JPH0699900B2 - 地盤圧密方法及び当該方法に使用する地盤圧密装置 - Google Patents

地盤圧密方法及び当該方法に使用する地盤圧密装置

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JPH0699900B2
JPH0699900B2 JP11574590A JP11574590A JPH0699900B2 JP H0699900 B2 JPH0699900 B2 JP H0699900B2 JP 11574590 A JP11574590 A JP 11574590A JP 11574590 A JP11574590 A JP 11574590A JP H0699900 B2 JPH0699900 B2 JP H0699900B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 <産業上の利用分野> 本発明は、土木工事において特に基礎部となる地盤圧密
方法及び当該方法に使用する地盤圧密装置の改良に関す
るものである。
<従来の技術について> 従来当業界においてはアースオーガーによる地盤の圧密
は行われていなかったが、出願人は先に、平成1年特許
願第246434号をもって建柱基礎築造方法を提供し、当該
基礎の築造に初めて掘削用アースオーガーの逆回転によ
って先に掘り上げた地盤土、山砂、セメントなどを混合
した混合圧密土を圧入し、地盤を圧密して建柱基礎を築
造する技術を提供した。
<発明が解決せんとする問題点について> 然しこの方法では、 アースオーガーの口径が大なればなるほど圧密中央
部に必ず大きな中空部が生ずる。
地表から数十糎の深さまでは、その圧密度がそれよ
り深部の圧密度より極めて小となるなどの問題点が生
じ、特に圧密部下部の中空部の径をなるべく小とするた
め、最初は、口径の小なるアースオーガーで掘削兼圧密
し、次いで大口径のアースオーガーで掘削兼圧密を行う
という二重の手間がかかるという作業能率上の欠陥があ
った。
然も、圧密混合土を上方から下方へ順次送り込み下部か
ら圧密して上部に至るときは、アースオーガーの圧密力
(混合圧密土の圧入力)は、地表からの土圧が減少する
から地上に分散(逃げる)して、地表から数十糎の深さ
までの部分は圧密度が減少するという現象を生ずる。
従って当該部分はどうしても目的とする圧密度を得るこ
とが不可能であるという大きな問題点がある。
(ロ)発明の構成について <問題点を解決するための手段について> 本発明は以上の問題点を解決するため、アースオーガー
を、大口径及び小口径を有するオーガー(4)(5)を
一体化して二段に構成し、更に圧密部の地表部にはウエ
イト(7)を使用して、圧密中央部に生ずる中空部(2
4)を極力少さくすると共に、地表部分の圧密度を高め
るよう構成した。
即ち、作業機(1)のブーム(2)の先端部に取付けた
減速機(3)に、当該減速機(3)と連動して回動自在
に装着した大口径アースオーガー(4)の先端部に小口
径アースオーガー(5)を固定してなる構造の掘削兼圧
密アースオーガー(6)を使用し、且つ大口径アースオ
ーガー(4)を中心とし、当該オーガー(4)の周辺地
表部に所要圧密範囲をカバーするに足る平面積と所要の
重量を有するウエイト(7)を載置し、然る後掘削兼圧
密アースオーガーで所要の深さまで掘進したる後掘削兼
圧密アースオーガー(6)を逆回転し、ブーム(2)を
もって圧密反力を適宜とりながら、先に掘削した掘削土
(32)と砂・砂利等を混合した混合土(9)を掘削羽根
(8)をもって圧入し地盤を圧密することを特徴とする
地盤圧密方法を採用すると共に、他方上記の方法採用に
際し、ウエイト(7)においては、大口径オーガー
(4)の周辺地表部に、所要圧密範囲をカバーするに足
りる平面積と所要の重量を有し中央に掘削兼圧密アース
オーガー(6)の挿通口(10′)を設けると共にウエイ
ト押え(11)を設けてなる下圧板(12)を載置し、更に
該下圧板(12)の上に掘削兼圧密アースオーガー(6)
の挿通口(14)を有する重置ウエイト(13)を適宜数載
置し、然る後掘削圧密するという地盤圧密方法をも採用
した。
又上記圧密方法に使用する地盤圧密装置は、 作業機(1)のブーム(2)の先端部に取付けた減速機
(3)に、当該減速機(3)と連動して回動自在なる大
口径アースオーガー(4)の先端部に小口径アースオー
