JPH0696006A - Dmaコントローラ - Google Patents

Dmaコントローラ

Info

Publication number
JPH0696006A
JPH0696006A JP24198492A JP24198492A JPH0696006A JP H0696006 A JPH0696006 A JP H0696006A JP 24198492 A JP24198492 A JP 24198492A JP 24198492 A JP24198492 A JP 24198492A JP H0696006 A JPH0696006 A JP H0696006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dma
register
dma controller
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24198492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kitagami
尚一 北上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24198492A priority Critical patent/JPH0696006A/ja
Publication of JPH0696006A publication Critical patent/JPH0696006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリにデータをDMA 転送する場合に、デー
タアセンブリ動作の途中のデータをメモリへ転送できる
ようにする。 【構成】 メモリ13へDMA 転送するデータのデータアセ
ンブリ動作を解除すべきデータを記憶するレジスタ16
と、該レジスタ16のデータとDMA 転送するデータとを比
較する比較部17とを備え、レジスタ16のデータとDMA 転
送するデータとが同一である場合は、データアセンブリ
動作を解除して、データアセンブリ動作途中のデータを
メモリ13へ転送できる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータアセンブリ機能を
備えるDMA コントローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DMA (直接メモリアクセス)転送方式の
1つにデュアルアドレスモードがある。これは転送元デ
バイスのアドレスを出力して、転送元デバイスからDMA
コントローラ内に備えられたDMA 転送データ保持用の専
用レジスタ(以下テンポラリレジスタという)へデータ
を転送し、次に転送先デバイスのアドレスを出力してテ
ンポラリレジスタから転送先デバイスへデータを転送す
るものである。
【0003】このようにデュアルアドレスモードを備え
たDMA コントローラは通常、データアセンブリ機能を備
えている。データアセンブリ機能は、例えばデータバス
幅32ビットをサポートするDMA コントローラが、8ビッ
トポートの入出力装置からデータ幅が32ビットのメモリ
にデータを転送する場合は、DMA 要求に応じて8ビット
データが32ビットのテンポラリレジスタに4バイト分、
即ち32ビット分転送された後に、一括して32ビット分の
データをメモリの所定記憶領域へ転送するものである。
この場合、データアセンブリ機能により、バスサイクル
は8サイクル(読出し、書込みともに4サイクルづつ)
から5サイクル(読出し4サイクル、書込み1サイク
ル)に減らされる。
【0004】図1は従来のDMA コントローラを使用した
システムの一例を示すブロック図である。DMA コントロ
ーラ1のDMA 制御部2が出力するテンポラリレジスタ書
込み信号6はテンポラリレジスタ3へ、シフト信号7は
シフト部4へ、またバスインターフェース制御信号8は
バスインターフェース部5へ与えられる。テンポラリレ
ジスタ3は第1の8ビットデータバス群9-1,9-2,9-3,9-
4 を介してシフト部4と接続される。シフト部4は第2
の8ビットデータバス群10-1,10-2,10-3,10-4を介して
バスインターフェース部5と接続される。
【0005】バスインターフェース5は、第3の8ビッ
トデータバス群14-1,14-2,14-3,14-4 を介してメモリ13
と接続される。8ビットの入出力装置(以下I/O 装置と
いう)11の8ビットデータを記憶するデータ記憶部12は
8ビットデータバス群14-1と接続され、I/O 装置11が出
力するDMA 要求信号DMARQ はDMA コントローラ1へ与え
られ、DMA コントローラ1が出力するDMA 要求許可信号
DMAACKはI/O 装置11へ与えられる。メモリ13においてM
1,M2 …M12 は、夫々1バイト分の記憶領域を示し数字
の増加方向がアドレス増加方向となっている。
【0006】図2は、DMA 制御部2の制御動作のうち、
I/O 装置12からメモリ13へのDMA 転送の概略を示す状態
遷移図であり、SI はアイドル状態、SR は読出し状
態、SW は書込み状態を示している。図3はI/O 装置12
からメモリ13へのDMA 転送の一例を示すタイミングチャ
