JPH0698973A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0698973A
JPH0698973A JP11111993A JP11111993A JPH0698973A JP H0698973 A JPH0698973 A JP H0698973A JP 11111993 A JP11111993 A JP 11111993A JP 11111993 A JP11111993 A JP 11111993A JP H0698973 A JPH0698973 A JP H0698973A
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吉平 新山
Koji Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機の変動入賞装置等に設けられるカ
ウント用検出器の球検出機能が、不正行為によって意図
的に損なわれることを防止する。 【構成】 カウント用球検出器1より発される球検出信
号S0 を判定部20によって判定し、該判定部20が不
正状態を検出することで不正検出信号S1 ,S2を出力
すると、該信号を受けた制御部30が第1駆動部41お
よび第2駆動部42を介して変動入賞装置51および警
報装置52を適宜に作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は弾球遊技機の変動入賞
装置に係わるパチンコ球の計数管理装置に関し、特にカ
ウント用球検出器が外されたり、短絡されたときに、判
定部から不正検出信号を出力させる様にしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる機種別で表すと、フィー
バータイプ、ゼロ戦タイプ、バトルタイプの変動入賞装
置が公知である。各変動入賞装置は、カウント用球検出
器を少なくとも備え、カウント用球検出器はカウンタに
接続され、このカウンタで一定数(例えば10個)の入
賞球がカウントされた場合または所定期間が経過した場
合のどちらか早い方の信号出力によって、遊技者に不利
な条件が課される様に変動入賞装置による特別遊技条件
を設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、カウント動作
を停止させるべく遊技者側或いは遊技店側での不正行為
が横行していた。例えば、カウント用球検出器を外され
たり、さらに遊技店側の不正行為が巧妙になると、カウ
ント用検出器を外した後、導線等を用いて短絡させてし
まうことがある。このため、遊技客の射幸心を高めるた
めに入賞球が発生してもカウンタが動作せず、遊技者が
不正に利益を得られるようにしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、前記問
題点を解決するものであって、以下にその内容を実施例
に対応する図1を用いて説明すると、この発明は、球の
通過を検知して球検出信号S0 を出力するカウント用球
検出器1と、この球検出器1からの球検出信号S0 をカ
ウントして、一定カウント数を計数した時に規定数カウ
ント信号St を出力する計数部10と、上記球検出器1
が非定常状態を呈した場合に、これを検知して不正検出
信号S1 ,S2 を出力する判定部20を有することを特
徴とする。
【0005】
【作用】まず、正常状態では、カウント用球検出器1で
入賞球の通過が検出されると、球検出信号S0 が出力さ
れ、この球検出信号S0 は計数部10で1ずつカウント
する。そして、計数部10で一定カウント数(例えば1
0カウント)を計数すると、計数部10から規定数カウ
ント信号St が出力されるので、この規定数カウント信
号St を、例えば制御部30に入力し、出力段の駆動部
40を介して変動入賞装置51を駆動制御する様にする
とよい。
【0006】一方、球検出器1が非定常状態を呈した場
合、例えば球検出器1が外されたり、短絡されたときに
は、判定部20から不正検出信号S1 ,S2 が出力され
るので、この不正検出信号S1 ,S2 を、例えば制御部
30に入力し、出力段の駆動部40を介して警報装置5
2を作動するとよい。尚、このときに同時に変動入賞装
置51を駆動制御してもよい。
【0007】
【実施例】以下に図面に示した実施例に基づき本発明を
説明する。
【0008】図1は、パチンコ球の計数管理装置のブロ
ック図を示し、カウント用球検出器1に直列に計数部1
0と判定部20を接続し、計数部10と判定部20を互
いに並列に配してなる。これら計数部10と判定部20
の出力は制御部30に与えられ、夫々が駆動対象とする
駆動部40に命令して所期の駆動動作を行なう。
【0009】この計数管理装置の信号入力段にある球検
出器1は、こゝでは変動入賞装置51内に内蔵され、変
動入賞装置51内に流入した入賞球を一個ずつ検出して
球検出信号S0 を出力する。
【0010】計数部10は、球検出器1からの球検出信
号S0 をカウントし、一定カウント数(例えば10カウ
ント)を計数した時に、規定数カウント信号St を制御
部30に出力する機能を有する。
【0011】判定部20は、球検出器が非定常状態を呈
した場合に、これを検知して不正検出信号S1 ,S2 を
出力する。
【0012】図2に従ってより具体的に説明すると、こ
の判定部20は、球検出器1のコネクタが外された場合
(以下、球検出器1の取外状態という)と、球検出器1
の端子C1 ,C2 が導線等を用いて短絡された場合(以
下、球検出器1の短絡状態という)の二種類の非定常状
態を夫々検知する機能を有する。
【0013】制御部30は、通常、遊技全般を制御する
マイクロコンピュータの中央処理部(CPU)に組込ま
れた回路であって、例えば計数部10からの規定数カウ
ント信号St を入力すると、出力段の第1駆動部41を
介して変動入賞装置51を予め設定された特別遊技条件
に基づき駆動制御すると共に、判定部20からの不正検
出信号S1 ,S2 を入力すると、同様に変動入賞装置5
1を駆動制御し、同時に第2駆動部42を介して警報装
置52を駆動する。
【0014】変動入賞装置51は、内蔵した駆動手段に
より打球の受入れ状態が変換できるものであり、例えば
アタッカやゼロ戦タイプのものが公知である。
【0015】警報装置52は、スピーカや各種の表示ラ
ンプ等を含み、スピーカから警告音を発生させたり、表
示ランプの表示態様を変化させて不正状態の発生を外部
に報知する。
【0016】上記カウント用球検出器1としては、光学
的あるいは機械的なスイッチ構造のものも有効である
が、ここでは磁気誘導型の検出器を用いている。即ち、
電磁コイルで形成された磁束中を球が通過することで生
ずるインダクタンスの変化を検知してパチンコ球の通過
を検知する電磁誘導型の球検出器を使用する。つまり、
球検出器の磁束中を球が通過すると、その出力側端子に
おける電圧が僅かに低下し、この電圧変化を後段のスイ
ッチング回路11で検出することになる。
【0017】スイッチング回路11はスイッチング素子
としてトランジスタ12を有し、ベースに上記検出器1
の出力線を接続している。このトランジスタ12は、球
通過によって起生する球検出器1の出力S0 のわずかな
電圧変化でスイッチング動作するように閾値が設定され
たpnp型のトランジスタである。
【0018】従って、球検出器1の通常状態ではその出
力電圧が比較的高く、トランジスタ12は導通し、コレ
クタ側出力は高レベル(出力状態)になっている。逆
に、球検出器1に球が通過した時、上記した様に出力電
圧が僅かに電圧降下を起し、これによってトランジスタ
12は非導通状態を呈し、コレクタ側出力は低レベル
(非出力状態)になる。これがカウント信号Sc であっ
て、球が通過するわずかな時間に対応して短いパルス状
のものである。このカウント信号Sc は後段のカウンタ
13及び判定部20の一方の第1不正判定部21に送ら
れる。
【0019】カウンタ13は、上記トランジスタ12か
らのカウント信号Sc をカウントして、予め設定したカ
ウント数(例えば10カウント)を計数した時に規定数
カウント信号St を出力する。
【0020】又、第1不正判定部21は、トランジスタ
12からのパルス状のカウント信号Sc が異常に持続し
た場合に、球検出器1の取外状態を意味する第1不正検
出信号S1 を制御部30に出力する。即ち、球検出器1
を球が通過する時間より充分に長い時間をタイマ手段に
設定しておき、上記カウント信号Sc がタイマの設定時
間より長いパルス幅を持っていた場合に不正乃至非定常
状態と判定する様にしている。このタイマの設定時間
は、例えば2秒に設定している。
【0021】一方、判定部20の他方の第2不正判定部
22は、球検出器1の端子間(C1−C2 )が短絡され
た場合に検出器1への供給電源電圧が与えられるので、
これを検知して不正乃至非定常状態と判定する。そこ
で、上記供給電圧V+より僅かに低い電圧で動作するス
イッチング素子を備えており、このスイッチング素子と
してpnp型のトランジスタ23が適用できる。このト
ランジスタ23に供給電圧V+より僅かに低い閾値を設
