JPH0699123A - 押出し塗布方法およびその装置 - Google Patents

押出し塗布方法およびその装置

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JPH0699123A
JPH0699123A JP4273851A JP27385192A JPH0699123A JP H0699123 A JPH0699123 A JP H0699123A JP 4273851 A JP4273851 A JP 4273851A JP 27385192 A JP27385192 A JP 27385192A JP H0699123 A JPH0699123 A JP H0699123A
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豊 清水
Masujirou Seki
益二朗 関
Naomi Yoshiike
直美 吉池
Kazuo Katai
一夫 片井
Katsumi Onozawa
克美 小野沢
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/848Coating a support with a magnetic layer by extrusion

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性塗料等をウェブに対して塗布する押出し
塗布方法と押出し塗布装置とにおいて、ウェブのスプラ
イス部分が、塗布ヘッド位置を通過する前後に形成され
る膜厚不良部分が原因で起こる故障の発生を防止する。 【構成】 塗料の押出しを続けながら、ウェブ1のスプ
ライス部分が塗布ヘッド4を通過する前に塗布ヘッド4
とウェブ1を離間させ、通過後に両者を接触させる際
に、前記塗布ヘッド4とウェブ1との離間・接触によっ
て発生する膜厚不良部分を、塗布ヘッドより下流で掻き
落とし用ロール11等により剥離除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性塗料等を長尺のウ
ェブに対して塗布する押出し塗布方法における、ウェブ
のスプライス部分が塗布ヘッド位置を通過するときの手
段の改良とそのための装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体の磁性層の塗布方法には種
々の方式があるが、最近、生産性や操作性が高い等の理
由で、リバースロールやグラビアロールを用いたロール
塗布法から、押出し型塗布ヘッドを用いた塗布方式への
移行が行われつつある。
【0003】この押出し型塗布ヘッドを用いた磁性塗料
の塗布方式は、スリット内で均一なウェット膜を形成
し、このウェット膜を長尺のウェブ上に連続的に転写
し、磁気記録媒体を得るものである。
【0004】この方式において問題となる一つは、ウェ
ブのスプライス部分(ウェブとウェブの接着部分)の塗
布ヘッド通過手段である。
【0005】ウェブへ磁性塗料を連続的に塗布する場合
には、ウェブの後端部に、次に塗布するウェブの先端部
を接合し、移動搬送を止めずに塗布作業を続けることが
好ましい。ウェブを接合する一般的な方法は、ウェブの
後端とウェブの先頭を両面テープ等により接着する。こ
のような場合、ウェブ接着後、先頭ウェブの残り部分は
切断するが、通常は接着部分に先頭ウェブの最後尾部分
が例えば長さ20〜30cm、いわゆる‘尻尾’状に未接
着状態で存在することになる。このため、ウェブが塗布
・乾燥工程ラインを搬送引き回される間、この末端部分
が固定されずにウェブの動きに伴って自由運動をするこ
とになる。
【0006】この‘尻尾’部分が押出し型塗布ヘッド側
に存在する場合にスプライス部分通過時も磁性塗料等の
塗布を継続すると、この‘尻尾’部分に塗布された塗料
が、ウェブの移動に伴う‘尻尾’部分の自由運動により
剥離して飛散し、経路内の塗膜や装置を汚染してしま
う。
【0007】また、‘尻尾’部分が押出し塗布ヘッドの
反対側に存在する場合には、スプライス部分のウェブ重
