1
1)・・を介して防振フレーム(12)が載置装備され
て、その防振フレーム上にポンプ(2)とエンジン
(1)が取付けられるとともに、該収容室(A)内にバ
ッテリ(13)やバルブ(14)、燃料タンク(15)等も配
設されている。なお、上記エンジン(1)のエアクリー
ナの吸気口(16)と冷却フアン(17)は、吸気室(B)
内に開口されている。
上記消音器収容室(7)は、防音筐(3)内の上部に横
長に形成され、排気管収容室(6)は、消音器収容室
(7)の下側でポンプ(2)上方の空間部に一体的に連
設されている。
そして、消音器収容室(7)の始端側、つまりエンジン
収容室(A)との連通部位には、エンジン収容室(A)
内を流れた排気を吸入して消音器収容室に供給する送風
フアン(8)が設置され、該送風フアン(8)による排
風で、消音器収容室に架設された横長の消音器(5)を
冷却するようになっている。
消音器(5)の排気側は防音筐(3)の外方に開放さ
れ、排気導入側は前記送風フアン(8)の近くに位置さ
せられて、排気導入側にエンジン(1)の排気部に連通
する排気管(4)の終端部が連結されるのであるが、該
排気管(4)は、消音器収容室(7)と排気管収容室
(6)との間の隔壁(18)に開放される連通孔(19)を
通って排気管収容室(6)内に延出させ、終端側を前記
隔壁(18)に開設された別の連通孔(20)から消音器収
容室(7)に戻し延出させて、その延出終端を消音器
(5)の排気導入側に結合することによって、ほぼ全体
が排気管収容室(6)内に収容されるものとなってい
る。
なお、前記連通孔(19)(20)は、送風フアン(8)に
よって消音器収容室内に送り込まれる排風の一部を、一
方の連通孔(20)から排気管収容室に流し、他方の連通
孔(19)から消音器収容室に戻すことができるものとな
っている。また、消音器収容室および排気管収容室の内
壁面には断熱材(21)が添設されている。
(ト)考案の効果 本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
.高熱の排気管(4)を消音器(5)とは別に仕切っ
て収容し、消音器収容室(7)に導入する排気の一部で
冷却するようにしたので防音筐(3)内全体の温度上昇
を効果的に低減することができる。
.消音器(5)と排気管(4)を別々に収容するの
で、消音器(5)を長くすることができて騒音の低減程
度が向上される。
.防音筐(3)内を流れる冷却風が吸気室(B)より
エンジン収容室(A)を通って消音器収容室(7)に流
れるようS字形状に通路形成しているので、通路は簡単
な構成でしかも迷路状になっていなく、冷却風がスムー
ズに流れ冷却効率に優れる。
.防音筐(3)内の上部で、しかも排気管収容室
(6)を消音器収容室(7)の下側でポンプ上方の空間
部を利用して形成したので、防音筐(3)の高さを低く
構成することができ、小型化が可能で収納および移動に
適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防音形高圧洗浄機の正面断面図、
第2図は側断面概略図である。 (1)……エンジン、(2)……ポンプ (3)……防音筐、(4)……排気管 (5)……消音器、(6)……排気管収容室 (7)……消音器収容室、(8)……送風フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−216021(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン(1)及びエンジン(1)によっ
    て駆動されるポンプ(2)を防音筐(3)の内部に収容
    装備して構成される防音形高圧洗浄機において、防音筐
    (3)内を流れる冷却風が吸気室(B)よりエンジン収
    容室(A)を通って消音器収容室(7)に流れるようS
    字形状に通路形成し、前記エンジン(1)の排気部に連
    通する排気管(4)と該排気管(4)に連設される消音
    器(5)とを、防音筐(3)内の上部で横長に形成する
    消音器収容室(7)と、該消音器収容室(7)の下側で
    前記ポンプ(2)上方の空間部に形成する排気管収容室
    (6)に各別に収容配置し、送風ファン(8)によって
    消音器収容室(7)に導入する排風の一部を排気管収容
    室(6)に導いて排気管(4)を冷却した後に消音器収
    容室(7)から防音筐(3)外に排出するようにしてあ
    ることを特徴とする防音形高圧洗浄機。
JP1990004206U 1990-01-19 1990-01-19 防音形高圧洗浄機 Expired - Lifetime JPH0710042Y2 (ja)

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JP1990004206U JPH0710042Y2 (ja) 1990-01-19 1990-01-19 防音形高圧洗浄機

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JPH0395039U JPH0395039U (ja) 1991-09-27
JPH0710042Y2 true JPH0710042Y2 (ja) 1995-03-08

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ID=31507966

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60216021A (ja) * 1984-04-09 1985-10-29 Yamaha Motor Co Ltd 発動発電機の排気装置

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JPH0395039U (ja) 1991-09-27

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