JPH08289816A - 洗髪用ブラシ - Google Patents

洗髪用ブラシ

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JPH08289816A
JPH08289816A JP13255695A JP13255695A JPH08289816A JP H08289816 A JPH08289816 A JP H08289816A JP 13255695 A JP13255695 A JP 13255695A JP 13255695 A JP13255695 A JP 13255695A JP H08289816 A JPH08289816 A JP H08289816A
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vibration
bottom body
scalp
opening
hair
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JP13255695A
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Kozo Oshio
宏三 大塩
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/207Vibration, e.g. ultrasound

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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 頭皮内の汚れや分泌物を効果的に落とすた
め、振動発生体からの振動を頭皮面に能率良く伝え、振
動数を任意に可変調節できる洗髪用ブラシの提供。 【構成】 底体1の下面に複数の突状部1a,1a・・
・1aを各先端が適当な湾曲面上に当接するように、突
出形成し、蓋体4の側部4a面上に係止部1cと係合す
る係止部4bを形成して該底体1と該蓋体4とが互いに
着脱自在にし、底体1と蓋体4とで形成される内部に振
動発生体5と、これを駆動する電源ボックス6と、開閉
器7と可変抵抗12を回路接続して内設し、開口9から
開閉器7を開閉操作可能に設ける構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、振動発生体を内設した
洗髪用ブラシに関する。
【従来の技術】従来頭皮面を洗髪するブラシとして、ブ
ラシ本体下面に多数の突状部を設けた構造のものがあ
り、使用にあたっては洗髪時ブラシ本体を手で握りなが
ら突状部の先端を頭皮表面上で前後左右へ摺動すること
で、頭髪や頭皮表面の汚れをかき落としたり、またマッ
サージによる頭皮内の血行を促進して頭皮および頭髪を
活性化させようとするものである。しかしながら従来の
洗髪ブラシでは、頭皮表面の汚れは落とせても頭皮内の
毛穴、皮脂線、汗線等に溜っている汚れや分泌物は落と
せないという欠点があり、このため頭髪の育成の妨げと
なって抜け毛の原因となる根本的な抜け毛対策としての
効果は十分ではなかった。そこで微振動を発生させる振
動発生装置を防水柄の内部に設けた実開平6−5255
8が出願されている。しかしながらこの発明においては
微振動を頭皮面に伝える役目を果たす微振動ブラシの毛
先は以下の理由によって、その微振動を十分に頭皮面に
伝えられないという欠点を有している。 (1)毛先がナイロンのような柔らかい部材で形成され
ており、そのため振動発生体からの振動は毛先で減衰さ
れてしまい、頭皮面に十分に伝えにくい。 (2)頭皮面はある程度湾曲した形状を成しているが、
前記公知発明は毛先の先端の配列を特に設定してなく、
このため各毛先の先端は頭皮面形状にフィットしにく
く、振動発生体からの振動を広範囲の頭皮面の部位に能
率良く伝えにくい。また、前記公知発明では電池とモー
ターと開閉器を直列に接続した構成であるから、実際に
使用した場合は (3)電池が新しい間は多くの電流が流れるためモータ
ーの回転数は多く、それに応じて振動数も多いが、電池
が消耗するにつれて流れる電流が減少していくにつれて
