JPH05109088A - 光デイスク装置のトラツクシーク動作方式 - Google Patents

光デイスク装置のトラツクシーク動作方式

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JPH05109088A
JPH05109088A JP29617191A JP29617191A JPH05109088A JP H05109088 A JPH05109088 A JP H05109088A JP 29617191 A JP29617191 A JP 29617191A JP 29617191 A JP29617191 A JP 29617191A JP H05109088 A JPH05109088 A JP H05109088A
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JP
Japan
Prior art keywords
lens
control signal
actuator
positioner
lens actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP29617191A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Akiyama
実 秋山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05109088A publication Critical patent/JPH05109088A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズアクチュエータとポジショナアクチュ
エータを具備する光ディスク装置においてレンズ主導型
シークを行う際に、加速動作時にレンズ位置誤差信号を
監視して閾値条件を検出した場合に、レンズアクチュエ
ータ制御信号を抑制することにより、加速目標速度軌跡
を必要とせず、高加速が可能で、かつ、速度帯域が広
く、安定性が高いトラックシーク動作を実現する。 【構成】 レンズ位置誤差信号を監視し、レンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するか否かの条件を判定するレ
ンズ位置誤差信号監視部12と、抑制指示信号を受けて
レンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチ
ュエータ制御信号抑制部13とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置のトラ
ックシーク動作方式に関する。
【0002】
【従来の技術】光スポットをディスク半径方向に移動さ
せるための機構が、レンズを移動させるためのレンズア
クチュエータ、及び、レンズアクチュエータを移動させ
るポジショナアクチュエータとで2段に構成される光デ
ィスク装置におけるトラックシーク動作は、レンズ主導
型シーク、ポジショナ主導型シークの2つの方式に大別
することができる。
【0003】レンズ主導型シークは、レーザスポット速
度が発生される目標速度に追従するようレンズアクチュ
エータが制御され、ポジショナ位置がレンズ位置に追従
するようポジショナアクチュエータが制御される。
【0004】ポジショナ主導型シークは、レーザスポッ
ト速度が発生される目標速度に追従するようポジショナ
アクチュエータが制御され、レンズ位置がポジショナ位
置に追従するようポジショナアクチュエータが制御され
る。
【0005】レンズアクチュエータはポジショナアクチ
ュエータに比べ高加速を行うことができるが、レンズア
クチュエータとポジショナアクチュエータとを協調して
動作させる必要があるため、加減速加速度はポジショナ
アクチュエータの性能に依存し規定される。
【0006】レンズ主導型シーク方式は、ポジショナ主
導型シーク方式に比べ、レンズアクチュエータがポジシ
ョナアクチュエータに比べ広帯域であるため速度制御帯
域を広くとることができ、ポジショナアクチュエータ制
御アルゴリズムがトラックフォロー状態とトラックシー
ク状態とで基本的に変わらないため状態を安定に切り替
えることができるなどの利点を持つ。しかし、、レンズ
アクチュエータ動作にポジショナアクチュエータ動作が
追従する形式となっているため、レンズアクチュエータ
の高加速動作にポジショナアクチュエータが追従するた
めには、加速時にも十分緩やかに加速する目標速度が必
要であり、ポジショナアクチュエータの性能を限界まで
引き出すことは困難である。また、レンズ位置とポジシ
ョナ位置が大きくずれる場合には、レーザスポット速度
を正しく推定することが困難となり、暴走する可能性も
ある。
【0007】ポジショナ主導型シーク方式は、ポジショ
ナアクチュエータ動作にレンズアクチュエータ動作が追
従する形式となっているため、ポジショナアクチュエー
タの性能を限界まで引き出すことが可能である。しか
し、レンズ主導型シーク方式に比べ、速度制御帯域が広
くとることができず、トラックフォロー状態とトラック
シーク状態との切り替え時に安定性が低く、整定に時間
がかかるなどの欠点がある。
【0008】高速かつ安定なトラックシーク動作を行う
ため、ポジショナ主導シークで加減速を行った後、トラ
ックフォロー状態への状態切り替え直前でレンズ主導型
シークに切り替えるといった方式も提案されているが、
この場合はポジショナ主導型からレンズ主導型に切り替
える点で過渡的に望ましくない応答を示すことがあり、
また、処理が煩雑になるなどの欠点が生ずる。従来は、