ガー(5)を固定してなる掘削兼圧密アースオーガー
(6)と、 大口径アースオーガー(4)を中心とするその周辺地表
部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積と所要の
重量を有し、且つ、中央に掘削兼圧密アースオーガー
(6)の挿通口(10)を有するウエイト(7)とからな
る構成を有する地盤圧密装置を採用し、 更に上記ウエイト(7)においては上記構成のウエイト
にかえて、 大口径アースオーガー(4)を中心とするその周辺地表
部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積と所要の
重量を有し中央に掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿
通口(10′)を設けると共にウエイト押え(11)を設け
てなる下圧板(12)と掘削兼圧密アースオーガー(6)
の挿通口(14)を有する重置ウエイト(13)とからな
り、重置ウエイト(13)を前記下圧板(12)上に必要に
応じて適宜数重置可能に構成してなるウエイト(7)を
採用構成した地盤圧密装置となし、 又下圧板(12)の面積を或程度広く形成して、掘削及び
圧密作業の際下圧板(12)の一部に作業機の油圧支持ジ
ャッキ(15)を載置可能としたウエイト(7)を採用構
成した地盤圧密装置となし、 又重置ウエイト(13)に押圧軸(16)を横設し、当該押
圧軸(16)に、作業機(1)に設置してある油圧シリン
ダー(17)に装着した押圧板(18)を着脱可能に係着し
油圧シリンダー(17)によって重置ウエイト(13)を押
圧可能にしたウエイト(7)を採用構成した地盤圧密装
置とすることにより本発明の目的を達成することが可能
となった。
以上はリーダーを必要としない作業機本体の場合の本発
明における地盤圧密装置であるが、次にリーダーを有す
る掘削作業機を使用する場合の本発明地盤圧密装置の構
成について述べると、 作業機本体(1′)とブーム(2′)によって立設支持
されるリーダー(19)を有する掘削作業機において、リ
ーダー(19)に吊着された減速機(3′)に、当該減速
機(3′)と連動して回動自在なる大口径アースオーガ
ー(4)の先端部に小口径アースオーガー(5)を固定
してなる掘削兼圧密アースオーガー(6)を取り付け、
減速機(3′)の適宜個所にはワイヤー取付部(20)
を、又リーダー(19)の下部にワイヤー案内滑車(21)
を、更に作業機本体(1′)には、ワイヤー巻取機(2
2)を設置し、ワイヤー取付部(20)、ワイヤー案内滑
車(21)、ワイヤー巻取機(22)の各部に反力ワイヤー
(23)を連架し、 他方、中央に掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿通口
(10′)を有し当該オーガー(6)を中心とする所要圧
密範囲をカバーするに足る平面積を有し且つその一部は
リーダー(19)を載置可能な広さに構成し、挿通口(1
0′)の周辺には適宜ウエイト押え(11)を設けてなる
下圧板(12)と、当該下圧板(12)に載置する重置ウエ
イト(13)とからなる地盤圧密装置とすることによって
本発明の目的を達成した。
なお、掘削兼圧密アースオーガー(6)の、大口径アー
スオーガー(4)及び小口径アースオーガー(5)の口
径は圧密の深さ及びその範囲等々によって自由に選択す
ればよい。
又ウエイト(7)の重量やその平面積の大小や、下圧板
(12)の面積の大小及び重置ウエイト(13)の重量や使
用する数等は表土の状態や使用する大口径アースオーガ
ー(4)の直径或は圧密しようとする範囲(広さ)等に
よって自由に選択する。
<発明の作用について> 本発明は上記のような構成を有するから、先ず小口径ア
ースオーガー(5)が土中を掘進し、次いで大口径アー
スオーガー(4)が連続掘進する。
掘進の深さは、目的とする圧密深度よりやや深めとする
のがよい。
又土壌は、その表土から種類の異なる幾つもの地層にな
っているので掘り上げられる土も、ヘドロのような軟弱
なものから砂土、粘土等々各種である。所要の深さまで
も掘進した後前記各層各種の土と、あらかじめ用意して
ある砂、山砂或は必要に応じてセメントなどを混合して
混合土(9)となし、当該混合土(9)を掘削兼圧密ア
ースオーガー(6)を逆回転しながらその掘削羽根
(8)(8′)によって送り込み且つブーム(2)でそ
の浮上反力をとりながら掘削兼圧密アースオーガー
(6)の下部及びその周辺部を圧密する。
掘削下部より順次圧密を行い、ブーム(2)をもって掘
削兼圧密アースオーガー(6)を上方に引き上げ圧密を
完了する。
次にウエイト(7)の作用について述べる。
圧密作業が地表に近ずくに従って上からの土圧が小とな
り、掘削兼圧密アースオーガー(6)の逆回転による圧
密力が地表に放散されるので地表面に近い部分の圧密度
が低下するが、本発明においてはウエイト(7)が土圧
の減少分をカバーし圧密力の放散を防止する。
(ハ)実施例について (A)第1実施例について <構成及び作用について> 第1図(A)は本発明掘削圧密アースオーガー(6)
で、大口径アースオーガー(4)の下部に小口径アース
オーガー(5)が連結され、両オーガーが同時に回動で
きるようになっている。(26)及び(27)はそれぞれの
シャフトであり、(8)及び(8′)はその掘削羽根で
ある。
小口径アースオーガー(5)の掘削羽根(8′)の巾を
大きくすれば圧密の範囲は拡大するがシャフト(27)に
かかる力が大となってシャフト(27)が損傷する恐れが
あるから、シャフト(27)の長さは大口径アースオーガ
ー(4)より極力短くし、シャフト(27)にかかる力を
削ぎ、掘削羽根(8′)の巾も掘削羽根(8)の巾と同
等か、それ以下に構成してある。
大口径アースオーガー(4)の場合はシャフト(26)の
直径(太さ)に比して掘削羽根(8)の巾即ち面積を小
となし、掘削羽根(8)の圧密力を強大にしてある。
次に、第1図(B)はウエイト(7)の実施例で、(1
0)は掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿通口で、(3
1)はワイヤー(30)の吊手である。
第2図は本発明による掘削の説明図で、要圧密地盤(2
8)上に作業機(1)のブーム(2)によってウエイト
(7)を載置し、次いでブーム(2)の先端部に吊り下
げた減速機(3)に掘削兼圧密オーガー(6)を連結し
て、ウエイト(7)の挿通口(10)に当該アースオーガ
ー(6)を挿通し、減速機(3)を回転して該アースオ
ーガー(6)で地盤(28)を掘進する。勿論掘進に従っ
てブーム(2)を操作し該アースオーガー(6)を下方
に下げる。
然るときは掘削羽根(8)及び(8′)は地盤各層の掘
削した土(32)を地上に搬出する。
圧密所要の深さまで掘削を終了したならば、地上に掘り
上げた土(32)と別に用意してある砂或は山砂等(図示
せず)を混合し、時にはセメントをも混入して混合土
(9)となし、減速機(3)を逆回転して掘削兼圧密ア
ースオーガー(6)を逆回転し、混合土(9)を掘削羽
根(8)(8′)でもって先に掘削した掘削穴(33)に
送り込む。
この際掘削兼圧密アースオーガー(6)に上昇力が働く
からブーム(2)の反力で上昇を押える。
地盤(28)の圧密は下方より行われ圧密がその限度に達
すればその応力が当該アースオーガー(6)からブーム
(2)に伝わるから作業機(1)のパイロットはそれに
つれて順次ブーム(2)を操作して該アースオーガー
(6)を引き上げつつ圧密を続行し、遂には圧密作業を
完了する。
この圧密作業の際、圧密作業が地表部に近ずくと、従来
は該アースオーガー(6)の圧密力が、圧密部における
地表からの土圧が小となり、地表部に近い部分数十糎の
深さにわたり圧密度がてい減するが、この圧密てい減部
(25)における土圧をウエイト(7)がカバーして第3
図に示すように圧密が完了する。
この際圧密中心部に圧密されない極小径の中空部(24)
が生ずるから、当該部(24)にモルタル(34)を流し込
めば封じられる。
(B)第2実施例について <構成及び作用について> 掘削兼圧密アースオーガー(6)の構成及び作用は前記
実施例と全く同一であるので、ウエイト(7)の第2実
施例について説明する。
第4図(A)及び(B)はその実施例であるが、ウエイ
ト(7)は下圧板(12)と重置ウエイト(13)とから構
成され、下圧板(12)は、重置ウエイト(13)よりその
平面積が大きく構成され、中央には掘削兼圧密オーガー
(6)の挿通口(10′)が形成され、更に重置ウエイト
(13)を載置した場合その動きを止めるウエイト押え
(11)が形成されている。
重置ウエイト(13)は1個でもよいし、複数個重ねられ