モーターの回転数は減って振動数が少なくなるため、一
定した振動数が得られない。また使用初期時は必要以上
に多くの電流が流れてしまい電池の消耗も早い。 (4)最も洗浄効果のある振動数を得ようとしても、前
記公知発明の場合振動数は電池の消耗状態で決まってし
まうもので、従って任意に振動数を可変して設定するこ
とができない。このため最も洗浄効果のある振動数を任
意に得ることができない。というような上記した問題を
有していた。
【発明が解決しようとする課題】従って本発明が解決し
ようとする課題は、毛髪の育成の妨げとなって抜け毛の
原因となる頭皮表面の汚れを落とすことはもとより、頭
皮内の毛穴、皮脂線、汗線等に溜っている汚れや分泌物
を穴から導き出して効果的に落とすため、振動発生体か
らの振動を頭皮面に十分に伝えるようにして、しかも頭
皮面の広範囲の部位に能率良く伝えるとともに、簡単な
構成で振動数を任意に可変調節できるようにすること
で、最も洗浄効果のある振動数を設定できるようにして
頭皮および頭髪を活性化させる洗髪用ブラシを提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するため、底体の下面に複数の突状部を形成し、該
突状部の各先端が所定の湾曲面上に当接するように各突
状部の先端をそれぞれ整列して配設し、底体の側部の面
上に係止部を形成し、蓋体の側部の面上に前記係止部と
係合する係止部を形成し前記底体と蓋体とが互いに着脱
自在にして、底体と蓋体とで形成される内部に振動発生
体と、これを駆動する電源を収納する電源ボックスと、
電源を開閉する開閉器とを回路接続して内設し、底体又
は蓋体のどちらか一方の面に開口を設け、該開口から開
閉器を開閉操作可能に設けた構成である。ここで前記突
状部の代わりに、底体の下面に底体とは別体の突状体を
植設してもよく、また開口に防水膜を被装して防水構造
にする構成であり、さらには振動数を任意に可変できる
ように、前記回路内に可変抵抗器を直列に接続して該可
変抵抗器を可変調節する構成や、回路内に抵抗器を1個
乃至複数個接続して該抵抗器を個別に又は組合せにより
選択して回路接続する構成にするものである。ここで底
体や蓋体の形状は円柱状や多角の柱状や他の形状でもよ
く、突状部または突状体の形状も棒状でも半球状でもそ
の他の形状であってもよい。
【作用】本発明の構成によれば、底体と蓋体との間に内
設した振動発生体により発せられる振動が該底体を介在
して突状部または突状体に伝達され、突状部または突状
体の先端部分を頭皮表面に当接することで、前記振動が
頭皮内の組織に伝導される。この頭皮内組織への振動の
伝導が頭皮内の毛穴、皮脂線、汗線等に溜っている汚れ
や分泌物などに作用して次の3つの作用効果をもたら
す。その作用を図1に示した略図に基づいて説明すれば (作用:振動により洗浄液に波動を起こさせる)振動
で洗浄液に波動を起こさせ、その周期的な波動が穴内に
洗浄液を順次送り込んで浸透させる作用。 (作用:振動により横方向への振幅を起こさせる)振
動による横方向への振幅を起こさせ、穴の間隙を周期的
に開閉させ洗浄液を順次穴から出し入れする作用と、穴
が閉められた際に汚れや分泌物が穴の外に導き出される
作用。 (作用:振動によって固形物を移動させる)頭皮内組
織とそれに浮遊状態で付着されている固形化した汚れや
分泌物に振動を起こさせ、両者の互いの固有振動数のず
れによって互いに離反しあって移動させる作用。(粉体
工学の振動フィーダなどに応用されている原理) 以上3つの振動の作用が頭皮内組織の毛穴、皮脂線、汗
線等に溜っている汚れや分泌物に働きかけ、従来のもの
と比べても遥に優れた洗浄作用をもたらす。
【実施例】本発明の実施例を図面を基に説明する。 実施例1 図2は本発明の第一実施例を示すものである。直径80
mm程度で厚さ10mm程度の若干弾性をもつ材質EV
A(エチレン・酢酸ビニル共重合体)でなる円板状の底
体1の下面に、下方に向けて約140本の突状部1a、
1a、・・・1aを互いに等間隔に並ぶ位置で各先端を
後述する不特定多数の成人男子の頭皮面に最も整合する
湾曲面上に当接するように突出形成する。そして突状部
1aの先端は頭皮面へのあたりを柔らかくするため先端