ポジショナアクチュエータの性能を限界まで引き出す高
加減速を行い、かつ、安定性の高いトラックシーク動作
を実現することは困難であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】より高速で安定なトラ
ックシーク動作を実現するため、レンズ主導型シーク方
式において、加速時により高加速を行うことを可能とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために以下の手段を提供する。ディスク半径方
向にレンズを移動させるレンズアクチュエータと、ディ
スク半径方向に前記レンズアクチュエータを移動させる
ポジショナアクチュエータを具備し、前記レンズを速度
制御し、移動する前記レンズに前記ポジショナが追従す
るように制御してトラックシーク動作を行う光ディスク
装置において、前記レンズの位置と前記ポジショナの位
置との差を示すレンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ
位置誤差信号監視部と、前記レンズアクチュエータを駆
動するためのレンズアクチュエータ制御信号を抑制する
レンズアクチュエータ制御信号抑制部とを具備し、トラ
ックシーク動作において、前記レンズアクチュエータ、
前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際に、前
記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レンズ位置
誤差信号が予め設定された閾値を越えることを検出した
場合に、前記レンズアクチュエータ制御信号抑制部にお
いて、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制するト
ラックシーク動作方式。
【0011】ディスク半径方向にレンズを移動させるレ
ンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レンズ
アクチュエータを移動させるポジショナアクチュエータ
を具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レン
ズに前記ポジショナが追従するように制御してトラック
シーク動作を行う光ディスク装置において、前記レンズ
の位置と前記ポジショナの位置との差を示すレンズ位置
誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監視部と、前
記レンズアクチュエータを駆動するためのレンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュエータ制御
信号抑制部とを具備し、トラックシーク動作において、
前記レンズアクチュエータ、前記ポジショナアクチュエ
ータを加速駆動する際に、前記レンズ位置誤差信号監視
部において、前記レンズ位置誤差信号が予め設定された
位置閾値を越えることを検出した場合、または、前記レ
ンズ位置誤差信号の変化率を算出し、前記変化率が予め
設定された速度閾値を越えることを検出した場合に、前
記レンズアクチュエータ制御信号抑制部において、前記
レンズアクチュエータ制御信号を抑制するトラックシー
ク動作方式。
【0012】ディスク半径方向にレンズを移動させるレ
ンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レンズ
アクチュエータを移動させるポジショナアクチュエータ
を具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レン
ズに前記ポジショナが追従するように制御してトラック
シーク動作を行う光ディスク装置において、前記レンズ
の位置と前記ポジショナの位置との差を示すレンズ位置
誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監視部と、前
記レンズアクチュエータを駆動するためのレンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュエータ制御
信号抑制部とを具備し、トラックシーク動作において、
前記レンズアクチュエータ、前記ポジショナアクチュエ
ータを加速駆動する際に、前記レンズ位置誤差信号監視
部において、前記レンズ位置誤差信号を基に、前記レン
ズと前記ポジショナとの間の位置誤差、速度誤差、加速
度誤差などに関するパラメータ演算を行い、演算結果が
予め設定された閾値を越えることを検出した場合に、前
記レンズアクチュエータ制御信号抑制部において、前記
レンズアクチュエータ制御信号を抑制するトラックシー
ク動作方式。
【0013】ディスク半径方向にレンズを移動させるレ
ンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レンズ
アクチュエータを移動させるポジショナアクチュエータ
を具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レン
ズに前記ポジショナが追従するように制御してトラック
シーク動作を行う光ディスク装置において、前記レンズ
の位置と前記ポジショナの位置との差を示すレンズ位置
誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監視部と、前
記レンズアクチュエータを駆動するためのレンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュエータ制御
信号抑制部とを具備し、トラックシーク動作において、
前記レンズアクチュエータ、前記ポジショナアクチュエ
ータを加速駆動する際に、前記レンズ位置誤差信号監視
部において、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制
する条件を検出した場合に、前記レンズアクチュエータ
制御信号抑制部において、前記制御信号を設定値に切り
替えることによって、前記レンズアクチュエータ制御信
号を抑制するトラックシーク動作方式。
【0014】ディスク半径方向にレンズを移動させるレ
ンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レンズ
アクチュエータを移動させるポジショナアクチュエータ
を具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レン
ズに前記ポジショナが追従するように制御してトラック
シーク動作を行う光ディスク装置において、前記レンズ
の位置と前記ポジショナの位置との差を示すレンズ位置
誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監視部と、前
記レンズアクチュエータを駆動するためのレンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュエータ制御
信号抑制部とを具備し、トラックシーク動作において、
前記レンズアクチュエータ、前記ポジショナアクチュエ
ータを加速駆動する際に、前記レンズ位置誤差信号監視
部において、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制
する条件を検出した場合に、前記レンズアクチュエータ
制御信号抑制部において、前記制御信号の増幅ゲインを
切り替えることによって、前記レンズアクチュエータ制
御信号を抑制するトラックシーク動作方式。
【0015】ディスク半径方向にレンズを移動させるレ
ンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レンズ
アクチュエータを移動させるポジショナアクチュエータ
を具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レン
ズに前記ポジショナが追従するように制御してトラック
シーク動作を行う光ディスク装置において、前記レンズ
の位置と前記ポジショナの位置との差を示すレンズ位置
誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監視部と、前
記レンズアクチュエータを駆動するためのレンズアクチ
ュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュエータ制御
信号抑制部とを具備し、トラックシーク動作において、
前記レンズアクチュエータ、前記ポジショナアクチュエ
ータを加速駆動する際に、前記レンズ位置誤差信号監視
部において、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制
する条件を検出した場合に、前記レンズアクチュエータ
制御信号抑制部において、予め設定された閾値で前記制
御信号を制限することによって、前記レンズアクチュエ
ータ制御信号を抑制するトラックシーク動作方式。
【0016】
【作用】本発明に係るトラックシーク動作方式は、レン
ズ主導型シーク方式に比べ、加速時に、レンズ位置とポ
ジショナ位置との差を示すレンズ位置誤差信号を監視
し、制御信号抑制条件に抵触した場合にレンズアクチュ
エータ制御信号を抑制することにより、レンズ位置誤差
が過大になることを防止するという修正改良を行ったも
のである。本方式を用いることにより、ポジショナアク
チュエータの加速性能をさらに引き出すことが可能とな
り、従来のレンズ主導型シーク方式に比べ、より高速で
安定なシーク動作が可能となる。また、従来は必要であ
った、加速時の目標速度軌跡が必要なくなる。
【0017】
【実施例】図を参照して本発明を一層詳しく説明する。
図1は、本発明にかかるトラックシーク動作方式を実現
する構成ブロック図である。
【0018】制御信号生成部11は、光ディスク装置1
4からくる各種位置誤差信号などの出力信号1gを受け
て各アクチュエータに対する制御信号を生成する。
【0019】レンズ位置誤差信号監視部12は、レンズ
位置誤差信号1aを監視し、制御信号抑制条件に抵触し
た場合にレンズアクチュエータ制御信号抑制部13に対
し、抑制指示信号1bを発生する。
【0020】レンズアクチュエータ制御信号抑制部13
は、抑制指示信号1bがアクティブである場合に、制御
信号生成部11が出力したレンズアクチュエータ制御信
号1cを抑制処理して改めてレンズアクチュエータ制御
信号1dとして出力する。抑制指示信号1bがアクティ
ブでない場合にはレンズアクチュエータ制御信号1cは
そのままレンズアクチュエータ制御信号1dとして出力
される。
【0021】光ディスク装置14における各アクチュエ
ータは、入力されるレンズアクチュエータ制御信号1
d、ポジショナアクチュエータ制御信号1e、フォーカ
スアクチュエータ制御信号1fにより駆動される。
【0022】図2は、請求項1にかかるレンズ位置誤差
信号監視部の構成例を表す構成ブロック図である。
【0023】記憶部21は、設定された閾値2bを記憶
し出力する。
【0024】比較部22は、加速時に、レンズ位置誤差
信号2aと閾値2bとを比較し、シーク方向によって、
2a>2bとなったとき、または、2a<2bとなった
とき、抑制指示信号2cをアクティブとする。
【0025】また、比較部22は、|2a|>|2b|
