JPH069745B2 - スパイラル鋼管溶接装置の溶接出力設定装置 - Google Patents

スパイラル鋼管溶接装置の溶接出力設定装置

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JPH069745B2 JP63186618A JP18661888A JPH069745B2 JP H069745 B2 JPH069745 B2 JP H069745B2 JP 63186618 A JP63186618 A JP 63186618A JP 18661888 A JP18661888 A JP 18661888A JP H069745 B2 JPH069745 B2 JP H069745B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スパイラル鋼管溶接装置の電気抵抗溶接の溶
接出力を設定する溶接出力設定装置に関する。
〔従来の技術〕
スパイラル鋼管溶接装置は、帯状の鋼管を所定ピッチ角
で円筒状に巻回し、対となる両側縁部の突合せ部分を溶
接する装置である。溶接には、各種の方法が採用されて
いるが、装置を自動化する上では電気抵抗溶接(以下E
RWという)が都合が良い。
ERWは、鋼板の両側縁部がラップした状態で高圧交流
を印加し、接合部を抵抗発熱により溶融して溶接する方
法であり、入熱当量を適正値に保っておく限り、欠陥面
積率が少くほぼ安定した溶接品質が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ERWの入熱当量は、実験によれば次式で示
されることが知られている。
Q=Eplp・K・vm・ln・θp・tq・λr……(1) ただし、 である。
これら各パラメータについての説明は後述するが、この
うち、搬送速度v、給電距離l、アペックス角θおよび
板厚tが容易に設定可能又は検出可能であるのに対し、
ラップ量λ、すなわち、溶接する鋼板の両側縁部の重な
り量は、通常、検出手段を持たない上、コイルウォーク
やキャンバ等の影響を受けて変動する。つまり、入熱当
量Qを適正値に保つためには、ラップ量λを掌握し、そ
れにより、給電電力EpIpを調整しなければならない。
このため、従来においては、スパイラル鋼管溶接装置に
つきっきりでラップ量λを推定しながら溶接時の火炎、
ビード形状を監視しながら給電電圧Epを調整する熟練
したオペレータを必要とした。
〔発明の目的〕
本発明は、ラップ量λ、すなわち、溶接する鋼板の両側
縁部の重なり量を検出し、それに基づいてスパイラル鋼
管溶接装置の溶接出力を自動設定する、スパイラル鋼管
溶接装置の溶接出力設定装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、帯状の鋼
板の、第1側縁部の端から第1所定距離の位置に第1マ
ークを、第2側縁部の端から第2所定距離の位置に第2
マークを、それぞれ記録するマーキング手段;スパイラ
ル鋼管溶接装置の鋼板の巻回により、対となった第1お
よび第2マークを含む画像を撮像する撮像手段;該画像
から、第1および第2マークを検出し、各マークを記述
する近似直線を求め、該近似直線の傾き角とスパイラル
鋼管の軸に平行な直線上におけるこれらの近似直線間の
間隔とから各マーク間の距離を検出する検出手段;およ
び、上部第1および第2所定距離、ならびに、該各マー
ク間の距離から、スパイラル鋼管溶接装置の鋼板の巻回
による、該鋼板の第1側縁部と第2側縁部との重なり量
を求め、それに基づいて該スパイラル鋼管溶接装置の溶
接出力を設定する溶接出力設定手段;を備える構成とす
る。
〔作用〕
つまり、第1所定距離、すなわち、第1側縁部の端から
第1マークまでの距離をΛとし、第2所定距離、すな
わち、第2側縁部の端から第2マークまでの距離をΛ
とし、スパイラル鋼管溶接装置の鋼板の巻回により対と
なった第1マークと第2マークの距離をDとすれば、ラ
ップ量、すなわち、スパイラル鋼管溶接装置の巻回によ
る第1側縁部と第2側縁部との重なり量λは、 λ=Λ+Λ−D ……(2) で示されるので、撮像手段により撮像した画像から検出
