JPS62110776A - 塗布方法及び装置 - Google Patents

塗布方法及び装置

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JPS62110776A
JPS62110776A JP25028585A JP25028585A JPS62110776A JP S62110776 A JPS62110776 A JP S62110776A JP 25028585 A JP25028585 A JP 25028585A JP 25028585 A JP25028585 A JP 25028585A JP S62110776 A JPS62110776 A JP S62110776A
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JP
Japan
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coating
web
widthwise direction
liquid
width direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP25028585A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Onogawa
徹 小野川
Yuji Matsuoka
松岡 裕司
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP25028585A priority Critical patent/JPS62110776A/ja
Publication of JPS62110776A publication Critical patent/JPS62110776A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真用フィルム、写真用印画紙、インスタン
トフィルムユニット、磁気テープ、接着テープ、感圧記
録紙、オフセット版、等の製造において連続して走行す
る可撓性帯状支持体(以下、「ウェブ」と称する。)に
その用途に応じた塗工液を塗布する方法に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、各種塗工液をウェブに塗布する場合、第1図に示
したように、塗工液、22が矢印Xの方向に連続して搬
送されるウエプコlの表面に接触し始めると、その接触
点を結ぶ線(以下、「塗布開始個所」と称する。)は塗
工液の物性、塗工手段の型式、塗工手段の作動条件、等
により前記ウエプコlの幅方向にわたり通常V字状、W
字状、直線状、(第V図(A)〜(C))のパターンを
呈し、更に、矢印Xと反対方向に16− j 00 ’
4程度の塗布量が増加した厚塗り部コ3が若干の幅を有
して前記ウエプコlを横切り、前記厚塗り部コ3に引き
□続いて所望の厚さを有した前記塗工液ココの塗膜が層
設されることが知られていた。(第3図) 前記厚塗り部、23の発生をおさえるための解決策は未
だ殆んどなく、已むを得ず前記塗工液ココの塗布開始時
に次の如き装置条件を変更するという応急策によって前
記厚塗り部コ3の乾燥負荷を低減させたり、充分な乾燥
時間をとる等して、未乾燥に伴う前記塗工液コの塗膜が
搬送ガイド手段に付着し、剥離面荒れ、等のトラブルが
発生することを抑制していた。
−を前記塗工液−λの塗工手段に対する供給液量を絞り
、前記厚塗り部λ3の塗布量を減少させる。
−2更に前記ウェブλ/の走行速度を可成り低く設定し
て塗布を始め、徐々に所望速度まで増速させる。
一3乾燥装置の温度、風量あるいは風速、等の条件を前
記厚塗り部λ3が完全に乾燥して乾燥ゾーンから送り出
される程度に一定時間変更させる。
しかしながら、前述した各操作方法は、何れも所望の厚
さと膜質を有した塗工膜を得るまでには、相当量のロス
が発生してしまう欠点があった。
この欠点を除去するため、特開昭10−タコ3.2f号
公報明細書に、前記ウェブlの表面の塗布を開始すべき
部分に予めローレット等により粗面化処理を施して前記
厚塗りを防止する塗布方法が開示されている。
この塗布方法によって、前記厚塗り部コ3の厚塗り率を
約//%に抑えることが可能により、従つて前記乾燥装
置の乾燥能力は通常能力を//%程度増強すしめれば足
ることになり、製品ロスの大巾な低減が可能になった。
父、特開昭jj−//りa7o号公報には、連続走行し
ているウェブに塗工液を塗布する方法において、前記ウ
ェブ表面の塗工液塗布開始個所及びその近傍領域に水及
び又は有機溶媒から成る低粘変前処理液を薄層塗布しな
がら、前記ウェブを前記塗工液の塗工部に送り込み、前
記塗工部を通過中の前記前処理液薄膜上に前記塗工液に