となったとき、抑制指示信号2cをアクティブとする構
成をとることもできる。
【0026】図3は、請求項2にかかるレンズ位置誤差
信号監視部の構成例を表す構成ブロック図である。
【0027】演算部31は、レンズ位置誤差信号3aを
微分し、変化率3bを算出する。微分を行う代わりに一
定間隔でサンプルし、差分値を算出することにより、変
化率3bを算出する構成をとることも可能である。
【0028】記憶部32は、設定された位置閾値3cを
記憶し出力する。
【0029】比較部33は、加速時に、レンズ位置誤差
信号3aと閾値3cとを比較し、シーク方向によって、
3a>3cとなったとき、または、3a<3cとなった
とき、位置条件検出信号3eをアクティブとする。
【0030】また、比較部33は、|3a|>|3c|
となったとき、位置条件検出信号3eをアクティブとす
る構成をとることもできる。
【0031】記憶部34は、設定された速度閾値3dを
記憶し出力する。
【0032】比較部35は、加速時に、レンズ位置誤差
信号3bと閾値3dとを比較し、シーク方向によって、
3b>3dとなったとき、または、3b<3dとなった
とき、速度条件検出信号3fをアクティブとする。
【0033】また、比較部35は、|3b|>|3d|
となったとき、速度条件検出信号3fをアクティブとす
る構成をとることもできる。
【0034】抑制指示信号生成部36は、位置条件検出
信号3eがアクティブであるか、または、速度条件検出
信号3fがアクティブである場合に、抑制指示信号3g
をアクティブとする。
【0035】図4は、請求項3にかかるレンズ位置誤差
信号監視部の構成例を表す構成ブロック図である。
【0036】演算部41は、レンズ位置誤差信号4aを
入力し、パラメータ4bを出力とする。例えば、入力u
に対し出力yを次の式を用いて算出する構成をとること
も可能である。 y=k1・u+k2・u また、一定周期毎にサンプルを行い、次のようなディジ
タルフィルタを用いることもできる。 y(i)=k1・u(i)+k2(u(i)−u(i−
1))
【0037】記憶部42は、設定された閾値4cを記憶
し、出力する。
【0038】比較部43は、加速時に、パラメータ4b
と閾値4cとを比較し、シーク方向によって、4b>4
cとなったとき、または、4b<4cとなったとき、抑
制指示信号4dをアクティブとする。
【0039】また、比較部43は、|4b|>|4c|
となったとき、抑制指示信号4dをアクティブとする構
成をとることもできる。
【0040】図5は、請求項4にかかるレンズアクチュ
エータ制御信号抑制部の構成例を表す構成ブロック図で
ある。
【0041】記憶部51は、設定値5bを記憶し出力す
る。
【0042】信号切り替え部52は、抑制指示信号5c
がアクティブでない場合には、レンズアクチュエータ制
御信号として入力される入力信号5aをレンズアクチュ
エータ制御信号5dとして出力し、アクティブである場
合には、設定値5bをレンズアクチュエータ制御信号5
dとして出力する。設定値5bとして0を設定すると、
制御信号が抑制されているときにレンズアクチュエータ
制御信号は0となる。
【0043】図6は、請求項5にかかるレンズアクチュ
エータ制御信号抑制部の構成例を表す構成ブロック図で
ある。
【0044】記憶部61は、設定されたゲイン6bを記
憶し、出力する。
【0045】ゲイン切り替え部62は、抑制指示信号6
cがアクティブでない場合には、ゲイン=1として、レ
ンズアクチュエータ制御信号として入力される入力信号
6aをレンズアクチュエータ制御信号6dとして出力
し、アクティブである場合には、入力信号6aをゲイン
6b倍してレンズアクチュエータ制御信号6dとして出
力する。設定ゲイン6bとして0を設定すると、制御信
号が抑制されているときにレンズアクチュエータ制御信
号は0となる。
【0046】図7は、請求項6にかかるレンズアクチュ
エータ制御信号抑制部の構成例を表す構成ブロック図で
ある。
【0047】記憶部71は、予め設定された制限値7b
を記憶し出力する。
【0048】信号制限部72は、抑制指示信号7cがア
クティブでない場合には、レンズアクチュエータ制御信
号として入力される入力信号7aを制限せず、レンズア
クチュエータ制御信号7dとして出力し、アクティブで
ある場合には、入力信号7aを制限値7bで制限し、レ
ンズアクチュエータ制御信号7dとして出力する。制限
値7bとして0を設定すると、制御信号が抑制されてい
るときにレンズアクチュエータ制御信号は0となる。
【0049】上述した構成をとることにより、本発明に
かかるシーク動作方式が実現される。上記の構成は回路
ハードウェアとしても、ディジタル制御系のプロセッサ
のプログラムソフトウェアとしても実現可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明に係るシーク動作方式を用いるこ
とにより、レンズ位置誤差が過大になることが防止で
き、ポジショナアクチュエータの加速性能をさらに引き
出すことが可能となり、従来のレンズ主導型シーク方式
に比べ、より高速で安定なシーク動作が可能となる。ま
た、従来は必要であった、加速時の目標速度軌跡が必要
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトラックシーク動作方式を実現
する構成ブロック図である。
【図2】請求項1にかかるレンズ位置誤差信号監視部の
構成例を表す構成ブロック図である。
【図3】請求項2にかかるレンズ位置誤差信号監視部の
構成例を表す構成ブロック図である。
【図4】請求項3にかかるレンズ位置誤差信号監視部の
構成例を表す構成ブロック図である。
