JP2001109341A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001109341A
JP2001109341A JP28404799A JP28404799A JP2001109341A JP 2001109341 A JP2001109341 A JP 2001109341A JP 28404799 A JP28404799 A JP 28404799A JP 28404799 A JP28404799 A JP 28404799A JP 2001109341 A JP2001109341 A JP 2001109341A
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武 世取山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンを設けることなく、簡易な構成で加熱
防止を可能とする信頼性に優れた画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 定着手段11が発熱することで、第1流
路R1にエアーフローが発生し、定着手段11から発せ
られた熱を、ルーバー13aから排出することができよ
うに構成し、また、電装部15が発熱することで、第2
流路R2にエアーフローが発生し、電装部15から発せ
られた熱を、ルーバー13bから排出することができる
ように構成し、また、第1流路R1と第2流路R2とを
連通する連通路R3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
複写機・プリンタ・ワードプロセッサ及びファクシミリ
装置等の、記録媒体(シート)に画像を形成する画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
たとえば、電子写真方式や、その他の記録方式を採用す
るレーザービームプリンターや複写機等があるが、以下
画像形成装置の一例としてレーザービームプリンターを
例に挙げて説明する。
【0003】従来技術に係るレーザービームプリンター
の一例を図4及び図5を用いて説明する。
【0004】この種の画像形成装置の構造形態におい
て、給送手段による給送部から転写手段による転写部を
経由して定着手段による定着部までのシート(記録材)
搬送路は、画像形成装置内で略水平または略垂直に設け
られている。
【0005】まず、図4に示す従来技術に係る画像形成
装置(レーザービームプリンター)について説明する。
【0006】図4に示す画像形成装置の場合には、図
中、装置本体の右端側に給送手段102を、中央付近に
転写手段106を、左端側に定着手段107を配置し
て、シート搬送路が略水平となるように構成されてい
る。
【0007】そして、シート搬送路の上部に画像形成手
段(例えば、図示の例では、画像担持体104を含んだ
プロセスカートリージ103)や光源105(例えば、
図示の例ではレーザースキャナー)を配置して、給送手
段102によってシートを一枚ずつ給送し、給送された
シート上に転写手段106によって未定着画像(トナー
像)の転写を行い、定着手段107によって未定着画像
をシート上に加熱定着するという構成は広く知られてい
る。
【0008】なお、図中、101はシート積載部であ
り、ここに積載されたシートを上記給送手段102によ
って一枚ずつ分離給送するために設けられるものであ
り、108は、定着手段107によって定着済みのシー
トが排出されて積載されるシート排出部である。
【0009】また、図中、109は、装置本体に電気を
供給するための電源や各部の制御を行うための電子部品
などを備えた電装部である。
【0010】次に、図5に示す従来技術に係る画像形成
装置(レーザービームプリンター)について説明する。
【0011】図5に示す画像形成装置の場合には、図
中、装置本体の下端側に給送手段102を、中央付近に
転写手段106を、上端側に定着手段107を配置し
て、シート搬送路が略垂直となるように構成されてい
る。
【0012】そして、シート搬送路の側方に画像形成手
段(例えば、図示の例では、画像担持体104を含んだ
プロセスカートリージ103)や光源105(例えば、
図示の例ではレーザースキャナー)を配置して、給送手
段102によってシートを一枚ずつ給送し、給送された
シート上に転写手段106によって未定着画像(トナー
像)の転写を行い、定着手段107によって未定着画像
をシート上に加熱定着するという構成も知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0014】一般的に、定着手段は加熱定着を行う機能
を有するために発熱源となり、電装部についても発熱源
となるため、上記従来技術の場合には、これらの熱を原
因とする問題が発生していた。
【0015】すなわち、図4に示す構成の場合には、発
熱源となる定着手段の上部にプロセスカートリージや光
源が配置されているため、これらが加熱されてプロセス
カートリージ内のトナーが固まってしまったり、光源内
の光学レンズの屈折率が変化してしまう等の不具合が生
じ、結果として良好な出力画像が得られないことがあっ
た。
【0016】また、電装部は、略水平に設けられたシー
ト搬送路の下部に密閉されるような状態で配置されてい
たために、電装部から発生する熱は電装部エリア内に滞
留してしまい、上記と同様に、プロセスカートリージや
光源等を加熱して、不具合が生じてしまうことがあっ
た。
【0017】また、図5に示す構成の場合でも、電装部
内で発生する熱が、電装部の下部から上部に流れること
により、上方に配置されている各種部品は加熱されて温
度上昇してしまうため、故障等の不具合が発生すること
があった。
【0018】このような場合には、通常、いずれも熱に
よる不具合を解決するために、排熱ファンを設置して、
強制的なエアーフローを発生させて対策していたが、排
熱ファンを設置すると、部品点数が増加してしまった
り、装置が大型化してしまうだけでなく、ファン自体の
騒音が発生するなどの不具合を伴っていた。
【0019】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ファ
ンを設けることなく、簡易な構成で加熱防止を可能とす
る信頼性に優れた画像形成装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シートを一枚ずつ給送する給送手
段と、該給送手段によって給送されたシート上に未定着
画像を形成する画像形成手段と、前記未定着画像をシー
ト上に定着する定着手段と、を備えた画像形成装置にお
いて、前記定着手段を装置内の上方に配置すると共に、
該定着手段の発熱を利用して、装置下方から外気を取り
込んで気流を引き起こすための流路と、該流路内を流れ
る気流を装置外部へ排気させるための排気口と、を設け
ることを特徴とする。
【0021】従って、ファン等を設けることなく、定着
手段による発熱の悪影響を防止できる。
【0022】前記給送手段による給送部から前記定着手
段による定着部に至るまでのシート搬送路を、略直線的
に装置内下方から上方に向けて傾斜させて設けると共
に、前記流路は前記シート搬送路よりも下側に設け、前
記給送部側から外気を取り込み、前記定着手段の近傍に
設けられた排気口から気流を排気させるとよい。
【0023】これにより、搬送路よりも上側に設けられ
た各種部材に対して、熱による悪影響を与えることな
く、効率的に定着手段から発せられた熱を装置外部に排
出できる。
【0024】前記画像形成手段を構成する部材の一つで
ある画像担持体上に露光を行う光源を備えると共に、前
記画像形成手段および光源は、前記定着手段によって暖
められた気流に影響されない位置に配置されるとよい。
【0025】これにより、画像形成手段および光源が定
着手段により発せられた熱により悪影響を受けることが
防止される。
【0026】また、本発明にあっては、シートを一枚ず
つ給送する給送手段と、該給送手段によって給送された
シート上に未定着画像を形成する画像形成手段と、前記
未定着画像をシート上に定着する定着手段と、を備えた
画像形成装置において、前記給送手段による給送部から
前記定着手段による定着部に至るまでのシート搬送路
を、略直線的に装置内下方から上方に向けて傾斜させて
設け、該シート搬送路よりも下側に形成された空間領域
の下方に、装置本体に電気を供給するための電源を含む
電装部を配置させると共に、該電装部の発熱を利用し
て、装置下方から外気を取り込んで気流を引き起こすた
めの流路と、該流路内を流れる気流を装置外部へ排気さ
せるための排気口と、を設けることを特徴とする。
【0027】従って、ファン等を設けることなく、電装
部による発熱の悪影響を防止できる。
【0028】前記空間領域の上方で気流を排気させるよ
うな位置に、前記排気口を設けるとよい。
【0029】これにより、気流がスムーズに発生され
る。
【0030】また、本発明にあっては、シートを一枚ず
つ給送する給送手段と、該給送手段によって給送された
シート上に未定着画像を形成する画像形成手段と、前記
未定着画像をシート上に定着する定着手段と、を備えた
画像形成装置において、前記給送手段による給送部から
前記定着手段による定着部に至るまでのシート搬送路