ートであり、図3(a) はDMA 要求信号DMARQ を、図3
(b) はDMA 許可信号DMAACKを、図3(c) はDMA バスサイ
クル信号DMACYCLEを示している。
【0007】次にこのDMA コントローラ1の動作を図2
及び図3とともに説明する。DMA コントローラ1内のDM
A 制御部2はI/O 装置11からのDMA 要求信号DMARQによ
るDMA 要求がない場合はアイドル状態SI (図2参照)
にある。I/O 装置11はメモリ13へ転送すべきデータが記
憶部12に入力されると、図3(a) に示すDMA要求信号DMA
RQ をDMA コントローラ1に与える。
【0008】DMA コントローラ1はCPU 等のバスマスタ
からバス権の獲得を行った後、I/O装置11に対してDMA
許可信号DMAACKを与え、これによりI/O 装置11はDMA 要
求の受付を確認するとともにDMA 転送動作を開始し、I/
O 装置11が記憶部12から8ビットのデータを読出す(図
2参照)。このとき8ビットデータバス群14-1から入力
されたデータはバスインターフェース部5と8ビットデ
ータバス群10-1を通ってシフト部4へ入力される。この
データの転送先であるメモリ13の記憶領域がM1であるた
め、テンポラリレジスタ3の記憶領域Aを読出すべきで
あり、シフト部4ではシフトを行わずに(シフト量0バ
イト)、8ビットデータバス群9-1 にそのまま出力す
る。
【0009】そしてテンポラリレジスタ3は、このデー
タをテンポラリレジスタ書込み信号6により記憶領域A
に書込む。この時点で、テンポラリレジスタ3は4バイ
ト中の1バイトだけを読出しており、即ちデータアセン
ブリ動作中のために、メモリ13への書込みを行わない。
続いて、連続してDMA 要求があれば読出し動作を行う
が、DMA 要求がない場合、つまりデータアセンブリ動作
中でDMA 要求信号DMARQなしのときには、テンポラリレ
ジスタ3の記憶領域Aにデータを保持したままアイドル
状態に戻り(図2参照)8ビットデータバス群14-1,14-
2,14-3,14-4 も開放する。以後、DMA 要求に応じて前述
した動作を繰り返し、シフト部4にテンポラリレジスタ
3の記憶領域B(シフト量1バイト)、記憶領域C(シ
フト量2バイト)と読出されるが、4バイト目の記憶領
域D(シフト量3バイト)の読出しではテンポラリレジ
スタ3が4バイトが満たされるため、つまりデータアセ
ンブリ動作が完結するため、読出しに続いて連続してメ
モリ13への書込みを4バイト一括して行う(図2参
照)。以下この動作を繰り返す。
【0010】これらの動作において特にDMA 要求が散発
的に発生した場合の様子は図3に示した通りであって、
RはI/O 装置11からの読出し、Wはメモリ13への書込み
動作を示し、( )内の数字は読出し順を示し夫々8ビ
ットの転送データを示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
DMA コントローラは、データアセンブリ動作によりバス
を効率的に使用できる反面、I/O 装置からのデータが即
座にメモリへ転送されない状態が生じる。例えば図3に
おいて、DMA 転送の1番目から6番目までの読出し動作
R(1,2,3,4,5,6)によるデータがCPU 等に
よる第1のデータ処理ブロックのもので、DMA 転送の7
番目から12番目までの読出し動作R(7,8,9,10,
11, 12) のデータがCPU 等からなる第2のデータ処理ブ
ロックのものであった場合に、第1のデータ処理ブロッ
クのデータ転送は、第2のデータ処理ブロックの7番目
及び8番目の読出し動作R(7,8)のデータが転送さ
れるまでデータ転送が完結しない。これは第1のデータ
処理ブロックと、第2のデータ処理ブロックとのデータ
転送間隔が長くなるにしたがって、第1のデータ処理ブ
ロック処理の応答性が低下する。そのため適用するシス
テムによっては致命的な性能低下になるという問題があ
る。
【0012】本発明は斯かる問題に鑑み、データアセン
ブリ動作を行っても、適用するシステムの性能を低下さ
せることがないDMA コントローラを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るDMA コン
トローラは、DMA 転送のデータと、データアセンブリ動
作を解除すべきデータを記憶するレジスタのデータとを
比較し、一致している場合はデータアセンブリ動作途中
のデータをメモリへ転送する構成にする。第2発明に係
るDMA コントローラは、外部からの制御により、データ
入力部にデータアセンブリ動作を解除すべきデータが与
えられたとき、データアセンブリ動作途中のデータをメ
モリへ転送する構成にする。
【0014】
【作用】第1発明では、DMA 転送するデータと、レジス
タが記憶しているデータアセンブリ動作を解除すべきデ
ータとが一致すると、データアセンブリ動作途中のデー
タをメモリへ転送する。これにより、データアセンブリ
動作を完結しなくても必要なデータをメモリへ転送で
き、データ処理の高速化が図れる。
【0015】第2発明では、外部からの制御信号により
データ入力部に、データアセンブリ動作を解除すべきデ
ータを与えると、データアセンブリ動作途中のデータを
