JPH0696290B2 - 印写装置 - Google Patents

印写装置

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JPH0696290B2
JPH0696290B2 JP23670985A JP23670985A JPH0696290B2 JP H0696290 B2 JPH0696290 B2 JP H0696290B2 JP 23670985 A JP23670985 A JP 23670985A JP 23670985 A JP23670985 A JP 23670985A JP H0696290 B2 JPH0696290 B2 JP H0696290B2
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JP23670985A
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JPS6295260A (ja
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学 西脇
健二 青木
治夫 中村
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Seiko Epson Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱転写記録方式を用いた印写装置に関する。
[従来の技術] 熱転写記録方式は第4図(a)に示すがごとくフィルム
状基体10に塗布した熱溶融性インク11を通電発熱体16を
有したサーマルヘッド15により選択的に加熱溶融させる
と同時に前記インク11を被転写物12に重合させ加圧転写
して画像を得る印写方式である。
又、第4図(b)は上記熱転写記録方式の変形である通
電熱転写方式を説明する図であり、フィルム状基板10の
一方の面に前記熱溶融性インク11を、他方の面に通電発
熱層14を有したインク搬送体13と前記通電発熱層14に電
流を流す為の記録電極20を有した記録ヘッド21よりな
る。いずれの記録方式も無音印写が可能、顔料系インク
が使用でき高濃度印写が可能、カラー化が容易、記録ヘ
ッドのライン化が容易で高速印写が可能等の特色を有し
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし前述の従来例では、表面の平滑な印写物に対して
は良好な印写が得られるものの、表面の粗い被印写物に
対しては良好な印写が得られないという問題を有してい
た。
上記問題は第3図に示すがごとく加熱溶融したインク31
が被転写物12の凹部32で接触しない為ドット抜けが生じ
ることが主因である。
上記問題に対して記録ヘッドを弾性体にして被転写紙の
粗面に追従させるという考えがあるが、記録ヘッドには
耐熱性が必要なのでこの考えは温度負荷の少ない低速度
の印写装置にしか適用できない。
特に欧米で公式書類に使用されているボンド紙などには
上記原因により印写ができないことが熱転写方式の普及
を妨げる要因となっている。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは被転写物の表面形状を選ばない高
速、高品質の熱転写記録装置を提供するところにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、加熱手段によってインクフィルム上の活性化
されたインクを被印字媒体に転写する印写装置におい
て、上記加熱手段の加熱位置より上記インクフィルム及
び被印字媒体搬送方向の下流側に位置し、上記インクフ
ィルムと上記被印字媒体を保持するプラテンと、上記イ
ンクフィルムと対向する側に硬質粒子を備えた弾性部材
を配置するとともに、上記インクフィルム上のインクが
上記加熱手段によって活性化された後、上記弾性部材が
上記硬質粒子を介して上記インクフィルム上のインクを
上記被印字媒体に加圧転写するよう構成したことを特徴
とする。
[実施例] 第1図は本発明の実施例における通電熱転写印写装置の
構造を示す図である。第1図(a)に印写装置全体の機
構を示し、第1図(b)に第1図(a)の破線41内の拡
大図を示した。12は被転写紙であり被転写紙供給ローラ
42より供給される。13は通電熱転写フィルムでありフィ
ルム供給ローラ43より繰り出され印写過程を経た後フィ
ルム巻き取りローラ44に巻き取られる。45は通電熱転写
フィルムに矢印A方向に張力を与える機構である。通電
熱転写フィルム13の構造は6μm厚のポリエチレンテレ
フタレートフィルム(PET)を基体層10としこの基体層
の一方に抵抗層14を他方にインク層11を塗布してなる。
抵抗層14は20重量%のカーボン粉末を樹脂に分散したも