したマーク間の距離Dよりラップ量λが求まることにな
る。このラップ量λが求まることにより、欠陥面積率が
少くほぼ安定した溶接品質が得られる効果については前
述したとおりである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図に本発明を一例で実施するスパイラル鋼管溶接装
置のシステム構成を、第2図にその機構部の一部外観を
示す。
第1図に示されるように、このシステムは、システムコ
ントローラ1および、システムバス11に接続されたラ
ップ量検出ユニット2、スパイラル鋼管溶接ユニット
3、ディスプレイ4、プリンタ5、フロッピーディスク
6および操作ボード7等でなる。
システムコントローラ1は、操作ボード7よりの指示に
従ってこれら各要成要素を制御し、必要に応じて処理過
程および処理結果をディスプレイ4およびプリタ5に出
力し、フロッピーディスク6に記録する。これら各部の
詳細を説明する前に、以下の説明を容易にするため、第
2図を参照して機構部の概要を説明する。
これにおいて、34は固定部に支持された成形スタンド
であり、先端に内加圧ロール35aを備える。この加圧
ロール35aは、それに対向して固定部に備わる外加圧
ロール35bとともに、成形スタンド34に対してピッ
チ角φでセットされた鋼板36を速度vで搬送しつつ、
鋼板36の両側縁部を重合して加圧する。この重合部の
上流には、ブスバー37により支持された供給チップ32
1および322が各側縁部に接触しており(第2図では図示
の都合上接触が解除している状態を示していることを了
解されたい)、重合部においてERWがなされ、鋼板3
6は円筒状のスパイラル鋼管に成形される。
また、鋼板36の搬送に伴って、成形スタンド34の上
流に備わるマーカ381および382により、鋼板36の各側
縁の端からそれぞれΛ1,の位置に白線のマーク
,Lがマーキングされる。このマークL1,
は、重合部の下流に備わるITVカメラ241および242
による読み取られる。
本実施例においては、第3図に示すようにこれらのIT
Vカメラ241および242を、スパイラル鋼管の軸に対し、
ERWによる溶接点Wと略90゜をなす位置に固定設置
している。
なお、前述した給電距離lは、給電チップ321と溶接点
Wとの距離であり、アペックス角θは、溶接点Wに対し
て供給チップ321と322がなす角である。
再度第1図を参照する。
ラップ量検出ユニット2は、画像処理プロセッサ21、
画像メモリ22、切換回路23、ITVカメラ241なら
びに242、および、モニタTV25等である。画像処理
プロセッサ21は、これらの要素を制御するとともに、
後述するようにITVカメラ241および242が撮像したス
パイラル鋼管(溶接後の鋼板36)上のマークLおよ
びLを含む画像(多値階調画像)を処理し、それらの
距離Dを検出してシステムコントローラ1を与える。な
お、ITVカメラ241および242が撮像した画像は、常時
モニタTV25に映し出される。
スパイラル鋼管溶接ユニット3は、ERW電源31およ
びサーボドライバ33等を備える。ERW電源31は、
インターフェイス12を介してシステムコントローラ1
より与えられたデータで給電電圧Epおよび給電電流I
pを設定し、給電チップ321と322との間に印加する。ま
た、サーボドライバ33には、外加圧ロール35bを駆
動するモータMおよびそれに結合されたタイミングジェ
ネレータTG等が接続されており、インターフェイス1
2を介してシステムコントローラ1より与えられたデー
タでモータMを等速付勢する。
次に、第4図に示したフローチャートを参照してシステ
ムコントローラ1の動作を説明する。
システムコントローラ1は、図示していない電源の投入
により起動され、S101(フローチャートのステップに
付した番号を示す:以下同じ)において入出力ポートや
レジスタ、メモリ等を初期化する。
S102においては、操作ボード7よりの入力を読み取
り、各種のパラメータ、すなわち、目標とする入熱当量
Q、定数K、鋼板36の搬送速度v,供給距離l,アペ
ックス角θ,鋼板36の板厚t,マークLおよびL
