JPH069799B2 - 薄肉材打抜きカツタ - Google Patents

薄肉材打抜きカツタ

Info

Publication number
JPH069799B2
JPH069799B2 JP20255186A JP20255186A JPH069799B2 JP H069799 B2 JPH069799 B2 JP H069799B2 JP 20255186 A JP20255186 A JP 20255186A JP 20255186 A JP20255186 A JP 20255186A JP H069799 B2 JPH069799 B2 JP H069799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
thin
roller
feeding
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20255186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357197A (ja
Inventor
幹雄 小金
瑞穂 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP20255186A priority Critical patent/JPH069799B2/ja
Priority to US07/085,600 priority patent/US4892019A/en
Priority to DE19873728855 priority patent/DE3728855C2/de
Publication of JPS6357197A publication Critical patent/JPS6357197A/ja
Priority to US07/237,198 priority patent/US5031495A/en
Publication of JPH069799B2 publication Critical patent/JPH069799B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料等の薄肉材を所定形状に出抜くた
めの薄肉材打抜きカツタに関する。
[背景技術] 写真画像の印画プリントの作成では、ロール状に巻付け
られた未使用の印画紙を引出してネガフイルムやCRT
等から画像を焼付け、現像して得られる印画プリント
を、直線刃を有する切断刃を用いて各画像毎に切断分離
するようになっている。
ところが印画プリントから画像部分を所定形状に打抜い
て製品とする場合がある。これは主として運転免許証
用、IDカード用等に用いられる。
この場合、長尺状の印画プリントから必要画像部分を打
抜くために、打抜き形状に合致した雄型及びこれを収容
するための雌型を備えたカツタを必要とする。このため
のカツタは大型で且つ高価なものとなり、取付時にはこ
れらの雌型及び雄型のカツタの寸法調整が必要となる。
本発明は上記事実を考慮し、薄肉材の中から所定形状を
打抜いて製品とする場合に、雌型の製作が不要であり、
寸法合わせが必要のない薄肉材打抜きカツタを得ること
が目的である。
[発明の概要及び作用] 本発明は、薄肉材の片側に固定台を配置し、この固定台
に対して移動刃を接離可能とし、この移動刃の内側とな
る位置へ搬送ローラを配置して打抜部をも打抜残部と共
に搬送可能としている。
また本出願の第2の発明においては、第1の発明に加
え、打抜部と打抜残部とを別方向へ案内する分離手段を
設け、打抜部と打抜残部とを分離することが出来るよう
になっている。
このように本発明では、固定台へ移動刃を接離させる構
造であるため、従来のような雄型と雌型とのかみ合わせ
により所定部を打抜く構成と異なり、移動刃を単に固定
台へ接離するだけの構成であるため、構造が簡単にな
り、且つ雄型と雌型との寸法合わせが不要となる。
さらに移動刃の動きとは関係なく搬送ローラを機台へ支
持するとともに、移動刃の内側となる位置へ配置して固
定台へ向けて押圧付勢するので、打抜部も打抜残部と共
に送り出すことができる。
[発明の実施例] 第1,2図には本発明が適用された出抜きカツタ10の
実施例が示されている。この打抜きカツタ10では、図
示しない前工程において画像が焼付けられ、現像がなさ
れた後の印画紙12が矢印A方向に一対の側板14間を
搬送されるようになっている。
一対の側板14間には巻掛ローラ16が配置されてお
り、印画紙12は押圧ベルト18によって巻掛ローラ1
6へ圧着された後に、水平方向に搬送されるようになっ
ている。押圧ベルト18は無端状であり、巻掛ローラ2
0,22、及び巻掛ローラ24へ巻掛けられており、巻
掛ローラ20が図示しないモータ等の駆動力を受けて回
転するようになっている。
巻掛ローラ16と押圧ベルト18との間から送り出され
る印画紙12は固定台26と移動台28との間へ入り込
むようになっている。
固定台26は第3図にも示される如くベースプレート3
0が配置され、このベースプレート30の切欠部32へ
収容される複数枚の座板34上へ印画紙12が通過する
ようになっている。
座板34はビス36によりベースプレート30へ固定さ
れており、最上層の座板34へ印画紙12が搭載される
ようになっている。
ベースプレート30の幅方向両端は第2図にも示される
如く取付ボルト40で立ブラケツト42の上端へ固定さ
れており、この立ブラケツト42は機台44へ固定され
ている。
ベースプレート30及び座板34には印画紙12の搬送
方向中心線の両側に矩形孔46,48がそれぞれ形成さ
れており、下ローラ50の拡径部52が突出するように
なっている。即ち下ローラ50の拡径部52はその外周
一部が座板34の矩形孔46,48を通って、搬送され
ている印画紙12の下面へ当接するようになっている。
下ローラ50の軸心へ貫通固着される支軸54は立ブラ
ケツト42を通過し、両端部が側板14へ軸支されてい
る。
またこの支軸54は図示しない駆動手段の駆動力で回転
するようになっている。
一方移動台28では、移動刃60がカツトプレート62
へ取付けられている。この移動刃60は薄肉材がその長
手軸線を矩形状に屈曲されたものであり、カツトプレー
ト62の下面に形成される凹部64内へその上端部が収
