JPH07100196A - 廃棄物の無害化処理方法及びそのための装置 - Google Patents

廃棄物の無害化処理方法及びそのための装置

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JPH07100196A
JPH07100196A JP27122093A JP27122093A JPH07100196A JP H07100196 A JPH07100196 A JP H07100196A JP 27122093 A JP27122093 A JP 27122093A JP 27122093 A JP27122093 A JP 27122093A JP H07100196 A JPH07100196 A JP H07100196A
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JP
Japan
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container
waste
gas
suction
heating
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Application number
JP27122093A
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English (en)
Inventor
Kenro Motoda
田 謙 郎 元
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Motoda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Motoda Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水分を含み、かつ、塩ビ系組成物を含んだ様
々な廃棄物を滅菌無害化処理できる小型で場所をとら
ず、設備費,運転経費もあまりかからない処理方法及び
そのための装置を提供すること。 【構成】 処理方法は、廃棄物を密閉容器に入れ、該容
器内を脱酸素又は空気遮断状態にして約100℃〜200℃に
加熱することにより、前記廃棄物から水分等の成分を蒸
発させて除去し、次いで約270℃〜290℃に加熱して塩素
系成分を除去するようにし、このための装置は、廃棄物
を収容し脱酸素又は空気遮断状態下で所要温度まで加熱
できるようにした密閉加熱容器と、上部に空間を残して
液状濾過剤を収容した容器であって前記密閉加熱容器に
接続されたガスの導入パイプの後端が前記濾過剤中に位
置付けられる一方、前記濾過剤中を通過して溶解,中和
等の処理を受け前記上部空間に溜るガスに吸引力を作用
させるようにした吸引式溶液フィルタ容器と、前記溶液
フィルタ容器の上部空間に連通させて設けた吸引ファン
装置とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病院や診療所などの医
療施設、いわゆる老人ホ−ムやホスピス等の養護施設、
或は、家庭などからも排出される様々な水分を含んだ廃
棄物を脱酸素状態で加熱滅菌する共に、これらの廃棄物
から水分を完全に除去した後、有害な塩素系成分を除去
し、更に、加熱分解,炭化して無害化処理する方法及び
そのための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、病院等では、外科的手術に際し
てメス等で切開した患部から流出する血液を患部の周囲
に当てがったガ−ゼ等で吸い取ったり、合成樹脂製のチ
ュ−ブで吸い取ったりしているが、このような血液を吸
い取ったガ−ゼやチュ−ブ、或は、血液を収納した容器
等は、そのまま廃棄処分している。また、切開した個所
から切り取った肉片や砕けた骨の一部をガ−ゼやビニ−
ル袋に包んで廃棄処分している。更に、重症の火傷のと
きなどには、焼けただれた皮膚を剥がし軟膏薬を付けた
ガ−ゼ等を当てがって治療しているが、ガ−ゼ等は何回
も取り替える必要があるため、そのような皮膚や軟膏,
血液等が付着したガ−ゼはその都度処分しなければなら
ない。
【0003】上記のように病院等から排出される様々な
