JPH03143410A - 美容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、むだ毛を除去する除毛器あるいは美顔用マツ
サージ器等に適する美容器に関する。

（従来の技術） 従前、むだ毛を除去する除毛器として、スパイラルスプ
リングあるいは多数のスリットを有するゴム棒等を震動
させ、スパイラルスプリングの隙間あるいはゴム棒のス
リットによってむだ毛を掴み、上記震動によってむだ毛
を除去するようにした除毛器は公知である。

（発明が解決しようとする課題） 従前の除毛器にあっては、上記の通りスパイラルスプリ
ングの隙間あるいはゴム棒のスリットによってむだ毛を
掴み、該スプリングあるいはゴム棒を震動させることに
よってむだ毛を引き切ったり引き抜いたりしていた。そ
の結果むだ毛除去の際の痛みが激しいという問題点があ
った。またスパイラルスプリングの隙間あるいはゴム棒
のスリット等に、これらに關まれたむだ毛がそのまま残
存するから、非衛生的であると共に残存するむだ毛が多
くなると次の除毛作業が能率的に行えないという問題点
があった。

更には、スパイラルスプリングあるいはゴム棒に残存す
るむだ毛を除去するのも大変であり、なかなか除去でき
ないという問題点があった。

本発明は、上記従前公知の除毛器の問題点に鑑み、主と
して、むだ毛除去時の痛みを少なくし、除去したむだ毛
を簡単に洗い落して衛生的に保ち、次の除毛作業も能率
的に行えるようにする除毛器として使用し得る美容器を
提供することを目的とし、更には現実に人肌に当接する
作用部材を例えばブラシ、スポンジ、パフ等に交換する
ことによりマツサージ器としても使用し得る新規な美容
器を提供することも目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記目的を遠戚するために本発明美容器は、把持部を構
成する内部が中空の本体内に、駆動源からの動力を受け
て作動するクランク機構を設け、このクランク機構の連
杆の中間部の連杆と交差する方向の運動を規制して該連
杆の自由端を旋回運動するようにすると共に該自由端を
本体の先端より露出させ、該連杆の先端に微粉砥料面を
設けた除毛用作用部材を設けてあることを特徴とする。

また、連杆の先端に設けた除毛用作用部材を着脱可能と
し、マツサージ用作用部材と交換可能としてあることも
特徴とする。

（作　用） 上記のように構成された美容器の駆動源を作動すると、
そのクランク機構が作動して連杆先端に設けた除毛用作
用部材が旋回運動する。そして除毛用作用部材には微粉
砥Ｎ面を設けであるから、この微粉砥料面を肌に当てる
と、むだ毛を擦り取る。

（実施例） 実施例について図面を参照して説明する。図中工が把持
部を構成する内部が中空の本体である。

この本体１は第２図の線２に沿って２つに分離できるよ
うにしである。そしてこの本体１の先端部３は、後述す
る連杆の先端が旋回運動をするために、末広がり状に形
成しである。第６図及び第７図に示した４がクランク機
構で、これは本体ｌに軸支５した回転円板６と、その偏
心位置に設けたクランクピン７と、このクランクピン７
に一端を軸支した連杆８とにより構成される。上記回転
円板６にはその円周部を歯車形状９にしである。本体工
の基端部内には電動モータからなる駆動源ｌＯを設け、
その回転軸と回転円板６とを歯車系１１を介して連繋し
である。

連杆８の中間部には連杆８の長平方向に沿って長い長孔
１２を有し、この長孔１２中に本体１内に固設した固定
ピン１３を挿通し、この固定ピン１３によって連杆８の
中間部の連杆と交差する方向の運動を規制し、これによ
って連杆８の自由端を旋回運動するようにしである。

上記連杆８の自由端は、上記本体１の先端部３より露出
させてあり、この連杆８の先端に除毛用作用部材１４を
着脱可能に設けである。この除毛用作用部材１４には、
微粉砥料面１５を設けてあり、除毛のために除毛用作用
部材１４には、微粉砥料の粒度１２００〜１８００番の
研磨布紙を装着しである。またこの除毛用作用部材１４
は連杆８の先端に着脱可能にしてあり、微粉砥料の粒度
８００〜１２００番の研磨布紙を装着した垢取り用作用
部材と交換可能としてある。