定しておくことで、球検出器1の端子間(C1 −C2 )
が短絡状態になると、トランジスタ23が導通して、球
検出器1の短絡状態を意味する第2不正検出信号S2 を
制御部30に出力できる。
【0022】こゝで、両トランジスタ12,23の夫々
の動作を図3のタイミングチャートを参照して説明す
る。尚、説明を簡単にする意味で、定常時の球の非検出
状態、定常時の球検出状態、球検出器の取外しによる非
定常状態、球検出器端子の短絡による非定常状態の4種
類の場合に分けて説明する。
【0023】(定常時の球の非検出状態)
【0024】先ず、定常状態においては球検出器1に球
が通過していない場合にはトランジスタ12が動作状態
(オン状態)を、トランジスタ12が非動作状態(オフ
状態)を夫々呈し、後段の制御系は何等動作しない(図
中、T0 →T1 区間)。
【0025】(定常時の球検出状態)
【0026】次に、球検出器1が球の通過を感知すると
(T1 →T2 区間)、その出力S0は僅かに変動してト
ランジスタ12を非導通状態にして、カウンタ13にカ
ウント信号Sc (P1 →P10)を送出し、カウンタ13
では累積カウント数が「10」に達すると、規定数カウ
ント信号St を制御部30に出力する。こうした正常な
カウント時には、トランジスタ23は動作せず非導通状
態を維持する。又、トランジスタ12がカウント信号S
c を送出する度に、カウント信号Sc の立ち下がりによ
って第2不正判定部21のタイマがセットされ、カウン
ト信号Sc が立ち上がるとリセットされる。即ち、この
タイマによってカウント信号Sc のパルス幅を検出する
様になっている。
【0027】(球検出器の取外しによる非定常状態)
【0028】一方、球検出器1が端子C1 ,C2 から外
されて開放状態となると、その出力S0 が零電圧P0 に
なる(T2 →T3 区間)。この出力S0 の変動により第
1不正判定部21のタイマがセットされるが、トランジ
スタ12からのカウント信号Sc が立ち上がらないた
め、タイマが継続的に稼動する。そして、タイマの設定
時間に達すると、トランジスタ12が球の検出によって
導通したのではなく、球検出器1が端子C1 ,C2 から
外されたと判断して、第1不正判定部21から第1不正
検出信号S1 を制御部30に出力する。上述した様に第
1不正判定部21のタイマにおける設定時間を2秒にし
ておくと、球検出器1が外されてから2秒経過後に警報
装置52が確実に作動する。球検出器1が正常な接続状
態に戻されると、第1不正判定部21のタイマがリセッ
トされる。
【0029】(球検出器端子の短絡による非定常状態)
【0030】又、球検出器1の端子C1 ,C2 を短絡さ
せた場合、その出力S0 は供給電圧V+まで立ち上がり
(T3 →T4 区間)、これによってトランジスタ23が
導通して第2不正検出信号S2 を制御部30に出力す
る。この短絡状態では、トランジスタ12は、スイッチ
ング動作をせず、オン状態を保つ。こうして、短絡によ
る不正状態を認識できるが、球検出器1が正常な接続状
態に戻されると、トランジスタ23が非導通状態とな
り、第2不正検出信号S2 の立ち下がりにより、不正状
態が解消したものと判断して警報を解除する。
【0031】尚、前記した実施例では判定部20により
球検知器1の二種類の非定常状態、即ち、球検知器の取
外状態と短絡状態を検知できる様にしたが、どちらか一
方だけを検知する様にしてもよい。
【0032】又、球検知器も電磁誘導型のものに限ら
ず、これと等価な図4に示す様な常閉式スイッチ2を用
いてもよい。
【0033】次に、図5を用いて他の実施例を説明す
る。尚、同一構成部分については同一符号を用いてその
詳細な説明は省略する。
【0034】この実施例に示すスイッチング回路11
は、スイッチング素子としてトランジスタ14を有し、
そのベースに先の実施例と同じ磁気誘導型の球検出器1
の入力線を接続すると共に、ベースに電源電圧V+を供
給しており、又、ベースとエミッタを接続している。こ
のトランジスタ14は、球通過によって起生する球検出
器1の入力の僅かな電圧変化でスイッチング動作する様
に閾値設定されたpnp型のトランジスタである。従っ
て、球検出器1の通常状態では、ベース電圧が比較的低
く、トランジスタ14は導通状態にあり、コレクタ側出
力は高レベルになっている。逆に、球検出器1に球が通
過した時には、ベース電圧が比較的高くなるので、トラ
ンジスタ14が非導通状態を呈し、コレクタ側出力は低
レベルとなる。
【0035】コレクタの出力端子は、第1インバータ1
5を介してANDゲート16の一方の入力端子に、又、
第1インバータ15の出力線を第2インバータ17を介
してANDゲート16の他方の入力端子に接続し、第2
インバータ17の後段にはコンデンサ18を接続してい
る。第2インバータ17の出力は、更に第1不正判定部
21の第3インバータ24、ORゲート25に接続され
ており、第3インバータ25の入力側にタイマとして機
能するコンデンサ26を接続している。又、ORゲート
25の他方の入力端子には第2不正判定部22が接続さ
れている。
【0036】第2不正判定部22は、スイッチング素子
としてトランジスタ27を有し、ベースを球検出器1の
端子C1 に接続し、コレクタを上記ORゲート25に接
続している。このトランジスタ27は、球検出器1の端
子間(C1 −C2 )が短絡された場合の球検出器1の入
力電圧の変化でスイッチング動作する様に閾値設定され
たnpn型のトランジスタである。
【0037】次に上記回路の動作について説明する。
尚、説明を簡単にする意味で、定常時の球の非検出状
態、定常時の球検出状態、球検出器の取外しによる非定
常状態、球検出器端子の短絡による非定常状態の4種類
の場合に分けて説明する。
【0038】(定常時の球の非検出状態)
【0039】先ず、定常状態において、球検出器1が球
を検出していない場合、スイッチング回路11のトラン
ジスタ14のベース電圧が低くなって導通するため、コ
レクタ側出力が高レベルとなる。ところが、トランジス
タ14からの出力は第1インバータ15によって反転さ
れるためにANDゲート16はONせず、ANDゲート
出力はない。これと同時に、トランジスタ14から第1
インバータ15を経た出力は、第2インバータ17で更
に反転されANDゲート16に送られる途上でコンデン
サ18を充電すると共に、ORゲート25に送られる途
上でコンデンサ26を充電する。ORゲート25へは第
3インバータ24を介しているため第1不正検出信号S
1 はなく、又、第2不正判定部22のトランジスタ27
も導通状態でORゲート25に第2不正検出信号S2 を
与えないため、ORゲート出力、即ち不正出力信号S3
は制御部30に送出されない。
【0040】(定常時の球検出状態)
【0041】上記定常状態に球検出器1に球が通過する
と、スイッチング回路11のトランジスタ14のベース
電圧が高くなり非導通状態になる。ところが、第1イン
バータ15が高出力状態になってANDゲート16の一
方の入力端子に通接するが、他方の入力端子へは第2イ
ンバータ17で再び反転されて低電圧信号が与えられる
ことなる。この時、コンデンサ18の充電電流が一瞬に
放電されるため、ANDゲート16は第1インバータ1
5からの直接の入力信号との和をとってカウント信号S
c を送出させる。つまり、カウント信号Sc のパルス幅
は上記コンデンサ18の短い放電時間に一致するため、
球検出器1に球が通過する速度が不安定であっても、
又、球検出器1が非定常状態に陥ってもANDゲート1
6からのカウント信号Sc は常に一定のパルス幅を持つ
ことになり、後段のカウンタ13における計数動作が安
定する。
【0042】上記定常状態における球検出時には、第2
インバータ17の低レベルの出力は第2不正判定部21
の第3インバータ24に送られるが、前記定常状態にお
いては球が通過してない時に充電状態にあったコンデン
サ26がこの低レベル電圧時に放電して第3インバータ
24の出力を低レベルに落すためにORゲート25がト
リガせず、不正出力信号S3 を出力しない。タイマとし
てのコンデンサ26の放電が終るとORゲート25がト
リガするが、コンデンサ26の放電時間を通常の球通過
時間以内(例えば2秒)に設定しておけば、球検出器1
に球が通過する程度の短時間だけトランジスタ14がス
イチッング動作してもORゲート25はトリガされるこ
とはない。
【0043】(球検出器の取外しによる非定常状態)
【0044】ところが、球検出器1が外されてトランジ
スタ14が非導通状態が維持した場合、第2インバータ
17が低レベル電圧を出力し続けると、上記した様にコ
ンデンサ26の放電時は第3インバータ24が非出力状
態にあるが、規定時間(例えば2秒)を過ぎると第3イ
ンバータ24の入力側が低電圧に落ちるので第3インバ
ータ24からの高レベルの第1不正検出信号S1 がOR
ゲート25に送出され、これによってORゲート25が
不正出力信号S3 を制御部30に出力する。こうして非
定常状態を判定でき、制御部30が第2駆動部42に命
令して、警報装置52を駆動する。
【0045】(球検出器端子の短絡による非定常状態)
【0046】次ぎに、球検出器1の端子間(C1 −C2