るように構成して使用してもよい。(31)は、ワイヤー
(30)の吊手であり、(14)は重置ウエイトに形成した
掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿通口である。
この実施例におけるウエイト(7)の作用について述べ
ると、先ず圧密地盤(28)上に下圧板(12)を置き、そ
の上に作業機(1)のワイヤー(30)で吊り上げた重置
ウエイト(13)を載置する。圧密時における作用は第1
実施例と同様である。
なお、下圧板(12)の平面積を大きくすれば重置ウエイ
ト(13)をそれよりも小さくした構成とすることが可能
である。
(C)第3実施例について <構成及び作用について> この実施例も、掘削兼圧密アースオーガー(6)の構成
と作用は全く同一であるので、第5図(A)(B)に示
すウエイト(7)の実施例について述べる。
このウエイト(7)は第2実施例と同様下圧板(12)と
重置ウエイト(13)とから構成されるが、下圧板(12)
を特に広く形成し、当該部に、作業機(1)の油圧支持
ジャッキ(15)を載置して一部重置ウエイト(13)の代
用とする構成を有するものである。
然るときは油圧支持ジャッキ(15)の押圧力だけ地表部
の土圧を増大補強可能であると共に重置ウエイト(13)
の数を減ずることができる。
(D)第4実施例について <構成及び作用について> この実施例においても、掘削兼圧密アースオーガー
(6)の構成と作用は前記各実施例と同様であるから、
ウエイト(7)の構成と作用について述べる。
第6図に示すように下圧板(12)と重置ウエイト(13)
及び作業機(1)に設置した油圧シリンダー(17)に、
押圧板(18)を着脱可能に係着し、当該押圧板(18)を
重置ウエイト(13)に設けた押圧軸(16)に係着して油
圧シリンダー(17)の押圧力を押圧軸(16)にかけ、重
置ウエイト(13)の重量不足分を補強する構成と作用を
有する。
(E)第5実施例について 本実施例は、第7図に示すようにリーダー(19)を有す
る従来の杭打機又は掘削機を使用して掘削兼圧密を実施
する場合の実施例である。
<構成について> 掘削兼圧密アースオーガー(6)は本発明のものを使用
し、当該アースオーガー(6)を、リーダー(19)の減
速機案内(35)によって案内される減速機(3′)に回
動自在に装着し、 他方、減速機(3′)の適宜個所にはワイヤー取付部
(20)を、リーダー(19)の概ね下部にはワイヤー案内
滑車(21)を、更に作業機本体(1′)にはワイヤー巻
取機(22)が設置され、これら各部(20)(21)(22)
には反力ワイヤー(23)が連架されており、ウエイト
(7)は前記各実施例に示した各種ウエイト(7)が使
用され得る構成を有している。
<作用について> 掘削兼圧密アースオーガー(6)によって掘削する場合
は、圧密地表部に前記の各ウエイト(7)を選択設置
し、減速機(3′)の回転によって掘削兼圧密アースオ
ーガー(6)を回転し、且つ反力ワイヤー(23)の操作
で或程度押込み力を加えて掘進させ、所要の深さまで掘
削したならば、混合土(9)を、掘削兼圧密アースオー
ガー(6)の逆回転により掘削羽根(8)(8′)でも
って圧入し、反力ワイヤー(23)で圧密反力をとりなが
ら、且つウエイト(7)及びリーダー(19)でもって地
表からの土圧を補強しながら所要の圧密を完了する。
(ニ)発明の効果について 本発明は以上のような構成と作用を有するから、掘削穴
(33)を含む所要圧密範囲には、掘削兼圧密アースオー
ガー(6)の掘削羽根(8)(8′)によって送り込ま
れる混合土(9)が当該アースオーガー(6)の逆回転
とブーム(2)又は反力ワイヤー(23)の圧密反力によ
って圧入され、更に混合土(9)の粒子間の水分が排出
されて圧密され、単粒組織化された圧密部(28)が出現
する。
この際本発明においては地表にウエイトを設置してある
から、その下圧力(押圧力)が地表部にかかり、圧密度
低下部(25)から掘削兼圧密アースオーガー(6)の圧
密力が放散しないという効果があるので、従来方法では
圧密不完全又は全く行われなかった当該部(25)が完全
に圧密されるという大きな効果があり、従って従来のよ
うに当該部(25)をコンクリート等で固める必要もなく
なる。
更に、掘削兼圧密アースオーガー(6)の下部は小口径
アースオーガー(5)となっているから、圧密中心部に
生ずる中空部(24)の直径が極めて小で、当該部(24)
に少量のモルタルを注入すればよいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は掘削兼圧密アースオーガーの側面説明図
で、(B)はウエイトの第1実施例でその平面説明図で
ある。(C)は断面図である。 第2図は本発明の掘削兼圧密アースオーガーで掘削した
状態を示す説明図である。 第3図は、圧密完成説明図である。 第4図はウエイトの第2実施例で、(A)はその平面説
明図、(B)は断面説明図である。 第5図はウエイトの第3実施例で、(A)はその側面説
明図、(B)は平面一部説明図である。 第6図はウエイトの第4実施例でその斜視説明図であ
る。 第7図は、本発明の第5実施例の側面説明図である。 (1)……作業機 (1′)……作業機本体(従来の) (2)……ブーム (2′)……ブーム(従来の) (3)……減速機 (3′)……減速機(従来機の) (4)……大口径アースオーガー (5)……小口径アースオーガー (6)……掘削兼圧密アースオーガー (7)……ウエイト (8)……掘削羽根(大口径の) (8′)……掘削羽根(小口径の) (9)……混合土 (10)……ウエイトに形成した挿通口 (10′)……下圧板に形成した挿通口 (11)……ウエイト押え (12)……下圧板 (13)……重置ウエイト (14)……重置ウエイトに形成した挿通口 (15)……油圧支持ジャッキ (16)……押圧軸 (17)……油圧シリンダー(作業機に設置した) (18)……押圧板 (19)……リーダー (20)……ワイヤー取付部(減速機(3′)の) (21)……ワイヤー案内滑車 (22)……ワイヤー巻取機 (23)……反力ワイヤー (24)……中空部 (25)……圧密てい減部 (26)……シャフト(大口径アースオーガーの) (27)……シャフト(小口径アースオーガーの) (28)……要圧密地盤 (30)……ワイヤー(ウエイトを吊る) (31)……ワイヤー吊手(ウエイトに設けた) (32)……掘削土 (33)……掘削穴 (34)……モルタル (35)……減速機案内(リーダーの)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機(1)のブーム(2)の先端部に取
    付けた減速機(3)に、当該減速機(3)と連動して回
    動自在に装着した大口径アースオーガー(4)の先端部
    に小口径アースオーガー(5)を固定してなる構造の掘
    削兼圧密アースオーガー(6)を使用し、且つ大口径ア
    ースオーガー(4)を中心とし、当該オーガー(4)の
    周辺地表部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積
    と所要の重量を有するウエイト(7)を載置し、然る後
    掘削兼圧密アースオーガーで所要の深さまで掘進したる
    後掘削兼圧密アースオーガー(6)を逆回転し、ブーム
    (2)をもって圧密反力を適宜とりながら、先に掘削し
    た掘削土(32)と砂・砂利等を混合した混合土(9)を
    掘削兼圧密アースオーガー(6)の掘削羽根(8)をも
    って圧入し地盤を圧密することを特徴とする地盤圧密方
    法。
  2. 【請求項2】作業機(1)のブーム(2)の先端部に取
    付けた減速機(3)に、当該減速機(3)と連動して回
    動自在に装着した大口径アースオーガー(4)の先端部
    に小口径アースオーガー(5)を固定してなる構造の掘
    削兼圧密アースオーガー(6)を使用し、且つ大口径ア
    ースオーガー(4)を中心とし、当該オーガー(4)の
    周辺地表部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積
    と所要の重量を有し中央に掘削兼圧密アースオーガー
    (6)の挿通口(10′)を設けると共にウエイト押え
    (11)を設けてなる下圧板(12)を載置し、更に該下圧
    板(12)の上に掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿通
    口(14)を有する重置ウエイト(13)を適宜数載置し、
    然る後掘削兼圧密アースオーガーで所要の深さまで掘進
    したる後掘削兼圧密アースオーガー(6)を逆回転し、
    ブーム(2)をもって圧密反力を適宜とりながら、先に
    掘削した掘削土(32)と砂等を混合した混合土(9)を
    掘削兼圧密アースオーガー(6)の掘削羽根(8)をも
    って圧入し地盤を圧密することを特徴とする地盤圧密方
    法。
  3. 【請求項3】作業機(1)のブーム(2)の先端部に取
    付けた減速機(3)に、当該減速機(3)と連動して回
    動自在なる大口径アースオーガー(4)の先端部に小口
    径アースオーガー(5)を固定してなる掘削兼圧密アー
    スオーガー(6)と、 大口径アースオーガー(4)を中心とするその周辺地表
    部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積と所要の
    重量を有し、且つ、中央に掘削兼圧密アースオーガー
    (6)の挿通口(10)を有するウエイト(7)とからな
    ることを特徴とする前記請求項(1)記載の地盤圧密方
    法に使用する地盤圧密装置。
  4. 【請求項4】作業機(1)のブーム(2)の先端部に取
    付けた減速機(3)に、当該減速機(3)と連動して回
    動自在なる大口径アースオーガー(4)の先端部に小口
    径アースオーガー(5)を固定してなる掘削兼圧密アー
    スオーガー(6)と、 大口径アースオーガー(4)を中心とするその周辺地表
    部に、所要圧密範囲をカバーするに足る平面積と所要の
    重量を有し中央に掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿
    通口(10′)を設けると共にウエイト押え(11)を設け
    てなる下圧板(12)と掘削兼圧密アースオーガー(6)
    の挿通口(14)を有する重置ウエイト(13)とからなり
    重置ウエイト(13)を前記下圧板(12)上に必要に応じ
    て適宜数重置可能に構成してなるウエイト(7)とから
    なることを特徴とする、前記請求項(2)記載の地盤圧
    密方法に使用する地盤圧密装置。
  5. 【請求項5】下圧板(12)の面積を或程度広く形成し
    て、掘削及び圧密作業の際下圧板(12)の一部に作業機
    の油圧支持ジャッキ(15)を載置可能に構成したウエイ
    ト(7)とからなることを特徴とする前記請求項(4)
    記載の地盤圧密装置。
  6. 【請求項6】重置ウエイト(13)に押圧軸(16)を横設
    し、当該押圧軸(16)に、作業機(1)に設置してある
    油圧シリンダー(17)に装着した押圧板(18)を着脱可
    能に係着し油圧シリンダー(17)によって重置ウエイト
    (13)を押圧可能に構成したウエイト(7)からなるこ
    とを特徴とする前記請求項(4)記載の地盤圧密装置。
  7. 【請求項7】作業機本体(1′)とブーム(2′)によ
    って立設支持されるリーダー(19)を有する掘削作業機
    において、リーダー(19)に吊着された減速機(3′)
    に、当該減速機(3′)と連動して回動自在なる大口径
    アースオーガー(4)の先端部に小口径アースオーガー
    (5)を固定してなる掘削兼圧密アースオーガー(6)
    を取り付け、減速機(3′)の適宜個所にはワイヤー取
    付部(20)を、又リーダー(19)の下部にワイヤー案内
    滑車(21)を、更に作業機本体(1′)にはワイヤー巻
    取機(22)を設置し、ワイヤー取付部(20)、ワイヤー
    案内滑車(21)、ワイヤー巻取機(22)の各部に反力ワ
    イヤー(23)を連架し、 他方、中央に掘削兼圧密アースオーガー(6)の挿通口
    (10′)を有し当該オーガー(6)を中心とする所要圧
    密範囲をカバーするに足る平面積を有し且つその一部は
    リーダー(19)を載置可能な広さに構成し、挿通口(1
    0′)の周辺には適宜ウエイト押え(11)を設けてなる
    下圧板(12)と、当該下圧板(12)に載置する重置ウエ
    イト(13)とからなることを特徴とする地盤圧密装置。
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