JPH0694943A - 光ファイバ用多芯コネクタ - Google Patents
光ファイバ用多芯コネクタInfo
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- JPH0694943A JPH0694943A JP24209092A JP24209092A JPH0694943A JP H0694943 A JPH0694943 A JP H0694943A JP 24209092 A JP24209092 A JP 24209092A JP 24209092 A JP24209092 A JP 24209092A JP H0694943 A JPH0694943 A JP H0694943A
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- Japan
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- guide pin
- connector
- optical fiber
- connector body
- optical fibers
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3885—Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 一方の多芯コネクタを他方の多芯コネクタに
接続する際に光ファイバ端面同士が常に適正に光結合さ
れ得るように構成された光ファイバ用多芯コネクタを提
供する。 【構成】 光ファイバ用多芯コネクタ本体(30)には
ガイドピン(42)を取り付けるためのガイドピン取付
孔(40)が形成され、ガイドピン(42)には少なく
とも1つの切欠き部が形成され、ガイドピン(42)の
切欠き部と機械的に係合するようになった係止手段によ
り、ガイドピン(42)はガイドピン取付孔(42)内
で固定保持される。またコネクタ本体(30)の一体成
形時に熱硬化性樹脂の収縮を抑えるべく微細な凹凸表面
を持つインサート板(52)をコネクタ本体(30)の
光ファイバ配列領域に沿って埋め込む。ガイドピン案内
孔38は相手方がガイドピンを案内して光ファイバ端面
同士を適正に光結合させる。
接続する際に光ファイバ端面同士が常に適正に光結合さ
れ得るように構成された光ファイバ用多芯コネクタを提
供する。 【構成】 光ファイバ用多芯コネクタ本体(30)には
ガイドピン(42)を取り付けるためのガイドピン取付
孔(40)が形成され、ガイドピン(42)には少なく
とも1つの切欠き部が形成され、ガイドピン(42)の
切欠き部と機械的に係合するようになった係止手段によ
り、ガイドピン(42)はガイドピン取付孔(42)内
で固定保持される。またコネクタ本体(30)の一体成
形時に熱硬化性樹脂の収縮を抑えるべく微細な凹凸表面
を持つインサート板(52)をコネクタ本体(30)の
光ファイバ配列領域に沿って埋め込む。ガイドピン案内
孔38は相手方がガイドピンを案内して光ファイバ端面
同士を適正に光結合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ用多芯コネク
タに関し、一層詳しくは熱硬化性樹脂の一体成形品とし
て形成されたコネクタ本体を具備する光ファイバ用多芯
コネクタに関する。
タに関し、一層詳しくは熱硬化性樹脂の一体成形品とし
て形成されたコネクタ本体を具備する光ファイバ用多芯
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図19を参照すると、従来の光ファイバ
用多芯コネクタの一例が参照符号10でもって全体的に
示され、この多芯コネクタ10は平坦状となった光ファ
イバコード12の一端に装着される。多芯コネクタ10
はコネクタ本体14を具備し、このコネクタ本体14は
適当な金型を用いて熱硬化性樹脂例えばエポキシ樹脂あ
るいはフェノール系樹脂等の一体成形品として形成され
る。なお、かかる熱硬化性樹脂材料中にはグラスファイ
バ等の補強材が必要に応じて混入され得る。コネクタ本
体14の一方の側端部からはガイドピン16が突出し、
その他方の側端部にはガイドピン案内孔18が形成され
る。また、コネクタ本体14にはガイドピン16とガイ
ドピン案内孔18との間に互いに平行にかつ所定ピッチ
で配置された光ファイバ取付孔が形成され、各光ファイ
バ取付孔には光ファイバコード12から剥き出しにされ
た個々の光ファイバ20が挿通される共に適当な接着剤
でもって固定される。図示の多芯コネクタ10に接続さ
れるべき他方の多芯コネクタ(図示されない)も同様な
構成を備え、これら双方の多芯コネクタを互いに接続す
る際には、一方の多芯コネクタのガイドピンが他方の多
芯コネクタのガイドピン案内孔内にそれぞれ挿通され
て、双方の多芯コネクタの光ファイバの端面同士が互い
に光結合される。なお、各多芯コネクタは適当なケーシ
ング内に保持され、双方のケーシングには多芯コネクタ
の接続時に互いにスナップ係合するようになった係止機
構が設けられ、この係止機構によって双方の多芯コネク
タの接続状態が維持される。
用多芯コネクタの一例が参照符号10でもって全体的に
示され、この多芯コネクタ10は平坦状となった光ファ
イバコード12の一端に装着される。多芯コネクタ10
はコネクタ本体14を具備し、このコネクタ本体14は
適当な金型を用いて熱硬化性樹脂例えばエポキシ樹脂あ
るいはフェノール系樹脂等の一体成形品として形成され
る。なお、かかる熱硬化性樹脂材料中にはグラスファイ
バ等の補強材が必要に応じて混入され得る。コネクタ本
体14の一方の側端部からはガイドピン16が突出し、
その他方の側端部にはガイドピン案内孔18が形成され
る。また、コネクタ本体14にはガイドピン16とガイ
ドピン案内孔18との間に互いに平行にかつ所定ピッチ
で配置された光ファイバ取付孔が形成され、各光ファイ
バ取付孔には光ファイバコード12から剥き出しにされ
た個々の光ファイバ20が挿通される共に適当な接着剤
でもって固定される。図示の多芯コネクタ10に接続さ
れるべき他方の多芯コネクタ(図示されない)も同様な
構成を備え、これら双方の多芯コネクタを互いに接続す
る際には、一方の多芯コネクタのガイドピンが他方の多
芯コネクタのガイドピン案内孔内にそれぞれ挿通され
て、双方の多芯コネクタの光ファイバの端面同士が互い
に光結合される。なお、各多芯コネクタは適当なケーシ
ング内に保持され、双方のケーシングには多芯コネクタ
の接続時に互いにスナップ係合するようになった係止機
構が設けられ、この係止機構によって双方の多芯コネク
タの接続状態が維持される。
【0003】コネクタ本体14を金型でもって一体成形
する際の手順としては、先ず金型内の両側端にはガイド
ピン16に相当する一対のロッド要素が配置され、また
その一対のロッド要素間には光ファイバ20に相当する
線材要素が配列される。次いで、熱硬化性樹脂を形成金
型内に鋳込んで離型した後にその成形品からロッド要素
