JPH069895A - モノアゾ染料の混合物 - Google Patents

モノアゾ染料の混合物

Info

Publication number
JPH069895A
JPH069895A JP5024504A JP2450493A JPH069895A JP H069895 A JPH069895 A JP H069895A JP 5024504 A JP5024504 A JP 5024504A JP 2450493 A JP2450493 A JP 2450493A JP H069895 A JPH069895 A JP H069895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethyl
propyl
dyes
mixture
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5024504A
Other languages
English (en)
Inventor
Biyuuraa Ururitsuhi
ウルリツヒ・ビユーラー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd
Original Assignee
Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd filed Critical Hoechst Mitsubishi Kasei Co Ltd
Publication of JPH069895A publication Critical patent/JPH069895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
    • C09B67/0051Mixtures of two or more azo dyes mixture of two or more monoazo dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/16General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using dispersed, e.g. acetate, dyestuffs
    • D06P1/18Azo dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/82Textiles which contain different kinds of fibres
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/916Natural fiber dyeing
    • Y10S8/918Cellulose textile
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/92Synthetic fiber dyeing
    • Y10S8/922Polyester fiber

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式Iで表される1種またはそれ以上の染
料を含むことを特徴とする、モノアゾ染料の混合物。 【化1】 (これらの式中、R1 〜R8 は、互いに無関係に、メチ
ル、エチルまたはn−プロピルでありそしてR1 および
2 はそれぞれi−プロピルであることもできそしてH
alは塩素または臭素である。) 【効果】 本発明による混合物を用いて疎水性合成繊維
材料またはそれと天然繊維材料とのブレンドを染色また
は捺染すると、非常に高い明度および非常に良好な堅牢
性を有する優れた青色染色または捺染が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノアゾ染料の混合
物、その製造方法およびそれを、疎水性合成繊維材料お
よびそれと天然繊維材料とのブレンドの染色および捺染
に使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明による染料混合
物に類似の染料混合物は、既に知られておりそして、例
えば、ヨーロッパ特許出願第277,529号明細書、
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3,906,189号
明細書およびヨーロッパ特許出願第300,626号明
細書に記載されている。それらは、アントラキノイド(a
nthraquinonoid)青色染料、例えば、特に、C.I.分
散ブルー(Disperse Blue) 56を、経済的および生態学
的理由から、アゾ染料で代用する目的で開発された。従
って、それらの色相および特にそれらの明るさは、アン
トラキノン染料のものにできるだけ類似しているべきで
あり、それらは少なくとも同一のビルドアップ、吸尽お
よび均染特性を有しそしてpH、還元作用および温度の
変動に関して十分な安全余裕を保証するべきである。さ
らに、改善された一般的使用堅牢性、例えば、乾熱固定
に対する堅牢度および濡れ堅牢性が同様に所望される。
最後に、メタメル(metameric) 特性、すなわち、昼光中
での染色色相に対する人工光中の色相の偏差が、C.