【図5】請求項4にかかるレンズアクチュエータ制御信
号抑制部の構成例を表す構成ブロック図である。
【図6】請求項5にかかるレンズアクチュエータ制御信
号抑制部の構成例を表す構成ブロック図である。
【図7】請求項6にかかるレンズアクチュエータ制御信
号抑制部の構成例を表す構成ブロック図である。
【符号の説明】
11 制御信号生成部 12 レンズ位置誤差信号監視部 13 レンズアクチュエータ制御信号抑制部 14 光ディスク装置 1a レンズ位置誤差信号 1b 抑制指示信号 1c レンズアクチュエータ制御信号(制御信号抑制
部13入力) 1d レンズアクチュエータ制御信号(制御信号抑制
部13出力) 1e ポジショナアクチュエータ制御信号 1f フォーカスアクチュエータ制御信号 1g 光ディスク装置からの各種出力信号 21 記憶部 22 比較部 2a レンズ位置誤差信号 2b 閾値 2c 抑制指示信号 31 演算部 32 記憶部 33 比較部 34 記憶部 35 比較部 36 抑制指示信号生成部 3a レンズ位置誤差信号 3b レンズ位置誤差信号変化率 3c 位置閾値 3d 速度閾値 3e 位置条件検出信号 3f 速度条件検出信号 3g 抑制指示信号 41 演算部 42 記憶部 43 比較部 4a レンズ位置誤差信号 4b パラメータ 4c 閾値 4d 抑制指示信号 51 記憶部 52 信号切り替え部 5a 入力信号 5b 設定値 5c 抑制指示信号 5d レンズアクチュエータ制御信号 61 記憶部 62 ゲイン切り替え部 6a 入力信号 6b ゲイン 6c 抑制指示信号 6d レンズアクチュエータ制御信号 71 記憶部 72 信号制限部 7a 入力信号 7b 制限値 7c 抑制指示信号 7d レンズアクチュエータ制御信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズ位置誤差信号が予め設定された閾値を越えることを検
    出した場合に、前記レンズアクチュエータ制御信号抑制
    部において、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制
    するトラックシーク動作方式。
  2. 【請求項2】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズ位置誤差信号が予め設定された位置閾値を越えること
    を検出した場合、または、前記レンズ位置誤差信号の変
    化率を算出し、前記変化率が予め設定された速度閾値を
    越えることを検出した場合に、前記レンズアクチュエー
    タ制御信号抑制部において、前記レンズアクチュエータ
    制御信号を抑制するトラックシーク動作方式。
  3. 【請求項3】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズ位置誤差信号を基に、前記レンズと前記ポジショナと
    の間の位置誤差、速度誤差、加速度誤差などに関するパ
    ラメータ演算を行い、演算結果が予め設定された閾値を
    越えることを検出した場合に、前記レンズアクチュエー
    タ制御信号抑制部において、前記レンズアクチュエータ
    制御信号を抑制するトラックシーク動作方式。
  4. 【請求項4】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズアクチュエータ制御信号を抑制する条件を検出した場
    合に、前記レンズアクチュエータ制御信号抑制部におい
    て、前記制御信号を設定値に切り替えることによって、
    前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制するトラック
    シーク動作方式。
  5. 【請求項5】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズアクチュエータ制御信号を抑制する条件を検出した場
    合に、前記レンズアクチュエータ制御信号抑制部におい
    て、前記制御信号の増幅ゲインを切り替えることによっ
    て、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制するトラ
    ックシーク動作方式。
  6. 【請求項6】 ディスク半径方向にレンズを移動させる
    レンズアクチュエータと、ディスク半径方向に前記レン
    ズアクチュエータを移動させるポジショナアクチュエー
    タを具備し、前記レンズを速度制御し、移動する前記レ
    ンズに前記ポジショナが追従するように制御してトラッ
    クシーク動作を行う光ディスク装置において、 前記レンズの位置と前記ポジショナの位置との差を示す
    レンズ位置誤差信号の監視を行うレンズ位置誤差信号監
    視部と、前記レンズアクチュエータを駆動するためのレ
    ンズアクチュエータ制御信号を抑制するレンズアクチュ
    エータ制御信号抑制部とを具備し、 トラックシーク動作において、前記レンズアクチュエー
    タ、前記ポジショナアクチュエータを加速駆動する際
    に、前記レンズ位置誤差信号監視部において、前記レン
    ズアクチュエータ制御信号を抑制する条件を検出した場
    合に、前記レンズアクチュエータ制御信号抑制部におい
    て、予め設定された閾値で前記制御信号を制限すること
    によって、前記レンズアクチュエータ制御信号を抑制す
    るトラックシーク動作方式。
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