のである。抵抗値は約1kΩ/cm2であった。又被転写紙
及び通電熱転写フィルムの搬送速度は約57mm/secとし
た。これは1分当たりA4用紙12枚の印写が可能な速度に
相当する。46はインクを被転写紙に転写する為の転写ブ
レードでありプラテン47との間に被転写紙12と通電熱転
写フィルム13を挟持しかつ押圧する。48は転写ブレード
46を支点49を介してをプラテン47の軸方向に押さえつけ
る為の押圧機構である。前記プラテン47が被転写物であ
る被転写紙12を保持する背面保持部材である。転写ブレ
ード46は第1図(b)に示すがごとく板状金属53の先端
に弾性体54を接着し、さらに弾性体54の先端に複数の硬
質粒子55が接着してある。また板状金属53の先端近傍の
背面には転写ブレード46を加熱する為の電熱ヒーター56
と転写ブレードの温度をモニターする為の温度センサー
57が設置してある。58は熱転写フィルムの経路を安定さ
せる為の支点である。21は通電記録ヘッドであり記録電
極20とその支持体59よりなる。尚記録周波数は1.5msec/
lineとした。また上記記録ヘッド21の通電熱転写フィル
ム13との接点から転写ブレード46の通電熱転写フィルム
13との接点までの距離は約3mmである。
次に上記構成による作用を述べる。フィルム供給ローラ
43より繰り出された通電熱転写フィルム13は通電記録ヘ
ッド21のエッヂ部60で記録電極20と接する。この際前述
した通電熱転写フィルムに張力をかける機構45により矢
印A方向に張力がかかるので通電熱転写フィルムの抵抗
層14は記録電極20に強く押し付けられる。しかも通電熱
転写フィルム13は基体層が高分子樹脂製のフィルムであ
り延性を有しているので、記録ヘッドのエッヂ部60の直
線性が多少悪くとも問題なく追従する。従って記録電極
20と抵抗層14との間で良好な通電が可能となり、また当
然のことながら被転写紙12の表面状態にも全く依存しな
い。かようにして抵抗層14の通電発熱によりインク層11
の選択された部分61が加熱溶融される。以後上記の記録
ヘッド21によるインクの加熱溶融の過程を加熱通過と称
し、後述の転写ブレード46によるインクの被転写紙への
転写の工程を転写過程と称す。
上記工程により加熱溶融されたインクは本発明による加
圧転写機構により被転写紙に転写される。前記加熱過程
から前記転写過程までのインクの搬送時間は約50msecで
あるので大気により冷却されてもまだ転写可能な溶融粘
度を保っており、前記転写ブレード46で加圧することに
より被転写紙への転写が可能となる。但し室温の変動が
起きると転写時のインクの温度も変化し転写最適粘度が
安定して維持されないので、転写ブレード背面の電熱ヒ
ーター56と温度センサー57により転写ブレード46を通し
てインクを適宜加熱している。本実施例では室温変動−
5〜45℃に対して転写過程時のインクの温度が30〜60℃
となるように制御した。30℃以下であると加熱時に溶融
したインクの粘度が高くなり転写が不安定となり、又60
℃以上となると加熱時に溶融されなかったインクの粘度
が下がり字汚れの原因となる。
転写ブレード46の先端は弾性体54が金属性の本体53に接
着されている。さらに弾性体54の端面には複数の硬質粒
子55が埋めこまれている。このような構造にすることに
より、被転写紙の凹部33に対しても通電熱転写フィルム
のインク11を接触押圧させることが可能となる。上記転
写ブレード先端は弾性体のみの構造であっても効果が得
られるが、端面に硬質粒子を埋め込むことにより更に有
効になる。その理由を第2図を持って説明する。54は弾
性体、12は被転写紙の粗面のそれぞれの断面である。55
は硬質粒子である。尚弾性体54と被転写紙12の間の通電
熱転写フィルムは省略した。第2図(a)に示すような
弾性体のみで被転写紙12の凹凸面を加圧する場合、その
凹凸のギャップが大きくなると弾性体の剛性の為に変形
量に限界があるので十分追従できなくなり凹部33が加圧
できなくなる。そこで第2図(b),(c)に示すよう
に弾性体54表面に硬質粒子55を埋め込むと同じ凹凸のギ
ャップに対して追従するための弾性体の変形量が少なく
て済む。又本実施例のように被転写紙に対して弾性体は
矢印B方向に加圧しながら移動するので第2図(b)で
加圧できなかった凹部34に対してもある確率で第2図
(c)に示すがごとく加圧することが可能となる。又硬
質粒子を埋め込むことにより耐摩耗性も向上する。本実
施例では弾性体54にアクリルニトリルブタジエンゴム
(NBR)を硬質粒子55に粒系が30〜100μmのアルミナ粒
子を用いNBRを成型する際に表面に前記アルミナ粒子を
混成させた。ところでベック平滑度が10秒以下の被転写
紙(例えばボンド紙)等の凹部の幅は50〜200μmで、