を、略直線的に装置内下方から上方に向けて傾斜させて
設けると共に、前記定着手段の発熱を利用して、装置下
方から外気を取り込んで気流を引き起こすための第1流
路と、該第1流路内を流れる気流を装置外部へ排気させ
るための第1排気口と、前記シート搬送路よりも下側に
形成された空間領域の下方に、配置された電装部の発熱
を利用して、装置下方から外気を取り込んで気流を引き
起こすための第2流路と、該第2流路内を流れる気流を
装置外部へ排気させるための第2排気口と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0031】従って、ファン等を設けることなく、定着
手段および電装部による発熱の悪影響を防止できる。
【0032】前記第1流路と第2流路とを連通する連通
路を備えるとよい。
【0033】これにより、一般的に電装部に比べて発熱
量の多い定着手段によって、第1流路内で大きな気流が
発生するため、これに連通された第2流路内での気流を
助長させることができ、より効率的に排熱できる。
【0034】気流を装置外部へ排気させるための排気口
は、装置本体の背面側に設けられるとよい。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0036】図1〜図3を参照して、本発明の実施の形
態に係る画像形成装置について説明する。
【0037】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の概略構成断面図であり、図2は本発明の実施の形
態に係る画像形成装置の要部斜視図であり、図3は本発
明の実施の形態に係る画像形成装置の構成部材の配置態
様の変形例を示す概略構成断面図である。
【0038】ここで、本発明は、複写機やプリンタの
他、各種画像形成装置に適用できるものであるが、以下
の説明では、その一例として、画像担持体(感光体)に
レーザー光を走査して記録を行う電子写真方式を採用す
るレーザービームプリンタを例にして説明する。
【0039】まず、画像形成装置全体の概略構成等につ
いて説明すると、図中、1は画像形成装置に対して着脱
自在に構成されたシート積載部となるシートカセットで
あり、このシートカセット1内にはシート(記録材)S
が積載される。
【0040】このシートSは、シートカセット1の上部
前端側に配設された給送手段(例えば、図示のような給
送ローラ)2によって、1枚ずつ分離されつつ給送され
て、さらに、搬送手段である搬送ローラ3a,3bによ
って、転写部に搬送される。
【0041】4はレジストセンサーであり、これはシー
トSの先端位置と露光光源であるレーザースキャナー5
の発光タイミングとを同期させて、シートS上の所定位
置から画像の描き出すために設けられるものである。
【0042】6は、レーザースキャナー5内に設けられ
た折り返しミラーであり、同じくレーザースキャナー5
内に設けられたスキャナーポリゴン5aから発せられた
レーザー光の光路を規定するために設けられたものであ
る。
【0043】7はプロセスカートリージであり、このプ
ロセスカートリージ7には、画像担持体(感光体)8,
現像器,クリーナおよび帯電ローラ等の、公知の画像形
成プロセスによって未定着画像を形成するための各種部
材が含まれている。
【0044】9は、画像担持体8上の未定着画像である
顕画像(現像)をシートS上に転写して、シート上に未
定着画像を形成させるための転写手段(転写ローラ)で
あり、この転写手段9と上記プロセスカートリージ7と
によって、画像形成手段が構成されている。
【0045】10は転写後のシートSを定着手段(定着
器)11まで案内する搬送ガイドであり、定着手段11
はシートS上の未定着画像を加熱定着して、シート上に
定着するために設けられたものである。
【0046】そして、画像定着済みのシートSは、排紙
ローラ12によって、外装カバー13と一体で形成され
ている排紙トレイ14上に排出されるように構成されて
いる。
【0047】次に、シート搬送路について、さらに詳し
く説明する。
【0048】図1に示すように、給送手段2による給送
部と、画像形成手段による画像形成部(画像担持体8と
転写手段9との当接部付近)と、定着手段11による定
着部を、この定着部が最上部となるようにして、ほぼ一
直線上に斜め上方に向かって配置されている。
【0049】従って、給送手段2による給送部から定着
手段11による定着部に至るまでのシート搬送路は、図
示のように略直線的に傾斜するように設けられる。
【0050】シートカセット1に積載されているシート
Sは、給送手段2によって給送された後、ほぼ一直線の
搬送経路を搬送ローラ3によって転写部まで搬送され、