よる塗布を開始し、前記前処理液薄膜の拡張濡れ効果に
より前記塗工液の塗布開始個所における厚塗りを防止す
る方法が開示されている。
一方、特開昭jθ−/3103≦号公報には、エクスト
ルージョン型のドクター注液器を用いてウェブに塗布を
行なう場合に、所謂バッキングローラを用1八ずに、液
圧によりウェブと注液器との間隔を変化させて、異物の
侵入や接合通過時の復元を迅速にする塗布方法が開示さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、特開昭jO−タコ3コr号公報開示の方
法によるときは、オフラインで予め粗面化17た前記ウ
ェブ/を使用する場合、何等かの理由により塗布が中断
され、再スタートするとき、前記ウェブ/の任意の表面
から塗布を再開始することができず、通常、次の新しい
ウェブロールを送り込んで、新しい粗面化領域から塗布
する必要があった。
一方、オンラインで粗面化する場合、前述したオフライ
ンでの欠点は解消され、任意に再スタートが可能である
が、粗面化により生ずる前記ウェブlの微細な粉塵を前
記塗工手段まで同伴せしめること々く前記ウェブlを送
り込まないと、前記粉塵によつい前記塗工膜の面質が著
しく阻害され製品ロスが増加するので、前記ウェブ/の
走行速度を可成り低く設定し、慎重に前記粗面化領域の
除塵を行うか、あるいは、極めて高性能の除塵装置を付
加する必要があった。
又、特開昭11−1194470号公報開示の塗布方法
によるときは、前処理液塗布の為の装置膜−!− 備に余分な費用を要し、装置が複雑になるばかりでなく
、塗布作業そのものも煩雑となる欠点があった。
一方、特開昭!θ−/31036号公報開示の塗布方法
によるときは、定常塗布時の安定性に問題が生じ、応用
範囲が狭いと云う難点があった。
本発明は、これら従来技術の欠点を解消し、簡素な設備
で、比較的操作が簡便でしかも安定な塗布方法及び装置
を提供することを目的とする。
本発明は又、塗布開始時又は所謂接合通過時に短時間で
安定塗布状態となり得る塗布方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者らは、従来ウェブの走行方向のみに着目して種
々試みられていた改善発明とは異なり、特に過渡状態に
おけるウェブ幅方向の架橋性の分布に注目し、前記した
従来技術の諸問題に対し、解決策を得たものである。
す々わち、前記した本発明の目的は、ウェブの幅方向の
一部の架橋性に他の部分に対して差を持たせて塗布を開
始することを特徴とする塗布方法及び装置によって達成
される。
以下、図面を参照して本発明の一実施態様を更に詳細に
説明する。
第7図及び第2図にて塗布バッキングローラ3を巻回1
〜て矢印Aの方向に連続走行するウェブ4にエクストル
ージョン型塗布装置/によす、塗工液2を塗布する。塗
工液りは送液ポンプPにより送液管7を通ってバッキン
グローラ3とウエブコを隔てて対設されたエクストルー
ジョン型塗布装置/に至り、塗布装置/にてウエプコを
横切るように延在するスリン)7を経て圧力分布がほぼ
均一な液流として架橋部jを介してウエブコの表面に塗
布されて塗膜≠を形成する。
第1図において本発明に係る塗布装置/は塗布ダイエツ
ジ先端部rとウエブコとの距離がウェブ幅方向において
変化している。すなわち、第1図及び第2図に示す如く
、塗布ダイエツジ先端部rとウェブλとの距離Iは、ウ
エプコの幅方向中央部にて最短距離11となり、ウエブ
コの幅方向両端部にて最長距離12となっている。かか
る塗布装置により塗布を行なうときには、ウェブ幅方向
の一部の架橋性が他の部分に対して差が生じた状態で塗
布が開始される。すなわち、ウェブの幅方向中央部の架
橋性は、ウェブの幅方向両端部の架橋性よりも高くなっ
ている。
第3図において本発明に係る他の塗布装置/lは、その
給液スリン)/ぶの間隔dがウェブ幅方向において変化
する如く構成されている。
すなわち、 ウェブ幅方向中央部の給液スリット間隔:d1仝上  
端部     仝上   :d3仝上  で両者の中間
部 仝上  :d2としたときd  ’qd2’=<d
3となっている。
かかる塗布装置//を用いて第1図、第2図同様の塗布
を行なうとさにも、ウェブ幅方向の一部の架橋性が他の
部分に対して差が生じた状態で塗布が開始される。
〔作用〕
ウェブ幅方向の一部の架橋性が他の部分に対して差があ
るときには、架橋性の良い部分から塗りっけが開始され
、それが短時間に他の部分すなわち架橋性の悪い部分に
及ぶ。ウェブ幅方向に一様に架橋性を良くしてもこのよ
う々現象は生ぜず、一方厚塗り等の不都合な現象を伴な
う。
このような作用が顕著に現れる条件としては、ウェブの
幅によって異なるが、第1図においてIjlと12との
差けO1θtmm 〜o、、zθmm、好ましくは0.