I.分散ブルー56のものにできる限り対応しているか
またはできる限り好適であるべきである。
【0004】驚くべきことに、今や、本発明による染料
混合物が、それらの特性に関して、文献に既に開示され
ているものよりもアントラキノイドブルー56に実質的
により接近していることが見出された。
【0005】本発明による染料混合物の個々の染料は既
に知られておりそして、例えば、ドイツ連邦共和国特許
第1,794,402号明細書、ヨーロッパ特許第3
6,512号明細書およびヨーロッパ特許出願第32
4,409号明細書に記載されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式I
【0007】
【化4】 で表される1種またはそれ以上の染料、一般式II
【0008】
【化5】 で表される1種またはそれ以上の染料および一般式II
【0009】
【化6】 で表される1種またはそれ以上の染料(これらの式中、
1 〜R8 は、互いに無関係に、メチル、エチルまたは
n−プロピルでありそしてR1 およびR2 はそれぞれi
−プロピルであることもできそしてHalは塩素または
臭素である。)を含むことを特徴とする、モノアゾ染料
の混合物に関する。
【0010】本発明による好ましい染料混合物は、一般
式I〜IIIで表される、それぞれ1種またはそれ以上
の染料を含む。特に好ましい本発明による染料混合物
は、一般式Iで表される1種または2種の染料および一
般式IIおよびIIIで表される、それぞれ1種の染料
を含む。本発明による好ましい染料混合物は、Halが
臭素を意味するものおよび基R3 〜R8 がn−プロピル
または特にエチルを意味するものでもある。R3 および
4 、R5 およびR6 ならびに同様にR7 およびR
8 が、それぞれ同一である場合が特に好ましい。全ての
基R3 〜R8 が同一である場合が、殊に好ましい。
【0011】さらに、R1 /R3 /R4 がメチル/エチ
ル/エチル、メチル/n−プロピル/n−プロピル、エ
チル/エチル/エチル、n−プロピル/エチル/エチル
またはi−プロピル/エチル/エチルであり;R5 およ
びR6 がエチルであり;そしてHal/R2 /R7 /R
8 が臭素/メチル/エチル/エチルまたは臭素/エチル
/エチル/エチルである、本発明による染料混合物が好
ましい。
【0012】一般式Iで表される2種の染料を含む本発
明による好ましい染料混合物において、基R1 、R3
よびR4 はメチル、エチル、エチルおよびn−プロピ
ル、エチル、エチルの意味またはメチル、エチル、エチ
ルおよびメチル、n−プロピル、n−プロピルの意味を
有する。
【0013】本発明による染料混合物において、一般式
I〜IIIで表される染料の比は変えることができる。
好ましくは、一般式Iで表される染料(単数または複
数)の比率は、29〜39重量%であり、一般式IIで
表される染料(単数または複数)の比率は36〜46重
量%でありそして一般式IIIで表される染料(単数ま
たは複数)の比率は20〜30重量%である。
【0014】染色の前に、本発明による染料混合物を仕
上げる、すなわち、当該混合物を、水および分散剤の存
在下に適当なミル、例えば、ボールまたはサンドミル中
で摩砕し、そして、粉末状の染料を製造することが所望
されるならば、次いで噴霧乾燥する。
【0015】適当な分散剤の例は陰イオンまたは非イオ
ン分散剤であり、それらを一緒に使用することもでき
る。陰イオン分散剤の例は、芳香族スルホン酸とホルム
アルデヒドとの縮合生成物、特に、アルキルナフタレン
スルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合生成物、置換さ
れているまたは置換されていないフェノールとホルムア
ルデヒドおよび重亜硫酸ナトリウムとの縮合生成物、置
換されているまたは置換されていないフェノール、ナフ
タレン−またはナフトールスルホン酸および重亜硫酸ナ
トリウムとの縮合生成物のアルカリ金属塩、置換されて
いるまたは置換されていないフェノールスルホン酸、ホ
ルムアルデヒドおよび尿素からの縮合生成物のアルカリ
金属塩および同様にリグノスルホン酸のアルカリ金属
塩;アルキル−またはアルキルアリールスルホナートお
よびアルキルアリールポリグリコールエーテルスルファ
ートである。
【0016】陰イオン分散剤または乳化剤の例は、アル
キレンオキシド、例えば、エチレンオキシドまたはプロ
ピレンオキシドとアルキル化され得る化合物、例えば、
脂肪アルコール、脂肪アミン、脂肪酸、フェノール、ア
ルキルフェノール、アリールアルキルフェノール、アリ
ールアルキルアリールフェノールおよびカルボキサミド
との反応生成物、例えば、5〜10のエチレンオキシド
単位とC8 〜C10−アルキルフェノールとの付加物であ
る。
【0017】摩砕は、10〜90℃の温度で、好ましく
は30〜60℃で行われる。別々に製造された個々の成
分を一緒に仕上げる間、30℃より高い温度で一緒に摩
砕するのが有利である。摩砕の間、染料粒子は、最適の
比表面積が達成されそして染料の沈降が最小限になる程
度に機械的に微粉砕される。染料の粒度は、一般に0.
