JPH0695543A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0695543A
JPH0695543A JP4243063A JP24306392A JPH0695543A JP H0695543 A JPH0695543 A JP H0695543A JP 4243063 A JP4243063 A JP 4243063A JP 24306392 A JP24306392 A JP 24306392A JP H0695543 A JPH0695543 A JP H0695543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
aluminum plate
image forming
unit
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP4243063A
Other languages
English (en)
Inventor
一伸 ▲高▼橋
Kazunobu Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4243063A priority Critical patent/JPH0695543A/ja
Publication of JPH0695543A publication Critical patent/JPH0695543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着ユニットから他部材への熱伝導を抑制す
る 【構成】 ヒートローラ37から発生した熱によりアル
ミニウム板41の温度が上がる。このアルミニウム板4
1は、気密性の高い空気流路44の空気を温める。この
温められた空気は、自然対流効果により上昇して、排気
スリット46からプリンタ本体20外へ排出される。常
温の空気が吸気スリット45から空気流路44に流れ込
み、アルミニウム板41の温度が下がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザープリ
ンタ等の画像形成装置に関し、特に定着部における他部
材への熱伝導を抑制する機構に係る。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザープリンタの概略構造を図
5に示す。図5において、1は光学系ユニット、2は現
像ユニット、3は感光体4、帯電装置5、クリーニング
装置6が一体とされたプロセスユニット、7はピックア
ップローラ、8は給紙カセット、9は定着ユニット、1
0は排紙トレイである。
【0003】前記定着ユニット9は、ユニット本体11
に回転自在に支持された上側のヒートローラ12と、同
じく下側の加圧ローラ13とを備えている。また、加圧
ローラ13の下方のユニット本体11には、熱反射効率
の高い板金(冷間圧延鋼板)14やアルミニウム板等が
配されている。
【0004】このため、定着ユニット9においては、ヒ
ートローラ12から発生する熱を板金14により反射さ
せて、ユニット内部の熱効率を高めている。なお、図5
中、15はサーミスタ、16はサーモスタットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
定着ユニット9の内部に蓄積した熱がユニット本体11
を通じて、他の部材(特に熱に弱い操作パネル部等)に
伝導すると、これらの部材に対して悪影響を与えてしま
うことがある。
【0006】なお、ユニット本体11の板金14の下方
には、給紙カセット8の装着部である大きな空間がある
が、この空間は、空気流路の役目を果たすものではな
く、空気の流れがない。このため、ユニット本体11か
ら他の部材への熱伝導を抑制することができなかった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、定着部から他部材
への熱伝導を抑制する画像形成装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、画像形成装置本体20に定着部39が内
装され、定着部39の周囲に定着部39から他の部材へ
の熱伝導を抑えるための空気流路44が設けられ、該空
気流路44と定着部39との間に熱伝導性のよい熱伝導
体41が設けられたものである。
【0009】請求項2による課題解決手段は、熱伝導体
41が熱反射効率のよいアルミニウム板とされたもので
ある。
【0010】
【作用】上記請求項1,2による課題解決手段におい
て、トナー像が転写された用紙Yは、定着部39に搬送
される。そして、定着部39の熱によりトナーが溶融さ
れ、用紙に定着される。このとき、定着部39から発生
した熱は、熱伝導体(アルミニウム板)41に反射して
内部の熱効率を高める。
【0011】また、アルミニウム板41は、定着部39
から発生した熱の輻射により温度が上がり、空気流路4
4の空気を温める。この温められた空気は、自然対流効
果により上昇して、外部へ排出される。そして、常温の
空気が空気流路44に流れ込み、アルミニウム板41か
ら熱を放熱させることによりアルミニウム板41の温度
が下がる。
【0012】このように、空気流路44を流れる空気に
よりアルミニウム板41の温度を下げることができるた
め、定着部39から発生する熱の他の部材への伝導を抑
制できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すレーザープリ
ンタの要部構成図、図2はレーザープリンタの全体構成
図、図3はレーザープリンタの画像形成プロセス図、図
4は定着ユニット部分の構成図である。
【0014】本実施例のレーザープリンタの全体構成を
図2に基づいて説明する。図2において、20はプリン
タ本体、21は半導体レーザー等の光学系ユニット、2
2は感光体23、帯電装置、クリーニング装置が一体と
されたプロセスユニット、24は現像ユニット、25は
転写ローラ、26はPSローラ、27は用紙通過検知
器、28は紙送りローラ、29は給紙ローラ、30は給
紙カセット、31は給紙カセット30内の用紙の有無を
検知する用紙検知器、32はペーパーガイド、33は定
着ユニット、34は用紙通過検知器、35は排紙ローラ
である。なお、レーザープリンタの画像形成プロセスお
よび用紙搬送プロセスは、図3に示す通り、既知なもの
であるので、詳細な説明は省略する。
【0015】前記定着ユニット33は、図1,4の如
