JP3000497B2 - 高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法 - Google Patents

高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法

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JP3000497B2
JP3000497B2 JP4091030A JP9103092A JP3000497B2 JP 3000497 B2 JP3000497 B2 JP 3000497B2 JP 4091030 A JP4091030 A JP 4091030A JP 9103092 A JP9103092 A JP 9103092A JP 3000497 B2 JP3000497 B2 JP 3000497B2
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、場所打ちコンクリー
ト杭や連続地中壁(以下、まとめて高耐力場所打ちコン
クリート杭等と云う場合がある)の構築において実施さ
れる、先端支持力を増強した高耐力場所打ちコンクリー
ト杭等の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、場所打ちコンクリート杭等の構築
においては、掘削による先端地盤の緩みが原因で先端支
持力が低下することが問題とされ、その改善策が開発さ
れ種々出願されている(例えば、特開昭63−3124
19号公報に記載された工法等参照)。一般的には、図
5に示したように、先端地盤dまで掘削された掘削孔内
にガイドパイプbを設置し、掘削孔底から躯体としての
コンクリートaを打設し、この打設コンクリートaが強
度を発現した後に、前記ガイドパイプbを利用して先端
地盤d中に締固め杭cを貫入し、しかる後、ガイドパイ
プb内にセメントミルクe等を充填することにより、先
端地盤dを締固めて支持力を高める施工方法が提案され
ている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】締固め杭の貫入用に
使用されるガイドパイプ(通常は鉄管)は直径が20〜
30cmぐらいで、長さは30〜40mにも及ぶため、
1本が数十万円もする高価なものである。従って、でき
ることならこの高価なガイドパイプを使用しないで施工
したい。また、ガイドパイプを使用する場合は他の用途
にも併用して機能複合化を図ることは勿論、最終的には
回収して再利用に供することが望ましい。
【0004】しかし、上記した公知の施工方法は、締固
め杭cを貫入する目的でガイドパイプbを使用し、締固
め杭cの貫入後はこのガイドパイプbを埋め殺しにして
しまう方法であり、回収は不可能である。さらに、その
用途は締固め杭bの貫入用だけであり、他の用途には全
く利用されない。故に、高い費用を投じるわりには利用
価値が低く問題とされている。
【0005】したがって、本発明の目的は、締固め杭の
貫入用として使用されてきた従来のガイドパイプは一切
使用しないで確実に締固め杭を貫入すること、そして、
ガイドパイプを使用する場合でも、他の用途に利用する
ほか最終的には回収して再利用に供し、工費を低減し経
済的な施工が可能な高耐力場所打ちコンクリート杭等の
施工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る高耐力場所打ちコンクリー
ト杭等の施工方法は、図面に実施例を示したとおり、 イ) 掘削孔1を掘削した後、掘削バケット等によりス
ライムの一次処理を行う段階と、 ロ) 掘削孔1内に鉄筋籠2と共にガイドパイプ3を設
置し、このガイドパイプ3を利用して杭打ち機4等によ
り先端地盤へ締固め杭6を貫入し、この貫入された締固
め杭6からセメントミルク10等を噴出して先端地盤を
締め固めるる段階と、 ハ) ガイドパイプ3を少し上方に吊り上げ、このガイ
ドパイプ3を利用してスライムの二次処理を行う段階
と、 ニ) ガイドパイプ3をコンクリート8の打設用のトレ
ミー管として利用し、掘削孔底からコンクリート8を打
設しながら徐々に前記ガイドパイプ3を引き上げる段階
と、 ホ) 躯体としての前記コンクリート8の打設が終了し
た後にガイドパイプ3を回収する段階と、より成ること
や、 イ) 掘削孔1を掘削した後、掘削バケット等によりス
ライムの一次処理を行う段階と、 ロ) 掘削孔1内に鉄筋籠2を設置した後、杭打ち機4
等により締固め杭6を前記掘削孔1内に挿入して先端地
盤中へ貫入し、この貫入された締固め杭6からセメント
ミルク10等を噴出して先端地盤を締め固める段階と、 ハ) 掘削孔底に残存するスライムの二次処理を行った
後、トレミー管7により掘削孔1内にコンクリート8を
