JPH0695846B2 - 水田作業機の追肥用取付アタッチメント - Google Patents

水田作業機の追肥用取付アタッチメント

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JPH0695846B2
JPH0695846B2 JP30024488A JP30024488A JPH0695846B2 JP H0695846 B2 JPH0695846 B2 JP H0695846B2 JP 30024488 A JP30024488 A JP 30024488A JP 30024488 A JP30024488 A JP 30024488A JP H0695846 B2 JPH0695846 B2 JP H0695846B2
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fertilizer
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正一 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば第1図に示すように、田植機の苗植付
装置取付用四連リンク機構(3)に対して追肥用の施肥
装置(5)を取付けて、苗がある程度(50cm位)成育し
た状態で追肥を行うことのできる水田作業機の追肥用取
付アタッチメントに関する。
〔従来の技術〕
上記のように追肥作業を行う場合には、ある程度穀稈が
成育した状態にあるので、前記四連リンク機構を穂先と
接触しない位置まで上昇させて使用しなければならな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、そういう状態で四連リンク機構を持上げて使用
する場合には、畦際等で枕地旋回をする際に、旋肥装置
が圃面より十分に上り切らないことがあった。つまり、
四連リンク機構の機体に対する昇降量は一定範囲に限ら
れたものである為に、旋肥装置を持上げるだけの余裕が
残されていないのである。
本発明の目的は、四連リンク機構を持上げた状態で追肥
作業を行う構成のものであり乍ら、旋肥装置を対地上昇
させる際には十分な高さまで持上げることのできるもの
を提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による特徴構成は、 機体に対して昇降自在な四連リンク機構の基端リンク
部に取付けられる第1部材と、 前記基端リンク部に対して相対揺動すべく連結されて
いる先端リンク部に装着固定される第2部材と、 前記四連リンク機構の上昇に伴ってこのリンク機構に
対して施肥装置を上昇させるべく前記第1部材と前記第
2部材とに亘って相対姿勢変化自在に連結される施肥装
置取付用第3部材とからなる、 追肥用アタッチメントを構成する点にあり、その作用効
果は次の通りである。
〔作用〕
第1図及び第2図に基づいて、前記アタッチメントの作
動を説明すると、 (イ)四連リンク機構(3)が上昇すると、まず、基端
リンク部(3A)に対する先端リンク部(3B)の相対姿勢
が変化する。
(ロ)すると、第2図に示すように、前記第1部材
(6)と第2部材(7)とに亘って相対姿勢変化自在に
連結される第3部材(8)の姿勢が略水平姿勢から後上
り傾斜姿勢となり、旋肥装置(5)が四連リンク機構
(3)に対して上昇作動する。
したがって、四連リンク機構(3)での昇降量が限定さ
れたものであっても、この四連リンク機構(3)に対し
て旋肥装置(5)が相対的に上昇するので、対地に対す
る旋肥装置(5)の絶対上昇量は大きく採れる。
〔発明の効果〕
よって、畦際での旋回時に旋肥装置を上昇量が足りずに
地面上突出部に接当するといった問題を解消できるとと
もに、四連リンク機構の昇降量をこの追肥用施肥装置を
取付ける為だけによって無暗に大きくするといった機器
構成の大型化する構成を採ることなく、田植機本体を兼
用化できる利点を維持できるものを提供できるに至っ
た。
〔実施例〕
第1図に示すよう、操縦部(図外)を有する走行機体
(1)の後端に、機体フレームに枢支される上下一対の
基端リンク部(3A)とこの基端リンク部(3A)の先端に
相対揺動可能に連結される先端リンク部(3B)とならな
る平行四連リンク機構(3)を連結するとともに、この
リンク機構(3)の後部に追肥用アタッチメント(4)
を介して深層施肥装置(5)を取付け、水田作業機とし
ての追肥作業機を構成してある。
前記追肥用アタッチメント(4)は、前記基端リンク部
(3A)に相対揺動可能に枢支連結される第1部材(6)
と、前記先端リンク部(3B)に突設された引掛け係止片
(3b)に係止されることによってその先端リンク部(3
B)に装着固定される第2部材(7)と、前記第1部材
(6)と第2部材(7)との夫々の先端に亘って相対姿
勢変化自在に架設連結される第3部材(8)とからな
る。
前記深層施肥装置(5)は、前記第2部材(7)に取付
支持された肥料貯留ホッパー(9)と、この肥料貯留ホ
ッパー(9)の下方で肥料を繰出す繰出し機構(10)
と、繰出された肥料を施肥部位に導く流下ホース(19)
と、この流下ホース(19)からの肥料を受け深層施肥位
置で投下する肥料供給回転体(11)と、この肥料供給回
転体(11)を片持状に軸支して回転駆動する伝動ケース
(20)と、この伝動ケース(20)に動力供給するフィー
