JPH069632U - 歩行補助ベルト - Google Patents

歩行補助ベルト

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JPH069632U
JPH069632U JP10322691U JP10322691U JPH069632U JP H069632 U JPH069632 U JP H069632U JP 10322691 U JP10322691 U JP 10322691U JP 10322691 U JP10322691 U JP 10322691U JP H069632 U JPH069632 U JP H069632U
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JP
Japan
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belt
toe
ring
foot
toes
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Pending
Application number
JP10322691U
Other languages
English (en)
Inventor
喜代枝 津久田
Original Assignee
喜代枝 津久田
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Application filed by 喜代枝 津久田 filed Critical 喜代枝 津久田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脳卒中等の後遺症で歩行困難な人は、松葉杖
を使って歩いても爪先が上がらないので脚を引きずって
歩いている。そのため、僅かな凸部でも爪づくことがあ
り転び易い。そのため、足を前に出すときに爪先が上が
り、足を地面に下ろしたときは爪先は下りるようにする
ことが目的である。 【構成】 膝下の脚部に巻き付けるベルト本体(1)の
前部に、靴の爪先近傍に設けた環(K)を先端に設けた
連結体(2)を取付けた歩行補助ベルトである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脳卒中等の後遺症で歩行困難な人の歩行補助ベルトに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、脳卒中等の後遺症で歩行が困難な人は、松葉杖を使って歩いても、足首 の関節の自由がきかないことが多く、爪先が上がらず脚を引きずって歩いている 。そのため、僅かな凸部でも爪先が引っかかり転び易い。 これらに対処するものとして、実開昭51−141142号公報「履物底台」 の中に、底台の爪先が上にそった形状のものがあるが、地面に足を着けた時に爪 先が上っていると足の不自由な人には不安定なため、逆に危険である。又、実公 昭58−51771号公報「身障者用靴」が提案されているが、これは靴の履口 縁部に胛バンドを設け、その胛バンドの先端に係止リングが設けてあって、胛バ ンドが一方の受リングに接衝して停止するまでつまみ上げ大輪となる弛み輪部を 形成して履着操作を容易にする目的の靴である。又、この靴を履着するに当たっ て、腰のかがめない人のために公知のへルプバンドを第4図示のように手で持っ て、先端の鉤フックを胛バンドの係止リングに引掛け、胛バンドに設けたベルベ ット式ファスナーで締付けることができる、という説明だけであり、歩くときは やはり、爪先は上がらない。又、実開昭54−179841号公報「足趾の屈曲 拘縮者用履物靴」は、足と靴を一体の境地になり得ることで矯正治病が本案靴の 目的であり、本案靴に設けられた掛止用輪形環は必要によってベルト、バンドな どを挿通して靴を足部に緊縛し、矯正治病を果すものであるとなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案は強制的に爪先を上げるようにして、足が地面に着いたと きは爪先も踵とほぼ同じ高さになって歩けるようにすることが課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は膝下の脚部に巻き付けるベルト本体と、このベルト本体の前 部に垂れるように設けられた靴とを連結するための伸縮可能な連結体とからなり 、脚を前に出した時に爪先が先に上がるようにした。
【0005】
【作用】
前部に伸縮可能な連結体を設けたベルト本体を膝下に巻き付け、連結体の先端 のフックを靴の爪先近傍に引っかけて連結させると、図7に示すように脚を前に 出すと、連結体が縮み踵より爪先が高く上がる。次に、踵から爪先へと地につけ ていくと連結体は伸び図8のようになる。前に進むために脚を上げると連結体が 縮み爪先が上がり、そのまま前に踏み出す。この動作の繰り返しで爪づくことな く、安心して歩ける。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面と共に説明する。 図1は本考案の一実施例の斜視図である。 (1)は、脚、いわゆるふくらはぎの上部に巻き付けるベルト本体であり、 幅は細くても広くてもよいが、細いと脚に締めつける抵抗が大きいので痛く、3 〜10cm程度が好ましいが、適宜選択設定すればよい。 形状は伸縮可能なゴムベルトで輪状に形成したものであってもよいが、脚の太 さが個々の人によって異なり、合わない人には使えない。そのため、帯状に形成 して打ち合せ状にし、係止具甲(3)及び係止具乙(4)をそれぞれ両端部に設 けて長さの調節可能とする。係止具はベルベット式ファスナ、ボタン、スナップ 、或いは紐を結ぶ等によって調節可能なものとする。