打設する段階と、より成ること、を特徴とする。
【0007】また、本発明は、 イ) 後に掘削して形成される掘削孔1の先端地盤位置
Pまで地盤削孔機9等により締固め杭6を貫入し、この
貫入された締固め杭6からセメントミルク10等を噴出
して付近地盤を締め固める段階と、 ロ) 地表面から前記締固め杭6の上端部に至るまでの
地盤を掘削して掘削孔1を形成する段階と、 ハ) 前記掘削孔1内に鉄筋籠2を設置し、トレミー管
7によりコンクリート8を打設する段階と、より成るこ
と、さらに、掘削孔の掘削を所望の深さで中断し、この
掘削途中の掘削孔1の中にガイドパイプ3を設置し、こ
のガイドパイプ3を利用して杭打ち機4等により、後に
掘削を再開して完成される掘削孔1の先端地盤位置Pへ
締固め杭6を貫入して施工すること、この施工方法にお
いて、締固め杭6の貫入は、ガイドパイプ3を使用せず
地盤削孔機9等によって直接行うこと、もそれぞれ特徴
とする。
【0008】
【作用】ガイドパイプ3は、締固め杭6の先端地盤への
貫入用として通常の使用方法で利用する(図1B)だけ
でなく、掘削孔底に残存するスライムの二次処理に利用
するし(図1C)、コンクリート8を打設するためのト
レミー管としても利用する(図1D)から、機能的に優
れ利用価値が高い。その上、ガイドパイプ3は最終的に
は引き上げて全部回収し、他の場所打ちコンクリート杭
等の施工に再利用できるので、有効利用が図れる。
【0009】締固め杭貫入用のガイドパイプ3を全く利
用せずに、杭打ち機4や地盤削孔機9等の重機により先
端地盤(図3のPの位置)へ締固め杭6を確実に貫入す
る方法(図2B,図3A)でも、先端地盤の締固め効果
を発揮する(図3F等)。地盤の掘削を作業手順等に応
じて所望の深さで中断し、ガイドパイプ3を利用し(図
4B)、又は利用せずして、杭打ち機4等により締固め
杭6を貫入する方法も、作業条件に応じて採用でき、作
業性に優れている。
【0010】
【実施例】次に、図示した本発明の実施例を示す。図1
A〜Eは、本発明の第1実施例である高耐力場所打ちコ
ンクリート杭の施工における枢要な工程図を示してい
る。図1Aは、掘削機(図示は省略)を使用して先端地
盤に達する深さまで地盤を掘削して掘削孔1を形成し、
掘削バケット(図示は省略)等により掘削孔1の底部に
沈積したスライムの一次処理を行った段階を示してい
る。
【0011】図1Bは、前記スライムの一次処理が終了
した後、掘削孔1内に鉄筋籠2と共にガイドパイプ3を
設置し、このガイドパイプ3を利用して杭打ち機4等に
より先端地盤へ締固め杭6を貫入し、この貫入された締
固め杭6からセメントミルク10等を噴出(注入)して
先端地盤を締め固めた段階を示している。図1Cは、ガ
イドパイプ3を少し上方に吊り上げ、その上端に箱継手
12を取付けてスライムポンプ(図示せず)との接続を
行い、掘削孔底に残存するスライムを吸い上げて除去す
るパイプとして当該ガイドパイプ3を利用し、スライム
の二次処理を行う段階を示している。
【0012】図1Dは、前記のガイドパイプ3の上端に
コンクリートホッパー5を取付けてコンクリート打設用
のトレミー管として利用し、掘削孔底からコンクリート
8を打設しながら徐々にこのガイドパイプ3を引き上げ
ていく段階を示している。図1Eは、躯体としての前記
コンクリート8の打設が終了した後にガイドパイプ3を
完全に回収し、コンクリート杭躯体を完成した段階を示
している。かくして締固め杭6により先端地盤が締固め
られた高品質の高耐力場所打ちコンクリート杭が完成さ
れている。
【0013】したがって、この方法によれば、ガイドパ
イプ3は、締固め杭6の先端地盤への貫入用として通常
の使用方法で利用され、締固め杭6の貫入作業の迅速
性、正確性に寄与するだけではなく、掘削孔底に残存す
るスライムの二次処理に利用され、さらにコンクリート
8を打設するトレミー管としても利用されるので、ガイ
ドパイプ3の機能複合化が達成され非常に利用価値が高
い。その上、この利用価値が高いガイドパイプ3は最終
的には引き上げて回収され、他の場所打ちコンクリート
杭等の施工に再利用できるので、有効利用が図れ経費の
大幅な低減化に貢献する。
【0014】
【第2実施例】図2A〜Dは、ガイドパイプ3を一切使
用しないで高耐力場所打ちコンクリート杭を施工する場
合の枢要な工程図を示している。図2Aは、上記第1実
施例と同様に、掘削孔1を形成した後に、掘削バケット
等によりスライムの一次処理を行った段階を示してい
る。図2Bは、掘削孔1内に鉄筋籠2を設置した後に、
杭打ち機4等を使用して締固め杭6を直接前記掘削孔1
内に挿入して先端地盤中へ貫入し、この貫入された締固
め杭6からセメントミルク10等を噴出して先端地盤を
締め固めた段階を示している。
【0015】図2Cは、前記締固め杭6の貫入を終了し
た後に、掘削孔底に残存するスライムの二次処理を行
い、その後トレミー管7を使用して掘削孔底からコンク
リート8を打設していく段階を示している。図2Dは、
コンクリート8の打設が終了し最終的にコンクリート杭
躯体を完成した段階を示している。この方法によれば、
締固め杭貫入用のガイドパイプ3を全く利用せずに、杭
打ち機4により先端地盤へ締固め杭6を確実に貫入でき
るので、高価なガイドパイプの費用が一切不要となり、
大幅な経費の節減が図れる。
【0016】
【第3実施例】図3A〜Fは、やはりガイドパイプ3を
一切使用しないで高耐力場所打ちコンクリート杭を施工
する異なる実施例を示している。図3Aは、後に掘削し
て形成される掘削孔1の先端地盤位置Pまで地盤削孔機
9等により締固め杭6を先行して貫入し、この貫入され
た締固め杭6からセメントミルク10等を周辺地盤に噴
出した段階を示している。図3Bは、前記の噴出したセ
メントミルク10が固まって固結体となり付近地盤を締
め固めている段階を示している。なお、前記締固め杭6
の貫入によって形成された孔は、埋戻し土を充填して締
固め杭6の安定性を図るのが好ましい。
【0017】図3Cは、地表面から前記締固め杭6の上
端部に至るまでの地盤を掘削して掘削孔1を形成した段
階を示している。先端地盤部分は、締固め杭6から噴出
されたセメントミルク10により締め固められているか
ら、地盤を掘削して掘削孔1を形成しても先端地盤のゆ
るみの問題は一切生じない。図3Dは前記掘削孔1内に
鉄筋籠2を設置した段階を示している。図3Fは、トレ
ミー管7により掘削孔底からコンクリート8を打設して
いく段階を示している。図3Fは、コンクリート8の打
設が終了し最終的にコンクリート杭躯体を完成した段階
を示している。
【0018】この方法によっても、前記第2実施例と同
様、締固め杭貫入用のガイドパイプ3を全く利用せず
に、地盤削孔機9により先端地盤位置Pへ締固め杭6を
確実に貫入できるので、高価なガイドパイプ3の費用は
一切不要となり、経費の大幅な節減が図れる。
【0019】
【第4実施例】図4A〜Fは、掘削孔1を掘削する途中
で締固め杭6を先行して貫入し高耐力場所打ちコンクリ
ート杭を施工する枢要な工程図を示している。図4A
は、作業条件に応じて地盤の掘削を所望の深さで中断し
た段階を示している。図4Bは、前記掘削途中の掘削孔
1の中に、この掘削途中の掘削孔1の深さに応じた短い
ガイドパイプ3を設置し、このガイドパイプ3を利用し
て杭打ち機4等により、後に掘削を再開して完成される
掘削孔1の先端地盤位置Pへ締固め杭6を先行して貫入
し、この貫入された締固め杭6からセメントミルク10
等を噴出して付近地盤を締め固めた段階を示している。
【0020】図4Cは、前記ガイドパイプ3を引き上げ
て回収した後、前記掘削を中断した掘削孔底から締固め
杭6の上端部までの地盤を掘削して掘削孔1を完成した
段階を示している。この後は上記の各実施例と同様、掘
削孔1内に鉄筋籠2を設置し(図4C)、トレミー管7
により掘削孔底からコンクリート8を打設していき(図
4E)、最終的にコンクリート杭躯体が完成される(図
4F)。
【0021】なお、この施工方法において、締固め杭6
の貫入は、ガイドパイプ3を使用しないで地盤削孔機9
等によって直接行うことも実施される。したがって、こ
の方法によれば、作業手順の条件に応じて地盤掘削のあ
らゆる段階から締固め杭6を先端地盤中に貫入でき、作
業性を高められる。また、ガイドパイプ3は使用せず、
又は使用しても通常より短いもので足りるから、その分
工費の節減が図れる。
【0022】
【異なる実施態様】なお、図示を省略した連続地中壁の
構築に際しても、上記の各場所打ちコンクリート杭の施
工における場合と同様の工程により、容易に経済的に施
工性に優れた高耐力連続壁が構築される。
【0023】
【本発明が奏する効果】本発明に係る高耐力場所打ちコ
ンクリート杭等の施工方法によれば、先端地盤中に貫入
された締固め杭6が締固め効果を発揮することは勿論の
こと、ガイドパイプ3を埋殺しにして消費することな
く、締固め杭6を先端地盤中に貫入して高耐力場所打ち
コンクリート杭等の施工をするので、大幅に経費の節減
が図れ、経済的でしかも高品質な構造物の構築に寄与す
る。また、ガイドパイプ3を利用する場合は、多機能に
使用できる上、最終的には全部回収して他の場所打ちコ
ンクリート杭等の施工に再利用されるので、ガイドパイ
プ3の有効利用が図れ、再利用による工費の低減化に寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】A〜Eは、この発明の施工方法の枢要な工程を
示した断面図である。
【図2】A〜Dは、第2実施例を示した工程図である。
【図3】A〜Fは、第3実施例を示した工程図である。
【図4】A〜Fは、第4実施例を示した工程図である。
