JPH0699125A - スピンコーターおよび光ディスクの製造方法 - Google Patents

スピンコーターおよび光ディスクの製造方法

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JPH0699125A
JPH0699125A JP25427992A JP25427992A JPH0699125A JP H0699125 A JPH0699125 A JP H0699125A JP 25427992 A JP25427992 A JP 25427992A JP 25427992 A JP25427992 A JP 25427992A JP H0699125 A JPH0699125 A JP H0699125A
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JP
Japan
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coating
cup
spin coater
rotary table
substrate
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Application number
JP25427992A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Aritake
利行 有竹
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Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーティングカップ等の壁へのコーティング
液の付着を抑制し得るスピンコーターを提供することを
目的とする。 【構成】 気体供給ノズル10は、コーティングカップ
2の外肩部2bの上周縁部に取り付けられ、ノズル10
の気体の噴出方向は外肩部2bの内壁面に沿う下方向と
されている。気体供給ノズル10の後部には、ノズル1
0から噴出する気体の噴出速度を一定とするための圧力
均一化用のマニホールド11が連接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンコーターおよび
このスピンコーターを用いた光ディスクの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スピンコーターはガラスやプ
ラスチック等の基板面上に感光液やフォトレジスト等の
樹脂液を塗布するために用いられている。
【0003】図3は、従来のスピンコーターの構成を示
す縦断面図である。図3において、符号1はスピンコー
ターを保持固定するための基台である。この基台1には
略筒状のコーティングカップ2が設けられている。コー
ティングカップ2は、大径の胴部2aと、この胴部2a
の上に形成され、上方へ縮径する外肩部2bと、この外
肩部2bの上に形成された小径の頚部2cとから構成さ
れている。コーティングカップ2の内側には、コーティ
ングカップ2と同軸状に回転テーブル3が配設されてい
る。回転テーブル3は基台1の中心開孔部1aを貫通す
る駆動軸4により回転駆動力が与えられ、その上面3a
は水平面で回転可能である。回転テーブル3の回転面3
aはコーテイングカップ2の頚部2cの近傍の位置で回
転可能とされている。回転面3aにはプラスチック等の
基板Sが図示しない減圧吸引手段等により固定される。
駆動軸4は、その周囲がコーティングカップと略相似形
のインナーカップ5により覆われている。この例のイン
ナーカップ5は、基台1にインナーカップ5を固定する
ための脚部5aと、この脚部5aの上に形成され、上方
へ縮径する内肩部5bと、この内肩部5bの上に、上記
回転テーブル3との間に僅かなクリアランスをもって形
成された衿部5cとから構成されている。
【0004】また、回転テーブル3の上方には、基板S
の表面上にコーティング液を供給するコーティング液供
給手段としてのコーティング液供給ノズル6が垂下状態
で配設されている。
【0005】上記コーティングカップ2とインナーカッ
プ5との間に形成される空間はドレイン配管7に接続さ
れている。
【0006】上記構成のスピンコーターにおいては、基
板Sにコーティング液供給ノズル6から供給されるコー
ティング液の余剰分が、回転テーブル3の回転遠心力に
よりコーティングカップ2とインナーカップ5との空間
に放射状に飛散し、コーティングカップ2の内壁に付着
し、インナーカップ5の斜壁を流下し、ドレイン配管7
側に吸引により排出されるようになっている。すなわ
ち、ドレイン配管7側の吸引によりコーティングカップ
2とインナーカップ5との間にはドレイン配管7へ向か
う気流が生じており、上記ドレイン配管7は空気の吸引
とコーティング液排出とを行っている。
【0007】しかしながら、図3に示した従来のスピン
コーターでは、飛散してコーティングカップ1の内壁面
に接近して付着した色素含有液等のコーティング液が乾
燥して、その内壁に固着しブロック化することがある。
この場合、さらに飛散してきたコーティング液がブロッ
ク化した色素等に衝突すると、飛散コーティング液がミ
スト状に変化し、基板Sに付着してこれを汚染してしま
い、光ディスク基板等に用いられる基板Sの製造歩留り
を悪化させる問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、コーティングカップ等の壁へのコーティング液の付
着を抑制し得るスピンコーターを提供することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、上記スピンコータ
ーを用いて記録膜の膜厚を制御することが可能な光ディ
スクの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明のスピンコーターは、水平に回転可能
な回転テーブルと、該回転テーブルを回転駆動する駆動
軸と、前記回転テーブルの上方から該回転テーブル上に
装着されるべき基板の表面に塗布するためのコーティン
グ液を供給するコーティング液供給手段と、前記回転テ
ーブルおよび前記駆動軸の周囲を覆いかつ上部に前記コ
ーティング液供給手段を受け入れるための開孔部を有す
る筒状のコーティングカップと、該コーティングカップ
の開孔部の縁部に設けられ該コーティングカップの内壁
面に沿って下降する気流を形成する気体供給手段とを含
むことを特徴とする。
【0011】ここで、上記気体供給手段は、気体を吐出
するノズルと、該ノズルに気体を供給しかつ該供給気体
の圧力を制御するマニホールドとを含むものでもよい。
【0012】また、上記コーティングカップ内に配置さ
れ、かつ前記回転テーブル上に装着されるべき基板と面
一であると共に前記コーティングカップの内壁面に沿っ
て下方に延びる表面を有するインナーカップをさらに含
み、該インナーカップと前記コーティングカップとの間
の空間はコーティング液を回収するためのドレイン配管
に接続されていてもよいし、あるいは、上記コーティン
グカップ内に配置され、かつ前記回転テーブルの周囲か
ら空気を吸引する空気吸引部を有するインナーカップを
さらに含み、該インナーカップと前記コーティングカッ
プの内壁面との間の空間はコーティング液を回収するた
めのドレイン配管に接続されていてもよい。
【0013】上記第2の目的を達成するために、本発明
の光ディスクの製造方法は、スピンコーターの回転テー
ブル上にディスク状の基板を装着したのち、前記温度お
よび湿度を制御した窒素または空気を主成分とする気体
を前記気体供給手段から流しつつ、前記基板の表面上に
前記コーティング液供給手段により色素系記録膜を形成
する工程を含むことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のスピンコーターにあっては、コーティ
ング液供給手段によりコーティング液が回転テーブル上
の基板に供給されるが、余剰分のコーティング液が回転
テーブルの回転遠心力によりコーティングカップの内壁
に向けて飛散する。この飛散コーティング液は、気体供
給手段によりコーティングカップの内壁面近傍に発生す
る気流または気体層流により、その内壁面に沿って内壁
面近傍を下降し、その内壁面に付着することがなく、排
出される。
【0015】また、回転テーブルの上に装着される基板
と面一である表面を有するインナーカップを含むもので
は、基板の縁部において生じる乱流を層流化することが
できるので、基板表面へのコーティング液の供給を均一
化でき、コーティング膜の膜厚を均一化を図ることがで
きる。
【0016】さらに、回転テーブルの近傍に空気吸引部
を有するインナーカップを含むものでは、空気吸引部に
より、コーティングカップの内壁面から基板へ戻るミス
トを排除することができ、かつ基板表面へのコーティン
グ液の供給を均一化でき、コーティング膜の膜厚を均一
化を図ることができる。
【0017】本発明の光ディスクの製造方法にあって
は、コーティングカップの内部にドレインへ向けて生じ
ている気流の温度および湿度に合わせて、コーティング
カップの内壁面近傍の気体供給手段から供給すべき気体
の温度および湿度を制御することにより、スピンコータ
ー内での温度ギャップ等を発生させずに、熱エネルギー
の転移による乱流の発生を防止することができるので、
コーティングカップの内壁面近傍の気流を層流に維持す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0019】図1は、本発明の一実施例を示す概略縦断
面図である。図1におけるスピンコーターの構成要素が
図3に示した従来のスピンコーターの構成要素と共通し
ている場合には、同一符号を符し、その説明を簡略化あ
るいは省略する。
【0020】図1において、符号10は気体供給手段と
しての気体供給ノズルである。この気体供給ノズル10
は、コーティングカップ2の外肩部2bの上周縁部に取
り付けられ、ノズル10の気体の噴出方向は外肩部2b
の内壁面に沿う下方向とされている。気体供給ノズル1
0の後部には、ノズル10から噴出する気体の噴出速度
を一定とするための圧力均一化用のマニホールド11が
連接されている。
【0021】コーティングカップ2内の基台1には特定
構造のインナーカップ12が取り付けられている。この
例のインナーカップ12は、基台1に下端部が固定され
かつ上方に向かって縮径する第1内肩部12aと、この
第1内肩部12aの上に形成されかつ第1内肩部12a
の縮径の割合、すなわち傾斜度の緩く、上端部が回転テ
ーブル3に吸着固定される基板Sに接近する第2内肩部
12bと、この第2内肩部12bの上端部から基台1に
向けて垂下する縦頚部12cと、この縦頚部12cの下
端部から駆動軸4に向けて拡がりかつ中央に開孔部12
dを有する略ドーナツ板状の横頚部12eとから構成さ
れている。横頚部12eの開孔部12dには駆動軸4が
貫通している。縦頚部12cと横頚部12eとから形成
される略円筒状の空間には、回転テーブル3およびこの
回転テーブル3の回転面3aに吸着固定されるべき基板
Sが収容されるようになっている。このとき、基板Sの
表面と第2内肩部12bの表面とが面一になっているこ
とが重要である。また、基板Sと第2内肩部12bと
は、両者を面一とした効果を考慮すれば可能な限り接近
しているのが望ましい。そのギャップ寸法は、回転テー
ブル3の回転を安定確保できる程度以上、0.5mm以
下とされる。
【0022】このような構成のスピンコーターにあって
は、コーティング液供給ノズル6からのコーティング液
の余剰分が回転テーブルの回転遠心力によりコーティン
グカップ2の内壁面に向けて飛散する。この飛散コーテ
ィング液は、その大半は従来と同様にコーティングカッ
プ2とインナーカップ12との間の気流の本流にのって
ドレイン配管7へ送られて排出される。しかし、コーテ
ィングカップ2の内壁面に接近してきた余剰コーティン
グ液は、図1の矢印Aに示すように、気体供給ノズル1
0によりコーテイングカップ2の内壁面近傍に発生する
気流または気体層流により、その内壁面に付着すること
がなく、その内壁面に沿って内壁面近傍を下降し、ドレ
イン配管7へ確実に送られて排出される。また、本実施
例では、インナーカップ12の一表面、すなわち第2内
肩部12bの表面と、回転テーブル3の上に装着される
基板Sとが面一であるので、基板Sの縁部において生じ
る乱流を層流化することができ、これにより基板S表面
へのコーティング液の供給を均一化でき、コーティング
膜の膜厚を均一化を図ることができる。さらに、本実施
例では、インナーカップ12の縦頚部12cおよび横頚
部12eにより、回転テーブル3上の基板Sと第2内肩
部12bとの間のギャップから流下したコーティング液
を受けることができ、かつ上記ギャップが狭いことから
両カップ2および12間の空間へ逆流することがなく、
上記空間内の気流の乱れを防止することができる。
【0023】なお、上記実施例では、インナーカップ1
2の肩部を第1内肩部12aと第2内肩部12bとから
構成したが、コーティングカップ2の内壁面に合わせて
1つの肩部から構成してもよい。また、肩部の表面を平
面としたが、曲面形状としてもよい。要は、本実施例で
は、基板Sと面一とする条件およびコーティングカップ
内の気流を乱さないなどの条件を満たす形状であれば、
インナーカップ12の肩部をいかなる形状としてもよ
い。
【0024】また、上記実施例では、ドレイン配管7は
図3に示した従来のスピンコーターにおけるドレイン配
管と同様に空気の吸引とコーティング液排出とを行うも
のであるが、ドレイン配管にコーティング液排出のみを
行わせ、空気の吸引を別の新たな手段に行わせることも
できる。
【0025】図2は、本発明の他の実施例を示す概略縦
断面図である。本実施例は、上記変形例であり、この例
ではインナーカップ12の一部に気体吸引部13が設け
られている。気体吸引部13はインナーカップ12の第
2内肩部12、縦頚部12および横頚部12dを除去
し、これらの部分を空気取入れ口としたものである。
【0026】このような構成のスピンコーターにあって
は、特に気体吸引部13により基板Sの近傍における気
流の乱れを解消することができるので、基板S表面への
コーティング液の供給を均一化でき、コーティング膜の
膜厚を均一化を図ることができる。
【0027】図1および図2に示した本発明に係るスピ
ンコーターを運転する際に、気体供給ノズル10から送
り出される気体として温度および湿度を制御した窒素ま
たは空気を主成分とする気体を用いて行うことができ
る。この場合、特にコーティングカップ2内の気流の本
流の温度および湿度に調整することにより、気体供給ノ
ズル10からの気体の供給に際してコーティングカップ
2内での急激な熱エネルギーの転移を生じることないの
で、コーティングカップ2内の気流を層流に維持するこ
とが可能となる。これにより、ミストを確実に排出する
ことができ、基板S上に得られる塗膜の膜厚の均一化を
図ることもできる。
【0028】次に、本発明に係るスピンコーターと従来
のスピンコーターとをそれぞれ用い、特定の実験条件の
下に基板Sに形成され得るコーティング膜の膜厚分布お
よびコーティング膜に生じる欠陥発生率を調べ、その結
果を表1に示した。
【0029】この実験に供する基板としては直径120
mmのポリカーボネート基板を用いた。この基板を各ス
ピンコーターの回転テーブル上に吸着固定したのち、コ
ーティング液供給ノズルからシアニン系色素を含有する
アルコール系溶液を供給して所定の膜厚を有する塗膜を
形成した。基板をスピンコーターから取り出し、以下に
示す方法に従って実験を行った。
【0030】(膜厚分布の測定方法)塗膜を形成した基
板の一方から出力10mW、波長780nmの半導体レ
ーザー光を基板面に対して直交する方向から照射し、基
板の反対側の光路上に配置した光パワーメータにより透
過パワーを測定する。この測定に先立ち、塗布重量と透
過パワーとの検量線を作成しておく。この検量線を基に
して、塗膜の密度から膜厚を得る。この膜厚の値を次式
に代入して求める。
【0031】
【数1】膜厚分布=(最大膜厚−最小膜厚)/平均膜厚
×100% 得られる膜厚分布の値が±2%以下の場合、優とし、±
5%以下の場合、良とし、±10%以下の場合、可と
し、±10%を超える場合、不可として評価した。
【0032】(欠陥の検出方法)リニアCCDによる欠
陥映像コントラスト検出方法を用いて塗膜に生じた欠陥
を検出する。すなわち、ハロゲンランプを光源とし、こ
の光源からの光をスリット状の平行光とし、この光路上
に基板を光路に直交するように配置し、基板を回転させ
ながら基板の全面を検査する。この検査での解像度は2
0μm×20μmである。
【0033】
【数2】欠陥発生率=(1個以上の欠陥箇所が検出され
た基板の枚数)×投入枚数×100% 表1において比較例1は、図3に示したスピンコーター
を用いて塗膜を形成した基板であり、実施例1は、図3
に示した従来のスピンコーターのコーティングカップに
気体供給ノズルおよびマニホールドを取り付けたものを
用い、気体供給ノズルからの気体の温度および湿度を調
整しながら塗膜を形成した基板であり、実施例2は、実
施例1に気体吸引およびコーティング液排出を行えるド
レイン配管を設けたものを用い、気体供給ノズルからの
気体の温度および湿度を調整しながら塗膜を形成した基
板であり、実施例3は、図2に示したスピンコーターを
用い、気体供給ノズルからの気体の温度および湿度を調
整しながら塗膜を形成した基板であり、実施例4は、図
1に示したスピンコーターを用い、気体供給ノズルから
の気体の温度および湿度を調整しながら塗膜を形成した
基板である。
【0034】
【表1】
【0035】表1の結果から明らかなように、実施例1
〜4は膜厚分布および欠陥発生率が優れていることがわ
かる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
膜厚の均一性に優れ、かつ欠陥発生率の少ない塗膜、例
えば光ディスク基板に形成される塗膜を得ることができ
