JPS5851771Y2 - 身障者用靴 - Google Patents

身障者用靴

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Publication number
JPS5851771Y2
JPS5851771Y2 JP18871981U JP18871981U JPS5851771Y2 JP S5851771 Y2 JPS5851771 Y2 JP S5851771Y2 JP 18871981 U JP18871981 U JP 18871981U JP 18871981 U JP18871981 U JP 18871981U JP S5851771 Y2 JPS5851771 Y2 JP S5851771Y2
Authority
JP
Japan
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band
ring
shoe
shoes
locking ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP18871981U
Other languages
English (en)
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JPS5891904U (ja
Inventor
守弘 亀田
Original Assignee
株式会社 啓愛義肢材料販売所
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Publication date
Application filed by 株式会社 啓愛義肢材料販売所 filed Critical 株式会社 啓愛義肢材料販売所
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脳溢血、小児麻痺、リウマチ等にて手指のきか
ない患者又は老人などが履着する身障者靴に関するもの
である。
従来、一般に用いられている各種身障者が履着くする靴
(ズック靴)は、足が抜は出ないように履口部に胛バン
ドを備える構成を採り、該胛バンド部を履いた後に足首
部前方へ掛は渡し、歩行時に脱げなくするものである。
しかし、この胛バンドの係止構成は、単なる帯状の胛バ
ンドを対称位置の胛皮側部に配す止め金具或いは受はリ
ングで、その都度胛バンド端をいちいち差込み係止する
か或いは先端部を折返して止めねばならず、その取扱い
作業が面倒で、特に手指のきかない者とか腰のかがめな
い者にとっては、一人で履着することは難かしいものと
なっている。
本考案は上記実情に鑑み、靴の履着操作を容易とし、且
つ持ち運びも簡単とする身障者用靴を提供するものであ
る。
即ち、本考案を胛バンドの先端を予め対向履口縁部に配
する受はリングに挿通し、この挿通した胛バンド端に前
記受はリングより抜けない係止リングを取付け、受はリ
ングへの胛バンドの差込み操作を省略すると共に、係止
リングを一種のフック部材としえることによりヘルプバ
ンド等で遠隔的に履着操作を可能としたものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
1は前胛部に胛ゴム2を配するズック型の靴本体で、該
靴本体1の外脚側となる一方の胛皮側部1aに帯状を呈
す長尺の胛バンド3の基部を少し前向きに傾斜させて縫
着aすると共に、該胛バンド3の先端に半円環状係止リ
ング4の平坦部4aを取付ける。
他方、内胛側となる胛皮側部1bには短片となる胛バン
ド片3′を前向き傾斜に縫着aし、該胛バンド片3′の
履口縁部5aの近傍位置となる先端に胛バンド巾より大
なる横巾を有する矩形状受はリング6の平坦部6aを取
付けるものである。
この場合、胛バンド3に対する係止リング4の取付けは
、前記受はリング6に予め挿通した後に行ない、胛バン
ド3の先端部が抜けでない構成となる。
勿論、この受はリング6の内径lは係止リング4の外径
l′より小とし、該係止リング4が受はリング6を通過
しない構造としてなる。
胛バンド3の表面の先端部及び基端部に一対のベルベッ
ト式ファスナー8,8を配し、これ等全体で身障者用靴
9となる。
いまこの靴9の履着に際しては、先ず靴本体1の一側に
基端を止めたバンド主体となる胛バンド3を、この先端
の係止リング4が一方の受はリング6に接衝して停止す
るまで撮みあげ大輪となる弛み輪部3aを形成しておけ
ば(第3図参照)、靴本体1の持ち運び及び履着操作が
容易となる。
例えば、この弛み輪部3aとした胛バンド3を壁面。
下駄箱等の側面に配す引掛は金具(図示せず)に吊下げ
が可能となり、このため靴9の取出しに当っていちいち
腰をかがめることなく持つことが出来る。
又、履着にあっての靴揃えに当っても、靴9は吊下げた
状態で下方(足もと)へ移行させれば、完全に腰を落さ
ずとも靴9が地面(床面)に置くことが出来る。
この状態の靴9は胛バンド3が弛み輪部3aとなって履
口部5における前方へ繰出してなるため、該履口部5へ
の足の挿入に支障を来たさず、簡単に履くことが出来る
勿論、この場合の履き動作は上り台、椅子、車椅子等に
腰掛けた状態で行い得る。
ここにおいて、胛バンド3を足許部にバンド掛けとする
ときは、受はリング6部の外側に位置する係止リング4
を掛けて外方向へ引張れば、弛んでなる胛バンド3は受
はリング6中を順次挿通され、該胛バンド3の主部が足
許部Aを直接締め付ける状態となり、この後該胛バンド
3を受はリング6を基点として反転折り3bとし先端部
を基端部側へ重ねれば、該胛バンド3の先端部に配した
ベルベット式ファスナー8と基端部に配したベルベット
式ファスナー8が対向して接着され、所謂バンド締めと
なる(第2図参照)。
この履着に当って、腰のかがめない患者とか片腕しかな
い者等においては、公知のヘルプハンド10を使用すれ
ば椅子に腰掛けた状態又は立った状態のままバンド締め
が可能となる。
即ち、ヘルプハンド10の基端部を握り、先端に配した
鉤フツク部10 aを胛バンド3の先端に有する係止リ
ング4に引掛ければ、該胛バンド3を横方、上方又は反
転した横方向への繰出しが自在となり、ヘルプハンド1
0使用でも確実にバンド締めが出来るものである(第4
図参照)。
この様に、胛バンド3掛けとした後に歩きだせば靴本体
1は胛ゴム2と胛バンド3部(足首側)にて府全域が締
付けられた状態となるため、多少足首を曲げた状態で歩
いても脱げることはない。
又、靴9を脱いで場合は、前記と逆に折返った胛バンド
3の先端の係止リング4に指を掛けるか或いはヘルプハ
ンド10の鉤フツク部10 aを係合させ、ベルベット
式ファスナー8,8の噛合止めに抗して上方へ引張れば
バンド締めは解かれ、更に前記係止リング4に掛けた指
又はヘルプハンド10を胛バンド3の中央に掛けて上方
へ引けば、該胛バンド3には大輪となる弛み輪部3aが
生じるため、簡単に脱ぐことが出来る。
勿論、このとき胛バンド3端の係止リング4は固定とな
る受はリング6に接衝するため、該受はリング6部より
胛バンド3が抜は出ることもない。
上述の様に本考案の身障者雨靴は、靴本体に掛は渡す胛
バンドの先端に指又はヘルプハンドを引掛ける係止リン
グを、該係止リングが通過しえない受はリングを挿通し
た末端に取付けたことにより、旧来の単なる胛バンド締
め方式(胛バンドの先端を受は金具にいちいち挿通する
タイプ)の如き胛バンドの挿通作業を全く行なわず、該
係止リング部を外方へ引張り胛バンド主体を折返すだけ
のワンタッチ操作にて簡単にバンド締めが出来る(折返
しの止着もベルベット式ファスナー使用のため細かい操
作なし)。
勿論、この係止リングは輪体構造のためヘルプハンドの
引掛けが可能となり、このため該ヘルプハンドを把持し
える者であれば、腰のかがめない患者、片腕がない者蒐
手指の不自由な者でも一人で履着が出来るものである。
しかもこの胛バンドは足許部にあって折り重ねが可能と
なる長尺構成のため、非履着時に該胛バンドの中央部を
撮み上げれば大輪となる弛み輪部が形成され、一種の提
げ手構成となるので、持ち運びは勿論のこと履き又は脱
ぎ動作における靴揃えも容易となる。
又この弛み輪部は収納時の引掛は部材ともなる。
更に、本考案の胛バンド構成は簡略構造となるため、製
作が容易で安価となる等の実用1的効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜面面、
第2図はバンド締め状態の斜面図、第3図は弛み輪部構
成の斜面図、第4図はヘルプハンド使用の履着状態を示
す説明図、第5図は胛バンド部及び係止リング、受はリ
ング部の平面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 靴本体の履口部に胛バンドを掛は渡す靴において、一方
    の胛皮側部の履口縁部近傍に胛バンド巾より大なる内径
    を有する受はリングを設けると共に、他方の胛皮側部に
    基端を取付けた長尺の胛バンドの前記受はリングを挿通
    する先端に、該受はリングの内径より大なる外径をもっ
    た係止リングを設け、且つ胛バンドの表面前方及び表面
    基方にベルベット式ファスナーを配してなる身障者用靴
JP18871981U 1981-12-18 1981-12-18 身障者用靴 Expired JPS5851771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18871981U JPS5851771Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 身障者用靴

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JP18871981U JPS5851771Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 身障者用靴

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Publication Number Publication Date
JPS5891904U JPS5891904U (ja) 1983-06-22
JPS5851771Y2 true JPS5851771Y2 (ja) 1983-11-25

Family

ID=29992474

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JP18871981U Expired JPS5851771Y2 (ja) 1981-12-18 1981-12-18 身障者用靴

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007268216A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daio Paper Corp 使い捨て紙おむつ

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JPS6320325Y2 (ja) * 1985-02-25 1988-06-06

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JP2007268216A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daio Paper Corp 使い捨て紙おむつ

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JPS5891904U (ja) 1983-06-22

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