水分を含んだ廃棄物はビニ−ル袋に入れておき、専門の
処理業者がまとめて回収処分しているが、廃棄物は水分
を含んでいるため腐敗が早くかつ激しく進み、また、ウ
ィルスも繁殖し易く、更に、危険な病原菌が付着してい
る場合は、処理業者等への感染の恐れがある。特にエイ
ズウィルスや肝炎は感染した場合は人の命にかかわる問
題であるため、その取扱は慎重を要する。
【0004】一方、老人ホ−ムやホスピス、或は、一般
家庭からも、汚物が含浸,付着した廃棄物や、感染性ウ
ィルス等が付着しているため取扱いに注意を要する廃棄
物がかなりの量排出されるが、その処理は一般可燃ゴミ
として収集され、主として焼却により処分しているのが
現状である。
【0005】しかし乍ら、焼却処分は、廃棄物の容量を
減少させる点で処理効果はあるが、完全焼却のために
は、多量の燃料を消費すること、或は、焼却すれば必ら
ずCO2が発生することにより、余り合理的な処理方法と
はいえないとして見直しが図られている。また、焼却処
理においては、廃棄物の中に塩ビ系の廃棄物が含まれて
いると、ダイオキシンの発生を避けられないという問題
もある。
【0006】そこで、本願の発明者は、このような現状
に鑑み、鋭意研究した結果、廃棄物に含まれる水分がウ
ィルスが繁殖する温床になっているということから、ま
ず、脱酸素状態下で加熱により水分を除去してウィルス
の繁殖を防止すると共に、加熱により滅菌し、更に高い
温度に加熱して有害ガスや悪臭の発生原因となる塩素分
を除去してしまい、この状態で更に加熱することにより
固形分を熱分解し、残留分を炭化して処分すれば、減容
化が図れるとともに廃棄物を滅菌,無害化することがで
きるとの結論に達した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が課題
とするところは、水分を含み、かつ、塩ビ系組成物を含
んだ様々な廃棄物を滅菌無害化処理でき、処理に広い場
所をとらず、設備費,運転経費もあまりかからない処理
方法及びそのための装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明の処理方法の主な構成は、
廃棄物を密閉容器に入れ、該容器内を脱酸素又は空気遮
断状態にして約100℃〜200℃に加熱することにより、前
記廃棄物から水分等の成分を蒸発させて除去し、次いで
約270℃〜290℃に加熱して塩素系成分を除去することを
特徴とするものである。
【0009】また、この方法を実施するための処理装置
の主な構成は、廃棄物を収容し脱酸素又は空気遮断状態
下で所要温度まで加熱できるようにした密閉加熱容器
と、上部に空間を残して液状濾過剤を収容した容器であ
って前記密閉加熱容器に接続されたガスの導入パイプの
後端が前記濾過剤中に位置付けられる一方、前記濾過剤
中を通過して溶解,中和等の処理を受け前記上部空間に
溜るガスに吸引力を作用させるようにした吸引式溶液フ
ィルタ容器と、前記溶液フィルタ容器の上部空間に連通
させて設けた吸引ファン装置とから成ることを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】廃棄物を加熱処理する際、廃棄物からまず水分
をほぼ完全に除去できる温度に加熱するので、水分除去
のほか大半の病原菌やウィルスの繁殖を防ぐことができ
る。これにより残留する菌があっても、あとからの高温
度の加熱によりこれらの病原菌を完全に殺菌することが
できる。
【0011】前記水分を除去した廃棄物に塩化ビニル樹
脂製のゴミ袋やシ−ト,或は、手袋が含まれている場合
でも、そのような廃棄物を処理する際に発生する塩素,
塩化水素等の有害ガスを吸引式溶液フィルタ容器におい
て中和,溶解等により無害化,無臭化することができ、
しかも脱酸素状態下で加熱処理するから、塩化水素ガス
やダイオキシン(クロロジベンゾオキシンの俗称)等の
有害ガスや有害物質が発生することもない。
【0012】廃棄物の加熱処理後の残分は断細して密閉
容器内から吸引して取り出し、そのままダンボ−ルに詰
めて回収すれば、減容化と共に滅菌もされているので、
取扱がきわめて安全であり、しかも、これら回収残分
を、例えば、更に高い温度で再加熱処理することによ
り、吸着性能が優れた活性炭や黒鉛状の有用物質を回収
することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の廃棄物の無害化処理方法を、
その方法を実現するための装置を示す図1に拠り説明す
る。図1は2層構造の密閉容器1に対し、3個の吸引式
フィルタ容器11〜13をシリ−ズ接続して本発明装置の一
例を模式的に示す側断面図である。
【0014】図1において、1は重層構造の密閉容器
で、2はこの密閉容器1の内部容器、3は同じく外部容
器である。これら内部容器2と外部容器3は所定の挿通
個所を除き、外部との気体の流入,流出ができない密閉
された容器である。このうち、内部容器2は廃棄物処理
に当り内部に廃棄物4を収容し、余剰空間の気体を外部
に排出して内部容器2の内部を脱酸素状態にされ、外部
空気との交流が完全に遮断されている。なお、3aは外部
容器3の脚である。5はこの内部容器2の内部に、前
後,左右の脚部材5aによって底面上から数cm〜数十cmの
高さに浮上させて支持した皿状をなす廃棄物4の載置
台、6は内部容器2の外周に取付けられているフィン
で、外部容器3はこのフィン6を囲み、内部容器2との
間に適宜間隔を開けて、熱伝導空間Kを形成している。
【0015】7は内部容器2の内部温度を測定するため
の温度計で、ここでは測定位置調整のため内部容器2に
対し上下に移動させることができるようにしてある。8
は、外部容器3の下端側部に設けたガスバ−ナ等による
加熱装置であり、内部容器2と外部容器3との間の空間
Kに燃焼熱が満遍なく循環し、内部容器2の内部が均一
に加熱されるようにしてある。なお、Hは外部容器3の
底部に設けられている予熱装置であり、加熱装置8によ
る加熱の前に、予め空間K内を加熱しておき、加熱装置
8による加熱効率を高めるためのものである。ここで、
加熱装置8や予熱装置Hには、前記ガス燃焼による加熱
手段以外に、電熱ヒ−タ,遠赤外線と電熱ヒ−タの併
用,油燃焼による加熱手段,マグネトロンのような電磁
波、或は、高周波を利用した加熱手段,廃棄物燃焼処理
の排熱,発電所の廃熱を利用した加熱手段のいずれを使
用してもよいが、燃焼によるCO2の発生のないものを使
用することが好ましい。
【0016】9は外部容器3の上端側部に設けた排気管
であり、内部容器2と外部容器3との間の空間Kに循環
する加熱気体を外部に排気するためのものである。
【0017】10は後端側が内部容器2の内側に位置し、
内部容器2内における処理廃棄物4の加熱処理により発
生するガスを外部に吸引して取出すための導出パイプで
ある。Gは導出パイプ10の途中に設けた滅菌ヒ−タで、
内部容器2から100 ℃以下の温度で流出するガスと一緒
に出てくる菌を高温度で加熱殺菌するためのものであ
る。
【0018】Chは同じく導出パイプ10の途中で先端側寄
りに設けた油分除去装置で、導出パイプ10のU字状に曲
げた部分を内部に位置付けた容器に、冷却水等の熱媒体
Cを循環流通させてU字状部の底部に蓄積する油分Oi
を、このU字状部の底部に取付けてある開閉バルブVを
設けた管dにより、系外に取出すようになっている。
【0019】而して、本発明処理装置では、まず、廃棄
物4に対し、第一段階で内部容器2内を脱酸素又は空気
遮断状態にして100℃〜200℃の温度に加熱し、皿状の載
置台5に載せられている処理廃棄物4から水分系成分の
蒸気を発生させ、導出パイプ10から吸引除去する。この
第一段階の加熱によって内部容器2の内部では、対流が
起こり皿状の載置台5の下部にも熱気が流動するので、
内部での加熱効率はきわめてよくなる。なお、この段階
の加熱を水分系成分の蒸気が発生する程度の温度とした
のは、この加熱温度によって、沸点が100℃の水分のみ
ならず、沸点が100℃以下の薬剤や溶剤,その他各種の
物質を気化蒸発させ、水蒸気と一緒に導出パイプ10側に
流出させるためである。処理廃棄物4の内容にもよる
が、この段階の加熱で、水分はほとんど流出し、処理廃
棄物4は約1/2以下の重量に減量する。
【0020】次に、水分等が除去された処理廃棄物4
は、第二段階加熱として前記内部容器2内で270℃〜290
℃の温度に加熱され、含まれている塩ビ系組成物から塩
素系成分を生成させ、当該塩素系成分を導出パイプ10側
に吸引除去する。ここで、塩素系成分を吸引除去するよ