5〜5μ、好ましくは約1μである。
【0018】本発明による染料混合物は、種々の方法に
よって、例えば、別々に製造された個々の染料を混合
し、その際好ましくは既に仕上げられた個々の染料を混
合することによって製造され得る。この混合工程は、適
当な混合機、例えば回転(tumbling)混合機またはスター
ラー中で行われる。しかしながら、別々に配合されてい
る(仕上げられている)個々の染料を、それらを染液中
に攪拌しながら混入することによって混合することもで
きる。
【0019】この方法の好ましい変更において、一般式
IおよびIIで表される染料が、一緒にシアノ交換する
ことによって製造されそして、場合により、一緒に配合
され(仕上げられ)次いで、別に製造されそして配合さ
れているまたは配合されていない(仕上げられているま
たは仕上げられていない)一般式IIIで表される染料
と混合される。一緒のシアノ交換は、一般式IVで表さ
れる少なくとも1種の染料および一般式Vで表される少
なくとも1種の染料
【0020】
【化7】 (式中、Zはシアノまたはハロゲンを表しそしてHal
はハロゲン、好ましくは臭素を表し、そしてR1 および
3 〜R6 は上記意味を有する。)を含む染料混合物に
おいて、例えば、英国特許第1,125,685号明細
書中に個々の染料について記載されているように、ハロ
ゲンが、それ自体公知の方法でシアノと交換されること
に特徴がある。一般式IVおよびVで表される染料の混
合物の組成は、所望の混合比が得られるように選択され
る。
【0021】さらに、本発明による染料混合物は、別々
に製造された混合物成分を一緒に仕上げることによっ
て、すなわち、一緒に摩砕および/または噴霧乾燥する
ことによって製造され得る。
【0022】好ましくは、本発明による染料混合物は、
個々の染料を一緒に、50〜150℃、好ましくは90
〜130℃の温度で、水中でそして、場合により圧力下
で、半時間〜数時間加熱しそして冷却してもとに戻すこ
とに特徴がある熱処理で製造される。この加熱は有利に
は、1種またはそれ以上の分散剤または有機溶剤の存在
下に行われる。このような溶剤の例は、メタノール、エ
タノール、ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホ
キシドであるが、好ましくは、水にほとんど溶解しない
溶剤、例えば、トルエン、クロロベンゼン、1,2−ジ
クロロベンゼンまたは酢酸ブチルである。熱処理後、こ
れらの溶剤は再度留去されることができる。しかしなが
ら、それらは、濾過し、続いて混合物を水で洗浄するこ
とによって分離されることもできる。次いで、この製造
工程に続いて混合物を仕上げることができる。
【0023】特に好ましくは、本発明による染料混合物
は、個々の染料を、一緒に有機溶剤または溶剤混合物中
に溶解させ、続いて晶出および/または沈澱させ、単離
─例えば濾過により─し、そして溶剤残留分を除去─例
えば洗浄により─することにより製造される。これに続
いて、混合物を仕上げることもできる。
【0024】好ましい有機溶剤は、極性プロトン性溶
剤、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドまたはN−メチルピロリドンである。混合物成分を
完全に溶解するのが有利である。難溶性の混合物成分の
場合、これは溶剤の量、溶解温度または溶解時間を増大
することによってなし遂げられ得る。溶剤の量を節約す
るため、溶解は、有利には、高められた温度で行われ、
その際、個々の溶剤の沸点までの温度を使用することが
できる。場合により、過圧を使用して、温度をそれ以上
に高めることもできる。
【0025】ある適用領域のためは、粉末配合物が好ま
しい。これらの粉末は、染料、分散剤および別の助剤、
例えば、湿潤および酸化剤、防腐剤および防塵剤を含
む。粉末状の染料調製物のための好ましい製造方法は、
上記液体染料分散体から液体を、例えば、真空乾燥、凍
結乾燥、ドラム乾燥機での乾燥により、しかしながら、
好ましくは、噴霧乾燥により除去するものである。
【0026】液体染料配合物の染料含有率は20〜40
%であり、分散剤の含有率は約20〜40%である。粉
末配合物の場合、染料含有率は20〜60%でありそし
て分散剤含有率は40〜80%である。経済的な理由か
