JPH0697135A - 半導体ウエハ研磨のための懸濁液封止装置 - Google Patents
半導体ウエハ研磨のための懸濁液封止装置Info
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- JPH0697135A JPH0697135A JP13846593A JP13846593A JPH0697135A JP H0697135 A JPH0697135 A JP H0697135A JP 13846593 A JP13846593 A JP 13846593A JP 13846593 A JP13846593 A JP 13846593A JP H0697135 A JPH0697135 A JP H0697135A
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- JP
- Japan
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- band
- suspension
- polishing
- sealing device
- clamping means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B37/00—Lapping machines or devices; Accessories
- B24B37/11—Lapping tools
- B24B37/12—Lapping plates for working plane surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B57/00—Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents
- B24B57/02—Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents for feeding of fluid, sprayed, pulverised, or liquefied grinding, polishing or lapping agents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 化学機械研磨のための懸濁液封止装置の改
善。 【構成】 半導体ウエハの化学機械研磨のための研削用
懸濁液は、可撓性の異なる二つの連続した環状の接合さ
れた条帯210、220を有する封止装置によって、回
転する研磨テーブルの上に保持される。ゆるめることが
できるクランプ242が、より可撓性のある方の条帯2
20の全長にわたって、そのテーブルの周縁を封止す
る。
善。 【構成】 半導体ウエハの化学機械研磨のための研削用
懸濁液は、可撓性の異なる二つの連続した環状の接合さ
れた条帯210、220を有する封止装置によって、回
転する研磨テーブルの上に保持される。ゆるめることが
できるクランプ242が、より可撓性のある方の条帯2
20の全長にわたって、そのテーブルの周縁を封止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハあるいは類
似の加工物の化学機械研磨に関する、そして特に回転す
る研磨テーブルの上に研削懸濁液を効果的に封止する装
置に関する。
似の加工物の化学機械研磨に関する、そして特に回転す
る研磨テーブルの上に研削懸濁液を効果的に封止する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化学機械研磨(以下CMPとい
う。)工程において、パシベーションされた半導体ウエ
ハは研磨パッドに対して回転させられる。回転テーブル
の上に導入させられるpHを管理された研削懸濁液は、
ウエハの表面が非常に滑らかな平坦面になるように、パ
シベーション層の適切なエッチング率を維持する。コー
トおよびリーチに与えられた米国特許 4,910,155号に
は、半導体ウエハの研磨のための好ましい手順と材料が
記述され、この特許には、また化学機械研磨方法の他の
記述も言及されている。
う。)工程において、パシベーションされた半導体ウエ
ハは研磨パッドに対して回転させられる。回転テーブル
の上に導入させられるpHを管理された研削懸濁液は、
ウエハの表面が非常に滑らかな平坦面になるように、パ
シベーション層の適切なエッチング率を維持する。コー
トおよびリーチに与えられた米国特許 4,910,155号に
は、半導体ウエハの研磨のための好ましい手順と材料が