図ではベルベット式ファス ナーとしたが限定するものではない。 又、このベルト本体(1)内に図5に示すように遠赤外線を含有したペーパー 或いは布地或いは合成樹脂シート等を内蔵させたもの、又は図6に示すように磁 石片(9)を内蔵させたものにすると、血行を良くするので運動機能回復を助け ることにもなる。 (2)は、伸縮且つ弾力ある連結体であり、前記ベルト本体(1)の前部に垂 れ下がった状態で取付けられてある。 この連結体(2)は図面ではゴムベルトとして表したものであるが、コイルス プリング或いはゴムチューブ或いはゴム紐等であってもよく、限定するものでは ない。 連結体(2)は人によって必要とする長さが異なるため、長さを調節できるよ うにするとよい。方法としては、従来公知の技術のものでもよく限定するもので はないが、一応図面では、連結体(2)の上部に設けた調節部(6)をスナップ 甲(6)、乙(6)として表したものであり、ベルト本体(1)側にスナッ プ甲(6)を複数個設け、連結体(2)側にスナップ乙(6)を適数個設け てある。 連結体(2)の先端にはフック(5)が取付けてある。但し、連結体(2)と フック(5)の取付け部分で長さの調節ができるようにしたものでもよい。
【0007】 図2は、本考案の他の実施例の一部を断面にした斜視図であり、前記実施例と 主に異なるところは、連結体(2)が伸縮可能な弾性体の外側に覆う筒状の布体 (21)で包まれ、ズボン内装着しても滑り易くなっているところであり、その 他は前記実施例と同様のため、図面に同符号を付して説明を省略する。
【0008】 図3は、連結体(2)をコイルスプリングとした部分斜視図である。
【0009】 図4は連結体(2)の調節部(6)の一例の斜視図で、連結体(2)の上部を 輪状となるように、スナップ或いはベルベット式ファスナー甲(6)と乙(6 )との間をベルト本体(1)の幅の二倍分の寸法離して設けたものである。
【0010】 本考案は以上のような構成であるので、爪先近傍に環或は輪(K)を設けた靴 を履き、本考案の歩行補助ベルトのベルト本体(1)をふくらはぎの上に巻きつ け係止具甲(3)係止具乙(4)でしっかりと締め付け、連結体(2)の先端の フック(5)を靴の環或は輪(K)を引かける。このとき、連結体(2)の長さ は調節部(6)で適宜調節する。
【0011】
【考案の効果】
(ア) 脚の膝下にベルト本体を巻き付けて固定させ、その一部に靴との連結 体を設け、この連結体が伸縮且つ弾力性があるので、歩行するとき、足をあげる と弾力性のある連結体は縮み靴と共に爪先が上がり足を前に出しても爪づくこと がない。そのまま踵から爪先へと足の裏を地面に付けると弾力性のある連結体は 伸びて足の裏はしっかりと地面を踏んばることができる。又、足をあげると爪先 が上がり、爪づくことなく歩き易い。 (イ) 特別な靴ではなく、一般の靴の結び目、又は爪先部分に環或いは輪部 を自分で付けて履いてもよいので便利である。 (ウ) すそ広のズボンであれば、ズボンの内に装着もでき目立たないように なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図
【図2】本考案の他の実施例の斜視図
【図3】本考案の連結体をコイルスプリングとした部分
斜視図
【図4】本考案の連結体の調節部の一例の斜視図
【図5】本考案のベルト本体の一例の平面図
【図6】本考案のベルト本体の一例の平面図
【図7】本考案の使用状態説明図。連結体が縮んだと
き。
【図8】本考案の使用状態説明図。連結体が伸びたと
き。
【符号の説明】
1 ベルト本体 2 連結体 3 係止具甲 4 係止具乙 5 フック 6 調節部 7 連結体とフックの止め具 8 遠赤外線含有のシート 61 調節部のスナップ甲 62 調節部のスナップ乙 21 連結体の覆い布 K 環或は輪部 9 磁石片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膝下の脚部に巻き付けるベルト本体
    (1)と、このベルト本体(1)の前部に垂らして設け
    られた靴とを連結させるための伸縮可能な連結体(2)
    とからなる歩行補助ベルト。
JP10322691U 1991-10-14 1991-10-14 歩行補助ベルト Pending JPH069632U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10322691U JPH069632U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 歩行補助ベルト

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JP10322691U JPH069632U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 歩行補助ベルト

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JPH069632U true JPH069632U (ja) 1994-02-08

Family

ID=14348569

Family Applications (1)

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JP10322691U Pending JPH069632U (ja) 1991-10-14 1991-10-14 歩行補助ベルト

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Cited By (6)

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