JPH069618Y2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH069618Y2
JPH069618Y2 JP1988107418U JP10741888U JPH069618Y2 JP H069618 Y2 JPH069618 Y2 JP H069618Y2 JP 1988107418 U JP1988107418 U JP 1988107418U JP 10741888 U JP10741888 U JP 10741888U JP H069618 Y2 JPH069618 Y2 JP H069618Y2
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JP
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scope
fiberscope
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ultrasonic
ultrasonic probe
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JP1988107418U
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JPH0230309U (ja
Inventor
修二 小見
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富士写真光機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、超音波を用いて体腔内の診断を行うための超
音波診断装置に装着される超音波診断装置に関するもの
である。
[従来の技術] 超音波診断装置は、本体操作部と、この本体操作部に連
設した体腔内への挿入部とを有し、該挿入部の先端に超
音波の送受信を行う超音波プローブを設けることにより
構成される。そして、超音波プローブを所定の診断の対
象となる部位に導いて、該超音波プローブを体腔壁に当
接させるようにして、超音波を発信して、体内からの反
射波を受信し、この反射波の受信信号の処理を行うこと
によって、体内組織細胞状態の診断を行うものとして広
く用いられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、前述した超音波診断装置にあっては、体腔内
を観察するための手段が設けられてはおらず、このため
に挿入部を所定の挿入経路に沿って診断を行うべき箇所
にまで導くのに不便であり、また診断箇所を正確に検出
することができない等の不都合がある。
ところで、超音波診断装置にあっては、体腔内の汚物の
吸引等を行うための通路が設けられているので、この通
路を利用してライトガイドとイメージガイドのみからな
る細径のファイバスコープを挿入することができるよう
にしたものが開発されている。このように構成すれば、
所望に応じてファイバスコープを挿入して、このファイ
バスコープを介して体腔内の観察を行うことによって、
超音波診断を行うべき箇所を検出することができるよう
になるので、診断を行うに当って便利である。
然るに、前述したスコープを超音波診断装置に挿入した
状態で、その固定を行うことができないために、超音波
診断装置の操作時においては、その操作を行う者が該超
音波診断装置の本体操作部を把持するだけでなく、ファ
イバスコープも把持するようにしなければ、その安定が
得られず、操作中に通路から出入りする方向に移動する
ことがある。そして、スコープの先端が挿入部から突出
するようになると、体腔内への挿入操作に支障を来たす
だけでなく、超音波プローブの体腔壁への接触圧力が変
化することになり、正確な超音波診断が行えなくなると
いう問題点が生じることになる。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、ファイバスコープの軟性部を安定
した状態に保持することができるようにした超音波診断
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、本体操作部
に、先端に超音波プローブを備えた挿入部を連設し、該
挿入部には、一端が該超音波プローブの近接位置に開口
する吸引通路を設け、該吸引通路の他端を前記本体操作
部に延在させて、該本体操作部に設けたスコープ導入部
に接続し、該スコープ導入部を本体操作部に開口させて
設けた超音波診断装置本体と、ライトガイドとイメージ
ガイドとを内装した軟性部と、該軟性部に連設した連結
部とを有し、該軟性部を前記スコープ導入部から吸引通
路に挿通させて、前記連結部を前記スコープ導入部に連
結したときに、前記軟性部の先端が、前記超音波プロー
ブの表面とほぼ同一面であって、かつ前記開口から非突
出状態で臨む寸法に形成したファイバスコープとからな
ることその特徴とするものである。
[作用] 前述のように構成することによって、ファイバスコープ
を用いる場合には、超音波診断装置本体に設けられてい
る通路、一般には、その種超音波診断装置には吸引用の
通路が設けられているので、この吸引通路を介してスコ
ープを挿入する。そして、このスコープの連結部を本体
操作部に設けたスコープ導入部に固定する。これによっ
て、スコープを固定した状態に保持することができるよ