記述され、この特許には、また化学機械研磨方法の他の
記述も言及されている。
【0003】あるCMPシステムでは、懸濁液は平坦な
研磨テーブル上に連続的に流れ込む。テーブルが回転す
ると懸濁液はテーブルの端から振り払われ、ドレインに
より排出される。これは懸濁液材料の浪費であり、それ
ぞれ異なった場所で懸濁液が不均一になり、研削用懸濁
液を周囲の機械類にまき散らすことになる。コート他の
特許には、テーブルの縁部を囲み矩形断面をもつ立上り
壁が記述されている。そのような壁あるいは封止装置
は、研磨テーブルの全周囲にわたって液漏れ防止シール
を形成する必要がある。その上同時に、その壁は研磨テ
ーブルを定期的に清掃するために、容易に取り外すこと
ができ、新しい懸濁液を使った次の運転の段取りのため
に、短時間でテーブルに再設置されなければならない。
研磨テーブル上に連続的に流れ込む。テーブルが回転す
ると懸濁液はテーブルの端から振り払われ、ドレインに
より排出される。これは懸濁液材料の浪費であり、それ
ぞれ異なった場所で懸濁液が不均一になり、研削用懸濁
液を周囲の機械類にまき散らすことになる。コート他の
特許には、テーブルの縁部を囲み矩形断面をもつ立上り
壁が記述されている。そのような壁あるいは封止装置
は、研磨テーブルの全周囲にわたって液漏れ防止シール
を形成する必要がある。その上同時に、その壁は研磨テ
ーブルを定期的に清掃するために、容易に取り外すこと
ができ、新しい懸濁液を使った次の運転の段取りのため
に、短時間でテーブルに再設置されなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のCMPシステム
のための封止装置は、液体が漏れやすく、物理的に使い
にくく、取付け、取外しにくい傾向があった。あるあま
り洗練されていないシステムでは、壁は単に研磨テーブ
ルの縁の周りにテープで取付けられた薄いプラスチック
の板あるいは金属のバンドにしか過ぎないものであっ
た。そのようなシステムでは、多量の漏れが発生する
し、運転の間の清掃では壁のテープの取り外し、再設
置、そして壁全体の再シーリングが必要となる。他のC
MPシステム装置では、厚い円周状の金属壁を平坦な研
磨テーブルの数個所の座ぐり部にボルト締めしている。
このような壁はかさばっているが、それでもぜい弱であ
り、研磨テーブルからそれを取外す際、元の形から容易
に変形してしまう。次の新しい運転のための再設置に
は、正確な位置決めと数個所の多くのボルト締めの手作
業が必要となる。しかし、ボルトとボルトの間の領域で
壁とテーブルの間での漏れは、それでもなお発生する。
のための封止装置は、液体が漏れやすく、物理的に使い
にくく、取付け、取外しにくい傾向があった。あるあま
り洗練されていないシステムでは、壁は単に研磨テーブ
ルの縁の周りにテープで取付けられた薄いプラスチック
の板あるいは金属のバンドにしか過ぎないものであっ
た。そのようなシステムでは、多量の漏れが発生する
し、運転の間の清掃では壁のテープの取り外し、再設
置、そして壁全体の再シーリングが必要となる。他のC
MPシステム装置では、厚い円周状の金属壁を平坦な研
磨テーブルの数個所の座ぐり部にボルト締めしている。
このような壁はかさばっているが、それでもぜい弱であ
り、研磨テーブルからそれを取外す際、元の形から容易
に変形してしまう。次の新しい運転のための再設置に
は、正確な位置決めと数個所の多くのボルト締めの手作
業が必要となる。しかし、ボルトとボルトの間の領域で
壁とテーブルの間での漏れは、それでもなお発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体ウエハ
あるいは類似の加工物の化学機械研磨のための改良され
た封止装置を提供する。その封止装置は研磨テーブルか
らの懸濁液の漏れを効果的に防ぐ。それは清掃のために
容易に取外すことができ、短時間に再設置できる。それ
は軽いが、ぜい弱ではなく、損傷され易いものではな
い。それはまた、非常に安価で、一般の材料で簡単に製
作できる。
あるいは類似の加工物の化学機械研磨のための改良され
た封止装置を提供する。その封止装置は研磨テーブルか
らの懸濁液の漏れを効果的に防ぐ。それは清掃のために
容易に取外すことができ、短時間に再設置できる。それ
は軽いが、ぜい弱ではなく、損傷され易いものではな
い。それはまた、非常に安価で、一般の材料で簡単に製
作できる。
【0006】本発明にもとづく封止装置は、比較的剛性
があり、可撓性に富む材料で、実質的に円周状の周囲を
もつ研磨テーブルに合わせて形づくられた、環状の連続
したバンドを有する。そのテーブルの周囲に密接して適