ね合わせ部分に、接着用テープと次に塗布するウェブの
厚み分だけ段差ができ、塗布を継続するとこの段差部に
液溜りを生じ、後工程で乾燥不十分による未乾部が発生
し、後述する塗布故障を生じる。その上、重ね合せ部分
に塗料が浸透するため、スプライス部分が剥離し、ウェ
ブの破断も生じる。
【0008】そこで、複数のウェブを接合して、これに
連続的に塗布を行う際には、スプライス付近が塗布され
ないように、スプライス部分が塗布ヘッドを通過する
間、塗布ヘッドから塗布液を押出さないか、あるいはス
プライス部分が塗布ヘッドを通過する間、塗布ヘッドと
ウェブを離間させるかすることが好ましい。
【0009】スプライス部分が塗布ヘッドを通過する間
塗布ヘッドから塗布液を押出さない方法では、特開昭6
2−95169号公報に記載されているように、スプラ
イス部分が通過する間、ウェブと塗布ヘッドが直接接触
するため、塗布ヘッドにウェブの切り屑が付着したり、
ウェブに擦り傷を付けたりしやすく、また、ウェブが帯
電し、静電気を帯びて、有機溶媒ガス雰囲気では引火爆
発が発生する恐れすらある。従って塗布液の押出しの無
い時は、すみやかにウェブと塗布ヘッドを離間するのが
好ましい。
【0010】そこで、前記特開昭62−95169号公
報では、スプライス部分が通過する前後で、塗布ヘッド
とウェブを離接させる際に、スプライス部分が塗布ヘッ
ドを通過する前に塗布ヘッドのスリットから塗布液の押
出しを止め、次いで塗布ヘッドとウェブを離間させ、ス
プライス部分が塗布ヘッドを通過後は、ウェブと塗布ヘ
ッドを接触させた後、塗布液を押出す方法が提案されて
いる。
【0011】しかし、この方法では、スプライス部分通
過前に塗布液の押出しの吐出力を止めても、塗布液の実
質的な押出し停止までに時間がかかり、この間塗布ヘッ
ドを通過したウェブ面は膜厚不良により廃棄することに
なり、歩留り低下の問題が生じてくる。さらに、ウェブ
と塗布ヘッドを接触させた後、塗布液の押出しを開始す
る時、押出しの吐出圧がウェブに瞬間的に作用し、ウェ
ブと塗布ヘッドが瞬間的に規制値以上に離れてしまい、
塗料膜厚が厚くなる問題が生じてくる。
【0012】また、磁性塗料等の固体分散系塗布液は、
静置すると容易に凝集・沈殿しやすい。そのため塗布再
開の際、この一部凝集・沈殿した塗布液を押出すと、凝
集・沈殿部分がスリットや塗布ヘッドとウェブとの間隙
に詰まる等により、塗布膜厚の不均一や、塗布表面の長
手スジ等の塗膜欠陥が発生するという問題が生じてく
る。
【0013】そこで特開平2−229572号公報では
ウェブと塗布ヘッドを離接させるときも塗布液の押出し
を停止せず、その結果膜厚が厚くなった部分の厚さをそ
の下流側で規制する方法が提案されている。この押出し
を停止しない方法では、塗布液の押出しを止めずに塗布
ヘッドとウェブとを離間させるとき、および塗布ヘッド
とウェブとを接触させた直後に、ウェブと塗布ヘッドの
間隙が変化するため塗布膜の厚さが不均一になりやす
い。例えば、塗布ヘッドとウェブを離間させるときは、
塗布ヘッドとウェブの間隙が広がるため、一部厚い膜が
形成され、さらに塗布ヘッドとウェブが完全に離間する
までウェブ上に塗布液が残る。
【0014】また、ウェブと塗布ヘッドを接触させると
きは、塗布ヘッドとウェブが離間している間、継続して
いた塗布液の押出しにより塗布ヘッドのスリット出口付
近に塗布液が溜まった状態にある。この状態で塗布ヘッ
ドとウェブを接触させると、塗布ヘッドのスリット出口
付近にある塗布液と新たに押出された塗布液がウェブ上
に塗布され、塗布膜が厚くなり、ウェブと塗布ヘッドの
間隔が安定するまで厚い膜が形成されやすい。
【0015】これら膜厚不良により様々な製品不良が発
生するが、特に規定膜厚より厚い場合は、品質上の不良
のみでなく、乾燥不十分による未乾部が発生する。乾燥
不十分の塗料は、乾燥工程を出てライン中を引き回され
る間にサポートロール、ガイドロール等に付着し、正常
な膜面に再付着して、ドロップアウトの原因となり、ま
たシミ様の模様を残すなどの重大な塗布故障を発生させ
る。
【0016】そこで、前記特開平2−229572号公
報ではこの厚膜化した部分を塗布位置より下流に設置し
たスムーサ等でレベリングし、塗膜を規定膜厚に規制し
ている。すなわち、塗布ヘッドとウェブが最初に接触し
てから、塗布ヘッドとウェブ間隙が安定した時の塗布膜
位置がスムーサ等の位置を越えるまで、スムーサ等は厚
膜部分を規制し均一化するためにウェブに接近してお
り、その後はウェブから離れて定常塗布状態に入る。
【0017】しかし、この方法では規定膜厚にならない
ことが多い。すなわち、このスムーサによる膜厚規制に
より、塗布膜厚は塗布時の厚さよりは薄くなるが、規定
膜厚にはなり難く、未乾部が発生しやすい。また、厚膜
化の原因となる塗布液の過剰量は毎回異なり、特に量が
多い場合、この方法では、スムーサ等とウェブ間に過剰
の塗布液が均一化されずに残留する。ウェブと塗布ヘッ
ドの間隙が定常状態になり、スムーサ等とウェブを離間
させるとき、この残留塗布液はウェブ上に残留し、厚膜
となり、未乾部の発生を引き起こす。これらの問題点
は、塗布速度が大きいほど顕著に現れやすく、製造工程
での改善が強く望まれている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、磁性塗料等をウェブに対して塗布する押出し塗布方
法と押出し塗布装置とにおいて、ウェブのスプライス部
分が、塗布ヘッド位置を通過する前後に形成される膜厚
不良部分が原因で起こる故障を防止することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。 (1)ウェブのスプライス部分が塗布ヘッドを通過する
前に塗布ヘッドとウェブを離間させ、通過後に両者を接
触させる押出し塗布方法において、前記塗布ヘッドとウ
ェブとの離間・接触によって発生する膜厚不良部分を、
塗布ヘッドより下流で剥離除去することを特徴とする押
出し塗布方法。 (2)膜厚が規定厚となったとき、剥離を終了させる上
記(1)の押出し塗布方法。 (3)剥離は、付着塗料排除手段を具えた掻き落とし用
ロールを用いる上記(1)または(2)の押出し塗布方
法。 (4)前記掻き落とし用ロールはウェブの移動方向と逆
に回転する上記(3)の押出し塗布方法。 (5)前記ウェブのスプライス部分が塗布ヘッドを通過
する際も、塗布ヘッドから塗料の押出しを継続させる上
記(1)〜(4)のいずれかの押出し塗布方法。 (6)前記塗料が磁性塗料である上記(1)〜(5)の
いずれかの押出し塗布方法。 (7)押出し塗布ヘッドと、ウェブの搬送装置と、前記
ウェブのスプライス部分が前記塗布ヘッドを通過する前
に塗布ヘッドとウェブを離間させ、通過後に両者を接触
させる制御装置と、前記塗布ヘッドとウェブとの離間・
接触によって発生する膜厚不良部分を、塗布ヘッドより
下流で剥離除去する剥離装置とを具えた押出し塗布装
置。 (8)前記膜厚不良部分が前記剥離装置の位置を通過す
るときに前記剥離装置とウェブとを接触させて剥離をお
こない、その後両者を離間させて剥離を終了させる制御
装置を具えた上記(7)の押出し塗布装置。 (9)前記剥離装置は、付着塗料排除手段を具えた掻き
落とし用ロールである上記(7)または(8)の押出し
塗布装置。 (10)前記掻き落とし用ロールは、前記ウェブの移動
方向と逆に回転する上記(9)の押出し塗布装置。 (11)前記塗布ヘッドとウェブとの離間時にも塗布ヘ
ッドの塗料の押出しを行う上記(7)〜(10)のいず
れかの押出し塗布装置。 (12)前記塗料が磁性塗料である上記(7)〜(1
1)のいずれかの押出し塗布装置。
【0020】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。本発明に用いるウェブは、厚さ5〜200
μm 、幅30mm〜3000mm、長さ200〜30000
m のPET(ポリエチレンテレフタレート)等の各種樹
脂製のベースフィルムで、必要に応じて下地層がすでに
塗布されているものを使用することもできる。
【0021】本発明に用いる塗布液としては、顔料等の
種々の分散質や各種ビヒクルを含有するものであってよ
