JPH069928Y2 - 自動結束機のバンドトラブル処理装置 - Google Patents

自動結束機のバンドトラブル処理装置

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JPH069928Y2
JPH069928Y2 JP2090990U JP2090990U JPH069928Y2 JP H069928 Y2 JPH069928 Y2 JP H069928Y2 JP 2090990 U JP2090990 U JP 2090990U JP 2090990 U JP2090990 U JP 2090990U JP H069928 Y2 JPH069928 Y2 JP H069928Y2
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JP
Japan
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band
processing device
guide frame
trouble processing
cutting means
Prior art date
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JP2090990U
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JPH03111909U (ja
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修治 長谷川
俊一 山下
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装設備に利用されるもので、特に、自動結束
機のバンドトラブル処理装置に関するものである。
(従来の技術) 被包装物の周囲にバンド掛けをなす自動バンド結束機
は、従来、結束テーブル上にアーチ形のバンド案内枠体
を設ける一方、結束テーブルの中央下部に熱溶着切断手
段を設けるとともに、この熱溶着切断手段の近傍位置に
バンド送り手段が設けてある。結束テーブル上に被包装
物が進入すると、バンド送り手段の正転駆動でバンドを
バンド案内枠体に送り込む。バンドの先端部が熱溶着切
断手段に到達すると、この先端部を挟持するとともにバ
ンド送り手段の逆転駆動でバンドを引き戻すことによ
り、バンドがバンド案内枠体から順次抜け出して被包装
物を結束したのち、バンドの熱溶着と切断を行ってい
た。
(本考案が解決しようとする課題) しかし、バンド案内枠体の内部を走行するバンドは、先
端部が折れ曲がったり、中間部に異常な捻れがおこった
りして円滑な走行ができないために、途中で引掛って結
束作業が停滞することがある。このような場合は、結束
作業を一時停止してバンドを手作業で送り戻して復旧し
ており、この種の故障は自動結束機の故障原因の大半を
占めるために、適切な対策が望まれている。
そこで、バンドトラブルを解消する手段として、引掛っ
たバンドを全部引き戻したのち、別のリールから繰り出
したバンドを送り込むようにしたもの(たとえば、実開
平1−76402号公報参照)や、バンドをバンドガイ
ドの外側に引き戻したのち、改めて排出用バンドガイド
を経て排出するようにしたもの(たとえば、実開平1−
213109号公報参照)が提供されている。
ところが、前記両者のバンドトラブル処理手段は、いず
れも送り込んだバンドを全部引き戻すための時間を必要
としており、したがって、バンドトラブル処理の時間を
より短くするためには、なお改善すべき余地が残されて
いる。
本考案はこのように従来の事情から見て、バンドトラブ
ルを速やかに処理できるようにした自動結束機のバンド
トラブル処理装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の自動結束機のバンドトラブル処理装置は、アー
チ形のバンド案内枠体の脚部を立設させた結束テーブル
の下部に、熱溶着切断手段とバンド送り手段が設けら
れ、このバンド送り手段から送り出されたバンドが、熱
溶着切断手段を経てバンド案内枠体に供給されるように
した自動結束機において、前記熱溶着切断手段とバンド
案内枠体との間に、バンドトラブル処理装置を介在さ
せ、このバンドトラブル処理装置は、互いに離接可能に
設けられた一対のニップローラと、このニップローラの
離隔時に廃棄バンドを離隔空所にかき出すためのバンド
かき出しアームと、ニップローラの周辺から結束テーブ
ルの外方に開口させたバンド排出ダクトとからなるもの
である。
(作用) バンド案内枠体に送り込まれたバンドが前進、後退のい
ずれの方向にも移動できなくなったとき、このバンドは
自動結束機のバンドカッタで切断されて、バンドかき出
しアームでニップローラが離隔しているこの離隔空所に
かき出されたのち、ニップローラに挟まれながらバンド
排出ダクトを経て結束テーブルの外方に排出される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す自動結束機1は、新聞等の複数枚を積み重
ねた被包装物(図示省略)のバンド結束を行うもので、
アーチ形のバンド案内枠体2の両脚部2a,2aを立設
させた結束テーブル3の下部に、熱溶着切断手段4とバ
ンド送り手段5が設けられている。
熱溶着切断手段4は、バンドBの先端部が到達したのを
検出するための到達検出器6と、この到達検出器6の検
出信号でバンドBの先端部を挟持するための挟持機構
(図示省略)と、熱溶着器7と、バンドカッタ8とから
なっている。
バンド送り手段5は、正逆駆動可能の入口側送りローラ
10と出口側送りローラ9とからなっている。入口側送
りローラ10は、バンドリール11から取り出したバン
ドBをバンドプールボックス12に貯留するためのもの
で、バンドプールボックス12の入口に設けられてい
る。また、出口側送りローラ9は、バンドプールボック
ス12内のバンドBを熱溶着切断手段4を経てバンド案
内枠体2内に送り込むためのもので、バンドプールボッ
クス12の出口に設けられ、前記到着検出器6の検出信
号で逆転駆動可能とされている。13,14はガイドロ
ーラである。前記バンドリール11は二組設けられてい
て、バンドBの切替供給が速やかに行われるようにして
ある。
さらに、前記熱溶着切断手段4とバンド案内枠体2の入
口2bとの間に、バンドトラブル処理装置21を介在さ
せている。このバンドトラブル処理装置21は、バンド
案内枠体2の内部で走行移動ができなくなったバンドB
をバンド送り手段5の逆転駆動で引き戻すことなく、直
ちに、切断して外方に排出するためのもので、互いに離
接可能に設けられた一対のニップローラ22と、このニ
ップローラ22の離隔時(第1図参照)に廃棄バンドR
(第2図ないし第4図参照)を離隔空所Sにかき出すた
めのバンドかき出しアーム23と、ニップローラ22の
周辺から結束テーブル3の外方に開口させたバンド排出
ダクト24とからなっている。
前記ニップローラ22は第2図ないし第4図に示すよう
に、駆動手段(図示省略)を備えた駆動側ローラ25
と、シリンダ26により駆動側ローラ25に対して進退
可能に配置された従動側ローラ27とからなっている。
前記バンドかき出しアーム23は、先端部に掛け瓜28
を設けてL字形に形成され、基端部を支持させた軸29
に回動手段(図示省略)を連結して起伏可能とされてい
る。
前記バンド排出ダクト24は、ニップローラ22の離間
空所Sに掻き出した廃棄バンドRの排出路を形成するも
ので、たとえば矩形断面のものが適用される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
まず、入口側送りローラ10の正転駆動でバンドリール
11のバンドBがバンドプールボックス12に送り込ま
れてこのバンドプールボックス12内に必要量のバンド
Bが貯留される。
続いて、出口側送りローラ9の正転駆動で、バンドプー
ルボックス12内のバンドBが熱溶着切断手段4を経て
バンド案内枠体2に送り出され、この送り出し動作と連
係して入口側送りローラ9が正転駆動することにより、
バンドBがバンドリール11からバンドプールボックス
12内へ必要量が貯留されるまで送り込まれる。
そして、バンド案内枠体2に送り込まれたバンドBがバ
ンド案内枠体2の内部を周回して先端部が到達検出器6
で検出されると、出口側送りローラ9が停止してバンド
Bの先端部が挟持機構(図示省略)で強く挟持される。
この挟持動作に続いて出口側送りローラ9の逆転駆動が
なされることにより、バンドBが引き戻されてバンド案
内枠体2から順次抜け出して被包装物(図示省略)のま
わりに巻きつけられたのち、熱溶着器7によるバンドB
重ね合せ部分の熱溶着と、バンドカット8による熱溶着
部分からはみ出したバンドBの不要部分の切断とがなさ
れて結束を完了する。
いまもし、バンド案内枠体2内を走行するバンドBの先
端部が折れ曲がったり、中間部が異常に捻れたりしてバ
ンドBの送り込みが停滞すると、出口側ローラ10の正
転駆動と逆転駆動をくり返すことによって正常な送り込
み状態に戻すことができるが、このバンドトラブルがど
うしても修正できない場合は、バンドトラブル処理装置
21が適用される。
まず、トラブルをおこしたバンドBは、その状態のまま
バンドカッタ8で切断して比較的短い廃棄バンドRとさ
れる。
次に、第2図に示すようにバンドかき出しアーム23の
倒伏駆動で廃棄バンドRの中間部が掛け瓜28によって
バンド案内枠体2から引きはずされたのち、第3図に示
すように、掛け瓜28で押し下げられた廃棄バンドRの
中間部はニップローラ22の離隔空所Sの奥部にかき出
される。
そして、第4図に示すようにかき出しアーム23の起立
駆動で掛け瓜28が廃棄バンドRから退避されると同時
に、ニップローラ22のシリンダ26の伸長駆動で従動
側ローラ27が廃棄バンドRを挟んで駆動側ローラ25
に強く押し付けられる。
その後、ニップローラ22の正転駆動(第4図矢印参
照)で、廃棄バンドRはバンド排出ダクト24を経て結
束テーブル3の外方に排出される。
(考案の効果) 本考案の自動結束機のバンドトラブル処理装置は、アー
チ形のバンド案内枠体の脚部を立設させた結束テーブル
の下部に、熱溶着切断手段とバンド送り手段が設けら
れ、このバンド送り手段から送り出されたバンドが、熱
溶着切断手段を経てバンド案内枠体に供給されるように
した自動結束機において、前記熱溶着切断手段とバンド
案内枠体との間に、バンドトラブル処理装置を介在さ
せ、このバンドトラブル処理装置は、互いに離接可能に
設けられた一対のニップローラと、このニップローラの
離隔時に廃棄バンドを離隔空所にかき出すためのバンド
かき出しアームと、ニップローラの周辺から結束テーブ
ルの外方に開口させたバンド排出ダクトとからなるもの
であるから、発生頻度の高いバンドトラブルがきわめて
短い時間で処理される。したがって、自動結束機の休止
時間を大きく短縮させて稼動率を高く維持することがで
きるばかりでなく、構造が簡単でバンドカッタ等は既設
のものが利用できるから少ない設備費ですむという優れ
た利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は自動結束
機のバンドトラブル処理装置の要部を示す正面図、第2
図ないし第4図はバンドトラブル処理装置の作用を説明
する図である。 1……自動結束機 2……バンド案内枠体 2a……脚部 3……結束テーブル 4……熱溶着切断手段 5……バンド送り手段 21……バンドトラブル処理装置 22……ニップローラ 23……バンドかき出しアーム 24……バンド排出ダクト B……バンド R……廃棄バンド S……離隔空所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アーチ形のバンド案内枠体の脚部を立設さ
    せた結束テーブルの下部に、熱溶着切断手段とバンド送
    り手段が設けられ、このバンド送り手段から送り出され
    たバンドが、熱溶着切断手段を経てバンド案内枠体に供
    給されるようにした自動結束機において、前記熱溶着切
    断手段とバンド案内枠体との間に、バンドトラブル処理
    装置を介在させ、このバンドトラブル処理装置は、互い
    に離接可能に設けられた一対のニップローラと、このニ
    ップローラの離隔時に廃棄バンドを離隔空所にかき出す
    ためのバンドかき出しアームと、ニップローラの周辺か
    ら結束テーブルの外方に開口させたバンド排出ダクトと
    からなることを特徴とする自動結束機のバンドトラブル
    処理装置。
JP2090990U 1990-02-28 1990-02-28 自動結束機のバンドトラブル処理装置 Expired - Lifetime JPH069928Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03111909U JPH03111909U (ja) 1991-11-15
JPH069928Y2 true JPH069928Y2 (ja) 1994-03-16

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