JPH0697415B2 - 領域加工条件設定方法並びに領域加工条件設定装置 - Google Patents

領域加工条件設定方法並びに領域加工条件設定装置

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JPH0697415B2
JPH0697415B2 JP63043613A JP4361388A JPH0697415B2 JP H0697415 B2 JPH0697415 B2 JP H0697415B2 JP 63043613 A JP63043613 A JP 63043613A JP 4361388 A JP4361388 A JP 4361388A JP H0697415 B2 JPH0697415 B2 JP H0697415B2
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Mitsubishi Electric Mechatronics Engineering Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は領域加工条件設定装置並びに領域加工条件設
定方法、特に島形状のある領域形状をNC加工機で加工す
るためのNC令情報の生成に関するものである。
[従来の技術] 第6図は従来の領域加工条件設定装置を示すブロック
図、第7図は加工単位を示す説明図、第8図は領域加工
条件設定装置で設定された条件で加工された被加工物
で、削り残しを示す斜視図である。
図において、(1)は加工すべき外側の閉じた領域を示
す領域形状aとその領域形状の内側で閉じた島形状b1,b
2を入力する領域・島形状入力手段、(2)は工具移動
経路の加工パターンを指定する加工方式指定手段、
(5)は領域形状aや島形状b1,b2の輪郭を加工する輪
郭パスを生成する輪郭加工パス生成手段、(7)は島の
ないように領域を分割する領域分割手段、(3)は分割
された領域形状c1,c2,c3をそれぞれ領域加工する領域パ
スを生成する領域加工パス生成手段である。(8)はキ
ーボード、マウス、紙テープリーダなどの入力装置で、
領域島形状入力手段(1)と加工方式指定手段(2)と
領域分割手段(7)で構成されている。(9)は中央処
理装置で、入力装置(8)からの情報の読み込み、書き
込みを行う制御装置(12)と領域加工パス生成手段
(3)と輪郭加工パス生成手段(5)で構成されてい
る。(10)はメモリ、ハードディスク、フロッピディス
クなどの記憶装置で、入力装置(8)からの情報の書き
込み、読み出しが行われる。(11)はCRT、プリンタ、
紙テープパンチャ、フロッピディスクなどの出力装置で
ある。
従来の領域加工条件設定装置は上記のように構成され、
例えば第7図に示すような加工を行う場合、その加工指
令情報の作成はまず、aの領域形状とb1,b2の島形状を
領域・島形状入力手段(1)により制御手段(12)を介
して記憶手段(10)に入力する。次に、領域分割手段
(7)によりd1,d2の補助線を使用して領域内に島がで
きないように領域形状aを分割された領域形状c1,c2,c3
に分割する。しかる後に、加工方式指定手段(2)によ
って工具の加工パターンを指定し、分割された領域形状
c1,c2,c3に、それぞれ対応した領域加工の領域パスを領
域加工パス生成手段(3)で生成する。その領域パスに
基づいた加工の段階では第8図に示すように領域形状a
と島形状b1,b2の輪郭に削り残し(13)が生じる。従っ
て、領域形状aと島形状b1,b2の輪郭のみを加工する輪
郭パスを輪郭加工パス生成手段(5)で生成する。な
お、ここの処理は対象となる形状が3つあるから、3回
行われる。こうして、第7図に示す加工形状の加工指定
情報が形成され、出力装置(11)に入力されて記憶され
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の領域加工条件設定装置では、加工す
べき領域形状a内に島形状b1,b2がある場合、領域分割
手段(7)によって領域形状aを分割して必ず島形状の
ない分割された領域形状c1,c2,c3を形成し、それぞれ分
割された領域形状c1,c2,c3毎に加工方式指定手段(2)
による加工パターンの指定と領域加工パス生成手段
(3)による領域加工する領域パスを形成しなければな
らず、これらの操作を分割した回数分だけ行うために加
