JPH0696454A - 光ディスク装置のシーク制御方法 - Google Patents
光ディスク装置のシーク制御方法Info
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- JPH0696454A JPH0696454A JP24333892A JP24333892A JPH0696454A JP H0696454 A JPH0696454 A JP H0696454A JP 24333892 A JP24333892 A JP 24333892A JP 24333892 A JP24333892 A JP 24333892A JP H0696454 A JPH0696454 A JP H0696454A
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- head
- optical head
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- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】光ディスク装置のシーク制御時の速度プロフィ
ールv*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧
e、および光ヘッド駆動コイルのコイル電流iの様子を
示す。シークスタート(v=0)からv*≦vになるま
では加速モードとして最大加速電圧emaxのヘッド送
り駆動電圧とし、光ヘッドの実際の速度がv*≦vにな
ったら、従来の減速制限電圧−e1よりも大きな減速電
圧−e2を一定期間(斜線部)出力する。この後プロフ
ィール追従モードへ移行し、v*−vの大きさに応じた
駆動電圧eにより光ヘッド送り駆動部の速度制御を行
う。 【効果】駆動コイル電流iの応答遅れによる光ヘッドの
速度制御誤差を最小限に抑えることができ、しかも一定
期間の急減速モードを設けたことにより光ヘッドの速度
vを素早く速度プロフィールv*に追従させることがで
きる。
ールv*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧
e、および光ヘッド駆動コイルのコイル電流iの様子を
示す。シークスタート(v=0)からv*≦vになるま
では加速モードとして最大加速電圧emaxのヘッド送
り駆動電圧とし、光ヘッドの実際の速度がv*≦vにな
ったら、従来の減速制限電圧−e1よりも大きな減速電
圧−e2を一定期間(斜線部)出力する。この後プロフ
ィール追従モードへ移行し、v*−vの大きさに応じた
駆動電圧eにより光ヘッド送り駆動部の速度制御を行
う。 【効果】駆動コイル電流iの応答遅れによる光ヘッドの
速度制御誤差を最小限に抑えることができ、しかも一定
期間の急減速モードを設けたことにより光ヘッドの速度
vを素早く速度プロフィールv*に追従させることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスク装置のシー
ク制御方法に係り、特に短距離シーク制御において光ヘ
ッドの逆走暴走を抑制することができる光ディスク装置
のシーク制御方法に関する。
ク制御方法に係り、特に短距離シーク制御において光ヘ
ッドの逆走暴走を抑制することができる光ディスク装置
のシーク制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置のシーク制御方法
として図4に示したシーク制御ブロック図に従って行な
われる制御方法が知られている。先ず、シーク制御のス
タート時にカウンタ10をリセットした後、光スポット
が光ディスク上のトラックを横断するときに検出される
トラック横断パルス(以下、TEZCと称する。)をカ
ウンタ10でカウントし、このカウント値すなわち移動
トラック数12をシーク速度演算部14ヘ入力する一
方、移動トラック数12とシーク制御スタート時の目標
シークトラック数16との差をとることにより得られる
残りトラック数(目標トラックまでのトラック数)18
を速度指令発生部20へ入力する。
として図4に示したシーク制御ブロック図に従って行な
われる制御方法が知られている。先ず、シーク制御のス
タート時にカウンタ10をリセットした後、光スポット
が光ディスク上のトラックを横断するときに検出される
トラック横断パルス(以下、TEZCと称する。)をカ
ウンタ10でカウントし、このカウント値すなわち移動
トラック数12をシーク速度演算部14ヘ入力する一
方、移動トラック数12とシーク制御スタート時の目標
シークトラック数16との差をとることにより得られる
残りトラック数(目標トラックまでのトラック数)18
を速度指令発生部20へ入力する。
【0003】ここで、速度指令発生部20は入力された
残りトラック数18に応じてシーク速度指令v*を出力
し、シーク速度演算部14は一定周期毎に移動トラック
数12を調べ現時点での光ヘッドのシーク速度vを演算
して求める。なお、シーク速度指令v*は、残りトラッ
ク数18が決められたある値(N)以上では、v*=v
maxの一定値に決められており、N以下では光ヘッド
の速度制御に遅れがないように誤差0で動くと仮定した
ときの減速傾斜a*(dv*/dt:加速度)になるよ
う決めている。
残りトラック数18に応じてシーク速度指令v*を出力
し、シーク速度演算部14は一定周期毎に移動トラック
数12を調べ現時点での光ヘッドのシーク速度vを演算