)が短絡されて計数部10における計数機能が損なわ
れた場合、スイッチング回路11におけるトランジスタ
14は導通して第1インバータ15の出力を低レベルに
するためANDゲート16はカウント信号Sc を出力せ
ず、且つ第1インバータ15の低レベルを第2インバー
タ17で反転させて高レベルにした出力を再び第3イン
バータ24で反転させるため、トランジスタ14による
出力でORゲート25はトリガされることはない。とこ
ろが、第2不正判定部22のトランジスタ27のベース
が低電位になりトランジスタ27をオフ状態にするため
供給電圧V2 がORゲート25をトリガすることにな
る。これにより生ずる不正出力信号S3 は制御部30に
送られて、第2駆動部42を介して警報装置52を駆動
する。
【0047】以上の様にして、定常時の球の非検出状
態、定常時の球検出状態、球検出器の取外しによる非定
常状態、球検出器端子の短絡による非定常状態の4種類
の状態を確実に識別し、適格に対応することができる。
【0048】図6〜図9は、前記した計数装置を組込ん
だパチンコ機60の実例を示すものであって、このパチ
ンコ機60はいわゆるフィバータイプのものである。
【0049】図6中、61はパチンコ機60の遊技盤を
示し、この遊技盤61の表面にはガイドレール62で囲
まれた遊技部63を形成する。この遊技部63内には、
複数の障害釘64…を打設すると共に、その中央上部に
は表示ゲームを行なう可変表示装置65を、その下側に
は打球による特定条件を検知する第1特定条件検出器6
6を備えた第1始動口67と、打球の受入れ状態を可変
できるアタッカ式の変動入賞装置51aを、又、遊技部
63の左右両端には遊技状態の変化を表示するランプ等
の発光源を備えたサイド表示器68を夫々配設する。
【0050】又、遊技盤61の上部には、特定条件の達
成を表示するランプ等の発光源を備えた特定条件表示器
69を配設すると共に、遊技盤61の斜め下方には、可
変表示装置65の表示ゲームを停止する停止スイッチ7
0を配設するほか、擬似効果音や警告音を発生するスピ
ーカ71を配設している。
【0051】前記変動入賞装置51aは、いわゆるアタ
ッカと呼ばれるものであって、その上部中央に駆動手段
としての駆動用ソレノイド72の励磁,消磁により開閉
する開閉蓋73を備え、内部にはその中央に継続用球検
出器74と、その下方の共通流路75内にはカウント用
球検出器1aを配設している(図7及び図8)。
【0052】又、変動入賞装置51aの中央には、特別
遊技のサイクルの更新回数を表示する7セグメントを備
えたサイクル表示器76が臨み、開閉蓋73の両側に
は、上方に開放したポケット状の左右一対の第2始動口
77,77を配し、この第2始動口77の内部には特定
条件を検出する第2特定条件検出器78,78を配設す
る。
【0053】上記可変表示装置65は、周囲のセンター
ケース79と、その中央開口に装着された円盤型の可動
表示部材80を備える。上記センターケース79は、そ
の上方中央に表示ゲームを行なう権利の留保回数を表示
する横4列に並んだLED等の発光体を備えた記憶表示
器81と、この記憶表示器81の左右に位置する継続条
件の成就を表示するランプ等の発光体を備えた継続用表
示器82と、センターケース79の下縁の半周に沿って
一列に並んだ10個のLED等の発光体を備えた10カ
ウント用表示器83を備えている。
【0054】又、上記可動表示部材80は、左右両端が
センターケース79に軸支され、モータ等の駆動手段
(図示せず)により水平方向に回動できる様になってい
る。そして、可動表示部材80の表面には、「0」〜
「9」迄の10個の数字を環状に配列し、各数字の下に
夫々のランプ等の発光体を備えたルーレット状表示器8
4と、その中央に位置する同じく「0」〜「9」迄の1
0個の数字を表示可能な7セグメント表示のデジタル式
表示器85が臨む。
【0055】一方、このパチンコ機60の各種動作は、
パチンコ機60内に内蔵した制御部30により総合的に
制御される(図9)。この制御部30はCPU86、R
OM87及びRAM88から構成され、所要の電源回路
89を備えている。そして、制御部30の入力段には、
先に説明したカウント用球検出器1a、継続用球検出器
74、第1特定条件検出器66、第2特定条件検出器7
8及び停止スイッチ70を所要の入力回路90を介して
接続している。尚、この入力回路90には、先に説明し
たパチンコ球の計数管理装置を含む。
【0056】又、制御部30の出力段には、先に説明し
た変動入賞装置51aの駆動用ソレノイド72及びサイ
クル表示器76、又、可変表示装置65に組込まれた記
憶表示器81、継続用表示器82、10カウント用表示
器83、ルーレット状表示器84及びデジタル式表示器
85、並びにサイド表示器68、特定条件表示器69、
スピーカ71を所要の出力回路91を介して個々に接続
する。
【0057】次に、その動作を制御部30に予め設定さ
れた遊技条件に従って簡単に説明すると、まず、打球が
第1,第2始動口67,77に入賞すると、夫々の特定
条件検出器66,78で検出され、特定条件検出信号が
制御部30に入力される。制御部30では、特定条件検
出信号を入力すると、可変表示装置65による表示ゲー
ムをスタートする。その結果、ルーレット状表示器84
及びデジタル式表示器85で表示された数字の組合せに
より特別条件が達成されると、特別利益遊技が開始され
る。
【0058】こゝでは、変動入賞装置51aのソレノイ
ド72を励磁して、開閉蓋73を最大30秒間継続的に
開く。このため、アタッカ内に打球が入賞可能となり、
アタッカ内に流入した打球は、その中央に流入すると、
継続用球検出器74及びカウント用球検出器1aで夫々
検出され、これに対して両側に流入すると、カウント用
球検出器1aのみで検出される。
【0059】そして、最大開放時間(30秒)内に継続
用球検出器74で打球が一個も検出されないときには、
最大開放時間(30秒)が経過後、ソレノイド72が消
磁されて開閉蓋73が閉じ、特別利益遊技状態が終了す
る。
【0060】これに対して、最大開放時間(30秒)内
であっても、カウント用球検出器1aで所定数(10
個)の入賞球が検出されると、その時点でソレノイド7
2が消磁されて開閉蓋73が閉じ、特別利益遊技状態が
終了してしまう。尚、その際にも継続用球検出器74で
打球が検出されないことを条件とする。これは、前述し
た様に計数部10を含む入力回路90から制御部30に
規定数カウント信号Stが送出されるためで、制御部3
0は規定数カウント信号St が入力されると、出力回路
91を介して変動入賞装置51aのソレノイド72を消
磁することになる。
【0061】一方、カウント用球検出器1aを取外状態
としたり、短絡状態とした際には、前述した様に判定部
20を含む入力回路90から不正検出信号S1 ,S2 が
制御部30に送出されるので、制御部30では不正検出
信号S1 ,S2 を入力すると、出力回路91を介して変
動入賞装置51aのソレノイド72を消磁し、その時点
で特別利益遊技状態を終了させてしまう。同時に、出力
回路91を介してサイド表示器68、特定条件表示器6
9、記憶表示器81、継続用表示器82、10カウント
用表示器83及びルーレット状表示器84を一斉に点灯
状態とする共に、スピーカ71から警報音を発生させ、
不正行為が行なわれたことを報知する。従って、サイド
表示器68、特定条件表示器69、記憶表示器81、継
続用表示器82、10カウント用表示器83、ルーレッ
ト状表示器84及びスピーカ71が、こゝでは警報装置
52として機能する。
【0062】更に、カウント用球検出器1aを変動入賞
装置51aの共通流路75内から単に取外してしまうこ
とも可能であるが、これに対処する意味で、アタッカの
最大開放時間(30秒間)内にカウント用球検出器1a
で球が一個も検出されないときにも不正状態と判断す
る。この判断は制御部30により行なわれ、最大開放時
間(30秒間)が経過した時点で、上記した警報装置を
作動させるとよい。尚、この警報状態を解除するには、
電源を一旦オフとしなければならない。
【0063】又、継続用検出器74で球が検出された
後、一定時間(例えば2秒)以内にその球がカウント用
球検出器1aで検出されないときにも、同様に制御部3
0により不正状態と判断し、所定時間(例えば2秒)経
過後、上記した警報装置を作動させるとよい。尚、この
警報装置を解除するには、カウント用球検出器1aを変
動入賞装置51aの共通流路75内に戻し、そのカウン
ト用球検出器1aに球を通して球検出信号S0 を出力さ
せるだけでよい。この様に、先の場合の様に電源を一旦
オフとすることを必要としないのは、変動入賞装置51
a内の球詰まりが原因する場合もあるので、出来るだけ
簡単に且つ迅速に解除できる様にするためである。
【0064】一方、アタッカの最大開放時間(30秒)
を経過するか、若しくはカウント用球検出器1aで所定
個数(10個)の打球が検出されるか、どちらか早い方
の出力信号信号により、ソレノイド72を消磁し、開閉
蓋73を閉じてしまうが、これを1サイクルとして、当
該サイクル内に継続用球検出器74で打球が検出される