容され、下端部はカツトプレート62から下方へ突出し
ている。移動刃60内には弾性ブロツク66がビス68
でカツトプレート62へ固着されている。この弾性ブロ
ツク66は塩化ビニール、スポンジ等の弾性材料であ
り、印画紙12の打抜部12Aを移動刃60から押し出
す役目を有している。
カットプレート62には略中央部に矩形孔62Bが形成
され、上ローラ96を収容するようになっている。この
上ローラ96はその軸心を通過する支軸97がトッププ
レート44A及び側板14を介して機台44へ固着され
る固定プレート99Aを貫通するガイド軸98の下端部
へ螺合されている。このガイド軸98の上端部は固定プ
レート99Aの上端へ突出し、拡径部98Aがガイド軸
98の下方向への移動量を制限している。このガイド軸
98と固定プレート99Aとの間に圧縮コイルばね99
が介在されている。このため上ローラ96はこの圧縮コ
イルばね99の付勢力により下ローラ50へ押圧され、
打抜後の打抜部の12Aを搬送する力を生ずるようにな
っている。
上ローラ96と下ローラ50の搬送速度を、巻掛ローラ
16、上搬送ローラ100、下搬送ローラ102等の他
の部分の送り速度よりもわずかに速く、又は遅くすれば
打抜きが不充分である場合にも打抜部12Aの印画紙1
2からの分離が容易ととなる。
移動刃60内へ配置される弾性ブロツク66には上ロー
ラ96を通過させるための矩形孔62Bが形成されてい
る。
カツトプレート62はプレスプレート70の中央部に形
成される矩形孔72内へ挿入されており、幅方向両端部
から突出する薄肉フランジ62Aが取付ボルト74でプ
レスプレート70へ固着されている。
第2図に示される如く矩形孔72の両側にはコンロツド
76の上端部がボルト77で固着されており、このコン
ロツド76の下端部は連結プレート78の上端部へボル
ト79で固着されている。
コンロツド76の中間部は軸受86を介して支持プレー
ト82へ軸支されており、この支持プレート82は立ブ
ラケツト42へ固着されている。このため連結プレート
78はプレスプレート70を介してカツトプレート62
を上下に直線移動するように案内している。
立ブラケット42間には軸受86を介して偏心カム88
の軸89が軸支されている。偏心カム88はその外周へ
軸受90が軸心され、この軸受90の下端にはボルト9
1の頂部が対応している。このボルト91は昇降板92
へ螺合し、この昇降板92の両側部が昇降壁93を介し
て連結プレート78へ連結されている。軸89にはモー
タ94の出力軸が連結されており、モータ94の回転に
よって偏心カム88は昇降板92、昇降壁93を上下動
させ、これによってコンロッド76が移動台28を固定
台26に対して昇降接離させるようになっている。
この場合移動台28の最下点においては移動刃60の下
端部が固定台26座板34へ接触し、移動台28と固定
台26間を通過する印画紙12へ矩形状の打抜部12A
を形成して打抜残部12Bから切断するようになってい
る。
固定台26と移動台28との間を通過した打抜後の印画
紙12は上搬送ローラ100と下搬送ローラ102との
間を通過するようになっている。これらの上搬送ローラ
100と下搬送ローラ102のいずれか一方は図示しな
いモータの駆動力を受けて印画紙12を送り出すように
なっている。
これらの上搬送ローラ100、下搬送ローラ102の出
口部に対応し、第3図にも詳細に示される如く分離手段
を構成する分離ガイド104が配置されている。この分
離ガイド104はその一辺104Aが機台44へ固着さ
れ、この一辺から延びるアーム110A,110Bが印
画紙12の打抜残部12Bにおける両側部に対応し、上
方へ向けて突出している。
このためアーム110A,110Bの間は打抜部12A
の通過部とされており、打抜部12Aは第3図に示され
る如くアーム110A,110Bの間を通過して貯留さ
れるようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
図示しない前工程によって画像が焼付けられ、現像され
た印画紙12は巻掛ローラ16と押圧ベルト18との間
を通って固定台26と移動台28との間へ送り出され
る。
ここでモータ94が回転すると、偏心カム88の回転に
よりコンロツド76は移動台28を降下させ、これによ
って移動刃60が座板34へと押圧される。このため印
画紙12は打抜部12Aと打抜残部12Bとに分離され
る。
打抜後は移動台28が上昇し、打抜残部12Bは上搬送
ローラ100、下搬送ローラ102によって、引張力を
受け、分離ガイド104方向へと送り出される。一方打
抜部12Aも下ローラ50と上ローラ96とによって駆
動力を受け、打抜残部12Bと分離しているにも拘らず
打抜残部12Bと共に送り出される。
印画紙12が分離ガイド104へと至ると、打抜残部1
2Bは分離ガイド104に案内されて上方へ移動する。
一方打抜部12Aはそのまま直進し、集積される。この
ためこの分離ガイド104によって打抜部12Aと打抜
残部12Bとが適切に分離され、打抜部12Aは製品と
して使用され、打抜残部12Bは図示しないローラ等へ
巻付けられて廃棄される。
なお本発明は上記実施例と異り、上ローラ96が移動台
28へ取りつけられて上下動する構成であってもよい。
また打抜部12Aを送り出す上ローラ96、下ローラ5
0の送り速度を、他の部分の送り速度よりも若干速く、
又は遅くすることにより、打抜部12Aが打抜残部12
Bから完全に打抜かれておらず、打抜部12Aの一部が
打抜残部12Bとつながっているような場合にも、この
打抜部12Aを打抜残部12Bから確実に離すことがで
きる。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明は、薄肉材の片側に配置される
固定台と、この固定台へ接離して薄肉材から所定部を打
ち抜く打抜き移動刃と、この移動刃の前記接離動作とは
関係なく機台へ支持されると共に移動刃の内側となる位
置に配置され打抜部を表裏から付勢力で挟持して送り出
す搬送ローラと、を有するので、従来のように打抜き用
の雄型と雌型とを設ける必要がなく、且つこれらの寸法
