JPH0699458A - 両面転写射出成形品の製造方法及び成形金型並びに射出成形品 - Google Patents
両面転写射出成形品の製造方法及び成形金型並びに射出成形品Info
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- JPH0699458A JPH0699458A JP4272488A JP27248892A JPH0699458A JP H0699458 A JPH0699458 A JP H0699458A JP 4272488 A JP4272488 A JP 4272488A JP 27248892 A JP27248892 A JP 27248892A JP H0699458 A JPH0699458 A JP H0699458A
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14827—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles using a transfer foil detachable from the insert
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- B29C45/14467—Joining articles or parts of a single article
- B29C2045/14532—Joining articles or parts of a single article injecting between two sheets
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は射出成形品をキャビティ内で成形する
際に、この射出成形品の表裏両面に転写フィルムの図柄
を転写させて加飾を施すことを目的とした製造方法及び
成形金型である。 【構成】固定側型板１と可動側型板２とによりキャビテ
ィ４を形成し、かつスプルー７及びピンゲート８を有す
るエジェクタープレート３を前記固定側型板１と可動側
型板２との両側部間に嵌入した金型であって、キャビテ
ィ４内に供給された一対の転写フィルム９，１０の夫々
の両側縁を前記固定側型板１と可動側型板２とエジェク
タープレート３とで挟持固定するようにした成形金型で
ある。
際に、この射出成形品の表裏両面に転写フィルムの図柄
を転写させて加飾を施すことを目的とした製造方法及び
成形金型である。 【構成】固定側型板１と可動側型板２とによりキャビテ
ィ４を形成し、かつスプルー７及びピンゲート８を有す
るエジェクタープレート３を前記固定側型板１と可動側
型板２との両側部間に嵌入した金型であって、キャビテ
ィ４内に供給された一対の転写フィルム９，１０の夫々
の両側縁を前記固定側型板１と可動側型板２とエジェク
タープレート３とで挟持固定するようにした成形金型で
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出樹脂成形品の射出
成形の際にその表裏両面に同時に転写フィルムから所定
の図柄を転写させることが出来る両面転写射出成形品の
製造方法と、その両面転写射出成形品を製造するための
成形金型と、並びに射出成形品とに関するものである。
成形の際にその表裏両面に同時に転写フィルムから所定
の図柄を転写させることが出来る両面転写射出成形品の
製造方法と、その両面転写射出成形品を製造するための
成形金型と、並びに射出成形品とに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の射出成形品の表面に転写フィルム
から図柄を転写させて絵付成形品を製造する方法と、及
びその絵付成形品を製造するための成形金型の技術とし
ては、本件特許出願人が開発した特公昭６０ー１１６０
７号公報（第１公知技術）が公知である。この技術はエ
ンドレス状の転写フォイルを成形金型のキャビティ内に
送り、かつ該転写フォイルを加熱軟化させると共にこれ
をキャビティ内に吸着固定させた後で、キャビティ内に
溶融樹脂を射出して樹脂成形品を成形すると同時に、そ
の表面に転写フォイルの図柄を転写させる技術である。
から図柄を転写させて絵付成形品を製造する方法と、及
びその絵付成形品を製造するための成形金型の技術とし
ては、本件特許出願人が開発した特公昭６０ー１１６０
７号公報（第１公知技術）が公知である。この技術はエ
ンドレス状の転写フォイルを成形金型のキャビティ内に
送り、かつ該転写フォイルを加熱軟化させると共にこれ
をキャビティ内に吸着固定させた後で、キャビティ内に
溶融樹脂を射出して樹脂成形品を成形すると同時に、そ
の表面に転写フォイルの図柄を転写させる技術である。
【０００３】所で、この第１公知技術では、成形される
樹脂成形品の両面に同時に図柄を転写させることが出来
ないために加飾領域が限定されたり、或いは加飾されな
い他の片面には後工程で図柄を転写させなければなら