その後、画像担持体8と転写手段9によって、トナー像
の転写と同時に定着手段11まで挟持搬送される。
【0051】この間のシートSの搬送経路はほぼ一直線
であるので、シート搬送の際のシートSとガイド部材と
の摺擦音を低減できると共に、シートSを安定して搬送
でき、シート搬送の信頼性を向上させることができる。
【0052】また、定着手段11は、シート搬送路の最
上部に配置されているので、連続でプリント作業を行っ
た場合でも、定着手段11から発生する熱は、外装カバ
ー13に形成された第1排気口であるルーバー13aか
ら装着外部に排気される。
【0053】また、プロセスカートリージ7やレーザー
スキャナー5は、定着手段11から発せられた熱によっ
て暖められた気流に触れないように、定着手段11と同
程度の高さあるいは下部であって、離れた位置に配置さ
れているので、定着手段11から発生する熱の影響を受
けること無く、常に良好な出力画像を得ることが可能と
なる。
【0054】このように、外気を取り込むべく装置下方
からルーバー13aに至るまでの流路(第1流路R1)
が形成されるように、定着手段11およびルーバー13
aを配置させたことによって、ファン等を設けなくて
も、定着手段11が発熱することで、第1流路R1の図
中矢印方向に気流(以下、エアーフロー)が発生し、定
着手段11から発せられた熱を、ルーバー13aから他
の部材(特に、プロセスカートリージ7やレーザースキ
ャナー5)に悪影響を与えることなく排出することがで
きる。
【0055】従って、加熱を防止して高品位な画像形成
を可能としつつ、従来技術のようにファン等を備えた装
置と比較して、簡易かつ小型で、騒音を少なくすること
が可能となる。
【0056】更に、本実施の形態のように、シート搬送
路を画像形成装置の対角線とほぼ平行または一致させる
ことによって、様々な機構を有効に配置することが可能
となり、装置の小型化を図ることも可能となった。
【0057】次に、レーザースキャナー配置について、
詳しく説明する。
【0058】図1及び図3に示すようにレーザースキャ
ナー5のユニット配置は、スキャナーポリゴン5aから
折り返しミラー6に向かって上部に傾斜した配置となっ
ている。
【0059】ここで画像形成装置の大きさを出来るだけ
小型にするためには、図1及び図3に示すように給送手
段による給送部から定着手段による定着部に至るまでの
シート搬送路に対して略垂直な方向から画像担持体8に
レーザー光を入射することが最も有効である。
【0060】このような構成とすることによって、画像
形成装置の奥行き及び高さを最小の寸法に収めることが
可能となる。
【0061】ここで、図3に示す構成であれば、プロセ
スカートリージ7は、トレイ1の方向に略水平に着脱可
能であり、画像形成装置内でのjam処理やプロセスカ
ートリージ7の交換を全て同一方向から行うことがで
き、ユーザビリティを向上することができる。
【0062】また、図1に示す構成の場合には、プロセ
スカートリージ7の着脱は上方から行うことになるが、
定着手段11からレーザースキャナー5を遠ざけること
が出来るので、定着手段11の熱によりレーザースキャ
ナー5が昇温の影響をより一層受け難くすることが出来
るというメリットがある。
【0063】上述のように、レーザー光入射角の設定を
本実施の形態の構成にしておけば、レーザースキャナー
7の配置には大きな自由度が与えられるため、ユーザビ
リティや昇温の問題を回避することが容易となる。
【0064】次に、電装系レイアウトについて説明す
る。
【0065】AC電源,DC電源および高圧電源からな
る電装部15は、図に示すように給送手段2による給送
部から定着手段11による定着部に至るまでの斜め上方
に向かうシート搬送路の下側に形成された空間領域の下
方に配置し、電装部15が含まれた空間エリアを給送部
から定着部にかけて大きくする構成とする。
【0066】このようにすることにより、電装部15か
ら発生する熱によって生じるエアーフローの経路(第2
流路R2)を確保する。
【0067】そして、上記空間領域の上方でエアーフロ
ーを排出させるような位置に、外装カバー13に第2排
出口としてのルーバー13bを設けたことによって、フ
ァン等を設けなくても、電装部15が発熱することで、
装置本体の下部に形成された開口部13cから外気が取
り込まれて、第2流路R2の図中矢印方向にエアーフロ
ーが発生し、電装部15から発せられた熱を、ルーバー
13bから他の部材(特に、プロセスカートリージ7や
レーザースキャナー5)に悪影響を与えることなく排出
することができる。
【0068】従って、加熱を防止して高品位な画像形成