【図5】従来例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 掘削孔 2 鉄筋籠 3 ガイドパイプ 4 杭打ち機 6 締固め杭 7 トレミー管 8 コンクリート 9 地盤削孔機 10 セメントミルク P 先端地盤位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 清 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 土屋 富男 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 長曽我部 誠 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 福原 拓平 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式 会社竹中土木内 (56)参考文献 特開 昭63−312419(JP,A) 特開 昭54−107111(JP,A) 特開 昭53−126709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/34 - 5/46 E02D 5/18 - 5/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イ) 掘削孔を掘削した後、掘削バケッ
    ト等によりスライムの一次処理を行う段階と、 ロ) 掘削孔内に鉄筋籠と共にガイドパイプを設置し、
    このガイドパイプを利用して杭打ち機等により先端地盤
    へ締固め杭を貫入し、この貫入された締固め杭からセメ
    ントミルク等を噴出して先端地盤を締め固める段階と、 ハ) ガイドパイプを少し上方に吊り上げ、このガイド
    パイプを利用して掘削孔底に残存するスライムの二次処
    理を行う段階と、 ニ) ガイドパイプをコンクリート打設用のトレミー管
    として利用し、掘削孔底からコンクリートを打設しなが
    ら徐々に前記ガイドパイプを引き上げる段階と、 ホ) 躯体としての前記コンクリートの打設が終了した
    後にガイドパイプを回収する段階と、より成ることを特
    徴とする高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法。
  2. 【請求項2】 イ) 掘削孔を掘削した後、掘削バケッ
    ト等によりスライムの一次処理を行う段階と、 ロ) 掘削孔内に鉄筋籠を設置した後、杭打ち機等によ
    り締固め杭を前記掘削孔内に挿入して先端地盤中へ貫入
    し、この貫入された締固め杭からセメントミルク等を噴
    出して先端地盤を締め固める段階と、 ハ) 掘削孔底に残存するスライムの二次処理を行った
    後、トレミー管により掘削孔内にコンクリートを打設す
    る段階と、より成ることを特徴とする高耐力場所打ちコ
    ンクリート杭等の施工方法。
  3. 【請求項3】 イ) 後に掘削して形成される掘削孔の
    先端地盤位置まで地盤削孔機等により締固め杭を貫入
    し、この貫入された締固め杭からセメントミルク等を噴
    出して付近地盤を締め固める段階と、 ロ) 地表面から前記締固め杭の上端部に至るまでの地
    盤を掘削して掘削孔を形成する段階と、 ハ) 前記掘削孔内に鉄筋籠を設置し、トレミー管によ
    りコンクリートを打設する段階と、より成ることを特徴
    とする高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法。
  4. 【請求項4】 イ) 掘削孔の掘削を所望の深さで中断
    し、この掘削途中の掘削孔の中にガイドパイプを設置
    し、このガイドパイプを利用して杭打ち機等により、後
    に掘削を再開して完成される掘削孔の先端地盤位置へ締
    固め杭を貫入する段階と、 ロ) 貫入された前記締固め杭からセメントミルク等を
    噴出して付近地盤を締め固める段階と、 ハ) 前記ガイドパイプを引き上げて回収し、前記掘削
    を中断した掘削孔の掘削を再開し前記締固め杭の上端部
    までの地盤を掘削して掘削孔を完成する段階と、 ニ) 前記掘削孔内に鉄筋籠を設置し、トレミー管によ
    りコンクリートを打設する段階と、より成ることを特徴
    とする高耐力場所打ちコンクリート杭等の施工方法。
  5. 【請求項5】 締固め杭の貫入は、ガイドパイプを使用
    せず地盤掘削機等によって直接貫入を行うことを特徴と
    する請求項4に記載した高耐力場所打ちコンクリート杭
    等の施工方法。
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