のマーキング位置ΛおよびΛおよびラップ量λをセ
ットする入力処理を行なう。なお、このときセットする
ラップ量λは、画像処理プロセッサ21よりスパイラル
鋼管上のマークLとLとの間の距離(以下マーク間
隔という)Dが与えられるまでのテンポラリデータとし
て用いる。
対話形式により、逐次、所定のメッセージをディスプレ
イ4上に表示しながら操作ボード7よりの入力に応じて
これらのパラメータをセット(入力OK)すると、スタ
ート指示待ちをループ設定する。
スタート指示があると、ループを抜けてS105に進む、
これにおいて、サーボドライバ33に鋼板36の搬送速
度vを得るモータM等の付勢を指示して送管を開始し、
パラメータQ’を算出し、カウントレジスタCNをクリ
アする。ただし、パラメータQ’は、 Q’=Q・K.vm・ln・θp・tq ……(3) なる式により与えられるものとする。
この後は、ストップ指示があるまで、あるいは、異常が
発生するまで、S107〜112よりなるループを繰り返して
実行する。このループは、画像処理プロセッサ21より
のマーク間隔Dの入力がない場合、その入力があり適正
値である場合、および、その入力があり適正値でない場
合、の3とおりで設定される。
第1図の場合においては、S112において、すでに保持
しているラップ量λを用いて、Q’・λなる演算を行な
って給電電力EpIpを求め、これより、給電電圧Epと給
電電流Ipを算出し、それらの値を示すデータをERW
電源31に向けて出力する。つまり、画像処理プロセッ
サ21よりマーク間隔Dが与えられまで間は操作ボード
7よりの入力に応じて設定したテンポラリデータによ
り、また、画像処理プロセッサ21がマーク間隔Dを更
新するまでの間は最新のラップ量λにより、ERWの給
電電圧Epと給電電流Ipとが制御される。なお、Q’
・λなる演算が、前述の第(1)式を給電電力EpIpについ
て解いたものであることは、第(1式および第(3)式より
明らかであろう。
第2の場合、すなわち、画像処理プロセッサ21より与
えられたマーク間隔Dが予め設定した許容範囲Dmin以
上Dmax以下にある場合においては、S109においてΛ
+Λ−Dなる演算を行なってラップ量λを求め、カウ
ントレジスタCNをクリアした後、S112において、こ
のラップ量λを用いて上記同様に給電電圧Epと給電電
流Ipを算出し、それらの値を示すデータをERW電源
31に向けて出力する。なお、Λ+Λ−Dなる演算
は、前述した第(2)式と同じものであり、フローチャー
トにはΛ+ΛをΛにより示している。
第3の場合、すなわち、画像処理プロセッサ21より与
えられたマーク間隔Dが上記の許容範囲を超える場合に
おいては、S110においてカウントレジスタCNを1イ
ンクリメントし、S112においてこのカウントレジスタ
CNの値と異常判定の閾値CNmaxと比較する。このと
き、カウントレジスタCNの値が閾値Cmax以下であれ
ば、S122に進み、許容範囲にあったマーク間隔Dによ
り求めたラップ量λのうち、最新のものを用いて、第1
の場合と同様にERWの給電電圧Epと給電電流Ipと
を制御する。しかし、画像処理プロセッサ21より与え
られるマーク間隔Dが継続的に前述の許容範囲を超えて
いると、カウントレジスタCNの値が閾値CNmaxを超
えるので、その場合にはS113に進み、サーボドライバ
に対して送管の停止を指示して処理を終了するか又は成
形条件の調整により許容範囲に入れる様にコントロール
することもできる。
また、ストップ指示があった場合にもサーボドライバに
対して送管の停止を指示するが、この場合は、その処理
をS114において行ない、その後、S102に戻る。
最後に、第5図に示したフローチャートを参照して画像
処理プロセッサ21の動作を説明する。
画像処理プロセッサ21は、システムコントローラ1の
並行して処理を行なう。したがって、システムコントロ
ーラ1と同様に図示していない電源の投入により起動さ
れ、S201において入出力ポートや内部レジスタ、メモ
リ等を初期化する。
S202において画像メモリ22をクリアすると、S203に
おいて切換回路23を制御して、ITVカメラ241が撮
像した画像1および、ITVカメラ242が撮像した画像
2を、それぞれ画素単位で画像メモリ22に書き込む。
ITVカメラ241および242は、前述したようにスパイラ
ル鋼管の軸に対して溶接点Wの下流約90゜の位置(第
3図参照)に設置されており、この部位でシーム(溶接
による縫合部)を挟んで対向するマークLおよびL
を撮像する。
画像メモリ22に書き込んだ画像1および画像2には、
第6図に示したようにそれぞれ個別の座標系x−yある
いはx’−y’が設定されているが、x軸とx’軸とは
スパイラル鋼管の軸に平行な一直線で一致している。
S204は、画像1について行なう直線検出処理を示す。
この処理は、ノイズ除去処理,エッジ強調ならびに2値
化処理、候補点抽出処理,ヒストグラム作成処理および
直線式算出処理よりなる。
ノイズ除去処理は、画像1(多値階調画像)を平滑化し
て個立点等のノイズを除去する。具体的には、画像1の
領域内をラスタシキャンし、注目画素とその8近傍画素
の階調を平均して注目画素の階調に置換している。
エッジ強調処理においては、3×3画素のラプラシアン
フィルタを用いる。このフィルタは、画像の2階微分を
求めるフィルタであり、これにより、平滑後の画像1内
で階調変化が急激な部位が大きな値に置換され、あまり
階調変化のない部位が小さな値に置換される。したがっ
て、適当な閾値を用いてそれを2値化することにより、
階調変化が急激な部位、すなわち、白線のマークL
輪郭のみが抽出される。
候補点抽出処理は、画像1をラスタスキャンし、2値化
処理により成分ありと判定された点の座標を収集する。
この場合、複走査ピッチを5画素とし、同じy座標にお
いてはx座標が最も大きいものを候補点とする。
ヒストグラム作成処理においては、x座標方向に隣り合
う2点を通る直線式(一次式)を求め、その係数および
定数のヒストグラムを作成する。
直線式算出処理は、係数および定数のヒストグラムか
ら、最も出現頻度の高い係数および定数を求め、それに
よりマークLを記述する直線(以下近似直線という)
式fを算出する。
S205においては、S204と同様に、画像2について直線
検出処理を行ない、マークLの近似直線式fを算出
する。
なお、本実施例においては、処理の都合上、直線式f
およびfをyの関数として求めている。
S206においては、直線式fおよびfの係数を比較
する。このとき、これらが平行と見做せる範囲にあれば
適合と判定してS207に進むが、そうでないときにはS2
02に戻る。
S207においては、所定y座標におけるマークLの近
似直線から画像1の右側縁までの距離D、および、所
定y’座標におけるマークLの近似直線から画像2の
左側縁までの距離Dをそれぞれ求め、マーク間隔Dを
算出し、システムコントローラ1に対して出力する。
これについて再度第6図を参照されたい。
画像1に設定したy座標と画像2に設定したy’座標は
一致しているので、これらにより示される各近似直線上
の点はスパイラル鋼管の軸に平行な直線上に存在する。
つまり、これらの点の間隔D’を求めれば、近似直線の
傾き角φを用いて、マーク間隔Dは、 D=D’・sinφ ……(4) で与えられる。
第(4)式において、点の間隔D’は、上記の距離D1,
および画像1の右側縁と画像2の左側縁との距離D
を加算したものであるが、距離DおよびDは直線式
およびfにy座標の所定値(本実施例では0とし
ている)を代入して得た各点のx座標より求まり、距離
はITVカメラ241および242の設置関係から固定的
に与えられる。なお、本実施例においては、近似直線の
傾き角φを、各近似直線の傾き各の平均値としている。
画像プロセッサ21においては、上記のS201〜S207に
より構成されるループを繰り返し実行する。
〔発明の効果〕
第7a図および第7b図は、実機において本発明を実施
し、そのとき算出したラップ量λと、ノギスを用いて実
測したラップ量λrを、シーム方向の長さに関して対比
したグラフである。また、第7c図は、さらに多くの試
料について同様の測定を行なって算出ラップ量λと実測
ラップ量λrとの相関を求めたグラフである。これらを