と、当該サイクルが更新される。このため、ソレノイド
72が再度励磁され、開閉蓋73が一旦閉じた後、再び
開く。この様に各サイクル中に、継続用球検出器74で
打球が検出される度に、当該サイクルが更新され、最大
更新回数(10回)に達すると、特別利益遊技が全て終
了し、通常の遊技状態に復帰する様に特別利益遊技にお
ける遊技条件が設定されている。
【0065】次に、変動入賞装置の他の実施例を図10
以降を用いて説明すると、この変動入賞装置51bはい
わゆるゼロ戦タイプと呼ばれるものであって、遊技盤9
2のほゞ中央に配設される。
【0066】上記変動入賞装置51bは、遊技盤92に
取付ける取付枠93と、この取付枠93に対向状に軸支
された左右一対の可動翼片94,94と、この可動翼片
94の下方に開設された中央の継続入賞口95と、その
左右に位置する一般入賞口96,96を備えている(図
10)。又、取付枠93の裏面には、上記可動翼片94
を駆動する駆動手段としての一対の駆動用ソレノイド9
7,97を備えると共に、その下方には継続入賞口95
に臨む継続用球検出器98と、その下方の共通流路99
内にはカウント用球検出器1bを配設している(図1
1)。
【0067】次にその動作を簡単に説明すると、遊技盤
92を流下する打球により特定条件が達成されると、駆
動用ソレノイド97が所定の条件に従って励磁される。
駆動用ソレノイド97が励磁されると、両可動翼片94
が直立状態(図10において点線で示した状態)から左
右外向きに回動した開状態(同図において実線で示した
状態)に変換する。このため、両可動翼片94が開状態
となると、遊技盤92の表面を流下する打球を広い範囲
で受け止めることができる。そして、各可動翼片94で
受け止められた打球は、次に両可動翼片94が閉じる際
に、両可動翼片94の対向間隔内からその下方に位置す
る継続入賞口95又は一般入賞口96の何れかに流入す
る。その結果、打球が継続入賞口95に流入すると、継
続用球検出器98で検出されて、特別条件が達成され、
変動入賞装置51bによる特別利益遊技が開始される。
【0068】この特別利益遊技においては、駆動用ソレ
ノイド97が所定回数(最大18回)繰り返して励磁さ
れ、両可動翼片94が繰り返して開閉する。そして、こ
の繰り返し動作中に、打球が継続入賞口95に流入して
継続用球検出器98で検出されると、その時点で当該サ
イクルが即座に更新され、最大更新回数(8回)に達す
ると、当該サイクルの終了により特別利益遊技が全て終
了し、通常の遊技状態に復帰する。
【0069】これに対して、各サイクル内において、一
般入賞口96に流入してカウント用球検出器1bで検出
された打球数が所定個数(10個)に達する等の遊技条
件に応じて、当該サイクルの途中であっても、その時点
で駆動用ソレノイド97を消磁し、特別利益遊技を終了
させてしまう。尚、カウント用球検出器1bによるカウ
ント動作や不正状態の検出動作は先の実施例のものと同
一であるので省略する。
【0070】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、従来
見付け出すことが非常に困難であった不正行為、例えば
球検出器が外されたり、短絡される等したことを、カウ
ント用球検出器の非定常状態を検知することで、迅速に
且つ確実に見付け出すことができるばかりでなく、不正
行為に対する迅速な対処が可能となるので、遊技者に対
する公平さを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ球の計数管理装置を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の一部回路図である。
【図3】タイミングチャートである。
【図4】球検出器の等価回路図である。
【図5】他の実施例を示すブロック図である。
【図6】パチンコ機の一部正面図である。
【図7】変動入賞装置の斜視図である。
【図8】同上の一部背面図である。
【図9】同上のブロック図である。
【図10】変動入賞装置の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】同上の一部背面図である。
【符号の説明】
1 カウント用球検出器 10 計数部 20 判定部 30 制御部 40 駆動部 51 変動入賞装置 52 警報装置
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パチンコ機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遊技者にとって不利な
第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能
な変動入賞装置を備えるパチンコ機に関し、特に変動入
賞装置のカウント用球検出器が外されたり、短絡された
りした異常状態を検出すると共に、異常状態から通常状
態への復帰動作を容易にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機においては、打球の受
け入れ状態が変化することで、遊技者にとって不利な第
1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な
変動入賞装置を備えるものが種々提案されており、該変
動入賞装置自体の構造や該変動入賞装置を用いた遊技内
容等によって、パチンコ機が特徴付けられるようになっ
ている。そして、斯かるパチンコ機の変動入賞装置は、
カウント用球検出器を少なくとも備え、カウント用球検
出器はカウンタに接続され、このカウンタで一定数(例
えば10個)の入賞球がカウントされた場合または所定
期間が経過した場合のどちらか早い方の信号出力によっ
て、遊技者に不利な条件が課される様に変動入賞装置に
よる特別遊技条件を設定することが一般的に行われてい
る。
【0003】このようなパチンコ機においては、変動入
賞装置への入賞球数が遊技者の遊技利益に直結するた
め、変動入賞装置の カウント動作を停止させるべく遊技
者側或いは遊技店側での不正行為が行われやすい。例え
ば、カウント用球検出器を外されたり、さらに遊技店側
の不正行為が巧妙になると、カウント用検出器を外した
後、導線等を用いて短絡させてしまうのである。斯くす
れば、入賞球が発生してもカウンタが動作せず、遊技者
多量の利益を得られるために、遊技客の射幸心を高め
る目的を以て、遊技店側が積極的にカウント用球検出器
のカウント動作を停止させるように改竄したり、遊技者
が自らの遊技利益を増大させるためにカウント用球検出
器のカウント動作を停止させたりするのである。
【0004】斯かる遊技店側の不正行為あるいは遊技者
側の不正行為を防止するために、例えば特開昭59−1
39285号公報や特開昭60−21779号公報等に
よって、検出器の短絡および断線を検知して不正検出信
号を出力するようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開昭59−139285号公報や特開昭60−21
779号公報等においては、異常状態を単に検出する構
成しか有していないために、異常状態を検出した後に通
常の遊技状態へ復帰させるためには、当該パチンコ機の
電源を一旦オフにしてイニシャライズ(初期化)した
り、特定の管理者にしか扱えないように設定された中央
管理装置等から復帰指令を当該パチンコ機に対して送ら
なければならず、異常状態検出後の復帰処理は煩雑で手
間のかかる作業であった。
【0006】また、斯かる異常状態が発生するのは、一
般に変動入賞装置が予め設定された規定に基づく第2状
態に変換される特別遊技状態中であるが、例えば変動入
賞装置の継続入賞口(特別遊技における特定基準動作た
るサイクル動作を継続して行わせるための条件となる入
賞口)に球止まり或いは球詰まりが生じた場合にも、異
常状態として検出されるために、斯かる異常状態が発生
したパチンコ機で遊技を行っていた遊技者は、パチンコ
機が正常状態に復帰するまで遊技が中断されて遊技意欲
が減退してしまう。
【0007】さらに、電源のリセットに伴って当該パチ
ンコ機における特別遊技状態も消失するので、遊技店側
は当該パチンコ機で遊技を行っていた遊技者の遊技利益
を担保するために、改めて特別遊技を意図的に発生させ
る所謂サービス行為を行うこともあり、斯かるサービス
を受けた遊技者には過剰な利益が付与されることとなっ
て、他の一般の遊技者との利益格差を大ならしめてしま
う。
【0008】そこで、本発明は、偶発的な要因により変
動入賞装置に係る異常状態を検出した場合に、該異常状
態を迅速に検出して報知できると共に、異常状態の解除
を容易に行うことができ、特に、球止まりや球詰まりに
よって変動入賞装置に異常状態が生じたパチンコ機で遊
技を行っていた遊技者が、過剰な利益を享受したり逆に
利益を不当に害されることのないパチンコの提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記課
題を解決するために、遊技部(63)内に設けられて、
遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって有利な