ら、染料含有率は、たいていの場合20%以下に下げな
い。
【0027】本発明による染料混合物は、それ自体で、
でなければ、別の分散染料との混合状態で、疎水性合成
繊維材料およびそれと天然繊維材料とのブレンドの染色
および捺染に非常に適している。
【0028】適当な疎水性合成材料の例は、二次セルロ
ースアセタート、セルローストリアセタート、ポリアミ
ドおよび特にポリエステル、例えば、ポリエチレングリ
コールテレフタラートである。天然繊維材料の例は、
綿、再生セルロール繊維または羊毛である。
【0029】疎水性合成材料は、シート−またはフィラ
メント−様構造の形態で存在することができそして、例
えば、糸あるいは織ったまたは編んだ繊維材料に加工さ
れていることができる。
【0030】本発明による染料混合物による上記繊維材
料の染色は、それ自体公知の方法で、好ましくは、水性
サスペンションから、場合によりキャリヤーの存在下
に、90〜約110℃で吸尽方法によってまたは高温
(HT)方法によって染色オートクレーブ中で110〜
140℃で、および、品物を染液でパジングし次いで約
180〜230℃で固着する、いわゆる熱固着方法によ
って、行われ得る。
【0031】上記材料の捺染は、それ自体公知の方法
で、本発明による染料混合物を捺染ペーストに混和しそ
してそれで捺染した品物を、染料を固着するために、次
いで高温蒸気、加圧蒸気または乾熱で、場合によりキャ
リヤーの存在下に、90〜230℃の温度で処理するよ
うに、行われ得る。
【0032】この方法で、非常に高い明度および非常に
良好な堅牢性を有する優れた青色染色または捺染が得ら
れる。上記適用において使用した染液およびパジング液
ならびに捺染ペースト中、本発明による染料混合物中の
染料は、できるだけ微細に分散されて存在するべきであ
る。染料を微細に分散することは、それ自体公知の方法
で、最終染料混合物を、場合により染色助剤、例えば、
均染剤と共に、染液またはパジング液中に攪拌しながら
入れることにより行われる。染液を調製するために、上
に示した詳説に従って製造された染料配合物の必要量
を、染色媒体で、好ましくは水で、染色の際に5:1〜
50:1の浴比が得られるような程度に稀釈する。付加
的に、さらに別の染色助剤、例えば、分散剤、湿潤剤お
よび固着助剤が、一般に当該液体に添加される。有機酸
および無機酸、例えば、酢酸、コハク酸、ホウ酸または
リン酸の添加によってpH4〜5、好ましくは4.5に
調整する。得られたpHを緩衝することおよび十分量の
緩衝系を添加することが有利である。有利な緩衝系の例
は、酢酸/酢酸ナトリウムの系である。
【0033】染料を布地の捺染のために使用する場合、
必要な量の染料配合物をそれ自体公知の方法で、増粘
剤、例えば、アルギン酸アルカリ金属塩など、および、
場合により、さらに別の添加剤、例えば、固着促進剤、
湿潤剤および酸化剤と共に混練して捺染ペーストとす
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。実施例1 式Ia
【0035】
【化8】 で表される染料10.0g、式IIa
【0036】
【化9】 で表される染料12.1gおよび式IIIa
【0037】
【化10】 で表される染料7.2gを水227.6g、比較的高分
子量のリグノスルホナート86.8gおよびアリールポ
リグリコールエーテル6.3gと共に、ディソルバー・
ディスクを用いて均質化し、そしてpHを50%酢酸
2.6mlを用いて8.0にする。このバッチを次いで
水冷却ビードミル中で摩砕して5μ未満の粒度とし、こ
うして得られたミルペーストを次いでふるいにかけそれ
を摩砕液から分離し、次いで噴霧乾燥機を用いて乾燥す
る。
【0038】こうして得られる染料1.25gを水20
00g中に分散させる。硫酸アンモニウム4g、ナフタ
レンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合
生成物に基づく市販の分散剤2gおよびm−クレゾール
とホルムアルデヒドおよび亜硫酸ナトリウムとの縮合生
成物2gを当該分散体に添加し、そしてこの混合物を酢
酸を用いてpH5.5にする。こうして得られる染液
に、ポリエチレングリコールテレフタラートに基づく織
ったポリエステル生地100gを入れ、そしてこの生地
を120℃で1/2時間染色する。続いてすすぎ、0.
2%亜ジチオン酸ナトリウムで70〜80℃で15分間
還元的後処理をし、すすぎそして乾燥すると、高い色の
濃さおよび優れた色特性(colouristic properties)を有
する青色染色が得られる。
【0039】吸尽の程度を試験するために、ポリエチレ
ンテレフタラートに基づく織ったポリエステル生地の、
さらに100gの見本(スワッチ)を染浴に入れ、13
5℃で1時間保持しそして実際の染色について上に示し
たように後処理すると、吸尽試験見本はほとんど無色で
ある。
【0040】実施例2 式Ib
【0041】
【化11】 で表される染料11.0gおよび式IIaで表される染
料12.0gおよび式IIIb
【0042】
【化12】 で表される染料7.3gを一緒に、リグノスルホン酸ナ
トリウム43.6gおよび、アリールポリグリコールエ
ーテル(4−(4’−ベンジルフェニル)フェノール+
15EO)に基づく非イオン分散剤12.6gと水24
3.7g中で混合し、この混合物を50%酢酸でpH
5.9にし、そして歯付きエッジスターラーを用いて均
質化する。得られる分散体を次いでオートクレーブ中で
100℃に2時間にわたって加熱しそしてこの温度で2
時間攪拌する。冷却後、クレゾールとホルムアルデヒド
およびナフトール−2−スルホン酸ナトリウムとの縮合
生成物43.6gを添加し、そしてこの分散体を50%
酢酸でpH8.0にする。次いで室温でビードミル中で
2時間摩砕して細かい粒子(80% 1μm以下)に
し、篩分けしそして噴霧乾燥機中で乾燥する。こうして
得られる染料粉末が以下の染色の際に使用される。
【0043】こうして得られた染料粉末0.12gを水
250mlに攪拌しながら入れ、そしてm−クレゾール
とホルムアルデヒドおよび亜硫酸ナトリウムとの縮合生
成物に基づく市販の分散剤0.4g、メチルナフタレン
に基づく市販のキャリヤー0.8g、結晶性酢酸ナトリ
ウム0.8gおよび30%酢酸1.2mlを攪拌しなが
ら添加し、そして当該混合物を水で400mlにする。
染浴のpHは4.5である。この染浴に、ポリエチレン
グリコールテレフタラートに基づくポリエステル生地1
0gを入れる。この生地をオープンタンク中で95℃で
90分間染色し、染色した材料を取り出し、すすぎ、そ
してアルカリ性の0.2%亜ジチオン酸ナトリウム溶液
での還元的後処理にふし(15分、60℃〜70℃
で)、再度すすぎそして乾燥する。これにより、高い色
の濃さおよび優れた色特性を有する青色染色が得られ
る。
【0044】135℃で1/2時間染色した吸尽試験見
本はほとんど無色である。実施例3 式Iaで表される染料5.0g、式Ibで表される染料
6.0g、式IIaで表される染料11.0gおよび式
IIIaで表される染料7.5gを実施例1に記載した
ように染色粉末に変える。
【0045】こうして得られた染色粉末0.12gを水
200mlに攪拌しながら入れ、そしてm−クレゾール
とホルムアルデヒドおよび亜硫酸ナトリウムとの縮合生
成物に基づく市販の分散剤0.2g、メチルナフタレン
に基づく市販のキャリヤー0.3g、結晶性酢酸ナトリ
ウム0.4gおよび30%酢酸1.2mlを攪拌しなが
ら添加する。染浴のpHは4.5である。この染浴にポ
リエチレングリコールテレフタラートに基づくポリエス
テル生地10gを入れ、そしてこの生地を106℃で圧
力下に染色オートクレーブ中で1時間染色する。上記の
ように、すすぎ、還元的後処理をし、再度すすぎそして
乾燥することにより、染色を完了すると、同様に、高い
色の濃さおよび非常に良好な色堅牢性を有する青色染色
が得られる。
【0046】以下の表に、上記のように製造されること
ができそしてポリエステル材料上に同様に、高い色の濃
さおよび同様に非常に良好な色特性を有する青色染色ま
たは捺染を生じる、本発明によるさらに別の染料混合物
を示す。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】
【表5】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I 【化1】 で表される1種またはそれ以上の染料、一般式II 【化2】 で表される1種またはそれ以上の染料および一般式II
    I 【化3】 で表される1種またはそれ以上の染料(これらの式中、 R1 〜R8 は、互いに無関係に、メチル、エチルまたは
    n−プロピルでありそしてR1 およびR2 はそれぞれi
    −プロピルであることもできそしてHalは塩素または
    臭素である。)を含むことを特徴とする、モノアゾ染料
    の混合物。
  2. 【請求項2】 Halが臭素である、請求項1記載の混
    合物。
  3. 【請求項3】 全ての基R3 〜R8 が同一であって、n
    −プロピルまたは特にエチルを意味する、請求項1およ
    び/または2記載の混合物。
  4. 【請求項4】 R1 /R3 /R4 がメチル/エチル/エ
    チル、メチル/n−プロピル/n−プロピル、エチル/
    エチル/エチル、n−プロピル/エチル/エチルまたは
