JPH0697802B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JPH0697802B2 JPH0697802B2 JP59225802A JP22580284A JPH0697802B2 JP H0697802 B2 JPH0697802 B2 JP H0697802B2 JP 59225802 A JP59225802 A JP 59225802A JP 22580284 A JP22580284 A JP 22580284A JP H0697802 B2 JPH0697802 B2 JP H0697802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- insulated switchgear
- disconnector
- gas
- lightning arrester
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、絶縁協調のためのしゃ断器に避雷器を備えた
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
ガス絶縁開閉装置に関するものである。
［発明の技術的背景］ 大都市周辺とか臨海地区に設置される変電所或いは開閉
所においては、用地の入手難とか塩害対策上の理由で、
変電所とか開閉所を構成する電気機器をSF6ガス等の絶
縁媒体で密封したガス絶縁開閉装置が使用される。そし
て、この種のガス絶縁開閉装置は、しゃ断器或いは断路
器その他の所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の
間隔を狭め敷地面積の大幅な縮小化を図る様にしてい
る。
所においては、用地の入手難とか塩害対策上の理由で、
変電所とか開閉所を構成する電気機器をSF6ガス等の絶
縁媒体で密封したガス絶縁開閉装置が使用される。そし
て、この種のガス絶縁開閉装置は、しゃ断器或いは断路
器その他の所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の
間隔を狭め敷地面積の大幅な縮小化を図る様にしてい
る。
また、この種のガス絶縁開閉装置は、侵入する雷サージ
等の異常電圧に対し、保護する為に、従来は気中放電ギ
ャップ等を設けていたが、３μｓ以下の急峻波に対する
保護特性が悪い為、最近では非直線抵抗体を用いた避雷
器が採用され、急峻波に対しても放電開始電圧の上昇を
招かず、良好な絶縁保護がなされている。
等の異常電圧に対し、保護する為に、従来は気中放電ギ
ャップ等を設けていたが、３μｓ以下の急峻波に対する
保護特性が悪い為、最近では非直線抵抗体を用いた避雷
器が採用され、急峻波に対しても放電開始電圧の上昇を
招かず、良好な絶縁保護がなされている。
この様なガス絶縁開閉装置の構成機器である避雷器を有
するしゃ断器の一般的な構成を第３図に示した。即ち、
しゃ断器１は内部にしゃ断器本体を収納し、SF6ガス等
の絶縁ガスを充填した接地タンク２の上部に設けられた
２つの口出し部のうち、しゃ断器１の可動部側（図中右
側）の口出し部にＴ字形をしたアダプタ３が配設されて
いる。このアダプタ３の側部に設けられた口出し部に、
避雷器を主回路より切り離すための断路器４が配置さ
れ、この断路器４の下部に避雷器５が配設されている。
このしゃ断器１及び避雷器５は、それぞれ架台６、７上
に支持固定されている。また、しゃ断器１の口出し部に
は、気中ブッシング８が接続されている。
するしゃ断器の一般的な構成を第３図に示した。即ち、
しゃ断器１は内部にしゃ断器本体を収納し、SF6ガス等
の絶縁ガスを充填した接地タンク２の上部に設けられた
２つの口出し部のうち、しゃ断器１の可動部側（図中右
側）の口出し部にＴ字形をしたアダプタ３が配設されて
いる。このアダプタ３の側部に設けられた口出し部に、
避雷器を主回路より切り離すための断路器４が配置さ
れ、この断路器４の下部に避雷器５が配設されている。
このしゃ断器１及び避雷器５は、それぞれ架台６、７上
に支持固定されている。また、しゃ断器１の口出し部に
は、気中ブッシング８が接続されている。
［背景技術の問題点］ しかし乍ら、第３図に示した従来のガス絶縁開閉装置に
おいては、避雷器を主回路より切離すための断路器４及
び避雷器５が、しゃ断器１の横に配設されるため、機器
の設置スペースを広くとらなければならず、ガス絶縁開
閉装置を設置するための敷地面積の縮小化を図ることが
できなかった。
おいては、避雷器を主回路より切離すための断路器４及
び避雷器５が、しゃ断器１の横に配設されるため、機器
の設置スペースを広くとらなければならず、ガス絶縁開
閉装置を設置するための敷地面積の縮小化を図ることが