を可能としつつ、従来技術のようにファン等を備えた装
置と比較して、簡易かつ小型で、騒音を少なくすること
が可能となる。
【0069】ここで、本実施の形態では、第1流路R1
と第2流路R2とを連通する連通路R3(定着手段11
の後面下部と外装カバー13との間に空間を設けること
によって形成)を設けたことによって、単に、第1流路
R1において、外気を取り込みやすくするだけでなく、
第2流路R2におけるエアーフローを助長する効果を発
揮できるようにしている。
【0070】すなわち、電装部15が含まれた空間エリ
アよりも上部に配置されている定着手段11から発生す
る熱は、上述したように外装カバー13に設けられたル
ーバー13aから装置外部に排気される。
【0071】これにより、定着手段11から発生する高
温のエアーフローによって、連通路R3に対して大きな
吸引力が発生するため、第2流路R2のエアーフローを
助長することができる。
【0072】つまり、電装部15から発生する熱を排気
するためのエアーフローを助長し、連通路R3の近くに
設けられたルーバー13bから電装部の発熱を装置本体
外部に容易に排気することが可能となる。
【0073】このように、定着手段11の下部に大きな
空間を設けて、その下方に電装部15を配置し、更に、
定着手段11の後面下部側に定着器エリアと電装部エリ
アを結ぶ連通路を設けることで、冷却/排気のためのフ
ァンが無くても、電装部15から定着手段11にかけ
て、排熱のためのエアーフローを十分に発生させること
が可能となり、画像形成装置内部の熱こもりを解消し、
昇温を防止出来る。
【0074】これにより、ファン等を必要としない構成
が可能となり、コストダウンが達成出来ることはもちろ
ん、ファンから発生する音が無くなるので、静粛な画像
形成装置を提供することも可能となる。
【0075】また、給送手段による給送部から定着手段
による定着部に至るまでの斜め上方に向かうシート搬送
路の下部の空間エリアを有効に使用するために、電装部
15においては水平部と鉛直部から成るL字型のレイア
ウトとすることにより、電装部としての効率を更に高め
ることができる。
【0076】具体的には、発熱源となる部品又は素子を
鉛直面側に配置し、比較的発熱しない部品又は素子を水
平面側に配置することである。このようにレイアウトす
ることにより、電装部からの排熱をより効率的に行うこ
とが可能となる。
【0077】次に、駆動源の配置について説明する。
【0078】駆動源としてのモーター16は、特に図2
に示すように、画像形成装置のフレームの一部である導
電性の左側板20に直接マウントされ、且つシート搬送
路よりも下部に配置されている。
【0079】モーター16は、シート搬送路よりも下部
に配置することにより、画像形成装置の高速化に対応す
る際に、モーターの大型化やステッピングモーターから
DCモーターへの変更等に対しても柔軟に対応すること
が可能となる。
【0080】これによって、例えば1分間に画像形成す
る枚数を10枚から20枚へ変更するなどの高速化を容
易に達成することが可能となる。
【0081】また、モーターを画像形成装置の導電性の
フレームに直接マウントすることにより、モーター自体
が発生する熱を容易にフレームへ逃がすことが可能とな
り、モーター効率を向上させることが可能となるととも
に、アースを取ることも容易となるので、トータルでコ
ストダウンすることが可能となる。
【0082】また、シート搬送路よりも下部の電装部エ
リアにモーター16を配置することにより、モーター1
6から発生する熱も第2流路R2における電装部15に
よるエアーフローを助長する効果を持ち、モーター16
と電装部15の排熱をより効率的に行うことが可能とな
る。
【0083】次に、フレーム構成について説明する。
【0084】本実施の形態に係るフレーム構成は、図2
に示すように、導電性の左右1対の側壁となる左側板2
0,右側板21と、給送手段2,搬送手段(搬送ローラ
3a,3b),転写手段9および定着手段11を保持す
る樹脂からなる搬送プレート22と、光源であるレーザ
ースキャナー5を保持する導電性のスキャナープレート
23と、電装部15を保持し、画像形成装置最下部に配
置される導電性の底板24と、からなっている。
【0085】左側板20,右側板21は、剛性,電気ア
ースおよび電磁波シールドの観点から導電性材料が適し
ており、板金で構成されている。そして、上述のように
駆動源であるモーター16は左側板20に直接マウント
されており、放熱,振動低減および電気アース接続の容
易さから、大きなメリットが得られている。
【0086】給送手段2,搬送手段,転写手段9および
定着手段11等の主要ユニットを保持する部分とシート