して求める。なお、シーク速度指令v*は、残りトラッ
ク数18が決められたある値(N)以上では、v*=v
maxの一定値に決められており、N以下では光ヘッド
の速度制御に遅れがないように誤差0で動くと仮定した
ときの減速傾斜a*(dv*/dt:加速度)になるよ
う決めている。
【0004】ヘッド送り駆動電圧発生部22は、シーク
スタート(すなわち光ヘッドのシーク速度vがv=0)
から、v*≦vになるまでは加速モードとして最大加速
電圧emax(−emax:シーク方向で逆)を出力
し、それ以後は予め決められた速度指令(速度プロフィ
ール)に追従するプロフィール追従モードへと移行して
v*およびv*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力
するよう動作する。この駆動電圧eにより光ヘッド送り
機構の速度制御が行なわれる。この追従モードによる減
速制御を行ない、光ヘッドが所定のシーク速度以下にな
ったことを判別した時点で、シーク制御を終了し、トラ
ッキング制御に移行する。
スタート(すなわち光ヘッドのシーク速度vがv=0)
から、v*≦vになるまでは加速モードとして最大加速
電圧emax(−emax:シーク方向で逆)を出力
し、それ以後は予め決められた速度指令(速度プロフィ
ール)に追従するプロフィール追従モードへと移行して
v*およびv*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力
するよう動作する。この駆動電圧eにより光ヘッド送り
機構の速度制御が行なわれる。この追従モードによる減
速制御を行ない、光ヘッドが所定のシーク速度以下にな
ったことを判別した時点で、シーク制御を終了し、トラ
ッキング制御に移行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シーク制御方法によれば、光ヘッド送り駆動コイルの時
定数が大きい場合にはコイル電流の応答が遅れるため、
加速モードからプロフィール追従モードへのモード切り
替え直後においてシーク速度vが速度プロフィールより
も高速になるので、これを補正するためプロフィール追
従モードでは速度プロフィールによる加速度a*よりも
大きい急減速を行なっている。このため、速度プロフィ
ールからずれて急減速状態のままでトラッキング制御へ
移行すべき速度以下となった時、加速度が大きいので一
定周期毎に求める速度演算部の速度検出では間に合わ
ず、シーク速度vがv<0となってしまい光ヘッドが逆
転し、短距離シークにおいて暴走するおそれがあった。
シーク制御方法によれば、光ヘッド送り駆動コイルの時
定数が大きい場合にはコイル電流の応答が遅れるため、
加速モードからプロフィール追従モードへのモード切り
替え直後においてシーク速度vが速度プロフィールより
も高速になるので、これを補正するためプロフィール追
従モードでは速度プロフィールによる加速度a*よりも
大きい急減速を行なっている。このため、速度プロフィ
ールからずれて急減速状態のままでトラッキング制御へ
移行すべき速度以下となった時、加速度が大きいので一
定周期毎に求める速度演算部の速度検出では間に合わ
ず、シーク速度vがv<0となってしまい光ヘッドが逆
転し、短距離シークにおいて暴走するおそれがあった。
【0006】この様子を図5を用いて説明する。図5
は、シーク制御時の速度プロフィール(残りトラック数
に対する速度指令値)v*と光ヘッドの実際の移動速度
v、駆動電圧e、および光ヘッド送り駆動コイル電流i
の変化特性を示した説明図である。
は、シーク制御時の速度プロフィール(残りトラック数
に対する速度指令値)v*と光ヘッドの実際の移動速度
v、駆動電圧e、および光ヘッド送り駆動コイル電流i
の変化特性を示した説明図である。
【0007】図5の速度プロフィールv*と光ヘッドの
実際の移動速度vの特性図において(I)は長距離のシ
ーク制御を行なった場合の例であり、(II)は短距離
のシーク制御を行なった場合の例である。
実際の移動速度vの特性図において(I)は長距離のシ
ーク制御を行なった場合の例であり、(II)は短距離
のシーク制御を行なった場合の例である。
【0008】図5において、(I)に示すように長距離
のシーク制御を行なった場合、加速モードからプロフィ
ール追従モードへの切り換え後の期間では、駆動電圧
eを最大加速電圧emaxから減速制限電圧−e1に切
り換えても、光ヘッド送りコイルのコイル電流iの応答
遅れのために加速方向の電流が流れており、まだ加速が
続いている。期間では、コイル電流が減速方向に流れ
はじめて、光ヘッドの移動速度vを速度プロフィールに
追従させようと速度プロフィールによる加速度a*より
大きな加速度で急減速を行なっている。その後、期間
で光ヘッドの移動速度vが速度プロフィールv*と一致
した時点では速度指令に従った減速を行なっているた
め、長距離のシーク制御で暴走することはない。しかし
ながら、モード切り換え時に大きな速度誤差を生じると
いう問題点がある。
のシーク制御を行なった場合、加速モードからプロフィ
ール追従モードへの切り換え後の期間では、駆動電圧
eを最大加速電圧emaxから減速制限電圧−e1に切
り換えても、光ヘッド送りコイルのコイル電流iの応答
遅れのために加速方向の電流が流れており、まだ加速が
続いている。期間では、コイル電流が減速方向に流れ
はじめて、光ヘッドの移動速度vを速度プロフィールに
追従させようと速度プロフィールによる加速度a*より
大きな加速度で急減速を行なっている。その後、期間