合する、剛性は少ないが、可撓性材料による、もう一つ
の環状の連続したバンドは、第一のバンドに対し、連続
した不透性の接合を有する。前記の第二のバンドの全内
側表面はテーブルの周囲に緊密に押しつけるように、可
撓性のクランプが第二のバンドを完全に取巻いている。
テーブルの周囲から封止装置全体を取外せるように、第
二のバンドを充分にゆるめるためのリリーズあるいはラ
ッチがそのクランプについている。
があり、可撓性に富む材料で、実質的に円周状の周囲を
もつ研磨テーブルに合わせて形づくられた、環状の連続
したバンドを有する。そのテーブルの周囲に密接して適
合する、剛性は少ないが、可撓性材料による、もう一つ
の環状の連続したバンドは、第一のバンドに対し、連続
した不透性の接合を有する。前記の第二のバンドの全内
側表面はテーブルの周囲に緊密に押しつけるように、可
撓性のクランプが第二のバンドを完全に取巻いている。
テーブルの周囲から封止装置全体を取外せるように、第
二のバンドを充分にゆるめるためのリリーズあるいはラ
ッチがそのクランプについている。
【0007】本発明のその他の目的および利点、ならび
に当業者に自明な変更が、本発明の好ましい実施例の以
下の詳細な記述に関連して、明らかになるであろう。
に当業者に自明な変更が、本発明の好ましい実施例の以
下の詳細な記述に関連して、明らかになるであろう。
【0008】
【実施例】図1は、正確な平面度をもった表面を得るた
めに、110のような半導体ウエハを化学機械研磨する
装置100を表す。円形の研磨テーブル120には、そ
の上面に研磨パッド121があり、滑らかな円形の周囲
あるいは縁122がある。示された研磨テーブルは、直
径840mm、厚さ76mmで、工程に依存して0−2
00回転/分の可変速度で回転する。しかし、この封止
装置はいかなるテーブルの周縁にも合うように、設計す
ることができる。この実施例の中で使われる研磨パッド
は、微小多孔質状のふくらんだポリウレタンの材料によ
るが、類似の材料も使用できる。
めに、110のような半導体ウエハを化学機械研磨する
装置100を表す。円形の研磨テーブル120には、そ
の上面に研磨パッド121があり、滑らかな円形の周囲
あるいは縁122がある。示された研磨テーブルは、直
径840mm、厚さ76mmで、工程に依存して0−2
00回転/分の可変速度で回転する。しかし、この封止
装置はいかなるテーブルの周縁にも合うように、設計す
ることができる。この実施例の中で使われる研磨パッド
は、微小多孔質状のふくらんだポリウレタンの材料によ
るが、類似の材料も使用できる。
【0009】駆動スピンドル123は、その工程に必要
な方向にそのテーブルを回転する。130で全体的に示
されるクイルアセンブリはウエハ110を保持し、回転
する。サポートキャリア131は、ウエハを通常の弾性
パッド(図示せず)の上に保持する。可動支持アーム1
32は、ウエハが研磨パッドに接触するように保持し、
そのサポートキャリアがその工程に必要な方向に回転す
るように、ギヤ駆動手段(図示せず)を有している。
な方向にそのテーブルを回転する。130で全体的に示
されるクイルアセンブリはウエハ110を保持し、回転
する。サポートキャリア131は、ウエハを通常の弾性
パッド(図示せず)の上に保持する。可動支持アーム1
32は、ウエハが研磨パッドに接触するように保持し、
そのサポートキャリアがその工程に必要な方向に回転す
るように、ギヤ駆動手段(図示せず)を有している。
【0010】コロイド状のシリカのような懸濁液140
の溜りは、テーブル120の回転中、研磨パッド121
を完全に覆うに充分な約7mmの深さになるまで注入さ
れる。大量の懸濁液を用いれば、ウエハを一層均一に
し、研磨パッドの寿命を延ばすということが、この技術
分野で知られている。しかし、その懸濁液は周期的に汚
濁するので、従って研磨テーブルからは洗浄除去されな
ければならないし、新しいものに取り換えられなければ
ならない。本発明の主題である取り外し可能な封止装置
あるいはダム200は、研磨工程中、研磨テーブル12
0の上に大量の懸濁液を確実に保持し、しかもテーブル
の清掃のためには容易に取外され、次の運転のために簡
単に再設置される。
の溜りは、テーブル120の回転中、研磨パッド121
を完全に覆うに充分な約7mmの深さになるまで注入さ
れる。大量の懸濁液を用いれば、ウエハを一層均一に
し、研磨パッドの寿命を延ばすということが、この技術
分野で知られている。しかし、その懸濁液は周期的に汚
濁するので、従って研磨テーブルからは洗浄除去されな
ければならないし、新しいものに取り換えられなければ
ならない。本発明の主題である取り外し可能な封止装置