第６図及び第７図には、上記歯車系１１に主としてベベ
ルギヤを使用したものを示したが、第８図にはこの歯車
系にウオームホイール１６を用いたものを示しである。

また、上記歯車系１１を用いた場合、その作用音が大き
くなる。この作用音を小さくするための実施例として第
９図及び第１０図に歯車系１１の替りに、ベルトプーリ
ーを用いているものを示しである。即ちこの実施例では
、回転円板６としてベルトプーリーを用い、駆動源１０
の回転軸に小型のベルトプーリー１７を設け、該円板６
としてのベルトプーリーとの間に中介プーリー１８，１
８を設け、無端ベルト１９を１卦は渡して回転円板６を
回転させ、クランク機構４を作動するようにしである。

第Ｉ１図及び第１２図には、連杆８の先端に除毛用作用
部材１４を着脱可能にした実施例が示してあり、夫々連
杆８の先端にホック状凹部２０を設け、除毛用作用部材
１４にホック状凸部２１を設けである。そしてこの作用
部材１４を着脱可能にしであることにより、この作用部
材をブラシ。

スポンジ等のマツサージ用作用部材に交換可能にしであ
る。

更に第１３図には、駆動源１０の電源として電池２２を
使用する実施例が示しである。この電池は充電式電池と
することが望ましく、電池ケース２３を本体ｌに着脱可
能に装着することが望ましい。

上記の通りからなる本発明美容器を使用する場合、スイ
ッチ操作により電源１０を作動させると歯車系１１を介
してクランク機構４が作動する。

そこで連杆８の中間部は固定ビン１３によって、連杆８
の長手方向と交差する向きの動きが規制されるから、連
杆８の先端並びに先端に設けた除毛用あるいはマツサー
ジ用の作用部材１４が第６図の２点鎖線で示すように旋
回運動をする。

従って該作用部材１４として除毛用を取付けていれば、
その表面が微粉砥料面であるから、むだ毛の個処に当て
ると、むだ毛が擦り取られる。この際むだ毛の毛先は、
カミソリで切られた形状と相違し、まるめられた状態と
なる。そしてこの擦り取り作用は毛の引き抜き、引き切
りと相違し、痛みが少ない。

同様に作用部材をマツサージ用に替えれば、皮膚のマツ
サージができる。

（発明の効果） 叙上の如く本発明美容器では、微粉砥料面を設けた除毛
用作用部材を用い、これをクランク機構の連杆先端に設
けて、旋回運動させるから、むだ毛は微粉砥料面の擦り
取り作用によって除去される。従って除毛時の痛みが少
ないという大きな効果を有するし、むだ毛はまるめられ
ているから、カミソリで切られたような毛先ではなく、
再び生えてくる毛も薄く見えるという効果ら有する。

加えて特に本発明では、除毛用作用部材として微粉砥料
面を設けたものとしたから、従前公知のスパイラルスプ
リングあるいはスリットを有するゴム棒と相違し、付着
したむだ毛の除去がきわめて容易であり、また洗浄も容
易で常に衛生的に且つ能率的に除毛作業が行えるという
大きな効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明美容器の平面図、第２図はその正面図、
第３図はその左側面図、第４図は同じく右側面図、第５
図は同じく底面図、第６図は本体を分離して内部構造を
示した平面図、第７図は本体を断面して示した全体の正
面図、第８図及び第９図はクランク機構部の他の実施例
を示した平面図、第１０図は第９図の要部の側面図、第
１１図及び第１２図は夫々作用部材の着脱機構を示す説
明図、第１３図は電池式駆動部の説明図である。 １−一本体　　　　　　２−一線 ３、−先端部　　　　４−クランク機構５−一軸支　　
　　　６．一回転円板 ７−クランクピン　８−１．連杆 ９−歯車形状　　１０一駆動源 １１−歯車系　　　１２−長孔 １３−固定ビン　　１４−除毛用作用部材１５、−一一
微粉砥料面 ５ 第５図 ５ 第８図 第９図 第１１図 第１２図 第１３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）把持部を構成する内部が中空の本体内に、駆動源
   からの動力を受けて作動するクランク機構を設け、この
   クランク機構の連杆の中間部の連杆と交差する方向の運
   動を規制して該連杆の自由端を旋回運動するようにする
   と共に該自由端を本体の先端より露出させ、該連杆の先
   端に微粉砥料面を設けた除毛用作用部材を設けてあるこ
   とを特徴とする美容器。
2. （２）連杆の先端に設けた除毛用作用部材を着脱可能と
   し、マッサージ用作用部材と交換可能としてある請求項
   （１）記載の美容器。