ず、作業が複雑でコスト高になる問題があった。
樹脂成形品の両面に同時に図柄を転写させることが出来
ないために加飾領域が限定されたり、或いは加飾されな
い他の片面には後工程で図柄を転写させなければなら
ず、作業が複雑でコスト高になる問題があった。
【０００４】最近になって、例えば特開昭６２ー２２７
６１３号公報（第２公知技術）、特開平１ー１１０９２
４号公報（第３公知技術）、特開平４ー２０８４２３号
公報（第４公知技術）等に示す如く、射出成形品の両面
に同時に転写フィルムの図柄を転写させ、表裏両面を同
時に加飾させることが出来る技術も公知である。
６１３号公報（第２公知技術）、特開平１ー１１０９２
４号公報（第３公知技術）、特開平４ー２０８４２３号
公報（第４公知技術）等に示す如く、射出成形品の両面
に同時に転写フィルムの図柄を転写させ、表裏両面を同
時に加飾させることが出来る技術も公知である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記公知技術
の中で、第２公知技術では中央部に貫通孔が穿設された
ガイドクランプを２枚の転写フィルム間に挟み込み、か
つこのガイドクランプの貫通孔に当接される一方の転写
フィルムに穴を穿設し、この穴及びガイドクランプの貫
通孔を介して溶融樹脂を２枚の転写フィルムの間に充填
していたが、一方の転写フィルムに特別な穴あけ機構を
用いてかん欠的に穴を穿設しなければならないので、構
造が極めて複雑になる問題があった。
の中で、第２公知技術では中央部に貫通孔が穿設された
ガイドクランプを２枚の転写フィルム間に挟み込み、か
つこのガイドクランプの貫通孔に当接される一方の転写
フィルムに穴を穿設し、この穴及びガイドクランプの貫
通孔を介して溶融樹脂を２枚の転写フィルムの間に充填
していたが、一方の転写フィルムに特別な穴あけ機構を
用いてかん欠的に穴を穿設しなければならないので、構
造が極めて複雑になる問題があった。
【０００６】また、第３公知技術では、左右の移動型の
間にキャビティを有する中枠を挿入し、かつこの中枠の
両側に夫々転写フィルムを配し、左右の移動型を移動さ
せることによって転写フィルムを中枠のキャビティの両
側に移動させ、この状態でキャビティ内に樹脂を射出す
ることによって成形と転写とを行う技術であるが、作業
工程が複雑で、かつ精度に問題があった。
間にキャビティを有する中枠を挿入し、かつこの中枠の
両側に夫々転写フィルムを配し、左右の移動型を移動さ
せることによって転写フィルムを中枠のキャビティの両
側に移動させ、この状態でキャビティ内に樹脂を射出す
ることによって成形と転写とを行う技術であるが、作業
工程が複雑で、かつ精度に問題があった。
【０００７】更に、第４公知技術は、円筒状の可動金型
の両側に夫々円弧状のスライド金型を配し、可動金型と
これ等のスライド金型との間に転写フィルムを供給する
ことによって、外周面全面に加飾が施された射出樹脂成
形品を製造する技術であるが、この技術は円筒或いは円
柱状の成形品を製造する場合にのみしか利用出来ない問
題があった。
の両側に夫々円弧状のスライド金型を配し、可動金型と
これ等のスライド金型との間に転写フィルムを供給する
ことによって、外周面全面に加飾が施された射出樹脂成
形品を製造する技術であるが、この技術は円筒或いは円
柱状の成形品を製造する場合にのみしか利用出来ない問
題があった。
【０００８】本発明に係る製造方法及び成形金型並びに
射出成形品は、前述の従来の問題点に鑑み開発された技
術であって、キャビティ内に並列して供給される転写フ
ィルム間に溶融樹脂をスムーズにかつ安定した状態で供
給し、キャビティ内で射出成形品を成形すると同時にそ
の表裏両面に転写フィルムから図柄を転写して加飾する
ことが出来る全く新しい技術を提供するものである。
射出成形品は、前述の従来の問題点に鑑み開発された技
術であって、キャビティ内に並列して供給される転写フ
ィルム間に溶融樹脂をスムーズにかつ安定した状態で供
給し、キャビティ内で射出成形品を成形すると同時にそ
の表裏両面に転写フィルムから図柄を転写して加飾する
ことが出来る全く新しい技術を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る両面転写射
出成形品の製造方法は、前述の従来の問題点を根本的に
改善した技術であって、その要旨は、複数の金型により
構成されるキャビティ内で樹脂成形品を成形すると同時
に該樹脂成形品の表裏両面に転写フィルムから所定の図
柄を転写させる射出成形品の製造方法に於いて、前記キ
ャビティに２枚一対の転写フィルムを並列して供給し、
かつ該一対の転写フィルムの両側縁間に所定の金型を挿
入すると共に一対の転写フィルムを該金型とこれに対応
する他の金型とで挟持固定し、更に一対の転写フィルム
間に溶融樹脂を射出することによってキャビティ形状に
合致した射出成形品を成形すると同時に該射出成形品の
表裏両面に一対の転写フィルムより図柄を転写すること
を特徴とした両面転写射出成形品の製造方法である。
出成形品の製造方法は、前述の従来の問題点を根本的に
改善した技術であって、その要旨は、複数の金型により
構成されるキャビティ内で樹脂成形品を成形すると同時
に該樹脂成形品の表裏両面に転写フィルムから所定の図
柄を転写させる射出成形品の製造方法に於いて、前記キ
ャビティに２枚一対の転写フィルムを並列して供給し、
かつ該一対の転写フィルムの両側縁間に所定の金型を挿
入すると共に一対の転写フィルムを該金型とこれに対応
する他の金型とで挟持固定し、更に一対の転写フィルム
間に溶融樹脂を射出することによってキャビティ形状に
合致した射出成形品を成形すると同時に該射出成形品の
表裏両面に一対の転写フィルムより図柄を転写すること
を特徴とした両面転写射出成形品の製造方法である。
【００１０】また、本発明に係る両面転写射出成形品の
成形金型の要旨は、固定側型板と可動側型板とでキャビ
ティを成形しかつこれ等の固定側型板と可動側型板との
夫々の両側間にエジェクタープレートを嵌入し得る成形
金型に於いて、前記キャビティ内に供給された２枚一対
の転写フィルムの両側縁間に前記エジェクタープレート
が挿入され、かつ該エジェクタープレートと前記固定側
型板及び可動側型板とで一対の転写フィルムの夫々の両
側縁を挟持固定し得る構造より構成されることを特徴と
した成形金型である。
成形金型の要旨は、固定側型板と可動側型板とでキャビ
ティを成形しかつこれ等の固定側型板と可動側型板との
夫々の両側間にエジェクタープレートを嵌入し得る成形
金型に於いて、前記キャビティ内に供給された２枚一対
の転写フィルムの両側縁間に前記エジェクタープレート
が挿入され、かつ該エジェクタープレートと前記固定側
型板及び可動側型板とで一対の転写フィルムの夫々の両
側縁を挟持固定し得る構造より構成されることを特徴と
した成形金型である。
【００１１】更に本発明に係る射出成形品は、射出成形
品自体を透明、半透明或いは不透明にし、かつこの射出
成形品の表裏両面に転写フィルムより転写された図柄が
透し印刷、艶消し印刷等のグラテーション印刷層、金属
蒸着層或いはコーテング層等より選択された図柄である
ことを特徴とした射出成形品である。
品自体を透明、半透明或いは不透明にし、かつこの射出
成形品の表裏両面に転写フィルムより転写された図柄が
透し印刷、艶消し印刷等のグラテーション印刷層、金属
蒸着層或いはコーテング層等より選択された図柄である
ことを特徴とした射出成形品である。
【００１２】
【作用】本発明に係る両面転写射出成形品の製造方法
は、上述の如く、キャビティに供給される一対の転写フ
ィルムの両側縁を複数個の金型で挟持固定した後で、キ
ャビティ内の一対の転写フィルム間に溶融樹脂を射出す
るので、溶融樹脂を一対の転写フィルム間に安定した状
態でスムーズに充填することが出来る。また、一対の転
写フィルム間に射出された溶融樹脂をキャビティ内で成
形する際に、一対の転写フィルムが夫々ズレルことを防
止し、転写フィルムの図柄を射出成形品の表裏両面に精
度良く転写させることが出来る。
は、上述の如く、キャビティに供給される一対の転写フ
ィルムの両側縁を複数個の金型で挟持固定した後で、キ
ャビティ内の一対の転写フィルム間に溶融樹脂を射出す
るので、溶融樹脂を一対の転写フィルム間に安定した状
態でスムーズに充填することが出来る。また、一対の転
写フィルム間に射出された溶融樹脂をキャビティ内で成
形する際に、一対の転写フィルムが夫々ズレルことを防
止し、転写フィルムの図柄を射出成形品の表裏両面に精
度良く転写させることが出来る。
【００１３】本発明に係る成形金型は、上述の如く、固
定側型板と可動側型板との夫々の両側間にエジェクター
プレートを嵌入するように構成したので、キャビティ内
に供給された一対の転写フィルムの両側縁を夫々前記固
定側型板と可動側型板と及びエジェクタープレートとで
挟持固定することが出来る。
定側型板と可動側型板との夫々の両側間にエジェクター
プレートを嵌入するように構成したので、キャビティ内
に供給された一対の転写フィルムの両側縁を夫々前記固
定側型板と可動側型板と及びエジェクタープレートとで
挟持固定することが出来る。
【００１４】本発明に係る射出成形品は、上述の如く、
射出成形品自体を必要に応じて透明、半透明或いは不透
明にし、かつこの射出成形品の表裏両面に転写フィルム
より転写された図柄を必要に応じて透し印刷、艶消し印
刷等のグラテーション印刷層、金属蒸層或いはコーテン
グ層としたので、これ等の射出成形品とその表裏両面に
転写された図柄とを夫々特定して組み合わせることによ
って、例えば宝石のように立体的深みのある成形品、宝
石のような立体的光輝のある成形品、外表面が硬くて傷
付きにくい成形品等を自在に成形することが出来る。
射出成形品自体を必要に応じて透明、半透明或いは不透
明にし、かつこの射出成形品の表裏両面に転写フィルム
より転写された図柄を必要に応じて透し印刷、艶消し印
