JP3220890U - 鼻緒付履物及びその固定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】鼻緒付履物について、必要なときに踵側を固定できる一方、不要になれば踵側を固定せずに利用できるようにする鼻緒付履物の固定具を提供する。
【解決手段】鼻緒付履物1の固定具10は、鼻緒付履物を履いた足5の踵7に中央部分が巻き掛けられる紐部11と、紐部の少なくとも両端側部分12に設けられて、鼻緒付履物の鼻緒3に着脱可能に係合する係合部13とを備えている。鼻緒の表面はメスの面ファスナによって構成され、係合部はオスの面ファスナによって構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】鼻緒付履物1の固定具10は、鼻緒付履物を履いた足5の踵7に中央部分が巻き掛けられる紐部11と、紐部の少なくとも両端側部分12に設けられて、鼻緒付履物の鼻緒3に着脱可能に係合する係合部13とを備えている。鼻緒の表面はメスの面ファスナによって構成され、係合部はオスの面ファスナによって構成されている。
【選択図】図2
Description
本考案は、鼻緒付履物、及び鼻緒付履物を足に固定する固定具に関する。
足を乗せる台に鼻緒が装着された鼻緒付履物は、一般に踵側は固定しないで、足のつま先側を鼻緒によって固定するものである。したがって、このような鼻緒付履物は、履きやすく且つ脱ぎやすいという特徴を有している。
一方、特許文献1に開示されているサンダルは、つま先から足の甲に亘る部分をベルト状の被腹部で固定すると共に、踵から足首に亘る部分を踵固定用ベルトと足首固定用ベルトとによって固定する構成となっている。足首固定用ベルトは、踵固定用ベルトに対して留め具により着脱可能になっている。
ところで、特に子供については、鼻緒付履物に履き慣れていなかったり、サイズが多少大きかったりすることにより、歩行中に履物が脱げやすい問題がある。
これに関し、上記特許文献1のサンダルは、足の踵側を履物の台に対して確実に固定できるので、歩行中に履物が脱げにくい利点がある。しかしながら、履物を履いたり脱いだりする際に、その都度、留め具でベルトを着脱しなければならず、煩雑である。
また、鼻緒付履物に履き慣れたり、足の成長により履物のサイズが適合するようになれば、特許文献1のような踵側の固定ベルトは鼻緒付履物に不要になる。しかし、特許文献1の固定ベルトは、台に固着されているので、取り外すことはできない。
これに関し、上記特許文献1のサンダルは、足の踵側を履物の台に対して確実に固定できるので、歩行中に履物が脱げにくい利点がある。しかしながら、履物を履いたり脱いだりする際に、その都度、留め具でベルトを着脱しなければならず、煩雑である。
また、鼻緒付履物に履き慣れたり、足の成長により履物のサイズが適合するようになれば、特許文献1のような踵側の固定ベルトは鼻緒付履物に不要になる。しかし、特許文献1の固定ベルトは、台に固着されているので、取り外すことはできない。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、鼻緒付履物について、必要なときに踵側を固定できる一方、不要になれば踵側を固定せずに利用できるようにすることにある。
第1の考案に係る鼻緒付履物の固定具は、鼻緒付履物を履いた足の踵に中央部分が巻き掛けられる紐部と、上記紐部の少なくとも両端側部分に設けられて、上記鼻緒付履物の鼻緒に着脱可能に係合する係合部とを備えている。
第2の考案に係る鼻緒付履物の固定具は、上記第1の考案に係る固定具において、上記鼻緒の表面は、多数のループが起毛状に形成されたメスの面ファスナによって構成されており、上記係合部は、多数のフックが起毛状に形成されたオスの面ファスナによって構成されている。
第3の考案に係る鼻緒付履物は、上記第1又は第2の考案に係る固定具が装着されている。
第4の考案に係る鼻緒付履物は、上記第1の考案に係る固定具が装着される鼻緒付履物であって、上記鼻緒の表面は、多数のループが起毛状に形成されたメスの面ファスナによって構成されており、多数のフックが起毛状に形成されたオスの面ファスナによって構成された上記係合部に係合するように構成されている。
本考案によれば、固定具の紐部を踵に巻き掛けると共にその両端側の係合部を鼻緒に係合させることにより、固定具を鼻緒付履物に極めて簡便に装着することができる。これにより、使用者の足を履物に確実に固定することができる。よって、例えば子供のように鼻緒付履物に履き慣れていなかったり、サイズが多少大きかったりする場合であっても、歩行中に履物を脱げ難くすることができるのである。
しかも、固定具の係合部は、鼻緒に対して着脱可能であるため、例えば使用者が鼻緒付履物に履き慣れたり、足の成長により履物のサイズが適合するようになれば、固定具を取り外した状態で鼻緒付履物を使用することができる。
しかも、固定具の係合部は、鼻緒に対して着脱可能であるため、例えば使用者が鼻緒付履物に履き慣れたり、足の成長により履物のサイズが適合するようになれば、固定具を取り外した状態で鼻緒付履物を使用することができる。
さらに、鼻緒の表面をメスの面ファスナによって構成する一方、固定具の係合部をオスの面ファスナによって構成すれば、鼻緒の肌触りを心地よくしながらも、係合部を鼻緒の任意の位置に係合できるため、種々の大きさの足を好適に固定することが可能になる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、紐部11の中間部分を省略して示す固定具10の平面図である。図2及び図3は、本実施形態における固定具10が装着された草履1を示す斜視図である。尚、本実施形態では、草履1を鼻緒付履物の例として説明するが、草履1に限らず、例えば雪駄、サンダル及び下駄等の他の鼻緒付履物であってもよい。
図2に示すように、草履1は、足を乗せる本体部分である台2と、台2に取り付けられた鼻緒3とを備えている。鼻緒3は、つま先側(前側)に設けられた先緒4を有し、先緒4から踵側(後側)へ延びて後端部分が台2に差し込まれて取付固定されている。
本実施形態の固定具10は、図1に示すように、紐部11と、紐部11の少なくとも両端側部分12に設けられた係合部13とを備えている。紐部11は、例えば帯状に形成されており、図示は省略するが例えば表側の合成樹脂層と、裏側の不織布層とを有している。紐部11は、伸縮性が低く伸びにくい構成となっている。
