JPH0697923A - ルート切替装置 - Google Patents
ルート切替装置Info
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- JPH0697923A JPH0697923A JP4244439A JP24443992A JPH0697923A JP H0697923 A JPH0697923 A JP H0697923A JP 4244439 A JP4244439 A JP 4244439A JP 24443992 A JP24443992 A JP 24443992A JP H0697923 A JPH0697923 A JP H0697923A
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- Japan
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- transmission path
- pulse
- signal
- data transmission
- switching
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】衝撃や振動などにより切替手段の接触子と接点
との接続が外れてしまった場合に、切替手段を正規の状
態に自動的に復旧することができ、回線断などの誤動作
が発生することを防止することができる信頼性の高いル
ート切替装置を提供する。 【構成】所定周期で誤動作保護パルスを発生し、これを
設定スイッチ32により設定されている伝送路に応じ
て、0系データ伝送路5aが設定されている場合にはセ
ットパルスとして、また1系データ伝送路5bが設定さ
れている場合にはリセットパルスとして高周波リレー3
1に与える、誤動作保護パルス発生回路34を設ける。
との接続が外れてしまった場合に、切替手段を正規の状
態に自動的に復旧することができ、回線断などの誤動作
が発生することを防止することができる信頼性の高いル
ート切替装置を提供する。 【構成】所定周期で誤動作保護パルスを発生し、これを
設定スイッチ32により設定されている伝送路に応じ
て、0系データ伝送路5aが設定されている場合にはセ
ットパルスとして、また1系データ伝送路5bが設定さ
れている場合にはリセットパルスとして高周波リレー3
1に与える、誤動作保護パルス発生回路34を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデータ通信シス
テムなどに適用され、二重化された伝送路の選択切替を
行うルート切替装置に関する。
テムなどに適用され、二重化された伝送路の選択切替を
行うルート切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ通信システムにおいては、データ
伝送装置間を結ぶ伝送路を二重化し、一方の伝送路に異
常が発生した場合には他方の伝送路を選択使用すること
により回線断となってしまう期間を最小限に抑え、信頼
性の向上を図っている。このように伝送路を二重化する
場合、データ伝送装置に接続する伝送路の切り替えを行
わなければならず、ルート切替装置が設けられる。
伝送装置間を結ぶ伝送路を二重化し、一方の伝送路に異
常が発生した場合には他方の伝送路を選択使用すること
により回線断となってしまう期間を最小限に抑え、信頼
性の向上を図っている。このように伝送路を二重化する
場合、データ伝送装置に接続する伝送路の切り替えを行
わなければならず、ルート切替装置が設けられる。
【0003】ルート切替装置は、高周波リレーを用いて
データ伝送装置に接続する伝送路の切り替えを行う。高
周波リレーは、常時通電を行っていると消費電力が非常
に大きくなってしまうため、ラッチングタイプが使用さ
れる。ラッチングタイプとは、セットパルスおよびリセ
ットパルスが与えられると、このセットパルスおよびリ
セットパルスのそれぞれに対応する接点側に接触子が切
り替わるものであるが、一方のパルスが与えられたのち
には、他方のパルスが与えられるまで機械的に接続が維
持され、同一側を選択し続ける。
データ伝送装置に接続する伝送路の切り替えを行う。高
周波リレーは、常時通電を行っていると消費電力が非常
に大きくなってしまうため、ラッチングタイプが使用さ
れる。ラッチングタイプとは、セットパルスおよびリセ
ットパルスが与えられると、このセットパルスおよびリ
セットパルスのそれぞれに対応する接点側に接触子が切
り替わるものであるが、一方のパルスが与えられたのち
には、他方のパルスが与えられるまで機械的に接続が維
持され、同一側を選択し続ける。
【0004】しかしラッチングタイプのリレーは、衝撃
や振動などによって接触子と接点との接続が外れてしま
う場合がある。このように接触子と接点との接続が外れ
ると、ルート選択が異常となり、回線断が生じてしま
う。
や振動などによって接触子と接点との接続が外れてしま
う場合がある。このように接触子と接点との接続が外れ
ると、ルート選択が異常となり、回線断が生じてしま
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のル
ート切替装置は、ラッチングタイプのリレーなどの切替
手段により、機械的な接続にて同一の伝送路を選択し続
けるものとなっているため、衝撃や振動などが加わる
と、接触子と接点との接続が外れてしまい、回線断が発
生してしまうという不具合があった。
ート切替装置は、ラッチングタイプのリレーなどの切替
手段により、機械的な接続にて同一の伝送路を選択し続
けるものとなっているため、衝撃や振動などが加わる
と、接触子と接点との接続が外れてしまい、回線断が発
生してしまうという不具合があった。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、衝撃や振動な
どにより切替手段の接触子と接点との接続が外れてしま
った場合に、切替手段を正規の状態に自動的に復旧する
ことができ、回線断などの誤動作が発生することを防止
することができる信頼性の高いルート切替装置を提供す
ることにある。
たものであり、その目的とするところは、衝撃や振動な
どにより切替手段の接触子と接点との接続が外れてしま
った場合に、切替手段を正規の状態に自動的に復旧する
ことができ、回線断などの誤動作が発生することを防止
することができる信頼性の高いルート切替装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、例えばデータ伝送装置との接続線などの第
1伝送路を、例えば0系データ伝送路などの第2伝送路
および例えば1系データ伝送路などの第3伝送路のいず
れかに択一的に接続するものであり、例えばセットパル
スなどの所定の第1信号が与えられたことに応じて前記
第2伝送路を、また例えばリセットパルスなどの所定の
第2信号が与えられたことに応じて第3伝送路をそれぞ
れ選択するよう切り替わり、前記第1信号または前記第
2信号の一方の信号が与えられたのちには他方の信号が
与えられるまでは同一の伝送路を選択し続ける例えば高
周波リレーなどの切替手段と、前記第1伝送路を前記第
2伝送路および前記第3伝送路のいずれに接続するかを
設定するための例えば設定スイッチなどの設定手段と、
この設定手段により前記第1伝送路に接続する伝送路の
設定が変更されたことに応じ、第1信号および第2信号
のうちの変更後の伝送路に対応する信号を前記切替手段
に与える例えば切替パルス発生回路などの切替制御手段
と、前記設定手段での設定に応じ、第1信号および第2
信号のうちの設定されている伝送路に対応する信号を前
記切替制御手段に周期的に与える例えば誤動作保護パル
ス発生回路などの誤動作防止制御手段とを備えた。
するために、例えばデータ伝送装置との接続線などの第
1伝送路を、例えば0系データ伝送路などの第2伝送路
および例えば1系データ伝送路などの第3伝送路のいず
れかに択一的に接続するものであり、例えばセットパル
スなどの所定の第1信号が与えられたことに応じて前記
第2伝送路を、また例えばリセットパルスなどの所定の
第2信号が与えられたことに応じて第3伝送路をそれぞ
れ選択するよう切り替わり、前記第1信号または前記第
2信号の一方の信号が与えられたのちには他方の信号が
与えられるまでは同一の伝送路を選択し続ける例えば高
周波リレーなどの切替手段と、前記第1伝送路を前記第
2伝送路および前記第3伝送路のいずれに接続するかを
設定するための例えば設定スイッチなどの設定手段と、
この設定手段により前記第1伝送路に接続する伝送路の
設定が変更されたことに応じ、第1信号および第2信号
のうちの変更後の伝送路に対応する信号を前記切替手段
に与える例えば切替パルス発生回路などの切替制御手段
と、前記設定手段での設定に応じ、第1信号および第2
信号のうちの設定されている伝送路に対応する信号を前
記切替制御手段に周期的に与える例えば誤動作保護パル
ス発生回路などの誤動作防止制御手段とを備えた。
【0008】
【作用】このような手段を講じたことにより、設定手段
に設定された、第1伝送路を第2伝送路および第3伝送
路のいずれに接続するかの設定が変更されたことに応
じ、切替制御手段から第1信号および第2信号のうちの
変更後の伝送路に対応する信号が切替手段に与えられ、
切替手段は第2伝送路および第3伝送路のうちの与えら
れた信号に対応する伝送路を第1伝送路に接続する。一
方、設定手段の設定に変更がない状態では、誤動作防止
制御手段から、第1信号および第2信号のうちの設定さ
れている伝送路に対応する信号が前記切替制御手段に周
期的に与えられ、設定されている伝送路と第1伝送路と
の接続動作が周期的に行われる。
に設定された、第1伝送路を第2伝送路および第3伝送
路のいずれに接続するかの設定が変更されたことに応
じ、切替制御手段から第1信号および第2信号のうちの
変更後の伝送路に対応する信号が切替手段に与えられ、
切替手段は第2伝送路および第3伝送路のうちの与えら
れた信号に対応する伝送路を第1伝送路に接続する。一
方、設定手段の設定に変更がない状態では、誤動作防止
制御手段から、第1信号および第2信号のうちの設定さ
れている伝送路に対応する信号が前記切替制御手段に周
期的に与えられ、設定されている伝送路と第1伝送路と
の接続動作が周期的に行われる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係るルート切替装置を適
用してなるデータ通信システムの構成を示すブロック図
である。図中、1,2はデータ伝送装置であり、データ
伝送装置1は送信側、データ伝送装置2は受信側であ
る。このデータ伝送装置1,2は、ルート切替装置3,
4およびデータ伝送路5を介して互いに接続されてい
る。
き説明する。図1は本実施例に係るルート切替装置を適
用してなるデータ通信システムの構成を示すブロック図
である。図中、1,2はデータ伝送装置であり、データ
伝送装置1は送信側、データ伝送装置2は受信側であ
る。このデータ伝送装置1,2は、ルート切替装置3,
4およびデータ伝送路5を介して互いに接続されてい
る。
【0010】データ伝送路5は、0系データ伝送路5a
と1系データ伝送路5bとが並列的に設けられており、
二重化構成をなす。この0系データ伝送路5aおよび1
系データ伝送路5bは、ルート切替装置3,4によって
択一的に選択され、使用される。
と1系データ伝送路5bとが並列的に設けられており、
二重化構成をなす。この0系データ伝送路5aおよび1
系データ伝送路5bは、ルート切替装置3,4によって
択一的に選択され、使用される。
【0011】ルート切替装置3は、高周波リレー31、
設定スイッチ32、切替パルス発生回路33、誤動作保
護パルス発生回路34およびORゲート35,36より
構成されている。
設定スイッチ32、切替パルス発生回路33、誤動作保
護パルス発生回路34およびORゲート35,36より
構成されている。
【0012】高周波リレー31は、ラッチングタイプを
なすものであり、外部からセット端子Sおよびリセット
端子Rにそれぞれ供給されるパルスに応じて、このパル
スが供給された端子に対応する接点CS,CRに接触子
の接続が切り替わるものであるが、一方のパルスが与え
られたのちには、他方のパルスが与えられるまで機械的
に接続が維持され、同一側を選択し続ける。そしてこの
高周波リレー31の共通端子にはデータ伝送装置1が接
続される。また高周波リレー31の接点CS,CRに
は、0系データ伝送路5a、1系データ伝送路5bがそ
れぞれ接続されている。
なすものであり、外部からセット端子Sおよびリセット
端子Rにそれぞれ供給されるパルスに応じて、このパル
スが供給された端子に対応する接点CS,CRに接触子
の接続が切り替わるものであるが、一方のパルスが与え
られたのちには、他方のパルスが与えられるまで機械的
に接続が維持され、同一側を選択し続ける。そしてこの
高周波リレー31の共通端子にはデータ伝送装置1が接
続される。また高周波リレー31の接点CS,CRに
は、0系データ伝送路5a、1系データ伝送路5bがそ
れぞれ接続されている。
【0013】設定スイッチ32は、0系データ伝送路5
aおよび1系データ伝送路5bのいずれを使用するのか
を設定するためのスイッチである。この設定スイッチ3
2は、設定情報を切替パルス発生回路33および誤動作
防止パルス発生回路34へと与える。
aおよび1系データ伝送路5bのいずれを使用するのか
を設定するためのスイッチである。この設定スイッチ3
2は、設定情報を切替パルス発生回路33および誤動作
防止パルス発生回路34へと与える。
【0014】切替パルス発生回路33は、設定スイッチ
32から与えられる設定情報に基づき、使用する伝送路
の設定に変更があった場合、2つの出力端子O1,O2
のいずれかから切替パルスを出力する。出力端子O1か
ら出力される切替パルスは、ORゲート35の一方の入
力端に入力される。また出力端子O2から出力される切
替パルスは、ORゲート36の一方の入力端に入力され
る。
32から与えられる設定情報に基づき、使用する伝送路
の設定に変更があった場合、2つの出力端子O1,O2
のいずれかから切替パルスを出力する。出力端子O1か
ら出力される切替パルスは、ORゲート35の一方の入
力端に入力される。また出力端子O2から出力される切
替パルスは、ORゲート36の一方の入力端に入力され
る。
【0015】誤動作防止パルス発生回路34は、パルス
発振器34aおよびセレクタ34bより構成されてい
る。パルス発振器34aは、所定周期でパルスを発振す
る。セレクタ34bは、設定スイッチ32から与えられ
る設定情報に基づき、パルス発振器34aが発振してい
るパルスをORゲート35,36のいずれかに誤動作防
止パルスとして出力する。セレクタ34bから出力され
た誤動作防止パルスは、ORゲート35,36の他方の
入力端に入力されている。
発振器34aおよびセレクタ34bより構成されてい
る。パルス発振器34aは、所定周期でパルスを発振す
る。セレクタ34bは、設定スイッチ32から与えられ
る設定情報に基づき、パルス発振器34aが発振してい
るパルスをORゲート35,36のいずれかに誤動作防
止パルスとして出力する。セレクタ34bから出力され
た誤動作防止パルスは、ORゲート35,36の他方の
入力端に入力されている。
【0016】ORゲート35は、切替パルス発生回路3
3から出力された切替パルスおよび誤動作防止パルス発
生回路34から出力された誤動作防止パルスを高周波リ
レー31のセット端子Sに与える。ORゲート36は、
切替パルス発生回路33から出力された切替パルスおよ
び誤動作防止パルス発生回路34から出力された誤動作
防止パルスを高周波リレー31のリセット端子Rに与え
る。なお図示は省略しているが、ルート切替装置4はル
ート切替装置3と同様な構成をなしている。
3から出力された切替パルスおよび誤動作防止パルス発
生回路34から出力された誤動作防止パルスを高周波リ
レー31のセット端子Sに与える。ORゲート36は、
切替パルス発生回路33から出力された切替パルスおよ
び誤動作防止パルス発生回路34から出力された誤動作
防止パルスを高周波リレー31のリセット端子Rに与え
る。なお図示は省略しているが、ルート切替装置4はル
ート切替装置3と同様な構成をなしている。
【0017】次に以上のように構成されたデータ通信シ
ステムの動作を説明する。まず、設定スイッチ32に0
系データ伝送路5aの使用が設定されている場合、高周
波リレー31は接点CS側に接続されている。従ってデ
ータ伝送装置1とデータ伝送装置2とは、0系データ伝
送路5aを介して互いに接続されており、データ伝送装
置1から出力されたデータは、0系データ伝送路5aを
介してデータ伝送装置2へと伝送される。
ステムの動作を説明する。まず、設定スイッチ32に0
系データ伝送路5aの使用が設定されている場合、高周
波リレー31は接点CS側に接続されている。従ってデ
ータ伝送装置1とデータ伝送装置2とは、0系データ伝
送路5aを介して互いに接続されており、データ伝送装
置1から出力されたデータは、0系データ伝送路5aを
介してデータ伝送装置2へと伝送される。
【0018】この状態で、使用する伝送路を1系データ
伝送路5bに切り替えるべく、設定スイッチ32の設定
の変更を行うと、切替パルス発生回路33は設定スイッ
チ32から出力される設定情報の変化から1系データ伝
送路5bへの切り替えを認知し、出力端子O2から切替
パルスを出力する。この切替パルスは、ORゲート36
を介して高周波リレー36のリセット端子Rにリセット
パルスとして与えられる。高周波リレー31は、リセッ
ト端子Rにリセットパルスが与えられると、このリセッ
ト端子Rに対応する接点CRに接触子が接続する。かく
して、データ伝送装置1とデータ伝送装置2とは、1系
データ伝送路5bを介して接続されるようになり、以降
ではデータ伝送装置1から出力されたデータは0系デー
タ伝送路5aを介してデータ伝送装置2へと伝送され
る。
伝送路5bに切り替えるべく、設定スイッチ32の設定
の変更を行うと、切替パルス発生回路33は設定スイッ
チ32から出力される設定情報の変化から1系データ伝
送路5bへの切り替えを認知し、出力端子O2から切替
パルスを出力する。この切替パルスは、ORゲート36
を介して高周波リレー36のリセット端子Rにリセット
パルスとして与えられる。高周波リレー31は、リセッ
ト端子Rにリセットパルスが与えられると、このリセッ
ト端子Rに対応する接点CRに接触子が接続する。かく
して、データ伝送装置1とデータ伝送装置2とは、1系
データ伝送路5bを介して接続されるようになり、以降
ではデータ伝送装置1から出力されたデータは0系デー
タ伝送路5aを介してデータ伝送装置2へと伝送され
る。
【0019】逆に、1系データ伝送路5bが使用された
状態から、使用する伝送路を0系データ伝送路5aに切
り替えるべく、設定スイッチ32の設定の変更を行う
と、切替パルス発生回路33は設定スイッチ32から出
力される設定情報の変化から0系データ伝送路5aへの
切り替えを認知し、出力端子O1から切替パルスを出力
する。この切替パルスは、ORゲート35を介して高周
波リレー36のセット端子Sにセットパルスとして与え
られる。高周波リレー31は、セット端子Sにセットパ
ルスが与えられると、このセット端子Sに対応する接点
CSに接触子が接続する。かくして、データ伝送装置1
とデータ伝送装置2とは、0系データ伝送路5Aを介し
て接続されるようになる。
状態から、使用する伝送路を0系データ伝送路5aに切
り替えるべく、設定スイッチ32の設定の変更を行う
と、切替パルス発生回路33は設定スイッチ32から出
力される設定情報の変化から0系データ伝送路5aへの
切り替えを認知し、出力端子O1から切替パルスを出力
する。この切替パルスは、ORゲート35を介して高周
波リレー36のセット端子Sにセットパルスとして与え
られる。高周波リレー31は、セット端子Sにセットパ
ルスが与えられると、このセット端子Sに対応する接点
CSに接触子が接続する。かくして、データ伝送装置1
とデータ伝送装置2とは、0系データ伝送路5Aを介し
て接続されるようになる。
【0020】さて、以上のような、伝送路の変更が行わ
れない状態では、切替パルス発生回路33からは切替パ
ルスは出力されない。このとき、パルス発振器24aで
は所定周期で誤動作防止パルスが発振されており、これ
がセレクタ34bを介してORゲート35またはORゲ
ート36へと入力されている。セレクタ34bは、使用
する伝送路として0系データ伝送路5aが設定されてい
る場合には、パルス発振器24aが発振している誤動作
防止パルスをORゲート35へ、また使用する伝送路と
して1系データ伝送路5bが設定されている場合には、
パルス発振器24aが発振している誤動作防止パルスを
ORゲート36へとそれぞれ出力する。
れない状態では、切替パルス発生回路33からは切替パ
ルスは出力されない。このとき、パルス発振器24aで
は所定周期で誤動作防止パルスが発振されており、これ
がセレクタ34bを介してORゲート35またはORゲ
ート36へと入力されている。セレクタ34bは、使用
する伝送路として0系データ伝送路5aが設定されてい
る場合には、パルス発振器24aが発振している誤動作
防止パルスをORゲート35へ、また使用する伝送路と
して1系データ伝送路5bが設定されている場合には、
パルス発振器24aが発振している誤動作防止パルスを
ORゲート36へとそれぞれ出力する。
【0021】従って、使用する伝送路として0系データ
伝送路5aが設定されているときには、誤動作防止パル
スがORゲート35を介して高周波リレー31のセット
端子Sへと供給される。これにより、高周波リレー31
は所定周期で繰り返しセット動作がなされる。また使用
する伝送路として1系データ伝送路5bが設定されてい
るときには、誤動作防止パルスがORゲート36を介し
て高周波リレー31のリセット端子Rへと供給される。
これにより、高周波リレー31は所定周期で繰り返しリ
セット動作がなされる。
伝送路5aが設定されているときには、誤動作防止パル
スがORゲート35を介して高周波リレー31のセット
端子Sへと供給される。これにより、高周波リレー31
は所定周期で繰り返しセット動作がなされる。また使用
する伝送路として1系データ伝送路5bが設定されてい
るときには、誤動作防止パルスがORゲート36を介し
て高周波リレー31のリセット端子Rへと供給される。
これにより、高周波リレー31は所定周期で繰り返しリ
セット動作がなされる。
【0022】かくして、高周波リレー31が衝撃や振動
を受けて接触子が正規の接点から外れていると、正規の
接点が接点CSであるときにはセット動作が、また正規
の接点が接点CRであるときにはリセット動作が繰り返
し行われるので、これにより接触子は正規の接点に自動
的に接続され、正規の状態に自動復帰することができ
る。
を受けて接触子が正規の接点から外れていると、正規の
接点が接点CSであるときにはセット動作が、また正規
の接点が接点CRであるときにはリセット動作が繰り返
し行われるので、これにより接触子は正規の接点に自動
的に接続され、正規の状態に自動復帰することができ
る。
【0023】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、本発明に係るルート
切替装置をデータ通信システムに適用しているが、二重
化した伝送路を用いて何らかの信号の伝送を行うシステ
ムであれば、データ通信システム以外であっても本願発
明の適用が可能である。このほか、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形実施が可能である。
ではない。例えば上記実施例では、本発明に係るルート
切替装置をデータ通信システムに適用しているが、二重
化した伝送路を用いて何らかの信号の伝送を行うシステ
ムであれば、データ通信システム以外であっても本願発
明の適用が可能である。このほか、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、例えばデータ伝送装置
との接続線などの第1伝送路を、例えば0系データ伝送
路などの第2伝送路および例えば1系データ伝送路など
の第3伝送路のいずれかに択一的に接続するものであ
り、例えばセットパルスなどの所定の第1信号が与えら
れたことに応じて前記第2伝送路を、また例えばリセッ
トパルスなどの所定の第2信号が与えられたことに応じ
て第3伝送路をそれぞれ選択するよう切り替わり、前記
第1信号または前記第2信号の一方の信号が与えられた
のちには他方の信号が与えられるまでは同一の伝送路を
選択し続ける例えば高周波リレーなどの切替手段と、前
記第1伝送路を前記第2伝送路および前記第3伝送路の
いずれに接続するかを設定するための例えば設定スイッ
チなどの設定手段と、この設定手段により前記第1伝送
路に接続する伝送路の設定が変更されたことに応じ、第
1信号および第2信号のうちの変更後の伝送路に対応す
る信号を前記切替手段に与える例えば切替パルス発生回
路などの切替制御手段と、前記設定手段での設定に応
じ、第1信号および第2信号のうちの設定されている伝
送路に対応する信号を前記切替制御手段に周期的に与え
る例えば誤動作保護パルス発生回路などの誤動作防止制
御手段とを備えたので、衝撃や振動などにより切替手段
の接触子と接点との接続が外れてしまった場合に、切替
手段を正規の状態に自動的に復旧することができ、回線
断などの誤動作が発生することを防止することができる
信頼性の高いルート切替装置となる。
との接続線などの第1伝送路を、例えば0系データ伝送
路などの第2伝送路および例えば1系データ伝送路など
の第3伝送路のいずれかに択一的に接続するものであ
り、例えばセットパルスなどの所定の第1信号が与えら
れたことに応じて前記第2伝送路を、また例えばリセッ
トパルスなどの所定の第2信号が与えられたことに応じ
て第3伝送路をそれぞれ選択するよう切り替わり、前記
第1信号または前記第2信号の一方の信号が与えられた
のちには他方の信号が与えられるまでは同一の伝送路を
選択し続ける例えば高周波リレーなどの切替手段と、前
記第1伝送路を前記第2伝送路および前記第3伝送路の
いずれに接続するかを設定するための例えば設定スイッ
チなどの設定手段と、この設定手段により前記第1伝送
路に接続する伝送路の設定が変更されたことに応じ、第
1信号および第2信号のうちの変更後の伝送路に対応す
る信号を前記切替手段に与える例えば切替パルス発生回
路などの切替制御手段と、前記設定手段での設定に応
じ、第1信号および第2信号のうちの設定されている伝
送路に対応する信号を前記切替制御手段に周期的に与え
る例えば誤動作保護パルス発生回路などの誤動作防止制
御手段とを備えたので、衝撃や振動などにより切替手段
の接触子と接点との接続が外れてしまった場合に、切替
手段を正規の状態に自動的に復旧することができ、回線
断などの誤動作が発生することを防止することができる
信頼性の高いルート切替装置となる。
【図1】本発明の一実施例に係るルート切替装置を適用
してなるデータ通信システムの構成を示すブロック図。
してなるデータ通信システムの構成を示すブロック図。
1,2…データ伝送装置、 3,4…ルート
切替装置、5…データ伝送路、 5a
…0系データ伝送路、5b…1系データ伝送路、
31…高周波リレー、32…設定スイッチ、
33…切替パルス発生回路、34…誤動作
保護パルス発生回路、 34a…パルス発振器、34
b…セレクタ、 35,36…ORゲ
ート。
切替装置、5…データ伝送路、 5a
…0系データ伝送路、5b…1系データ伝送路、
31…高周波リレー、32…設定スイッチ、
33…切替パルス発生回路、34…誤動作
保護パルス発生回路、 34a…パルス発振器、34
b…セレクタ、 35,36…ORゲ
ート。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1伝送路を、第2伝送路および第3伝
送路のいずれかに択一的に接続するものであり、所定の
第1信号が与えられたことに応じて前記第2伝送路を、
また所定の第2信号が与えられたことに応じて第3伝送
路をそれぞれ選択するよう切り替わり、前記第1信号ま
たは前記第2信号の一方の信号が与えられたのちには他
方の信号が与えられるまでは同一の伝送路を選択し続け
る切替手段と、 前記第1伝送路を前記第2伝送路および前記第3伝送路
のいずれに接続するかを設定するための設定手段と、 この設定手段により前記第1伝送路に接続する伝送路の
設定が変更されたことに応じ、第1信号および第2信号
のうちの変更後の伝送路に対応する信号を前記切替手段
に与える切替制御手段と、 前記設定手段での設定に応じ、第1信号および第2信号
のうちの設定されている伝送路に対応する信号を前記切
替制御手段に周期的に与える誤動作防止制御手段とを具
備したことを特徴とするルート切替装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244439A JP3059002B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ルート切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244439A JP3059002B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ルート切替装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0697923A true JPH0697923A (ja) | 1994-04-08 |
JP3059002B2 JP3059002B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=17118674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4244439A Expired - Lifetime JP3059002B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | ルート切替装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3059002B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005035824A1 (ja) * | 2003-10-07 | 2005-04-21 | Konica Minolta Holdings, Inc. | アモルファス窒化硼素薄膜及びその製造方法、並びに積層膜、透明プラスチックフィルム、及び有機el素子 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4244439A patent/JP3059002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3059002B2 (ja) | 2000-07-04 |
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