い。ただ、磁性粉は一般に針状形状や板状形状であっ
て、塗布液自体が非ニュートン流動特性をもち、高い構
造粘性を示し、本発明による効果が顕著に実現するの
で、本発明は磁性塗料を主としてその対象にするもので
ある。
【0022】磁気記録媒体用の磁性塗料は、磁性粉と、
バインダと、溶媒とを含有する。磁性粉としては、γ−
Fe23 、Co含有γ−Fe23 、Fe34 、C
o含有Fe34 、CrO2 、バリウムフェライト、ス
トロンチウムフェライト等の酸化物微粉末や、Fe、C
o、Ni等の金属あるいはこれらの合金微粉末、炭化鉄
などいずれも使用可能である。バインダとしては、公知
の各種樹脂バインダはいずれも使用可能である。用いる
溶媒にも特に制限はなく、シクロヘキサノン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系、ト
ルエン等の芳香族系等の各種溶媒を目的に応じて選択す
ればよい。磁性粉末は、磁性層全体の30〜92wt% 程
度含有されるようにし、磁性層の乾燥膜厚は0.1〜6
μm 程度とする。磁性塗料には、必要に応じ、無機微粒
子、潤滑剤等の各種添加剤を含有させてもよい。
【0023】このようなウェブと磁性塗料とを用いて、
ウェブに磁性塗料を塗布する際のスプライス部分の通過
方法を説明する。本発明による装置の概要を図1に示
す。
【0024】スプライス部分通過前後を除く定常塗布状
態では、ウェブ1はサポートロール2を経て塗布ヘッド
4で磁性塗料を塗布され、サポートロール3を経て掻き
落とし用ロール11の位置を通過する。塗布ヘッド4下
流に設けられた掻き落とし用ロール11とウェブ1とは
離間しており、ウェブ1は図示しない次の磁界配向処理
工程、さらに乾燥工程に搬送される。
【0025】本発明の、スプライス部分通過の場合は、
通過前にスプライス部分通過を予告する信号が、塗布ヘ
ッドおよび掻き落とし用ロール移動制御装置21(以下
移動制御装置21と略記する)に送られ、同装置21か
ら塗布ヘッド移動装置7、および掻き落とし用ロール移
動装置16に、それぞれの移動信号伝達用ケーブル2
2、23を経て移動の時期と移動方向が指示される。
【0026】このスプライス部分通過を予告する信号の
発生方法はどのような方法でもよく、作業者が発生させ
る方法、ウェブの移動量から算出する方法または例えば
塗布ヘッドの上流側の適当な位置をスプライス部分が通
過した時に当該信号が発生する光、磁気、電流その他適
当な手法を動作原理とするセンサー等をウェブ経路に設
置する方法などから適宜選択すればよい。塗布ヘッド移
動装置7、掻き落とし用ロール移動装置16にはエアー
シリンダー、油圧シリンダーまたは電動モーター等を用
いればよい。また、図1では塗布ヘッドは上向きに示し
たが、塗布装置の構造、状況により下、横、斜め等どの
ような方向でもよい。
【0027】移動時期および方向の指示内容は、塗布ヘ
ッド移動装置7へ、スプライス部分が塗布ヘッド4通過
前に、塗布ヘッド4とウェブ1を離間させる方向へ移動
する信号が出される。これと並行して、塗布ヘッド4と
ウェブ1が離間したことにより生じる膜厚不良部分を剥
離するため、膜厚不良部分が掻き落とし用ロール11位
置を通過する前に、掻き落とし用ロール11とウェブ1
を接触させる方向へ移動させる信号が出され、掻き落と
し用ロール11とウェブを接触させておく。このとき、
付着塗料排除手段であるドクターブレード12は、掻き
落とし用ロール11に付随して移動する。
【0028】また、掻き落とし用ロール11は、駆動モ
ーター等によりウェブ1の移動方向と逆の方向に回転力
が与えられる。この回転力を与えることで、ウェブ1に
塗布された磁性塗料膜は容易に掻き落とし用ロール11
に移行する。この回転力を与える方法はどのような方法
でもよく、また、ウェブ1と接触する時のみ回転力を与
えるように制御されていてもよい。
【0029】掻き落とし用ロール11の回転の周速はウ
ェブの移動速度に対して0.3〜3.0倍位で、好まし
くは0.5〜2.0倍、さらに好ましくは0.7〜1.
