JP2002326677A - エアゾール製品 - Google Patents

エアゾール製品

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JP2002326677A JP2001131719A JP2001131719A JP2002326677A JP 2002326677 A JP2002326677 A JP 2002326677A JP 2001131719 A JP2001131719 A JP 2001131719A JP 2001131719 A JP2001131719 A JP 2001131719A JP 2002326677 A JP2002326677 A JP 2002326677A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 育毛剤、養毛剤等の薬剤を頭皮全体に一様に
塗布することができ、且つ、頭皮へのマッサージも効果
的に行えるエアゾール製品を提供する。 【解決手段】 エアゾール製品1は、エアゾール容器1
0のステム13に嵌合するステムアタッチメント20を
備える。このステムアタッチメント20は、上面に、先
端が球面(基準面)上に配置されるように立設された頭
皮をマッサージするためのマッサージ用突出部31,3
1’を備え、更に、このマッサージ用突出部の先端と接
する基準面より、3mm〜7mmの下方に離れた位置
に、薬剤11を直線状に先端から吐出するジェット式突
出部51を備えている。また更に、ステムアタッチメン
ト20は、この基準面より6mm〜14mm下方に離れ
た位置に、薬剤をシャワー状に先端から分散して吐出す
るシャワー式突出部53を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布剤を頭部(頭
皮)に吐出して塗布するエアゾール製品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エアゾール容器内部に、育毛
剤、養毛剤などの塗布剤(以下、「薬剤」とする。)が
収納され、エアゾール容器上部のステムに嵌合されたス
テムアタッチメントから、頭皮に薬剤を吐出して塗布す
ると共に、ステムアタッチメントに備え付けられた頭皮
マッサージ用の突起にて頭皮をマッサージして、頭皮の
育毛、養毛を実現するエアゾール製品が知られている。
【0003】例えば、特開平10−29658に記載の
ステムアタッチメントは、薬剤を吐出する吐出口を備え
た管状突部を、ステムアタッチメント本体上面の中央部
に備え、更に、頭皮マッサージ用の突部を、その管状突
部の周囲に備えており、マッサージ用の突部が頭皮に押
し当てられると、ステムを作動させてエアゾール容器内
部からステムアタッチメント内部に薬剤を流入させ、ス
テムアタッチメント内部の流路を通じて吐出口から薬剤
を吐出して、頭皮に塗布する。尚、この時、ステムアタ
ッチメントは、マッサージ用の突起を振動させて、頭皮
をマッサージし、頭皮の育毛を促進させる。
【0004】一方、実開平3−70760に記載のエア
ゾール製品は、噴霧ヘッド部材の表面に分散して立設さ
れた複数の突起に塗布剤を噴霧する噴出口を備えてお
り、塗布剤を、それらの噴出口から分散して吐出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、以下のような問題点があった。ま
ず、前者のステムアタッチメントには、薬剤を頭皮に吐
出する管状突部が一つしか形成されていないことが問題
となっていた。
【0006】つまり、このステムアタッチメントは、吐
出口を一つしか備えていないから、薬剤を、その吐出口
周辺の頭皮に集中して塗布してしまっていた。この結
果、利用者は、上記ステムアタッチメントを用いて頭皮
全体に一様に薬剤を塗布することが困難で、薬剤の育毛
効果、養毛効果を十分に発揮させることができなかっ
た。
【0007】一方、後者のエアゾール製品は、複数の噴
出口を備えているため、薬剤を頭皮の一部に集中して塗
布することなく、一様に塗布することができるが、頭皮
へのマッサージ機能も有する噴出口を備えた突起が、同
一の高さに備えられているため、突起を頭皮に一様に当
接させることができず、効率よく頭皮をマッサージする
ことができなかった。
【0008】また、後者のエアゾール製品では、噴出口
を備えた突起が、直接頭皮に当接されるため、一部の噴
出口が頭皮にて閉塞されてしまい、薬剤が噴出口から吐
出されにくいことも問題となっていた。本発明は、この
ような問題に鑑みなされたものであり、塗布剤(薬剤)
を頭皮全体に一様に塗布することができ、且つ、頭皮の
マッサージを効果的に行うことができるエアゾール製品
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1に記載のエアゾール製品は、内部に塗布剤
を収容し、上部に備えられたステム部から、この塗布剤
を噴出するエアゾール容器と、このエアゾール容器のス
テム部に嵌合されるステムアタッチメントと、を備えて
いる。
【0010】そして、このステムアタッチメントは、ス
テム部の作動方向とは直交する方向に広がる平板状の本
体表面に、利用者の頭部に当接して頭部をマッサージす
るための複数のマッサージ用突出部と、このマッサージ
用突出部より短く形成され、ステム部から送入された塗
布剤を内部に形成された流路を通じて先端の吐出口から
外部に吐出し、頭部に塗布する複数の塗布用突出部と、
が立設された構成にされている。
【0011】更に、本発明の特徴として、このステムア
タッチメントの複数のマッサージ用突出部は、ステムア
タッチメントの本体表面からの高さが、その本体表面の
中央より端方向に従って連続的に高くなるように配列さ
れ、且つ、ステムアタッチメントの塗布用突出部の夫々
は、その先端が、複数のマッサージ用突出部の先端を結
ぶ面から3mm〜14mmの範囲内に、位置するように
形成されている。つまり、ステムアタッチメントの塗布
用突出部の先端は、マッサージ用突出部の先端を結ぶ面
からの距離が、法線方向に沿って上記範囲内となる位置
に、配置されている。
【0012】このような構成のエアゾール製品(請求項
1)は、マッサージ用突出部が本体表面の中央より端方
向に従って連続的に高くなるように配列されているの
で、このマッサージ用突出部を一様に頭部に当接させる
ことができる。また更に、このようにして利用者によっ