を丸く形成する。次に底体1の側部1bの面上に螺刻し
た係止部1cを形成し、おわん形状に形成した蓋体4の
上部中央に開口9を設け、該蓋体4の下部の内側部4a
の面上に前記係止部1cと螺合するように螺刻した係止
部4bを形成する。そして蓋体4の両側部からアーチ状
の把手4cを上方に形成する。底体1の上面には振動発
生体として回転軸に偏心重り5aを具備したモーター5
と、モーター5の駆動電源3を収納する電源ボックス6
を固着する。そしてコの字状の支持台8をその上面部が
前記開口9の真下にくるように底体1の上面中央に固着
し、開口9には復元性をもった合成樹脂でなる防水膜1
0をその開口につばをもつ長袋状に形成し、該つば部分
を開口9の周縁に接着する。開閉器7として押しボタン
スイッチ7Aを前記支持台8の上面部に固着し、押しボ
タンスイッチ7Aの操作棒7aが蓋体4と底体1とが螺
合した時に開口9から上下操作可能に突出させ、かつ前
記防水膜10内に遊嵌させる。次に電源ボックス6とモ
ーター5と押しボタンスイッチ7Aとを直列回路にリー
ド線11によって接続し、電源として単3型電池3を電
源ボックス6内に1本収納させる。底体1の下面には下
方に向けて約140本の突状部1a,1a,・・・1a
を互いに等間隔に並べ、各先端が代表的な頭皮面形状に
整合する湾曲面上に当接するように突出形成する。ここ
で代表的な頭皮面形状に整合した湾曲面形状として、そ
の湾曲面の形状が不特定多数の成人男子の頭皮面に最も
接する形状とするものであり、発明者がいろいろ試した
結果に基ずく1つの実施例として、図3に示すごとく中
心点とその中心点から18mm離れた位置で1.5mm
の高低差をつけた点と、中心点から36mm離れた位置
で4.0mmの高低差をつけた点の計3点に接する湾曲
面の形状をあげる。この実施例で示す湾曲面形状は、通
常の成人男子の頭皮面にかなり沿う形状となるものであ
る。上記構成において、蓋体4と底体1とが互いに螺合
している状態では、水はこの螺合している部分から侵入
してくることがない。また開口9も防水膜10で被装さ
れているため水が侵入することがなく、蓋体4と底体1
とで形成される内部は水が侵入することがない防水状態
を保てる。実際の使用にあたっては、予め洗浄剤によっ
て頭皮面をよく泡立てた後、蓋体4の両側部からアーチ
状に形成した把手4cに指を3本乃至4本挿入し、手の
ひらで蓋体4全体を覆うように握る。こうすることで洗
浄液によって滑り易くなっている状態でも、手から滑っ
てブラシ本体14を落としてしまうようなことがない。
手でブラシ本体14を握って前記突状部1a、1a、・
・・1aの先端を頭皮面に当接させる。前述したように
突状部1a、1a、・・・1aの先端は代表的な成人男
子の頭皮面形状に整合する湾曲面形状をしているため、
頭皮面によくフィットしやすく、また突状部1aはある
程度弾性をもつため頭皮面の若干フィットしない部分に
も上から若干押圧することによって、突状部1aはある
程度前後左右に可撓するためどんな頭皮面形状にもフイ
ットさせることができる。この状態で押しボタンスイッ
チ7Aの操作棒7aを下方に押して電源を投入すると、
モーター5が回転を始めブラシ本体14全体が振動を始
める。この振動による振動数はモーター5の回転数に比
例し、その振動が適当な硬度と弾性をもつた突状部1
a、1a、・・・1aに伝導して頭皮面や頭皮内組織に
伝達される。そして前述したの振動の作用によ
り、頭皮内の毛穴、皮脂線、汗線等に溜っている汚れや
分泌物を穴の外へ導き出すと共に洗い流す。このように
してラシ本体14を頭皮面に当接させながら頭皮全体を
まんべんなく摺動させるとさらに効果的であり,洗浄剤
による洗髪も2回に分けて行うとより効果的である。ま
た、この頭皮面への振動は、振動によるマッサージ作用
で頭皮内組織の血行促進にも十分な効果がある。尚、押
しボタンスイッチ7Aは、その操作棒7aが下方に押さ
れている時のみONし、離すとOFFするタイプのもの
を使用してもよい。このタイプであれば必要時のみ電源
が入るから節電され、電池の使用寿命を延ばすことがで
きる。 実施例2 図4は本発明の実施例2を示すものである。底体1の適
所に開口9を上面から下面に向けて垂直に穿設し、前記
したタイプの押しボタンスイッチ7Aの操作棒7aを前
記開口9から密接状態で挿通させる。そしてその操作棒
7Aの先端が隣接する突状部1aの先端よりも若干長く
設け、該操作棒7aが隣接する突状部1aの下端の高さ
まで押されると、モーター5の駆動電源が投入されるよ
うに構成したものである。この構成であれば、開口9は
操作棒7aによって密接状態でふさがっており、水がこ
の開口9から内部に侵入することがない。そしてブラシ
本体14を頭皮面に当接することによって、前記操作棒
7aが頭皮面により押圧されてモーター5の駆動電源が
自動的に投入され、またブラシ本体14を頭皮面から離
すことによって、操作棒7aの先端は元の位置に戻り前
記電源が自動的に切られる。従ってこの構成によって必
要時のみ電源がはいるため節電になり、電池の使用寿命
を延ばすことができる。 実施例3 図5は本発明の実施例3を示すものである。底体1の下
面に該底体1とは別体のステンレスで成る多数の突状体
2、2、・・・2の各上端を等間隔で底体1の下面に埋
設し、突状体2、2、・・・2の各下端を前述の湾曲面
形状に当接するよう整列させて配設する。次に底体1の
側部1bを上方向に形成して該側部1bの上部外側面に
係止部1cを螺刻し、蓋体4の側部4aの内側面に前記
係止部1cと螺合する係止部4bを螺刻して設ける。そ
して底体1の側部1bの適所に開口9を設け、防水膜1
0をつばをもった長方の袋状に形成し、そのつば部分を
開口9の周縁に接着する。次に開閉器7としてトグルス
イッチ7Bを開口9に開閉操作可能に露出させ、かつ前
記防水膜10の内側に設ける。そして電源ボックス6と
偏心重り5aを具備したモーター5とトグルスイッチ7
Bを直列回路にして、リード線11によって接続したも
のである。使用にあたっては、単3型電池3を電源ボッ
クス6に1個収納し、トグルスイッチ7Bの操作部をシ
ーソー状に開閉操作することで、内部に水が侵入するこ
となくこの構成においても同様に実施可能である。図1
1は本実施例の外観を示したものである。 実施例4 図6は本発明の実施例4を示したものである。底体1の
下面に半球状の複数の突状部1a、1a、・・・1aで
もって、その先端が前述の湾曲面形状に当接するように
突出形成したものである。突状部1aを半球状にするこ
とで頭皮面に接触する面積が広がり、皮膚面への当たり
を柔らかくするとともに振動がさらに伝わりやすくな
る。尚、底体1とは別体の複数の突状体2、2、・・・
2を底体1の下面に設けてもよく、突状体2の材質とし
て例えば若干弾性のあるエストラマーなどで構成しても
よい。 実施例5 図7は本発明の実施例5を示したものである。底体1の
側部1bを上方向に形成して該側部1bの上部内側面に
係止部1cを螺刻し、蓋体4の側部4aの外側面に前記
係止部1cと螺合する係止部4bを螺刻して設ける。そ
して側部1bに開口9a,9bを設け、該開口9a,9
bにトグルスイッチ7Bと可変抵抗器12とを外側から
操作可能にそれぞれ設け、底体1と蓋体4で形成される
内部に、偏心重り5aを具備したモーター5と電池3を
収納した電源ボックス6とトグルスイッチ7Bと可変抵
抗器12とを、図8に示す直列回路に接続して底体1の
上面上に内設したものである。ここで可変抵抗器12の
抵抗値を例えば0〜5Ωの範囲に設定して可変すると、
モーター5の回転数を任意に調節させることができる。
そして振動数は回転数に比例するから低い振動数を得た
い場合は、可変抵抗器12の調節つまみを抵抗値が大き
くなる方向にまわすことで得られ、また高い振動数を得
たい場合は逆に調節つまみを抵抗値が小さくなる方向に
まわすことで得られる。こうすることで電池3が新しい
時はモーター5に多くの電流が流れるため回転数が多く
振動数も多いが、可変抵抗器12の抵抗値を予め大きい
位置に設定しておけば、必要以上の振動数を得ることも
なく、調節によって洗浄に最も効果のある振動数を設定
することもできる。そして必要以上に電流が流れるのを
制限できるため、節電もでき電池3の寿命を延ばすこと
ができる。尚、可変抵抗器12は回路を開閉する機能を
具備したものでもよく、側部1bに設けた開口9の穴径