で光ヘッドの移動速度vが速度プロフィールv*と一致
した時点では速度指令に従った減速を行なっているた
め、長距離のシーク制御で暴走することはない。しかし
ながら、モード切り換え時に大きな速度誤差を生じると
いう問題点がある。
【0009】次に、図5において(II)に示すように
短距離のシーク制御を行なった場合の例を説明する。加
速モードからプロフィール追従モードへの切り換えの期
間では、前記長距離シーク制御の場合の期間と同様
に、光ヘッド送りコイルのコイル電流の遅れのために、
加速方向の電流が流れまだ加速状態が続く。期間は前
記長距離シーク制御の場合の期間と同様に急減速状態
であり、移動速度vの大きさは、|v|<|v1|とな
る。ここで、v1はトラッキングへ移行すべき速度であ
る。シーク速度演算部では演算を一定周期毎に行い且つ
方向を判別していないので短距離シーク制御では急減速
時に光ヘッドの速度が|v|<|v1|となる期間で速
度検出を行なうことができず、このためさらに減速を行
なおうとして光ヘッドが逆転暴走してしまう危険性があ
った。
短距離のシーク制御を行なった場合の例を説明する。加
速モードからプロフィール追従モードへの切り換えの期
間では、前記長距離シーク制御の場合の期間と同様
に、光ヘッド送りコイルのコイル電流の遅れのために、
加速方向の電流が流れまだ加速状態が続く。期間は前
記長距離シーク制御の場合の期間と同様に急減速状態
であり、移動速度vの大きさは、|v|<|v1|とな
る。ここで、v1はトラッキングへ移行すべき速度であ
る。シーク速度演算部では演算を一定周期毎に行い且つ
方向を判別していないので短距離シーク制御では急減速
時に光ヘッドの速度が|v|<|v1|となる期間で速
度検出を行なうことができず、このためさらに減速を行
なおうとして光ヘッドが逆転暴走してしまう危険性があ
った。
【0010】そこで、この発明の目的は、加速モードか
らプロフィール追従モードへの切り換え時に光ヘッド駆
動コイルの時定数によるコイル電流の応答遅れを抑え、
速やかに速度プロフィールに追従させてトラッキングへ
の移行を安定させることができるシーク制御方法、特に
短距離シーク制御時に光ヘッドの暴走を生じないように
するシーク制御方法を提供することにある。
らプロフィール追従モードへの切り換え時に光ヘッド駆
動コイルの時定数によるコイル電流の応答遅れを抑え、
速やかに速度プロフィールに追従させてトラッキングへ
の移行を安定させることができるシーク制御方法、特に
短距離シーク制御時に光ヘッドの暴走を生じないように
するシーク制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ディスク
装置のシーク制御方法は、光ヘッドから投射される光ス
ポットが光ディスクのトラックを横断するときに発生す
るトラック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、
このカウント値により移動速度を認識する手段と、前記
光ヘッドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プ
ロフィール)に追従させるように、光ヘッドを駆動する
ためのヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段と
を備えた光ディスク装置のシーク制御方法において、前
記光ヘッドの移動速度を加速モードからプロフィール追
従モードへ移行する際、所定の最大減速パワーで一定期
間急減速を行なった後に前記プロフィール追従モードへ
移行するよう前記ヘッド駆動手段を制御することを特徴
とする。
装置のシーク制御方法は、光ヘッドから投射される光ス
ポットが光ディスクのトラックを横断するときに発生す
るトラック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、
このカウント値により移動速度を認識する手段と、前記
光ヘッドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プ
ロフィール)に追従させるように、光ヘッドを駆動する
ためのヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段と
を備えた光ディスク装置のシーク制御方法において、前
記光ヘッドの移動速度を加速モードからプロフィール追
従モードへ移行する際、所定の最大減速パワーで一定期
間急減速を行なった後に前記プロフィール追従モードへ
移行するよう前記ヘッド駆動手段を制御することを特徴
とする。
【0012】また、光ヘッドから投射される光スポット
が光ディスクのトラックを横断するときに発生するトラ
ック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、このカ
ウント値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘッ
ドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフィ
ール)に追従させるように、光ヘッドを駆動するための
ヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備え
た光ディスク装置のシーク制御方法において、前記光ヘ
ッドの移動速度の加速モード時に、移動トラック数を一