てマッサージ用突出部が頭部(頭皮)に当接された際
に、塗布用突出部の先端(吐出口)は、頭部(頭皮)か
ら3mm以上離れて配置され、頭皮によって吐出口が閉
塞されることがないので、塗布用突出部は、塗布剤を、
頭皮によって阻害されずに吐出することができる。ま
た、塗布用突出部は、先端(吐出口)が、頭部(頭皮)
から14mm以内に配置されるので、塗布剤を、毛髪に
よって阻害されることなく、頭皮へ塗布することができ
る。
【0013】したがって、請求項1に記載のエアゾール
製品によれば、利用者は、複数のマッサージ用突出部を
頭部(頭皮)に一様を当接させて、頭部(頭皮)をマッ
サージしながら、複数の塗布用突出部から吐出される塗
布剤を、簡単な操作で効率よく、頭皮に塗布することが
できる。
【0014】つまり、請求項1に記載のエアゾール製品
は、頭部のマッサージにより、育毛、養毛を促進させつ
つ、頭部への塗布剤の塗布を好適に行うことができる。
特に、塗布剤が育毛剤、養毛剤等である場合、エアゾー
ル製品(請求項1)は、育毛剤、養毛剤を頭部へ塗布す
ることによる育毛、養毛効果を、頭部のマッサージにて
一層向上させることができるので、便利である。
【0015】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のエアゾール製品において、ステムアタッチメン
トが、異なる噴射方式で吐出口より塗布剤を吐出する少
なくとも二種類以上の上記塗布用突出部を本体表面に備
えていることを特徴とするものである。
【0016】したがって、請求項2に記載のエアゾール
製品は、夫々の噴射方式の利点を生かしつつ、頭皮の各
部位に、塗布剤を、噴射方式に対応した異なる態様にて
塗布することができる。尚、請求項1又は請求項2に記
載のエアゾール製品において、ステムアタッチメント
は、請求項3に記載のように、塗布用突出部として少な
くとも、単一の吐出口から塗布剤を直線状に吐出するジ
ェット式突出部を備えているのがよい。
【0017】このようにステムアタッチメントがジェッ
ト式突出部を備えていると、エアゾール製品(請求項
3)は、ジェット式突出部にて、塗布剤を、頭皮の一部
に集中させて、頭皮の奥までしみ込むように塗布するこ
とできる。また、ステムアタッチメントにジェット式突
出部を形成する際には、請求項4に記載のように、ジェ
ット式突出部の先端が、複数のマッサージ用突出部の先
端を結ぶ面から、3mm〜7mmの範囲内に位置するよ
うにされているのがよい。
【0018】このようにすると、ジェット式突出部の先
端が、頭皮から7mm以内に配置されるので、ジェット
式突出部は、塗布剤を勢いよく頭皮に噴射して塗布する
ことができ、この塗布の際に塗布剤の噴射力によって適
度な刺激を頭皮に与えることができる。つまり、請求項
4に記載のエアゾール製品は、頭皮へのマッサージ効果
を高めることができて、育毛効果を向上させることがで
きる。
【0019】一方、請求項1〜請求項4のいずれかに記
載のエアゾール製品において、ステムアタッチメント
は、請求項5に記載のように、塗布用突出部として少な
くとも、複数の吐出口から塗布剤を分散して吐出するシ
ャワー式突出部を備えていることが好ましい。
【0020】このようにすると、エアゾール製品(請求
項5)は、シャワー式突出部にて、塗布剤を広範囲に分
散して、一様に塗布することができるため、利用者は、
簡単に塗布剤を頭部(頭皮)全体に万遍なく塗布するこ
とができる。尚、このようにステムアタッチメントにシ
ャワー式突出部を立設させる場合、シャワー式突出部の
先端は、請求項6に記載のように、複数のマッサージ用
突出部の先端を結ぶ面から、6mm〜14mmの範囲内
に位置するようにされているのが好ましい。
【0021】このようにすると、シャワー式突出部は、
頭部(頭皮)から適度に離れた位置(即ち、頭皮から6
mm以上離れた位置)から、塗布剤を吐出することがで
きるので、塗布剤を、一様に分散させて、頭皮に塗布す
ることができる。また、請求項7に記載のように、複数
の塗布用突出部は、上記ジェット式突出部及び上記シャ
ワー式突出部から構成されていてもよい。
【0022】このようにすると、エアゾール製品(請求
項7)は、塗布剤を、ジェット式突出部にて、頭皮の奥
までしみ込むように塗布しつつ、シャワー式突出部に
て、一様に万遍なく塗布することができる。即ち、請求
項7に記載のエアゾール製品は、ジェット式突出部の利
点と、シャワー式突出部の利点を相乗的に発揮すること
ができるため、利用者は、頭皮をマッサージしながら、
塗布剤を、簡単で効率よく頭皮に一様に塗布することが
できる。
【0023】尚、この請求項7に記載のエアゾール製品
において、ジェット式突出部及びシャワー式突出部は、
請求項8に記載のように、ステムアタッチメントの本体
表面に、交互に配列されているのが良い。このようにす
ると、エアゾール製品(請求項8)は、ジェット式突出
部の利点と、シャワー式突出部の利点を、より一層相乗
的に発揮することができる。
【0024】この他、請求項1〜請求項8のいずれかに
記載のエアゾール製品において、複数の塗布用突出部
は、請求項9に記載のように、ステムアタッチメントの
本体表面に、その塗布用突出部の夫々が頭部へ吐出する
塗布剤の塗布面積と同程度の密度で備えられているのが
好ましい。
【0025】このようにすると、エアゾール製品は、塗
布剤を、吐出口から数回吐出するだけで、エアゾール製
品が当接している頭皮全体に塗布することができるた
め、利用者は、より一層簡単に塗布剤を頭皮に塗布する
ことができる。尚、塗布剤の塗布面積が、塗布用突出部
の形状、噴射方式によって異なる場合には、それらの塗
布面積の平均値と同程度の密度で、塗布用突出部を配置
してもよいし、夫々の種類の塗布用突出部を、夫々の塗
布面積と同程度の密度で配置してもよい。
【0026】また、請求項1〜請求項9のいずれかに記
載のエアゾール製品において、ステムアタッチメント
は、請求項10に記載のように、ステム部の作動方向と
は直交する方向の幅が、その方向のエアゾール容器の幅
に対して、80%〜120%の範囲内となるように形成
されているのがよい。
【0027】なぜなら、ステムアタッチメントが、エア
ゾール容器の幅に対して120%よりも大きいと、エア
ゾール製品は、取り付けられたステムアタッチメントの
重みにより、上部が不安定になって、姿勢が安定せず、
逆に、エアゾール容器の幅に対して80%よりも小さい