第2状態とに変換可能な変動入賞装置(51a,51
b)と、上記変動入賞装置に設けられた継続入賞口(9
5)に流入した入賞打球を検出する継続用球検出手段
(例えば継続用球検出器74,98)と、上記継続用球
検出手段により検出された入賞打球を再度検出する位置
に設けられて、上記変動入賞装置に流入した入賞打球を
カウントするカウント用球検出手段(例えばカウント用
球検出器1a,1b)と、予め定められた特定遊技状態
の発生に基づいて、上記変動入賞装置を第2状態に変換
制御すると共に、少なくとも上記カウント用球検出手段
により検出された入賞打球が所定数に達成することの条
件が満たされた場合には、上記変動入賞装置を第1状態
に変換制御し、上記継続用球検出手段からの検出出力が
あったことを必要条件として、上記変動入賞装置の第2
状態が終了して第1状態になった後に再び該変動入賞装
置を第2状態に繰り返して継続制御する駆動制御手段
(例えば、制御部30)と、上記継続用球検出手段から
の検出出力があった後、所定時間内に上記カウント用球
検出手段からの検出出力が無かった場合に、上記変動入
賞装置に係る異常状態(例えば、カウント用検出手段を
流路から外した状態,変動入賞装置内における球止まり
や球詰まりが生じた状態,カウント用検出器を流路の下
流側へ移動させた状態等)を判定する異常状態判定手段
(例えば制御部30)と、上記異常状態判定手段の判定
出力に基づいて上記変動入賞装置に係る異常状態を報知
する警報手段(例えば、サイド表示器68,特定条件表
示器69,スピーカ71,記憶表示器81,継続用表示
器82,10カウント用表示器83,ルーレット状表示
器84)と、上記変動入賞装置に係る異常状態が発生し
た後において、該異常状態を上記カウント用球検出手段
からの検出出力を受けることにより解除する異常状態解
除手段(例えば制御部30)と、を備えたるものとし
た。
【0010】
【作用】異常状態判定手段が変動入賞装置に係る異常状
態を検出した場合には、該異常状態判定手段からの判定
出力に基づいて警報手段が作動することにより、変動入
賞装置に係る異常状態を報知する。そして、異常状態が
発生した後において、カウント用球検出手段から検出出
力が出力されると、該検出出力を受けた異常状態解除手
段が異常状態を解除する。
【0011】
【実施例】以下に図面に示した実施例に基づき本発明を
説明する。
【0012】図1は、パチンコ球の計数管理装置のブロ
ック図を示し、カウント用球検出手段たるカウント用球
検出器1に直列に計数部10と判定部20を接続し、計
数部10と判定部20を互いに並列に配してなる。これ
ら計数部10と判定部20の出力は制御部30に与えら
れ、夫々が駆動対象とする駆動部40に命令して所期の
駆動動作を行なう。
【0013】この計数管理装置の信号入力段にあるカウ
ント用球検出器1は、こゝでは変動入賞装置51内に内
蔵され、変動入賞装置51内に流入した入賞球を一個ず
つ検出して球検出信号S0を出力する。
【0014】計数部10は、カウント用球検出器1から
の球検出信号S0をカウントし、一定カウント数(例え
ば10カウント)を計数した時に、規定数カウント信号
Stを制御部30に出力する機能を有する。
【0015】判定部20は、球検出器が非定常状態を呈
した場合に、これを検知して不正検出信号S1,S2を
出力する。
【0016】図2に従ってより具体的に説明すると、こ
の判定部20は、カウント用球検出器1のコネクタが外
された場合(以下、カウント用球検出器1の取外状態と
いう)と、カウント用球検出器1の端子C1,C2が導
線等を用いて短絡された場合(以下、カウント用球検出
器1の短絡状態という)の二種類の非定常状態を夫々検
知する機能を有する。
【0017】制御部30は、通常、遊技全般を制御する
マイクロコンピュータの中央処理部(CPU)に組込ま
れた回路であって、例えば計数部10からの規定数カウ
ント信号Stを入力すると、出力段の第1駆動部41を
介して変動入賞装置51を予め設定された特別遊技条件
に基づき駆動制御すると共に、判定部20からの不正検
出信号S1,S2を入力すると、同様に変動入賞装置5
1を駆動制御し、同時に第2駆動部42を介して警報装
置52を駆動する。
【0018】変動入賞装置51は、内蔵した駆動手段に
より打球の受入れ状態を異ならしめることで、遊技者に
とって不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態
とに変換できるものであり、例えばアタッカやゼロ戦タ
イプのものが公知である。
【0019】警報装置52は、スピーカや各種の表示ラ
ンプ等を含み、スピーカから警告音を発生させたり、表
示ランプの表示態様を変化させて不正状態の発生を外部
に報知する。
【0020】上記カウント用球検出器1としては、光学
的あるいは機械的なスイッチ構造のものも有効である
が、ここでは磁気誘導型の検出器を用いている。即ち、
電磁コイルで形成された磁束中を球が通過することで生
ずるインダクタンスの変化を検知してパチンコ球の通過
を検知する電磁誘導型の球検出器を使用する。つまり、
球検出器の磁束中を球が通過すると、その出力側端子に
おける電圧が僅かに低下し、この電圧変化を後段のスイ
ッチング回路11で検出することになる。
【0021】スイッチング回路11はスイッチング素子
としてトランジスタ12を有し、ベースに上記検出器1
の出力線を接続している。このトランジスタ12は、球
通過によって起生するカウント用球検出器1の出力S0
のわずかな電圧変化でスイッチング動作するように閾値
が設定されたpnp型のトランジスタである。
【0022】従って、カウント用球検出器1の通常状態
ではその出力電圧が比較的高く、トランジスタ12は導
通し、コレクタ側出力は高レベル(出力状態)になって
いる。逆に、カウント用球検出器1に球が通過した時、
上記した様に出力電圧が僅かに電圧降下を起し、これに
よってトランジスタ12は非導通状態を呈し、コレクタ
側出力は低レベル(非出力状態)になる。これがカウン
ト信号Scであって、球が通過するわずかな時間に対応
して短いパルス状のものである。このカウント信号Sc
は後段のカウンタ13及び判定部20の一方の第1不正
判定部21に送られる。
【0023】カウンタ13は、上記トランジスタ12か
らのカウント信号Scをカウントして、予め設定したカ
ウント数(例えば10カウント)を計数した時に規定数
カウント信号Stを出力する。
【0024】又、第1不正判定部21は、トランジスタ
12からのパルス状のカウント信号Scが異常に持続し
た場合に、カウント用球検出器1の取外状態を意味する
第1不正検出信号S1を制御部30に出力する。即ち、
カウント用球検出器1を球が通過する時間より充分に長
い時間をタイマ手段に設定しておき、上記カウント信号
Scがタイマの設定時間より長いパルス幅を持っていた
場合に不正乃至非定常状態と判定する様にしている。こ
のタイマの設定時間は、例えば2秒に設定している。
【0025】一方、判定部20の他方の第2不正判定部
22は、カウント用球検出器1の端子間(C1−C2)
が短絡された場合に検出器1への供給電源電圧が与えら
れるので、これを検知して不正乃至非定常状態と判定す
る。そこで、上記供給電圧V+より僅かに低い電圧で動
作するスイッチング素子を備えており、このスイッチン
グ素子としてpnp型のトランジスタ23が適用でき
る。このトランジスタ23に供給電圧V+より僅かに低
い閾値を設定しておくことで、カウント用球検出器1の
端子間(C1−C2)が短絡状態になると、トランジス
タ23が導通して、カウント用球検出器1の短絡状態を
意味する第2不正検出信号S2を制御部30に出力でき
る。
【0026】こゝで、両トランジスタ12,23の夫々
の動作を図3のタイミングチャートを参照して説明す
る。尚、説明を簡単にする意味で、定常時の球の非検出
状態、定常時の球検出状態、球検出器の取外しによる非
定常状態、球検出器端子の短絡による非定常状態の4種
類の場合に分けて説明する。
【0027】定常時の球の非検出状態にあっては、次の
ようになる。
【0028】定常状態において、カウント用球検出器1
に球が通過していない場合にはトランジスタ12が動
作状態(オン状態)を、トランジスタ12が非動作状態
(オフ状態)を夫々呈し、後段の制御系は何等動作しな
い(図中、T0→T1区間)。
【0029】定常時の球検出状態にあっては、次のよう
になる。
【0030】カウント用球検出器1が球の通過を感知す
ると(T1→T2区間)、その出力S0は僅かに変動し
てトランジスタ12を非導通状態にして、カウンタ13
にカウント信号Sc(P1→P10)を送出し、カウン
タ13では累積カウント数が「10」に達すると、規定
数カウント信号Stを制御部30に出力する。こうした
正常なカウント時には、トランジスタ23は動作せず非
導通状態を維持する。又、トランジスタ12がカウント
信号Scを送出する度に、カウント信号Scの立ち下が
りによって第2不正判定部21のタイマがセットされ、
カウント信号Scが立ち上がるとリセットされる。即
ち、このタイマによってカウント信号Scのパルス幅を
検出する様になっている。
