JPH069660B2 - 金属アルコキシドのゾルーゲル法触媒およびそれを用いたゾルーゲル法 - Google Patents

金属アルコキシドのゾルーゲル法触媒およびそれを用いたゾルーゲル法

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JPH069660B2
JPH069660B2 JP62276748A JP27674887A JPH069660B2 JP H069660 B2 JPH069660 B2 JP H069660B2 JP 62276748 A JP62276748 A JP 62276748A JP 27674887 A JP27674887 A JP 27674887A JP H069660 B2 JPH069660 B2 JP H069660B2
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牧彦 森
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C1/00Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
    • C03C1/006Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels to produce glass through wet route

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,常温,中性条件下にて,短時間でゲル化がな
され,かつクラックの入らないドライゲルを形成し得る
金属アルコキシドのゾル−ゲル法触媒,およびそれを用
いたゾル−ゲル法に関する。
(従来の技術) 近年,金属アルコキシドを用いたガラスの合成法(ゾル
−ゲル法)が注目されている。この方法では,金属アル
コキシドを加水分解するとともに重縮合させて,高分子
化が達成される。ゾル−ゲル法は,金属アルコキシドの
アルコール溶液に,一定量の水と鉱酸,有機酸,無機塩
基(例えば,NaOH,KOH),アンモニアなどの触媒を加
えて,常温〜80℃の範囲で行われる。金属アルコキシド
の加水分解反応と重縮合反応とが同時に起こる。この方
法では,比較的低温にてガラスが得られるため,価格が
低減されるうえに,金属,プラスチックなどとの複合材
料の調製にも用いられる。
このゾル−ゲル法では当初,鉱酸,有機酸,無機塩基,
アンモニアなどの1種のみを触媒として使用する方法が
採用されていた。このような単一の触媒を用いる系で
は,ゲル化に24〜 700時間という長時間を必要とする。
さらに,ゲル化の途中において溶媒として使用するアル
コールや水が揮発するなどの原因により,加水分解され
たアルコキシドの重合度が一定しない。部分的に重合度
が異なる結果,得られるドライゲル(ガラス)にクラッ
クが生じやすい。
ゾル−ゲル法により短時間で品質の優れたガラスを製造
するために,いくつかの試みがなされている。例えば,
特開昭60-27611号公報には,シリカアルコキシドの水溶
液に酸を加えて加水分解し,該分解反応が完了後に塩基
を加えてpHを5〜6に調整してゲルを調製する方法が開
示されている。特開昭 60-215532号公報には,金属アル
コキシドを酸およびアルカリを用いてそれぞれ加水分解
しておき,加水分解後にこれらを混合してゲルを得る方
法が開示されている。特開昭 57-7814号公報には,金属
アルコキシドを少量の水−アルコール混合液に溶解させ
た溶液に酸を触媒として添加し,還流させつつ水−アル
コール混合液を加え,最後に塩基を加えてゲル化させる
方法が開示されている。これらの方法を採用すると比較
的短時間(数十分〜数時間)でゲル化が完了する。しか
し,得られるゲルは必ずしも均一ではなく,ゲルを乾燥
するとクラックが生じやすい。これに対して特開昭 59-
116135号公報には,金属アルコキシドを加水分解して超
微粒子を含むゾルをあらかじめ調製しておき,これを金
属アルコキシド溶液に添加し,常法により加水分解およ
び高分子化を行う方法が開示されている。この方法によ
れば,比較的クラックが生じにくいがなお不充分であ
り,実質的に均質なゲルを得ることができない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来の問題点を解決するものであり,その
