JPH0699427A - 石材加工機 - Google Patents

石材加工機

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Publication number
JPH0699427A
JPH0699427A JP35932991A JP35932991A JPH0699427A JP H0699427 A JPH0699427 A JP H0699427A JP 35932991 A JP35932991 A JP 35932991A JP 35932991 A JP35932991 A JP 35932991A JP H0699427 A JPH0699427 A JP H0699427A
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JP
Japan
Prior art keywords
stone
carriage
rotary
base
cam
Prior art date
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Pending
Application number
JP35932991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Ueno
卓也 上野
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH0699427A publication Critical patent/JPH0699427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/30Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor to form contours, i.e. curved surfaces, irrespective of the method of working used

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な加工が行なえるとともに安価で作業性
に優れた石材加工機を提供する。 【構成】第一基台1に立設された垂直倣型板10にトレ
ーシングローラ7を当接させてZ方向に移動させること
で回転カッター6を所定の軌跡に沿ってZ方向に移動さ
せるとともに、同時に第一台車14をY方向に移動させ
て回転カム24を回転させ、この回転カム24によりカ
ムローラ28を介して石材30を固定した第二台車26
を回転カム24の形状により特定される所定の軌跡に沿
ってX方向に移動させ石材を加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石材加工機、殊に石材を
凹凸曲面を有する三次元形状に自動的に加工することが
できる石材加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石材を凹凸曲面を有する三次元形
状に加工することができる石材加工機として特公昭63
−9966号公報に提示されたものが知られている。
【0003】この石材加工機は垂直倣型板と水平倣型板
とを2本の倣棒で同時に倣いながら加工を行なうもので
ある。
【0004】また、近時コンピュータを用いた数値制御
によりカッターおよび加工する石材を固定した台車を予
め定めたプログラムに従ってX,Y,Z方向へ同時に移
動させて石材を加工する石材加工機も知られている。
【0005】ところが、前記公報に提示されている石材
加工機は垂直倣型板と水平倣型板とを2本の倣棒で同時
に倣いながら水平に配置された円板状の回転カッターを
用いて石材を加工するものであり、垂直方向の加工を回
転カッターの厚さ方向で、水平方向の加工を回転カッタ
ーの円周方向で行なうことになる。従って、垂直方向の
加工では回転カッターの厚さと倣棒の直径とを一致させ
れば正確な加工を行なうことが可能であるが、水平方向
の加工では図8に示すように倣棒Aが描く軌跡aと回転
カッターBが実際に加工する軌跡bとの間に著しい差異
があり、倣型板通りに正確な加工をすることができな
い、という問題がある。
【0006】また、石材の三次元加工においては中心線
対象となる加工が多いため中心線を対象とした曲面を全
く同じ形状として倣型板に表現することが困難であり、
更に倣型板は素材の関係で余り大きなものの製作が困難
であり、鉄板で形成した場合には大型のものの場合には
重量が嵩んで作業性を悪化させる、という問題もある。
【0007】更に、前記数値制御による石材加工機は高
精度の加工を行なうことが可能であるが、反面、操作が
複雑で高度の知識と経験を必要とするとともに高価であ
り、また、使用環境の面で高精度を維持するのが難し
い、という問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の三次元加工が可能な石材加工機は正
確な加工を行なうことができず、また、正確に加工を行
なうことができるものは高価であるとともに使い勝手が
悪い、という点である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一基台に立
設された支柱に沿ってZ方向に移動可能に取付けられた
摺動ブラケットに回転カッターとトレーシングローラと
が取付けられたカッターブラケットがX方向に移動可能
に取付けられているとともに、前記第一基台に前記トレ
ーシングローラに当接する垂直倣型板が立設され、且つ
前記第一基台の前記回転カッター側に配置された第二基
台に第一台車がY方向に移動可能に配置されているとと
もに加工する石材を固定する回転台を有する第二台車が
前記第一台車の上面にX方向に移動可能に配置されてお
り、更に、前記第二台車には前記第二基台に具えられ前
記第一台車のY方向の移動に連動して回転する回転カム
に当接するカムローラが具えられていることを特徴と
し、正確な加工が行なえるとともに安価で作業性に優れ
た石材加工機を提供する、という目的を達成する。
【0010】
【作用】第一基台に立設された垂直倣型板にトレーシン
グローラを当接させてZ方向に移動させることで回転カ
ッターを所定の軌跡に沿ってZ方向に移動させるととも
に、同時に第一台車をY方向に移動させて回転カムを回
転させ、この回転カムによりカムローラを介して石材を
固定した第二台車を前記回転カムの形状により特定され
る所定の軌跡に沿ってX方向に移動させ石材を加工す
る。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0012】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すも
のであり、第一基台1に2本の支柱2,2が互いに間隔
を有して立設され、これらの支柱2,2には摺動ブラケ
ット3がZ方向に移動可能に取付けられている。この摺
動ブラケット3には上下2本の摺動棒4,4がそれぞれ
X方向に延びて配設されており、これらの摺動棒4,4
に沿ってカッターブラケット5がX方向に摺動可能に取
付けられている。
【0013】カッターブラケット5には先端側に回転カ
ッター6が備えられているとともに基端側にトレーシン
グローラ7が備えられている。回転カッター6はカッタ
ーブラケット5に備えられた電動機8および一対のプー
リー9aならびに無端ベルト9bとからなる巻掛け伝動
機構9により駆動されて回転する。
【0014】また、第一基台1には垂直倣型板10をト
レーシングローラ7に当接させる位置に取付けるための
倣型板取付け台11が立設されている。この倣型板取付
け台11は取付ける垂直倣型板10をX方向およびZ方
向に移動可能な構成を有しており種々の石材形状に対応
可能とされている。
【0015】更に、第一基台1の回転カッター6側に配
置された第二基台12の上面にはY方向へ延びるレール
13,13が配設されているとともに、これらのレール
13,13に第一台車14が車輪15,15を嵌装させ
てY方向へ走行可能に載置されている。この第一台車1
4は下面に駆動用ラック16がY方向へ延設されてお
り、第二基台12に備えられた電動機17の駆動力がか
さ歯車18、ドライブシャフト19および平歯車20を
経て駆動用ラック16に伝わって第一台車14がY方向
へ走行する。
【0016】第一台車14の先端側には上面から下面に
貫通する竪軸21が回動可能に取付けられており、竪軸
21は下端に第二基台12上面に配置さY方向へ延びる
ラック23に噛合する平歯車22が固着されているとと
ともに上端に所定形状の回転カム24が固着されてお
り、第一台車14がY方向へ移動するとその移動に連動
して回転カム24が回動する。
【0017】更にまた、第一台車14の上面にはX方向
へ延びるレール25,25が配設されており、これらの
レール25,25に第二台車26が車輪27,27を嵌
装させてX方向へ走行可能に載置されている。この第二
台車26は下面に回転カム24に当接するカムローラ2
8が取付けられているとともに、上面に図示しない複数
のアクチュエータにより連続回転または一定角度ごとに
回転する回転台29が備えられており、この回転台29
上面に加工する石材30を回転カッター6に対向させて
固定するためのクランプアーム31が立設されている。
【0018】尚、図面中、符号32はカッターブラケッ
ト5を摺動棒4,4に沿ってY方向へ摺動させるための
エアシリンダ、符号33は第二台車26をX方向へ移動
させるためのエアシリンダ、符号34はクランプアーム
31に備えられた石材固定用シリンダ、符号35は電気
的制御装置、符号36は支柱2,2に配置された電動
機、符号37はかさ歯車、符号38はねじ軸である。
【0019】かかる実施例を用いて石材を加工するに
は、先ず、加工する石材30を回転台29の所定位置に
載せてクランプアーム31に取付けられた石材固定用シ
リンダ34により押圧固定する。
【0020】次に、電動機8により回転カッター6を回
転させ、エアシリンダ33により第二台車26をX方向
へ移動させてカムローラ28を回転カム24に押圧接触
させると、制御装置35により電動機17が駆動して、
その駆動力がかさ歯車18、ドライブシャフト19およ
び平歯車20を経て駆動用ラック16に伝わって第一台
車14がY方向へ往復動し、往復動によりラック23が
平歯車22を回転させるため回転カム24も回転する。
【0021】回転カム24は第二台車26に取付けられ
たカムローラ28に当接しているため第二台車26のX
方向の位置は第一台車14のY方向位置と回転カム24
の形状とにより決定される。従って、予め加工する石材
30のY方向へ往復動するときの水平方向での軌跡に合
わせた形状の回転カム24を用いることで石材30をこ
の軌跡に合わせて正確に移動させることができる。
【0022】図4は石材を図6に示した形状に加工する
際の回転カム24の一実施例を示すものであり、この回
転カム24の一定角度ごとの回転中心からの距離の違い
γをY方向の直線上に置いてそれぞれ連続した曲線でつ
なげると、図5に示したような曲線で表すことができ、
この曲線が石材30の水平方向の軌跡となる。
【0023】また、同時にカッターブラケット5はエア
シリンダー34により摺動棒4,4に沿ってX方向に摺
動する。このとき、カッターブラケット5に取付けられ
た回転カッター6とトレーシングローラ7も一緒にX方
向に石材30に向けて移動するが、トレーシングローラ
7は垂直倣型板10に当接してX方向の動きが規制され
る。
【0024】従って、電動機36によりかさ歯車37、
ねじ軸38を介してカッターブラケット5をZ方向に上
下に摺動させると、トレーシングローラ7が垂直倣型板
10を倣いながら移動する。この動きは回転カッター6
のZ方向の軌跡となる。
【0025】従って、図7に示した形状の垂直倣型板1
0Z方向の倣いによる回転カッター6の動きと回転カム
24によるX方向の回転カム24による第二台車26の
動きとを組合わせ上方または下方から順次加工していく
ことにより図6に示した形状に加工を行なうことができ
るものである。
【0026】尚、本実施例では一側面の加工について説
明したが、例えば制御装置を用いて順次他の側面を同様
にして加工すれば所定の三次元形状の加工を自動的に行
なうことができる。
【0027】また、前記実施例では竪軸21の下端に平
歯車22が固着されているととともに上端に回転カム2
4が固着されているため平歯車22と回転カム24とが
等しい同一回転をするが、種々の変速比を得られる変速
ギヤを用いることにより一つの回転カム24で何種類も
の形状を表現することが可能である。
【0027】
【発明の効果】 以上の構成を有する本発明は、設定通
りに三次元的に正確な加工を自動的にすることができる
とともに、使い勝手もよく、安価に提供できて経済的に
も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面面図である。
【図4】本発明に用いられる回転カムの一実施例を示す
拡大平面図である。
【図5】図4の一定角度ごとの回転中心からの距離の違
いをY方向の直線上に置いてそれぞれ連続した曲線でつ
なげた曲線である。
【図6】加工する石材の一例を示す斜視図である。
【図7】垂直倣型板の一例を示す正面図である。
【図8】従来の加工機における倣棒が描く軌跡と回転カ
ッターが実際に加工する軌跡とを示す説明図である。
【符号の説明】
1…第一基台。2…支柱、3…摺動ブラケット。5…カ
ッターブラケット、6…回転カッター、10…垂直倣型
板、12…第二基台、14…第一台車、24…回転カ
ム、26…第二台車、28…カムローラ、29…回転
台、30…石材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一基台に立設された支柱に沿ってZ方
    向に移動可能に取付けられた摺動ブラケットに回転カッ
    ターとトレーシングローラとが取付けられたカッターブ
    ラケットがX方向に移動可能に取付けられているととも
    に、前記第一基台に前記トレーシングローラに当接する
    垂直倣型板が立設され、且つ前記第一基台の前記回転カ
    ッター側に配置された第二基台に第一台車がY方向に移
    動可能に配置されているとともに加工する石材を固定す
    る回転台を有する第二台車が前記第一台車の上面にX方
    向に移動可能に配置されており、更に、前記第二台車に
    は前記第二基台に具えられ前記第一台車の移動に連動し
    て回転する回転カムに当接するカムローラが具えられて
    いることを特徴とする石材加工機。
JP35932991A 1991-12-28 1991-12-28 石材加工機 Pending JPH0699427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35932991A JPH0699427A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 石材加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35932991A JPH0699427A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 石材加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0699427A true JPH0699427A (ja) 1994-04-12

Family

ID=18463956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35932991A Pending JPH0699427A (ja) 1991-12-28 1991-12-28 石材加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0699427A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466793B1 (ko) * 2001-09-18 2005-01-24 (주)동남종합감리공단건축사사무소 석재가공장치
CN108326650A (zh) * 2018-05-14 2018-07-27 广西钟山县天顺石材有限公司 一种柱状石材的加工装置

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KR100466793B1 (ko) * 2001-09-18 2005-01-24 (주)동남종합감리공단건축사사무소 석재가공장치
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