と、マッサージ用突出部及び塗布用突出部の立設可能な
面積が小さくなり、利用者が塗布剤を効率よく頭部に塗
布することができなくなるからである。
【0028】つまり、請求項10に記載のようにすれ
ば、エアゾール製品を、安定して縦置きすることがで
き、一方で、利用者に塗布剤を効率よく頭部に塗布させ
ることができる。この他、請求項10に記載のエアゾー
ル製品では、ステムアタッチメントがエアゾール容器に
対して適度な大きさとなるため、ステムアタッチメント
はエアゾール容器の軸に直交する方向に揺動しにくくな
り、塗布剤の塗布の際に、ステムに過剰な負荷がかかる
のを抑制することができる。また、ステムアタッチメン
トがエアゾール容器に対して適度な大きさであるから、
エアゾール製品の保管、運搬等の際に、ステムアタッチ
メントが収納スペースを過剰にとることがなくて便利で
ある。
【0029】また、請求項11に記載の発明は、以上に
説明した請求項1〜請求項10のいずれかに記載のエア
ゾール製品において、エアゾール容器から外されたステ
ムアタッチメントのステム部の取付部分に対して、水密
に嵌着可能な蓋体を備えていることを特徴とするもので
ある。
【0030】このように構成された請求項11に記載の
エアゾール製品によれば、利用者は、エアゾール容器か
らステムアタッチメントを取り外した際に、ステム部の
取付部分に蓋体を取り付けて、この蓋体を備えたステム
アタッチメントを、マッサージ器として、頭皮に押し当
てて、頭部(頭皮)をマッサージすることができる。
【0031】しかも、蓋体は、ステムアタッチメントに
対して水密に嵌着されるから、利用者は、ステムアタッ
チメントから、残った塗布剤が垂れ落ちてくる心配をす
ることなく、快適に頭皮をマッサージすることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例につい
て、図面を示しつつ説明する。図1は、本発明が適用さ
れたエアゾール製品1の構成を表す概略斜視図である。
また、図2は、エアゾール製品1のエアゾール容器10
と、ステムアタッチメント20を分解して示した概略分
解側面図であり、エアゾール製品1の側面部分に隠れた
内側の構造の一部は、点線にて示されている。尚、図2
において、後述のマッサージ用突出部31,31’、ジ
ェット式突出部51及びシャワー式突出部53は、ステ
ムアタッチメント20の上面において、図1のA−A’
一点鎖線上に位置するものだけが示されている(後述の
図7も同様)。
【0033】また、図3は、エアゾール製品1のA−
A’一点鎖線(図1)から長手方向に沿った概略断面図
である。ただし、図3において、後述のマッサージ用突
出部31,31’、ジェット式突出部51、及びシャワ
ー式突出部53は、A−A’一点鎖線状に位置するもの
だけが示されている(図4(a)も同様)。
【0034】図1〜図3に示すように、エアゾール製品
1は、内部に育毛剤、養毛剤等の薬剤11が収容され、
上部に薬剤11を噴出するステム13を備えたエアゾー
ル容器10と、ステム13に固着され、ステム13から
流入してくる薬剤11を、後述のジェット式突出部51
及びシャワー式突出部53の先端に形成された吐出口5
1a,53aから吐出するステムアタッチメント20
と、を備えている。
【0035】そして、このエアゾール容器10及びステ
ムアタッチメント20から構成されるエアゾール製品1
は、利用者によってステムアタッチメント20が頭皮に
押し当てられ、同時にステム13がエアゾール容器10
の内部方向に作動されると、吐出口51a,53aから
薬剤11を吐出して頭皮に薬剤11を塗布すると共に、
後述のマッサージ用突出部31,31’にて頭皮を押圧
してマッサージする。
【0036】詳述すると、エアゾール容器10は、周知
の構成のプラスチック製(例えば、ポリエステル製)の
エアゾール容器や、金属製エアゾール容器であり、上部
がステム13を適所に固着するマウンティングカップ1
5で密閉され、且つ、底面が閉塞された略円筒状の容器
本体の内部に、上述の薬剤11の他、薬剤噴射用のガス
を充填している。
【0037】そして、容器本体の上部のマウンティング
カップ15により固着された薬剤11を噴出するための
ステム13は、管状部材が、容器本体の長手方向の中心
軸上となる位置から、その長手方向に沿って上方に延設
された構造となっており、利用者がステム13を下方に
作動させると、容器本体の内部に充填されたガスの圧力
により、薬剤11を噴射するようにされている。
【0038】また、このステム13をエアゾール容器1
0の中心軸上に配置するマウンティングカップ15は、
ステム13、及び、このステム13にエアゾール容器1
0の内部で接続され薬剤11をステム13の作動と共に
弁の開閉にてステム13の先端から噴出させるバルブ1
7(図3参照)、を適所に配置するために、バルブ17
が固定される位置(中央)と、容器本体の外縁との間に
窪部15aが形成された概ね断面W字状の構造となって
いる。尚、図3において、バルブ17の断面構造は周知
のものであるので省略されている。
【0039】一方、エアゾール容器10内部は、容器本
体の内部に薬剤11が充填された内袋19を備え、容器
本体の内面と内袋19との間に上記噴射用のガスを備え
た周知の構成とされている。このような構成のエアゾー
ル容器10は、利用者によってステム13が作動される
と、ガスによって内袋を圧縮して、薬剤11を内袋から
ステム13を介して外部に押し出す。尚、エアゾール容
器10内部は、これ以外の周知の構成として、容器本体
の内面に薬剤腐食防止用の樹脂が被覆された構成で、こ
の容器本体の内部に、薬剤11及び薬剤噴射用のガスが
両方とも、内袋を使用せずに直接充填されたものであっ
てもよい。
【0040】次に、ステムアタッチメント20は、後述
のジェット式突出部51及びシャワー式突出部53から
吐出される薬剤11を頭皮に、一様に塗布すると共に、
薬剤塗布の際に頭皮をマッサージして育毛、養毛効果を
高めるために、具体的に以下に説明する構成(図1〜図
5参照)となっている。尚、図4は、ステムアタッチメ
ント20の構成を表す説明図であり、図4(a)はステ
ムアタッチメント20を分解して表した概略分解断面
図、図4(b)は、ステムアタッチメント20の概略上
面図である。また、図5は、薬剤11を夫々異なる噴射
方式で吐出するジェット式突出部51及びシャワー式突
出部53の構成を表した説明図である。