【0031】球検出器の取外しによる非定常状態にあっ
ては、次のようになる。
【0032】カウント用球検出器1が端子C1,C2か
ら外されて開放状態となると、その出力S0が零電圧P
0になる(T2→T3区間)。この出力S0の変動によ
り第1不正判定部21のタイマがセットされるが、トラ
ンジスタ12からのカウント信号Scが立ち上がらない
ため、タイマが継続的に稼動する。そして、タイマの設
定時間に達すると、トランジスタ12が球の検出によっ
て導通したのではなく、カウント用球検出器1が端子C
1,C2から外されたと判断して、第1不正判定部21
から第1不正検出信号S1を制御部30に出力する。上
述した様に第1不正判定部21のタイマにおける設定時
間を2秒にしておくと、カウント用球検出器1が外され
てから2秒経過後に警報装置52が確実に作動する。
ウント用球検出器1が正常な接続状態に戻されると、第
1不正判定部21のタイマがリセットされる。
【0033】球検出器端子の短絡による非定常状態にお
いては、次のようになる。
【0034】カウント用球検出器1の端子C1,C2を
短絡させた場合、その出力S0は供給電圧V+まで立ち
上がり(T3→T4区間)、これによってトランジスタ
23が導通して第2不正検出信号S2を制御部30に出
力する。この短絡状態では、トランジスタ12は、スイ
ッチング動作をせず、オン状態を保つ。こうして、短絡
による不正状態を認識できるが、カウント用球検出器1
が正常な接続状態に戻されると、トランジスタ23が非
導通状態となり、第2不正検出信号S2の立ち下がりに
より、不正状態が解消したものと判断して警報を解除す
る。
【0035】前記した実施例では判定部20により球検
知器1の二種類の非定常状態、即ち、球検知器の取外状
態と短絡状態を検知できる
【0036】又、球検知器も電磁誘導型のものに限ら
ず、これと等価な図4に示す様な常閉式スイッチ2を用
いてもよい。
【0037】図5に示すのは、カウント用球検出器1に
係る不正状態を検出する他の実施例であり、上記の実施
例と同一構成部分については同一符号を用いてその詳細
な説明は省略する。
【0038】この実施例に示すスイッチング回路11
は、スイッチング素子としてトランジスタ14を有し、
そのベースに先の実施例と同じ磁気誘導型のカウント用
球検出器1の入力線を接続すると共に、ベースに電源電
圧V+を供給しており、又、ベースとエミッタを接続し
ている。このトランジスタ14は、球通過によって起生
するカウント用球検出器1の入力の僅かな電圧変化でス
イッチング動作する様に閾値設定されたpnp型のトラ
ンジスタである。従って、カウント用球検出器1の通常
状態では、ベース電圧が比較的低く、トランジスタ14
は導通状態にあり、コレクタ側出力は高レベルになって
いる。逆に、カウント用球検出器1に球が通過した時に
は、ベース電圧が比較的高くなるので、トランジスタ1
4が非導通状態を呈し、コレクタ側出力は低レベルとな
る。
【0039】コレクタの出力端子は、第1インバータ1
5を介してANDゲート16の一方の入力端子に、又、
第1インバータ15の出力線を第2インバータ17を介
してANDゲート16の他方の入力端子に接続し、第2
インバータ17の後段にはコンデンサ18を接続してい
る。第2インバータ17の出力は、更に第1不正判定部
21の第3インバータ24、ORゲート25に接続され
ており、第3インバータ25の入力側にタイマとして機
能するコンデンサ26を接続している。又、ORゲート
25の他方の入力端子には第2不正判定部22が接続さ
れている。
【0040】第2不正判定部22は、スイッチング素子
としてトランジスタ27を有し、ベースをカウント用
検出器1の端子C1に接続し、コレクタを上記ORゲー
ト25に接続している。このトランジスタ27は、カウ
ント用球検出器1の端子間(C1−C2)が短絡された
場合のカウント用球検出器1の入力電圧の変化でスイッ
チング動作する様に閾値設定されたnpn型のトランジ
スタである。
【0041】次に上記回路の動作について説明する。
尚、説明を簡単にする意味で、定常時の球の非検出状
態、定常時の球検出状態、球検出器の取外しによる非定
常状態、球検出器端子の短絡による非定常状態の4種類
の場合に分けて説明する。
【0042】定常時の球の非検出状態においては、次の
ようになる。
【0043】定常状態において、カウント用球検出器1
が球を検出していない場合、スイッチング回路11のト
ランジスタ14のベース電圧が低くなって導通するた
め、コレクタ側出力が高レベルとなる。ところが、トラ
ンジスタ14からの出力は第1インバータ15によって
反転されるためにANDゲート16はONせず、AND
ゲート出力はない。これと同時に、トランジスタ14か
ら第1インバータ15を経た出力は、第2インバータ1
7で更に反転されANDゲート16に送られる途上でコ
ンデンサ18を充電すると共に、ORゲート25に送ら
れる途上でコンデンサ26を充電する。ORゲート25
へは第3インバータ24を介しているため第1不正検出
信号S1はなく、又、第2不正判定部22のトランジス
タ27も導通状態でORゲート25に第2不正検出信号
S2を与えないため、ORゲート出力、即ち不正出力信
号S3は制御部30に送出されない。
【0044】定常時の球検出状態においては、次のよう
になる。
【0045】上記定常状態にカウント用球検出器1に球
が通過すると、スイッチング回路11のトランジスタ1
4のベース電圧が高くなり非導通状態になる。ところ
が、第1インバータ15が高出力状態になってANDゲ
ート16の一方の入力端子に通するが、他方の入力端
子へは第2インバータ17で再び反転されて低電圧信号
が与えられることなる。この時、コンデンサ18の充電
電流が一瞬に放電されるため、ANDゲート16は第1
インバータ15からの直接の入力信号との和をとってカ
ウント信号Scを送出させる。つまり、カウント信号S
cのパルス幅は上記コンデンサ18の短い放電時間に一
致するため、カウント用球検出器1に球が通過する速度
が不安定であっても、又、カウント用球検出器1が非定
常状態に陥ってもANDゲート16からのカウント信号
Scは常に一定のパルス幅を持つことになり、後段のカ
ウンタ13における計数動作が安定する。
【0046】上記定常状態における球検出時には、第2
インバータ17の低レベルの出力は第2不正判定部21
の第3インバータ24に送られるが、前記定常状態にお
いては球が通過してない時に充電状態にあったコンデン
サ26がこの低レベル電圧時に放電して第3インバータ
24の出力を低レベルに落すためにORゲート25がト
リガせず、不正出力信号S3を出力しない。タイマとし
てのコンデンサ26の放電が終るとORゲート25がト
リガするが、コンデンサ26の放電時間を通常の球通過
時間以内(例えば2秒)に設定しておけば、カウント用
球検出器1に球が通過する程度の短時間だけトランジス
タ14がスイチッング動作してもORゲート25はトリ
ガされることはない。
【0047】球検出器の取外しによる非定常状態におい
ては、次のようになる。
【0048】ところが、カウント用球検出器1が外され
てトランジスタ14が非導通状態が維持した場合、第2
インバータ17が低レベル電圧を出力し続けると、上記
した様にコンデンサ26の放電時は第3インバータ24
が非出力状態にあるが、規定時間(例えば2秒)を過ぎ
ると第3インバータ24の入力側が低電圧に落ちるので
第3インバータ24からの高レベルの第1不正検出信号
S1がORゲート25に送出され、これによってORゲ
ート25が不正出力信号S3を制御部30に出力する。
こうして非定常状態を判定でき、制御部30が第2駆動
部42に命令して、警報装置52を駆動する。
【0049】球検出器端子の短絡による非定常状態にお
いては、次のようになる。
【0050】次ぎに、カウント用球検出器1の端子間
(C1−C2)が短絡されて計数部10における計数機
能が損なわれた場合、スイッチング回路11におけるト
ランジスタ14は導通して第1インバータ15の出力を
低レベルにするためANDゲート16はカウント信号S
cを出力せず、且つ第1インバータ15の低レベルを第
2インバータ17で反転させて高レベルにした出力を再
び第3インバータ24で反転させるため、トランジスタ
14による出力でORゲート25はトリガされることは
ない。ところが、第2不正判定部22のトランジスタ2
7のベースが低電位になりトランジスタ27をオフ状態
にするため供給電圧V2がORゲート25をトリガする
ことになる。これにより生ずる不正出力信号S3は制御
部30に送られて、第2駆動部42を介して警報装置5
2を駆動する。
【0051】以上の様に構成した計数部10,判定部2
0,制御部30等を備えるパチンコ機においては、定常
時の球の非検出状態、定常時の球検出状態、球検出器の
取外しによる非定常状態、球検出器端子の短絡による非
定常状態の4種類の状態を識別することができる。
【0052】次に、図6〜図9に基づいて、本発明に係
パチンコ機60の実施例を詳述する。
【0053】図6中、61はパチンコ機60の遊技盤を
示し、この遊技盤61の表面にはガイドレール62で囲