うにしたのは、塩化ビニル製の合成樹脂製品が多量に使
用されている現在、この樹脂の焼却処理のときに発生す
る塩素ガスや塩化水素などの有害ガスの処理はきわめて
重大な問題であり、この問題を解決しない限り、廃棄物
の処理ができないからである。本発明では、塩化ビニル
等の塩素系合成樹脂製品をこの温度に加熱して積極的に
側鎖分解を起こさせて塩素ガス,塩酸ガスとして取り除
くようにしている。なお、塩素は、高温下、酸素ととも
に芳香族環と結合してダイオキシン等の有害物質を生成
するが、本発明では、内部容器2内から酸素(水分中の
酸素も含み)を完全に除去してあるため、このような有
害物質が生成されるおそれはない。
【0021】更に、本発明では、上記塩素系成分の除去
のあと、第三段階加熱として約500℃の温度で前記処理
廃棄物4を内部容器2の内部において加熱し、各種の合
成樹脂を熱分解させて、油分を吸引除去するようにして
いる。この加熱による油分の生成量は処理廃棄物4の内
容によるが、合成樹脂製品が多ければ、油分の生成も多
くなる。なお、後述する吸引式溶液フィルタ容器11,1
2,13から作用する吸引力によって内部容器2の内部が
減圧されるので、実際には、上記温度より低い温度で水
蒸気や塩素系成分の除去し、廃棄物4の処理を促進させ
ることができる。
【0022】即ち、前記内部容器2に接続された導出パ
イプ10の油分除去装置Chから出た先端側は、次に述べる
吸引式溶液フィルタ容器11に接続され、内部容器2で発
生したガスをこの容器11内に送り込まれるが、11は内部
に液状濾過剤S1を収容した第一吸引式溶液フィルタ容
器、12は同じく内部に濾過剤S2を収容した第二吸引式溶
液フィルタ容器、13は同じく濾過剤S3を収容し、上部蓋
部材13aに吸引装置14を取付けた第三吸引式溶液フィル
タ容器であって、吸引装置14の吸引力が、前記各容器1
1,12,13を経由して前記導出パイプ10に作用するから
である。
【0023】図1に例示した装置では、第一吸引式溶液
フィルタ容器11が密閉容器1の内部容器2にガス導出パ
イプ10によって接続されているとともに、第二吸引式溶
液フィルタ容器12に接続パイプ15によって接続されてお
り、更に、この第二吸引式溶液フィルタ容器12は接続パ
イプ16によって第三吸引式溶液フィルタ容器13に接続さ
れている。従って、これら第一,第二,第三の各吸引式
溶液フィルタ容器11,12,13は、前記密閉容器1の内部
容器2に対しこの順序で直列接続されているが、前記内
部容器2に対し吸引式溶液フィルタ容器11,12,13を並
列に接続してもよい。並列に接続した場合は、それぞれ
の吸引式溶液フィルタ容器11,12,13の上部の蓋部材11
a,12a,13aに後述する吸引装置14をそれぞれに取付け
るが、大型の吸引装置14によって各容器内のガスを同時
に吸引するようにしてもよい。
【0024】而して、ガス導出パイプ10の先端側は、第
一吸引式溶液フィルタ容器11の底部側壁を貫通して、先
端が当該フィルタ容器11の濾過剤S1の中に没入されてい
る。また、接続パイプ15は、その後端側が前記第一吸引
式溶液フィルタ容器11の上部蓋部材11aに形成した孔に
気密に貫入され、当該後端が前記フィルタ容器11の上部
空間に位置するように配設するとともに、先端側が第二
吸引式溶液フィルタ容器12の底部側壁の孔に気密に貫入
され、先端が当該フィルタ容器12の濾過剤S2の中に没入
され、該容器12の底部の略中心に位置付けられている。
更に、接続パイプ16も第二,第三吸引式溶液フィルタ容
器12,13間において上記接続パイプ15と同様にして接続
されている。
【0025】第一,第二,第三の各吸引式溶液フィルタ
容器11,12,13の内部には濾過剤S1〜S3を3/4程度収
容し、上部を余剰空間として残している。この濾過剤S1
〜S3には、水溶液(H2O)やセッケン,アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム等のような界面活性剤の水溶液、
苛性ソ−ダ(NaOH)、苛性カリ(KOH)、水酸化カルシュウ
ム(Ca(OH))等のようなアルカリ溶液、アルコ−ル溶
液、或は、DMF(ジメチルホルムアミド),THF
(テトラヒドロフラン),DEG(ジエレングリコ−