【0041】図3に示すように、ステムアタッチメント
20は、主に、円盤状で上面に頭皮をマッサージするた
めのマッサージ用突出部31,31’が形成されたアタ
ッチメント上方部材30と、アタッチメント上方部材3
0の下方で固定され、上面に後述の溝部43を備えると
共に、下面にステム13周囲に形成されたマウンティン
グカップの隆起部を包囲するステム取付部41を備えた
アタッチメント下方部材40と、このアタッチメント下
方部材40の溝部43に収容されるようにしてアタッチ
メント上方部材30に固定され、上面に立設されたジェ
ット式突出部51及びシャワー式突出部53の吐出口5
1a,53aから薬剤11を異なる噴射方式で吐出する
塗布用突出部形成部材50と、から構成されている。
【0042】即ち、ステムアタッチメント20は、この
アタッチメント上方部材30、塗布用突出部形成部材5
0、アタッチメント下方部材40にて組み立てられるこ
とにより、上面に、マッサージ用突出部31,31’、
ジェット式突出部51及びシャワー式突出部53が立設
され、下面にステム取付部41が立設され、本体内部が
空洞21にされた厚みを有する円盤状に構成されてい
る。
【0043】詳述すると、このステムアタッチメント2
0の上部を構成するアタッチメント上方部材30には、
下面の外縁側に、アタッチメント下方部材40と係止さ
れる凸状係止部33が立設されている。また、アタッチ
メント上方部材30は、後述の塗布用突出部形成部材5
0を、ジェット式突出部51及びシャワー式突出部53
を下方から上方へ貫通させるようにして、固定するため
の貫通孔35を、ジェット式突出部51及びシャワー式
突出部53がステムアタッチメント20の上面に立設さ
れる位置に、備えている。
【0044】そして、マッサージ用突出部31,31’
は、このアタッチメント上方部材30の上面(即ち、ス
テムアタッチメント20の上面)に、中央(円盤の中心
部)から端部方向に従って連続的に高くなるようにされ
て、表面より垂直方向に分散立設されており、その高さ
は、先端がアタッチメント上方部材30の中央(円盤の
中心部)から端部に向けて、半径が100〜300mm
の球面に接する位置に配置されるように、設定されてい
る。
【0045】つまり、マッサージ用突出部31,31’
は、ステムアタッチメント20の中心軸上となる上部遠
方に、上記半径の球が配置されていると仮定した場合に
おいて、その球面に対応する位置に先端が配置された構
成にされている。例えば本実施例において、このマッサ
ージ用突出部31,31’は、図4(b)に示すよう
に、ステムアタッチメント20の上面の中央から同心円
状に同一高さのものが配列され、その中央を通るステム
アタッチメント20の上面に沿った線上(例えばA−
A’一点鎖線上)に位置するマッサージ用突出部31,
31’は、図3に示すエアゾール製品1の断面図からも
理解できるように、先端が上記半径の円弧上(点線R−
R’)に位置するようにされている。
【0046】尚、この球面の半径は、一般的な利用者の
頭部表面の曲率に合わせて、150〜250mmに設定
されるのが特に好ましく、エアゾール製品1をこのよう
な構成とすれば、利用者は、ステムアタッチメント20
に分散立設されたマッサージ用突出部31,31’全体
を利用者の頭皮に一様に当接させることができ、頭皮を
効率よくマッサージすることができる。
【0047】ただし、マッサージ用突出部31,31’
は、概ね上述の球面に先端が接する高さにて立設されて
いればよく、必ずしも先端が正確に球面に沿っていなけ
ればならないというものではない。なぜなら、頭部形状
は利用者毎に異なるのに、正確に球面に沿って高さを設
定しても、それによる効果が製造の煩雑さと似合わない
からである。
【0048】また本実施例において、ステムアタッチメ
ント20の上面の最外周に位置するマッサージ用突出部
31’は、高さが8mmから20mmに設定されてい
る。これは、最外周のマッサージ用突出部31’の高さ
が8mm未満であると、特に中央部のマッサージ用突出
部31が短くなりすぎて、頭皮を十分に刺激してマッサ
ージすることができず、また一方で、20mmを越える
と、マッサージ用突出部31,31’の櫛通りが悪くな
ることで操作性が悪くなり、更に、突出部分が長すぎる
ことでマッサージ用突出部31,31’の先端にまで力
が加わりにくくなって頭皮を十分に刺激できなくなり、
マッサージ効果が薄らぐからである。尚、より効果的に
マッサージを行うためには、マッサージ用突出部31’
の高さが、10mm〜15mmに設定されているのが好
ましい。このようにすると、エアゾール製品1は、一層
のマッサージ効果をもたらすことができる。
【0049】この他、本実施例において、マッサージ用
突出部31,31’は、その先端部が球状で丸みをもっ
た構造にされており、利用者がマッサージ用突出部3
1,31’で頭皮を傷つけることなく、しっかりとマッ
サージすることができるようにされている。
【0050】一方、アタッチメント下方部材40は、円
盤状に形成され、上面に、アタッチメント上方部材30
によって閉塞されると上述の空洞21を形成する凹状の
溝部43を備えている。また、このアタッチメント下方
部材40の下方の中央部(即ち、円盤の中心部)には、
ステム13上部に嵌合されると共に、このステム13か
ら噴射されて送りだされてくる薬剤11を溝部43(即
ち、ステムアタッチメント20内部の空洞21)に導く
ための流入孔45が形成されている。
【0051】更に、このアタッチメント下方部材40
は、アタッチメント下方部材40の上面でありアタッチ
メント上方部材30の凸状係止部33に対応する位置
に、その凸状係止部33と嵌合する凹状係止部47を備
えており、凹状係止部47がアタッチメント上方部材3
0の凸状係止部33に嵌合されると、アタッチメント上
方部材30と、その係止部33,47で水密に固着され
る。
【0052】次に、ステム取付部41は、厚みを有する
円筒状部材が、アタッチメント下方部材40の下面の中
央から、その下面とは直交する下方に向けて立設された
構成にされており、アタッチメント下方部材40の中央
に位置する上述の流入孔45と連通されている。また、
ステム取付部41は、この円筒状部材の内部に、螺子山
を備えており、後述する蓋体60が接続可能な構成にさ
れている。
【0053】また、ステム取付部41の外周には、エア
ゾール容器10上部の窪部15aに摺動自在に嵌合して
ステムアタッチメント20を支持する円筒状の本体支持
