JPH0468027B2 - - Google Patents

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JPH0468027B2
JPH0468027B2 JP61214651A JP21465186A JPH0468027B2 JP H0468027 B2 JPH0468027 B2 JP H0468027B2 JP 61214651 A JP61214651 A JP 61214651A JP 21465186 A JP21465186 A JP 21465186A JP H0468027 B2 JPH0468027 B2 JP H0468027B2
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JP
Japan
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substrate
coating liquid
gas
coating
spin chuck
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61214651A
Other languages
English (en)
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JPS6369564A (ja
Inventor
Hiroyuki Hirai
Masaru Kitagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP21465186A priority Critical patent/JPS6369564A/ja
Publication of JPS6369564A publication Critical patent/JPS6369564A/ja
Publication of JPH0468027B2 publication Critical patent/JPH0468027B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、半導体基板、セラミツク基板あるい
はガラス基板等(以下単に基板と称する)を回転
させながら、ポリイミド樹脂溶液、液体ドーパン
ト、フオトレジスト等の比較的高粘度の塗布液を
その基板上に均一に塗布するための基板の回転塗
布装置に関し、殊に高粘度の塗布液が基板の回転
による遠心力で飛散する際に基板周辺で糸を引い
たようになる糸引現象を生じさせないようにする
ことを特徴とする。
<従来技術> 基板上に塗布液を均一に塗布するための回転塗
布装置としては、従来より例えば第3図(特開昭
61−4229号公報)に示すものが知られている。
それは基板101を固着して回転するスピンチ
ヤツク102と基板101に塗布液103を滴下
して供給する塗布液吐出ノズル104と、基板1
01の周辺部に対し、その外周方向へ向けてガス
流Aを与える一対のガス噴射ノズル108と、こ
のガス流Aの延長方向に飛散した塗布液を吸引す
る排気手段111とを備えて成り、基板101の
周辺部に蓄積した塗布液をガス噴射ノズル108
からのガスで飛散させ除去するようにしたもので
ある。
また、かかる従来技術を記載した特開昭61−
4229号には、基板周縁部にシンナーを吐出させる
ノズルを付設し、基板周辺部の塗布液を流し去る
方法が開示されている。
<発明が解決しようとする問題点> 近年、基板製造技術の進展に伴ない、多種多様
な塗布液が用いられるようになり、殊にポリイミ
ド樹脂やフオトレジト等の高粘度の塗布液を用い
た場合、低粘度の塗布液に比べて膜厚が不均一に
なり易く、しかも冒述のように基板の周辺部に糸
引現象を発生し易い。これは基板上に形成した膜
の品質上、致命的な欠陥となる。
しかるに、前記従来技術においては、高粘度の
塗布液が有するこのような性質ないし現象につい
て有効に対拠することができない。即ち、一対の
ガス噴射ノズル108より噴射するガス流Aによ
つて基板101の周辺部の塗布液を飛散させる構
成となつてはいるが、糸引現象そのものをなくす
ことができない。つまり、不活性のガス流のみで
は基板の周辺部より飛散する塗布液の糸引き叩き
落すことができても、その糸引が基板101の裏
面へ廻り込むため却つて悪い結果を生ずることが
ある。
又シンナー吐出処理の従来技術ではシンナーを
液体状態で用いる為に起きるボタ落ち、及びシン
ナーの消費量の多さが欠点となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、高粘度の塗布液の基板の回転による遠心力
で飛散する際に生ずる糸引現象を生じさせないよ
うにすることを技術課題とする。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記技術課題を解決するため、前記
従来の回転塗布装置を次のように改良したもので
ある。
即ち、基板1を保持して回転するスピンチヤツ
ク2と、回転する基板1に塗布液3を供給する塗
布液吐出ノズル4と、塗布液3の飛散を防止する
飛散防止カツプ10とを備えて成る基板の回転塗
布装置において、 スピンチヤツク2で保持された基板1の上方に
位置して、基板1の周縁部に沿つてその外縁より
も外側位置に下向きに開口されたガス噴孔8aが
形成されたガス供給ノズル8を配設し、 飛散防止カツプ10には、スピンチヤツク2で
保持された基板1より下方に排気口12を形成す
るとともに、ガス供給ノズル8より前記塗布液3
の溶媒蒸気を含むガスを供給することにより、塗
布液3の溶媒蒸気を含むガスの流れが基板1の周
囲を通過するように構成したことを特徴とするも
のである。
<作用> スピンチヤツク2で保持された基板1の上方に
位置するガス供給ノズル8は、基板1の周縁部に
沿つてその外縁よりも外側位置に下向きに開口さ
れたガス噴孔8aより塗布液3の溶媒蒸気を含む
ガスを噴射する。
このガスの流れは基板1の周囲を通過して、基
板1の周囲にほぼ切れ目なくガス流を形成する。
このとき高粘度の塗布液3は、基板1の回転によ
る遠心力で糸引状に飛散されようとするが、溶媒
蒸気を含むこのガス流によつて即座に溶断され、
飛沫となる。この飛沫は、上記ガス流に乗つて飛
散防止カツプ10内の基板1より下方に開口形成
された排気口12より排出される。これにより、
基板1の周縁に糸引は生じない。
<実施例> 以下、本発明に係る基板の回転塗布装置の実施
例を図面に基づいて説明する。
第1図は回転塗布装置の縦断面図であり、この
回転塗布装置は基板1を吸着保持して回転するス
ピンチヤツク2と、回転する基板1に塗布液3を
滴下供給する塗布液吐出ノズル4と、基板1の周
辺部にガス流Aを与えるガス供給手段5と、塗布
液3の飛散を防止する飛散防止カツプ10と、飛
散防止カツプ10内を負圧にして排気し、塗布液
3の飛沫をガス流Aに乗せて排出する排気手段1
1を備えている。
ガス供給手段5は、基板1の周縁部に沿つて基
板1を囲むようにガス供給ノズル8を配設して成
る。即ち、ガス供給手段5はスピンチヤツク2の
上方に円輪状の給気管6を設け、給気管6の下面
に多数のガス噴孔8aをあけてガス供給ノズル8
を形成し、第2図に示すように、この給気管6に
塗布液の溶媒(例えば、キシレン、アセトン、エ
チルセロソルブアセテート、酢酸ブチル等)の飽
和蒸気を含んだ不活性ガスのガス供給源7の接続
して構成され、ガス噴孔8aより塗布液の溶媒蒸
気ガスを噴射して基板1の周囲にガス流Aを形成
するようになつている。
また、この給気管6は塗布液吐出ノズル4とと
もに、上下移動可能に設けられた枠部材(図示せ
ず)に設けられており、スピンチヤツク2へ基板
1を着脱する際に邪魔にならない位置へ退避する
ようになつている。
なお、ガス供給ノズル8は、上記のガス噴孔8
aに代えて、給気管6の下面にガス噴射用スリツ
ト(図示せず)を開口させたものでもよく、ある
いは塗布液吐出ノズル4と同様の供給ノズルを多
数円形に配設したものでもよい。また、給気管6
は塗布液吐出ノズル4とともに、上下および水平
方向に移動可能に設けてもよい。
飛散防止カツプ10の下部には排気手段11と
連通する一対の排気口12・12が開口され、ま
た、カツプ内のスピンチヤツク2の下方にはガス
流Aを整流するように基板1の直径よりも大径の
整流板13が略水平に設けられ、排気口12・1
2に集中するガス流Aを基板1の周縁に沿つて切
れ目なくほぼ均等に流下させるように構成してあ
る。
なお、符号14は回転塗布装置の外部に設置し
た強制排気手段、15は排液回収用ドレンであ
る。また整流板13を基板1の直径より小径ない