01−0.0!mmである。
本発明は上記の実施態様に限らず広範囲な適用が可能で
ある。すなわち先に引用した特開昭!O−タ23コを号
公報、特開昭jt!−//?≠70号公報、特開昭10
−/JIO,!を号公報に記載の塗布方式にも応用可能
である。
又、第1図において塗布ダイエツジ先端部とウェブとの
距離が他に比べて短い場所は、ウェブの幅方向中央部で
ある必要はなく、ウェブの幅方向端部でも構わない。す
なわち、他の部分よりも架橋性の良い場所を作れば、そ
こを起点としてウェブ全幅に塗工液が架橋し易くなる。
またこのよう−ター な架橋性の良り部分は一ケ所である必要もなく、複数ケ
所あっても良い。
さらに、第1図ないし第3図には、塗布開始後も定常的
に本発明を実施している態様が示されているが、塗布開
始時のみに従来の塗布装置を傾斜させるなどしてウェブ
幅方向に架橋性の差を持たせ塗布開始後、復元して定常
塗布を行かうようにしても良い。
本発明に使用されるウェブとしては、紙、プラスチック
フィルム、金属、レジンコーチイツト紙、合成紙等が包
含される。プラスチックフィルムの材質は、たとえば、
ポリエチレン、ポリゾロピレン等のポリオレフィン、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン等のビニ
ル重合体、tlぶ−ナイロン、t−ナイロン等のポリア
ミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−λ
4−ナフタレート等のポリエステル、ポリカーボ4−)
、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテー
ト等のセルロースアセテート等カ使用される。またレジ
ンコーチイツト紙に用いる樹脂としては、ポリエチレン
をはじめとするポリオレフィンが代表的であるが、必ず
しもこれに限定されない。又、金属ウェブとしては、例
えばアルミニウムウェブがある。
又、「塗工液」とは、その用途に応じて種々の液組成の
ものが含まれ、例えば、写真感光材料におけるような、
感光乳剤層、下塗層、保護層、パック層、等の塗布液;
磁気記録媒体におけるような、磁性層、下塗層、潤滑層
、保護層、パック層、等の塗布液:その油接着剤層、着
色層、防蛸層、等の塗布液が挙げられ、それら塗布液は
水溶性バインダー又は有機バインダーを含有して成って
いる。
本発明の作用効呆を一層明確とするため、以下に実施例
データを紹介する。
〔実施例〕
第7表に記載の組成の塗工液A・Bを調成し、第1図、
第2図記載の塗布方法により幅IOθmm、fqさコ0
0μmで、予めその塗布表面を粗面化したアルミニウム
ウェブに塗工液A・Bの塗りつけを行なった。
第1表 塗工液Aについてはアルミニウムウェブの走行速度を3
0m1分とし、塗工液Bについてはアルミニウムウェブ
の走行速度を一〇m/分として塗りつけ開始時の、各塗
工液がウェブの一部についてからウェブ全面に均一に塗
られる迄の時間tk測測定た結果を第2表に示す。
第1表において、実施例は第1図における11に対し1
2が差を持った場合(lI2\11)であり、比較例は
第1図におけるI に対して12が差を持たない場合(
J□=41)である。
−/J− 〔効果〕 第2表によれば、ウェブ幅方向の架橋性が一定のときは
塗布が安定状態となる迄の時間がかかるか、バッキング
ローラに液付着がある等の不都合が生じたのに対し、本
発明方法では短時間に塗布が安定状態となり、厚塗シ等
不都合が生じないことが確認された。
【図面の簡単な説明】
第7図は本発明による塗布方法の一実施態様を示す正面
図、第2図はその側断面図である。第3図は不発明銭1
aの一例を示す斜視図、第4図(A)〜(C)は従来方
法による塗布開始個所の厚塗り部の・櫂ターンを示す説
明図、第j図は第ダ図(C)の■−■線に沿って切断し
た断面図である。 /・・・・・・エクストルージョン型塗布装置λ・・・
・・・ウェブ 3・・・・・・バッキングローラ !・・・・・・架橋部 特許出願人 富士写真フィルム株式会社一/j− 第1図 第2図 も          ×・ 計 〜 −J オ                   −〆; 昭和、g/年2月イ日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ウエブ幅方向の一部の架橋性に他の部分に対して
    差を持たせて塗布を開始することを特徴とするエクスト
    ルージヨン塗布方法。
  2. (2)塗布ダイエツジ先端部とウエブとの距離が、ウエ
    ブ幅方向において変化していることを特徴とする塗布装
    置。
  3. (3)給液スリツトの間隔がウエブ幅方向において変化
    していることを特徴とする塗布装置。
JP25028585A 1985-11-08 1985-11-08 塗布方法及び装置 Pending JPS62110776A (ja)

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JP25028585A JPS62110776A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 塗布方法及び装置

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JP25028585A JPS62110776A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 塗布方法及び装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252069A (ja) * 1988-08-15 1990-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置
JPH02165149A (ja) * 1988-12-20 1990-06-26 Konica Corp 感光性印刷版製造用感光液の塗布方法
JP2007098224A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Fujifilm Corp 塗布方法及び装置、並びに光学フィルム及び反射防止フィルムの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252069A (ja) * 1988-08-15 1990-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd 塗布装置
JPH02165149A (ja) * 1988-12-20 1990-06-26 Konica Corp 感光性印刷版製造用感光液の塗布方法
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