メモリへ転送する。これにより、データアセンブリ動作
を完結しなくても必要なデータをメモリへ転送でき、デ
ータ処理の高速化が図れる。
【0016】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面により詳
述する。図4は本発明に係るDMA コントローラの第1実
施例を示すブロック図である。DMA コントローラ1は、
DMA 制御部2と、DMA 転送データ保持用の専用レジスタ
( 以下テンポラリレジスタという) 3と、シフト部4
と、バスインターフェース部5と、データアセンブリ動
作を解除すべきデータを記憶する8ビットレジスタ16
と、比較部17とを備えている。
【0017】DMA 制御部2が出力するセレクト信号17-2
は比較部17内のセレクタ17-1に、テンポラリレジスタ書
込み信号6はテンポラリレジスタ3に、シフト信号7は
シフト部4に与えられ、またバスインターフェース制御
信号8はバスインターフェース部5に与えられる。テン
ポラリレジスタ3は、第1の8ビットデータバス群9-1,
9-2,9-3,9-4 を介してシフト部4と接続され、シフト部
4は第2の8ビットデータバス群10-1,10-2,10-3,10-4
を介してバスインターフェース部5と接続される。バス
インターフェース部5は、第3の8ビットデータバス群
14-1,14-2,14-3,14-4 を介してメモリ13と接続される。
テンポラリレジスタ3は第4の8ビットデータバス群15
-1,15-2,15-3,15-4 を介して比較部17のセレクタ17-1と
接続される。
【0018】セレクタ17-1はテンポラリレジスタ3内の
比較すべき記憶領域をセレクト信号17-2によってセレク
トするようになっている。比較部17は、レジスタ16の8
ビットデータとテンポラリレジスタ3の8ビットデータ
とを比較し、比較結果たる出力信号18をDMA 制御部2へ
与えるようになっている。入出力装置(以下I/O 装置と
いう) 11内のデータの記憶部12は8ビットデータバス群
14-1と接続される。I/O 装置11が出力するDMA 要求信号
DMARQ はDMA コントローラ1に与えられ、DMAコントロ
ーラ1が出力するDMA 許可信号DMAACKはI/O 装置11に与
えられる。
【0019】図5はDMA 制御部2の動作の内、I/O 装置
11からメモリ13へのDMA 転送の概略を示す状態遷移図で
あり、SI はアイドル状態を、SR は読出し状態を、S
W は書込み状態を夫々示している。
【0020】図6はI/O 装置12からメモリ13へのDMA 転
送の一例を示すタイミングチャートであり、図6(a) は
DMA 要求信号DMARQ を、図6(b) はDMA 許可信号DMAACK
を、図6(c) はDMA バスサイクル信号DMACYCLEを示して
いる。
【0021】次にこのように構成したDMA コントローラ
1 の動作を説明する。レジスタ16には、データアセンブ
リ動作を解除すべきデータ、例えばデータ処理ブロック
のデータの最後に全てが0のコードを予め記憶させてお
く。その後DMA コントローラ1を起動させる。DMA 制御
部2はI/O 装置11からのDMA 要求信号DMARQ によるDMA
要求がない場合は図5に示すようにアイドル状態SI
ある。I/O 装置11はメモリ13へ転送すべきデータが記憶
部12に入力されると図6(a) に示すDMA 要求信号DMARQ
をDMA コントローラ1に与える。DMA コントローラ1は
CPU 等のバスマスタからバス権の獲得を行った後、I/O
装置11に対してDMA 許可信号DMAACKを与え、これにより
I/O 装置はDMA 要求の受付を確認するとともにDMA 転送
動作を開始し、I/O 装置11が記憶部12から8ビットのデ
ータを読出す(図5参照)。読出したデータは比較部17
により、セレクタ17-1とセレクト信号17-2とにより選択
したテンポラリレジスタ3内の比較対象記憶領域のデー
タと比較される。比較した結果同一データでない場合
は、データアセンブリ動作させるべく、読出したデータ
をテンポラリレジスタ3の所定記憶領域に書込むが、同
一データである場合は比較部17がDMA 制御部2に対し出
力信号18をアサートする。
【0022】DMA 制御部2はこの出力信号18を受取る
と、データアセンブリ動作を解除して図5に示すように
メモリ書込み状態SW に遷移し、それまで読出したデー
タを即座に連続してメモリ13へ転送し書込む。このよう
な動作において6番目の転送データがレジスタ16のデー
タと同一である場合の様子は図6に示すタイミングチャ
ートのようになる。6番目のデータの読出し動作R
(6)を行った場合、テンポラリレジスタ3の記憶領域
A,Bにのみデータがあり、データアセンブリ動作中で
はあるが、そのデータアセンブリ動作を解除して、5番
目及び6番目に読出したデータをメモリ13へ転送し、書
込み動作W(1,2,3,4)に続いて書込み動作W
(5,6)を行うことになる。
【0023】図7は本発明に係るDMA コントローラの第
2実施例の構成を示すブロック図である。DMA 制御部2
が出力するセレクト信号22はセレクタ19に、書込み信号
23は一方の8ビットレジスタ20に与えられる。8ビット
レジスタ20はセレクタ19を介して8ビットデータバス群
10-1,10-2,10-3,10-4 と接続される。8ビットレジスタ
20及びデータアセンブリ動作を解除すべきデータを記憶
する8ビットレジスタ16のデータは比較部21へ与えら
れ、比較部21の出力信号18はDMA 制御部2へ与えられ
る。これらのセレクタ19、8ビットレジスタ20,16 及び
比較部21を除いた他の構成部分は、図4において8ビッ
トレジスタ16及び比較部17を除いた構成部分と同様とな
っており、同一構成部分には同符号を付している。
【0024】次にこのDMA コントローラ1の動作を説明
する。I/O 装置11が8ビットデータバス群14-1と接続さ
れているから、DMA 制御部2はセレクタ19とセレクト信
号22とにより8ビットデータバス群10-1をセレクトし、
I/O 装置11からの8ビットデータを常に8ビットレジス
タ20へ入力する。それにより8ビットレジスタ20はテン
ポラリレジスタ3への書込み信号6に同期した書込み信
号23によって、セレクタ19からの8ビットデータを8ビ
ットレジスタ20に書込む。そしてこの書込んだDMA 転送
の8ビットデータと8ビットレジスタ16のデータアセン
ブリ動作を解除するデータとが同一であれば出力信号18
をアサートする。それによりDMA 制御部2はこの出力信
号18を受取ると、メモリ書込み要求ありとし、例えデー
タアセンブリ動作中であってもデータアセンブリ動作を
解除してメモリ書込み状態SW に遷移し、それまで読出
したデータアセンブリ動作途中のデータを即座に連続し
てメモリに転送して書込む。
【0025】図8は本発明に係るDMA コントローラの第
3実施例の構成を示すブロック図である。DMA 制御部2
が出力するセレクト信号28はセレクタ24に、書込み信号
23は16ビットレジスタ25に与えられる。16ビットレジス
タ25は、セレクタ24を介して8ビットデータバス群10-
1,10-2,10-3,10-4 と接続される。8ビットレジスタ26
にはデータアセンブリ動作を解除すべきデータを記憶す
る。16ビットレジスタ25及び26のデータは比較部27へ入
力され、比較部27の出力信号18はDMA 制御部2へ与えら
れる。そして16ビットレジスタ25,26 を除いた他の構成
は、図7において8ビットレジスタ16,20 を除いたDMA
コントローラの他の構成と同様であり、同一構成部分に
は同符号を付している。
【0026】このDMA コントローラの基本動作は図7に
示したDMA コントローラ1と同様である。データサイズ
が16ビットになると図4に示したDMA コントローラ1の
場合はセレクタ17-1の回路及びその制御が複雑になる
が、この第3実施例によればそのような構成を簡素化で
きる。
【0027】図9は本発明に係るDMA コントローラの第
4実施例の構成を示すブロック図である。DMA 制御部2
には制御レジスタ29からの制御信号30が与えられる。そ
れ以外の構成は図4において、8ビットレジスタ16及び
比較部17を除去した他の構成と同様であり、同一構成部
分には同符号を付している。
【0028】図10はDMA 制御部2の状態を示す状態遷移
図である。このDMA コントローラ1はDMA コントローラ
1がスレーブ状態のときに、プログラム(CPU )によっ
て制御レジスタ29に例えば“1”が書込まれた時点で、
若しデータアセンブリ動作中であればメモリ13の書込み
状態SW に遷移し、テンポラリレジスタ3のデータをメ
モリ13へ転送し書込む。このような動作において6番目
の転送データの読出し動作R(6)後に、CPU によるス
レーブサイクルで図11(d) に示す如く制御レジスタ29に
例えば“1”を書込んだ場合は、データアセンブリ動作
を解除して、メモリ13へのデータ書込み動作W(5,
6)が図11(c) に示すタイミングで行われる。
【0029】図12は本発明に係るDMA コントローラの第
5実施例の構成を示すブロック図である。DMA コントロ
ーラ1にはデータアセンブリ動作を解除すべき制御信号
を外部から与え得る制御信号入力端子31を設けている。
この制御信号入力端子31に入力された制御信号32はDMA
制御部2へ与えられる。それ以外の構成は、図4におい
て8ビットレジスタ16及び比較部17を除いた他の構成と
同様であり、同一構成部分には同符号を付している。こ
のDMA コントローラ1は、DMA コントローラ1がスレー
ブ状態のときの制御信号入力端子31のアサートは勿論で
あるが、データ読出し中のアサートも可能である。
【0030】図13はDMA 制御部2の状態遷移図である。
図14はデータ読出し中の制御信号入力端子31のアサート
によるメモリ書込み時、図14はスレーブ状態時の制御信
号入力端子31のアサートによるメモリ書込み時の各タイ
ミングチャートであり、図14(c),図15(c) に示すよう
に、6番目のデータ読出し後に図14(d),図15(d) に示す
制御信号を制御信号入力端子へ与えると、データアセン
ブリ動作を解除して、5番目及び6番目に読出したデー
タをメモリ13へ転送して書込むことになる。
【0031】図16は、本発明に係るDMA コントローラの
第6実施例の構成を示すブロック図である。DMA コント