部42が、ステム取付部41と所定間隔離れた位置に立
設されており、これによって、ステムアタッチメント2
0は、エアゾール容器10に対して、ステム13との取
付方向とは垂直な方向となる左右方向に揺動しないよう
にされている。
【0054】次に、塗布用突出部形成部材50は、アタ
ッチメント下方部材40の溝部43に収納される円盤状
の突出部本体55の表面に対して垂直方向に、内部が管
状に形成され、薬剤11を直線状(ジェット状)に吐出
する複数のジェット式突出部51と、薬剤11をシャワ
ー状に吐出するシャワー式突出部53とが、立設された
構成にされている。
【0055】詳述すると、塗布用突出部形成部材50
は、図4(b)に示すように、ジェット式突出部51及
びシャワー式突出部53の内、同一種類のものが同心円
上に配列されるように立設され、且つ、この異なる半径
の複数の同心円上に配列されたジェット式突出部51及
びシャワー式突出部53が、突出部本体55の中央から
外縁方向に向けて交互に配列された構成となっている。
尚、図4(b)では簡略して、シャワー式突出部53の
外周に、ジェット式突出部51が配列されたステムアタ
ッチメント20上面の態様を示しているが、ステムアタ
ッチメント20は、更に外周に、シャワー式突出部53
が配列され、それより更に外周に、ジェット式突出部5
1が配列された構成となっている。
【0056】また、本実施例において、ジェット式突出
部51及びシャワー式突出部53は、ステムアタッチメ
ント20上面に1センチ平方メートル当たり少なくとも
一つ備えられており、ジェット式突出部51及びシャワ
ー式突出部53の夫々が頭部へ吐出する薬剤11の塗布
面積の平均値と同程度の密度で配置されている。尚、こ
こでいう塗布面積とは、ジェット式突出部51、シャワ
ー式突出部53の夫々が一度に塗布する薬剤11の頭部
表面(頭皮)における面積のことである。
【0057】そして、このように構成された塗布用突出
部形成部材50は、ジェット式突出部51及びシャワー
式突出部53の夫々が、対応するアタッチメント上方部
材30の貫通孔35を下方から上方へ貫くようにして、
アタッチメント上方部材30の下側から固着されてお
り、突出部本体55の下面は、ステムアタッチメント2
0内部の空洞21と対向するようにされている。
【0058】また、貫通孔35を貫通するようにしてス
テムアタッチメント20の上面に突出されたジェット式
突出部51及びシャワー式突出部53は、その先端が、
マッサージ用突出部31,31’の先端を結んでできる
面(即ち、上述の球面)から、ステムアタッチメント上
面側で、その球面の法線に沿う方向に3mm〜14mm
の範囲内に配置されるように、高さが設定されている。
尚、以下では、マッサージ用突出部31,31’の先端
を結んでできる面を、「基準面」と表現する。また、こ
の基準面は、図3に示すエアゾール製品の断面図におい
て、点線R−R’にて示されている。
【0059】そして特に本実施例において、このシャワ
ー式突出部53及びジェット式突出部51の詳細構成
は、以下に説明するようになっている。尚、図5は、ジ
ェット式突出部51及びシャワー式突出部53の断面の
構成(図5(a))、ジェット式突出部51上面(先端
部分)の構成(図5(b))、及び、シャワー式突出部
53上面(先端部分)の構成(図5(c))を示した説
明図である。
【0060】まず、ジェット式突出部51は、管状に形
成されており、内部に突出部本体55の下側の表面から
先端に繋がる流路57を備えている。また、このジェッ
ト式突出部51は、先端部に、単一の吐出口51aを備
えており(図5(b)参照)、ステムアタッチメント2
0内部の空洞21から流路57を通じて送出されてくる
薬剤11を、この吐出口51aより直線状、即ちジェッ
ト状に噴射する。
【0061】また、このジェット式突出部51は、その
先端が、基準面から、3mm〜14mm(本実施例で
は、特に3mm〜7mm)に位置するように、設定され
ている。つまり、ジェット式突出部51は、先端を結ぶ
面(図3の点線L1−L1’)が、基準面(図3の点線
R−R’)から上記所定距離だけ離れるように構成され
ている。
【0062】これは、ジェット式突出部51の吐出口5
1aが、頭皮に当接されるマッサージ用突出部31,3
1’の先端から離れすぎている(つまり、吐出口51a
の基準面からの距離が上述の14mmを越えるものであ
る)と、吐出口51aから頭皮までの距離が長くなるた
めに、薬剤11が頭髪等に阻害されて、頭皮に効率的に
当たらず、一方、ジェット式突出部51の吐出口51a
が、頭皮に当接されるマッサージ用突出部31,31’
の先端から近すぎる(つまり、吐出口51aの基準面か
らの距離が上述の3mm未満である)と、吐出口51a
から頭皮までの距離が短すぎて、頭皮で、薬剤11の吐
出が阻害されてしまう可能性があるからである。
【0063】特に、頭皮からの吐出口51aまでの距離
が短すぎると、利用者の頭部の形状によって、吐出口5
1aの一部が頭皮で閉塞されてしまい、利用者が、薬剤
11を効率よく塗布することができなくなってしまうか
ら、このようにジェット式突出部51の高さを設定する
必要がある。
【0064】また、本実施例では特に、このジェット式
突出部51にて薬剤11を単一の吐出口51aから勢い
よく噴射(吐出)することにより、この噴射力で頭皮に
刺激を与えつつ、頭皮(毛根)の奥にまで、薬剤11が
効率よくしみ込むようにするため、ジェット式突出部5
1を、先端が基準面から3mm〜7mmに位置するよう
に構成している。
【0065】これは、ジェット式突出部51の先端が基
準面から7mmより高く14mmより低い位置にある
と、吐出口51aと、頭皮との間の距離が広くなって、
吐出口51aから頭皮に薬剤11が至るまでに薬剤11
の噴射力(流速)が弱くなってしまい、結果、薬剤11
を勢いよく頭皮に噴出することによって得られる頭皮へ
の育毛効果(薬剤の頭皮への浸透)及びマッサージ効果
(頭皮への適度な刺激)が半減してしまうからである。
【0066】次に、シャワー式突出部53の夫々は、薬
剤11をステムアタッチメント20内部の空洞21から
シャワー式突出部53の先端へ導くための流路57を、
内部に備えている。また、シャワー式突出部53は、先
端部に、複数の吐出口53a(図5(c)参照)を備え
ており、ステムアタッチメント20内部の空洞21から
流路57を通じて送出されてくる薬剤11を、この複数