るので、従来の光ディスク基板の製造歩留りを大幅に改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示すが概略縦断面図であ
る。
【図3】従来のスピンコーターを示す概略縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基台 2 コーティングカップ 3 回転テーブル 4 駆動軸 5 インナーカップ 6 コーティング液供給ノズル 7 ドレイン配管 10 気体供給ノズル 11 マニホールド 12 インナーカップ 13 気体吸引部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【数2】欠陥発生率=(1個以上の欠陥箇所が検出され
た基板の枚数)/投入枚数×100% 表1において比較例1は、図3に示したスピンコーター
を用いて塗膜を形成した基板であり、実施例1は、図3
に示した従来のスピンコーターのコーティングカップに
気体供給ノズルおよびマニホールドを取り付けたものを
用い、気体供給ノズルからの気体の温度および湿度を調
整しながら塗膜を形成した基板であり、実施例2は、実
施例1に気体吸引およびコーティング液排出を行えるド
レイン配管を設けたものを用い、気体供給ノズルからの
気体の温度および湿度を調整しながら塗膜を形成した基
板であり、実施例3は、図2に示したスピンコーターを
用い、気体供給ノズルからの気体の温度および湿度を調
整しながら塗膜を形成した基板であり、実施例4は、図
1に示したスピンコーターを用い、気体供給ノズルから
の気体の温度および湿度を調整しながら塗膜を形成した
基板である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に回転可能な回転テーブルと、 該回転テーブルを回転駆動する駆動軸と、 前記回転テーブルの上方から該回転テーブル上に装着さ
    れるべき基板の表面に塗布するためのコーティング液を
    供給するコーティング液供給手段と、 前記回転テーブルおよび前記駆動軸の周囲を覆いかつ上
    部に前記コーティング液供給手段を受け入れるための開
    孔部を有する筒状のコーティングカップと、 該コーティングカップの開孔部の縁部に設けられ該コー
    ティングカップの内壁面に沿って下降する気流を形成す
    る気体供給手段とを含むことを特徴とするスピンコータ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピンコーターにおい
    て、前記気体供給手段は、気体を吐出するノズルと、該
    ノズルに気体を供給しかつ該供給気体の圧力を制御する
    マニホールドとを含むことを特徴とするスピンコータ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスピンコーターにおい
    て、前記コーティングカップ内に配置され、かつ前記回
    転テーブル上に装着されるべき基板と面一であると共に
    前記コーティングカップの内壁面に沿って下方に延びる
    表面を有するインナーカップをさらに含み、該インナー
    カップと前記コーティングカップとの間の空間はコーテ
    ィング液を回収するためのドレイン配管に接続されてい
    ることを特徴とするスピンコーター。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスピンコーターにおい
    て、前記コーティングカップ内に配置され、かつ前記回
    転テーブルの周囲から空気を吸引する空気吸引部を有す
    るインナーカップをさらに含み、該インナーカップと前
    記コーティングカップの内壁面との間の空間はコーティ
    ング液を回収するためのドレイン配管に接続されている
    ことを特徴とするスピンコーター。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のスピンコーターの回転テ
    ーブル上にディスク状の基板を装着したのち、温度およ
    び湿度を制御した窒素または空気を主成分とする気体を
    前記気体供給手段から流しつつ、前記基板の表面上に前
    記コーティング液供給手段により色素系記録膜を形成す
    る工程を含むことを特徴とする光ディスクの製造方法。
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