3倍である。この周速は早すぎるとドクターブレード1
2による掻き落としが不良になりやすく、またドクター
ブレード12の早期磨耗の原因になりやすい。また遅す
ぎるとウェブ1から掻き落とす磁性塗料膜の掻き落とし
用ロール11上での膜厚が大となり、ウェブ1からの掻
き落とし不良が生じやすい。また、掻き落とし用ロール
11のウェブ1への押圧力は、ウェブ1上の磁性塗料膜
を全て掻き落とし用ロール11に転写するために十分な
圧力をウェブ1の移動速度毎に実験的に求めればよい。
【0030】このような掻き落とし用ロール11によ
り、転写された磁性塗料の塗膜はウェブ1から実質的に
剥離除去される。この場合実質的に全膜厚が剥離除去さ
れればよいが、完全に除去されることが好ましい。この
ような剥離除去手段としては、このほか、ドクターブレ
ード、不織布等を使用して作業者により拭き取る等も考
えられるが、無人で良好な掻き落とし剥離を行うことが
でき、掻き落とし後の塗料の再付着を防止するために
は、掻き落とし用ロール11のような転写剥離手段を用
いることが好ましい。
【0031】掻き落とし用ロール11とウェブ1の接触
により、塗布された磁性塗料の膜厚不良部は、ウェブ1
から掻き落とし用ロール11に移行し、さらに同ロール
11に接触したドクターブレード12により同ロール1
1から掻き落とされて、受け皿13に落下する。このド
クターブレード12により掻き落とし用ロール11から
の掻き落としを行うことにより、塗膜欠陥はより一層減
少するすることになる。
【0032】この掻き落としも、この他不織布等を使用
して拭き取ることも可能であるが、構造が簡易で、その
保守等が容易である点で、ドクターブレードが最も好適
である。
【0033】次に、スプライス部分通過後、スプライス
部分通過信号が移動制御装置21に送られ、同装置21
から塗布ヘッド移動装置7へ、塗布ヘッド4とウェブ1
を接触させる方向へ移動させる信号が出され、塗布ヘッ
ド4とウェブ1が接触する。
【0034】スプライス部分通過信号はスプライス部分
通過を予告する信号の発生方法と同様どのような方法で
もよく、作業者が発生させる方法、ウェブ1の移動量か
ら算出する方法または例えば塗布ヘッド4の下流側の適
当な位置をスプライス部分が通過した時に当該信号を発
生させるセンサー等をウェブ経路に設置する方法等から
選択すればよい。
【0035】スプライス部分通過前に膜厚不良部分を剥
離するためにウェブ1と接触させた掻き落とし用ロール
11は、ウェブ1と塗布ヘッド4が離間して未塗布部分
が通過する間は、ウェブ1の破断を防止するためにもウ
ェブ1と離間させ、塗布ヘッド4とウェブ1の接触によ
り生じた膜厚不良部分を剥離するため、膜厚不良部が掻
き落とし用ロール11位置を通過する前に再接触させる
ことが好ましいが、ウェブ1との接触を継続させたまま
でもよい。
【0036】ウェブ1の未塗布部分が通過する間、ウェ
ブ1と掻き落とし用ロール11を離間させ、再接触させ
る信号は、前記スプライス部分通過を予告する信号およ
び同通過信号を利用すればよく、タイマー等で離間、再
接触を制御でき、タイマー等の設定は実験的に容易に求
められるが、センサー等でウェブ1の未塗布部分を検出
してもよい。
【0037】再接触させた掻き落とし用ロール11とウ
ェブ1は、接触位置で塗布膜厚が規定厚となったとき、
剥離を終了するために移動制御装置21から掻き落とし
用ロール移動装置16へ、掻き落とし用ロール11とウ
ェブ1とを離間させる信号が出され、離間後は定常塗布
状態となる。
【0038】掻き落とし用ロール11とウェブ1とを離
間させる信号の発生には種々の方法があり、例えば、塗
布ヘッド4とウェブ1が接触後一定時間で発生させても
よく、この場合、例えば移動制御装置21内にタイマー
回路を内蔵させるか別に設置し、塗布ヘッド4とウェブ
1が接触後、定常塗布状態となるまでの時間を条件毎に
実験的に求め、タイマーの動作時間を設定すればよい。
あるいは掻き落とし用ロール11の上流側の適当な位置
に、塗布膜厚が規定厚であることを確認するための各種
センサーを設置し、塗布膜厚が規定厚になったことを確
認して、離間信号を発生させてもよい。
【0039】さらに、スリット5へ送る塗布液の流量変
動を検出し、変動が一定範囲に収束した時に当該信号を
発生させてもよい。これは、離間していた塗布ヘッド4
とウェブ1の接触により、スリット5より塗布される塗
布液の流れが阻害されるため、塗布液の流量も変動し、
定常塗布状態とは異なる流量を示す。これが定常塗布状
態に近づくにつれてスリット5から流出する塗布液の流
量も定常状態に近づくことを利用するものである。この
離間信号を発生させる変動範囲は、塗布条件を変えてそ
れぞれの場合について実験的に求めればよい。