ル),DMSO(ジメチルスルホキシド),軽油,灯
油,テレピン油等のような油性溶液を使用できるが、こ
こでは苛性ソ−ダ溶液を使用している。これ以外に、例
えば、第一,第二,第三の各吸引式溶液フィルタ容器1
1,12,13の全てに水溶液を収容してもよく、また、第
一,第二の吸引式溶液フィルタ容器11,12に水溶液を収
容し、第三吸引式溶液フィルタ容器13に苛性ソ−ダ溶液
を収容するようにしてもよい。なお、油性溶液を収容し
たフィルタ容器を併存させれば、残留油分等を除去でき
る。
【0026】接続する各吸引式溶液フィルタ容器11,1
2,13内の濾過剤S1〜S3の内部に位置付けられた導出パ
イプ10,接続パイプ15,16の先端側には、それぞれ先端
から各濾過剤中に導出されるガスを各濾過剤S1〜S3とよ
く接触反応させるために略水平な姿勢で気液混合板17,
18,19が取付けられている。17m,18m,19mは、各混合
板17,18,19の軸17s,18s,19sに接続されて夫々に蓋
部材11a,12a,13a上に設けられたモ−タである。前記
の各気液混合板17,18,19は、耐酸,耐アルカリ性のあ
る板部材に、複数の小さいガス通過孔を設けたものであ
るが、細かい網目フィルタでもよい。また、各接続パイ
プ10,15,16の先端を封止し、先端部の周囲側壁に直径
0.5mm程度の小さなガス通過孔を多数設けてもよい。こ
のようにすると各接続パイプ10,15,16の先端部から導
出されるガスが泡状となり、上記気液混合板17,18,19
の作用と相俟って各濾過剤S1〜S3との接触反応を促進さ
せる。
【0027】気液混合板17,18,19はそれぞれ2枚以上
を層状にして軸17s,18s,19sに取付けてもよい。各気
液混合板17,18,19はを各軸17s,18s,19sに支持され
てモ−タ17m,18m,19mにより、それぞれ回転させられ
ることによって、吸引されるガスと各濾過剤S1〜S3との
接触反応を促進する。なお、各気液混合板17,18,19を
回転させる場合、この気液混合板17,18,19の回転によ
ってガスが気液混合板周縁と吸引式溶液フィルタ容器の
内側壁との間を通って上昇してしまうので、各気液混合
板17,18,19の周縁に下向きのスカ−ト部17a〜19aを形
成することが望ましい。
【0028】各吸引式溶液フィルタ容器11,12,13で
は、主に塩化水素(HCl) ガスが苛性ソ−ダ(NaOH)と反応
してNaClと水(H2O)が生成する。第一吸引式溶液フィル
タ容器11で中和できないときは、第二吸引式溶液フィル
タ容器12で中和され、また、第二吸引式溶液フィルタ容
器12で中和しきれないときは、第三吸引式溶液フィルタ
容器13で中和されるので、有害ガスである塩化水素ガス
はほぼ完全に中和され無害化される。なお、直列に接続
する吸引式溶液フィルタ容器11,12,13の台数,容量
は、密閉容器1における内部容器2の大きさ応じて設定
する。吸引式溶液フィルタ容器を1基のみ使用するとき
は、このフィルタ容器にはある程度容量の大きなものが
使用される。また、各吸引式溶液フィルタ容器11,12,
13内の濾過剤S1〜S3は処理の都度、新たなアルカリ溶液
と交換するようにする。また、濾過剤S1〜S3に水溶液を
使用した場合は、塩素,塩化水素等のガスを吸収した溶
液を、別の装置で中和等の処理を施し、無害化して処理
する。
【0029】図示しないが、複数の吸引式溶液フィルタ
容器11,12,13を、密閉容器1に対し並列に接続した場
合は、各吸引式溶液フィルタ容器11,12,13内にそれぞ
れ異なる濾過剤S1〜S3を収容しておき、加熱手段5によ
る加熱温度を調節し、段階的に加熱温度を適宜時間保持
し、それぞれの加熱温度において発生する有害ガスを段
階的に取出すようにしておき、切替えバルブによって発
生する有害ガスの種類に応じてそれぞれ異なる吸引式溶
液フィルタ容器11,12,13に導くようにすることができ
る。例えば、亜硫酸ガス(SO2)は水酸化カルシュウム
(Ca(OH)2)溶液を入れた吸引式溶液フィルタ容器に導
き、塩化水素ガスは水溶液又は苛性ソ−ダ溶液を入れた
吸引式溶液フィルタ容器に導き、また、塩素(Cl)ガス
は水酸化カルシュウム(Ca(OH)2)溶液又は水溶液を入
れた吸引式溶液フィルタ容器に導くようにするのであ
る。
【0030】一方、第一段階の加熱、即ち、水分の蒸発
を主目的とした加熱のあと、密閉容器1の内部容器2内
に処理廃棄物4と一緒に、アルカリ溶液と水を封入する
と、第二段階乃至は第三段階での加熱により、処理廃棄
物4が加熱溶融され熱分解されると同時に塩素,塩化水
素ガス等が中和等されるので、有害ガスの発生をより少
なくすることができ、吸引式溶液フィルタ容器11,12,
13の作用と相俟って発生する有害ガスの無害化をより一
層促進できる。
【0031】上記のようにして、密閉容器1の内部容器
2において、段階的な加熱処理を施される廃棄物4から
生じる各種の有害ガスは、各吸引式溶液フィルタ容器11
〜13において中和無害化されるが、各フィルタ容器11〜
13において臭気までは除去されない場合が多い。このた
め、本発明装置では、吸引装置14の排気管14aに、加熱
手段20を付設し、排気ガスの無臭化乃至は消臭を図っ
た。即ち、20aは排気管14aの周囲を覆ったグリッド状の
伝熱材、20bはこの伝熱材20aを加熱するガスバ−ナ等に
よる加熱器であって、加熱器20bにより伝熱材20aを約80
0℃乃至はそれ以上に加熱したとき、排気管14aから排出
される気体はほぼ無臭であった。因に、この加熱が施さ
れない排気管14aからの排気には、実験中の官能テスト
の結果、異臭がすることが確認されていた。
【0032】上記のようにして、処理廃棄物4を加熱処
理した後、密閉容器1における内部容器2の内部には、
黒色の残分が残る。この残分は、炭化されており、ま
た、本発明の脱塩素処理によりほぼ完全に無害化されて
いるため、断細して内部容器2から取出した後、ダンボ
−ル等に詰めて回収し、そのまま土壌中に投棄しても環
境を破壊するおそれはない。本発明では、炭化された残
分を更に700〜800℃程度の高温度で水蒸気を加えて再加
熱処理したところ、著しい吸着性能を発揮する活性炭乃
至は黒鉛が得られることを確認できた。
【0033】本発明は、上述の通りであって、濾過剤S
に苛性ソ−ダ溶液を使用したとき、密閉容器1で処理し
た処理廃棄物4から発生した塩素,塩化水素ガス等の有
害ガスをほぼ完全に無害化して処理することができた。
また、濾過剤Sに水溶液を使用した場合も水溶液の温度
に左右される面はあるが、常温程度で塩素ガス,塩化水
素ガス等の有害ガスを水溶液にかなり溶解させることが
できた。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、病院等か
ら出る廃棄物であっても、その廃棄物を加熱処理して廃
棄物から水分を完全に除去することができるので、病原
菌やウィルスの繁殖を略完全に防ぐことができるととも
に、複数段階の高温度の加熱を重複して施すことにより
これらの病原菌を完全に殺菌することができる。
【0035】また、そのような廃棄物の中に塩化ビニル
樹脂製のゴミ袋やシ−ト,或は、手袋等が含まれている
場合でも、そのような廃棄物を処理する際に発生する塩
素,塩化水素等の有害ガスを吸引式溶液フィルタ容器に
おいて中和,溶解等により無害化,無臭化することがで
き、しかも脱酸素状態下で加熱処理するから、塩化水素
ガスやダイオキシン(クロロジベンゾオキシンの俗称)
等の有害ガスや有害物質が発生することもない。
【0036】更に、この廃棄物の加熱処理後の残分は断
細して密閉容器内から吸引取り出し、そのままダンボ−
ル等に詰めて回収すれば、減容化と共に、減菌されてい
るので、取扱がきわめて安全であり、しかも、これら回
収残分を、例えば、更に高い温度で再加熱処理すると、
吸着性能が優れた活性炭や黒鉛状の有用物質が得られ
る。
【0037】特に、本発明では、廃棄物を燃焼させるこ
となく加熱処理するので、COxの発生が殆んどなく、従
って、従来、可燃性の一般ゴミとして焼却処理されてい
た水分を含んだ汚物付着衣類や衛生材等の廃棄物の処理
にもきわめて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における2層造の密閉容器に対し、3個
の吸引式フィルタ容器をシリ−ズ接続した状態を示す側
断面図。
【符号の説明】