Sの案内部を有する搬送プレート22は、複雑な形状を
1部品にすることによるコストダウン及び電装部15か
らの放熱を断熱できるというメリットがあることから、
合成樹脂材料で形成された一体成形品を用いている。
【0087】スキャナープレート23は、ポリゴンミラ
ー5aの回転により生じる振動を低減するために高剛性
である必要があり、板金材料を用いている。
【0088】また、装置最下部に配置されている底板2
4は、構造体の一部としての剛性と、電装部を保持する
ために求められる電磁波シールドとの特性を必要とする
ことから板金材料を用いている。
【0089】以上のようなフレーム構成とすることによ
り、断熱・高剛性・放熱・振動低減という機能を満足し
つつ、低コストを達成できるという効果がある。
【0090】また、シートカセット(あるいは給送トレ
イ)や排紙トレイの角度を変更することによって、排出
されたシートを見えやすくする等の目的に応じてさまざ
まな構成が可能である。
【0091】もちろんこの場合でも、上述したような加
熱防止等の効果が得られることは言うまでもない。
【0092】次に、エアーフローについて、さらに詳し
く説明する。
【0093】上述のように、本実施の形態に係る画像形
成装置のエアーフローは大きく2系統に分けられてい
る。
【0094】1つは定着手段11から発生する熱を排気
するエアーフローであり、強いエアーフローである。
【0095】2つめは電装部15から発生する熱を排熱
するためのエアーフローであり、比較的弱いエアーフロ
ーである。
【0096】そして、弱いエアーフローを助長するため
に、電装部エリアを大きくとり、電装部エリア最上部に
排気口を設けることで、電装部内での対流を促進し、排
気効率を高めている。
【0097】更に、定着部エリアと電装部エリアを結ぶ
連通路を定着器背面側に設けることにより、定着器から
の強いエアーフローが電装部の弱いエアーフローを助長
し、電装部内でのエアーフローを促進することにより電
装部の排気効率を高めている。
【0098】また、本実施の形態においては、排気口は
画像形成装置本体の背面側にのみ設けられている。
【0099】すなわち、定着器や電装部から排気される
エアーは比較的温度が高く、通常あまり好ましいもので
はなく、どちらかといえば不快なものであるため、排気
口をユーザーが操作する面から最も遠い画像形成装置背
面側にのみ配置することにより、ユーザーの操作感を向
上できるという効果がある。
【0100】以上のような構成とすることにより、ファ
ン等を設けなくても画像形成部や電装部が必要以上に温
度上昇してしまうことを防止し、画像不良や故障等の不
具合を生じることを防止することが可能となる。
【0101】また、ファン等を必要としない構成を達成
できるので、画像形成装置の静粛化や低コスト化が可能
となる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ファン
を設けることなく、定着手段や電装部から発生する熱を
装置外部に排出できるので、簡易かつ騒音の少ない構成
で加熱を防止でき、信頼性に優れる。
【0103】定着手段からの熱を排出させるための第1
流路と、電装部からの熱を排出させるための第2流路
と、を連通する連通路を備えることによって、第2流路
内での気流を助長させることができ、より効率的に排熱
できる。
【0104】気流を装置外部へ排気させるための排気口
を、装置本体の背面側に設けることによって、ユーザー
の操作感を向上させる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略
構成断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の要部
斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
部材の配置態様の変形例を示す概略構成断面図である。
【図4】従来技術に係る画像形成装置の概略構成断面図
である。
【図5】従来技術に係る画像形成装置の概略構成断面図
である。
【符号の説明】