工工程数が多くなり、加工プログラムの作成及び加工デ
ータの出力が容易且つ高速にできにくいという問題点が
あった。更に、分割された領域形状c1,c2,c3についての
領域加工パス生成手段(3)による領域加工の領域パス
の形成だけでは、第8図に示すように削り残し(13)が
領域形状aや島形状b1,b2に生じるために、輪郭加工パ
ス生成手段(5)によって輪郭パスを生成しなければな
らず、しかも島形状についてはその個数分だけ行われな
ければならないという問題点もあった。
また、上記以外の従来の自動プログラミング装置によっ
てポケット加工領域内に島形状を有するポケット加工の
NCデータを作成する方式として、ポケット加工領域の輪
郭データと島形状の輪郭データとを入力することによ
り、ポケット加工領域の輪郭データと島形状の輪郭デー
タとによって示される加工区間の領域を島形状を迂回し
ながら切削するNCデータを作成するものが知られてい
る。上記の如く作成されたNCデータによって示される加
工に関する部分の工具軌跡は実質的に上記輪郭データと
同一であり、島形状を迂回する際には工具の切削面と島
形状の輪郭との間に所定のクリアランスを残して上方へ
の回避動作を行うことにより、島形状の手前で上方に迂
回するようになっている。したがって、島形状の輪郭を
切削すべき工具の移動方向(通常、輪郭の接線方向)と
実際の工具の移動方向とは必ずしも一致せず、島形状の
周囲には削り残し部が形成されることになる。
よって、所望の輪郭に島形状を加工するためには、再
度、自動プログラミング装置に島形状の輪郭データを入
力し、島形状の接線方向に沿って移動する輪郭加工軌跡
を得るための加工プログラムを作成する必要があり、島
形状の輪郭データを入力するための操作が重複するた
め、データの入力操作に多大な時間と労力が必要とされ
るという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、加工すべき領域形状内に島形状があっても分割せず
に領域加工ができると共に輪郭加工も別に指定をしなく
とも領域加工を行うのと同様に島形状の輪郭の加工も行
うことができる領域加工条件設定装置を得ることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る領域加工条件設定方法は、外側の閉じた
領域を示す領域形状とその領域形状の内側で閉じた少な
くとも一つの島形状とを領域・島形状入力手段で入力
し、領域加工パス生成手段は加工方式指定手段の指定し
た工具移動経路の加工パターンで領域形状に基づいて領
域形状内を加工する島形状を迂回した領域パスを自動的
に生成し、輪郭加工パス生成手段は加工方式指定手段の
指定した工具移動経路の加工パターンで島形状に基づい
て島形状の輪郭を加工する輪郭パスを自動的に生成する
ようにしたものである。
この発明に係る領域加工条件設定装置は、外側の閉じた
領域を示す領域形状とその領域形状の内側で閉じた少な
くとも一つの島形状を入力する領域・島形状入力手段
と、工具移動経路の加工パターンを指定する加工方式指
定手段と、加工方式指定手段の指定した加工パターンで
領域形状内を加工する島形状を迂回した領域パスを生成
する領域加工パス生成手段と、島形状に基づいて島形状
の輪郭を加工する輪郭パスを生成する輪郭加工パス生成
手段とを備えるようにしたものである。
この発明に係るもう一つの領域加工条件設定装置は、外
側の閉じた領域を示す領域形状とその領域形状の内側で
閉じた少なくとも一つの島形状を入力する領域・島形状
入力手段と、工具移動経路の加工パターンを指定する加
工方式指定手段と、加工方式指定手段の指定した加工パ
ターンで領域形状内を加工するパスを生成する領域加工
パス生成手段と、領域加工パス生成手段の加工パスと島
形状との干渉を検出する干渉検出手段と、干渉検出手段
が検出した干渉が初回であったときのみ、島形状の輪郭
を加工する輪郭パスを生成する輪郭加工パス生成手段
と、干渉検出手段が検出した干渉が2回目以降のときに
島形状を回避させる回避パスを生成する回避パス生成手
段とを備えるようにしたものである。
[作用] この発明においては、外側の閉じた領域を示す領域形状
とその領域形状の内側で閉じた少なくとも一つの島形状
とを領域・島形状入力手段で入力し、領域加工パス生成
手段は加工方式指定手段の指定した工具移動経路の加工