く、ユニット本体36に回転自在に内装されたヒートロ
ーラ37および加圧ローラ38からなる定着部39を有
している。
【0016】前記ユニット本体36は、図4の如く、ヒ
ートローラ37側の側面が熱反射効率のよい板金40で
断面L字形に形成され、加圧ローラ38側の側面が熱反
射効率および熱伝導性のよい熱伝導体(アルミニウム
板)41で断面略コ字形に形成されている。
【0017】前記板金40には、定着ユニット33をプ
リンタ本体20に取り付けるための取付用ボス42が固
設されている。
【0018】前記アルミニウム板41とプリンタ本体2
0の外壁との間に、樹脂フレーム43が上下方向に配さ
れ、樹脂フレーム43とアルミニウム板41およびペー
パーガイド32とから気密性の高い空気流路44が形成
されている。
【0019】前記樹脂フレーム43の定着ユニット33
より下方には、図1の如く、吸気スリット45が形成さ
れている。また、プリンタ本体20の上面には、排気ス
リット46が形成されており、空気流路44は、吸気ス
リット45から排気スリット46に至る。
【0020】上記構成において、トナー像が転写された
用紙Yは、ペーパーガイド32によりヒートローラ37
および加圧ローラ38の間に搬送される。そして、ヒー
トローラ37の熱によりトナーが溶融され、用紙に定着
される。このとき、ヒートローラ37から発生した熱
は、板金40およびアルミニウム板41により反射され
てユニット本体36内に蓄積され、ユニット本体36内
が高温に維持され、ヒートローラ37の温度低下を防
ぎ、熱効率を高めている。
【0021】また、アルミニウム板41は、ユニット本
体36内に蓄積した熱が伝導することにより温度が上が
り、気密性の高い空気流路44の空気を温める。この温
められた空気は、自然対流効果により上昇して、排気ス
リット46からプリンタ本体20外へ排出される。
【0022】そして、常温の空気が吸気スリット45か
ら空気流路44に流れ込み、アルミニウム板41から放
熱され、アルミニウム板41の温度が下がる。
【0023】このように、空気流路44を流れる空気に
よりアルミニウム板41の温度を下げることができるた
め、プリンタ本体20内に蓄積した熱の他の部材への伝
導を抑制し、プリンタ本体20内の温度を低くすること
ができる。したがって、ヒートローラ37から発生する
熱による他の部材への悪影響を防止することができる。
例えば、操作パネル部の温度を3度〜5度低下させるこ
とができる。
【0024】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、フ
ァンで強制的に空気流路44の空気を排気してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、空気流路を流れる空気により熱伝導体
の温度を下げることができるため、定着部から発生した
熱の他の部材への伝導を抑制でき、画像形成装置本体内
の温度を低くすることができる。このため、定着部の熱
による他の部材への悪影響を防止することができる。
【0026】請求項2によると、アルミニウム板により
定着部から発生した熱を反射して定着部が高温に維持さ
れ、定着部の熱効率を高めることができるといった優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すレーザープリンタの要
部構成図
【図2】レーザープリンタの全体構成図
【図3】レーザープリンタの画像形成プロセス図
【図4】定着ユニット部分の構成図
【図5】従来のレーザープリンタの全体構成図
【符号の説明】
20 画像形成装置本体 39 定着部 41 熱伝導体 44 空気流路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に定着部が内装され、
    定着部の周囲に定着部から他の部材への熱伝導を抑える
    ための空気流路が設けられ、該空気流路と定着部との間
    に熱伝導性のよい熱伝導体が設けられたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の熱伝導体は、熱反射効率
    のよいアルミニウム板とされたことを特徴とする画像形
    成装置。
JP4243063A 1992-09-11 1992-09-11 画像形成装置 Pending JPH0695543A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4243063A JPH0695543A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 画像形成装置

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JP4243063A JPH0695543A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 画像形成装置

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JPH0695543A true JPH0695543A (ja) 1994-04-08

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JP4243063A Pending JPH0695543A (ja) 1992-09-11 1992-09-11 画像形成装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001109341A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2006030790A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2021144152A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 株式会社リコー 画像形成装置

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JP4508321B2 (ja) * 1999-10-05 2010-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置
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