紐部11は、草履1を履いた足5の踵7に中央部分が巻き掛けられる。紐部11の両端側部分12には、それぞれ係合部13が設けられている。係合部13は、鼻緒3に着脱可能に係合するように構成されている。
すなわち、鼻緒3の表面は、多数のループが起毛状に形成されたメスの面ファスナによって構成されている。そうして、鼻緒3の表面は、それ自体が固定具10の係合部13に直接に係合するようになっている。なお、本実施形態では、鼻緒3の表面全体がメスの面ファスナによって構成されているが、鼻緒3の後側部分のみを面ファスナによって構成してもよい。
一方、固定具10の係合部13は、多数のフックが起毛状に形成されたオスの面ファスナによって構成されている。そのことにより、係合部13が鼻緒3に対して着脱可能に係合するようになっている。なお、本実施形態では、紐部11の両端側部分に係合部13となる面ファスナを設けた例を説明しているが、これに限らず、紐部11の一方の表面全体に面ファスナを設けた構成としてもよい。また、係合部13は、面ファスナ以外にも例えばホック等の他の構成によって、鼻緒3に着脱可能に係合させるようにしてもよい。
固定具10を装着する場合、図2に示すように、まず台2の上に足5を乗せて指の間に先緒4を差し込むことにより草履1を履く。この状態で、紐部11の一方の端部12を、係合部13において鼻緒3の表面に係合させる。続いて、紐部11の中央部分を踵7にしっかりと巻き掛けた状態で、紐部11の他方の端部12を鼻緒3の表面に係合させる。そのことにより、固定具10を鼻緒3に装着する。
このとき、図2に示すように、係合部13は、鼻緒3の内側に係合させることが可能である。ここで、鼻緒の外側の側面は、歩行中に周囲の障害物に接触しやすいが、係合部13を鼻緒3の内側に係合させることにより、固定具10の両端部分12が周囲の障害物に接触し難くなる。よって、歩行中に固定具10が鼻緒3から外れにくくすることができるのである。
一方、図3に示すように、係合部13を鼻緒3の外側に係合させてもよい。このようにすれば、固定具10の両端部分12が足5に接触せず、鼻緒3の内側表面が足5に直接に接触して支持することになるので、草履1の履き心地を良好なものとすることができる。
このように、本実施形態によると、固定具10の紐部11を踵5に巻き掛けると共にその両端側の係合部13を鼻緒3に係合させることにより、固定具10を草履1に極めて簡便に装着することができる。これにより、使用者の足5を草履1に確実に固定することができる。よって、例えば子供のように草履1に履き慣れていなかったり、草履1のサイズが多少大きかったりする場合であっても、歩行中に草履1を脱げ難くすることができるのである。
しかも、固定具10の係合部13は、鼻緒3に対して着脱可能であるため、例えば使用者が草履1に履き慣れたり、足の成長により草履1のサイズが適合するようになれば、固定具10を取り外した状態で、草履1をそれ単体で使用することができる。
さらに、鼻緒3の表面をメスの面ファスナによって構成する一方、固定具10の係合部13をオスの面ファスナによって構成することにより、鼻緒3の肌触りを心地よくしながらも、係合部13を鼻緒3の任意の位置に係合できるため、種々の大きさの足5を好適に固定することが可能になる。
以上説明したように、本考案は、鼻緒付履物を足に固定する固定具と、当該固定具を備えた鼻緒付履物について有用である。
1 草履(鼻緒付履物)
3 鼻緒
5 足
7 踵
10 固定具
11 紐部
12 両端側部分
13 係合部
3 鼻緒
5 足
7 踵
10 固定具
11 紐部
12 両端側部分
13 係合部
Claims (4)
- 鼻緒付履物を履いた足の踵に中央部分が巻き掛けられる紐部と、
上記紐部の少なくとも両端側部分に設けられて、上記鼻緒付履物の鼻緒に着脱可能に係合する係合部とを備えている、鼻緒付履物の固定具。 - 請求項1に記載された鼻緒付履物の固定具において、
上記鼻緒の表面は、多数のループが起毛状に形成されたメスの面ファスナによって構成されており、
上記係合部は、多数のフックが起毛状に形成されたオスの面ファスナによって構成されている、鼻緒付履物の固定具。 - 請求項1又は2に記載された鼻緒付履物の固定具が装着されている、鼻緒付履物。
- 請求項1に記載された鼻緒付履物の固定具が装着される鼻緒付履物であって、
上記鼻緒の表面は、多数のループが起毛状に形成されたメスの面ファスナによって構成されており、多数のフックが起毛状に形成されたオスの面ファスナによって構成された上記係合部に係合するように構成されている、鼻緒付履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000246U JP3220890U (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 鼻緒付履物及びその固定具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019000246U JP3220890U (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 鼻緒付履物及びその固定具 |
Publications (1)
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ID=66092443
Family Applications (1)
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JP2019000246U Active JP3220890U (ja) | 2019-01-28 | 2019-01-28 | 鼻緒付履物及びその固定具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3220890U (ja) |
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2019
- 2019-01-28 JP JP2019000246U patent/JP3220890U/ja active Active
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