1 シートカセット 2 給送手段(給送ローラ) 3a,3b 搬送ローラ 4 レジストセンサー 5 レーザースキャナー 5a スキャナーポリゴン 6 折り返しミラー 7 プロセスカートリージ 8 画像担持体(感光体) 9 転写手段(転写ローラ) 10 搬送ガイド 11 定着手段(定着器) 12 排紙ローラ 13 外装カバー 13a ルーバー(第1排気口) 13b ルーバー(第2排気口) 14 排紙トレイ 15 電装部 16 モーター 20 左側板 21 右側板 22 搬送プレート 23 スキャナープレート 24 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 BB27 BB28 2H027 ED16 ED25 JA11 JB14 JB15 JC04 JC08 JC13 ZA10 2H033 AA41 BA02 BA07 BA29 BB00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを一枚ずつ給送する給送手段と、 該給送手段によって給送されたシート上に未定着画像を
    形成する画像形成手段と、 前記未定着画像をシート上に定着する定着手段と、を備
    えた画像形成装置において、 前記定着手段を装置内の上方に配置すると共に、 該定着手段の発熱を利用して、装置下方から外気を取り
    込んで気流を引き起こすための流路と、 該流路内を流れる気流を装置外部へ排気させるための排
    気口と、を設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記給送手段による給送部から前記定着手
    段による定着部に至るまでのシート搬送路を、略直線的
    に装置内下方から上方に向けて傾斜させて設けると共
    に、 前記流路は前記シート搬送路よりも下側に設け、前記給
    送部側から外気を取り込み、前記定着手段の近傍に設け
    られた排気口から気流を排気させることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記画像形成手段を構成する部材の一つで
    ある画像担持体上に露光を行う光源を備えると共に、 前記画像形成手段および光源は、前記定着手段によって
    暖められた気流に影響されない位置に配置されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】シートを一枚ずつ給送する給送手段と、 該給送手段によって給送されたシート上に未定着画像を
    形成する画像形成手段と、 前記未定着画像をシート上に定着する定着手段と、を備
    えた画像形成装置において、 前記給送手段による給送部から前記定着手段による定着
    部に至るまでのシート搬送路を、略直線的に装置内下方
    から上方に向けて傾斜させて設け、 該シート搬送路よりも下側に形成された空間領域の下方
    に、装置本体に電気を供給するための電源を含む電装部
    を配置させると共に、 該電装部の発熱を利用して、装置下方から外気を取り込
    んで気流を引き起こすための流路と、 該流路内を流れる気流を装置外部へ排気させるための排
    気口と、を設けることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記空間領域の上方で気流を排気させるよ
    うな位置に、前記排気口を設けることを特徴とする請求
    項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】シートを一枚ずつ給送する給送手段と、 該給送手段によって給送されたシート上に未定着画像を
    形成する画像形成手段と、 前記未定着画像をシート上に定着する定着手段と、を備
    えた画像形成装置において、 前記給送手段による給送部から前記定着手段による定着
    部に至るまでのシート搬送路を、略直線的に装置内下方
    から上方に向けて傾斜させて設けると共に、 前記定着手段の発熱を利用して、装置下方から外気を取
    り込んで気流を引き起こすための第1流路と、 該第1流路内を流れる気流を装置外部へ排気させるため
    の第1排気口と、 前記シート搬送路よりも下側に形成された空間領域の下
    方に、配置された電装部の発熱を利用して、装置下方か
    ら外気を取り込んで気流を引き起こすための第2流路
    と、 該第2流路内を流れる気流を装置外部へ排気させるため
    の第2排気口と、を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】前記第1流路と第2流路とを連通する連通
    路を備えることを特徴とする請求項6に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】気流を装置外部へ排気させるための排気口
    は、装置本体の背面側に設けられることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
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