の吐出口53aより分散して、シャワー状に吐出する。
尚、ここでシャワー状とは、薬剤11が分散して噴出さ
れる状態を示しており、例えば、シャワー式突出部53
は、薬剤11を霧吹きのように霧状に噴出するものであ
ってもよい。
【0067】また更に、このシャワー式突出部53は、
上述のように先端が基準面から3mm〜14mm(本実
施例では特に、6mm〜14mm)離れた面(図3にお
ける点線L2−L2’)に接するように形成されてい
る。これは、頭皮に当接されるマッサージ用突出部3
1,31’の先端からシャワー式突出部53の吐出口ま
での長さが3mm未満及び14mmを越えるものである
と、上述のジェット式突出部51と同様の問題が生じる
からである。
【0068】尚、本実施例においては、シャワー式突出
部53の先端が基準面から6mm〜14mmに位置する
ようにされているが、これは、薬剤11を分散して吐出
するシャワー式突出部53の機能を十分に発揮させるた
めである。つまり、シャワー式突出部53の先端が、基
準面から6mmより低い位置に配置されると、頭皮から
吐出口53aまでの距離が短すぎるために、シャワー状
に吐出される薬剤11が十分に広がって頭皮に塗布され
なくなってしまう一方で、本実施例のように、シャワー
式突出部53の先端が基準面から6mm〜14mmの範
囲に位置していると、吐出口53aから噴射されるシャ
ワー状の薬剤11が適度に広がって頭皮に塗布されるの
で、利用者は、薬剤11を頭皮にまんべんなく一様に塗
布することができる。
【0069】また特に、ジェット式突出部51及びシャ
ワー式突出部53の高さが上述のようにして夫々適正に
設定されていると、異なる噴射方式の突出部51,53
の夫々の機能が相乗的に発揮されるため、エアゾール製
品1は、育毛効果、マッサージ効果をより一層発揮する
ことができる。
【0070】尚、以上には説明しなかったが、上記ジェ
ット式突出部51及びシャワー式突出部53の先端に形
成された吐出口の口径は、0.01〜0.3mmに設定
されているのが好ましい。また、このジェット式突出部
51及びシャワー式突出部53は、本実施例のように、
異なる半径の複数の同心円状に配列されていることが好
ましく、ステムアタッチメント20の中心に形成されて
いないことが好ましい。なぜなら、ステム13がステム
アタッチメント20の中心軸上に配置されているため、
ジェット式突出部51、シャワー式突出部53が中心に
配置されていると、その中心に位置する突出部から、集
中して薬剤11が吐出されてしまうからである。換言す
ると、中心以外の位置にジェット式突出部51、シャワ
ー式突出部53を配置すれば、上記問題が解決でき、こ
れらのジェット式突出部51及びシャワー式突出部53
から一様に薬剤11を吐出させることができる。
【0071】この他、ジェット式突出部51及びシャワ
ー式突出部53を含む塗布用突出部形成部材50を構成
する材料としては、ポリオキシメチレン(POM)の
他、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。特
に、ポリオキシメチレンを用いると、塗布用突出部形成
部材50を精密に成形することが可能である。
【0072】以上、ステムアタッチメント20について
説明したが、このステムアタッチメント20の横方向の
幅(即ち、ステム13の作動方向とは直交する方向の
幅)は、エアゾール容器10の同一方向の幅の80%〜
120%に設定されている。これは、幅が120%以上
であると、ステム13にステムアタッチメント20が取
り付けられた際に、ステムアタッチメント20が左右方
向(横方向)に揺動しやすくなる一方で、幅が80%以
下であると、ステムアタッチメント20の本体表面の面
積が小さくなり、マッサージ用突出部31,31’、ジ
ェット式突出部51、及びシャワー式突出部53があま
り設けられなくなるためである。また更に、ステムアタ
ッチメント20の幅を広くしすぎると、エアゾール製品
1を縦置きする際に、上部がステムアタッチメント20
の重みで不安定になったり、エアゾール製品1の保管、
運搬や、店頭で陳列など際に場所を取るなどの問題も発
生する。
【0073】換言すると、本実施例のようにステムアタ
ッチメント20の幅が設定されている場合、エアゾール
製品1は、ステムアタッチメント20がエアゾール容器
10に対して左右に揺動するのを抑制でき、しかも、事
業者は、エアゾール製品1の運搬、保管、陳列等を効率
よく行うことができる。特に、ステムアタッチメント2
0の幅がエアゾール容器10の幅の90%〜110%以
内に抑えられていると、エアゾール製品1は、より一層
上述の効果を発揮することができる。
【0074】この他、上記塗布用突出部形成部材50以
外のステムアタッチメント20の各部位は、耐久性、薬
剤耐腐食性等を考慮に入れると、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、などのポリオレフィン系樹脂で形成されてい
ることが好ましい。また、このステムアタッチメント2
0をエアゾール容器10に取り付けた本実施例のエアゾ
ール製品1は、マッサージ用突出部31,31’の先端
部が球面(基準面)に沿って配列された構成とされてる
ため、利用者は、マッサージ用突出部31,31’を一
様に頭皮に当接させて、効率よく頭部をマッサージする
ことができ、同時に、簡単な操作で、薬剤11をジェッ
ト式突出部51及びシャワー式突出部53にて頭皮全体
に一様に塗布することができて、この操作により頭部の
育毛、養毛を効果的に促進させることができる。
【0075】また、上述のようにステムアタッチメント
20は、エアゾール容器10に着脱自在にされているか
ら、例えば、エアゾール容器10の内容物(即ち、薬剤
11)がなくなってしまった際には、利用者は、ステム
アタッチメント20だけを簡単に取り外して、これを、
薬剤11が充填された新しいエアゾール容器10に付け
替えることができる。また、利用者は、ステムアタッチ
メント20を取り外して、これを容易に洗浄することが
できるから、本実施例のエアゾール製品1は、衛生面の
点においても有効である。
【0076】更に、利用者は、薬剤塗布後に、上述のよ
うにしてエアゾール容器10から取り外されたステムア
タッチメント20をマッサージ器として使用すれば、薬
剤11が充填された重いエアゾール容器10を持たなく
ても、マッサージ用突出部31,31’を頭皮に当接さ