うになり、その操作を容易に行うことができる。
しかも、通路内に挿入される軟性部の長さを、連結部を
スコープ導入部に固定したときに、該軟性部の先端が挿
入部の先端に形成した開口から非突出状態にして臨む寸
法となるように形成しているので、挿入部を診断箇所に
まで導く際に安全であり、また超音波プローブから超音
波の送受信を行うために、該超音波プローブを体腔壁に
確実に密着できる。しかも、ファイバスコープの先端部
は超音波プローブに近接する位置に配置されているか
ら、ファイバスコープによって、超音波プローブにおけ
る観察を行う部位を視野範囲のほぼ中心位置に収めるこ
とができるようになって、超音波プローブを正確に診断
すべき箇所に対面させることができる。
而して、前述したファイバスコープとしては、連結部に
接眼部を備えたものであっても良いが、この連結部にC
CD等からなる固体撮像素子を設け、ファイバスコープ
におけるイメージガイドを介して送られる診断の対象部
の映像を電気信号に変換して、これをプロセッサによっ
て処理し、この画像を超音波画像と並べた状態で、モニ
タ装置に表示するようにすれば、診断を行う上でより有
利である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、第1図に超音波診断装置の全体構成を示す。超音
波診断装置1は、本体操作部2と体腔内への挿入部3と
を有し、該挿入部3は、その本体操作部2への連設部か
ら大半の部分は軟性構造となった軟性部3aで、該軟性部
3aにはアングル部3bが連設されており、該アングル部3b
の先端は先端硬質部3cとなり、該先端硬質部3cには超音
波プローブ4が設けられている。
そして、この先端硬質部3cには、前述した超音波プロー
ブ4が装着される外、第2図から明らかなように、該超
音波プローブ4に極めて近い位置に吸引口5及び送気送
水口6が設けられている。従って、挿入部3の内部に
は、超音波プローブ4を作動させたり、信号の授受を行
ったりするための信号ケーブルや送気送水通路が挿通さ
れ、また吸引通路7が設けられるようになっており、こ
のうち、吸引通路7は、吸引効率を向上させるために、
その内径が比較的大径となっている。そして、この吸引
通路7の基端側の分岐部7aは本体操作部2に設けたバル
ブ機構部8に接続されると共に、この吸引通路7は、ス
コープ導入部9に連通するように形成されている。
ファイバスコープ10は、スコープ導入部9から吸引通路
7内に挿入されるもので、第3図及び第4図に示したよ
うに、該ファイバスコープ10はライトガイド11及びイメ
ージガイド12のみを外皮チューブ13に内蔵させてなる細
径の軟性部14を有し、該軟性部14の先端部分には対物レ
ンズが装着されるようになっている。一方、軟性部14の
基端部には連結部15が設けられている。この連結部15
は、第5図に示したように、スコープ導入部9に固定さ
れるようになっている。即ち、スコープ導入部9の先端
部外周面にはねじ部9aが形成されており、また連結部15
には袋ナット16が嵌合せしめられて、連結部15の先端部
をスコープ導入部9の先端面と当接させた状態で、袋ナ
ット16をスコープ導入部9のねじ部9aに螺合させること
によって、ファイバスコープ10における連結部15をスコ
ープ導入部9に固定することができるようになってい
る。
そして、このようにして連結部15をスコープ導入部9に
取り付けたときに、軟性部14は、その先端部分14が吸引
口5に臨むが、該吸引口5からは突出しない長さとなっ
ている。
また、連結部15内には、イメージガイド11の出射端11a
に対面させるようにして結像レンズ17が配設されてお
り、該結像レンズ17による結像位置には、CCD等から
なる固体撮像素子18が配設されている。そして、この固
体撮像素子18に接続したケーブル19は、ライトガイド11
と共に、連結部15のケーシング15aから導出されて、こ
れらを束ねることによって軟性コード20内に挿通され
て、光源及び画像処理手段を備えたプロセッサ21に接続
されるようになっている。そして、該プロセッサ21は、
超音波プローブ4に接続した超音波発生装置22と共にモ
ニタ装置23に接続されており、該モニタ装置23によっ
て、診断が行われる対象部の映像と、その超音波画像と
をそれぞれ個別的にモニタ画面23a上に表示することが
できると共に、第6図に示したように、前述した物体像
Aと超音波画像Bとを同時に表示することもできるよう
になっている。
本実施例は前述のように構成されるものであって、次に
その作用について説明する。
まず、ファイバスコープ10の軟性部14を超音波診断装置
1のスコープ導入部9から吸引通路7を介して、その先
端部分が吸引口5に臨む位置まで挿入して、連結部14を
袋ナット16を用いてスコープ導入部9に固定する。これ
によって、この超音波診断装置1はファイバスコープと
一体化したものとなる。従って、その挿入部3を体内に
挿入して所定の診断を行うべき箇所に導くに際に、固体
撮像素子18を駆動することによって、その挿入経路の映
像をモニタ装置23に表示させることができるようになる
ので、挿入動作を円滑に行わせることができ、しかもフ
ァイバスコープ10は超音波プローブ4に極めて近接した
位置にあるので、超音波プローブ4で診断しようとする
箇所をファイバスコープ10の視野のほぼ中心に位置する
ことになるので、目標とする部位に確実に導くことがで