1 密閉容器 2 内部容器 3 外部容器 4 処理廃棄物 5 皿状の載置台 6 フィン 7 温度計 8 加熱装置 10 導出パイプ 11 第一吸引式溶液フィルタ容器 12 第二吸引式溶液フィルタ容器 13 第三吸引式溶液フィルタ容器 14 吸引装置 15,16 接続パイプ 17,18,19 気液混合板 S1〜S3 濾過剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29B 17/00 9350−4F C01B 31/04 101 A 31/08 A // C10G 1/10 2115−4H B09B 3/00 303 H

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を密閉容器に入れ、該容器内を脱
    酸素又は空気遮断状態にして約100℃〜200℃に加熱する
    ことにより、前記廃棄物から水分等の成分を蒸発させて
    除去し、次いで約270℃〜290℃に加熱して塩素系成分を
    除去することを特徴とする廃棄物の無害化処理方法。
  2. 【請求項2】 廃棄物を密閉容器に入れ、該容器内を脱
    酸素又は空気遮断状態にして約270℃〜290℃に加熱する
    ことにより、前記廃棄物から水分等の成分を蒸発させる
    と共に塩素系成分を除去することを特徴とする廃棄物の
    無害化処理方法。
  3. 【請求項3】 水分等の蒸発成分及び塩素系成分を除去
    したあと、前記密閉容器を約500℃前後の温度で容器内
    の廃棄物を熱分解し油分を除去する請求項1又は2の廃
    棄物の無害化処理方法。
  4. 【請求項4】 密閉容器から吸引除去する水分等の蒸発
    成分の蒸気,塩素系成分は、密閉容器に接続されている
    液状濾過剤を収容した吸引式溶液フィルタ容器内に導
    き、前記濾過剤の中を通過させて処理する請求項1〜3
    の廃棄物の無害化処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2の加熱において、密閉容
    器からの排気をフィルタ容器に導入する前に加熱するこ
    とにより滅,殺菌処理をする請求項3の廃棄物の無害化
    処理方法。
  6. 【請求項6】 吸引式溶液フィルタ内を通過した密閉容
    器からの排気は、約800℃以上で加熱又は燃焼若しくは
    加熱,燃焼することにより脱臭する請求項4の廃棄物の
    無害化処理方法。
  7. 【請求項7】 密閉容器の加熱手段は、電熱ヒ−タ,遠
    赤外線加熱と電熱ヒ−タ,ガス燃焼,油燃焼,電磁波又
    は高周波を利用した加熱,廃棄物燃焼処理の排熱,発電
    所の廃熱のうちの一の加熱手段又は二以上の加熱手段を
    使用する請求項1〜6のいずれかの廃棄物の無害化処理
    方法。
  8. 【請求項8】 加熱処理後の廃棄物残分は、断細して密
    閉容器から取出す請求項1〜6のいずれかの廃棄物の無
    害化処理方法。
  9. 【請求項9】 断細して密閉容器から取出した残分を有
    酸素又は大気下で燃焼させて活性炭乃至は黒鉛を生成す
    る請求項8の廃棄物の無害化処理方法。
  10. 【請求項10】 吸引式溶液フィルタ容器は、2個以上を
    直列又は並列若しくは直,並列を混在させて接続し、吸
    引されて順次送られて来る水分系成分の蒸気,塩素系成
    分,熱分解油分等のガスを各容器の濾過剤内を通過させ
    て分別収集する請求項1〜9の廃棄物の無害化処理方
    法。
  11. 【請求項11】 接続した吸引式溶液フィルタ容器又は単
    独の吸引式溶液フィルタ容器は、収容した廃棄物を加熱
    する密閉容器に対して、並列接続して設け、この並列接
    続された各フィルタ容器を切換えて、前記密閉容器内の
    加熱による温度上昇過程において時系列上で発生する異
    なるガスを、順に各フィルタ容器に吸引して液化又は固
    化する請求項1〜10の廃棄物の無害化処理方法。
  12. 【請求項12】 吸引式溶液フィルタ容器内に収容する濾
    過剤は、水,界面活性剤やアルコ−ル等の水溶液,アル
    カリ溶液或は油性溶液などのいずれかである請求項1〜
    11の廃棄物の無害化処理方法。
  13. 【請求項13】 廃棄物を収容し脱酸素又は空気遮断状態
    下で所要温度まで加熱できるようにした密閉加熱容器
    と、上部に空間を残して液状濾過剤を収容した容器であ
    って前記密閉加熱容器に接続されたガスの導入パイプの
    後端が前記濾過剤中に位置付けられる一方、前記濾過剤
    中を通過して溶解,中和等の処理を受け前記上部空間に
    溜るガスに吸引力を作用させるようにした吸引式溶液フ
    ィルタ容器と、前記溶液フィルタ容器の上部空間に連通
    させて設けた吸引ファン装置とから成ることを特徴とす
    る廃棄物の無害化処理装置。
  14. 【請求項14】 密閉加熱容器は、廃棄物を載置収容する
    ための皿状部材を内部の底面上に適宜間隔を開けて浮上
    支持すると共に、外部にフィンを取付けてなる内部容器
    と、該内部容器のフィンの外端に内面が接するように前
    記内部容器を囲んで成る外部容器とから形成され、前記
    内部容器にはガスの導入パイプを接続すると共に、前記
    外部容器には燃焼加熱ガスを流通させるための給排パイ
    プが接続されている請求項13の廃棄物の無害化処理装
    置。
  15. 【請求項15】 密閉容器の加熱手段は、電熱ヒ−タによ
    る加熱手段,遠赤外線加熱と電熱ヒ−タによる加熱手
    段,ガス燃焼加熱手段,油燃焼加熱手段,電磁波加熱手
    段,高周波加熱手段,廃棄物燃焼処理の排熱利用加熱手
    段,発電所の廃熱利用加熱手段の少なくとも一つを使用
    する請求項14の廃棄物の無害化処理装置。
  16. 【請求項16】 吸引式溶液フィルタ容器は、容器内に上
    部に余剰空間を残して液状濾過剤を収容し、処理すべき
    ガスを導入するパイプを前記濾過剤中に位置付けるとと
    もに、前記空間に吸引力を作用させる吸引装置を接続し
    て成り、吸引力の作用によって前記ガスを前記濾過剤中
    を通過させて当該ガスに中和,溶解等の処理を施すよう
    にして成る請求項13〜15の廃棄物の無害化処理装置。
  17. 【請求項17】 吸引式溶液フィルタ容器は、ガス通過孔
    を設けた気液混合板を、容器内の濾過剤に接触させて1
    枚又は2枚以上取付けて成る請求項13〜16の廃棄物の無
    害化処理装置。
  18. 【請求項18】 吸引式溶液フィルタ容器の気液混合板は
    濾過剤中で回転可能である請求項17の廃棄物の無害化処
    理装置。
  19. 【請求項19】 吸引式溶液フィルタ容器は、その2個以
    上を順次直列接続し先頭に位置した吸引式溶液フィルタ
    容器のガス導入パイプの始端は廃棄物を加熱する密閉容
    器に接続する一方、最後に位置した吸引式溶液フィルタ
    容器の上部空間には吸引装置を取付けた請求項13〜18の
    廃棄物の無害化処理装置。
  20. 【請求項20】 吸引式フィルタ容器は2個以上を直列的
    に接続すると共に先頭のフィルタ容器はその濾過剤中に
    密閉加熱容器内のガスを導入し、中間並びに最後尾のフ
    ィルタ容器はその濾過剤中に前に位置したフィルタ容器
    の上部空間に溜るガスを導入するようにした請求項13〜
    19の廃棄物の無害化処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07313560A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Unix:Kk 医療用廃棄物溶解装置
JP2001191059A (ja) * 1999-11-02 2001-07-17 Taiheiyo Cement Corp 発酵処理方法およびセメント製造方法
JP2001299898A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Takashi Enkawa 廃棄物処理システム
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JP4684391B2 (ja) * 2000-06-19 2011-05-18 株式会社群馬コイケ 液状廃棄物処理装置

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