参照すると、算出ラップ量λと実測ラップ量λrとが極
めて良く対応していることがわかる。これらのグラフに
おいては、ラップ量λの算出位置とラップ量λrの実測
位置とのずれを考慮に入れていないが、それを加えれ
ば、両者の対応はさらに確かになろう。
第8図は、本発明を実施した実機でスパイラル鋼管を作
成したときの、スパイラル鋼管に現われた欠陥面積率、
作成時の実測給電電力EpIprと算出給電電力EpIpとの
比、算出給電電力EpIp、実測給電電力EpIpr、算出給電
電圧Ep、実測給電電圧Epr、算出ラップ量λおよ
び、実測ラップ量λrをシーム方向の長さに関して示し
た多元グラフである。これにおいては、シーム方向の長
さが、0〜3.5〔m〕の間は、従来どおり熟練したオ
ペレータが調整を行ない、その後は本発明による自動制
御モードに切換えた。
この第8図を参照すると、自動制御モードへの切換後、
欠陥面積率が著しく減少して安定していることがわか
る。この値は最大でも1%以下に抑えられており、本発
明の効果が顕著であることが示されている。
なお、上記実施例で示した画像処理は一例であり、本発
明を限定するものではないことを付記しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一例で実施するスパイラル鋼管溶接装
置のシステム構成を示すブロック図であり、第2図はそ
の機構部の一部外観を示す斜視図である。 第3図は第1図に示したITVカメラ241および242なら
びに給電チップ321および322の設置位置示すための側面
図である。 第4図は第1図に示したシステムコントローラ1の動作
を示すフローチャートであり、第5図は第1図に示した
画像処理プロセッサ21の動作を示すフローチャートで
ある。 第6図はマーク間隔Dの検出原理を説明するための説明
図である。 第7a図、第7b図、第7c図および第8図は本発明の
効果を示すグラフである。 1:システムコントローラ(溶接出力設定手段) 11:システムバス 12:インターフェイス 2:ラップ量検出ユニット 21:画像処理プロセーサ(検出手段) 22:画像メモリ 23:切換回路 241,242:ITVカメラ(撮像手段) 25:モニタTV 3:スパイラル鋼管溶接ユニット 31:ERW電源 321,322:給電チップ 33:サーボドライバ 34:成形スタンド 35a,35b:加圧ロール 36:鋼板 37:ブスバー 381,382:マーカ(マーキング手段) 4:ディスプレイ 5:プリンタ 6:フロッピーディスク 7:操作ボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 秀清 千葉県君津市人見1020―3 日鐵電設工業 株式会社君津支店内 (56)参考文献 特開 昭56−56781(JP,A) 特開 昭56−30084(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状の鋼板; 前記鋼板の、第1側縁部の端から第1所定距離の位置に
    第1マークを、第2側縁部の端から第2所定距離の位置
    に第2マークを、それぞれ記録するマーキング手段; スパイラル鋼管溶接装置の前記鋼板の巻回により、対と
    なった前記第1および第2マークを含む画像を撮像する
    撮像手段; 前記画像から、前記第1および第2マークを検出し、各
    マークを記述する近似直線を求め、該近似直線の傾き角
    とスパイラル鋼管の軸に平行な直線上におけるこれらの
    近似直線間の間隔とから各マーク間の距離を検出する検
    出手段; および、 前記第1および第2所定距離、ならびに、前記各マーク
    間の距離から、前記スパイラル鋼管溶接装置の前記鋼板
    の巻回による、該鋼板の前記第1側縁部と前記第2側縁
    部との重なり量を求め、それに基づいて該スパイラル鋼
    管溶接装置の溶接出力を設定する溶接出力設定手段; を備える、スパイラル鋼管溶接装置の溶接出力設定装
    置。
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