刷等のグラテーション印刷層、金属蒸層或いはコーテン
グ層としたので、これ等の射出成形品とその表裏両面に
転写された図柄とを夫々特定して組み合わせることによ
って、例えば宝石のように立体的深みのある成形品、宝
石のような立体的光輝のある成形品、外表面が硬くて傷
付きにくい成形品等を自在に成形することが出来る。
【００１５】
【実施例】図により本発明に係る射出成形品の製造方法
とその成形金型並びに射出成形品について説明すると、
図１は本発明に係る成形金型の断面説明図、図２は一対
の転写フィルム間に溶融樹脂を射出開始した状態の断面
説明図、図３は前記射出が完了した状態の断面説明図、
図４は射出成形品の断面図、図５は図１の成形金型の分
解断面図、図６は他例の成形金型を示す断面説明図、図
７は他例の射出成形品の断面図である。
とその成形金型並びに射出成形品について説明すると、
図１は本発明に係る成形金型の断面説明図、図２は一対
の転写フィルム間に溶融樹脂を射出開始した状態の断面
説明図、図３は前記射出が完了した状態の断面説明図、
図４は射出成形品の断面図、図５は図１の成形金型の分
解断面図、図６は他例の成形金型を示す断面説明図、図
７は他例の射出成形品の断面図である。
【００１６】図１及び図５に於いて、１は固定側型板で
あり、２は可動側型板である。また、３はエジェクター
プレート（固定側突出板）であって、前記固定側型板１
と可動側型板２との両側間に夫々水平方向に移動して嵌
入し得るように構成されている。４は可動側型板２の側
に設けられたキャビティであり、このキャビティ４には
サイドゲート５及びランナー６が連通されて設けられて
いる。７はスプールであり、その下先端にはピンゲート
８がランナー６に連通して穿設されている。９，１０は
夫々転写フィルムであって、キャビティ４内に２枚が一
対となって供給されている。
あり、２は可動側型板である。また、３はエジェクター
プレート（固定側突出板）であって、前記固定側型板１
と可動側型板２との両側間に夫々水平方向に移動して嵌
入し得るように構成されている。４は可動側型板２の側
に設けられたキャビティであり、このキャビティ４には
サイドゲート５及びランナー６が連通されて設けられて
いる。７はスプールであり、その下先端にはピンゲート
８がランナー６に連通して穿設されている。９，１０は
夫々転写フィルムであって、キャビティ４内に２枚が一
対となって供給されている。
【００１７】かつ、上方の転写フィルム９の両側縁は、
固定側型板１とエジェクタープレート３とによって挟持
固定され、下方の転写フィルム１０の両側縁は、可動側
型板２とエジェクタープレート３とによって挟持固定さ
れている。上記２枚の転写フィルム９，１０は、上方の
転写フィルム９よりも下方の転写フィルム１０の方が巾
広（左右に長く）に形成されている。
固定側型板１とエジェクタープレート３とによって挟持
固定され、下方の転写フィルム１０の両側縁は、可動側
型板２とエジェクタープレート３とによって挟持固定さ
れている。上記２枚の転写フィルム９，１０は、上方の
転写フィルム９よりも下方の転写フィルム１０の方が巾
広（左右に長く）に形成されている。
【００１８】上述の如き構造を有する成形金型を用い
て、本発明に係る製造方法を実施する状態について説明
すると、次の通りである。図１及び図５に示す如く、一
対の転写フィルム９，１０を夫々固定側型板１とエジェ
クター３と可動側型板２との間に供給した後、可動側型
板２とエジェクタープレート３とを夫々固定側型板１に
移動させてキャビティ４を閉じることによって、これ等
の転写フィルム９，１０の両側縁を固定側型板１とエジ
ェクタープレート３とによって、或いはエジェクタープ
レート３と可動側型板２とによって挟持して固定する。
て、本発明に係る製造方法を実施する状態について説明
すると、次の通りである。図１及び図５に示す如く、一
対の転写フィルム９，１０を夫々固定側型板１とエジェ
クター３と可動側型板２との間に供給した後、可動側型
板２とエジェクタープレート３とを夫々固定側型板１に
移動させてキャビティ４を閉じることによって、これ等
の転写フィルム９，１０の両側縁を固定側型板１とエジ
ェクタープレート３とによって、或いはエジェクタープ
レート３と可動側型板２とによって挟持して固定する。
【００１９】この状態のまま、図２に示す如く、スプー
ル７及びピンゲート８より溶融樹脂１１をランンナー６
及びサイドゲート５を介してキャビティ４に供給する
と、溶融樹脂１１は図２及び図３に示す如く、キャビテ
ィ４内の転写フィルム９，１０間に充填され、このキャ
ビティ４によって射出成形品１１ａが成形される。か
つ、この成形と同時に、図４に示す如く、射出成形品１
１ａの表裏両面に転写フィルム９，１０の図柄９ａ，１
０ａを夫々転写させることが出来る。従って、キャビテ
ィ４に於いて、射出成形品１１ａを成形する際に、同時
にその射出成形品１１ａの表裏両面に図柄９ａ，１０ａ
で加飾を施すことが出来る。
ル７及びピンゲート８より溶融樹脂１１をランンナー６