定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定の速度補
正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比較するこ
とにより速度プロフィール追従モードへの移行時点を速
くするよう前記ヘッド駆動手段を制御することができ
る。
が光ディスクのトラックを横断するときに発生するトラ
ック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、このカ
ウント値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘッ
ドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフィ
ール)に追従させるように、光ヘッドを駆動するための
ヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備え
た光ディスク装置のシーク制御方法において、前記光ヘ
ッドの移動速度の加速モード時に、移動トラック数を一
定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定の速度補
正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比較するこ
とにより速度プロフィール追従モードへの移行時点を速
くするよう前記ヘッド駆動手段を制御することができ
る。
【0013】さらに、光ヘッドから投射される光スポッ
トが光ディスクのトラックを横断するときに発生するト
ラック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、この
カウント値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘ
ッドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフ
ィール)に追従させるように、光ヘッドを駆動するため
のヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備
えた光ディスク装置のシーク制御方法において、前記光
ヘッドの移動速度の加速モード時に、移動トラック数を
一定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定の速度
補正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比較する
ことにより速度プロフィール追従モードへの移行時点を
速くするとともに、この速度プロフィール追従モードへ
移行する際に所定の最大減速パワーで一定期間急減速を
行なった後に前記プロフィール追従モードへ移行するよ
う前記ヘッド駆動手段を制御することもできる。
トが光ディスクのトラックを横断するときに発生するト
ラック横断パルス(TEZC)の数をカウントし、この
カウント値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘ
ッドの移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフ
ィール)に追従させるように、光ヘッドを駆動するため
のヘッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備
えた光ディスク装置のシーク制御方法において、前記光
ヘッドの移動速度の加速モード時に、移動トラック数を
一定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定の速度
補正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比較する
ことにより速度プロフィール追従モードへの移行時点を
速くするとともに、この速度プロフィール追従モードへ
移行する際に所定の最大減速パワーで一定期間急減速を
行なった後に前記プロフィール追従モードへ移行するよ
う前記ヘッド駆動手段を制御することもできる。
【0014】
【作用】本発明に係る光ディスク装置のシーク制御方法
によれば、光ディスク装置のシーク制御時に、光ヘッド
の加速モードから追従モードへの移行に際し一定期間の
急減速モードを設ける制御方法は、駆動コイル電流の応
答の遅れを最小限に抑え、長時間の急減速状態を無くし
たために光ヘッドの速度を速やかに速度プロフィールに
追従させることができる。
によれば、光ディスク装置のシーク制御時に、光ヘッド
の加速モードから追従モードへの移行に際し一定期間の
急減速モードを設ける制御方法は、駆動コイル電流の応
答の遅れを最小限に抑え、長時間の急減速状態を無くし
たために光ヘッドの速度を速やかに速度プロフィールに
追従させることができる。
【0015】また、移動トラック数を一定周期毎に演算
して求めた移動速度に対し所定の速度補正値を加えるこ
とにより、速度プロフィール追従モードへの移行時点を
速くする制御方法は、追従モードに速く移行したため実
際の光ヘッドの速度は速度指令値に達していないため、
コイル電流の応答遅れによる加速度分で速度プロフィー
ルに追従する。このため、従来の急減速期間を大幅に減
らして速度プロフィール追従モードに移行できる。
して求めた移動速度に対し所定の速度補正値を加えるこ
とにより、速度プロフィール追従モードへの移行時点を
速くする制御方法は、追従モードに速く移行したため実
際の光ヘッドの速度は速度指令値に達していないため、
コイル電流の応答遅れによる加速度分で速度プロフィー
ルに追従する。このため、従来の急減速期間を大幅に減
らして速度プロフィール追従モードに移行できる。
【0016】更に、上記2つの制御方法を併用すること
により、モード切り換え時の駆動コイル電流の応答遅れ
による光ヘッドの余分な加速を行わずに、速やかに速度
プロフィールにしたがった減速制御を行うことができ
る。
により、モード切り換え時の駆動コイル電流の応答遅れ
による光ヘッドの余分な加速を行わずに、速やかに速度
プロフィールにしたがった減速制御を行うことができ
る。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る光ディスク装置のシーク
制御方法の実施例につき、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
制御方法の実施例につき、添付図面を参照しながら以下
詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る光ディスク装置のシ
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図1
の実施例は、従来例の図5において(II)で示した光
ヘッドの短距離シーク制御に対応するものである。
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図1
の実施例は、従来例の図5において(II)で示した光
ヘッドの短距離シーク制御に対応するものである。
【0019】ヘッド送り駆動電圧発生部22は、シーク
スタート(すなわち光ヘッドのシーク速度vがv=0)
から、v*≦vになるまでは加速モードとして最大加速
電圧emaxを出力し、一定周期毎にカウンタ10から
の各周期における移動トラック数12を調べて、シーク
速度演算部14により現時点での光ヘッドの速度vを求
める。演算により求められたこの速度vが、v*≦vに
なったことを認識したら、本発明による一定期間の急減
速モードへ移行し、駆動電圧発生部22は前記従来の減
速制限電圧−e1よりも大きな減速電圧−e2(e2>
e1)を一定期間(図1の斜線で示した期間)出力す
る。この後、プロフィール追従モードへと移行し、駆動
電圧発生部22が速度プロフィールv*および実際の速
度との偏差v*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力
することにより、光ヘッド送り駆動部の速度制御を行
う。このようにシーク制御を行うことにより、駆動コイ
ル電流iの応答遅れによる光ヘッドの速度制御誤差を最
小限に抑えることができ、しかも従来のような長時間の
急減速の状態を無くしたことにより、光ヘッドの速度v
を素早く速度プロフィールv*に追従させることができ
る。従って、短距離のシーク制御の場合でも、光ヘッド
の速度vが、|v|<|v1|となる期間で速度検出を
行うことができるので、安定したトラッキング制御への
移行が可能となる。
スタート(すなわち光ヘッドのシーク速度vがv=0)
から、v*≦vになるまでは加速モードとして最大加速
電圧emaxを出力し、一定周期毎にカウンタ10から
の各周期における移動トラック数12を調べて、シーク
速度演算部14により現時点での光ヘッドの速度vを求
める。演算により求められたこの速度vが、v*≦vに
なったことを認識したら、本発明による一定期間の急減
速モードへ移行し、駆動電圧発生部22は前記従来の減
速制限電圧−e1よりも大きな減速電圧−e2(e2>
e1)を一定期間(図1の斜線で示した期間)出力す
る。この後、プロフィール追従モードへと移行し、駆動
電圧発生部22が速度プロフィールv*および実際の速
度との偏差v*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力
することにより、光ヘッド送り駆動部の速度制御を行
う。このようにシーク制御を行うことにより、駆動コイ
ル電流iの応答遅れによる光ヘッドの速度制御誤差を最
小限に抑えることができ、しかも従来のような長時間の
急減速の状態を無くしたことにより、光ヘッドの速度v
を素早く速度プロフィールv*に追従させることができ
る。従って、短距離のシーク制御の場合でも、光ヘッド
の速度vが、|v|<|v1|となる期間で速度検出を
行うことができるので、安定したトラッキング制御への
移行が可能となる。
【0020】次に、図2を用いて本発明に係る光ディス
ク装置のシーク制御方法の別の実施例につき、以下説明
する。
ク装置のシーク制御方法の別の実施例につき、以下説明
する。
【0021】図2は、本発明に係る光ディスク装置のシ
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図2
の実施例は図1と同様、従来例の図5において(II)
で示した光ヘッドの短距離シーク制御に対応するもので
ある。
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図2
の実施例は図1と同様、従来例の図5において(II)
で示した光ヘッドの短距離シーク制御に対応するもので
ある。
【0022】ヘッド送り駆動電圧発生部22は、前記実
施例と同様に、シークスタート(すなわち、光ヘッドの
シーク速度vがv=0)後、加速モードとして最大加速
電圧emaxを出力する。シーク速度演算部14は一定
周期毎にカウンタ10からの各周期における移動トラッ
ク数12を調べて、現時点での光ヘッドの速度vを求め
る。そして、ヘッド送り駆動電圧発生部22を、この演
算で求められた光ヘッドの移動速度vに、所定の速度補
正値v′を加算した速度値(v+v′)と速度指令値v
*と比較して、v*≦(v+v′)になるまでは加速モ
ードとして最大加速電圧emaxを出力するようにす
る。これにより、図2に示すようにプロフィール追従モ
ードへの移行時点が従来例や前記実施例よりも早くな
る。プロフィール追従モードへ移行後は従来と同様に補
正値v′を加えずに、駆動電圧発生部22は速度プロフ
ィールv*および実際の速度との偏差v*−vの大きさ
に応じた駆動電圧eを出力することにより、光ヘッド送
り駆動部の速度制御を行う。このとき、プロフィール追
従モードに早く移行したために、図2から明らかなよう
に、実際の光ヘッドの速度vは速度指令値v*に達して
いない。従って、速度指令値v*が減速期間中のプロフ
ィール追従モードでは、駆動電圧eを減速方向だけ出力
するようにすれば良く、加速モードからプロフィール追
従モードへの切り換え直後の期間では駆動電圧eをe
=0とすることにより、コイル電流iの遅れ分による加
速が行われるだけで、ほぼ速度プロフィールに追従す
る。
施例と同様に、シークスタート(すなわち、光ヘッドの
シーク速度vがv=0)後、加速モードとして最大加速
電圧emaxを出力する。シーク速度演算部14は一定
周期毎にカウンタ10からの各周期における移動トラッ
ク数12を調べて、現時点での光ヘッドの速度vを求め
る。そして、ヘッド送り駆動電圧発生部22を、この演
算で求められた光ヘッドの移動速度vに、所定の速度補
正値v′を加算した速度値(v+v′)と速度指令値v
*と比較して、v*≦(v+v′)になるまでは加速モ
ードとして最大加速電圧emaxを出力するようにす
る。これにより、図2に示すようにプロフィール追従モ
ードへの移行時点が従来例や前記実施例よりも早くな
る。プロフィール追従モードへ移行後は従来と同様に補
正値v′を加えずに、駆動電圧発生部22は速度プロフ
ィールv*および実際の速度との偏差v*−vの大きさ
に応じた駆動電圧eを出力することにより、光ヘッド送
り駆動部の速度制御を行う。このとき、プロフィール追
従モードに早く移行したために、図2から明らかなよう
に、実際の光ヘッドの速度vは速度指令値v*に達して
いない。従って、速度指令値v*が減速期間中のプロフ
ィール追従モードでは、駆動電圧eを減速方向だけ出力
するようにすれば良く、加速モードからプロフィール追
従モードへの切り換え直後の期間では駆動電圧eをe
=0とすることにより、コイル電流iの遅れ分による加
速が行われるだけで、ほぼ速度プロフィールに追従す
る。
【0023】この後、期間ではヘッド送り駆動電圧発
生部22は速度プロフィールv*および実際の速度vと
の偏差v*−vの大きさに応じた減速制御を行う。この
ように、この実施例のシーク制御方法によれば、従来の
急減速期間(図5のおよびで示す期間)を大幅に減
らすことができる。
生部22は速度プロフィールv*および実際の速度vと
の偏差v*−vの大きさに応じた減速制御を行う。この
ように、この実施例のシーク制御方法によれば、従来の
急減速期間(図5のおよびで示す期間)を大幅に減
らすことができる。
【0024】次に、図3は本発明に係る光ディスク装置
のシーク制御方法のさらに別の実施例を示す説明図であ
る。
のシーク制御方法のさらに別の実施例を示す説明図であ
る。
【0025】図3は、本発明に係る光ディスク装置のシ
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図3
の実施例は図1および図2と同様、従来例の図5におい
て(II)で示した光ヘッドの短距離シーク制御に対応
するものである。本実施例は、前記図1の実施例と前記
図2の実施例で説明したシーク制御方法を組み合わせた
ものである。
ーク制御方法によるシーク制御時の速度プロフィールv
*と光ヘッドの実際の速度v、制御用の駆動電圧e、お
よびコイル電流iの様子を示す説明図である。尚、図3
の実施例は図1および図2と同様、従来例の図5におい
て(II)で示した光ヘッドの短距離シーク制御に対応
するものである。本実施例は、前記図1の実施例と前記
図2の実施例で説明したシーク制御方法を組み合わせた
ものである。
【0026】すなわち、ヘッド送り駆動電圧発生部22
は、前記実施例と同様に、シークスタート(すなわち、
光ヘッドのシーク速度vがv=0)後、加速モードとし
て最大加速電圧emaxを出力する。シーク速度演算部
14は一定周期毎にカウンタ10からの各周期における
移動トラック数12を調べて、現時点での光ヘッドの速
度vを求める。そして、ヘッド送り駆動電圧発生部22
を、この演算で求めた光ヘッドの移動速度vに所定の速
度補正値v′を加算した速度値(v+v′)と速度指令
値v*と比較して、v*≦(v+v′)になるまでは加
速モードとして最大加速電圧emaxを出力するように
し、v*≦(v+v′)になったことを認識したら、一
定期間の急減速モードへ移行し、駆動電圧発生部22は
前記従来の減速制限電圧−e1よりも大きな減速電圧を
一定期間出力する。図3に示すように急減速モード(期
間)への移行時点が前記図1の実施例よりも早くな
る。このとき、急減速モードに早く移行したために、図
3から明らかなように、実際の光ヘッドの速度vは速度
指令値v*に達していない。この後、プロフィール追従
モードへと移行するが、速度指令値v*が減速期間中の
プロフィール追従モードでは、駆動電圧eを減速方向だ
け出力するようにすれば良く、急減速モードからプロフ
ィール追従モードへの切り換え直後の期間では、駆動
電圧eをe=0とすることにより、ほぼ速度プロフィー
ルに追従する。この後、期間ではヘッド送り駆動電圧
発生部22は速度プロフィールv*および実際の速度v
との偏差v*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力す
ることにより、光ヘッド送り駆動部の速度制御を行う。
は、前記実施例と同様に、シークスタート(すなわち、
光ヘッドのシーク速度vがv=0)後、加速モードとし
て最大加速電圧emaxを出力する。シーク速度演算部
14は一定周期毎にカウンタ10からの各周期における
移動トラック数12を調べて、現時点での光ヘッドの速
度vを求める。そして、ヘッド送り駆動電圧発生部22
を、この演算で求めた光ヘッドの移動速度vに所定の速
度補正値v′を加算した速度値(v+v′)と速度指令
値v*と比較して、v*≦(v+v′)になるまでは加
速モードとして最大加速電圧emaxを出力するように
し、v*≦(v+v′)になったことを認識したら、一
定期間の急減速モードへ移行し、駆動電圧発生部22は
前記従来の減速制限電圧−e1よりも大きな減速電圧を
一定期間出力する。図3に示すように急減速モード(期
間)への移行時点が前記図1の実施例よりも早くな
る。このとき、急減速モードに早く移行したために、図
3から明らかなように、実際の光ヘッドの速度vは速度
指令値v*に達していない。この後、プロフィール追従
モードへと移行するが、速度指令値v*が減速期間中の
プロフィール追従モードでは、駆動電圧eを減速方向だ
け出力するようにすれば良く、急減速モードからプロフ
ィール追従モードへの切り換え直後の期間では、駆動
電圧eをe=0とすることにより、ほぼ速度プロフィー
ルに追従する。この後、期間ではヘッド送り駆動電圧
発生部22は速度プロフィールv*および実際の速度v
との偏差v*−vの大きさに応じた駆動電圧eを出力す
ることにより、光ヘッド送り駆動部の速度制御を行う。
【0027】このように、本実施例のシーク制御方法を
行うことにより、モード切り換え時に駆動コイル電流i
の応答遅れによる光ヘッドの余分な加速を行わずに、安
定したシーク制御を行うことができる。
行うことにより、モード切り換え時に駆動コイル電流i
の応答遅れによる光ヘッドの余分な加速を行わずに、安
定したシーク制御を行うことができる。
【0028】
【効果】前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、光ヘッドの加速モードからプロフィール追従モ
ードへの移行時のシーク制御手順に対して、一定期間の
急減速モードを付加することにより、またプロフィール
追従モードへの切り換えを演算した移動速度に速度補正
値を加えた値を速度指令値と比較して通常のプロフィー
ル追従モードへの切り換え時点よりも早めに切り換える
ことにより、或いはこれらを組み合わせることにより、
光ヘッド駆動コイルの大きな時定数のために生じるコイ
ル電流の応答遅れによる光ヘッドの加速のしすぎを補正
するための従来行われていた長時間の急減速状態を抑え
ることができ、シーク移動距離に捕らわれずに安定した
光ディスク装置のシーク制御を実現することができる。
よれば、光ヘッドの加速モードからプロフィール追従モ
ードへの移行時のシーク制御手順に対して、一定期間の
急減速モードを付加することにより、またプロフィール
追従モードへの切り換えを演算した移動速度に速度補正
値を加えた値を速度指令値と比較して通常のプロフィー
ル追従モードへの切り換え時点よりも早めに切り換える
ことにより、或いはこれらを組み合わせることにより、
光ヘッド駆動コイルの大きな時定数のために生じるコイ
ル電流の応答遅れによる光ヘッドの加速のしすぎを補正
するための従来行われていた長時間の急減速状態を抑え
ることができ、シーク移動距離に捕らわれずに安定した
光ディスク装置のシーク制御を実現することができる。
【図1】本発明に係る光ディスク装置のシーク制御方法
の一実施例を示す説明図である。
の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る光ディスク装置のシーク制御方法
の別の実施例を示す説明図である。
の別の実施例を示す説明図である。
【図3】本発明に係る光ディスク装置のシーク制御方法
のさらに別の実施例を示す説明図である。
のさらに別の実施例を示す説明図である。
【図4】従来の光ディスク装置のシーク制御方法を示す
シーク制御ブロック図による説明図である。
シーク制御ブロック図による説明図である。
【図5】従来のシーク制御時の速度プロフィールと光ヘ
ッドの実際の移動速度、駆動電圧、および光ヘッド送り
駆動コイル電流の変化特性を示した説明図である。
ッドの実際の移動速度、駆動電圧、および光ヘッド送り
駆動コイル電流の変化特性を示した説明図である。
10 カウンタ 12 移動トラック数 14 シーク速度演算部 16 目標シークトラック数 18 残りトラック数(目標トラックまでのトラック
数) 20 速度指令発生部 22 ヘッド送り駆動電圧発生部 TEZC トラック横断パルス
数) 20 速度指令発生部 22 ヘッド送り駆動電圧発生部 TEZC トラック横断パルス
Claims (3)