きるようになる。
そこで、超音波プローブ4を診断を行うべき体内の腔壁
に押し当てた状態で、超音波を発信し、その反射波を受
信して、この受信信号を超音波発生装置22によって処理
することによって、体内組織の状態の診断を行うことが
できる。
ここで、このような操作を行う際において、ファイバス
コープ10は、その軟性部14の先端部分が挿入部3の先端
硬質部3cに形成した吸引口5に非突出状態で臨むように
安定的に保持されているので、本体操作部2を片手で把
持するだけでよく、ファイバスコープ10を保持しなくと
も、該軟性部14の先端が外部に突出するようなことがな
く、軟性部3を診断対象部にまで導く操作を、円滑に、
しかも安全におこなうことができるようになる。さら
に、超音波プローブ4を確実に腔壁に押し当てた状態に
保持することができるので、超音波診断を正確に行うこ
とができるようになる。
また、挿入経路や診断箇所の映像を必要としない場合に
は、ファイバスコープ10を吸引通路7から脱着させれば
よく、さらにこの吸引通路7をその本来の目的である体
内の汚物等の吸引を行うための機構として用いる場合に
も、ファイバスコープ10を超音波診断装置1から脱着す
ればよい。而して、このように、ファイバスコープ10を
脱着したときには、スコープ導入部9に蓋体を装着する
ようにしておけば、吸引を行うのに支障を来たすことは
ない。また、このスコープ導入部9から吸引通路7への
接続部に至るまでの間の部位に逆止弁を設けるようにす
ることもできる。
なお、ファイバスコープ10としては、CCD等からなる
固体撮像素子18を用いた電子内視鏡として構成したもの
を示したが、連結部に直接接眼させるように構成した光
学式のファイバスコープとしても構成することができ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、超音波診断装置
本体の挿入部に設けられている吸引通路を利用し、この
吸引通路にファイバスコープを挿脱可能に挿入する構成
としたので、挿入部を格別太径化することなく、超音波
診断装置に診断の対象となる部位の像を観察することが
できるようになり、しかもこの吸引通路は超音波プロー
ブに近接した位置に開口しているから、超音波プローブ
で診断しようとする箇所がファイバスコープの視野のほ
ぼ中心に位置するようになり、この超音波プローブを確
実に診断の対象となる部位に配置できるようになり、さ
らにファイバスコープを装着した時に、その先端部が超
音波プローブの表面とほぼ同一面であって、かつ前記開
口から非突出状態で臨むようになる寸法に形成したの
で、ファイバスコープによる観察視野を広くできると共
に、超音波プローブで診断する際に、それを確実に体腔
壁に密着でき、しかもファイバスコープの連結部をスコ
ープ導入部に連結するようにしているので、ファイバス
コープを安定的に保持できる等の諸効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は超音波
診断装置の全体構成図、第2図は超音波診断装置の要部
外観図、第3図はファイバスコープの外観図、第4図は
第3図のIV−IV断面図、第5図はファイバスコープの連
結部の断面図、第6図はモニタ装置の表示態様を示す説
明図である。 1:超音波診断装置、2:本体操作部、3:挿入部、
4:超音波プローブ、5:吸引口、7:吸引通路、9:
スコープ購入部、10:ファイバスコープ、11:ライトガ
イド、12:イメージガイド、14:軟性部、15:連結部、
16:袋ナット、18:固体撮像素子、19:ケーブル、20:
軟性コード、22:超音波発生装置、23:モニタ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体操作部に、先端に超音波プローブを備
    えた挿入部を連設し、該挿入部には、一端が該超音波プ
    ローブの近接位置に開口する吸引通路を設け、該吸引通
    路の他端を前記本体操作部に延在させて、該本体操作部
    に設けたスコープ導入部に接続し、該スコープ導入部を
    本体操作部に開口させて設けた超音波診断装置本体と、
    ライトガイドとイメージガイドとを内装した軟性部と、
    該軟性部に連設した連結部とを有し、該軟性部を前記ス
    コープ導入部から吸引通路に挿通させて、前記連結部を
    前記スコープ導入部に連結したときに、前記軟性部の先
    端が、前記超音波プローブの表面とほぼ同一面であっ
    て、かつ前記開口から非突出状態で臨む寸法に形成した
    ファイバスコープとからなることを特徴とする超音波診
    断装置。
JP1988107418U 1988-08-16 1988-08-16 超音波診断装置 Expired - Lifetime JPH069618Y2 (ja)

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JPH0230309U JPH0230309U (ja) 1990-02-27
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JP2682243B2 (ja) * 1991-01-30 1997-11-26 富士写真光機株式会社 ラジアル走査式超音波検査装置
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