し円径としてもよい。
以下、上記回転塗布装置の動作について説明す
る。
先ず、塗布液吐出ノズル4及び給気管6を上方
に退避させ、基板1をスピンチヤツク2に中心合
せしてセツトし、吸着保持する。
給気管6を下降させて飛散防止カツプ10内の
所定位置にセツトする。
スピンチヤツク2を高速回転させながら、塗布
液吐出ノズル4より塗布液3を滴下して基板1の
表面に薄い膜を形成する。そして余剰の塗布液3
は基板1の回転による遠心力で飛散されるが、こ
のとき、ガス供給ノズル8より塗布液の溶媒の飽
和蒸気ガスが噴射されて基板1の周囲にガス流A
が形成され、溶媒蒸気を含むガス流Aによつて、
塗布液の糸引が生じそうになつても即座に溶断さ
れる。
糸引が溶断された塗布液は飛沫となつてガス流
Aに乗り、飛散防止カツプ10内に開口した排気
口12から排気手段11により排出される。
なお、ガス流Aが基板1の周辺部に向けて流下
するように、かつ基板1上の膜厚の均一化に悪影
響を及ぼすことのないようにガス噴射ノズルの配
向を適宜調節可能に設けるのが望ましい。
<発明の効果> 本発明によれば、ガス供給ノズル8はスピンチ
ヤツク2で保持された基板1の上方に位置し、基
板1の周縁部に沿つてその外縁よりも外側位置に
下向きに開口されたガス噴孔8aより、前記塗布
液3の溶媒蒸気を含むガスを供給し、高粘度の塗
布液が基板の回転による遠心力で糸引状に飛散す
るのを、当該溶媒ガスで溶断するようにしたか
ら、糸引現象を防止して基板の品質を高く維持す
ることができる。
シンナーを基板周縁に供給する前記従来技術の
ように溶媒を液体のまま吐出させたならば基板の
大きさにもよるが溶媒を約3c.c.〜5c.c.要するとこ
ろ、本願の発明に係る装置で約1c.c.〜2c.c.の消費
量ですむという利点がある。また、本発明におけ
るガス供給ノズルは溶媒蒸気を供給するものであ
るから、従来例のようなボタ落ち現象もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転塗布装置の縦断面
図、第2図はそのガス噴射手段の底面図、第3図
は従来例による回転塗布装置の概要図である。 1……基板、2……スピンチヤツク、3……塗
布液、4……塗布液吐出ノズル、5……ガス供給
手段、6……給気管、8……ガス供給ノズル、8
a……ガス噴孔、10……飛散防止カツプ、11
……排気手段、12……排気口、13……ガス流
整流板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板1を保持して回転するスピンチヤツク2
    と、回転する基板1に塗布液3を供給する塗布液
    吐出ノズル4と、塗布液3の飛散を防止する飛散
    防止カツプ10とを備えて成る基板の回転塗布装
    置において、 スピンチヤツク2で保持された基板1の上方に
    位置して、基板1の周縁部に沿つてその外縁より
    も外側位置に下向きに開口されたガス噴孔8aが
    形成されたガス供給ノズル8を配設し、 飛散防止カツプ10には、スピンチヤツク2で
    保持された基板1より下方に排気口12を形成す
    るとともに、ガス供給ノズル8より前記塗布液3
    の溶媒蒸気を含むガスを供給することにより、塗
    布液3の溶媒蒸気を含むガスの流れが基板1の周
    囲を通過するように構成したことを特徴とする基
    板の回転塗布装置。
JP21465186A 1986-09-10 1986-09-10 基板の回転塗布装置 Granted JPS6369564A (ja)

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JP21465186A JPS6369564A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 基板の回転塗布装置

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JPS6369564A JPS6369564A (ja) 1988-03-29
JPH0468027B2 true JPH0468027B2 (ja) 1992-10-30

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