    i−プロピル/エチル/エチルであり;R5 およびR6
    がエチルであり;そしてHal/R2 /R7 /R8 が臭
    素/メチル/エチル/エチルまたは臭素/エチル/エチ
    ル/エチルである、請求項1〜3のいずれか1項または
    それ以上に記載の混合物。
  5. 【請求項5】 基R1 、R3 およびR4 がメチル、エチ
    ル、エチルおよびn−プロピル、エチル、エチルの意味
    またはメチル、エチル、エチルおよびメチル、n−プロ
    ピル、n−プロピルの意味を有している、一般式Iで表
    される2種の染料を含む、請求項1〜4のいずれか1項
    またはそれ以上に記載の混合物。
  6. 【請求項6】 a)別々に製造されて、仕上げられてい
    るか、または仕上げられていない個々の染料を混合する
    かまたは b)別々に製造されて、仕上げられた個々の染料を染液
    中に攪拌しながら混入するかまたは c)別々に製造された個々の染料を一緒に仕上げる ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項または
    それ以上に記載の混合物の製造方法。
  7. 【請求項7】 一般式IおよびIIで表される染料を、
    一緒にシアノ交換することにより製造し、そして場合に
    より一緒に仕上げられ、次いで、別に製造されて、仕上
    げられているかまたは仕上げられていない一般式III
    で表される染料と混合する、請求項6のa)に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 個々の染料を一緒に、50〜150℃、
    好ましくは90〜130℃の温度に、水中でそして、場
    合により、圧力下で、半時間〜数時間加熱しそして冷却
    してもとに戻し、次いで、場合により、当該混合物を仕
    上げる、請求項1〜5のいずれか1項またはそれ以上に
    記載の混合物の製造方法。
  9. 【請求項9】 個々の染料を、有機溶剤または溶剤混合
    物に一緒に溶解させ、次いで晶出および/または沈澱さ
    せ、そして単離し、続いて、場合により、混合物を仕上
    げる、請求項1〜5のいずれか1項またはそれ以上に記
    載の混合物の製造方法。
  10. 【請求項10】 疎水性合成繊維材料およびそれと天然
    繊維材料とのブレンドの染色および捺染に請求項1〜5
    のいずれか1項またはそれ以上に記載の混合物を使用す
    る方法。
JP5024504A 1992-02-14 1993-02-12 モノアゾ染料の混合物 Pending JPH069895A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4204424A DE4204424A1 (de) 1992-02-14 1992-02-14 Mischungen von monoazofarbstoffen
DE4204424:3 1992-02-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069895A true JPH069895A (ja) 1994-01-18

Family

ID=6451712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5024504A Pending JPH069895A (ja) 1992-02-14 1993-02-12 モノアゾ染料の混合物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5474579A (ja)
EP (1) EP0555678B1 (ja)
JP (1) JPH069895A (ja)
KR (1) KR100251605B1 (ja)
DE (2) DE4204424A1 (ja)
ES (1) ES2097374T3 (ja)
TW (1) TW228540B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990031520A (ko) * 1997-10-13 1999-05-06 성재갑 고습윤 견뢰도를 가진 아조 분산 염료 조성물
CN102585551A (zh) * 2011-12-31 2012-07-18 浙江博澳染料工业有限公司 一种复合分散染料

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA88681B (en) * 1987-02-02 1988-08-01 Cassella Aktiengesellschaft Mixtures of monoazo dyestuffs
GB8717309D0 (en) * 1987-07-22 1987-08-26 Ici Plc Disperse dye