目的とするところは,金属アルコキシドのゾル−ゲル法
において,短時間で均質な所望の品質のウェットゲルを
調製することが可能であり,該ウェッドゲルを乾燥する
ときにクラックを生じることのないゾル−ゲル法触媒お
よびそれを用いたゾル−ゲル法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 発明者らは,金属アルコキシドのゾル−ゲル法におい
て,従来公知の酸触媒(鉱酸またはその無水物)に加え
て,特定の第三アミンを触媒として採用することによ
り,ゲル化時間が著しく短縮され得,しかもそのゲル化
時間を任意に調整し得ることを見出した。しかもこのよ
うな触媒を採用すれば均質なゲルを生じるため,ゲルの
乾燥によりクラックを生じることがない。このような発
明者らの知見にもとづき,本発明が完成された。
本発明の金属アルコキシドのゾル−ゲル法触媒は,鉱酸
またはその無水物と有機塩基とを含み,該有機塩基は
N,N−ジメチルベンジルアミンであり,そのことによ
り上記目的が達成される。
本発明のゾル−ゲル法は,金属アルコキシドを触媒を用
いて加水分解するとともに重縮合させて,高分子化する
ことを包含するゾル−ゲル法であって,該触媒として鉱
酸またはその無水物と有機塩基とを用い,該有機塩基が
N,N−ジメチルベンジルアミンであり,そのことによ
り上記目的が達成される。
本発明に用いられる金属アルコキシドとしては,例え
ば,Si(OC2H5)4,Al(O-iso-C3H7)3,Ti(O-iso-C3H7)4
Zr(O-t-C4H9)4,Zr(O-n-C4H9)4,Ca(O-C2H5)2,Fe(OC2H
5)3,V(O-iso-C3H7)4,Sn(O-t-C4H9)4,Li(OC2H5),Be
(OC2H5)2,B(OC2H5)3,P(OC2H5)3およびP(OCH3)3があ
る。
触媒に用いられる鉱酸としては塩酸,硫酸,硝酸などが
用いられる。鉱酸の無水物,例えば塩化水素ガスも同様
の効果が得られる。この他に有機酸やその無水物も利用
され得る。それには,例えば,無水フタル酸,無水マレ
イン酸,無水ドデシルコハク酸,無水ヘキサヒドロフタ
ル酸,無水メチルナジック酸,無水ピロメリット酸,無
水ベンゾフェノンテトラカルボン酸,無水ジクロルコハ
ク酸および無水クロレンディック酸がある。これらの酸
は金属アルコキシド1モルに対し0.01モル以上,好まし
くは0.01〜 0.5モルの範囲で用いられる。過少であると
金属アルコキシドの加水分解がほとんど進行しない。
触媒として用いられる塩基は有機塩基であり,しかも水
に実質的に不溶でありかつ有機溶媒に可溶な第三アミン
である。そのような第三アミンとしては,N,N−ジメチ
ルベンジルアミン,トリブチルアミン,トリ−n−プロ
ピルアミン,トリペンチルアミン,トリプロパルギルア
ミン,N,N,N−トリメチルエチレンジアミン,トリ−n
−ヘキシルアミンなどが挙げられる。本発明では、N,N-
ジメチルベンジルアミンが用いられる。第三アミンは,
上記酸と等モル量もしくはそれを越える量,好ましくは
金属アルコキシド1モルに対し0.01〜0.06モルの割合で
用いられる。第三アミンの使用量はその解離度に応じて
上記範囲内で適宜決められる。第三アミンの量が過少で
あると金属アルコキシドの加水分解後の重縮合反応が極
めて遅くなる。
ゾル−ゲル法を行うときに用いられる溶媒としては,加
水分解に用いられる水の他,有機溶媒が用いられる。有
機溶媒としては,水と混合しうる溶媒,もしくは水に一
部溶解しうる溶媒が用いられる。それには例えば,メタ
ノール,エタノール,ブタノール,プロパノール,ペン
タノール,ヘキサノール,アセトン,メチルエチルケト
ン,ホルムアミドがある。ゾル−ゲル法を行うときには
各種添加剤も使用され得る。添加剤としては,ハロゲン
化銀,チタン酸バリウム,遷移金属,カルコゲン元素な
どがある。各種モノマー,ポリマー,ビスフェノール
A,エピクロルヒドリン,カップリング剤などを加えれ
ば,有機質と無機質の複合材料が調製される。香料エッ
センスや染料,顔料を加えると,芳香性ゲルや着色ゲル
の調製が可能となる。
これらゾル−ゲル法触媒を用いて,例えば,次のように
して金属アルコキシドのゾル−ゲル法が行われる。
まず,金属アルコキシドをアルコールなどの上記有機溶
媒に溶解する。これに一定量の水と上記ゾル−ゲル法触
媒のうち鉱酸(もしくはその無水物)を加え,常温〜80
℃に加熱する。これにより実質的に加水分解が完了す
る。さらにこの反応液に本発明のゾル−ゲル法触媒のう
ちの第三アミンが加えられる。第三アミンが加えられる
と短時間のうちに重縮合反応が進行しゲル化が完了す
る。ゲル化時間は,使用する水の量およびゾル−ゲル法
触媒の量に依存する。通常,第三アミンの添加により鉱
酸が中和されpH7に達した時点から2秒〜数十分の範囲
でゲル化時間を調整することが可能である。
本発明方法では,反応に用いるゾル−ゲル法触媒の量は
上記のように少量で足りる。従って,反応系はほぼ中性
に保たれる。
本発明のゾル−ゲル法触媒を用いたアルキルシリケート
の加水分解反応および重縮合反応を以下の通りと考えら
れる。まず,鉱酸によりアルキルシリケートの加水分解
反応が進行する。
これに第三アミンが加えられると次の反応が進行する。
(RO)3−Si−OH+R3N→ (RO)3−Si−O-+R3N+H (II) (RO)3−Si−OH+R3N+H→ (RO)3−Si++R3N+H2O (III) II)および(III)式で生じる(RO)3−Si−O-および(R
O)3−Si+は重縮合し,最終的には無機高分子化合物: もしくはその類似体が得られる。理論的には線状高分子
ができるためには金属アルコキシド1モルに対して水は
1モルであるが高分子間のクロスリンキングした架橋高
分子ができるためには水2モル以上が必要なことは公知
の事実である。
上記反応のうち(I)の金属アルコキシドの加水分解反
応は最近の発明者らの実験結果からSN2反応であると考
えられる。この反応の右向きの反応を進行させるには,
反応の結果生じるアルコール(ROH) を反応系から排除
してその濃度を低下させること;または,生じる (R
O)3−Si−OHの水酸基もしくは水素を引き抜き,重合反
応を進行させること;が重要である。本発明においては
第3アミンが(I)式の化合物に作用し,(II)および
(III)式で示されるように(RO)3−Si−O-および(RO)3
−Si+が生じ,これが連鎖的に重縮合して(IV)の高分
子化合物を速やかに生じる。
ここで第三アミンの代わりに他の無機塩基,あるいは他
のアミン類を用いても同様に反応は進行すると考えられ
る。しかし,これら他の塩基はほとんど水溶性の性質を
有する。これら水溶性の塩基が上記反応液に添加される
と反応液中の鉱酸が一度に中和されるので,塩基が滴下
もしくは注入された部分の周辺で重縮合反応が高密度に
進行し,得られるゲルが不均一になる。特に上記水溶性
の塩基を水に溶解させて添加する場合にはこの傾向が強
く,ゲルが部分的に白濁したり,白濁した高密度の粒子
がゲル中に不均一に分散する。このようなゲルを乾燥す
るとクラックが生じやすい。
これに対して,本発明においては使用される塩基は,水
に実質的に不溶な第三アミンである。この第三アミンは
反応液中に均一に分散し,鉱酸の存在により部分的に水
に溶解して溶液が中和された後,加水分解された金属ア
ルコキシド水酸化物と反応して重縮合した高分子化合物
を形成する。その反応は極めて速やかではあるが,上記
水溶性の塩基を使用したときに比べると溶液中に均一に
分散した後,上記反応を行うため反応液全体で均質な高
分子化合物が形成される。本発明に使用する第三アミン
のうちでもN,N−ジメチルベンジルアミンが特に均一な
ゲルを形成し,高品質のガラス(ドライゲル)が調製さ
れる。
(実施例) 以下に本発明を実施例につき説明する。
実施例1 エチルシリケート(Si(OC2H5)4)26gをエタノール22mlに
溶解させた。この溶液に,該エチルシリケート1モルに
対して0.03モルの塩酸および16モルの水を加えて混合し
加水分解を行った。上記塩酸および水を加えた5秒後
に,N,N−ジメチルベンジルアミン0.06モルをエタノー
ル3ml中に予め溶解したものを一度に撹拌中の該混合液
中に投入した。3秒でゲル化が起こり無色透明の均質な
ゲルが生成した。このウェットゲルの表面硬化が直ちに
起こるので,ゲル化5分後にホルムアミドを注入しウェ
ットゲルから滲出するエタノールの蒸気圧を緩和しつつ
一時間自然放置した。さらに60℃の定温槽でエタノール
を放出させた。徐々に恒温槽の温度を上昇させ 150℃に
て6時間乾燥し,透明のドライゲルを得た。これをN2
囲気下で800℃〜1050℃で熱処理し,クラックの入らな
い比重約 2.1のシリカガラス塊を得た。