【0040】これらの信号を制御するための移動制御装
置21は、上記の動作の制御を満足させる機能を持つも
のであれば、その構成、回路等に制限はなく、状況、技
術レベル等から、適当に選択すればよい。また移動制御
装置21を設置せず、作業者または適当なセンサー等に
より発生させた各信号を、必要に応じてタイマー等を設
けるなどして塗布ヘッド移動装置7および掻き落とし用
ロール移動装置11に送り制御してもよい。
【0041】以上、ウェブ1と塗布ヘッド4およびウェ
ブ1と掻き落とし用ロール11の離接は、ウェブ1を固
定し、塗布ヘッド4と掻き落とし用ロール11を移動さ
せた場合で説明したが、本発明では、ウェブ1と塗布ヘ
ッド4、ウェブ1と掻き落とし用ロール11について相
対的に離接すれば良く、例えばサポートロール2、3の
移動でウェブ1を動かす、またはこれらの組み合わせで
もよく、装置の構造、状況により選択すればよい。
【0042】また、ウェブ1の搬送速度は、塗布膜厚が
乾燥後膜厚として0.3〜6μm では、50m/min 以
上、特に200〜1000m/min とすることが好まし
い。この場合塗布膜は多層構造を持つものでもよく、こ
のような高速搬送で本発明の効果は倍増する。
【0043】
【実施例】次に、実施例によって本発明の効果を明らか
にする。
【0044】下記の組成(重量比)の磁性塗料を用意し
た。 Co−γFe23 100部 極性基含有塩化ビニル−アクリレート系共重合体 15部 スルホン酸基含有ポリウレタン樹脂 6部 (固形分換算) 分散剤 1.5部 ステアリン酸 1部 ステアリン酸ブチル 1部 α−アルミナ 2部 メチルエチルケトン 160部 トルエン 150部 シクロヘキサノン 100部 硬化剤(日本ポリエステル製C−3041NV50%) 8.4部
【0045】この磁性塗料を、幅520mm、長さ120
00m のPET製のウェブに、乾燥後塗膜厚3.2μm
、ウェブ移動速度300m/min の条件で塗布した。
【0046】<実施例1>本発明の方法に従って、掻き
落し用ロールの回転速度を、周速がウェブ移動速度の
0.7倍になるように設定して膜厚不良部の剥離を行い
ながら塗布した。
【0047】スプライス部分通過時のウェブと塗布ヘッ
ドの離間時間は10秒間である。
【0048】塗布した膜は常法に従って処理し評価し
た。
【0049】試験上がり品を1/2インチ幅に切断し
て、特にスプライス部分通過直後の膜厚が規制値となっ
た部分のサンプルを用いてVHSカセットに組み込み、
常法通りカラーバー信号を記録して、シバソク製VH4
−1BZ型ドロップアウトカウンターを用いて同信号再
生時、60秒間に−20dbの出力低下が15μsec.以上
継続した回数を計数した。
【0050】また、未乾部発生の有無、およびスプライ
ス部分前後の規定膜厚外の部分の長さを合計した不良部
長さも調べた。
【0051】<実施例2>本発明の方法に従って、掻き
落し用ロールの回転速度を、周速がウェブ移動速度の
1.3倍になるように設定した他は実施例1と同様に塗
布および評価を行った。
【0052】<比較例1>本発明の掻き落し用ロールを
使用せず、膜厚不良部に、従来法であるスムーサによる
膜厚規制を行い、他は実施例1と同様に塗布および評価
を行った。
【0053】<比較例2>膜厚不良部に対して掻き落し
用ロールによる剥離および膜厚規制を行わず、他は実施
例1と同様に塗布および評価を行った。
【0054】<比較例3>膜厚不良部に対して掻き落し
用ロールによる剥離および膜厚規制を行わず、さらにヘ
ッド離間時に塗布液の押出しを停止した他は実施例1と
同様に塗布および評価を行った。
【0055】これらの結果を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】本発明による実施例1および2は、ドロッ
プアウト発生および未乾部発生の防止効果に優れ、不良
部長さも短く、優れた塗布性能を示すことが確認され
た。
【0058】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、磁性塗料等
をウェブに対して塗布する押出し塗布方法において、ウ
ェブのスプライス部分が、塗布ヘッド位置を通過する前
後に形成される膜厚不良部分が原因で起こる故障を防止
することができ、優れた塗布性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗布装置の概要図である。
【符号の説明】
1 ウェブ 2、3 サポートロール 4 塗布ヘッド 5 スリット 6 塗布ヘッド移動用ガイド 7 塗布ヘッド移動装置 11 掻き落とし用ロール 12 掻き落とし用ロール用ドクターブレード 13 受け皿 14 掻き落とし用ロール支持棒 15 掻き落とし用ロール支持棒固定軸 16 掻き落とし用ロール移動装置 21 塗布ヘッドおよび掻き落とし用ロール移動制御装
置 22 塗布ヘッド移動信号伝達用ケーブル 23 掻き落とし用ロール移動信号伝達用ケーブル
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】掻き落とし用ロール11とウェブ1の接触
により、塗布された磁性塗料の膜厚不良部は、ウェブ1
から掻き落とし用ロール11に移行し、さらに同ロール
11に接触したドクターブレード12により同ロール1
1から掻き落とされて、受け皿13に落下する。このド
クターブレード12により掻き落とし用ロール11から
の掻き落としを行うことにより、塗膜欠陥はより一層減
少することになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】下記の組成(重量比)の磁性塗料を用意し
た。 Co−γFe 100部 極性基含有塩化ビニル−アクリレート系共重合体 15部 スルホン酸基含有ポリウレタン樹脂 6部 (固形分換算) 分散剤 1.5部 ステアリン酸 1部 ステアリン酸ブチル 1部 α−アルミナ 2部 メチルエチルケトン 160部 トルエン 150部 シクロヘキサノン 100部 硬化剤(日本ポリウレタン製C−3041NV50%) 8.4部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉池 直美 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 片井 一夫 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 小野沢 克美 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブのスプライス部分が塗布ヘッドを
    通過する前に塗布ヘッドとウェブを離間させ、通過後に
    両者を接触させる押出し塗布方法において、前記塗布ヘ
    ッドとウェブとの離間・接触によって発生する膜厚不良
    部分を、塗布ヘッドより下流で剥離除去することを特徴
    とする押出し塗布方法。
  2. 【請求項2】 膜厚が規定厚となったとき、剥離を終了
    させる請求項1の押出し塗布方法。
  3. 【請求項3】 剥離は、付着塗料排除手段を具えた掻き
    落とし用ロールを用いる請求項1または2の押出し塗布
    方法。
  4. 【請求項4】 前記掻き落とし用ロールはウェブの移動
    方向と逆に回転する請求項3の押出し塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記ウェブのスプライス部分が塗布ヘッ
    ドを通過する際も、塗布ヘッドから塗料の押出しを継続
    させる請求項1〜4のいずれかの押出し塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記塗料が磁性塗料である請求項1〜5
    のいずれかの押出し塗布方法。
  7. 【請求項7】 押出し塗布ヘッドと、ウェブの搬送装置
    と、前記ウェブのスプライス部分が前記塗布ヘッドを通
    過する前に塗布ヘッドとウェブを離間させ、通過後に両
    者を接触させる制御装置と、前記塗布ヘッドとウェブと
    の離間・接触によって発生する膜厚不良部分を、塗布ヘ
    ッドより下流で剥離除去する剥離装置とを具えた押出し
    塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記膜厚不良部分が前記剥離装置の位置
    を通過するときに前記剥離装置とウェブとを接触させて
    剥離をおこない、その後両者を離間させて剥離を終了さ
    せる制御装置を具えた請求項7の押出し塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記剥離装置は、付着塗料排除手段を具
    えた掻き落とし用ロールである請求項7または8の押出
    し塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記掻き落とし用ロールは、前記ウェ
    ブの移動方向と逆に回転する請求項9の押出し塗布装
    置。
  11. 【請求項11】 前記塗布ヘッドとウェブとの離間時に
    も塗布ヘッドの塗料の押出しを行う請求項7〜10のい
    ずれかの押出し塗布装置。
  12. 【請求項12】 前記塗料が磁性塗料である請求項7〜
    11のいずれかの押出し塗布装置。
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