および線材要素を抜き取ることによりコネクタ本体14
が得られる。その後、線材要素の抜取りにより得られた
孔すなわち光ファイバ取付孔には上述したように光ファ
イバコード12の光ファイバ20が挿通されて接着さえ
る。また、ロッド要素の抜取りにより得られた孔の一方
はガイドピン案内孔18とされ、他方の孔はガイドピン
取付孔とされ、そこにはガイドピン16が挿通されて固
定される。ガイドピン16の固定は図19に示すように
その後端側に残された孔部22内に適当な接着剤を充填
することにより行われ、かくして図19に示すような多
芯コネクタ10が得られることになる。
する際の手順としては、先ず金型内の両側端にはガイド
ピン16に相当する一対のロッド要素が配置され、また
その一対のロッド要素間には光ファイバ20に相当する
線材要素が配列される。次いで、熱硬化性樹脂を形成金
型内に鋳込んで離型した後にその成形品からロッド要素
および線材要素を抜き取ることによりコネクタ本体14
が得られる。その後、線材要素の抜取りにより得られた
孔すなわち光ファイバ取付孔には上述したように光ファ
イバコード12の光ファイバ20が挿通されて接着さえ
る。また、ロッド要素の抜取りにより得られた孔の一方
はガイドピン案内孔18とされ、他方の孔はガイドピン
取付孔とされ、そこにはガイドピン16が挿通されて固
定される。ガイドピン16の固定は図19に示すように
その後端側に残された孔部22内に適当な接着剤を充填
することにより行われ、かくして図19に示すような多
芯コネクタ10が得られることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の多芯コネクタの問題点の一つとして、ガイド
ピン16の接着剤による保持力が比較的小さい点が指摘
されている。すなわち、上述したように、ガイドピン1
6はその後端側に残された孔部22内に接着剤を充填さ
せることによって固定されるだけであり、このような接
着態様では充分な保持力は得られないということであ
る。かくして、従来では、多芯コネクタの使用時にガイ
ドピン16がそのガイドピン取付孔から抜け落ちること
があり、この場合には言うまでもなく双方の多芯コネク
タの光ファイバ端面同士の光結合が阻害されることにな
る。
うな従来の多芯コネクタの問題点の一つとして、ガイド
ピン16の接着剤による保持力が比較的小さい点が指摘
されている。すなわち、上述したように、ガイドピン1
6はその後端側に残された孔部22内に接着剤を充填さ
せることによって固定されるだけであり、このような接
着態様では充分な保持力は得られないということであ
る。かくして、従来では、多芯コネクタの使用時にガイ
ドピン16がそのガイドピン取付孔から抜け落ちること
があり、この場合には言うまでもなく双方の多芯コネク
タの光ファイバ端面同士の光結合が阻害されることにな
る。
【0005】従来の多芯コネクタの別の問題点として
は、コネクタ本体14の成形材料すなわち熱硬化性樹脂
がその硬化時に収縮し、このため光ファイバ20の配列
ピッチの精度が悪化するという点も指摘されている。勿
論、コネクタ本体14の金型は熱硬化性樹脂の収縮率を
見込んで設計されるが、しかし多芯コネクタではコネク
タ本体14の容積も大きくなるので、光ファイバ20の
配列ピッチを所定の精度で得ることは難しい。かくし
て、この場合にも双方の多芯コネクタの光ファイバ端面
同士の光結合が阻害されることになる。
は、コネクタ本体14の成形材料すなわち熱硬化性樹脂
がその硬化時に収縮し、このため光ファイバ20の配列
ピッチの精度が悪化するという点も指摘されている。勿
論、コネクタ本体14の金型は熱硬化性樹脂の収縮率を
見込んで設計されるが、しかし多芯コネクタではコネク
タ本体14の容積も大きくなるので、光ファイバ20の
配列ピッチを所定の精度で得ることは難しい。かくし
て、この場合にも双方の多芯コネクタの光ファイバ端面
同士の光結合が阻害されることになる。
【0006】なお、光ファイバの配列ピッチを正確に得
るために多芯コネクタ10をシリコンウエハから構成す
ることが提案されている。すなわち、図20および図2
1に示すように、この種の多芯コネクタ10では、コネ
クタ本体14はシリコンウエハから切り出された一対の
板状部材24および26から形成され、この板状部材2
4および26には異方性エッチングにより複数の平行V
字形溝が形成される。コネクタ本体14の両側端部に形
成される平行V字形溝はガイドピン16を収容し得る大
きさとされ、その間に所定のピッチで配列される平行V
字形溝は光ファイバを収容し得る大きさとされる。一対
の板状部材24および26は互いに整合されて鞘部材2
8内に収容されて接着される。このような構成によれ
ば、光ファイバ20を高精度の配列ピッチで配列するこ
とが可能であるが、しかしシリコンウエハから形成され
た板状部材24および26には割れが発生し易く、その
耐用性の悪さが問題とされている。
るために多芯コネクタ10をシリコンウエハから構成す
ることが提案されている。すなわち、図20および図2
1に示すように、この種の多芯コネクタ10では、コネ
クタ本体14はシリコンウエハから切り出された一対の
板状部材24および26から形成され、この板状部材2
4および26には異方性エッチングにより複数の平行V
字形溝が形成される。コネクタ本体14の両側端部に形
成される平行V字形溝はガイドピン16を収容し得る大
きさとされ、その間に所定のピッチで配列される平行V
字形溝は光ファイバを収容し得る大きさとされる。一対
の板状部材24および26は互いに整合されて鞘部材2
8内に収容されて接着される。このような構成によれ
ば、光ファイバ20を高精度の配列ピッチで配列するこ
とが可能であるが、しかしシリコンウエハから形成され
た板状部材24および26には割れが発生し易く、その
耐用性の悪さが問題とされている。
【0007】したがって、本発明の目的は、熱硬化性樹
脂から形成されたコネクタ本体を具備する光ファイバ用
多芯コネクタであって、一方の多芯コネクタを他方の多
芯コネクタに接続する際にそれら光ファイバ端面同士が
常に適正に光結合され得るように構成された光ファイバ
用多芯コネクタを提供することである。
脂から形成されたコネクタ本体を具備する光ファイバ用
多芯コネクタであって、一方の多芯コネクタを他方の多
芯コネクタに接続する際にそれら光ファイバ端面同士が
常に適正に光結合され得るように構成された光ファイバ
用多芯コネクタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、熱硬化性樹脂の一体成形品として形成されるコネク
タ本体を具備する光ファイバ用多芯コネクタにおいて、
前記コネクタ本体にはガイドピンを取り付けるためのガ
イドピン取付孔を形成し、前記ガイドピンには少なくと
も1つの切欠き部を形成し、前記ガイドピン取付孔内で
該ガイドピンを固定保持すべく該ガイドピンの切欠き部
と係合するようになった係止手段を設けることが特徴と
される。また、本発明の他の局面によれば、熱硬化性樹
脂の一体成形品として形成されるコネクタ本体を具備す
る光ファイバ用多芯コネクタにおいて、前記コネクタ本
体の一体成形時に熱硬化性樹脂の収縮を抑えるべく微細
な凹凸表面を持つ少なくとも1枚のインサート板を該コ
ネクタ本体の光ファイバ配列領域に沿って埋め込むこと
が特徴とされる。
ば、熱硬化性樹脂の一体成形品として形成されるコネク
タ本体を具備する光ファイバ用多芯コネクタにおいて、
前記コネクタ本体にはガイドピンを取り付けるためのガ
イドピン取付孔を形成し、前記ガイドピンには少なくと
も1つの切欠き部を形成し、前記ガイドピン取付孔内で
該ガイドピンを固定保持すべく該ガイドピンの切欠き部
と係合するようになった係止手段を設けることが特徴と
される。また、本発明の他の局面によれば、熱硬化性樹
脂の一体成形品として形成されるコネクタ本体を具備す
る光ファイバ用多芯コネクタにおいて、前記コネクタ本
体の一体成形時に熱硬化性樹脂の収縮を抑えるべく微細
な凹凸表面を持つ少なくとも1枚のインサート板を該コ
ネクタ本体の光ファイバ配列領域に沿って埋め込むこと
が特徴とされる。
【0009】
【作用】本発明の一局面による光ファイバ用多芯コネク
タにおいては、ガイドピンに形成された切欠き部に係止
手段が係合させられ、このためガイドピンがそのガイド
ピン取付孔から抜け落ちることが確実に阻止され得る。
また、本発明の他の局面による光ファイバ用多芯コネク
タにおいては、コネクタ本体の一体成形時での熱硬化性
樹脂の収縮がそこに埋め込まれたインサート板の微細な
凹凸表面によって抑えられるので、光ファイバを高精度
の配列ピッチで配列させることが可能となる。
タにおいては、ガイドピンに形成された切欠き部に係止
手段が係合させられ、このためガイドピンがそのガイド
ピン取付孔から抜け落ちることが確実に阻止され得る。
また、本発明の他の局面による光ファイバ用多芯コネク
タにおいては、コネクタ本体の一体成形時での熱硬化性
樹脂の収縮がそこに埋め込まれたインサート板の微細な
凹凸表面によって抑えられるので、光ファイバを高精度
の配列ピッチで配列させることが可能となる。
【0010】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図19を参照し
て、本発明による光ファイバ用多芯コネクタの実施例に
ついて説明する。先ず、図1を参照すると、本発明によ
る光ファイバ用多芯コネクタの第1の実施例が示され、
この多芯コネクタはコネクタ本体30を具備し、このコ
ネクタ本体30は例えばエポキシ樹脂あるいはフェノー
ル系樹脂等の熱硬化性樹脂の一体成形品として形成され
る。コネクタ本体30には中央窪み部が形成され、この
中央窪み部が光ファイバ配列領域とされる。すなわち、
中央窪み部には所定ピッチで配列された複数の平行V字
形溝が形成され、これら平行V字形溝の各々には光ファ
イバコード32から剥き出しにされた個々の光ファイバ
34が収容配置され、その後コネクタ本体30の中央窪
み部には押え板36が配置されると共に適当な接着剤で
もって固定され、かくしてコネクタ本体30には光ファ
イバ34を所定の配列ピッチで配置した光ファイバ配列
領域が得られることになる。なお、コネクタ本体30に
押え板36が接着固定された後、コネクタ本体30の接
続端面には研磨処理が施され、これにより光ファイバ3
4の個々の露出端面が該接続端面と面一にされる。
て、本発明による光ファイバ用多芯コネクタの実施例に
ついて説明する。先ず、図1を参照すると、本発明によ
る光ファイバ用多芯コネクタの第1の実施例が示され、
この多芯コネクタはコネクタ本体30を具備し、このコ
ネクタ本体30は例えばエポキシ樹脂あるいはフェノー
ル系樹脂等の熱硬化性樹脂の一体成形品として形成され
る。コネクタ本体30には中央窪み部が形成され、この
中央窪み部が光ファイバ配列領域とされる。すなわち、
中央窪み部には所定ピッチで配列された複数の平行V字
形溝が形成され、これら平行V字形溝の各々には光ファ
イバコード32から剥き出しにされた個々の光ファイバ
34が収容配置され、その後コネクタ本体30の中央窪
み部には押え板36が配置されると共に適当な接着剤で
もって固定され、かくしてコネクタ本体30には光ファ
イバ34を所定の配列ピッチで配置した光ファイバ配列
領域が得られることになる。なお、コネクタ本体30に
押え板36が接着固定された後、コネクタ本体30の接
続端面には研磨処理が施され、これにより光ファイバ3
4の個々の露出端面が該接続端面と面一にされる。
【0011】コネクタ本体30の両側端部にはそれぞれ
貫通孔が形成され、その一方の貫通孔はガイドピン案内
孔38とされ、他方の貫通孔はガイドピン取付孔40と
される。ガイドピン取付孔40にはガイドピン42がそ
こから突出するように固定保持される。図19を参照し
て説明した場合と同様に、図1に示した多芯コネクタ1
0に接続されるべき他方の多芯コネクタ(図示されな
い)も同様な構成を備え、これら双方の多芯コネクタを
互いに接続する際には、一方の多芯コネクタのガイドピ
ンが他方の多芯コネクタのガイドピン案内孔内にそれぞ
れ挿通されて、双方の多芯コネクタの光ファイバの端面
同士が互いに光結合される。また、各多芯コネクタを適
当なケーシング内に保持し、双方のケーシングに多芯コ
ネクタの接続時に互いにスナップ係合するようになった
係止機構を設け、この係止機構によって双方の多芯コネ
クタの接続状態を維持する点も図19を参照して説明し
た場合と同様である。
貫通孔が形成され、その一方の貫通孔はガイドピン案内
孔38とされ、他方の貫通孔はガイドピン取付孔40と
される。ガイドピン取付孔40にはガイドピン42がそ
こから突出するように固定保持される。図19を参照し
て説明した場合と同様に、図1に示した多芯コネクタ1
0に接続されるべき他方の多芯コネクタ(図示されな
い)も同様な構成を備え、これら双方の多芯コネクタを
互いに接続する際には、一方の多芯コネクタのガイドピ
ンが他方の多芯コネクタのガイドピン案内孔内にそれぞ
れ挿通されて、双方の多芯コネクタの光ファイバの端面
同士が互いに光結合される。また、各多芯コネクタを適
当なケーシング内に保持し、双方のケーシングに多芯コ
ネクタの接続時に互いにスナップ係合するようになった
係止機構を設け、この係止機構によって双方の多芯コネ
クタの接続状態を維持する点も図19を参照して説明し
た場合と同様である。
【0012】本実施例では、ガイドピン42の固定保持
のために、ガイドピン42には図2に示すように少なく
とも1つの切欠き部44が形成され、一方コネクタ本体
30にはガイドピン取付孔40内のガイドピン42の切
欠き部44を露出させるようになった開口部46が形成
され、この開口部46内には図3に示すように適当な接
着剤48が充填される。このような構成によれば、接着
剤48が硬化された後、それはガイドピストン42を機
械的に係止するための係止手段として機能することにな
る。すなわち、ガイドピン42は接着剤48の接着力で
もって固定されるだけでなく接着剤42と切欠き部44
との機械的係合によっても保持され得る。かくして、ガ
イドピン取付孔40からのガイドピン42の抜落ちが確
実に阻止され、このため2つの多芯コネクタを接続する
際に光ファイバ端面同士の適正な光結合が常に保証され
得る。なお、開口部46についてはコネクタ本体30の
一体成形の際に同時に形成することが好ましいが、必要
に応じてコネクタ本体30の一体成形後に機械加工によ
り開口部46を形成してもよい。
のために、ガイドピン42には図2に示すように少なく
とも1つの切欠き部44が形成され、一方コネクタ本体
30にはガイドピン取付孔40内のガイドピン42の切
欠き部44を露出させるようになった開口部46が形成
され、この開口部46内には図3に示すように適当な接
着剤48が充填される。このような構成によれば、接着
剤48が硬化された後、それはガイドピストン42を機
械的に係止するための係止手段として機能することにな
る。すなわち、ガイドピン42は接着剤48の接着力で
もって固定されるだけでなく接着剤42と切欠き部44
との機械的係合によっても保持され得る。かくして、ガ
イドピン取付孔40からのガイドピン42の抜落ちが確
実に阻止され、このため2つの多芯コネクタを接続する
際に光ファイバ端面同士の適正な光結合が常に保証され
得る。なお、開口部46についてはコネクタ本体30の
一体成形の際に同時に形成することが好ましいが、必要
に応じてコネクタ本体30の一体成形後に機械加工によ
り開口部46を形成してもよい。
【0013】図4には上述した第1の実施例の変形実施
例が示され、この変形実施例は開口部46が貫通孔とし
て形成される点、また切欠き部44の向きが上下方向に
されている点を除けば第1の実施例と同様なものであ
る。なお、これら両実施例では切欠き部44は共に平坦
部とされているが、その他の形状例えばV字形状として
もよい。
例が示され、この変形実施例は開口部46が貫通孔とし
て形成される点、また切欠き部44の向きが上下方向に
されている点を除けば第1の実施例と同様なものであ
る。なお、これら両実施例では切欠き部44は共に平坦
部とされているが、その他の形状例えばV字形状として
もよい。
【0014】図5を参照すると、本発明による光ファイ
バ用多芯コネクタの第2の実施例が示される。なお、同
図において、図1に示した構成要素と同様な構成要素に
ついては同じ参照符号が用いられる。第2の実施例で
も、コネクタ本体30がエポキシ樹脂あるいはフェノー
ル系樹脂等の熱硬化性樹脂の一体成形品として形成され
ることは第1の実施例の場合と同様であり、また光ファ
イバコード32から剥き出しにされた個々の光ファイバ
34も第1の実施例の場合と同様な態様でコネクタ本体
30に対して固定される。
バ用多芯コネクタの第2の実施例が示される。なお、同
図において、図1に示した構成要素と同様な構成要素に
ついては同じ参照符号が用いられる。第2の実施例で
も、コネクタ本体30がエポキシ樹脂あるいはフェノー
ル系樹脂等の熱硬化性樹脂の一体成形品として形成され
ることは第1の実施例の場合と同様であり、また光ファ
イバコード32から剥き出しにされた個々の光ファイバ
34も第1の実施例の場合と同様な態様でコネクタ本体
30に対して固定される。
【0015】第2の実施例では、ガイドピン42の固定
保持のために、ガイドピン42にはその直径方向に配置
された一対の切欠き部44、44(図6および図8)が
形成され、一方コネクタ本体30にはガイドピン取付孔
40内のガイドピン42の切欠き部44を露出させるよ
うになった開口部46が形成され、この開口部46内に
は図7に示すような弾性的係止片すなわちクリップ50
がガイドピン42を機械的に拘束保持するように挿入さ
れる。詳述すると、クリップ46は例えばばね鋼から形
成され、図7から明らかなように逆U字形の形態とされ
る。クリップ46の両脚部の幅はガイドピン42の切欠
き部44の幅、すなわちガイドピン42の長手軸線方向
に沿う幅にほぼ一致させられ、該両脚部の下端はフック
状折曲げ端として形成される。開口部46へのクリップ
50の挿入については、クリップ50の両脚部がガイド
ピン42の一対の切欠き部44、44と機械的に係合す
るようにかつ該両脚部のフック状折曲げ端が開口部46
の底面側肩部とスナップ係合するように行われる。言う
までもなく、クリップ50はガイドピン42を機械的に
係止するための係止手段として機能し、このためガイド
ピン取付孔40からのガイドピン42の抜落ちが確実に
阻止されるので、図示の多芯コネクタを他方の多芯コネ
クタ(図示されない)に接続する際に光ファイバ端面同
士の適正な光結合が常に保証され得る。
保持のために、ガイドピン42にはその直径方向に配置
された一対の切欠き部44、44(図6および図8)が
形成され、一方コネクタ本体30にはガイドピン取付孔
40内のガイドピン42の切欠き部44を露出させるよ
うになった開口部46が形成され、この開口部46内に
は図7に示すような弾性的係止片すなわちクリップ50
がガイドピン42を機械的に拘束保持するように挿入さ
れる。詳述すると、クリップ46は例えばばね鋼から形
成され、図7から明らかなように逆U字形の形態とされ
る。クリップ46の両脚部の幅はガイドピン42の切欠
き部44の幅、すなわちガイドピン42の長手軸線方向
に沿う幅にほぼ一致させられ、該両脚部の下端はフック
状折曲げ端として形成される。開口部46へのクリップ
50の挿入については、クリップ50の両脚部がガイド
ピン42の一対の切欠き部44、44と機械的に係合す
るようにかつ該両脚部のフック状折曲げ端が開口部46
の底面側肩部とスナップ係合するように行われる。言う
までもなく、クリップ50はガイドピン42を機械的に
係止するための係止手段として機能し、このためガイド
ピン取付孔40からのガイドピン42の抜落ちが確実に
阻止されるので、図示の多芯コネクタを他方の多芯コネ
クタ(図示されない)に接続する際に光ファイバ端面同
士の適正な光結合が常に保証され得る。
【0016】図9を参照すると、本発明による光ファイ
バ用多芯コネクタの第3の実施例が示される。同図で
も、図1に示した構成要素と同様な構成要素については
同じ参照符号が用いられ、またコネクタ本体30の一体
成形ならびにコネクタ本体30に対する光ファイバ34
の固定態様については図1に示した実施例の場合と同様
である。なお、図9に示した第3の実施例では、ガイド
ピン42とガイドピン案内穴38との配置関係が図1に
示した実施例の場合とは逆になっているが、このこと自
体は本発明にとって本質的な事柄ではない。
バ用多芯コネクタの第3の実施例が示される。同図で
も、図1に示した構成要素と同様な構成要素については
同じ参照符号が用いられ、またコネクタ本体30の一体
成形ならびにコネクタ本体30に対する光ファイバ34
の固定態様については図1に示した実施例の場合と同様
である。なお、図9に示した第3の実施例では、ガイド
ピン42とガイドピン案内穴38との配置関係が図1に
示した実施例の場合とは逆になっているが、このこと自
体は本発明にとって本質的な事柄ではない。
【0017】第3の実施例では、コネクタ本体30が熱
硬化性樹脂から一体成形品として形成される際に該コネ
クタ本体30にはその光ファイバ配列領域に沿ってイン
サート板52が埋め込まれる。インサート板52は適当
な鋼材あるいはステンレススチールから形成され、その
表面は図10に示すように微細な凹凸表面いわゆる梨地
表面とされる。このような微細な凹凸表面は例えばサン
ドブラスト加工あるいは放電加工等を施すことにより得
られる。このようなインサート板52をコネクタ本体3
0内に埋め込むことにより、その一体成形時での熱硬化
性樹脂の収縮特に光ファイバ配列領域における収縮が抑
制され得る。というのは、光ファイバ配列領域での熱硬
化性樹脂材料がその硬化時にインサート板の微細な凹凸
表面に機械的に係合させられ、該熱硬化性樹脂材料の収
縮が阻止され得ることになるからである。このため光フ
ァイバ配列領域での光ファイバ34の配列ピッチの狂い
が最小とされるので、光ファイバ34の配列ピッチを高
精度に維持することが可能である。かくして、図示の多
芯コネクタを他方の多芯コネクタ(図示されない)に接
続する際に光ファイバ端面同士の適正な光結合が常に保
証され得る。
硬化性樹脂から一体成形品として形成される際に該コネ
クタ本体30にはその光ファイバ配列領域に沿ってイン
サート板52が埋め込まれる。インサート板52は適当
な鋼材あるいはステンレススチールから形成され、その
表面は図10に示すように微細な凹凸表面いわゆる梨地
表面とされる。このような微細な凹凸表面は例えばサン
ドブラスト加工あるいは放電加工等を施すことにより得
られる。このようなインサート板52をコネクタ本体3
0内に埋め込むことにより、その一体成形時での熱硬化
性樹脂の収縮特に光ファイバ配列領域における収縮が抑
制され得る。というのは、光ファイバ配列領域での熱硬
化性樹脂材料がその硬化時にインサート板の微細な凹凸
表面に機械的に係合させられ、該熱硬化性樹脂材料の収
縮が阻止され得ることになるからである。このため光フ
ァイバ配列領域での光ファイバ34の配列ピッチの狂い
が最小とされるので、光ファイバ34の配列ピッチを高
精度に維持することが可能である。かくして、図示の多
芯コネクタを他方の多芯コネクタ(図示されない)に接
続する際に光ファイバ端面同士の適正な光結合が常に保
証され得る。
【0018】なお、本発明者等の研究によれば、上述し
たようなインサート板を用いない場合の収縮率が0.3 な
いし0.5%とであるのに対して、かかるインサート板をコ
ネクタ本体内に埋め込んだ場合の収縮率については0.02
ないし0.03% に抑え得ることが判明している。すなわ
ち、本発明によれば、光ファイバの配列ピッチ精度につ
いては従来の場合に比して少なくとも十倍は高め得ると
いうことになる。
たようなインサート板を用いない場合の収縮率が0.3 な
いし0.5%とであるのに対して、かかるインサート板をコ
ネクタ本体内に埋め込んだ場合の収縮率については0.02
ないし0.03% に抑え得ることが判明している。すなわ
ち、本発明によれば、光ファイバの配列ピッチ精度につ
いては従来の場合に比して少なくとも十倍は高め得ると
いうことになる。
【0019】光ファイバ配列領域での熱硬化性樹脂の収
縮を一層効果的に抑えるためには、図9および図10に
図示するように、インサート板52に光ファイバ配列領
域の両側方に沿って延びる凸条片すなわち折曲げ片54
を形成し、これにより光ファイバ34の配列方向に沿う
熱硬化性樹脂の収縮に対して一層の抵抗性を与えること
が好ましいが、しかし必要に応じてインサート板52を
単に平坦板として構成することも可能である。また、コ
ネクタ本体30に用いる熱硬化性樹脂の熱膨張係数とイ
ンサート板52の熱膨張係数をを可及的に一致させるこ
とが好ましく、例えば熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂
が用いられる場合には、インサート板52の材料として
は例えば炭素工具鋼鋼材(SK-5)が挙げられる。
縮を一層効果的に抑えるためには、図9および図10に
図示するように、インサート板52に光ファイバ配列領
域の両側方に沿って延びる凸条片すなわち折曲げ片54
を形成し、これにより光ファイバ34の配列方向に沿う
熱硬化性樹脂の収縮に対して一層の抵抗性を与えること
が好ましいが、しかし必要に応じてインサート板52を
単に平坦板として構成することも可能である。また、コ
ネクタ本体30に用いる熱硬化性樹脂の熱膨張係数とイ
ンサート板52の熱膨張係数をを可及的に一致させるこ
とが好ましく、例えば熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂
が用いられる場合には、インサート板52の材料として
は例えば炭素工具鋼鋼材(SK-5)が挙げられる。
【0020】図11を参照すると、図9に示した第3の
実施例の変形実施例が示され、この変形実施例はインサ
ート板52がガイドピン案内孔38とガイドピン42
(すなわちガイドピン取付孔40)との双方の配置領域
にまで延在させられる点を除けば第3の実施例と同様な
ものである。このような変形実施例においては、ガイド
ピン案内孔38とガイドピン取付孔40との双方の配置
領域での熱硬化性樹脂材料の収縮も抑えられるので、光
ファイバ34の配列ピッチ精度が高められるだけでな
く、ガイドピン案内孔38とガイドピン取付孔40との
位置決め精度も改善される。また、本変形実施例におい
ても、インサート板にガイドピン案内孔38およびガイ
ドピン取付孔40の配置領域のそれぞれの両側方に沿っ
て延びる一対の凸条片54、56を形成し、これにより
光ファイバ34の配列方向に沿う熱硬化性樹脂の収縮に
対して一層の抵抗性を与えることが好ましい。
実施例の変形実施例が示され、この変形実施例はインサ
ート板52がガイドピン案内孔38とガイドピン42
(すなわちガイドピン取付孔40)との双方の配置領域
にまで延在させられる点を除けば第3の実施例と同様な
ものである。このような変形実施例においては、ガイド
ピン案内孔38とガイドピン取付孔40との双方の配置
領域での熱硬化性樹脂材料の収縮も抑えられるので、光
ファイバ34の配列ピッチ精度が高められるだけでな
く、ガイドピン案内孔38とガイドピン取付孔40との
位置決め精度も改善される。また、本変形実施例におい
ても、インサート板にガイドピン案内孔38およびガイ
ドピン取付孔40の配置領域のそれぞれの両側方に沿っ
て延びる一対の凸条片54、56を形成し、これにより
光ファイバ34の配列方向に沿う熱硬化性樹脂の収縮に
対して一層の抵抗性を与えることが好ましい。
【0021】図13を参照すると、本発明による光ファ
イバ用多芯コネクタの第4の実施例が示される。同図に
おいては、図9に示した構成要素と同様な構成要素につ
いては同じ参照符号が用いられ、またコネクタ本体30
の一体成形ならびにコネクタ本体30に対する光ファイ
バ34の固定態様については図1に示した実施例の場合
と同様である。この第4の実施例においては、インサー
ト板52の一方の凸状片54には図14に示すようにそ
の一部を切り開いて一体的に形成された板ばね状クリッ
プすなわち係止片58が形成され、この係止片58は図
15に示すようにガイドピン取付孔40に連通させられ
た開口部60内に配置され、かつ該ガイドピン取付孔4
0内に部分的に突出する。一方、ガイドピン42には切
欠き部44が形成され、この切欠き部44はガイドピン
42がガイドピン取付孔40内に挿通させられた際に係
止片58とスナップ係合するようになっている。このよ
うな構成によれば、光ファイバ配列領域での熱硬化性樹
脂材料の収縮が抑えられるだけなく、ガイドピン取付孔
40からのガイドピン42の抜落ちも阻止することもで
きる。
イバ用多芯コネクタの第4の実施例が示される。同図に
おいては、図9に示した構成要素と同様な構成要素につ
いては同じ参照符号が用いられ、またコネクタ本体30
の一体成形ならびにコネクタ本体30に対する光ファイ
バ34の固定態様については図1に示した実施例の場合
と同様である。この第4の実施例においては、インサー
ト板52の一方の凸状片54には図14に示すようにそ
の一部を切り開いて一体的に形成された板ばね状クリッ
プすなわち係止片58が形成され、この係止片58は図
15に示すようにガイドピン取付孔40に連通させられ
た開口部60内に配置され、かつ該ガイドピン取付孔4
0内に部分的に突出する。一方、ガイドピン42には切
欠き部44が形成され、この切欠き部44はガイドピン
42がガイドピン取付孔40内に挿通させられた際に係
止片58とスナップ係合するようになっている。このよ
うな構成によれば、光ファイバ配列領域での熱硬化性樹
脂材料の収縮が抑えられるだけなく、ガイドピン取付孔
40からのガイドピン42の抜落ちも阻止することもで
きる。
【0022】開口部60はコネクタ本体30の一体成形
際に同時に形成することが可能であり、この場合には係
止片44を収容するようになった溝付ブッロク状鋳型
(開口部60の輪郭を持つ)がコネクタ本体30の成形
金型内に配置される。なお、開口部60はコネクタ本体
30の底面側で開口されており、これはコネクタ本体3
0の成形後にかかる溝付ブロック鋳型を抜き取るためも
のである。第4の実施例においては、係止片58はイン
サート板52の凸状片54の一部を切り開いて一体的に
形成されたが、係止片58をインサート板52とは別体
として形成してコネクタ本体30側に支持させることも
できる。
際に同時に形成することが可能であり、この場合には係
止片44を収容するようになった溝付ブッロク状鋳型
(開口部60の輪郭を持つ)がコネクタ本体30の成形
金型内に配置される。なお、開口部60はコネクタ本体
30の底面側で開口されており、これはコネクタ本体3
0の成形後にかかる溝付ブロック鋳型を抜き取るためも
のである。第4の実施例においては、係止片58はイン
サート板52の凸状片54の一部を切り開いて一体的に
形成されたが、係止片58をインサート板52とは別体
として形成してコネクタ本体30側に支持させることも
できる。
【0023】図16を参照すると、本発明による光ファ
イバ用多芯コネクタの第5の実施例が示され、同図にお
いても、図9に示した構成要素と同様な構成要素につい
ては同じ参照符号が用いられる。第5の実施例では、コ
ネクタ本体30は図19に示したコネクタ本体14と同
様な態様で一体成形され、また光ファイバコード32か
ら剥き出された個々の光ファイバ34をコネクタ本体3
0に固定させる態様も図19を参照して説明した場合と
同様である。本実施例では、コネクタ本体30内にはそ
の光ファイバ配列領域の上下に亘って図17に示すよう
な一対のインサート板52および54’が埋め込まれ、
このため該光ファイバ配列領域での熱硬化性樹脂材料の
収縮が一層効果的に抑えられ、かくして光ファイバ34
の配列ピッチを高精度で維持することが可能である。好
ましくは、インサート板52および52’のそれぞれに
は既に説明した理由のために凸状片すなわち折曲げ片5
4および54’が設けられる。
イバ用多芯コネクタの第5の実施例が示され、同図にお
いても、図9に示した構成要素と同様な構成要素につい
ては同じ参照符号が用いられる。第5の実施例では、コ
ネクタ本体30は図19に示したコネクタ本体14と同
様な態様で一体成形され、また光ファイバコード32か
ら剥き出された個々の光ファイバ34をコネクタ本体3
0に固定させる態様も図19を参照して説明した場合と
同様である。本実施例では、コネクタ本体30内にはそ
の光ファイバ配列領域の上下に亘って図17に示すよう
な一対のインサート板52および54’が埋め込まれ、
このため該光ファイバ配列領域での熱硬化性樹脂材料の
収縮が一層効果的に抑えられ、かくして光ファイバ34
の配列ピッチを高精度で維持することが可能である。好
ましくは、インサート板52および52’のそれぞれに
は既に説明した理由のために凸状片すなわち折曲げ片5
4および54’が設けられる。
【0024】図18には上述した第5の実施例の変形実
施例が示され、この変形実施例では、一対のインサート
板52および54’はコネクタ本体30内に完全に埋め
込まれ、第5の実施例のように該インサート板はコネク
タ本体30の接続端面からは露出されない。先に述べた
ように、コネクタ本体30の光ファイバ34を固定させ
た後その接続端面には研磨処理を施すことが必要であ
る。コネクタ本体30の熱硬化性樹脂よりも硬いインサ
ート板52、52’が該コネクタ本体30の接続端面に
露出させられた場合にはかかる研磨処理が難しくなる
が、しかし図18に示すような実施例では、インサート
板52、52’がコネクタ本体30内に完全に埋め込ま
れるので、その接続端面の研磨処理は容易なものとな
る。なお、同様なことは、図9、図11および図13に
示した実施例についても言えることである。
施例が示され、この変形実施例では、一対のインサート
板52および54’はコネクタ本体30内に完全に埋め
込まれ、第5の実施例のように該インサート板はコネク
タ本体30の接続端面からは露出されない。先に述べた
ように、コネクタ本体30の光ファイバ34を固定させ
た後その接続端面には研磨処理を施すことが必要であ
る。コネクタ本体30の熱硬化性樹脂よりも硬いインサ
ート板52、52’が該コネクタ本体30の接続端面に
露出させられた場合にはかかる研磨処理が難しくなる
が、しかし図18に示すような実施例では、インサート
板52、52’がコネクタ本体30内に完全に埋め込ま
れるので、その接続端面の研磨処理は容易なものとな
る。なお、同様なことは、図9、図11および図13に
示した実施例についても言えることである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の一局面による光ファイバ用多芯コネクタにおいては、
ガイドピン取付孔からのガイドピンの抜落ちが確実に阻
止されるので、また本発明による他の局面による光ファ
イバ用多芯コネクタにおいては、光ファイバ配列領域で
の熱硬化性樹脂材料の収縮が抑えられて光ファイバの配
列ピッチを高精度で維持されるので、多芯コネクタ同士
の適正な光結合が常に保証され得る。
の一局面による光ファイバ用多芯コネクタにおいては、
ガイドピン取付孔からのガイドピンの抜落ちが確実に阻
止されるので、また本発明による他の局面による光ファ
イバ用多芯コネクタにおいては、光ファイバ配列領域で
の熱硬化性樹脂材料の収縮が抑えられて光ファイバの配
列ピッチを高精度で維持されるので、多芯コネクタ同士
の適正な光結合が常に保証され得る。
【図1】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第1
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の光ファイバ用多芯コネクタに用いられる
ガイドピンの一部を示す斜視図である。
ガイドピンの一部を示す斜視図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿う部分断面図である。
【図4】図3と同様な断面図であって、本発明による光
ファイバ用多芯コネクタの第1の実施例の変形実施例を
示す図である。
ファイバ用多芯コネクタの第1の実施例の変形実施例を
示す図である。
【図5】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第2
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図6】図5の光ファイバ用多芯コネクタに用いられる
ガイドピンの一部を示す斜視図である。
ガイドピンの一部を示す斜視図である。
【図7】図5の光ファイバ用多芯コネクタに用いられる
弾性的係止片を示す斜視図である。
弾性的係止片を示す斜視図である。
【図8】図5のIIX-IIX 線に沿う部分断面図である。
【図9】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第3
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図10】図9の光ファイバ用多芯コネクタに用いられ
るインサート板を示す斜視図である。
るインサート板を示す斜視図である。
【図11】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第
3の実施例の変形実施例を示す斜視図である。
3の実施例の変形実施例を示す斜視図である。
【図12】図11の光ファイバ用多芯コネクタに用いら
れるインサート板を示す斜視図である。
れるインサート板を示す斜視図である。
【図13】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第
4の実施例を示す斜視図である。
4の実施例を示す斜視図である。
【図14】図13の光ファイバ用多芯コネクタに用いら
れるインサート板を示す斜視図である。
れるインサート板を示す斜視図である。
【図15】図13のXV-XV 線に沿う断面図である。
【図16】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第
5の実施例を示す斜視図である。
5の実施例を示す斜視図である。
【図17】図16の光ファイバ用多芯コネクタに用いら
れる一対のインサート板を示す斜視図である。
れる一対のインサート板を示す斜視図である。
【図18】本発明による光ファイバ用多芯コネクタの第
5の実施例の変形実施例を示す側面図である。
5の実施例の変形実施例を示す側面図である。
【図19】従来の光ファイバ用多芯コネクタの一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図20】従来の光ファイバ用多芯コネクタのその他の
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図21】図20の光ファイバ用多芯コネクタの接続端
面を部分的に拡大して示す拡大図である。
面を部分的に拡大して示す拡大図である。
10…多芯コネクタ 12…光ファイバコード 14…コネクタ本体 16…ガイドピン 18…ガイドピン案内孔 20…光ファイバ 22…孔部 24・26…板状部材 28…鞘部材 30…コネクタ本体 32…光ファイバコード 34…光ファイバ 36…押え板 38…ガイドピン案内孔 40…ガイドピン取付孔 42…ガイドピン 44…切欠き部 46…開口部 48…接着剤 50…係止片 52・52′…インサート板 54・54′…凸条片 56…凸条片 58…係止片 60…開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 帰山 泰志 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 江口 敏明 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本 多通信工業株式会社内 (72)発明者 吉村 宏一郎 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本 多通信工業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂の一体成形品として形成さ
れるコネクタ本体(30)を具備する光ファイバ用多芯
コネクタにおいて、 前記コネクタ本体(30)にはガイドピン(42)を取
り付けるためのガイドピン取付孔(40)が形成され、
前記ガイドピン(42)には少なくとも1つの切欠き部
(44)が形成され、前記ガイドピン取付孔(40)内
で前記ガイドピン(42)を固定保持すべく該ガイドピ
ン(42)の切欠き部(44)と機械的に係合するよう
になった係止手段(48、50、58)が設けられるこ
とを特徴とする光ファイバ用多芯コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記コネクタ本体(30)には前記ガイ
ドピン取付孔(40)内の前記ガイドピン(42)の切
欠き部(44)が露出させるようになった開口部(4
6)が形成され、前記係止手段が前記開口部に充填され
た接着剤(48)からなることを特徴とする光ファイバ
用多芯コネクタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記コネクタ本体(30)には前記ガイ
ドピン取付孔(40)内に配置された前記ガイドピン
(42)の切欠き部(44)が露出されるようになった
開口部(48)が形成され、前記係止手段が前記ガイド
ピン(42)の切欠き部とスナップ係合させるべく前記
開口部(48)から挿入されるようになった弾性的係止
片(50)からなることを特徴とする光ファイバ用多芯
コネクタ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記係止手段が前記ガイドピン取付孔
(40)内に突出するように前記コネクタ本体(30)
側に支持された弾性的係止片(58)からなり、前記ガ
イドピン取付孔(40)内に前記ガイドピン(42)を
挿通させた際に該ガイドピン(42)の切欠き部(4
4)が前記弾性的係止片(58)とスナップ係合するよ
うになっていることを特徴とする光ファイバ用多芯コネ
クタ。 - 【請求項5】 請求項4に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記コネクタ本体(30)の一体成形時
に熱硬化性樹脂の収縮を抑えるべく微細な凹凸表面を持
つインサート板(52)が該コネクタ本体(30)の光
ファイバ配列領域に沿って埋め込まれ、前記弾性的係止
片(58)が前記インサート板(52)の一部として一
体的に形成されることを特徴とする光ファイバ用多芯コ
ネクタ。 - 【請求項6】 熱硬化性樹脂の一体成形品として形成さ
れるコネクタ本体(30)を具備する光ファイバ用多芯
コネクタにおいて、 前記コネクタ本体(30)の一体成形時に熱硬化性樹脂
の収縮を抑えるべく微細な凹凸表面を持つ少なくとも1
枚のインサート板(52、52′)が該コネクタ本体
(30)の光ファイバ配列領域に沿って埋め込まれるこ
とを特徴とする光ファイバ用多芯コネクタ。 - 【請求項7】 請求項6に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記インサート板(52、52′)には
前記光ファイバ配列領域の両側方に沿って延びる凸条片
(54、54′、56)が形成されることを特徴とする
光ファイバ用多芯コネクタ。 - 【請求項8】 請求項6に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記コネクタ本体(30)にはその光フ
ァイバ配列領域の両側方にガイドピン案内孔(38)お
よびガイドピン(40)が配置され、前記インサート板
(52)が前記ガイドピン案内孔(38)および前記ガ
イドピン(42)の配置領域のそれぞれまで延在させら
れることを特徴とする光ファイバ用多芯コネクタ。 - 【請求項9】 請求項8に記載の光ファイバ用多芯コネ
クタにおいて、前記インサート板(52)には前記ガイ
ドピン(42)および前記ガイドピン案内孔(38)の
配置領域のそれぞれの両側方に沿って延びる凸条片(5
4、56)が形成されることを特徴とする光ファイバ用
多芯コネクタ。 - 【請求項10】 請求項6に記載の光ファイバ用多芯コ
ネクタにおいて、前記コネクタ本体(30)の熱膨張係
数と前記インサート板(52、52′)の熱膨張係数と
が可及的に一致させられることを特徴とする光ファイバ
用多芯コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209092A JPH0694943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用多芯コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24209092A JPH0694943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用多芯コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0694943A true JPH0694943A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=17084151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24209092A Withdrawn JPH0694943A (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 光ファイバ用多芯コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694943A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009058848A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Fujikura Ltd | 光コネクタ |
JP2012093536A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 光モジュール |
US8408816B2 (en) | 2010-03-18 | 2013-04-02 | Fujikura Ltd. | Optical connector |
CN104216067A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-17 | 江苏宇特光电科技股份有限公司 | 一种mpo连接器用的导向针及其安装方法 |
CN104216066A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-17 | 江苏宇特光电科技股份有限公司 | 一种mpo连接器的开启机构及其开启方法 |
JP2016180945A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-13 | 株式会社フジクラ | 光コネクタフェルール |
JP2016180946A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-13 | 株式会社フジクラ | 光中継器、及び、光コネクタ装置 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP24209092A patent/JPH0694943A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104216067A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-17 | 江苏宇特光电科技股份有限公司 | 一种mpo连接器用的导向针及其安装方法 |
CN104216066A (zh) * | 2014-09-19 | 2014-12-17 | 江苏宇特光电科技股份有限公司 | 一种mpo连接器的开启机构及其开启方法 |
JP2016180945A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-13 | 株式会社フジクラ | 光コネクタフェルール |
JP2016180946A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-13 | 株式会社フジクラ | 光中継器、及び、光コネクタ装置 |
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