DE3800709A1 (de) * 1988-01-13 1989-07-27 Cassella Ag Mischungen von monoazofarbstoffen
DE3819563A1 (de) * 1988-06-09 1989-12-14 Hoechst Ag Mehrkomponenten-mischungen blauer dispersions-azofarbstoffe fuer das faerben von synthetischen fasern
DE3906189A1 (de) * 1989-02-28 1990-08-30 Bayer Ag Mischungen blauer dispersionsazofarbstoffe

Also Published As

Publication number Publication date
KR930017983A (ko) 1993-09-21
TW228540B (ja) 1994-08-21
ES2097374T3 (es) 1997-04-01
EP0555678B1 (de) 1996-12-11
DE59304707D1 (de) 1997-01-23
KR100251605B1 (ko) 2000-04-15
EP0555678A1 (de) 1993-08-18
DE4204424A1 (de) 1993-08-19
US5474579A (en) 1995-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6121352A (en) Disperse azo dye mixtures
KR20070091179A (ko) 분산 아조 염료 혼합물
KR960005170B1 (ko) 모노아조 염료 혼합물 및 이의 제조방법
JPS62115070A (ja) 青色分散染料の混合物
US4985045A (en) Mixtures of mon-azo dyestuffs for dyeing and printing hydrophobic synthetic fiber materials
US4985043A (en) Mixtures of monoazo dyes containing halogen and cyano substituents
US4908042A (en) Process for coloring cellulose on polyester with water-insoluble red mono-azo dyes
US5174792A (en) Mixtures of monoazo dyes: dicyano-nitrobenzene azo compounds
US5415669A (en) Dye mixtures for the dyeing of textile hydrophobic fibre materials
JPH02274771A (ja) 染料混合物
US4582509A (en) Mixtures of monoazo dyestuffs
JPH0841364A (ja) 水不溶性赤色モノアゾ染料、その製造方法及びこれを用いて染色又は捺染する方法
JPH069895A (ja) モノアゾ染料の混合物
US4851012A (en) Mixtures of blue disperse monoazo dyestuffs
US5495004A (en) Monoazo dispersed dye and mixtures containing them and the preparation and use thereof
JPH0569141B2 (ja)
KR20020021771A (ko) 분산 염료 혼합물
JPH02286750A (ja) モノアゾ染料、その製造方法及びその使用方法
US5292872A (en) Monoazo dispersed dyes, mixtures containing them, and the preparation and the use thereof
JPH01217079A (ja) モノアゾ染料よりなる混合物
US4620853A (en) Dyestuff mixtures, process for their preparation and process for dyeing and printing hydrophobic fiber materials
JP2008542489A (ja) 高温において耐光染色堅牢性を有するブルー色分散染料
US5466791A (en) Monoazo dyes, their preparation and use
EP1366230A1 (en) Use of pigment dyes for dispersion dyeing from aqueous media
JPH02115274A (ja) 水不溶性モノアゾ染料、その製造方法及びその使用方法並びにこのモノアゾ染料から成る混合物

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020416