せて、簡便に頭皮をマッサージすることができる。
【0077】尚、ステムアタッチメント20をエアゾー
ル容器10から取り外すだけであると、本体内部の空洞
21に残った薬剤11がステム取付部41から漏れ落ち
てくるから、本実施例では、このステムアタッチメント
20のステム取付部41に水密に嵌着可能な図6に示す
蓋体60を備えている。ここで、図6は、この蓋体60
の構成を表す説明図であり、図6(a)は、蓋体60の
概略側面図、図6(b)は、蓋体60の概略断面図であ
る。
【0078】図6に示すように、この蓋体60は、主
に、ステムアタッチメント20のステム取付部41に螺
合されてステムアタッチメント20と水密に固着される
蓋体螺子部61と、利用者が蓋体60を介してステムア
タッチメント20を容易に把持可能とするための蓋体把
持部63と、蓋体螺子部61と蓋体把持部63との間に
設けられ、この蓋体螺子部61と蓋体把持部63とを伸
縮自在に連結する蓋体接続部65と、から構成されてい
る。
【0079】詳述すると、この蓋体螺子部61は、ステ
ム取付部41より小径に形成された円筒部材の外面に螺
子山が形成された構成になっている。そして、この蓋体
螺子部61と接続された蓋体接続部65は、円筒部材に
折り目が設けられ、蛇腹状に形成された構造となってお
り、この円筒部材の中心軸方向に沿って自在に伸縮可能
にされている。
【0080】また、蓋体把持部63は、概略円盤状に形
成されており、蓋体接続部65に蓋体螺子部61とは反
対側で接続されている。つまり、このような蓋体把持部
63を備えることにより、蓋体60は、利用者が蓋体把
持部63を把持して、蓋体接続部65の中心軸方向への
伸縮操作を簡単に行えるような操作性の良い構成となっ
ている。
【0081】したがって、利用者は、薬剤塗布を終えた
後に、ステム13から取り外されたステムアタッチメン
ト20のステム取付部41に、このような構成の蓋体6
0を螺合して取り付け、このステムアタッチメント20
上側を頭皮に当てると、マッサージ用突出部31,3
1’にて頭皮をマッサージしつつ、蓋体把持部63を持
って蓋体接続部65を伸縮させながら、空気を吐出口5
1a,53aから排出させて、頭皮に適度な刺激を与え
ることができ、簡単で効率よく頭部の育毛、養毛操作を
行うことができる。
【0082】また、蓋体60は、ステムアタッチメント
20のステム取付部41を水密に閉塞することができる
ため、この蓋体60を使用することによって、利用者
は、ステムアタッチメント20の本体内部の空洞21に
残った薬剤11が手元に漏れ落ちる心配をすることな
く、頭皮のマッサージを行うことができる。
【0083】以上、蓋体60の構成について説明した
が、本実施例のエアゾール製品1は、この他、ステムア
タッチメント20の上側を被覆するキャップ70を備え
ている。尚、図7は、このキャップ70の構成を表す説
明図であり、図7(a)は、ステムアタッチメント20
にキャップ70が嵌合される前の態様を示す側面図、図
7(b)は、ステムアタッチメント20にキャップ70
が嵌合された態様を示す側面図である。図7においてキ
ャップ70の内面は、点線にて表されている。
【0084】このキャップ70は、円筒部材の上端が閉
塞された構造となっており、ステムアタッチメントの側
面に圧着されるように、内径が、ステムアタッチメント
の外径と同程度となるように設定されている。このよう
なキャップ70をエアゾール製品1に備えることによ
り、利用者は、エアゾール製品1の使用後、ステムアタ
ッチメント20の上部にキャップ70を嵌合させて、ジ
ェット式突出部51及びシャワー式突出部53を上部か
ら覆うことができる。したがって、利用者は、吐出口5
1a,53aに付着した薬剤11が、衣服などに付く心
配をすることなく、エアゾール製品1を簡便に保管でき
る。
【0085】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明のエアゾール製品1は、主に、頭皮をマッサ
ージしつつ、塗布剤を有効に頭皮に塗布するためにマッ
サージ用突出部及び塗布用突出部の高さを好適に設定し
たものであるので、この要旨に反しない限り、上記実施
例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることが
できる。
【0086】例えば、上記実施例におけるステムアタッ
チメント20の形状は、円形でなくてもよく、楕円形又
は略楕円形、四角形、菱形、三角形又は略三角形等でも
良い。また、塗布用突出部形成部材50は、必ずしもシ
ャワー式突出部53及びジェット式突出部51で構成し
なければならないというものではない。つまり、塗布用
突出部形成部材50は、シャワー式突出部53のみが立
設された構成にされていてもよいし、ジェット式突出部
51のみが立設された構成にされていてもよい。
【0087】例えば、ジェット式突出部51のみで構成
されたステムアタッチメント20を用いると、利用者
は、上記実施例のエアゾール製品1と比較して、薬剤を
頭皮に一様に塗布しずらくなるが、このようなエアゾー
ル製品は、薬剤11を吐出口から勢いよく噴射して、頭
皮の奥まで薬剤11をしみ込ませるように塗布すること
が可能であり、薬剤の効果を有効に頭皮に働かせること
ができる。
【0088】一方、シャワー式突出部53のみで構成さ
れたステムアタッチメント20を用いると、ジェット式
突出部51と比較して頭皮の奥まで薬剤11をしみ込ま
せるように塗布することができなくなるが、頭皮全体に
ムラなく薬剤11を塗布することができる。
【0089】また、エアゾール製品1のシャワー式突出
部53及びジェット式突出部51は、その先端が、基準
面から所定間隔離れた面(図3に示す点線L1−L1’
及び点線L2−L2’)に接するように構成されている
が、シャワー式突出部53及びジェット式突出部51
は、基準面から3mm〜14mmの範囲内に先端が位置
するように形成されていれば、必ずしも、このような面
に接するように構成されている必要はなく、夫々の突出
部の高さがバラバラとされた状態で形成されていても構
わない。
【0090】この他、上記実施例において、ステムアタ
ッチメント20の上面に、マッサージ用突出部31,3
1’に加えて、マッサージ用のブラシ毛を複数箇所に植
設すると、エアゾール製品1のマッサージ効果を一層高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エアゾール製品1の構成を表す概略斜視図で