パターンで領域形状に基づいて領域形状内を加工する島
形状を迂回した領域パスを自動的に生成し、輪郭加工パ
ス生成手段は加工方式指定手段の指定した工具移動経路
の加工パターンで島形状に基づいて島形状の輪郭を加工
する輪郭パスを自動的に生成し、出力装置に入力する。
このもう一つの発明においては、領域・島形状入力手段
によって入力された領域及び島形状と加工方式指定手段
によって指定された所定の加工パターンとから領域加工
パス生成手段が領域形状内を加工する領域パスを加工パ
ターンの1ステップ毎に形成し、各ステップ中に島形状
との干渉があるか否かを干渉検出手段で検出し、検出さ
れた干渉が始めてのときは輪郭加工パス生成手段によっ
て島形状の周囲を加工する輪郭パスを生成し、しかる後
に回避パス生成手段によって島形状を回避する回避パス
を生成し、島形状との干渉が2回目以降のときは輪郭パ
スを生成しないで回避パスを生成し、以上の処理を全て
のステップについて行って島形状を有する領域形状につ
いての加工パスを形成し、出力装置に入力する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はパス動作を示す説明図、第3図は第2図に示すj〜m
のパス動作を立体的に示す斜視図である。
図において、(1)は加工すべき外側の閉じた領域を示
す領域形状eとその領域形状eの内側で閉じた島形状
f1,f2を入力する領域・島形状入力手段、(2)は工具
移動経路の加工パターンを指定する加工方式指定手段、
(3)は領域形状eの領域加工する領域パスを生成する
領域加工パス生成手段、(4)は領域加工生成手段
(3)の加工パスと島形状との干渉を検出する干渉検出
手段、(5)は島形状f1,f2を輪郭加工する輪郭パスを
生成する輪郭加工パス生成手段、(6)は干渉検出手段
(4)が検出した干渉が2回目以降のときに島形状を回
避させる回避パスを生成する回避パス生成手段、(8)
は入力装置で、領域・島形状入力手段と加工方式指定手
段(2)で構成されている。(9)は中央処理装置で、
制御装置(12)と領域加工パス生成手段(3)と干渉検
出手段(4)と輪郭加工パス生成手段(5)と回避パス
生成手段(6)とで構成されている。(10)は記憶装
置、(11)は出力装置である。
次に、上記実施例の動作を第2図〜第4図を参照しなが
ら説明する。
例えば、第2図に示すような加工を行う場合の加工指令
情報の作成は、まずeの領域形状とf1,f2の島形状を領
域・島形状入力手段(1)により制御手段(12)を介し
て記憶手段(10)に入力する(ステップ20)。次に、加
工方式指定手段(2)によって工具の加工パターンを第
2図に示すg,i,j,m…のように左右の移動を交互に繰り
返す方式に指定する(ステップ21)。しかる後に、領域
形状eを加工方式指定手段(2)によって指定された工
具パターンに基づき領域加工する領域パスを領域加工パ
ス生成手段(3)で生成し、加工終了判定を行い(ステ
ップ22)、領域パスが領域形状e内を網羅しておれば、
YESに分岐して終了する。
また、領域パスが島形状f1,f2があるために領域形状e
内を網羅していない場合には1ステップ毎に領域パスが
生成される(ステップ23)。まず、g〜iの1ステップ
の領域パスは島形状f1,f2との干渉がないため、ステッ
プ24では干渉なし(NO)へ分岐し、ステップ22に手前に
戻る。次のi〜mのステップでは、第2図及び第3図に
示すようにjからmの間に島形状f1との干渉があり、ス
テップ24で干渉あり(YES)に分岐する。このとき、j
〜mのステップでは島形状f1との干渉が始めてであるの
で、ステップ26に進み、輪郭加工パス生成手段(6)に
よって島形状f1の周囲を加工するような輪郭パスを生成
する。その後、ステップ27に進み、回避パス生成手段
(6)によってkより工具を上昇させることにより、島
形状f1を回避し、lに降下する回避パスを生成し、残り
のmまでの加工パスを生成する。また、mからnの1ス
テップでは島形状f1との干渉があるが、その干渉は2回
目となるので、輪郭パスを生成せずに、回避パスを生成
して残りのnまでの加工パスを生成する。以上の処理を
領域形状e内の全てのステップについて行い、加工が終
了するまで繰り返し行い、島形状f1,f2を有する領域形
状eについての加工パス即ち加工指令情報が形成されれ
ば、出力装置(11)に入力されて記憶される。
第5図はこの発明の実施例で、輪郭加工したか否かを記
憶するものを示す説明図である。
ここではn〜sのステップのような複数の島形状、例え
ばf1とf2との干渉がある場合の領域パスの生成について
説明する。
まず、第5図に示すように、島形状f1,f2…fiに対応さ
せた輪郭加工フラグt1,t2,…ti(15)をたて、輪郭加工
フラグ(15)に全て0(未加工)を設定しておく。そこ
で、前述した実施例と同様に1ステップ毎に領域パスを
生成していく。このとき、領域形状e内に2つの島形状
f1,f2があるとしてnからsのステップを考えると、1
つ目の島形状f1との干渉が検出されたら、輪郭加工フラ
グ(15)のt1を取り出し、0(未加工)であれば、島形
状f1を輪郭加工する輪郭パスを生成したのち、t1に1
(加工済)を設定する。そしてt1が既に1(加工済)と
なっていた場合には輪郭加工する輪郭パスは生成されな
いように設定される。しかる後、島形状f1を回避する回
避パスを生成し、残りsまでの加工パスを生成しようと
するが、pからsまでの間に、第2の島形状f2があり、
それとの干渉が検出される。このとき、輪郭加工フラグ
(15)のt2は0であるから、島形状f1と同様の処理が行
われ、島形状f2の輪郭加工及び回避を含むsまでのパス
が形成される。これは1ステップ内に島形状が何個ある
場合でも繰り返し行われる。以後、領域形状e内の領域
パス生成が全てのステップが終了するまで行われる。こ
の場合、次のステップで島形状f1,f2との干渉が検出さ
れたとしても、輪郭加工フラグ(22)のt1,t2がそれぞ
れ1(加工済)になっているため、輪郭加工は行われ
ず、直ちに回避パスの生成が行われることとなり、1つ
のステップ中に複数の島形状があっても領域パスの生成
が可能となる。
また、上記実施例では内側に島形状f1,f2のある領域形
状eの加工を示したが、島形状f1,f2をワークを固定す
る取り付け治具等に見たて、干渉チェック、回避パスの
生成を行うようにしてもよい。
なお、上記実施例の領域加工パス生成手段(3)はeの
領域状態とf1,f2の島形状が領域・島形状入力手段
(1)によって入力されると、領域形状eを領域加工す
る島形状f1,f2を迂回した領域パスを自動的に生成する
ことができる。また、輪郭加工パス生成手段(5)は領
域形状とf1,f2の島形状が領域・島形状入力手段(1)
によって入力されると、領域形状eと島形状f1,f2に基
づいて島形状f1,f2の輪郭を加工する輪郭パスを自動的
に生成することができる。従って、かかる領域パスと輪
郭パスを出力装置(11)に出力することにより、加工す
べき領域形状e内に島形状f1,f2があっても、分割せず
に領域形状eの領域加工ができると共に領域加工を行う
のと同様に島形状f1,f2の輪郭加工を行うことができ
る。
また、ハードウエアについては、第1図に示すような装
置の他に出力装置(15)の代わりに、NC加工機の駆動装
置へ直接制御指令を出力するようなNC制御装置そのもの
であっても構わないことは勿論である。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、外側の閉じた領域を示
す領域形状とその領域形状の内側で閉じた少なくとも一
つの島形状とを領域・島形状入力手段で領域加工パス生
成手段と輪郭加工パス生成手段とにそれぞれ入力し、領
域加工パス生成手段は加工方式指定手段の指定した工具
移動経路の加工パターンで領域形状に基づいて領域形状
内を加工する島形状を迂回した領域パスを自動的に生成
し、輪郭加工パス生成手段は加工方式指定手段の指定し
た工具移動経路の加工パターンで島形状に基づいて島形
状の輪郭を加工する輪郭パスを自動的に生成するように
したので、ポケット加工領域の輪郭データと島形状の輪
郭データとを入力することによって島形状を迂回するNC
データを一旦作成してから、再度、島形状の輪郭データ
を入力して島形状の輪郭を加工するNCデータを作成する
従来の方式に比べてデータの入力操作が簡単になり、短
時間で円滑にNCデータである領域パスと輪郭パスとが同
時にしかも自動的に作成でき、作成された輪郭パスで島
形状の輪郭加工が行われることによって島形状における
削り残しもないという効果がある。
また、領域・島形状入力手段によって入力された領域及
び島形状と加工方式指定手段によって指定された所定の