- 【請求項1】 光ヘッドから投射される光スポットが光
ディスクのトラックを横断するときに発生するトラック
横断パルス(TEZC)の数をカウントし、このカウン
ト値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘッドの
移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフィー
ル)に追従させるように、光ヘッドを駆動するためのヘ
ッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備えた
光ディスク装置のシーク制御方法において、 前記光ヘッドの移動速度を加速モードからプロフィール
追従モードへ移行する際、所定の最大減速パワーで一定
期間急減速を行なった後に前記プロフィール追従モード
へ移行するよう前記ヘッド駆動手段を制御することを特
徴とする光ディスク装置のシーク制御方法。 - 【請求項2】 光ヘッドから投射される光スポットが光
ディスクのトラックを横断するときに発生するトラック
横断パルス(TEZC)の数をカウントし、このカウン
ト値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘッドの
移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフィー
ル)に追従させるように、光ヘッドを駆動するためのヘ
ッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備えた
光ディスク装置のシーク制御方法において、 前記光ヘッドの移動速度の加速モード時に、移動トラッ
ク数を一定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定
の速度補正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比
較することにより速度プロフィール追従モードへの移行
時点を速くするよう前記ヘッド駆動手段を制御すること
を特徴とする光ディスク装置のシーク制御方法。 - 【請求項3】 光ヘッドから投射される光スポットが光
ディスクのトラックを横断するときに発生するトラック
横断パルス(TEZC)の数をカウントし、このカウン
ト値により移動速度を認識する手段と、前記光ヘッドの
移動速度を予め決められた速度指令(速度プロフィー
ル)に追従させるように、光ヘッドを駆動するためのヘ
ッド送り駆動電圧を出力するヘッド駆動手段とを備えた
光ディスク装置のシーク制御方法において、 前記光ヘッドの移動速度の加速モード時に、移動トラッ
ク数を一定周期毎に演算して求めた移動速度に対し所定
の速度補正値を加えた値と前記速度プロフィールとを比
較することにより速度プロフィール追従モードへの移行
時点を速くするとともに、この速度プロフィール追従モ
ードへ移行する際に所定の最大減速パワーで一定期間急
減速を行なった後に前記プロフィール追従モードへ移行
するよう前記ヘッド駆動手段を制御することを特徴とす
る光ディスク装置のシーク制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24333892A JPH0696454A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光ディスク装置のシーク制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24333892A JPH0696454A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光ディスク装置のシーク制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696454A true JPH0696454A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17102343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24333892A Pending JPH0696454A (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 光ディスク装置のシーク制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0696454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100506262B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2005-10-07 | 삼성전자주식회사 | 액츄에이터 언래칭 제어방법 |
-
1992
- 1992-09-11 JP JP24333892A patent/JPH0696454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100506262B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2005-10-07 | 삼성전자주식회사 | 액츄에이터 언래칭 제어방법 |
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