ローラ1には制御信号入力端子31を設けており、制御信
号入力端子31に入力された制御信号32はDMA 制御部2に
与えられる。制御レジスタ29からの制御信号30はDMA 制
御部2に与えられる。それ以外の構成は図7に示したDM
A コントローラの構成と同様であり、同一構成部分には
同符号を付している。このDMA コントローラ1はDMA 転
送のデータと、データアセンブリ動作を解除すべきデー
タとの比較による制御、ソフトウェアによるスレーブ状
態における制御及びハードウェアによる外部からの制御
による全ての制御機能を備えており、その制御機能を適
宜選択して前述したと同様の制御を行わせることができ
る。またこの場合のDMA 制御部2の状態遷移図は図13に
示したものと同様である。
【0032】なお、本実施例では32ビットバス構成のシ
ステムについて説明したが、これは例示にすぎないこと
は言うまでもない。またシステムはチップ内部、チップ
外部に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るDMA コ
ントローラは、データアセンブリ動作を、必要な時点で
解除してデータアセンブリ動作途中のデータをメモリへ
転送できる。そのためDMA コントローラを適用するシス
テムへの応答性を低下させることがなく、当該システム
の性能を低下させる虞れがない等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDMA コントローラの構成を示すブロック
図である。
【図2】従来のDMA 制御部の状態遷移図である。
【図3】従来のDMA コントローラにおけるDMA 転送のタ
イミングチャートである。
【図4】本発明に係るDMA コントローラの第1実施例の
構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施例におけるDMA 制御部の状態遷移図で
ある。
【図6】第1実施例におけるDMA 転送のタイミングチャ
ートである。
【図7】本発明に係るDMA コントローラの第2実施例の
構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係るDMA コントローラの第3実施例の
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るDMA コントローラの第4実施例の
構成を示すブロック図である。
【図10】第4実施例におけるDMA 制御部の状態遷移図
である。
【図11】第4実施例におけるDMA 転送のタイミングチ
ャートである。
【図12】本発明に係るDMA コントローラの第5実施例
の構成を示すブロック図である。
【図13】第5実施例におけるDMA 制御部の状態遷移図
である。
【図14】第5実施例におけるDMA 転送のタイミングチ
ャートである。
【図15】第5実施例におけるDMA 転送の他のタイミン
グチャートである。
【図16】本発明に係るDMA コントローラの第6実施例
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 DMA コントローラ 2 DMA 制御部 3 DMA 転送データ保持用の専用レジスタ(テンポラリ
レジスタ) 4 シフト部 5 バスインターフェース部 9-1 〜9-4 第1の8ビットデータバス群 10-1〜10-4 第2の8ビットデータバス群 11 入出力装置 (I/O 装置) 12 記憶部 13 メモリ 14-1〜14-4 第3の8ビットデータバス群 15-1〜15-4 第4の8ビットデータバス群 16 8ビットレジスタ 17 比較部 17-1 セレクタ 19 セレクタ 21 比較部 24 セレクタ 25,26 16ビットレジスタ 27 比較部 29 制御レジスタ 31 制御信号入力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DMA 転送のデータをデータアセンブリ動
    作によりメモリへ転送するようにしているDMA コントロ
    ーラにおいて、前記データアセンブリ動作を解除すべき
    データを記憶するレジスタと、該レジスタのデータ及び
    DMA 転送のデータを比較する比較部とを備え、DMA 転送
    のデータと、前記レジスタのデータとが一致している場
    合にはデータアセンブリ動作を解除してデータアセンブ
    リ動作途中のデータをメモリに転送すべく構成してある
    ことを特徴とするDMA コントローラ。
  2. 【請求項2】 DMA 転送するデータを、データアセンブ
    リ動作によりメモリへ転送するようにしているDMA コン
    トローラにおいて、外部からの制御により、前記データ
    アセンブリ動作を解除すべきデータが入力されるデータ
    入力部を備え、前記データ入力部にデータが入力された
    場合は、データアセンブリ動作を解除して、データアセ
    ンブリ動作途中のデータをメモリへ転送すべく構成して
    あることを特徴とするDMA コントローラ。
  3. 【請求項3】 データ入力部が制御レジスタであること
    を特徴とする請求項2に記載のDMA コントローラ。
  4. 【請求項4】 データ入力部がデータ入力端子であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のDMA コントローラ。
  5. 【請求項5】 外部からの制御により、データアセンブ
    動作を解除すべきデータが入力されるデータ入力部を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載のDMA コント
    ローラ。
JP24198492A 1992-09-10 1992-09-10 Dmaコントローラ Pending JPH0696006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24198492A JPH0696006A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 Dmaコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24198492A JPH0696006A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 Dmaコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0696006A true JPH0696006A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17082519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24198492A Pending JPH0696006A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 Dmaコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0696006A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2620877A1 (en) * 2010-09-21 2013-07-31 Mitsubishi Electric Corporation Dma controller and data readout device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2620877A1 (en) * 2010-09-21 2013-07-31 Mitsubishi Electric Corporation Dma controller and data readout device
EP2620877A4 (en) * 2010-09-21 2014-05-21 Mitsubishi Electric Corp DMA CONTROL AND DATA READER

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004171209A (ja) 共有メモリデータ転送装置
US7165126B2 (en) Direct memory access device
US6728797B2 (en) DMA controller
JP2006113689A (ja) バスブリッジ装置およびデータ転送方法
JP2591502B2 (ja) 情報処理システムおよびそのバス調停方式
US6292853B1 (en) DMA controller adapted for transferring data in two-dimensional mapped address space
US7203781B2 (en) Bus architecture with primary bus and secondary or slave bus wherein transfer via DMA is in single transfer phase engagement of primary bus
JP3824122B2 (ja) Dma装置
JPH0696006A (ja) Dmaコントローラ
JPH0140432B2 (ja)
JPH04323755A (ja) Dma装置
JP2724797B2 (ja) ダイレクト・メモリ・アクセス・システム
JP2689523B2 (ja) Dma転送装置
JP2534321B2 (ja) デ―タ転送制御方法及び装置
JP3266610B2 (ja) Dma転送方式
JP3201439B2 (ja) ダイレクト・メモリ・アクセス・制御回路
JP2634609B2 (ja) データ転送装置
JPH06231032A (ja) アクセス制御装置
JP2570986B2 (ja) データ転送制御装置及び方法
JP4319788B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH10222460A (ja) データ転送制御装置
JPH04333950A (ja) 情報処理システム
JPS6059462A (ja) 双方向デ−タ・バスのパイプライン・アクセス・メモリ
JPH03214275A (ja) 半導体集積回路
JPH06348644A (ja) Dma回路