できなかった。
［発明の目的］ 本発明は、上記の様な従来のガス絶縁開閉装置の問題点
を解消する為に提案されたもので、その目的は、ガス絶
縁開閉装置に、避雷器及びこの避雷器を主回路から切離
す為の断路器を備えた場合においても、しゃ断器のみの
場合と同じ設置スペースに納められる縮小形のガス絶縁
開閉装置を提供することにある。
を解消する為に提案されたもので、その目的は、ガス絶
縁開閉装置に、避雷器及びこの避雷器を主回路から切離
す為の断路器を備えた場合においても、しゃ断器のみの
場合と同じ設置スペースに納められる縮小形のガス絶縁
開閉装置を提供することにある。
［発明の概要］ 本発明のガス絶縁開閉装置は、避雷器及びこの避雷器を
切離す断路器を、しゃ断器を支持する架台内部に収納配
置し、しゃ断器及び断路器の操作装置をしゃ断器の同一
側面側に夫々配設し、この操作装置を連結リンンクによ
って互いに連結することによって設置スペースの縮小化
を可能にしたものである。
切離す断路器を、しゃ断器を支持する架台内部に収納配
置し、しゃ断器及び断路器の操作装置をしゃ断器の同一
側面側に夫々配設し、この操作装置を連結リンンクによ
って互いに連結することによって設置スペースの縮小化
を可能にしたものである。
［発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図に基づいて
具体的に説明する。第２図は第１図の要部断面図であ
る。なお、第３図の従来型と同一の部材については同一
の符号を付し説明は省略する。
具体的に説明する。第２図は第１図の要部断面図であ
る。なお、第３図の従来型と同一の部材については同一
の符号を付し説明は省略する。
本実施例において、しゃ断器１の接地タンク２の上部に
設けた２つの口出し部には夫々ブッシング８を接続し、
図中左側のブッシング８は雷サージが侵入する線路側と
しゃ断器の固定側を接続している。一方、接地タンク２
の下部には、前記図中左側のブッシング８下方に、避雷
器を切離すための断路器４を取付ける為の口出し部10が
設けられ、それによって、接地タンク２の下方に断路器
４が接続されている。また、この断路器４には、図中右
側のしゃ断器１の可動側へ水平方向に突出した口出し部
11が形成され、この口出し部11に、避雷器５がしゃ断器
１とほぼ平行になる様に配置接続して接地している。即
ち、しゃ断器１と避雷器５とは並列接続としている。こ
れらの断路器４及び避雷器５は、共にしゃ断器１を支持
している架台６中に収納配置されている。さらに、前記
しゃ断器１及び断路器４の操作装置1a、4aは、互いにし
ゃ断器１、断路器４及び避雷器５に対して同一側面に配
設されている。操作装置1a及び4aは三相一括で連結リン
クによって操作する。
設けた２つの口出し部には夫々ブッシング８を接続し、
図中左側のブッシング８は雷サージが侵入する線路側と
しゃ断器の固定側を接続している。一方、接地タンク２
の下部には、前記図中左側のブッシング８下方に、避雷
器を切離すための断路器４を取付ける為の口出し部10が
設けられ、それによって、接地タンク２の下方に断路器
４が接続されている。また、この断路器４には、図中右
側のしゃ断器１の可動側へ水平方向に突出した口出し部
11が形成され、この口出し部11に、避雷器５がしゃ断器
１とほぼ平行になる様に配置接続して接地している。即
ち、しゃ断器１と避雷器５とは並列接続としている。こ
れらの断路器４及び避雷器５は、共にしゃ断器１を支持
している架台６中に収納配置されている。さらに、前記
しゃ断器１及び断路器４の操作装置1a、4aは、互いにし
ゃ断器１、断路器４及び避雷器５に対して同一側面に配
設されている。操作装置1a及び4aは三相一括で連結リン
クによって操作する。
この様に構成された本実施例においては、避雷器５が断
路器４を介してしゃ断器１に接続されているので、封入
されたSF6ガスを放出することなく主回路から避雷器５
を切り離すことができる。また、避雷器５を切離すため
の断路器４及び避雷器５が共に、しゃ断器１の架台６中
に取付け収納されているので、機器の設置スペースは、
しゃ断器１のみを配置する場合と同じスペースで良い。
また、しゃ断器１及び断路器４の操作は、三相一括にて
連結リンクによって操作され、その駆動源の操作装置1
a、4aが、しゃ断器１及び断路器４の同一側面に配置さ
れるので、しゃ断器１の軸方向の設置スペースを縮小化
できるのはもちろん操作装置の保守点検作業が容易に行
える。
路器４を介してしゃ断器１に接続されているので、封入
されたSF6ガスを放出することなく主回路から避雷器５
を切り離すことができる。また、避雷器５を切離すため
の断路器４及び避雷器５が共に、しゃ断器１の架台６中
に取付け収納されているので、機器の設置スペースは、
しゃ断器１のみを配置する場合と同じスペースで良い。
また、しゃ断器１及び断路器４の操作は、三相一括にて
連結リンクによって操作され、その駆動源の操作装置1
a、4aが、しゃ断器１及び断路器４の同一側面に配置さ
れるので、しゃ断器１の軸方向の設置スペースを縮小化
できるのはもちろん操作装置の保守点検作業が容易に行
える。
［発明の効果］ 以上の様に、本発明によれば、避雷器及びこの避雷器を
切離す断路器を有するしゃ断器を備えたガス絶縁開閉装
置において、断路器と避雷器をしゃ断器の架台内部に収
納し、断路器としゃ断器の操作装置をしゃ断器の同一側
面側に夫々配設し、この操作装置を連結リンクで連結し
たので、絶縁媒体を封入したまま避雷器を主回路から切
り離すことができ、操作装置の保守点検作業が容易でし
かも設置スペースを縮小化したガス絶縁開閉装置を提供
することができる。
切離す断路器を有するしゃ断器を備えたガス絶縁開閉装
置において、断路器と避雷器をしゃ断器の架台内部に収
納し、断路器としゃ断器の操作装置をしゃ断器の同一側
面側に夫々配設し、この操作装置を連結リンクで連結し
たので、絶縁媒体を封入したまま避雷器を主回路から切
り離すことができ、操作装置の保守点検作業が容易でし
かも設置スペースを縮小化したガス絶縁開閉装置を提供
することができる。
第１図は、本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す
配置構成図、第２図は、第１図の要部拡大断面図、第３
図は、従来のガス絶縁開閉装置の配置構成図である。 １……しゃ断器、２……タンク、３……アダプタ、４…
…断路器、５……避雷器、6,7……架台、８……ブッシ
ング、10,11……口出し部、1a……しゃ断器操作装置、4
a……断路器操作装置。
配置構成図、第２図は、第１図の要部拡大断面図、第３
図は、従来のガス絶縁開閉装置の配置構成図である。 １……しゃ断器、２……タンク、３……アダプタ、４…
…断路器、５……避雷器、6,7……架台、８……ブッシ
ング、10,11……口出し部、1a……しゃ断器操作装置、4
a……断路器操作装置。
Claims (1)
- 【請求項１】両端部にブッシングが配設され、架台によ
ってほぼ水平に配置されたしゃ断器が断路器を介して避
雷器と電気的に並列接続されているガス絶縁開閉装置に
おいて、 前記断路器及び前記避雷器が前記架台の内部に収納配置
され、この断路器及び前記しゃ断器の操作装置が前記し
ゃ断器の同一側面側に夫々配設され、この操作装置が連
結リンクによって互いに連結されていることを特徴とす
るガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59225802A JPH0697802B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59225802A JPH0697802B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61106011A JPS61106011A (ja) | 1986-05-24 |
| JPH0697802B2 true JPH0697802B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=16835011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59225802A Expired - Lifetime JPH0697802B2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0697802B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57186909A (en) * | 1981-05-12 | 1982-11-17 | Tokyo Shibaura Electric Co | Gas insulated switching unit |
| JPS582525A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-08 | Petorokaapu Inc | 複数吹込口への粉粒体吹込方法 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP59225802A patent/JPH0697802B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61106011A (ja) | 1986-05-24 |
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