ドケース(21)とからなり、そのフィードケース(21)
を前記第3部材(8)に左右ローリング自在にベアリン
グ枢支して構成されている。
次に、深層旋肥用の肥料供給回転体(11)の構造及びそ
の取付構造について説明する。第3図に示すように、こ
の肥料供給回転体(11)は、肥料受止め用受止部(12
a)を外周面に形成した樹脂製回転体本体(12)と、こ
の回転体本体(12)に両側面により一体的にビス固定さ
れた金属製側壁(13),(13)と、前記側壁(13),
(13)の一方に一体回転する状態に固着されている回転
駆動軸(14)と、この回転駆動軸(14)に遊嵌されると
ともに、固定状態にある部材(15)と、前記回転体本体
(12)に対して円周方向等ピッチで支持されている押出
し具(16)とからなる。前記押出し具(16)は、前記受
止部(12a)に位置して載置された肥料を押出すピスト
ン(17a)とピストン(17a)を支持して回転体軸心位置
の前記カム部材(15)に接当するピストンロッド(17
b)とからなる押出し体(17)と、この押出し体(17)
をカム部材(15)に押付け姿勢するスプリング(18)と
からなる。
以上の構成から、前記回転駆動軸(14)が回転体本体
(12)とともに押出し具(16)も一体回転する。このと
きに、カム部材(15)が固定されているので、前記押出
し体(17)はカム部材(15)の外周面に沿って移動状態
乍ら回転体本体(12)に対してその半径方向に正逆移動
を行う。
次に、追肥用アタッチメント(4)の作動について説明
する。
第2図に示すように、平行四連リンク機構(3)が上
昇が開始すると、前記基端リンク部(3A)と先端リンク
部(3B)とのなす角度(α)が徐々に小さくなる。
すると、前記第2部材(7)と前記第1部材(6)と
に、連結された第3部材(8)が後上り姿勢に切換る。
その為に、前記肥料供給回転体(11)は平行四連リン
ク機構(3)に対して外方側的に上昇することになる。
したがって、平行四連リンク機構(3)の上昇限までの
昇降ストロークが限られたものであっても、確実に前記
肥料供給回転体(11)を対地浮上させることができる。
第1図に示すように、前記第1部材(6)と前記第3部
材(8)との連結部位には双方に複数個の連結用係合孔
(6a),(8a)が設けてあり、前記肥料供給回転体(1
1)の平行四連リンク機構(3)に対する相対昇降量を
変更調節できる。
前記第2部材(7)における前記第3部材(8)との連
結部位に、第3部材(8)の下方への揺動を規制する当
り部材(7a)を立設し、前記肥料供給回転体(11)の下
降限を設定する構成をとっている。
〔別実施例〕 前記フィードケース(21)に牽引用車輪を着脱できる
構成にして、路上走行時の便宜を図る構成を採ってもよ
い。
前記第1部材(6)としては上下何れの基端リンク部
(3A)に取付けてもよい。
前記平行四連リンク機構(3)に対しては施肥装置以
外に苗植付装置及び直播装置等の他作業装置を取付ける
ことができる。
前記四連リンク機構(3)は特に平行でなくてもよ
い。
施肥装置(5)としては深層用でなくてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る水田作業機の追肥用取付アタッチメ
ントの実施例を示し第1図は追肥作業状態を示す側面
図、第2図は施肥装置を対地浮上させた状態を示す側面
図、第3図は肥料供給体を示す縦断面図である。 (2)……機体、(3)……四連リンク機構、(3A)…
…基端リンク部、(3B)……先端リンク部、(6)……
第1部材、(7)……第2部材、(8)……施肥装置取
付用第3部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体(2)に対して昇降自在な四連リンク
    機構(3)の基端リンク部(3A)に取付けられる第1部
    材(6)と、前記基端リンク部(3A)に対して相対揺動
    すべく連結されている先端リンク部(3B)に装着固定さ
    れる第2部材(7)と、前記四連リンク機構(3)の上
    昇に伴ってこのリンク機構(3)に対して施肥装置
    (5)を上昇させるべく前記第1部材(6)と前記第2
    部材(7)とに亘って相対姿勢変化自在に連結される施
    肥装置取付用第3部材(8)とからなる水田作業機の追
    肥用取付アタッチメント。
JP30024488A 1988-11-28 1988-11-28 水田作業機の追肥用取付アタッチメント Expired - Lifetime JPH0695846B2 (ja)

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JPH02145113A JPH02145113A (ja) 1990-06-04
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JP2755860B2 (ja) * 1992-03-02 1998-05-25 株式会社クボタ 施肥装置付田植機

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JPH02145113A (ja) 1990-06-04

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