調整も不要となる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る薄肉材打抜きカツタの実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図の断面側面図、第3図は固
定台と移動台及びその関連部品を示す分解斜視図であ
る。 10…打抜きカツタ、 12…印画紙、 12A…打抜部、 12B…打抜残部、 26…固定台、 28…移動台、 30…ベースプレート、 34…座板、 50…下ローラ、 60…移動刃、 96…上ローラ、 99…固定プレート、 104…分離ガイド、 110A、110B…アーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄肉材の片側に配置される固定台と、この
    固定台へ接離して薄肉材から所定部を打抜く打抜き移動
    刃と、この移動刃の前記接離動作とは関係なく機台へ支
    持されると共に移動刃の内側となる位置に配置され打抜
    部を表裏から付勢力で挟持して送り出す搬送ローラと、
    を有することを特徴とした薄肉材打抜きカツタ。
  2. 【請求項2】薄肉材の片側に配置される固定台と、この
    固定台へ接離して薄肉材から所定部を打抜く打抜き移動
    刃と、この移動刃の前記接離動作とは関係なく機台へ支
    持されると共に移動刃の内側となる位置に配置され打抜
    部を表裏から付勢力で挟持して送り出す搬送ローラと、
    前記薄肉材の打抜部と打抜残部とを別方向へ案内するこ
    とにより分離する分離手段と、を有することを特部とす
    る薄肉材打抜きカツタ。
  3. 【請求項3】打抜部を送り出す搬送ローラでの送り速度
    を他の搬送部での送り速度と異ならせたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項に記載の薄肉材打抜きカツ
    タ。
  4. 【請求項4】打抜部を送り出す搬送ローラでの送り速度
    を他の搬送部での送り速度と異ならせたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(2)項に記載の薄肉材打抜きカツ
    タ。
JP20255186A 1986-08-26 1986-08-28 薄肉材打抜きカツタ Expired - Fee Related JPH069799B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20255186A JPH069799B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 薄肉材打抜きカツタ
US07/085,600 US4892019A (en) 1986-08-28 1987-08-14 Sheet punching cutter
DE19873728855 DE3728855C2 (de) 1986-08-28 1987-08-28 Schneideinrichtung
US07/237,198 US5031495A (en) 1986-08-26 1988-08-29 Sheet punching cutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20255186A JPH069799B2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28 薄肉材打抜きカツタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357197A JPS6357197A (ja) 1988-03-11
JPH069799B2 true JPH069799B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=16459374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20255186A Expired - Fee Related JPH069799B2 (ja) 1986-08-26 1986-08-28 薄肉材打抜きカツタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069799B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357197A (ja) 1988-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4892019A (en) Sheet punching cutter
US4632380A (en) Paper feeding apparatus
JPH069799B2 (ja) 薄肉材打抜きカツタ
JPH069800B2 (ja) 薄肉材打抜きカツタ
JPS60244734A (ja) 分離給紙装置
JPH0677916B2 (ja) 薄肉材切断カツタ
JPH0661716B2 (ja) 薄肉材打抜きカツタ
JPH0716919B2 (ja) 薄肉材打抜きカツタ
JPH0784080B2 (ja) プリンタ
US4862779A (en) Punching cutter for thin material
JPS5852127A (ja) 給紙装置
JP3010131B2 (ja) 枚葉シート打抜き製造機
JPS6320657Y2 (ja)
JPS6011859Y2 (ja) 自動給紙装置
JPH0117550Y2 (ja)
JPS5854443Y2 (ja) テ−プ切断送り込み器
JPH0715746Y2 (ja) 紙切断装置
JPH065116Y2 (ja) フイルム用パンチ装置
JPH0512429U (ja) 堆積シートの自動給送装置
JPH02127648U (ja)
JPH0741722Y2 (ja) シ−ト給送装置用ゲ−ト
JPH072100Y2 (ja) ナイフ加工用ダイスの支持構造
JPH072099Y2 (ja) 押えローラ装置
JPS6341047U (ja)
JPH0192098A (ja) 薄肉材打抜き残部分離機構

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees