JPH069744B2 - プラズマ切断機 - Google Patents

プラズマ切断機

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JPH069744B2
JPH069744B2 JP60105115A JP10511585A JPH069744B2 JP H069744 B2 JPH069744 B2 JP H069744B2 JP 60105115 A JP60105115 A JP 60105115A JP 10511585 A JP10511585 A JP 10511585A JP H069744 B2 JPH069744 B2 JP H069744B2
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JP
Japan
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output
current
cutting machine
plasma
cutting
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JP60105115A
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JPS61262464A (ja
Inventor
清吾 萩原
順紀 西田
孝 角谷
啓二 安井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はドロス付着量を低減しかつ高速切断を可能とし
たプラズマ切断機に関するものである。
従来の技術 従来のプラズマ切断機について第4図,第5図を参照し
て説明する。
第4図において、1は出力調整器、2はそのドライブ回
路、3は切断電流比例信号を発生する電流検出器、4は
出力設定器5の出力と電流検出器3の出力を比較する比
較増巾器、6は電流、7はチップ、8はノズル、9は母
材、10はプラズマアーク、11はプラズマガス、12
はシールドガス、13は母材裏面に付着したドロスであ
る。
上記構成において、比較増巾器4により切断電流比例信
号と出力設定信号とを比較することにより定電流制御を
行いアーク長の変化に対し一定電流を維持するよう出力
調整器5の出力を制御する。出力調整器5の出力はプラ
ズマアーク10に供給され、その熱により母材9を溶か
す。そこへプラズマガス11やシールドガス12を吹き
付け溶融金属を吹き飛ばしながら切断を行う。
ところで、従来のプラズマ切断機はアーク10の安定化
を図るために第5図に示すようにできる限り切断電流に
脈動分を含まない出力設定信号を作っていた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、この方法はあまり切断スピードが上がらず、
又、ドロス13の付着が多い等の欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のプラズマ切断機
は切断電流に100Hz〜1000Hzの同一ピークをもつパル
スを重畳したものである。
作 用 一般的に母材の材質や板厚、切断電流により異なるがド
ロスの離脱の周波数が100Hz〜1000Hz内にあり切断電
流のパルスの周波数と同期すると切断スピードは従来の
プラズマ切断機の約1.5倍、ドロス付着量も約1/2
と切断性能は飛躍的に向上する。またプラズマアークの
太さ(切断電流に比例)によって最適となるチップ先端
の穴径・穴の深さが変わってくるため、同一ピークをも
つパルスを重畳させることにより、常に最適の状態を保
つことができる。
実 施 例 以下、本発明の実施例について説明する。
本実施例のプラズマ切断機の概略構成は第4図に示した
ものと同様である。本実施例においては出力設定器5を
第1図に示すように構成してある。この第1図におい
て、出力設定ボリウム18の信号と、それを抵抗14と
15で分割した信号とをアナログスイッチ16にて切り
換える。その切り換えのタイミングは無安定マルチバイ
ブレータ17の出力にて行う。無安定マルチバイブレー
タ17の周波数は100Hz〜1000Hz、パルス幅は15%
〜85%まで換えられるよう回路構成してある。
上記した回路構成により、第2図に示すように、切断電
流に比例したパルスピーク値を持つ周波数100Hz〜10
00Hzの同一のピークをもつパルス電流 を切断電流に重畳する。パルス電流Ipとベース電流I
bの比はあまり大きいとアーク切れを起こすためIP/
Ibは1.1〜2.0の間に調整できるように構成して
ある。また、パルス幅 は50%にセットしてある。
上記実施例において、切断電流にパルス電流を重畳する
ことによりパルスのピーク電流がドロスの離脱促進に効
果があることがわかった。第3図にパルス周波数とドロ
ス付着量の(関係)を示す。領域Aはドロスの離脱周波
数に対しパルス周波数が低すぎてピーク電流のピンチ力
によるドロスを吹き飛ばす作用が小さい。一方、領域C
は離脱周波数に対しパルス周波数が高すぎてピーク電流
によるピンチ力がドロスの離脱に寄与しにくい。領域B
が上記した両周波数が近くパルスピーク電流のピンチ力
がドロス離脱に有効に作用する領域であろう。
第3図に示す図より、領域B内の400Hzが最も効果が
あり、ドロス付着量は従来のプラズマ切断機(パルス周
波数ゼロ)の1/2にすることができる。また、この時
の切断スピードは従来の1.5倍に向上する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、切断電流に同一のピーク
をもつパルス電流を重畳することにより、最適の切断性
能を確保し、ドロスの付着量を低減できるとともに、切
断スピードを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すプラズマ切断機の要部
回路図、第2図は同プラズマ切断機の出力設定器出力お
よび切断電流の波形図、第3図はプラズマ周波数とドロ
ス付着量の関係を示す特性図、第4図は一般的なプラズ
マ溶接機の概略構成を示すブロック図、第5図は従来の
プラズマ溶接機の出力設定器出力および切断電流の波形
図である。 1……出力調整器、2……ドライブ回路、3……電流検
出器、4……比較増幅器、5……出力設定器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安井 啓二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭44−29967(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断電流比例信号を発生する電流検出器
    と、出力設定器の出力と前記電流検出器の出力とを比較
    する比較増巾器と、出力調整器とそのドライブ回路とか
    ら閉ループを構成し、前記出力調整器の出力により電極
    と母材間に発生したプラズマアークをチップの透孔を通
    して細く絞りながら前記母材を切断するプラズマ切断機
    において、切断電流に100Hz〜1000Hzの同ピーク
    を持つパルスを重畳したことを特徴とするプラズマ切断
    機。
  2. 【請求項2】出力設定器の出力にパルスを重畳したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のプラズマ切断
    機。
JP60105115A 1985-05-17 1985-05-17 プラズマ切断機 Expired - Lifetime JPH069744B2 (ja)

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JP60105115A JPH069744B2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17 プラズマ切断機

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JP60105115A JPH069744B2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17 プラズマ切断機

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JPS61262464A JPS61262464A (ja) 1986-11-20
JPH069744B2 true JPH069744B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=14398829

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3031562B2 (ja) * 1990-09-03 2000-04-10 小池酸素工業株式会社 プラズマピアシング方法及びその装置
JP2819393B2 (ja) * 1994-11-09 1998-10-30 株式会社三社電機製作所 プラズマアーク電源装置
AUPO901497A0 (en) 1997-09-08 1997-10-02 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Controlled plasma arc cutting
DE102010005617A1 (de) 2009-10-01 2011-04-07 Kjellberg Finsterwalde Plasma Und Maschinen Gmbh Verfahren zum Plasmaschneiden eines Werkstücks mittels einer Plasmaschneidanlage
JP6785177B2 (ja) * 2017-03-29 2020-11-18 日酸Tanaka株式会社 プラズマ切断装置及びプラズマ切断方法

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JPS61262464A (ja) 1986-11-20

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