深さは50μm程度でありその分布の幅は広い。従って上
記硬質粒子55の粒系も50〜200μmでの多種粒系を有す
るものを混在させた方がより効果があった。又上記硬質
粒子55の配置密度は互いの硬質粒子が接触しない程度で
よい。又転写ブレードで加圧転写する際の下地となるプ
ラテン47は効率よく加圧するためには硬い方が良い。本
実施例ではNBRを用いその硬度は50度以上の物を用いる
とより効果が増した。
上記構造の転写ブレード46により加熱後のインクを被転
写紙に加圧させることにより被転写紙表面の凹部までも
十分にインクが接触し確実にインクの転写が行われる。
以上述べた本発明の構成により実際に印画を試みたとこ
ろ従来ベック平滑度が200秒以上の熱転写専用紙にしか
良好な印画ができなかったものがベック平滑度8秒のボ
ンド紙に対しても良好な印字が可能であった。又本発明
の構成を用いると加熱過程でインクが被転写紙と接して
いない為に熱が被転写紙へ逃げないので印写効率が向上
した。本実施例で用いインクを用い従来と同様に被転写
紙と通電熱転写フィルムを重合した状態で加熱した場合
には、印写エネルギーがミリ平米当たり7mJであったも
のが本実施例では4.5mJであった。印写効率が約35%も
向上した。
尚本実施例では通電熱転写記録方式に添って説明したが
本発明は熱転写方式においても同様の効果を得ることが
可能である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、加熱手段によって
インクフィルム上の活性化されたインクを被印字媒体に
転写する印写装置において、上記加熱手段の加熱位置よ
り上記インクフィルム及び被印字媒体搬送方向の下流側
に位置し、上記インクフィルムと上記被印字媒体を保持
するプラテンと、上記インクフィルムと対向する側に硬
質粒子を備えた弾性部材を配置するとともに、上記イン
クフィルム上のインクが上記加熱手段によって活性化さ
れた後、上記弾性部材が上記硬質粒子を介して上記イン
クフィルム上のインクを上記被印字媒体に加圧転写する
よう構成したので、加熱溶融されたインクが表面の粗い
被転写紙に対しても良好に接触し、粗面を有した被転写
物に対しても良好な印画を得るのに有効である。
また、加熱過程でインクと被転写物とを接触させないの
で印加した熱が被転写物へ拡散しないので印写効率の大
幅な向上が得られる。従って熱転写方式の場合には従来
と比較して発熱素子の上昇温度も低い温度で済むのでサ
ーマルヘッドの畜熱量も少なく高速印写が可能となる。
さらに発熱素子に対する温度負荷の低減されるので発熱
素子の耐久性、しいてはサーマルヘッドの耐久性も向上
する。又通電熱転写方式の場合にも同様に記録電極に対
する熱的負荷、電気的負荷が軽減され通電記録ヘッドの
耐久性が向上する。又両方式共に共通して装置の電源の
負荷、駆動回路の負荷が低減し製造価格の低下に効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のよる印写装置の構造の一実施例を示す
図である。 第2図は本実施例に使用した転写ブレードを説明する図
である。 第3図は従来の問題を説明する図である。 第4図は従来の熱転写記録方式を示す図である。 10…ベースフィルム 11…インク層 12…被転写物 13…熱転写フィルム 20…記録電極 21…記録ヘッド 46…転写ブレード 54…弾性体 55…硬質粒子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱手段によってインクフィルム上の活性
    化されたインクを被印字媒体に転写する印写装置におい
    て、上記加熱手段の加熱位置より上記インクフィルム及
    び被印字媒体搬送方向の下流側に位置し、上記インクフ
    ィルムと上記被印字媒体を保持するプラテンと、上記イ
    ンクフィルムと対向する側に硬質粒子を備えた弾性部材
    を配置するとともに、上記インクフィルム上のインクが
    上記加熱手段によって活性化された後、上記弾性部材が
    上記硬質粒子を介して上記インクフィルム上のインクを
    上記被印字媒体に加圧転写するよう構成したことを特徴
    とする印写装置。
JP23670985A 1985-10-23 1985-10-23 印写装置 Expired - Lifetime JPH0696290B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6295260A JPS6295260A (ja) 1987-05-01
JPH0696290B2 true JPH0696290B2 (ja) 1994-11-30

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