加工パターンとから領域加工パス生成手段が領域形状内
を加工する加工パスを加工パターンの1ステップ毎に形
成し、各ステップ中に島形状との干渉があるか否かを干
渉検出手段で検出し、検出された干渉が始めてのときは
輪郭加工パス生成手段によって島形状の周囲を加工する
輪郭パスを生成し、しかる後に回避パス生成手段によっ
て島形状を回避する回避パスを生成し、島形状との干渉
が2回目以降のときは輪郭パスを生成しないで回避パス
を生成し、以上の処理を全てのステップについて行って
島形状を有する領域形状についての加工パスを形成する
ようにしたので、従来のような領域分割が不要となって
加工パターンの指定や加工パスの生成が一度にでき、加
工工程数が削減されるほか、加工プログラムの作成及び
加工データの出力が容易かつ高速にできるという効果が
ある。
さらに、加工パス生成のときに島形状の輪郭パスも同時
に生成するようにしたので、加工パス工程で島形状の輪
郭加工が行われることとなり、従来のような島形状にお
ける削り残しがなくなって、加工工程数がこの点におい
ても削減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はパス動作を示す説明図、第3図は第2図に示すj〜m
のパス動作を立体的に示す斜視図、第4図はこの発明の
一実施例の動作を示すフローチャート、第5図はこの発
明の実施例で、輪郭加工したか否かを記憶するものを示
す説明図、第6図は従来の領域加工条件設定装置を示す
ブロック図、第7図は加工単位を示す説明図、第8図は
領域加工条件設定装置で設定された条件で加工された被
加工物で削り残しを示す斜視図である。 図において、(1)は領域・島形状入力手段、(2)は
加工方式指定手段、(3)は領域加工パス生成手段、
(4)は干渉検出手段、(5)は輪郭加工パス生成手
段、(6)は回避パス生成手段である。 なお各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側の閉じた領域を示す領域形状とその領
    域形状の内側で閉じた少なくとも一つの島形状とを領域
    ・島形状入力手段で入力し、領域加工パス生成手段は加
    工方式指定手段の指定した工具移動経路の加工パターン
    で領域形状に基づいて領域形状内を加工する島形状を迂
    回した領域パスを自動的に生成し、輪郭加工パス生成手
    段は加工方式指定手段の指定した工具移動経路の加工パ
    ターンで島形状に基づいて島形状の輪郭を加工する輪郭
    パスを自動的に生成するようにしたことを特徴とする領
    域加工条件設定方法。
  2. 【請求項2】外側の閉じた領域を示す領域形状とその領
    域形状の内側で閉じた少なくとも一つの島形状を入力す
    る領域・島形状入力手段と、工具移動経路の加工パター
    ンを指定する加工方式指定手段と、加工方式指定手段の
    指定した加工パターンで領域形状内を加工する島形状を
    迂回した領域パスを生成する領域加工パス生成手段と、
    島形状に基づいて島形状の輪郭を加工する輪郭パスを生
    成する輪郭加工パス生成手段とを備えたことを特徴とす
    る領域加工条件設定装置。
  3. 【請求項3】外側の閉じた領域を示す領域形状とその領
    域形状の内側で閉じた少なくとも一つの島形状を入力す
    る領域・島形状入力手段と、工具移動経路の加工パター
    ンを指定する加工方式指定手段と、加工方式指定手段の
    指定した加工パターンで領域形状内を加工する領域パス
    を生成する領域加工パス生成手段と、領域加工パス生成
    手段の領域パスと島形状と干渉を検出する干渉検出手段
    と、干渉検出手段が検出した干渉が初回であったときの
    み、島形状の輪郭を加工する輪郭パスを生成する輪郭加
    工パス生成手段と、干渉検出手段が検出した干渉が2回
    目以降のときに島形状を回避させる回避パスを生成する
    回避パス生成手段とを備えたことを特徴とする領域加工
    条件設定装置。
JP63043613A 1988-02-26 1988-02-26 領域加工条件設定方法並びに領域加工条件設定装置 Expired - Lifetime JPH0697415B2 (ja)

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