JPH0698390A - マイクロホン装置 - Google Patents

マイクロホン装置

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JPH0698390A
JPH0698390A JP4241619A JP24161992A JPH0698390A JP H0698390 A JPH0698390 A JP H0698390A JP 4241619 A JP4241619 A JP 4241619A JP 24161992 A JP24161992 A JP 24161992A JP H0698390 A JPH0698390 A JP H0698390A
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博 小林
Yuuji Yamashina
裕治 山品
Michio Matsumoto
美治男 松本
Kimiaki Ono
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラなどのズーミング機構と連動し
た収音ができ、かつ振動、近接騒音、風などの耐雑音性
に優れた内蔵可能のマイクロホン装置の提供を目的とす
る。 【構成】 第1の制御器17を介したズーム信号で第
1,第2の可変増幅器14,15をコントロールして第
1,第2のイコライザ11,12の出力を可変し、第2
の制御器18を介したズーム信号で第3の可変増幅器1
6をコントロールして第3のイコライザ13の出力を可
変し、第1の混合器19で第1,第3の可変増幅器1
4,16の出力を混合し、第2の混合器20で第2,第
3の可変増幅器15,16の出力を混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラや8ミリ
カメラなどのズーミング機構と連動させて画像に合わせ
た収音ができるマイクロホン装置に関し、特に内部に騒
音源や振動源を有する機器に内蔵されるマイクロホン装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ一体型カメラや8ミリカメ
ラなどを対象に、映像と音響との一体化を図るために、
映像と同期してズーム収音が可能なマイクロホン装置が
開発されている。これら従来のマイクロホン装置にはモ
ノラルタイプとステレオタイプの2種類のものがある。
【0003】前者のモノラルタイプのマイクロホン装置
は、カメラの画角に合わせてマイクロホンの収音角を変
化するもので、指向性パターンの可変技術が基礎になっ
ており、通常、複数個の指向性マイクロホンの出力を合
成処理して実現されている。加えて、ズーム効果を高め
るために、広角から望遠に向けて感度を上昇させる方法
が一般的にとられている(例えば、特公昭59−101
19号公報)。優れたズーム効果を得るためには、画角
と収音角との整合性が必要である。10倍ズームレンズ
の画角の一例を示すと、広角時は約40度、望遠時は約
4度である。一方、マイクロホンの収音角は、現在鋭指
向性として実用化されている2次音圧傾度型においても
高々100度前後であり、ズームレンズの画角と比較す
るとあまりにも広すぎる。したがって、期待される効果
はなかった。
【0004】後者のステレオタイプのマイクロホン装置
は、上記モノラルタイプのマイクロホン装置の欠点を聴
感的に補正するもので、被写体の動きや方向に関する情
報を付加することにより自然なズーム効果を生み出すも
のである。カメラの画角に合わせて左右チャンネルの収
音角、指向性主軸、感度をそれぞれ変化し、広角時には
臨場感豊かなステレオ収音を主体に、望遠時には目的の
音源を明瞭に収音する超指向性収音を主体にしている。
このマイクロホン装置も上記モノラルタイプのマイクロ
ホン装置と同様、通常、複数個の指向性マイクロホンの
出力を合成処理して実現されている(例えば、特公昭6
0−24636号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のマイクロホン装置は、単一指向性や双指向
性などの指向性マイクロホンを用いているので、以下に
示すように、ビデオ一体型カメラなどの機器に内蔵する
には問題があった。
【0006】マイクロホンを無指向性マイクロホンと指
向性マイクロホンに大別すると、それぞれ次のような特
徴がある。無指向性マイクロホンは、音源の方向・距離
・周波数に依存しない一様な音圧感度周波数特性と、周
波数依存性のない振動感度周波数特性をもっている。一
方、指向性マイクロホンは、音源の方向のみならず距離
によっても音圧感度が変わる。すなわち、音源とマイク
ロホンとの距離が近接してくると、いわゆる近接効果に
よりその正面方向と背面方向の感度が低音域で上昇して
くる。また、その振動特性も低音域で高くなる。さらに
風に対しても同様に低音域の感度が高くなる。
【0007】上述したことから、まず、周囲雑音が存在
しない収音環境では、マイクロホンの指向性は、鋭い方
が一般に有利である。しかし、音源とマイクロホンとの
距離が近接してくると、その近接効果の補正が必要とな
る。次に、マイクロホン近傍に雑音源が存在する収音環
境では、たとえば、ビデオ一体型カメラの内蔵用のマイ
クロホンではズームレンズの駆動系やテープ走行系など
の騒音源や振動源がある。このような環境下で、かつこ
れら雑音源の成分が低音域に集中している場合は、指向
性マイクロホンよりも無指向性マイクロホンの方が有利
である。逆に、上記雑音源の成分が高音域に集中してい
る場合は、無指向性マイクロホンよりも指向性マイクロ
ホンの方が有利である。次に、屋外使用などで風が存在
する場合は、少なくとも低音域は無指向性マイクロホン
の方が有利である。
【0008】以上のように、ビデオ一体型カメラのよう
に機器内部に振動源や騒音源あり、かつ屋外においても
使用されるような機器に内蔵する場合は、指向性マイク
ロホンを構成要素とする従来のマイクロホン装置は収音
のSN比が低下し、収音品質が劣化するという問題点が
あった。特に、ズーム効果を向上するために指向性を全
音域に渡って鋭くする試みは、一方ではその収音SN比
を低下するという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、映像と同期し
たステレオのズーム収音が可能であるばかりでなく、振
動、近接騒音、風などの雑音に対しても強く、その結
果、ビデオ一体型カメラなどのように内部に振動源や騒
音源を有する機器への内蔵が可能となり、これら機器全
体の小型・軽量化を可能とするマイクロホン装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のマイクロホン装置は、互いに間隔をおいて
前方方向に一直線上に配置された第1及び第2の無指向
性マイクロホンと、第1及び第2の無指向性マイクロホ
ンを結ぶ線分の垂直二等分線上に配置された第3の無指
向性マイクロホンと、第1の無指向性マイクロホンに接
続された第1の移相器と、第2の無指向性マイクロホン
に接続された第2のハイパスフィルタと、第3の無指向
性マイクロホンに接続された第1のハイパスフィルタ及
び第2の移相器と、第1のハイパスフィルタの出力から
第1の移相器の出力を減算する第1の減算器と、第2の
ハイパスフィルタの出力から第2の移相器の出力を減算
する第2の減算器と、第2のハイパスフィルタの出力か
ら第1の移相器の出力を減算する第3の減算器と、第1
の減算器の出力をイコライズする第1のイコライザと、
第2の減算器の出力をイコライズする第2のイコライザ
と、第3の減算器の出力をイコライズする第3のイコラ
イザと、第1のイコライザの出力を可変する第1の可変
増幅器と、第2のイコライザの出力を可変する第2の可
変増幅器と、第3のイコライザの出力を可変する第3の
可変増幅器と、第1及び第2の可変増幅器を制御する第
1の制御器と、第3の可変増幅器を制御する第2の制御
器と、第1,第3の可変増幅器の出力を混合する第1の
混合器と、第2及び第3の可変増幅器の出力を混合する
第2の混合器という構成を備えたものである。
【0011】また、上記3個の無指向性マイクロホンの
主軸を平行かつ同じ向きになるように配置し、3個の無
指向性マイクロホンが一体振動するように固定すると効
果的である。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成によって、映像と同期し
たステレオのズーム収音が可能であるばかりでなく、低
音域が無指向性で中高音域が指向性となるため、振動、
近接騒音、風などの雑音に対して強くなり、その結果、
ビデオ一体型カメラなどのように内部に振動源や騒音源
を有する機器への内蔵が可能となり、これら機器全体の
小型・軽量化が可能となる。また、ステレオ収音を基調
にして、音像定位に関わる中高音域の指向性は移相器の
時定数により自由に設定できるので、効果的なズーム収
音が可能である。また、無指向性マイクロホンを使用し
ているので、指向性マイクロホンのような感度、周波数
特性、指向特性などのバラツキがほとんどなく、低コス
トで品質の安定したマイクロホン装置が実現できる。ま
た、無指向性マイクロホンは指向性マイクロホンのよう
に回折などの影響を大きく受けないため、機器に対する
取り付けが容易である。また、回折などの影響を回路で
補正することも可能である。さらに、3個の無指向性マ
イクロホンの主軸を平行、かつ同じ向きになるように配
置し、3個の無指向性マイクロホンが一体振動するよう
に固定された場合は、振動に対しては無指向性よりも有
利となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例におけるマイクロ
ホン装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は第1の無指向性マイクロホン、2はそれと間隔
をおいて前方方向に一直線上に配置された第2の無指向
性マイクロホン、3は第1の無指向性マイクロホン1と
第2の無指向性マイクロホン2を結ぶ線分の垂直二等分
線上に配置された第3の無指向性マイロクホンである。
ここでセンタ−チャンネルの指向性主軸の向きは、第1
の無指向性マイクロホン1から第2の無指向性マイクロ
ホン2に向かう方向で、マイクロホン装置の指向性主軸
と同じ方向にある。また、ステレオの右チャンネルの指
向性主軸の向きは第1の無指向性マイクロホン1から第
3の無指向性マイクロホン3に向かう方向にあり、同様
に、ステレオの左チャンネルの指向性主軸の向きは第3
の無指向性マイクロホン3から第2の無指向性マイクロ
ホン2に向かう方向にある。マイクロホン装置の指向性
主軸から右チャンネルの指向性主軸を見た角度をφとす
ると、マイクロホン装置の指向性主軸から左チャンネル
の指向性主軸を見た角度は−φである。d1 は第3の無
指向性マイクロホン3と第1の無指向性マイクロホン1
および第2の無指向性マイクロホン2との距離であり、
2 は第1の無指向性マイクロホン1と第2の無指向性
マイクロホン2との距離である。4は第3の無指向性マ
イクロホン3の出力V3 を受けて低音域をカットする第
1のハイパスフィルタ、5は第2の無指向性マイクロホ
ン2の出力V2 を受けて低音域をカットする第2のハイ
パスフィルタ、6は第1の無指向性マイクロホン1の出
力V1 を受けて位相角θ1 だけ移す第1の移相器、7は
第3の無指向性マイクロホン3の出力V3 を受けて位相
角θ2 だけ移す第2の移相器、8は第1のハイパスフィ
ルタ4の出力から第1の移相器6の出力を減算する第1
の減算器、9は第2のハイパスフィルタ5の出力から第
2の移相器7の出力を減算する第2の減算器、10は第
2のハイパスフィルタ5の出力から第1の移相器6の出
力を減算する第3の減算器、11は第1の減算器8の出
力特性をイコライズする第1のイコライザ、12は第2
の減算器9の出力特性をイコライズする第2のイコライ
ザ、13は第3の減算器10の出力特性をイコライズす
る第3のイコライザである。14は第1のイコライザ1
1の出力レベルを可変する第1の可変増幅器、15は第
2のイコライザ12の出力レベルを可変する第2の可変
増幅器、16は第3のイコライザ13の出力レベルを可
変する第3の可変増幅器、17はズーム信号が広角から
望遠に変化するのと同期して第1,第2の可変増幅器1
4,15の出力レベルが連続的に減衰するように制御す
る第1の制御器、18はズーム信号が広角から望遠に変
化するのと同期して第3の可変増幅器16の出力レベル
が連続的に増加するように制御する第2の制御器で、1
9は第1,第3の可変増幅器14,16の出力を混合す
る第1の混合器、20は第2,第3の可変増幅器15,
16の出力を混合する第2の混合器である。
【0015】以上のように構成されたマイクロホン装置
について、以下その動作について説明する。
【0016】まず、第1のハイパスフィルタ4、第2の
ハイパスフィルタ5のカットオフ周波数(fC )よりも
高い中高音域では、第1,第2の可変増幅器14,15
に入る入力信号VR1,VL1は、マイクロホン装置の指向
性主軸から角度φ、−φの方向を主軸とする指向性とな
り、その指向性パタ−ンは図2となり、第3の可変増幅
器16に入る入力信号VC1 はマイクロホン装置の指向
性主軸とする指向性となり、その指向性パターンは図4
となる。次に、カットオフ周波数(fC )より低い低音
域では、入力信号VR1,VC1は第1の無指向性マイクロ
ホン1の出力V 1 のみとなり、前記入力信号VL1は第3
の無指向性マイクロホン3の出力V3 のみとなり、
R1,VL1,VC1はともに無指向性となる。
【0017】また、第1,第2の可変増幅器14,15
の出力レベルVR2,VL2はズーム信号を受けた第1の制
御器17によって制御され、第3の可変増幅器16の出
力レベルVC2 はズーム信号を受けた第2の制御器18
によって制御され、VR2,VL 2,VC2は図5のようにな
り、ズーム信号が広角から望遠に変化するのと連動し
て、VR2,VL2は連続的に減衰し望遠端で最小となり、
逆にVC2 は連続的に増加して望遠端で最大となる。最
後に第1の可変増幅器14の出力信号VR2 と第3の可
変増幅器16の出力信号VC2 を第1の混合器19で混
合し、その出力信号VR が右チャンネル出力となり、第
2の可変増幅器15の出力信号VL2 と第3の可変増幅
器16の出力信号VC2 を第2の混合器20で混合し、
その出力信号VL が左チャンネル出力となり、各チャン
ネルの出力信号VR ,VL の指向性パターンは、ズーム
信号の広角から望遠に変化するのと連動して、図2から
図3を経て図4へと変化する。図中実線は右チャンネル
の指向性パターン、点線は左チャンネルの指向性パター
ンである。このようにカメラ信号が広角端では、右左チ
ャンネルの出力VR ,VL の指向性主軸はφ,−φだけ
開いており、カメラ信号が望遠へと変化するのと連動し
て、VR ,VL の指向性主軸も徐々にマイクロホン装置
の指向性主軸の方向へ変化し、カメラ信号の望遠端では
R ,VL の指向性主軸は同一になりマイクロホン装置
の指向性主軸と重なり、ステレオのズーム収音ができ
る。
【0018】以上のように、本実施例によれば、映像と
同期したステレオのズーム収音が可能であるばかりでな
く、低音域が無指向性で中高音域が指向性となるため、
振動、近接騒音、風などの雑音に対して強くなり、その
結果、ビデオ一体型カメラなどのように内部に振動源や
騒音源を有する機器への内蔵が可能となり、これら機器
全体の小型・軽量化が可能となる。またセンタ−チャン
ネル及びステレオ各チャンネルの音像定位に関わる中高
音域の指向性は移相器の時定数により自由に設定でき、
しかも、ステレオの広がりに関わるステレオの右左チャ
ンネルの指向性主軸(φ,−φ)は、第3の無指向性マ
イクロホン3の配置により自由に設定できるので、効果
的なズーム収音が可能である。また、無指向性マイクロ
ホンを使用しているので、指向性マイクロホンのような
感度、周波数特性、指向特性などのバラツキがほとんど
なく、低コストで品質の安定したマイクロホン装置が実
現できる。また、無指向性マイクロホンは指向性マイク
ロホンのように回折などの影響を大きく受けないため、
機器に対する取り付けが容易である。また、回折などの
影響を回路で補正することも可能である。
【0019】また、図1のように、3個の無指向性マイ
クロホンの主軸を平行、かつ同じ向きになるように配置
し、3個の無指向性マイクロホンが一体振動するように
固定すると、センターチャンネル及び、左右チャンネル
の中高音域の指向性領域では、それぞれの指向性主軸を
軸とした0度方向に対する90度方向の音圧感度の減衰
分だけ、振動に対して無指向性よりも有利となる。
【0020】なお、本実施例では2個の移相器を使用し
たが、この移相器のかわりに遅延器に置き換えてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、互いに間隔をお
いて前方方向に一直線上に配置された第1及び第2の無
指向性マイクロホンと、第1及び第2の無指向性マイク
ロホンを結ぶ線分の垂直二等分線上に配置された第3の
無指向性マイクロホンと、第1の無指向性マイクロホン
に接続された第1の移相器と、第2の無指向性マイクロ
ホンに接続された第2のハイパスフィルタと、第3の無
指向性マイクロホンに接続された第1のハイパスタフィ
ルタ及び第2の移相器と、第1のハイパスフィルタの出
力から第1の移相器の出力を減算する第1の減算器と、
第2のハイパスフィルタの出力から第2の移相器の出力
を減算する第2の減算器と、第2のハイパスタフィルタ
の出力から第1の移相器の出力を減算する第3の減算器
と、第1の減算器の出力をイコライズする第1のイコラ
イザと、第2の減算器の出力をイコライズする第2のイ
コライザと、第3の減算器の出力をイコライズする第3
のイコライザと、第1のイコライザの出力を可変する第
1の可変増幅器と、第2のイコライザの出力を可変する
第2の可変増幅器と、第3のイコライザの出力を可変す
る第3の可変増幅器と、第1及び第2の可変増幅器を制
御する第1の制御器と、第3の可変増幅器を制御する第
2の制御器と、第1及び第3の可変増幅器の出力を混合
