JPH11270822A - 医療廃棄物処理方法及び装置 - Google Patents
医療廃棄物処理方法及び装置Info
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- JPH11270822A JPH11270822A JP10075292A JP7529298A JPH11270822A JP H11270822 A JPH11270822 A JP H11270822A JP 10075292 A JP10075292 A JP 10075292A JP 7529298 A JP7529298 A JP 7529298A JP H11270822 A JPH11270822 A JP H11270822A
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- chamber
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/20—Waste processing or separation
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
的汚染が外部に漏れることのない医療廃棄物の処理方法
及び装置を提供する。 【構成】 廃棄物の装入された処理室を減圧して1〜5
0mbarとし、次いで処理室の減圧を継続しながら廃棄物
を400℃以上に加熱して熱分解し、廃棄物を熱分解産
物の蒸気及びガスと固体残滓とに分離し、前記蒸気及び
ガスの一部を凝縮させて捕集する廃棄物処理方法におい
て、少なくとも廃棄物を加熱する前に処理室から排出さ
れた排ガスに対しては160℃以上の加熱殺菌を行うと
共に、廃棄物の熱分解を開始した後に処理室から排出さ
れた蒸気及びガスに対してはさらに触媒を用いた接触分
解を行うことを特徴とする医療廃棄物処理方法。
Description
する方法及び装置に関する。
究機関等から産出される廃棄物の総称であって、具体的
にはPVC容器、使用済み注射針、繊維、綿、ゴム製
品、肉片、血液等が含まれる。これら多様な医療廃棄物
は、病原菌やウイルス等によって生物学的に汚染されて
いる場合があり、この点で一般の廃棄物とは異なり厳密
な処理が必要とされる。
る場合、PVC等に由来するダイオキシンの発生を防止
する必要がある。ダイオキシン生成の詳細については必
ずしも明らかにはされていないが、一般の廃棄物焼却施
設から排出されるダイオキシンは、廃棄物の不完全燃焼
により生成されるものと、排ガスが300〜400℃に
なった際に再生成されるものとがあるとされている。従
って、ダイオキシンの発生を抑制するには、廃棄物を1
000〜1200℃以上の高温で完全燃焼させると共
に、焼却炉から排出される排ガスは急冷却してダイオキ
シンの再生成を防止する必要がある。このため、医療廃
棄物の焼却処理には、排ガス冷却設備等の付帯した大型
の焼却炉を必要とする。
法として、特開平8−42827号公報に記載の方法が
ある。この方法は、気密な構造の処理室内に廃棄物を装
入した後、処理室内の空気を真空ポンプによって吸引・
減圧しつつ、処理室内の廃棄物を加熱して熱分解し、処
理室から連続的に排出される溜出物蒸気若しくはガス
を、凝縮装置で凝縮させて回収するか、若しくは焼却炉
において完全に酸化分解するものである。
の装入された処理室内を真空に近い状態とし、次いで廃
棄物を適当な温度まで加熱して熱分解させれば、ダイオ
キシン発生の問題はほぼ防止できる。しかし、医療廃棄
物の処理に上記公報記載の方法をそのまま採用すること
は適当ではない。上述した通り、医療廃棄物は生物学的
に汚染されている場合があり、処理室内を真空にする際
の減圧初期段階に生物学的に汚染された空気がそのまま
排出されてしまうおそれがあるからである。
題に鑑み、ダイオキシンの発生を抑制でき、かつ生物学
的汚染が外部に漏れることのない医療廃棄物の処理方法
及び装置を提供することを目的とする。また、これらの
課題を解決し、しかも小型で、操業及びメンテナンスが
容易であり、医療廃棄物産出者自身が導入し維持管理す
るのに好適な医療廃棄物の処理装置を提供することを目
的とする。
めに本発明は、以下の構成をその要旨とする◎ (1) 廃棄物の装入された処理室を減圧して1〜50
mbarとし、次いで処理室の減圧を継続しながら廃棄物を
400℃以上に加熱して熱分解し、廃棄物を熱分解産物
の蒸気及びガスと固体残滓とに分離し、前記蒸気及びガ
スの一部を凝縮させて捕集する廃棄物処理方法におい
て、少なくとも廃棄物を加熱する前に処理室から排出さ
れた排ガスに対しては160℃以上の加熱殺菌を行うと
共に、廃棄物の熱分解を開始した後に処理室から排出さ
れた蒸気及びガスに対してはさらに触媒を用いた接触分
解を行うことを特徴とする医療廃棄物処理方法。 (2) 廃棄物投入口を有し、排気系の連結された密閉
可能な構造であって、装入された廃棄物を加熱するヒー
ターを備えた処理室と、前記排気系に設けられた、処理
室から排出される排気ガスを加熱するヒーターを備えた
加熱殺菌室と、内部に加熱殺菌室からの排ガスに含まれ
るCX HY を分解する触媒を備えた触媒室と、前記触媒
室からの排ガスを冷却して排ガス内のH2 Oを凝集させ
て分離する凝集装置と、真空ポンプとを備えたことを特
徴とする医療廃棄物処理装置。
図1に本発明装置の概略図を示す。図1において、1は
処理室、2は加熱殺菌室、5は触媒室、6は凝集室、8
は真空ポンプであって、連続した排気系を構成してい
る。
を備えており、弁14を閉じ廃棄物を処理室1に装入し
た後、廃棄物投入口12を閉じることで、処理室1は密
閉可能な構造となっている。
棄物である。医療廃棄物は通常10〜40リットル程度
の大きさのポリエチレン製若しくはビニールシートの内
張をした段ボール等の容器に入れられているが、本発明
ではこれらの容器ごと処理室1に装入して処理を行えば
よい。
作動させて処理室1の減圧を行う。このように処理室1
の減圧を行うのは、廃棄物が大気中の酸素と酸化反応し
て有害な中間物質若しくはその前駆体を形成することを
抑制し、廃棄物の分解を熱分解のみにより行い、さらに
はその蒸発/気化を促進するためである。
熱されていても低温域にある減圧初期段階では、処理室
1より排出される排ガスは生物学的に汚染され、又は汚
染された微粒子を含有しているおそれがあり、かかる排
ガスをそのまま大気中に放出することは好ましくない。
そこで、本発明では処理室からの排気系に加熱殺菌室2
を設け、初期減圧段階に処理室から排出される排ガスを
加熱して殺菌を行うことにより清浄化する。すなわち、
加熱殺菌室2内に設けたヒーター15により排ガスを1
60℃以上に加熱し、病原菌やウイルス等を失活させる
ものである。
材料より構成する。また、加熱殺菌室2の外側は断熱構
造とすることが、熱効率の点から好ましい。加熱殺菌室
2の構造は、例えば多管式熱交換器の管内にヒーターを
挿入した構造として排ガスを間接的に加熱するようにし
てもよいし、また多管式熱交換器の管自体をヒーター1
5に置き換えた構造として排ガスを直接加熱してもよ
い。加熱殺菌室2の構造としては、前記多管式熱交換器
に代えて板フィン型熱交換器に準じた構造としてもよ
く、この場合には板フィン自体をヒーターとするか、あ
るいは板フィン内にヒーターを挿入する。このような構
造とすることで、排ガスの加熱を効率よく行うことがで
きる。ヒーター15には例えば電気抵抗ヒーター等を使
用する。
15を作動させ、ヒーターを十分に昇温させた後に真空
ポンプ8による処理室1の減圧を行うようにする。ヒー
ターが十分に昇温していない状態で排ガスが処理室を通
過すると、生物学的に汚染された生排ガスがそのまま外
部に排出されるおそれがあるからである。
出側に温度コントローラ3を配置して、コントローラ3
により、加熱殺菌室2から排出される排ガスの温度を検
出し、該排ガスの温度が常に所定の殺菌温度以上となる
ようにヒーター15を制御することが好ましい。なお、
本発明では加熱殺菌を行う温度を160℃以上としてい
るが、これは160℃未満では排ガスの殺菌が十分に行
われないためである。
50mbarになるまで減圧を行った後、処理室1の減圧を
継続しつつ、処理室1内に設けたヒーター13で廃棄物
の加熱を開始し、400℃以上に加熱する。このように
低圧力下での加熱を行うことにより、廃棄物に含まれる
有機物は熱分解して、H2 O、CO2 、CX HY 等の低
分子化合物となる。処理室1の内部は減圧されているた
め、有機物が酸化することはなく、また前記低分子化合
物は速やかに蒸発/気化して処理室1から排気される。
CX HY 等の排ガスは、触媒室5に導入される。なお、
図1では処理室1からの排ガスが加熱殺菌室2を介して
触媒室5に導入される場合を示しているが、この段階に
おける処理室1からの排ガスは十分高熱なので加熱殺菌
を行う必要はない。従って、予め排気系に加熱殺菌室2
をバイパスする流路を設けておき、処理室1の減圧及び
加熱が十分になされるまでは排ガスが加熱殺菌室を経由
するようにし、その後処理室1の減圧及び加熱が十分に
なされてからは排ガスが処理室1から触媒室5へ直接導
入されるようにしてもよい。
2 O、CO2 に分解する反応を触媒を用いて行う。ここ
で使用する触媒は、CX HY の分解反応を行うものであ
ればよいが、具体的には例えばパラジウム、ロジウム、
白金等が触媒として適している。このような触媒は、担
体によって触媒室5中に保持するようにしてもよい。こ
こで、処理室1からの排ガスと触媒とがよく接触し、前
記分解反応が十分に行われるようにする必要がある。こ
のためには、例えば触媒若しくは触媒を保持する担体の
構造をハニカム状やメッシュ状の形状とするとよい。
するためには、例えば図1に示されるようにラムダセン
サー11を設けて排ガスの温度を測定し、これに応じて
弁16により加熱空気供給器4から触媒室5に加熱空気
を供給する量を調節すればよい。例えば、上記の触媒を
用いる場合には、触媒室5内の温度を350℃以上とす
るのが好ましい。また、排ガスと空気を混合してから加
熱することも可能である。
HY がH2 OとCO2 とに分解された排ガスは、凝集室
6において冷却され、液体H2 Oは凝集タンク7に分離
される。この際、廃棄物に含まれるCl元素はHClと
して液体H2 Oとともに凝集タンク7に分離される。凝
集室6及び凝集タンク7とは腐食性雰囲気にさらされる
ので耐食性の材料で構成する等の対策をとることが望ま
しい。
の排ガスの残部は活性炭フィルタ10を通過した後、大
気に放出される。
金属、ガラス等は、処理室1の内部に固体残滓として残
留するので、冷却後取り出し、通常の不燃性廃棄物とし
て処理する。また、これらの残滓を別途リサイクルする
ようにしてもよい。
抑制しつつ、生物学的汚染を外部に漏らすことなく医療
廃棄物を処理できる。また、本発明装置は小型で、操業
及びメンテナンス容易であるので、病院等が導入して自
ら産出した医療廃棄物の処理を行うのに好適である。
Claims (2)
- 【請求項1】 廃棄物の装入された処理室を減圧して1
〜50mbarとし、次いで処理室の減圧を継続しながら廃
棄物を400℃以上に加熱して熱分解し、廃棄物を熱分
解産物の蒸気及びガスと固体残滓とに分離し、前記蒸気
及びガスの一部を凝縮させて捕集する廃棄物処理方法に
おいて、少なくとも廃棄物を加熱する前に処理室から排
出された排ガスに対しては160℃以上の加熱殺菌を行
うと共に、廃棄物の熱分解を開始した後に処理室から排
出された蒸気及びガスに対してはさらに触媒を用いた接
触分解を行うことを特徴とする医療廃棄物処理方法。 - 【請求項2】 廃棄物投入口を有し、排気系の連結され
た密閉可能な構造であって、装入された廃棄物を減圧下
で加熱する真空処理室と、前記排気系に設けられた、処
理室から排出される排気ガスを加熱する加熱殺菌室と、
内部に加熱殺菌室からの排ガスに含まれるCX HY を分
解する触媒を備えた触媒室と、前記触媒室からの排ガス
を冷却して排ガス内のH2 Oを凝集させて分離する凝集
装置と、真空ポンプとを備えたことを特徴とする医療廃
棄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075292A JPH11270822A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 医療廃棄物処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075292A JPH11270822A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 医療廃棄物処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11270822A true JPH11270822A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13572031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10075292A Pending JPH11270822A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 医療廃棄物処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11270822A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001299898A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-30 | Takashi Enkawa | 廃棄物処理システム |
JP2011235278A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-24 | Nippou Kosan Kk | 感染性廃棄物の圧縮減容化装置 |
CN104193068A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-10 | 王惠生 | 一种垃圾焚烧中污水综合利用方法与装置 |
CN104841239A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-19 | 龚安哲 | 冷却净化系统 |
CN113633792A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-12 | 冰山松洋生物科技(大连)有限公司 | 一种具有生物排放安全性的灭菌器排气处理装置及其工作方法 |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP10075292A patent/JPH11270822A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001299898A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-10-30 | Takashi Enkawa | 廃棄物処理システム |
JP2011235278A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-24 | Nippou Kosan Kk | 感染性廃棄物の圧縮減容化装置 |
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CN104841239A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-19 | 龚安哲 | 冷却净化系统 |
CN113633792A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-11-12 | 冰山松洋生物科技(大连)有限公司 | 一种具有生物排放安全性的灭菌器排气处理装置及其工作方法 |
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Legal Events
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