ある。
【図2】 エアゾール製品1を分解して表した概略分解
側面図である。
【図3】 エアゾール製品1の断面の構成を表す概略断
面図である。
【図4】 ステムアタッチメント20の構成を表す説明
図である。
【図5】 ジェット式突出部51及びシャワー式突出部
53の構成を表す説明図である。
【図6】 蓋体60の構成を表す説明図である。
【図7】 キャップ70の構成を表す説明図である。
【符号の説明】
1…エアゾール製品 10…エアゾール容器 11
…薬剤 13…ステム 15…マウンティングカップ 15a…窪部 17…バルブ 19…内袋 20
…ステムアタッチメント 21…空洞 30…アタッチメント上方部材 31
…マッサージ用突出部 33,47…係止部 35…貫通孔 40…アタッ
チメント下方部材 41…ステム取付部 42…本体支持部 43…溝
部 45…流入孔 50…塗布用突出部形成部材 51…ジェット式突出
部 51a,53a…吐出口 53…シャワー式突出部
55…突出部本体 57…流路 60…蓋体 61…蓋体螺子部 6
3…蓋体把持部 65…蓋体接続部 70…キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 宏純 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地12 ホーユー株式会社総合研究所内 (72)発明者 松長 克治 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字櫨木1番 地12 ホーユー株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3E014 PA01 PB01 PD01 PE25 4F033 RA02 RC16 RC24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に塗布剤を収容し、上部に備えられ
    たステム部から該塗布剤を噴出するエアゾール容器と、 利用者の頭部に当接して頭部をマッサージするための複
    数のマッサージ用突出部と、該マッサージ用突出部より
    短く形成され、前記ステム部から送入された塗布剤を内
    部に形成された流路を通じて先端の吐出口から外部に吐
    出し、頭部に塗布する複数の塗布用突出部と、が平板状
    の本体表面に立設され、該本体がステム部の作動方向と
    は直交するように、前記エアゾール容器のステム部に嵌
    合されたステムアタッチメントと、 を備えたエアゾール製品において、 前記ステムアタッチメントの前記複数のマッサージ用突
    出部は、その本体表面からの高さが、その本体表面の中
    央より端方向に従って連続的に高くなるように配列さ
    れ、 前記ステムアタッチメントの前記塗布用突出部の夫々
    は、その先端が、前記複数のマッサージ用突出部の先端
    を結ぶ面から3mm〜14mmの範囲内に位置するよう
    に、形成されていることを特徴とするエアゾール製品。
  2. 【請求項2】 前記ステムアタッチメントは、異なる噴
    射方式で吐出口より塗布剤を吐出する少なくとも二種類
    以上の前記塗布用突出部を本体表面に備えることを特徴
    とする請求項1に記載のエアゾール製品。
  3. 【請求項3】 前記ステムアタッチメントは、前記塗布
    用突出部として少なくとも、単一の吐出口から塗布剤を
    直線状に吐出するジェット式突出部を備えていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアゾール製
    品。
  4. 【請求項4】 前記ジェット式突出部は、先端が、前記
    複数のマッサージ用突出部の先端を結ぶ面から、3mm
    〜7mmの範囲内に位置するように形成されていること
    を特徴とする請求項3に記載のエアゾール製品。
  5. 【請求項5】 前記ステムアタッチメントは、前記塗布
    用突出部として少なくとも、複数の吐出口から塗布剤を
    分散して吐出するシャワー式突出部を備えていることを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエア
    ゾール製品。
  6. 【請求項6】 前記シャワー式突出部は、先端が、前記
    複数のマッサージ用突出部の先端を結ぶ面から、6mm
    〜14mmの範囲内に位置するように形成されているこ
    とを特徴とする請求項5に記載のエアゾール製品。
  7. 【請求項7】 前記複数の塗布用突出部は、単一の吐出
    口から塗布剤を直線状に吐出するジェット式突出部と、
    複数の吐出口から塗布剤を分散して吐出するシャワー式
    突出部と、からなることを特徴とする請求項1〜請求項
    6のいずれかに記載のエアゾール製品。
  8. 【請求項8】 前記ジェット式突出部及び前記シャワー
    式突出部は、前記ステムアタッチメントの本体表面に、
    交互に配列されていることを特徴とする請求項7に記載
    のエアゾール製品。
  9. 【請求項9】 前記複数の塗布用突出部は、前記ステム
    アタッチメントの本体表面に、該塗布用突出部の夫々が
    頭部へ吐出する塗布剤の塗布面積と同程度の密度で備え
    られていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいず
    れかに記載のエアゾール製品。
  10. 【請求項10】 前記ステムアタッチメントは、ステム
    部の作動方向とは直交する方向の幅が、その方向のエア
    ゾール容器の幅に対して、80%〜120%の範囲内と
    なるように形成されていることを特徴とする請求項1〜
    請求項9のいずれかに記載のエアゾール製品。
  11. 【請求項11】 前記エアゾール容器から外された前記
    ステムアタッチメントの前記ステム部の取付部分に対し
    て、水密に嵌着可能な蓋体を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項10のいずれかに記載のエアゾール
    製品。
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