あるいはダム200は、研磨工程中、研磨テーブル12
0の上に大量の懸濁液を確実に保持し、しかもテーブル
の清掃のためには容易に取外され、次の運転のために簡
単に再設置される。
【0011】図2は、図1の線2−2に沿ってとらえた
図1の封止装置あるいはダム200の断面図を示し、図
3は、等角図を表す。環状の封止装置の壁210は、研
磨テーブル120の周縁122と同形、同寸法の第一の
連続したプラスチッグバンドで構成される。望ましく
は、その下端211は研磨テーブルの上部に載り、その
外側表面212は研磨テーブルの周縁122に合致す
る。従って、その内側表面213は懸濁液140に接触
する。
図1の封止装置あるいはダム200の断面図を示し、図
3は、等角図を表す。環状の封止装置の壁210は、研
磨テーブル120の周縁122と同形、同寸法の第一の
連続したプラスチッグバンドで構成される。望ましく
は、その下端211は研磨テーブルの上部に載り、その
外側表面212は研磨テーブルの周縁122に合致す
る。従って、その内側表面213は懸濁液140に接触
する。
【0012】バンド210は、ポリプロピレン、あるい
はポリ塩化ビニル(PVC)、ポリふつ化ビニリデン
(PVDF)あるいはテフロン(デュポン社の商標)の
ような他の適切な材料による、継ぎ目のない条帯で形成
される。そのバンドは比較的剛性があり、その研磨テー
ブルの円周状の周縁の形状に、合致するのに充分なだけ
の可撓性があるだけである。バンド210のその剛さと
形状により、その上部214はいかなる支えもなしに、
自立している。この実施例では、バンド210は、直径
840mm、高さ76mm、厚さ6mmである。そのバ
ンドの直径と高さは、テーブルの直径と工具設計の高さ
により決定され、本実施例においてはそれぞれ840m
mと76mmである。
はポリ塩化ビニル(PVC)、ポリふつ化ビニリデン
(PVDF)あるいはテフロン(デュポン社の商標)の
ような他の適切な材料による、継ぎ目のない条帯で形成
される。そのバンドは比較的剛性があり、その研磨テー
ブルの円周状の周縁の形状に、合致するのに充分なだけ
の可撓性があるだけである。バンド210のその剛さと
形状により、その上部214はいかなる支えもなしに、
自立している。この実施例では、バンド210は、直径
840mm、高さ76mm、厚さ6mmである。そのバ
ンドの直径と高さは、テーブルの直径と工具設計の高さ
により決定され、本実施例においてはそれぞれ840m
mと76mmである。
【0013】環状の封止部材は第二の連続したプラスチ
ックバンド220から成り、これはネオプレンラバーあ
るいは柔軟性のあるPVCのような他の適切な材料によ
る継ぎ目のない条帯であってもよい。しかしバンド22
0は、バンド210よりはるかに可撓性があるように作
られている。このバンドの内側表面221は、研磨テー
ブルの周縁122の寸法と形状に合致しており、下方部
分222で幾分きつめに合う状態でテーブルに接してい
る。内側表面221の上方部分223には、第一のバン
ド210の外側表面212の下方部分215に対する接
合部230がある。この実施例においては、バンド22
0は直径840mm、高さ64mm、そして厚さ3mm
である。
ックバンド220から成り、これはネオプレンラバーあ
るいは柔軟性のあるPVCのような他の適切な材料によ
る継ぎ目のない条帯であってもよい。しかしバンド22
0は、バンド210よりはるかに可撓性があるように作
られている。このバンドの内側表面221は、研磨テー
ブルの周縁122の寸法と形状に合致しており、下方部
分222で幾分きつめに合う状態でテーブルに接してい
る。内側表面221の上方部分223には、第一のバン
ド210の外側表面212の下方部分215に対する接
合部230がある。この実施例においては、バンド22
0は直径840mm、高さ64mm、そして厚さ3mm
である。
【0014】接合部230は、ロックタイト(ロックタ
イト社の商標)接着剤、あるいはPVCセメントのよう
なその他の材料であってよく、これは懸濁液140を通
さないような連続状のシールを形成する。接合部23
0、懸濁液140そしてバンド210および220に
は、あらゆる材料が相互に適用でき、他の材料の何れを
も破壊しない限り、種々の材料の組合せが使用できる。
イト社の商標)接着剤、あるいはPVCセメントのよう
なその他の材料であってよく、これは懸濁液140を通
さないような連続状のシールを形成する。接合部23
0、懸濁液140そしてバンド210および220に
は、あらゆる材料が相互に適用でき、他の材料の何れを
も破壊しない限り、種々の材料の組合せが使用できる。
【0015】クランプアセンブリ240は封止バンド2
20の外側表面224にぴったりと合う平らなステンレ
ス鋼のリング241を有する。懸濁液材料140に対し
不透性の連続状のシールを全周に与えるために、通常の
オーバセンタラッチ242が研磨テーブルの周縁122
のまわりにバンド220を締め付けている。ラッチ24
2は、航空機クランプで使われているタイプのウオーム
スクリューラッチ、あるいは研磨テーブルの周囲に封止
バンド220を開放可能なように締付けるための他の普
通の機構のものに変更できる。リング241は、フラッ
トタイストリップ245により、取付けられ、あるいは
支持されているが、これは表面224に接着されている
わけではない。
20の外側表面224にぴったりと合う平らなステンレ
ス鋼のリング241を有する。懸濁液材料140に対し
不透性の連続状のシールを全周に与えるために、通常の
オーバセンタラッチ242が研磨テーブルの周縁122
のまわりにバンド220を締め付けている。ラッチ24
2は、航空機クランプで使われているタイプのウオーム
スクリューラッチ、あるいは研磨テーブルの周囲に封止
バンド220を開放可能なように締付けるための他の普
通の機構のものに変更できる。リング241は、フラッ
トタイストリップ245により、取付けられ、あるいは
支持されているが、これは表面224に接着されている
わけではない。
【0016】さらに、クランプアセンブリ240には、
もう一つの平らなステンレス鋼のリング243があり、
図2に示すように研磨テーブル120の表面より上方の
接合部230の領域にあるバンド210および220の
両者を取巻くようについている。第二のリングは、バン
ド210に対するバンド220の封止をゆるめる傾向に
ある上記のリング241上のどのような半径方向のスト
レスや動きに対しても、バンド210および220の間
の接合を安定化する。リング243は、固定締具244
により閉じられているが、このリングは締め付けたり、
ゆるめたりする必要はない。フラットタイストリップ2
45は、リング241および243を相互に所要の間隔
に保持する。これ等のタイストリップは、二つのリング
を支えるようにバンド220にタック溶接あるいは接着
により接合されてよい。リング241および243は、
プラスチックのバンド210および220に接着あるい
はしっかりと取付けられているわけではない。リング2
43は、クランプアセンブリ全部がプラスチックのバン
ドから滑り落ちないようのに充分な程度にきつめに付い
ている。
もう一つの平らなステンレス鋼のリング243があり、
図2に示すように研磨テーブル120の表面より上方の
接合部230の領域にあるバンド210および220の
両者を取巻くようについている。第二のリングは、バン
ド210に対するバンド220の封止をゆるめる傾向に
ある上記のリング241上のどのような半径方向のスト
レスや動きに対しても、バンド210および220の間
の接合を安定化する。リング243は、固定締具244
により閉じられているが、このリングは締め付けたり、
ゆるめたりする必要はない。フラットタイストリップ2
45は、リング241および243を相互に所要の間隔
に保持する。これ等のタイストリップは、二つのリング
を支えるようにバンド220にタック溶接あるいは接着
により接合されてよい。リング241および243は、
プラスチックのバンド210および220に接着あるい
はしっかりと取付けられているわけではない。リング2
43は、クランプアセンブリ全部がプラスチックのバン
ドから滑り落ちないようのに充分な程度にきつめに付い
ている。
【0017】運転中は、封止装置200は、研磨テーブ
ル120の上に下の端面が載るまで、テーブル120の
周縁122上で降下される。それから下側のバンド22
0が、研磨テーブルの全周囲のまわりで液体が漏らない
封止を形成するように、ラッチ242が締付けられる。
懸濁液140は、それからそのテーブルの上に入れら
れ、そしてテーブル120とクイルアセンブリ130が
半導体ウエハ110を平坦化するために回転させられ
る。この作業には、その工程にもよるが、6−10分あ
るいはそれ以上かかる。そしてウエハは、クイルアセン
ブリから、通常の方法で取外される。その後、その工程
は監視される。均一性の劣化が測定された場合、その封
止装置200が取り外されて、研磨テーブルを次の運転
のために、清掃することができるようになる。装置20
0は、ラッチ242をゆるめ、そのテーブルの上面から
その装置を持ち上げることによって、簡単かつ容易に取
り外される。