する第1の混合器と、第2及び第3の可変増幅器の出力
を混合する第2の混合器という構成にし、低音域を無指
向性に中高音域を指向性にしているため、映像と同期し
たステレオのズーム収音が可能であるばかりでなく、振
動、近接騒音、風などの雑音に対しても強く、その結
果、ビデオ一体型カメラなどのように内部に振動源や騒
音源を有する機器への内蔵が可能となり、これら機器全
体の小型・軽量化が可能となる。
【0022】さらに、上記3個の無指向性マイクロホン
の主軸を平行、かつ同じ向きになるように配置し、3個
の無指向性マイクロホンが一体振動するように固定した
ため、振動に対しても強くなる。以上のように、本発明
はその実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマイクロホン装置の構成を
示すブロック図
【図2】同実施例におけるズーム信号の広角端での指向
性パターン図
【図3】同実施例におけるズーム信号の広角と望遠の中
間位置での指向性パターン図
【図4】同実施例におけるズーム信号の望遠端での指向
性パターン図
【図5】同実施例における可変増幅器の出力レベルの変
化特性図
【符号の説明】
1 第1の無指向性マイクロホン 2 第2の無指向性マイクロホン 3 第3の無指向性マイクロホン 4 第1のハイパスフィルタ 5 第2のハイパスフィルタ 6 第1の移相器 7 第2の移相器 8 第1の減算器 9 第2の減算器 10 第3の減算器 11 第1のイコライザ 12 第2のイコライザ 13 第3のイコライザ 14 第1の可変増幅器 15 第2の可変増幅器 16 第3の可変増幅器 17 第1の制御器 18 第2の制御器 19 第1の混合器 20 第2の混合器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 公了 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をおいて前方方向に一直線上
    に配置された第1及び第2の無指向性マイクロホンと、
    上記第1及び第2の無指向性マイクロホンを結ぶ線分の
    垂直二等分線上に配置された第3の無指向性マイクロホ
    ンと、上記第1の無指向性マイクロホンに接続された第
    1の移相器と、上記第2の無指向性マイクロホンに接続
    された第2のハイパスフィルタと、上記第3の無指向性
    マイクロホンに接続された第1のハイパスフィルタ及び
    第2の移相器と、上記第1のハイパスフィルタの出力か
    ら上記第1の移相器の出力を減算する第1の減算器と、
    上記第2のハイパスフィルタの出力から上記第2の移相
    器の出力を減算する第2の減算器と、上記第2のハイパ
    スフィルタの出力から上記第1の移相器の出力を減算す
    る第3の減算器と、上記第1の減算器の出力をイコライ
    ズする第1のイコライザと、上記第2の減算器の出力を
    イコライズする第2のイコライザと、上記第3の減算器
    の出力をイコライズする第3のイコライザと、上記第1
    のイコライザの出力を可変する第1の可変増幅器と、上
    記第2のイコライザの出力を可変する第2の可変増幅器
    と、上記第3のイコライザの出力を可変する第3の可変
    増幅器と、上記第1及び第2の可変増幅器を制御する第
    1の制御器と、上記第3の可変増幅器を制御する第2の
    制御器と、上記第1及び第3の可変増幅器の出力を混合
    する第1の混合器と、上記第2及び第3の可変増幅器の
    出力を混合する第2の混合器とを備えた事を特徴とする
    マイクロホン装置。
  2. 【請求項2】 3個の無指向性マイクロホンの主軸が平
    行、かつ同じ向きになるように配置され、3個の無指向
    性マイクロホンが一体振動するように固定された請求項
    1記載のマイクロホン装置。
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NL1015839C2 (nl) * 1999-08-03 2003-01-28 Fujitsu Ltd Microfoonarraysysteem.
JP2007096384A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Yamaha Corp ノイズ除去装置およびノイズ除去プログラム

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