と該可変抵抗器12の操作軸の径とを同径に構成するこ
とで、水が開口9から内部に侵入することがなく、電源
をこの操作つまみ12aによって外側から開閉すること
ができるし、振動数もこの操作つまみ12aによって調
節することができる。図12はその実施例の外観を示し
たものである。 実施例6 図9、図10は本発明の実施例6を示したものである。
図9は1種類の抵抗器13aを3個直列に接続し、切り
換え開閉器7Cによって各接続点を選択して回路接続で
きるようにしたものである。抵抗器13aの抵抗値を例
えば1Ωのものを用いると、各接続点の抵抗値は0Ω,
1Ω,2Ω,3Ωと段階的な抵抗値を得ることができ
る。使用にあたっては、例えば電池3が新しい時は抵抗
値が3Ωの点に接続して使用し、電池3が消耗してきて
流れる電流が少なくなるにつれて抵抗値を2Ω、1Ωの
点に順次接続して使用することもできる。またモーター
5は偏心重り5aを具備しており、最初の始動には大き
な回転力が必要であるから、最初抵抗値が0Ωの点で接
続してモーター5を回転させておき、次に電池3の消耗
状態に応じて低い抵抗値の点から順次切り換えて使用す
る使い方もできる。こうすることで最初例えば抵抗値が
3Ωの点で接続した状態で始動しなかったとしても、抵
抗値が0Qの点に接続してモーター5を回転させておけ
ば、途中3Ωの点に接続を切り換えてもその回転力の惰
性で回転を続けることができる。図10は3種類の抵抗
器13b、13c、13dを各並列に並べて接続し、切
り換え開閉器7Cによって各抵抗器を選択して回路接続
できるようにしたものである。こうすることで各抵抗器
の抵抗値を例えば抵抗器13bが1Ω,抵抗器13cが
2Ω,抵抗器13dが3Ωとすれば、前記実施例と同様
に抵抗値が0Ω,1Ω,2Ω,3Ωと段階的な抵抗値を
得ることができ、前実施例と同様に実施することが可能
である。尚、以上示した各実施例では、振動発生体5と
してモーターの回転軸に偏心重り5aを固定したものを
用いたが、電磁式の振動発生体でもよく、また超音波の
振動発生体で構成してもよい。また底体1の下面に形成
する複数の突状部1a、又は突設する複数の突状体2の
各先端を当接させる湾曲面として、一つの実施例をあげ
たが、この実施例に限らず底体1の下面の大きさなどに
合わせて適当な湾曲面を設定してよい。また振動発生体
5と電池ホルダー6と開閉器7、さらに可変抵抗器12
又は抵抗器13はそれぞれ回路接続して各実施例では底
体1の内側面に設けたが、蓋体4の内側面に固着して設
けてもよい。また蓋体4と底体1との係合方法は、実施
例で示した螺合に限らず嵌合やその他の方法でもよい。
螺合方法であれば電池交換等に蓋体4と底体1とを別々
に握って互いに左右に回すことによって、蓋体4と底体
1とを着脱自在にすることができる。また蓋体4と底体
1の材質としては、実施例で示した以外の材質で成形し
てもよく、防水膜10も復元性のある合成ゴムやその他
の材質で成形してもよい。そして突状部1a及び突状体
2の本数も数本から数百本まで構成してもく、その形状
も半球状でも棒状でもその他の突状形状で構成してもよ
い。尚、本発明は洗髪用ブラシとしても使用できるが、
育毛剤や養毛剤を頭皮面に塗布した後に使用することも
でき、毛穴等に前記液剤をよく浸透させることができる
と共に、振動のマッサージにより血行を促進することも
できる。
【発明の効果】本発明によれば、振動発生体からの振動
を適当な硬度をもった突状部または突状体によって、頭
皮面や頭皮内組織に効率良くその振動を伝達でき、さら
に各突状部または各突状体の先端は、不特定多数の成人
男性の頭皮表面の形状に最もフィットしやすい湾曲面上
に配設されているため、前記振動を広い部位に能率的に
伝導できる。また適当な弾性をもって形成した突状部ま
たは突状体は、その先端部が可撓して頭皮面にさらにフ
ィットしやすく、頭皮面への当たりを柔らかくできる。
このように本発明は毛髪の育成の妨げとなって抜け毛の
原因となる頭皮表面の汚れを落とすことはもとより、頭
皮内の毛穴、皮脂線、汗線等に溜っている汚れや分泌物
を穴の外へ導き出して洗い流すことができ、根本的な抜
け毛予防対策することができる。また頭皮面への振動に
よるマッサージ効果も同時に得られ、従来のものよりは