まれた遊技部63を形成する。この遊技部63内には、
複数の障害釘64…を打設すると共に、その中央上部に
は表示ゲームを行なう可変表示装置65を、その下側に
は打球による特定条件を検知する第1特定条件検出器6
6を備えた第1始動口67と、遊技者にとって不利な第
1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な
変動入賞装置51aを、又、遊技部63の左右両端には
遊技状態の変化を表示するランプ等の発光源を備えたサ
イド表示器68を夫々配設する。
【0054】又、遊技盤61の上部には、特定条件の達
成を表示するランプ等の発光源を備えた特定条件表示器
69を配設すると共に、遊技盤61の斜め下方には、可
変表示装置65の表示ゲームを停止する停止スイッチ7
0を配設するほか、擬似効果音や警告音を発生するスピ
ーカ71を配設している。
【0055】前記変動入賞装置51aは、いわゆるアタ
ッカと呼ばれるものであって、その上部中央に駆動手段
としての駆動用ソレノイド72の励磁,消磁により開閉
する開閉蓋73を備え、内部にはその中央に継続用球検
出器74と、その下方の共通流路75内にはカウント用
球検出器1aを配設している(図7及び図8)。すなわ
ち、変動入賞装置51aに設けられた継続入賞口(図示
省略)に流入した入賞打球を検出する継続用球検出手段
としての継続用球検出器74と、該継続用球検出器74
により検出された入賞打球を再度検出する位置に設けら
れて、変動入賞装置51aに流入した入賞打球をカウン
トするカウント用球検出手段としてのカウント用球検出
器1aとを、変動入賞装置51aに設けるのである。
【0056】又、変動入賞装置51aの中央には、特別
遊技のサイクルの更新回数を表示する7セグメントを備
えたサイクル表示器76が臨み、開閉蓋73の両側に
は、上方に開放したポケット状の左右一対の第2始動口
77,77を配し、この第2始動口77の内部には特定
条件を検出する第2特定条件検出器78,78を配設す
る。
【0057】上記可変表示装置65は、周囲のセンター
ケース79と、その中央開口に装着された円盤型の可動
表示部材80を備える。上記センターケース79は、そ
の上方中央に表示ゲームを行なう権利の留保回数を表示
する横4列に並んだLED等の発光体を備えた記憶表示
器81と、この記憶表示器81の左右に位置する継続条
件の成就を表示するランプ等の発光体を備えた継続用表
示器82と、センターケース79の下縁の半周に沿って
一列に並んだ10個のLED等の発光体を備えた10カ
ウント用表示器83を備えている。
【0058】又、上記可動表示部材80は、左右両端が
センターケース79に軸支され、モータ等の駆動手段
(図示せず)により水平方向に回動できる様になってい
る。そして、可動表示部材80の表面には、「0」〜
「9」迄の10個の数字を環状に配列し、各数字の下に
夫々のランプ等の発光体を備えたルーレット状表示器8
4と、その中央に位置する同じく「0」〜「9」迄の1
0個の数字を表示可能な7セグメント表示のデジタル式
表示器85が臨む。
【0059】一方、このパチンコ機60の各種動作は、
パチンコ機60内に内蔵した制御部30により総合的に
制御される(図9)。この制御部30はCPU86、R
OM87及びRAM88から構成され、所要の電源回路
89を備えている。そして、制御部30の入力段には、
先に説明したカウント用球検出器1a、継続用球検出器
74、第1特定条件検出器66、第2特定条件検出器7
8及び停止スイッチ70を所要の入力回路90を介して
接続している。尚、この入力回路90には、先に説明し
たパチンコ球の計数管理装置を含む。
【0060】又、制御部30の出力段には、先に説明し
た変動入賞装置51aの駆動用ソレノイド72及びサイ
クル表示器76、又、可変表示装置65に組込まれた記
憶表示器81、継続用表示器82、10カウント用表示
器83、ルーレット状表示器84及びデジタル式表示器
85、並びにサイド表示器68、特定条件表示器69、
スピーカ71を所要の出力回路91を介して個々に接続
する。
【0061】次に、その動作を制御部30に予め設定さ
れた遊技条件に従って簡単に説明すると、まず、打球が
第1,第2始動口67,77に入賞すると、夫々の特定
条件検出器66,78で検出され、特定条件検出信号が
制御部30に入力される。制御部30では、特定条件検
出信号を入力すると、可変表示装置65による表示ゲー
ムをスタートする。その結果、ルーレット状表示器84
及びデジタル式表示器85で表示された数字の組合せに
より特別条件が達成されると、特別利益遊技が開始され
る。
【0062】こゝでは、変動入賞装置51aのソレノイ
ド72を励磁して、開閉蓋73を最大30秒間継続的に
開く。このため、アタッカ内に打球が入賞可能となり、
アタッカ内に流入した打球は、その中央に流入すると、
継続用球検出器74及びカウント用球検出器1aで夫々
検出され、これに対して両側に流入すると、カウント用
球検出器1aのみで検出される。
【0063】そして、最大開放時間(30秒)内に継続
用球検出器74で打球が一個も検出されないときには、
最大開放時間(30秒)が経過後、ソレノイド72が消
磁されて開閉蓋73が閉じ、特別利益遊技状態が終了す
る。
【0064】これに対して、最大開放時間(30秒)内
であっても、カウント用球検出器1aで所定数(10
個)の入賞球が検出されると、その時点でソレノイド7
2が消磁されて開閉蓋73が閉じ、特別利益遊技状態が
終了してしまう。尚、その際にも継続用球検出器74で
打球が検出されないことを条件とする。これは、前述し
た様に計数部10を含む入力回路90から制御部30に
規定数カウント信号Stが送出されるためで、制御部3
0は規定数カウント信号Stが入力されると、出力回路
91を介して変動入賞装置51aのソレノイド72を消
磁することになる。
【0065】すなわち、本実施例においては、制御部3
0が、予め定められた特定遊技状態の発生に基づいて、
上記変動入賞装置51aを第2状態に変換制御すると共
に、少なくとも上記カウント用球検出手段たるカウント
用球検出器1aにより検出された入賞打球が所定数に達
成することの条件が満たされた場合には、上記変動入賞
装置51aを第1状態に変換制御し、上記継続用球検出
器1aからの検出出力があったことを必要条件として、
上記変動入賞装置51aの第2状態が終了して第1状態
になった後に再び該変動入賞装置51aを第2状態に繰
り返して継続制御する駆動制御手段として機能するので
ある。
【0066】一方、カウント用球検出器1aを取外状態
としたり、短絡状態とした際には、前述した様に判定部
20を含む入力回路90から不正検出信号S1,S2が
制御部30に送出されるので、制御部30では不正検出
信号S1,S2を入力すると、出力回路91を介して変
動入賞装置51aのソレノイド72を消磁し、その時点
で特別利益遊技状態を停止させてしまう。同時に、出力
回路91を介してサイド表示器68、特定条件表示器6
9、記憶表示器81、継続用表示器82、10カウント
用表示器83及びルーレット状表示器84を一斉に点灯
状態とする共に、スピーカ71から警報音を発生させ、
不正行為が行なわれたことを報知する。従って、サイド
表示器68、特定条件表示器69、記憶表示器81、継
続用表示器82、10カウント用表示器83、ルーレッ
ト状表示器84及びスピーカ71が、こゝでは警報装置
52として機能する。
【0067】更に、カウント用球検出器1aを変動入賞
装置51aの共通流路75内から単に取外してしまうこ
とも可能であるが、これに対処する意味で、アタッカの
最大開放時間(30秒間)内にカウント用球検出器1a
で球が一個も検出されないときにも不正状態と判断す
る。この判断は制御部30により行なわれ、最大開放時
間(30秒間)が経過した時点で、上記した警報装置を
作動させるとよい。
【0068】而して、本発明に係るパチンコ機60にお
いては、継続用検出器74で球が検出された後、一定時
間(例えば2秒)以内にその球がカウント用球検出器1
aで検出されないときにも、同様に制御部30により不
正状態と判断し、所定時間(例えば2秒)経過後、変動
入賞装置51aを遊技者にとって不利な第1状態に変換
させて、上記した警報装置を作動させるものとしてあ
る。すなわち、制御部30は、継続用球検出手段たる継
続用球検出器74からの検出出力があった後、所定時間
内に上記カウント用球検出手段たるカウント用球検出器
1aからの検出出力が無かった場合に、上記変動入賞装
置51aに係る異常状態を判定する異常状態判定手段と
して機能するのである。そして、この異常状態判定手段
の判定出力に基づいて変動入賞装置51aに係る異常状
態を報知するサイド表示器68、特定条件表示器69、
記憶表示器81、継続用表示器82、10カウント用表
示器83、ルーレット状表示器84及びスピーカ71等
が異常状態を報知する警報手段として機能するのであ
る。
【0069】また 、この警報装置を解除するには、カウ
ント用球検出器1aを変動入賞装置51aの共通流路7
5内に戻し、そのカウント用球検出器1aに球を通して
球検出信号S0を出力させるだけでよい。すなわち、本
発明に係るパチンコ機60は、変動入賞装置51aに係
る異常状態が発生した後において、該異常状態を上記
ウント用球検出手段としてのカウント用球検出手記1a
の検出出力を受けることにより解除する異常状態解除手
段を備えるのである。なお、本実施例においては、制御
部30が異常状態解除手段としても機能する。
【0070】この様に、電源を一旦オフとすることを必
要としないのは、変動入賞装置51a内の球詰まりが原
因する場合もあるので、出来るだけ簡単に且つ迅速に解
除できる様にするためである。
【0071】上述した如く、本発明に係るパチンコ機6
0は、異常状態判定手段が変動入賞装置51aに係る異
常状態を検出した場合には、該異常状態判定手段からの
判定出力に基づいて警報手段としてのスピーカ71が作
動することにより、変動入賞装置51aに係る異常状態
を報知し、異常状態が発生した後において、カウント用
球検出手段としてのカウント用球検出器1aから検出出
力が出力されると、該検出出力を受けた異常状態解除手
段が異常状態を解除することが可能となるのである。
【0072】従って、変動入賞装置51aに係る異常状
態を検出した後に、変動入賞装置51a内の入賞口に球
を入れる等の動作によってカウント用球検出器1aから
検出信号を出力させ、異常状態解除手段を作動させるこ
とによって、異常状態の解除を容易に行うことができる
ので、変動入賞装置51aに係る異常状態を検出した後
における異常状態解除処理が煩雑になることがなく、極
めて有用なパチンコ機と成し得る。
【0073】しかも、球止まりや球詰まりによって変動
入賞装置51aに異常状態が生じたパチンコ機60に対
する解除動作を行うに際しては、カウント用球検出器1
aからカウント信号を出力させるべく変動入賞装置51
aへ1個の球を投入することで足りるので、電源を一旦
リセットした後に再び特別遊技状態を生ぜしめること
で、当該パチンコ機60で遊技を行っていた遊技者が過
剰な利益を享受するような不公平が生ずることもない。
また、変動入賞装置51a内における球止まりや球詰ま
りで迷惑を蒙った遊技者は、復帰動作に伴って変動入賞
装置51aへ投入した入賞球に対する賞球が増えること
となり、一時的に遊技を中断されたことに対する遊技者
への慰謝に充当できる。
【0074】一方、アタッカの最大開放時間(30秒)
を経過するか、若しくはカウント用球検出器1aで所定
個数(10個)の打球が検出されるか、どちらか早い方
の出力信号信号により、ソレノイド72を消磁し、開閉
蓋73を閉じてしまうが、これを1サイクルとして、当
該サイクル内に継続用球検出器74で打球が検出される
と、当該サイクルが更新される。このため、ソレノイド
72が再度励磁され、開閉蓋73が一旦閉じた後、再び
開く。この様に各サイクル中に、継続用球検出器74で
打球が検出される度に、当該サイクルが更新され、最大
更新回数(10回)に達すると、特別利益遊技が全て終
了し、通常の遊技状態に復帰する様に特別利益遊技にお
ける遊技条件が設定されている。
【0075】次に、変動入賞装置の他の実施例を図10
以降を用いて説明すると、この変動入賞装置51bはい
わゆるゼロ戦タイプと呼ばれるものであって、遊技盤9
2のほゞ中央に配設される。
【0076】上記変動入賞装置51bは、遊技盤92に
取付ける取付枠93と、この取付枠93に対向状に軸支
された左右一対の可動翼片94,94と、この可動翼片
94の下方に開設された中央の継続入賞口95と、その
左右に位置する一般入賞口96,96を備えている(図
10)。又、取付枠93の裏面には、上記可動翼片94
を駆動する駆動手段としての一対の駆動用ソレノイド9
7,97を備えると共に、その下方には継続入賞口95
に臨む継続用球検出手段としての継続用球検出器98
と、その下方の共通流路99内にはカウント用球検出手
段としてのカウント用球検出器1bを配設している(図
11)。
【0077】次にその動作を簡単に説明すると、遊技盤
92を流下する打球により特定条件が達成されると、駆
動用ソレノイド97が所定の条件に従って励磁される。
駆動用ソレノイド97が励磁されると、両可動翼片94
が直立状態(図10において点線で示した状態)から左
右外向きに回動した開状態(同図において実線で示した
状態)に変換する。このため、両可動翼片94が開状態
となると、遊技盤92の表面を流下する打球を広い範囲
で受け止めることができる。そして、各可動翼片94で
受け止められた打球は、次に両可動翼片94が閉じる際
に、両可動翼片94の対向間隔内からその下方に位置す
る継続入賞口95又は一般入賞口96の何れかに流入す
る。その結果、打球が継続入賞口95に流入すると、継
続用球検出器98で検出されて、特別条件が達成され、
変動入賞装置51bによる特別利益遊技が開始される。
【0078】この特別利益遊技においては、駆動用ソレ
ノイド97が所定回数(最大18回)繰り返して励磁さ
れ、両可動翼片94が繰り返して開閉する。そして、こ
の繰り返し動作中に、打球が継続入賞口95に流入して
継続用球検出器98で検出されると、その時点で当該サ
イクルが即座に更新され、最大更新回数(8回)に達す
ると、当該サイクルの終了により特別利益遊技が全て終
了し、通常の遊技状態に復帰する。
【0079】これに対して、各サイクル内において、一
般入賞口96に流入してカウント用球検出器1bで検出
された打球数が所定個数(10個)に達する等の遊技条
件に応じて、当該サイクルの途中であっても、その時点
で駆動用ソレノイド97を消磁し、特別利益遊技を終了
させてしまう。尚、カウント用球検出器1bによるカウ
ント動作に基づく異常状態判定手段、警報手段、異常状
態解除手段等の動作は先の実施例のものと同一であるの
で省略する。
【0080】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、異常
状態判定手段が変動入賞装置に係る異常状態を検出した
場合には、該異常状態判定手段からの判定出力に基づい
て少なくとも警報手段が作動することにより、変動入賞
装置に係る異常状態を報知し、異常状態が発生した後に
おいて、カウント用球検出手段から検出出力が出力され
ると、該検出出力を受けた異常状態解除手段が異常状態
を解除することが可能となるのである。
【0081】従って、変動入賞装置に係る異常状態を検
出した後に、変動入賞装置内の入賞口に球を入れる等の
動作によってカウント用球検出手段から検出信号を出力
させ、異常状態解除手段を作動させることによって、少
なくとも異常状態の解除を容易に行うことができるの
で、変動入賞装置に係る異常状態を検出した後における
異常状態解除処理が煩雑になることがなく、有用なパチ
ンコ機と成し得る。
【0082】特に、球止まりや球詰まりによって変動入
賞装置に異常状態が生じたパチンコ機に対する解除動作
を行うに際しては、カウント用球検出手段からカウント
信号を出力させるべく変動入賞装置へ球を投入すること
で足りるので、電源を一旦リセットした後に再び特別遊
技状態を生ぜしめることで、当該パチンコ機で遊技を行
っていた遊技者が過剰な利益を享受するような不公平が
生ずることもない。また、変動入賞装置内における球止
まりや球詰まりで迷惑を蒙った遊技者は、復帰動作に伴
って変動入賞装置へ投入した入賞球に対する賞球の排出
が与えられることとなり、一時的に遊技を中断されたこ
とに対する遊技者への慰謝に充当することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ球の計数管理装置を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の一部回路図である。
【図3】タイミングチャートである。
【図4】球検出器の等価回路図である。
【図5】他の実施例を示すブロック図である。
【図6】パチンコ機の一部正面図である。
【図7】変動入賞装置の斜視図である。
【図8】同上の一部背面図である。
【図9】同上のブロック図である。
【図10】変動入賞装置の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】同上の一部背面図である。
【符号の説明】1a カウント用球検出器 30 制御部 51a 変動入賞装置 68 サイド表示器 69 特定条件表示器 71 スピーカ 81 記憶表示器 82 継続用表示器 83 10カウント用表示器 84 ルーレット状表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球の通過を検知して球検出信号を出力す
    るカウント用球検出器と、この球検出器からの球検出信
    号をカウントして、一定カウント数を計数した時に規定
    数カウント信号を出力する計数部と、上記球検出器が非
    定常状態を呈した場合に、これを検知して不正検出信号
    を出力する判定部を有するパチンコ球の計数管理装置。
JP5111119A 1993-04-15 1993-04-15 パチンコ機 Expired - Fee Related JPH0798101B2 (ja)

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