実施例2 水の量を10モルとしたこと以外は実施例1と同様であ
る。N,N−ジメチルベンジルアミンを添加後,5秒後に
ゲル化が起こった。実施例1と同質のシリカガラス塊が
得られた。
実施例3 水の量を8モルとしたこと以外は実施例1と同様であ
る。N,N−ジメチルベンジルアミンを添加後,10秒後に
ゲル化が起こった。実施例1と同質のシリカガラス塊が
得られた。
実施例4 エチルシリケート(Si(OC2H5)4)26gグラムをエタノール
22mlに溶解させた。この溶液に該エチルシリケート1モ
ルに対して0.03モルの HCIおよび1モルの水を加えて混
合した。5秒後にN,N−ジメチルベンジルアミン0.06モ
ルを予めエタノール3mlに溶解したものを,撹拌中の上
記混合液に一度に加えた。これを撹拌しつつ60℃に加熱
すると1〜 1.5時間後に粘稠な溶液を得た。その粘度は
10ポアズ〜15ポアズであった。これにエタノール−ホル
ムアミド(50/50)混合液を5ml添加し,粘度を10ポア
ズ〜50ポアズ程度に調整し,ガラス棒にて粘稠な糸を引
き出した。これを空気中の水分にさらした後,弾性のあ
る繊維を連続的に回収した。これをN2ガス雰囲気下で焼
成(800〜1050℃)し,純度の高いシリカガラス繊維を得
た。
(発明の効果) 本発明によれば,このように,金属アルコキシドのゾル
−ゲル法におけるゲル化時間が著しく短縮される。従来
のようにゲル化に数百時間を要することはなく,数秒で
ゲル化が達成される。ゲル化時間の調整は,ゾル−ゲル
法触媒の量を変えることにより,数秒から数十分の範囲
で容易になされる。反応は中性付近で行われ,触媒量は
少量で足りる。得られるウェットゲルは均質であり,そ
のためこのウェットゲルを乾燥するときにクラックを生
じることがない。得られたゲルを焼成すれば,強固な無
機高分子化合物が構成される。金属アルコキシドに香料
エッセンスや染料,顔料を加えれば,芳香性ゲルや着色
ゲルが調製され得る。さらに,金属アルコキシドのゲル
化を,有機質モノマーの重合と同時に行えば,無機質と
有機質とが分子スケールで結合した複合材料が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 俊之 大阪府大阪市此花区酉島6丁目19番地9号 大阪瓦斯株式会社総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−7814(JP,A) 特開 昭61−91024(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉱酸またはその無水物と有機塩基とを含
    み,該有機塩基がN,N−ジメチルベンジルアミンであ
    る,金属アルコキシドのゾル−ゲル法触媒。
  2. 【請求項2】前記金属アルコキシドが,Si(OC2H5)4,Al
    (O-iso-C3H7)3,Ti(O-iso-C3H7)4,Zr(O-t-C4H9)4,Zr(O
    -n-C4H9)4,Ca(O-C2H5)2,Fe(OC2H5)3,V(O-iso-C
    3H7)4,Sn(O-t-C4H9)4,Li(OC2H5),Be(O-C2H5)2,B(OC
    2H5)3,P(OC2H5)3およびP(OCH3)3でなる群から選択され
    る少なくとも一種である特許請求の範囲第1項に記載の
    触媒。
  3. 【請求項3】金属アルコキシドを触媒を用いて加水分解
    するとともに重縮合させて,高分子化することを包含す
    るゾル−ゲル法であって, 該触媒として鉱酸またはその無水物と有機塩基とを用
    い, 該有機塩基がN,N−ジメチルベンジルアミンである, ゾル−ゲル法。
  4. 【請求項4】前記金属アルコキシドが,Si(OC2H5)4,Al
    (O-iso-C3H7)3,Ti(O-iso-C3H7)4,Zr(O-t-C4H9)4,Zr(O-
    n-C4H9)4,Ca(O-C2H5)2,Fe(OC2H5)3,V(O-iso-C
    3H7)4,Sn(O-t-C4H9)4,Li(OC2H5),Be(O-C2H5)2,B(OC
    2H5)3,P(OC2H5)3およびP(OCH3)3でなる群から選択され
    る少なくとも一種である特許請求の範囲第3項に記載の
    ゾル−ゲル法。
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