遥に頭皮内の血行促進と頭皮および頭髪の活性化をもた
らすことができる。また本発明の操作面においては、可
変可能な可変抵抗器又は幾つかの抵抗器を回路上で選択
接続することで、振動発生体からの振動数を段階的に調
節できるため、最も洗浄効果のある振動数に設定するこ
とができる。また電池の必要以上の電流の消費を制御す
ることも同時にでき、電池の寿命を延ばすことにもな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が及ぼす作用を示す概略縦断面図
【図2】本発明の第1実施例を示す縦断面図
【図3】本発明の一つの実施例を示す縦断面図
【図4】本発明の第2実施例を示す縦断面図
【図5】本発明の第3実施例を示す縦断面図
【図6】本発明の第4実施例を示す縦断面図
【図7】本発明の第5実施例を示す縦断面図
【図8】本発明の第5実施例の回路図
【図9】本発明の第6実施例の回路図
【図10】本発明の第6実施例の回路図
【図11】本発明の第3実施例を示す外観図
【図12】本発明の第5実施例を示す外観図
【符号の脱明】
1 : 底体 1a: 突状部 2 : 突状体 3 : 電池 4 : 蓋体 5 : 振動発生体 6 : 電源ボックス 7 : 開閉器 10: 防水膜 12: 可変抵抗器 13: 抵抗器 14: ブラシ本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底体(1)の下面に複数の突状部(1
    a)(1a)・・・(1a)を各先端が適当な湾曲面上
    に当接するように、各突状部(1a)(1a)・・・
    (1a)をそれぞれ突出形成し、底体(])の側部(1
    b)の面上に係止部(1c)を形成し、蓋体(4)の側
    部(4a)の面上に前記係止部(1c)と係合する係止
    部(4b)を形成して該底体(1)と該蓋体(4)とが
    互いに着脱自在にし、底体(1)と蓋体(4)とで形成
    される内部に振動発生体(5)と,該振動発生体(5)
    を駆動する電源を収納する電源ボックス(6)と、電源
    を開閉する開閉器(7)とを回路接続して内設し、底体
    (1)又は蓋体(4)のどちらか一方に開口(9)を形
    成し、該開口(9)に開閉器(7)を開閉操作可能に設
    けたことを特徴とする洗髪用ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記底体(1)の下面に、底体(1)と
    は別体の突状体(2)(2)・・・(2)を各先端が適
    当な湾曲面上に当接するように突設してなる請求項1記
    載の洗髪用ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記開口(9)に防水膜(10)を被装
    し、該開口(9)からの水の侵入を防ぐ防水構造にした
    請求項1又は2記載の洗髪用ブラシ。
  4. 【請求項4】 前記回路内に可変抵抗器(12)を直列
    接続し、該可変抵抗器(12)の可変操作によって調節
    される抵抗値に応じて、振動発生体(5)の振動数を任
    意に可変可能にした請求項1,2又は3記載の洗髪用ブ
    ラシ。
  5. 【請求項5】 前記回路内に抵抗器(13)を1個乃至
    複数個接続し、該抵抗器(13)を個々に又は組合せに
    より選択して回路接続する操作によって設定される抵抗
    値に応じて、振動発生体(5)の振動数を任意に可変可
    能にした請求項1,2又は3記載の洗髪用ブラシ。
JP13255695A 1995-04-21 1995-04-21 洗髪用ブラシ Pending JPH08289816A (ja)

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JP13255695A JPH08289816A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 洗髪用ブラシ

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