及びサイドゲート５を介してキャビティ４に供給する
と、溶融樹脂１１は図２及び図３に示す如く、キャビテ
ィ４内の転写フィルム９，１０間に充填され、このキャ
ビティ４によって射出成形品１１ａが成形される。か
つ、この成形と同時に、図４に示す如く、射出成形品１
１ａの表裏両面に転写フィルム９，１０の図柄９ａ，１
０ａを夫々転写させることが出来る。従って、キャビテ
ィ４に於いて、射出成形品１１ａを成形する際に、同時
にその射出成形品１１ａの表裏両面に図柄９ａ，１０ａ
で加飾を施すことが出来る。
【００２０】本発明の成形金型に於いては、上述のよう
に固定側型板１と可動側型板２との両側間にエジェクタ
ープレート３を介在させて構成したので、供給される２
枚一対の転写フィルム９，１０の両側縁を固定側型板１
と、可動側型板２と、及びエジェクタープレート３とで
安定した状態で挟持固定することが出来る。また、エジ
ェクタープレート３にはスプール７とピンゲート８とを
設けたので、ピンゲート８より射出した溶融樹脂１１を
前述の如く、エジェクタープレート３の上下両側に固定
された転写フィルム９，１０内に自動的に流入せしめる
ことが出来る。
に固定側型板１と可動側型板２との両側間にエジェクタ
ープレート３を介在させて構成したので、供給される２
枚一対の転写フィルム９，１０の両側縁を固定側型板１
と、可動側型板２と、及びエジェクタープレート３とで
安定した状態で挟持固定することが出来る。また、エジ
ェクタープレート３にはスプール７とピンゲート８とを
設けたので、ピンゲート８より射出した溶融樹脂１１を
前述の如く、エジェクタープレート３の上下両側に固定
された転写フィルム９，１０内に自動的に流入せしめる
ことが出来る。
【００２１】上記実施例に於いては、キャビティ４と及
びサイドゲート５とを可動側型板２内に設けたので、キ
ャビティ４内で成形した射出成形品１１ａには、特に図
３及び図４に示す如く、その外周側面に亘って転写フィ
ルム１０より図柄１０ａを同時に転写させたが、射出成
形品１１ａの外周面に図柄の転写を必要としない場合に
は、図６に示すような成形金型を用いて射出成形するこ
とが出来る。即ち、図６に於いて、キャビティ４は固定
側型板１と両側のエジェクタープレート３とで成形され
ると共にサイドゲート５もランナー６と共に一方のエジ
ェクタープレート３に設けられている。従って、この成
形金型を使用した場合には、２枚の転写フィルム９，１
０が始めから離れており、溶融樹脂１１が射出される際
にいずれの転写フィルム９，１０もキャビティ４内に挿
入しないので、図７に示す如く、外周側面には図柄９
ａ，１０ａが全く転写されない射出成形品１１ａを成形
することが出来る。
びサイドゲート５とを可動側型板２内に設けたので、キ
ャビティ４内で成形した射出成形品１１ａには、特に図
３及び図４に示す如く、その外周側面に亘って転写フィ
ルム１０より図柄１０ａを同時に転写させたが、射出成
形品１１ａの外周面に図柄の転写を必要としない場合に
は、図６に示すような成形金型を用いて射出成形するこ
とが出来る。即ち、図６に於いて、キャビティ４は固定
側型板１と両側のエジェクタープレート３とで成形され
ると共にサイドゲート５もランナー６と共に一方のエジ
ェクタープレート３に設けられている。従って、この成
形金型を使用した場合には、２枚の転写フィルム９，１
０が始めから離れており、溶融樹脂１１が射出される際
にいずれの転写フィルム９，１０もキャビティ４内に挿
入しないので、図７に示す如く、外周側面には図柄９
ａ，１０ａが全く転写されない射出成形品１１ａを成形
することが出来る。
【００２２】上述の本発明の製造方法及び成形金型を用
いた場合には、図３及び図４に示す如く、射出成形品１
１ａの外周側面にも転写フィルム１０より図柄１０ａを
他の射出成形品１１ａの表裏両面と同様に、同時に転写
させることが出来る。また、射出成形品１１ａ自体は、
使用する樹脂によって透明、半透明或いは不透明のいず
れでも成形が可能である。かつ、射出成形品１１ａの表
裏両面（外周側面も含む）に転写される図柄９ａ，１０
ａも、予め転写フィルム９，１０に塗着される図柄９
ａ，１０ａの種類を次に例示するように必要に応じて選
択して構成することが出来る。
いた場合には、図３及び図４に示す如く、射出成形品１
１ａの外周側面にも転写フィルム１０より図柄１０ａを
他の射出成形品１１ａの表裏両面と同様に、同時に転写
させることが出来る。また、射出成形品１１ａ自体は、
使用する樹脂によって透明、半透明或いは不透明のいず
れでも成形が可能である。かつ、射出成形品１１ａの表
裏両面（外周側面も含む）に転写される図柄９ａ，１０
ａも、予め転写フィルム９，１０に塗着される図柄９
ａ，１０ａの種類を次に例示するように必要に応じて選
択して構成することが出来る。
【００２３】即ち、必要に応じて、図柄９ａ，１０ａは
透し印刷、艶消し印刷等のグラテーション印刷層、金属
蒸着層或いはコーテング層等で構成することが出来る。
従って、前述のような射出成形品１１ａ自体の各種の構
成と、図柄９ａ，１０ａの各種の構成とを夫々必要に応
じて組み合わせることによって多種多様の射出成形品を
製造することが出来る。
透し印刷、艶消し印刷等のグラテーション印刷層、金属
蒸着層或いはコーテング層等で構成することが出来る。
従って、前述のような射出成形品１１ａ自体の各種の構
成と、図柄９ａ，１０ａの各種の構成とを夫々必要に応
じて組み合わせることによって多種多様の射出成形品を
製造することが出来る。
【００２４】即ち、例えば透明もしくは半透明な射出成
形品１１ａと、透し印刷或いは艶消し印刷等のグラテー
ション印刷層よりなる図柄９ａ，１０ａとを組み合わせ
た場合には、宝石状の立体的深み観を顯出した射出成形
品を製造することが出来る。透明もしくは半透明な射出
成形品１１ａと、表面側には透し印刷或いは艶消し等の
グラテーション印刷層よりなる図柄９ａを、また裏面側
には金属蒸着層とりなる図柄１０ａを夫々組み合わせた
場合には、宝石のような立体的光輝感のある射出成形品
を製造することが出来る。更に、前述の印刷層、蒸着層
等の表面にＵＶ等のハードコーテング層を更に積層した
場合には、射出成形品１１ａの表面を傷付かないように
保護したり、或いは表面に光沢を与えることが出来る。
形品１１ａと、透し印刷或いは艶消し印刷等のグラテー
ション印刷層よりなる図柄９ａ，１０ａとを組み合わせ
た場合には、宝石状の立体的深み観を顯出した射出成形
品を製造することが出来る。透明もしくは半透明な射出
成形品１１ａと、表面側には透し印刷或いは艶消し等の
グラテーション印刷層よりなる図柄９ａを、また裏面側
には金属蒸着層とりなる図柄１０ａを夫々組み合わせた
場合には、宝石のような立体的光輝感のある射出成形品
を製造することが出来る。更に、前述の印刷層、蒸着層
等の表面にＵＶ等のハードコーテング層を更に積層した
場合には、射出成形品１１ａの表面を傷付かないように
保護したり、或いは表面に光沢を与えることが出来る。
【００２５】
【発明の効果】本発明に係る製造方法及び成形金型は上
述の如き構成と作用とを有するので、キャビティに供給
された２枚一対の転写フィルムの両側縁間にエジェクタ
ープレートを挿入し、これによって一対の転写フィルム
の両側縁を金型によって挟持固定することが出来る。
述の如き構成と作用とを有するので、キャビティに供給
された２枚一対の転写フィルムの両側縁間にエジェクタ
ープレートを挿入し、これによって一対の転写フィルム
の両側縁を金型によって挟持固定することが出来る。
【００２６】また、エジェクタープレートよりランナー
に向かって射出する溶融樹脂を、一対の転写フィルム間
にスムーズにかつ確実に流入せしめることが出来る。更
に、一対の転写フィルム間に充填された溶融樹脂をキャ
ビティ内で成形すると共に、一対の転写フィルムの図柄
を成形された射出成形品の表面に転写せしめ、射出成形
品の表面に同時に転写せしめ、射出成形品の表裏両面に
一工程で加飾を施すことが出来る等の特徴を有するもの
である。
に向かって射出する溶融樹脂を、一対の転写フィルム間
にスムーズにかつ確実に流入せしめることが出来る。更
に、一対の転写フィルム間に充填された溶融樹脂をキャ
ビティ内で成形すると共に、一対の転写フィルムの図柄
を成形された射出成形品の表面に転写せしめ、射出成形
品の表面に同時に転写せしめ、射出成形品の表裏両面に
一工程で加飾を施すことが出来る等の特徴を有するもの
である。
【００２７】更に、本発明に係る射出成形品は、上述の
如き構造と作用とを有するので、射出成形品自体の構成
とこの表裏両面に転写される図柄の構成とを自在に選択
して組み合わせることによって、宝石のように極めて立
体的深み観を持った射出成形品、宝石のように立体的光
輝観を顯出した射出成形品、外表面が光沢があり、傷付
かない射出成形品等を自在にかつ安価に大量生産するこ
とが出来る等の特徴を有するものである。
如き構造と作用とを有するので、射出成形品自体の構成
とこの表裏両面に転写される図柄の構成とを自在に選択
して組み合わせることによって、宝石のように極めて立
体的深み観を持った射出成形品、宝石のように立体的光
輝観を顯出した射出成形品、外表面が光沢があり、傷付
かない射出成形品等を自在にかつ安価に大量生産するこ
とが出来る等の特徴を有するものである。
【図１】本発明に係る成形金型の断面説明図である。
【図２】一対の転写フィルム間に溶融樹脂を射出開始し
た状態の断面説明図である。
た状態の断面説明図である。
【図３】前記射出が完了した状態の断面説明図である。
【図４】射出成形品の断面図である。
【図５】図１の成形金型の分解断面図である。
【図６】他例の成形金型を示す断面説明図である。
【図７】他例の射出成形品の断面図である。
１ 固定側型板 ２ 可動側型板 ３ エジェクタープレート ４ キャビティ ５ サイドゲート ６ ランナー ７ スプール ８ ピンゲート 9,10 転写フィルム 9a,10a 図柄 11 溶融樹脂 11a 射出成形品
Claims (5)
- 【請求項１】複数の金型により構成されるキャビティ内
で樹脂成形品を成形すると同時に該樹脂成形品の表裏両
面に転写フィルムから所定の図柄を転写させる射出成形
品の製造方法に於いて、前記キャビティに２枚一対の転
写フィルムを夫々相互に離間並列して供給し、かつこれ
等の一対の転写フィルムを該金型とこれに対応する他の
金型とで夫々挟持固定し、更に一対の転写フィルム間に
溶融樹脂を射出することによってキャビティ形状に合致
した射出成形品を成形すると同時に該射出成形品の表裏
両面に一対の転写フィルムより図柄を転写することを特
徴とした両面転写射出成形品の製造方法。 - 【請求項２】固定側型板と可動側型板とでキャビティを
成形しかつこれ等の固定側型板と可動側型板との夫々の
両側間にエジェクタープレートを嵌入し得る成形金型に
於いて、かつ該エジェクタープレートと前記固定側型板
及び可動側型板とで一対の転写フィルムの夫々の両側縁
を挟持固定し得るように構成したことを特徴とした成形
金型。 - 【請求項３】転写フィルムより図柄がその表裏両面に転
写された射出成形品であって、該射出成形品が透明もし
くは半透明で、かつその表裏両面に転写された図柄が透
し印刷或いは艶消し印刷等のグラテーション印刷層であ
り、外観が宝石状の立体的深み観を顯出したことを特徴
とした射出成形品。 - 【請求項４】転写フィルムより図柄がその表裏両面に転
写された射出成形品であって、該射出成形品が透明もし
くは半透明で、かつその表面側に転写された図柄が透し
印刷或いは艶消し等のグラテーション印刷層であり、更
にその裏面側に転写された図柄が金属蒸着層よりなり外
観が宝石のような立体的光輝観を顯出したことを特徴と
した射出成形品。 - 【請求項５】転写フィルムより図柄がその表裏両面に転
写された射出成形品であって、該射出成形品が不透明
で、かつその表裏両面に転写された図柄がコーテング層
印刷層金属蒸着層等であることを特徴とした射出成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272488A JPH0699458A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 両面転写射出成形品の製造方法及び成形金型並びに射出成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272488A JPH0699458A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 両面転写射出成形品の製造方法及び成形金型並びに射出成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0699458A true JPH0699458A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17514624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4272488A Pending JPH0699458A (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | 両面転写射出成形品の製造方法及び成形金型並びに射出成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0699458A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003039480A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-13 | Yoshida Industry Co Ltd | 両面インモールド成形方法 |
| WO2003013823A1 (en) * | 2001-08-02 | 2003-02-20 | Yoshida Kogyo Co., Ltd. | Double-face in-mold forming method |
| JP2003080557A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Yoshida Industry Co Ltd | 両面インモールド転写成形方法 |
| WO2004073952A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Yoshida Kogyo Co., Ltd. | 画面インモールド転写成形方法 |
| JP2005103996A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時加飾成形品の製造方法およびそれに用いる転写シート |
| WO2005077638A1 (ja) * | 2004-02-18 | 2005-08-25 | Nissha Printing Co., Ltd. | 成形同時両面加飾用金型および成形同時両面加飾成形品の製造方法 |
| CN116021710A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-04-28 | 东莞市冠荣商标织造有限公司 | 一种耐洗水不易变形立体花纹商标工艺 |
| DE102022123933A1 (de) | 2022-09-19 | 2024-03-21 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Spirtzgussbauteil und Verfahren zum Herstellen eines Spritzgussbauteils |
-
1992
- 1992-09-17 JP JP4272488A patent/JPH0699458A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1413417A4 (en) * | 2001-08-02 | 2006-08-02 | Yoshida Kogyo Kk | DOUBLE-SIDED MOLD FORMING PROCESS |
| WO2003013823A1 (en) * | 2001-08-02 | 2003-02-20 | Yoshida Kogyo Co., Ltd. | Double-face in-mold forming method |
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| JP4721572B2 (ja) * | 2001-08-02 | 2011-07-13 | 吉田プラ工業株式会社 | 両面インモールド成形方法 |
| JP2003080557A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Yoshida Industry Co Ltd | 両面インモールド転写成形方法 |
| JP4721581B2 (ja) * | 2001-09-11 | 2011-07-13 | 吉田プラ工業株式会社 | 両面インモールド転写成形方法 |
| WO2004073952A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Yoshida Kogyo Co., Ltd. | 画面インモールド転写成形方法 |
| US7303716B2 (en) | 2003-02-18 | 2007-12-04 | Yoshida Kogyo Co., Ltd. | Two-sided inmold transfer molding method |
| JP4527377B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2010-08-18 | 日本写真印刷株式会社 | 成形同時加飾成形品の製造方法およびそれに用いる転写シート |
| JP2005103996A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Nissha Printing Co Ltd | 成形同時加飾成形品の製造方法およびそれに用いる転写シート |
| US7601289B2 (en) | 2004-02-18 | 2009-10-13 | Nissha Printing Co., Ltd. | Two-sides in-mold decoration molding die and method of manufacturing a molded product with such molding die |
| WO2005077638A1 (ja) * | 2004-02-18 | 2005-08-25 | Nissha Printing Co., Ltd. | 成形同時両面加飾用金型および成形同時両面加飾成形品の製造方法 |
| DE102022123933A1 (de) | 2022-09-19 | 2024-03-21 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Spirtzgussbauteil und Verfahren zum Herstellen eines Spritzgussbauteils |
| CN116021710A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-04-28 | 东莞市冠荣商标织造有限公司 | 一种耐洗水不易变形立体花纹商标工艺 |
| CN116021710B (zh) * | 2023-02-13 | 2023-10-17 | 东莞市冠荣商标织造有限公司 | 一种耐洗水不易变形立体花纹商标工艺 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |