JPH069678Y2 - 薬液噴霧容器 - Google Patents
薬液噴霧容器Info
- Publication number
- JPH069678Y2 JPH069678Y2 JP1989053624U JP5362489U JPH069678Y2 JP H069678 Y2 JPH069678 Y2 JP H069678Y2 JP 1989053624 U JP1989053624 U JP 1989053624U JP 5362489 U JP5362489 U JP 5362489U JP H069678 Y2 JPH069678 Y2 JP H069678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spray nozzle
- auxiliary member
- main body
- spray
- chemical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、鼻孔内に薬液を噴霧するための薬液噴霧容
器に関する。
器に関する。
従来技術 鼻孔内に薬液を噴霧させる薬液噴霧容器が知られてい
る。
る。
このものは、薬液収納用の本体に先細の噴霧ノズルを突
設してなり、噴霧ノズルの先端部を鼻孔内に挿入し、本
体を圧迫変形させることによって本体内の薬液に圧力を
加え、鼻孔内に薬液を霧状に噴出させることができる。
設してなり、噴霧ノズルの先端部を鼻孔内に挿入し、本
体を圧迫変形させることによって本体内の薬液に圧力を
加え、鼻孔内に薬液を霧状に噴出させることができる。
なお、この種の薬液噴霧容器は、本体内に薬液が残って
いる限り、何度でも繰返し使用するのが通例であって、
最初の使用者本人はもとより、必要があれば、何時で
も、他人に使用させる習慣があった。
いる限り、何度でも繰返し使用するのが通例であって、
最初の使用者本人はもとより、必要があれば、何時で
も、他人に使用させる習慣があった。
考案が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、薬液噴霧容器は、本人の
みならず、他人によっても繰返し使用されるから、鼻孔
に挿入する噴霧ノズルの先端部が不衛生になりがちであ
り、使用者に強い抵抗感を与えることが少なくないとい
う問題があった。そこで、再使用する場合は、その都
度、噴霧ノズルの外面を丹念に洗浄し、払拭するか、あ
るいは、外面に新鮮なテープを巻き付けるなどの煩雑な
操作が必要であった。
みならず、他人によっても繰返し使用されるから、鼻孔
に挿入する噴霧ノズルの先端部が不衛生になりがちであ
り、使用者に強い抵抗感を与えることが少なくないとい
う問題があった。そこで、再使用する場合は、その都
度、噴霧ノズルの外面を丹念に洗浄し、払拭するか、あ
るいは、外面に新鮮なテープを巻き付けるなどの煩雑な
操作が必要であった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、噴霧ノズルに着脱自在に装着するキャップ状の補助
部材を設けることによって、噴霧ノズルの清潔性を容易
に維持することができる薬液噴霧容器を提供することに
ある。
み、噴霧ノズルに着脱自在に装着するキャップ状の補助
部材を設けることによって、噴霧ノズルの清潔性を容易
に維持することができる薬液噴霧容器を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、上部に
先細の噴霧ノズルを有する薬液収納用の本体と、噴霧ノ
ズルに着脱自在に装着するキャップ状の補助部材とから
なり、補助部材は、噴霧ノズルの孔に対応する小孔を頂
部に形成することをその要旨とする。
先細の噴霧ノズルを有する薬液収納用の本体と、噴霧ノ
ズルに着脱自在に装着するキャップ状の補助部材とから
なり、補助部材は、噴霧ノズルの孔に対応する小孔を頂
部に形成することをその要旨とする。
作用 かかる考案の構成によるときは、補助部材は、噴霧ノズ
ルに対して着脱自在であるから、使用後、直ちに取り外
して洗浄した上、噴霧ノズルに再装着することにより、
噴霧ノズルを常に清潔に維持することができる。
ルに対して着脱自在であるから、使用後、直ちに取り外
して洗浄した上、噴霧ノズルに再装着することにより、
噴霧ノズルを常に清潔に維持することができる。
なお、補助部材は、互換性のある複数個をセットとして
用意してもよく、このときは、使用の都度、未使用の新
しい補助部材に交換することができ、または、使用者ご
とに、専用の補助部材を特定しておくことができる。
用意してもよく、このときは、使用の都度、未使用の新
しい補助部材に交換することができ、または、使用者ご
とに、専用の補助部材を特定しておくことができる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
薬液噴霧容器は、薬液収納用の本体5と、キャップ状の
補助部材1との組合せからなる(第1図ないし第3
図)。
補助部材1との組合せからなる(第1図ないし第3
図)。
本体5は、全体として、水平面上に安定に立てて置くこ
とができるように、その外形形状が工夫されている(第
3図)。本体5は、図示しない薬液を内部に封入すると
ともに、上部に噴霧ノズル6が突設されている。本体5
は、手指を介し、底部を上方に押し上げるようにして圧
迫変形させることにより、噴霧ノズル6を介して内部の
薬液を霧状に噴霧させることができる。
とができるように、その外形形状が工夫されている(第
3図)。本体5は、図示しない薬液を内部に封入すると
ともに、上部に噴霧ノズル6が突設されている。本体5
は、手指を介し、底部を上方に押し上げるようにして圧
迫変形させることにより、噴霧ノズル6を介して内部の
薬液を霧状に噴霧させることができる。
補助部材1は、本体5の噴霧ノズル6に適合するよう
に、キャップ状に形成されている(第1図、第3図)。
補助部材1の頂部2には、噴霧ノズル6の先端の孔に対
応する小孔3が形成されており、また、内周面には、縦
方向の突条4、4…が等間隔に形成されている(第1
図、第2図)。なお、各突条4は、下方に向け、その幅
と高さとが漸増するように形成されている。
に、キャップ状に形成されている(第1図、第3図)。
補助部材1の頂部2には、噴霧ノズル6の先端の孔に対
応する小孔3が形成されており、また、内周面には、縦
方向の突条4、4…が等間隔に形成されている(第1
図、第2図)。なお、各突条4は、下方に向け、その幅
と高さとが漸増するように形成されている。
かかる補助部材1は、あらかじめ清潔に洗浄した上、本
体1の噴霧ノズル6に装着する(第3図)。このとき、
補助部材1は、内周面の突条4、4…を介して噴霧ノズ
ル6の外面に接触するから、両者の接触面積が小さく、
噴霧ノズル6に対する補助部材1の寸法整合性がよい。
すなわち、補助部材1は、噴霧ノズル6に対し、多少の
寸法誤差や変形等があったとしても、安定に装着するこ
とができる。
体1の噴霧ノズル6に装着する(第3図)。このとき、
補助部材1は、内周面の突条4、4…を介して噴霧ノズ
ル6の外面に接触するから、両者の接触面積が小さく、
噴霧ノズル6に対する補助部材1の寸法整合性がよい。
すなわち、補助部材1は、噴霧ノズル6に対し、多少の
寸法誤差や変形等があったとしても、安定に装着するこ
とができる。
補助部材1を装着した本体5は、補助部材1とともに噴
霧ノズル6の先端部を鼻孔内に挿入し、薬液を鼻孔内に
噴霧する。なお、このとき、薬液は、噴霧ノズル6の
孔、補助部材1の小孔2を介し、鼻孔内に霧状に噴出さ
せることができる。
霧ノズル6の先端部を鼻孔内に挿入し、薬液を鼻孔内に
噴霧する。なお、このとき、薬液は、噴霧ノズル6の
孔、補助部材1の小孔2を介し、鼻孔内に霧状に噴出さ
せることができる。
使用後は、補助部材1を噴霧ノズル6から取り外し、洗
浄した上、噴霧ノズル6に再装着して次回の使用に備え
ればよい。なお、このようにして洗浄した補助部材1は
十分に清潔であるから、次回の使用者は、前回の使用者
本人であってもよく、また、本人以外の他人であっても
よい。
浄した上、噴霧ノズル6に再装着して次回の使用に備え
ればよい。なお、このようにして洗浄した補助部材1は
十分に清潔であるから、次回の使用者は、前回の使用者
本人であってもよく、また、本人以外の他人であっても
よい。
他の実施例 補助部材1は、内周面下部に環状の突条4を形成しても
よい(第4図、第5図)。補助部材1は、突条4が噴霧
ノズル6の基部を締め付けるようにして、噴霧ノズル6
に対して安定に装着することができる(第6図)。
よい(第4図、第5図)。補助部材1は、突条4が噴霧
ノズル6の基部を締め付けるようにして、噴霧ノズル6
に対して安定に装着することができる(第6図)。
なお、第6図の本体5は、それ自体が転倒し難い安定な
ポット形に形成されており、薬液7を噴霧ノズル6に導
く排出管が内装されている。
ポット形に形成されており、薬液7を噴霧ノズル6に導
く排出管が内装されている。
以上の説明において、補助部材1は、単一の本体5に対
し、複数個のセットを用意してもよい。複数の補助部材
1、1…は、使用の都度、清潔な新品と交換して噴霧ノ
ズル6に装着すればよく、短時間の間に多数の人が使用
する用途に対し、殊に便利である。
し、複数個のセットを用意してもよい。複数の補助部材
1、1…は、使用の都度、清潔な新品と交換して噴霧ノ
ズル6に装着すればよく、短時間の間に多数の人が使用
する用途に対し、殊に便利である。
また、このような複数の補助部材1、1…は、異なる色
彩にすることにより、使用者ごとに専用の補助部材1を
特定するようにしてもよい。
彩にすることにより、使用者ごとに専用の補助部材1を
特定するようにしてもよい。
考案の効果 以上説明したように、この考案によれば、噴霧ノズルに
着脱自在に装着するキャップ状の補助部材を設けること
によって、補助部材は、使用の都度、噴霧ノズルから取
り外して洗浄し、再装着することができるから、使用者
本人が繰返し使用する場合のみならず、他人が使用する
場合であっても、鼻孔内に挿入する噴霧ノズルの清潔性
を容易に維持することができるという優れた効果があ
る。
着脱自在に装着するキャップ状の補助部材を設けること
によって、補助部材は、使用の都度、噴霧ノズルから取
り外して洗浄し、再装着することができるから、使用者
本人が繰返し使用する場合のみならず、他人が使用する
場合であっても、鼻孔内に挿入する噴霧ノズルの清潔性
を容易に維持することができるという優れた効果があ
る。
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は補助部材
の縦断面図、第2図は同底面図、第3図は使用状態説明
図である。 第4図ないし第5図は他の実施例を示し、第4図は第1
図相当図、第5図は第2図相当図、第6図は第3図相当
図である。 1……補助部材 2……頂部 3……小孔 5……本体 6……噴霧ノズル
の縦断面図、第2図は同底面図、第3図は使用状態説明
図である。 第4図ないし第5図は他の実施例を示し、第4図は第1
図相当図、第5図は第2図相当図、第6図は第3図相当
図である。 1……補助部材 2……頂部 3……小孔 5……本体 6……噴霧ノズル
Claims (1)
- 【請求項1】上部に先細の噴霧ノズルを有する薬液収納
用の本体と、前記噴霧ノズルに着脱自在に装着するキャ
ップ状の補助部材とからなり、該補助部材は、前記噴霧
ノズルの孔に対応する小孔を頂部に形成することを特徴
とする薬液噴霧容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989053624U JPH069678Y2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 薬液噴霧容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989053624U JPH069678Y2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 薬液噴霧容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02143949U JPH02143949U (ja) | 1990-12-06 |
JPH069678Y2 true JPH069678Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31574975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989053624U Expired - Lifetime JPH069678Y2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 薬液噴霧容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069678Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512526Y2 (ja) * | 1991-09-27 | 1996-10-02 | 高砂香料工業株式会社 | 携帯用芳香器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722767A (en) * | 1980-06-06 | 1982-02-05 | Fisons Ltd | Inhaler |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP1989053624U patent/JPH069678Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722767A (en) * | 1980-06-06 | 1982-02-05 | Fisons Ltd | Inhaler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02143949U (ja) | 1990-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |