JPH11113609A - バンド式着脱靴 - Google Patents
バンド式着脱靴Info
- Publication number
- JPH11113609A JPH11113609A JP9318849A JP31884997A JPH11113609A JP H11113609 A JPH11113609 A JP H11113609A JP 9318849 A JP9318849 A JP 9318849A JP 31884997 A JP31884997 A JP 31884997A JP H11113609 A JPH11113609 A JP H11113609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- shoes
- rear end
- clasp
- heel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/14—Clamp fastenings, e.g. strap fastenings; Clamp-buckle fastenings; Fastenings with toggle levers
- A43C11/1493—Strap fastenings having hook and loop-type fastening elements
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に靴のサイズ調整ができるとともに、お
年寄りや障害者、また妊婦にとっても、簡単に着脱がで
きるようにする、ベルト式着脱靴を提供する。 【解決手段】 靴（１）のヒール部分に、外側後端部
（２）と内側後端部（３）によって覆われる踵覆い部
（４）を設け、外側後端部（２）には留め具（５）とそ
の留め具掛け（６）を有したバンド（７）を設け、これ
が内側後端部（３）に設けたバンド通し（８）を通っ
て、折り返されることでちょうど留め具（３）で固定で
きる位置に来るようにする。
年寄りや障害者、また妊婦にとっても、簡単に着脱がで
きるようにする、ベルト式着脱靴を提供する。 【解決手段】 靴（１）のヒール部分に、外側後端部
（２）と内側後端部（３）によって覆われる踵覆い部
（４）を設け、外側後端部（２）には留め具（５）とそ
の留め具掛け（６）を有したバンド（７）を設け、これ
が内側後端部（３）に設けたバンド通し（８）を通っ
て、折り返されることでちょうど留め具（３）で固定で
きる位置に来るようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、靴の脱ぎ履きの
際に、ベルトを緩めたり締めたりすることで着脱を容易
にしたベルト式着脱靴である。
際に、ベルトを緩めたり締めたりすることで着脱を容易
にしたベルト式着脱靴である。
【０００２】
【従来の技術】従来より靴を履く際には、履こうとする
足を靴へ挿入したうえで、足の踵の部分を靴にフィット
させるために、靴のヒール部分を指で引っ張ったり、ま
たは靴べらを用いて、踵を靴へ入れていた。また、靴を
脱ぐ際にもまず、靴のヒール部分を引っ張って踵を出し
たり、又は靴紐を緩めたりジッパーを開けたりなどして
靴を緩めたうえで踵を外してから脱いでいた。
足を靴へ挿入したうえで、足の踵の部分を靴にフィット
させるために、靴のヒール部分を指で引っ張ったり、ま
たは靴べらを用いて、踵を靴へ入れていた。また、靴を
脱ぐ際にもまず、靴のヒール部分を引っ張って踵を出し
たり、又は靴紐を緩めたりジッパーを開けたりなどして
靴を緩めたうえで踵を外してから脱いでいた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 イ．靴の脱ぎ履きの際に掛かる労力は、お年寄りや障害
者にとっては時に大変、手間や時間の掛かるものとなっ
た。 ロ．また、従来の靴の大半のものは、靴の前方に紐やフ
ァスナーが付いており、これによると前にかがむことの
しにくい腰痛持ちの人や、また妊婦などには大変な労力
を掛けることになった。
点があった。 イ．靴の脱ぎ履きの際に掛かる労力は、お年寄りや障害
者にとっては時に大変、手間や時間の掛かるものとなっ
た。 ロ．また、従来の靴の大半のものは、靴の前方に紐やフ
ァスナーが付いており、これによると前にかがむことの
しにくい腰痛持ちの人や、また妊婦などには大変な労力
を掛けることになった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】靴（１）のヒール部分
に、外側後端部（２）と内側後端部（３）によって覆わ
れる踵覆い部（４）を設け、外側後端部（２）には留め
具（５）とその留め具掛け（６）を有したバンド（７）
を設け、これが内側後端部（３）に設けたバンド通し
（８）を通って、折り返されることでちょうど留め具
（３）で固定できる位置に来るようにする。本発明は、
以上の構成よりなるバンド式着脱靴である。
に、外側後端部（２）と内側後端部（３）によって覆わ
れる踵覆い部（４）を設け、外側後端部（２）には留め
具（５）とその留め具掛け（６）を有したバンド（７）
を設け、これが内側後端部（３）に設けたバンド通し
（８）を通って、折り返されることでちょうど留め具
（３）で固定できる位置に来るようにする。本発明は、
以上の構成よりなるバンド式着脱靴である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）靴（１）のヒール部分に外側後端部（２）と内側
後端部（３）によって覆われる踵覆い部（４）を設け
る。 （ロ） 外側後端部（２）には留め具（５）とその留め
具掛け（６）を有したバンド（７）を設ける。 （ハ） 内側後端部（３）にはバンド（７）を通すバン
ド通し（８）を設ける。 本発明は、以上の構成より成っている。本発明のバンド
式着脱靴を使用するときは、まずバンド（７）の留め具
（５）を外しておいて、靴（１）のヒール部分を緩めて
おく。この状態は、靴（１）がほどけて開いているの
で、足を靴（１）にスムーズに入れやすくなっている。
足を入れたあとはバンド（７）を足が靴（１）にちょう
どフィットするところまで締めて留め具（５）で留め
る。本発明の靴（１）を脱ぐ際にも、やはり留め具
（５）を外してバンド（７）を緩めるだけで、簡単に靴
（１）から足が抜ける。このように、靴の着脱の際に、
靴べらを用いたり、また足から靴をもぎ取るような労力
は使わないで済む。また、ベルト式によって、多少は靴
のサイズを調整できるという効果もあるので、足にむく
みなどがあって足が普段より大きめになっていたり、踵
に出来たくつずれやタコ、マメなどにも緩めることによ
って対処がしやすい。本発明は、年令や性別に関係なく
広く従来の靴のヒール部分に適用することができる。特
に、お年寄りや身体に障害を持つ人などには、その着脱
の容易さから広く採用される余地がある。特に、妊婦は
そのお腹に別の命をはらんでおり、その重みのために前
にかがむことが制限されるので、靴を脱いだり履いたり
する際にはお腹に負担が掛かったものである。本発明は
立ったままでも、片方の足を後ろに折り返して手に届く
ようにすれば、楽にその留め具が手で外せるので、この
ようにしてベルトを緩めておけば、足をすぐにも靴から
抜くことができるので、腰を下ろさなくても済む。同じ
理由で、腰痛のある人にも本発明は利用される。留め具
としては、布製ファスナーやボタン、ベルト用の針、フ
ックなど、色々なものが考えられるが、簡易着脱の方法
としていちばん適しているのは布製ファスナーである。
これによると、その接触面積の分だけ、サイズ調整がで
き、且つ固定力も強くなる。実際に試験をしたところ、
布製ファスナーを留め具として応用したベルト式の着脱
靴では、サイズの調整もしやすいし、歩いていてもその
固定力は強固である。本発明では、靴のヒール部分を開
放型にしているが、靴のゴム底などが従来通りの高さで
あれば、雨天での着用に際しても雨水が染み込むことは
ない。
する。 （イ）靴（１）のヒール部分に外側後端部（２）と内側
後端部（３）によって覆われる踵覆い部（４）を設け
る。 （ロ） 外側後端部（２）には留め具（５）とその留め
具掛け（６）を有したバンド（７）を設ける。 （ハ） 内側後端部（３）にはバンド（７）を通すバン
ド通し（８）を設ける。 本発明は、以上の構成より成っている。本発明のバンド
式着脱靴を使用するときは、まずバンド（７）の留め具
（５）を外しておいて、靴（１）のヒール部分を緩めて
おく。この状態は、靴（１）がほどけて開いているの
で、足を靴（１）にスムーズに入れやすくなっている。
足を入れたあとはバンド（７）を足が靴（１）にちょう
どフィットするところまで締めて留め具（５）で留め
る。本発明の靴（１）を脱ぐ際にも、やはり留め具
（５）を外してバンド（７）を緩めるだけで、簡単に靴
（１）から足が抜ける。このように、靴の着脱の際に、
靴べらを用いたり、また足から靴をもぎ取るような労力
は使わないで済む。また、ベルト式によって、多少は靴
のサイズを調整できるという効果もあるので、足にむく
みなどがあって足が普段より大きめになっていたり、踵
に出来たくつずれやタコ、マメなどにも緩めることによ
って対処がしやすい。本発明は、年令や性別に関係なく
広く従来の靴のヒール部分に適用することができる。特
に、お年寄りや身体に障害を持つ人などには、その着脱
の容易さから広く採用される余地がある。特に、妊婦は
そのお腹に別の命をはらんでおり、その重みのために前
にかがむことが制限されるので、靴を脱いだり履いたり
する際にはお腹に負担が掛かったものである。本発明は
立ったままでも、片方の足を後ろに折り返して手に届く
ようにすれば、楽にその留め具が手で外せるので、この
ようにしてベルトを緩めておけば、足をすぐにも靴から
抜くことができるので、腰を下ろさなくても済む。同じ
理由で、腰痛のある人にも本発明は利用される。留め具
としては、布製ファスナーやボタン、ベルト用の針、フ
ックなど、色々なものが考えられるが、簡易着脱の方法
としていちばん適しているのは布製ファスナーである。
これによると、その接触面積の分だけ、サイズ調整がで
き、且つ固定力も強くなる。実際に試験をしたところ、
布製ファスナーを留め具として応用したベルト式の着脱
靴では、サイズの調整もしやすいし、歩いていてもその
固定力は強固である。本発明では、靴のヒール部分を開
放型にしているが、靴のゴム底などが従来通りの高さで
あれば、雨天での着用に際しても雨水が染み込むことは
ない。
【０００６】
【発明の効果】本発明を使用することによって、簡単に
サイズが調整でき、また簡単に着脱ができる靴ができる
ので、一般の利用以外にも、お年寄りや身体の障害者、
妊婦や腰痛持ちの人にとっても、着脱に際しての労力を
使わない、しかも踵にやさしい靴という相乗効果も生ま
れた。
サイズが調整でき、また簡単に着脱ができる靴ができる
ので、一般の利用以外にも、お年寄りや身体の障害者、
妊婦や腰痛持ちの人にとっても、着脱に際しての労力を
使わない、しかも踵にやさしい靴という相乗効果も生ま
れた。
【図１】本発明の斜視図（右足用）
【図２】本発明の使用状態を示す斜視図（右足用）
１ 靴 ４ 踵覆い部 ７
バンド ２ 外側後端部 ５ 留め具 ８
バンド通し ３ 内側後端部 ６ 留め具掛け
バンド ２ 外側後端部 ５ 留め具 ８
バンド通し ３ 内側後端部 ６ 留め具掛け
Claims (1)
- 【請求項１】 靴（１）のヒール部分に、外側後端部
（２）と内側後端部（３）によって覆われる踵覆い部分
（４）を設け、外側後端部（２）には留め具（５）と留
め具掛け（６）を有したバンド（７）を設け、内側後端
部（３）にはバンド通し（８）を設けたバンド式着脱
靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318849A JPH11113609A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | バンド式着脱靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318849A JPH11113609A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | バンド式着脱靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11113609A true JPH11113609A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=18103650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9318849A Pending JPH11113609A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | バンド式着脱靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11113609A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1616495A1 (en) | 2004-07-12 | 2006-01-18 | Aprica Ikujikenkyukai Aprica Kassai Kabushikikaisha | Shoe |
| JP2010500096A (ja) * | 2006-08-10 | 2010-01-07 | ヨン ファン，ボ | 弾性シューズ |
| CN108713820A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-10-30 | 刘力豪 | 一种环保鞋套及其使用方法 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9318849A patent/JPH11113609A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1616495A1 (en) | 2004-07-12 | 2006-01-18 | Aprica Ikujikenkyukai Aprica Kassai Kabushikikaisha | Shoe |
| JP2010500096A (ja) * | 2006-08-10 | 2010-01-07 | ヨン ファン，ボ | 弾性シューズ |
| CN108713820A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-10-30 | 刘力豪 | 一种环保鞋套及其使用方法 |
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