ル120の上に下の端面が載るまで、テーブル120の
周縁122上で降下される。それから下側のバンド22
0が、研磨テーブルの全周囲のまわりで液体が漏らない
封止を形成するように、ラッチ242が締付けられる。
懸濁液140は、それからそのテーブルの上に入れら
れ、そしてテーブル120とクイルアセンブリ130が
半導体ウエハ110を平坦化するために回転させられ
る。この作業には、その工程にもよるが、6−10分あ
るいはそれ以上かかる。そしてウエハは、クイルアセン
ブリから、通常の方法で取外される。その後、その工程
は監視される。均一性の劣化が測定された場合、その封
止装置200が取り外されて、研磨テーブルを次の運転
のために、清掃することができるようになる。装置20
0は、ラッチ242をゆるめ、そのテーブルの上面から
その装置を持ち上げることによって、簡単かつ容易に取
り外される。
【0018】一日に二回しか運転しないような作業環境
では、懸濁液140は、毎日ではなくむしろ一週間で僅
か二、三回取り替えるだけでよい。通常一日に数回懸濁
液が交換されるような大量生産の作業環境では、この装
置は懸濁液の均一化を改善するので、交換回数を僅かし
か要しないことになる。
では、懸濁液140は、毎日ではなくむしろ一週間で僅
か二、三回取り替えるだけでよい。通常一日に数回懸濁
液が交換されるような大量生産の作業環境では、この装
置は懸濁液の均一化を改善するので、交換回数を僅かし
か要しないことになる。
【図1】本発明による半導体ウエハの研磨装置の上面図
である。
である。
【図2】図1の封止装置を線2−2に沿って見た断面図
である。
である。
【図3】図1および2の封止装置の等角図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラヴアーン・バーナード・ジャコブソン アメリカ合衆国ミネソタ州オワトンナ、サ ウス・オーク1025 (72)発明者 ロバート・デール・ジョンソン アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスター、 フアースト・ストリート エヌダブリュ 4234 (72)発明者 スチーブン・エドワード・モノハン アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスター、 17 1/2 ストリート エスイー507
Claims (6)
- 【請求項1】実質的に円周状の周囲を持った平坦なテー
ブルを有する研磨装置のための、懸濁液封止装置におい
て、 前記テーブルの周縁にほぼ等しい形状と寸法を有し、比
較的剛性があり、かつ可撓性を有する材料より成る環状
の連続した第一のバンドであって、内側表面と外側表面
を有し、それぞれに上方部分と下方部分を有するもの
と、 前記テーブルの周縁に密接して適合する、比較的剛性が
少ないが、可撓性を有する材料より成る環状の連続した
下側の第二のバンドであって、内側表面と外側表面を有
し、それぞれに上方部分と下方部分を有するものと、 前記第一のバンドの前記表面の一方の前記下方部分と、
前記第二のバンドの前記表面の一方の前記上方部分の間
にある、連続した不透性の接合部と、 前記第二のバンドの前記内側表面全体を前記テーブルの
前記円周状の周縁に緊密に押しつけるように、前記第二
のバンドの前記外側表面を完全に取巻くクランプ手段
と、 前記クランプ手段に含まれ、前記テーブルの周囲からの
取外しを可能にするのに充分な程度に、前記第二のバン
ドをゆるめるためのリリーズ手段と、 をもって構成されることを特徴とする半導体ウエハの研
磨のための懸濁液封止装置。 - 【請求項2】前記接合部が、前記第一のバンドの前記外
側表面と、前記第二のバンドの前記内側表面の間に形成
されることを特徴とする請求項1記載の懸濁液封止装
置。 - 【請求項3】前記第一のバンドが、前記周縁の丁度内側
で前記テーブルに合うように形づくられていることを特
徴とする請求項2記載の懸濁液封止装置。 - 【請求項4】前記クランプ手段が、前記第二のバンドの
前記下方部分を取巻く平な可撓性を有するリングで構成
されることを特徴とする請求項1記載の懸濁液封止装
置。 - 【請求項5】前記クランプ手段が、さらに前記第一のバ
ンドの前記外側表面を緊密に取巻く第二の平な可撓性を
有するリングで構成されることを特徴とする請求項4記
載の懸濁液封止装置。 - 【請求項6】前記第二のリングが、前記接合部の領域内
で、前記第一のバンドの下方部分を取巻くことを特徴と
する請求項6記載の懸濁液封止装置。
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