JPH0694310B2 - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents
画像形成装置の給紙装置Info
- Publication number
- JPH0694310B2 JPH0694310B2 JP59066513A JP6651384A JPH0694310B2 JP H0694310 B2 JPH0694310 B2 JP H0694310B2 JP 59066513 A JP59066513 A JP 59066513A JP 6651384 A JP6651384 A JP 6651384A JP H0694310 B2 JPH0694310 B2 JP H0694310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- size
- feeding device
- forming apparatus
- image forming
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H1/00—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
- B65H1/04—Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形
成装置における給紙装置に関する。
成装置における給紙装置に関する。
(従来技術) 複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に
は、転写紙や記録紙等を1枚ずつ給紙する給紙装置が備
えられている。この種の給紙装置では、束ねられた記録
紙を給紙装置の底板上に積載し、この積載された紙束の
側部を、底板と直交する方向に起立したサイドフェンス
で押え、給紙される記録紙の側縁をそのサイドフェンス
で案内することが行なわれている。かゝるサイドフェン
スは記録紙の紙巾に応じてその紙巾方向に移動させられ
るようになっていて、このようなサイドフェンスの位置
の切換え手段として、例えば、サイドフェンスをこの案
内支持板上において紙巾方向に摺動させる方式が従来、
一般的に採用されるところとなっている。
は、転写紙や記録紙等を1枚ずつ給紙する給紙装置が備
えられている。この種の給紙装置では、束ねられた記録
紙を給紙装置の底板上に積載し、この積載された紙束の
側部を、底板と直交する方向に起立したサイドフェンス
で押え、給紙される記録紙の側縁をそのサイドフェンス
で案内することが行なわれている。かゝるサイドフェン
スは記録紙の紙巾に応じてその紙巾方向に移動させられ
るようになっていて、このようなサイドフェンスの位置
の切換え手段として、例えば、サイドフェンスをこの案
内支持板上において紙巾方向に摺動させる方式が従来、
一般的に採用されるところとなっている。
このような給紙装置において、サイドフェンスの位置を
検出し、この検出結果に基づいて当該記録紙のサイズを
例えば複写機の操作パネル上に表示するようにすると、
給紙装置に、いかなるサイズの記録紙が収容されている
かを察知することができる。
検出し、この検出結果に基づいて当該記録紙のサイズを
例えば複写機の操作パネル上に表示するようにすると、
給紙装置に、いかなるサイズの記録紙が収容されている
かを察知することができる。
然るに、例えば、B5サイズの記録紙を横送り(給紙方向
を短手方向とする)する場合と、B4サイズの記録紙を縦
送り(給紙方向を長手方向とする)する場合とでは、紙
巾が両者につき等しくなるために、サイドフェンスの位
置を検出しても、給紙装置に収容されている記録紙サイ
ズが、B5サイズのものであるか、B4サイズのものである
かを検出することができない。
を短手方向とする)する場合と、B4サイズの記録紙を縦
送り(給紙方向を長手方向とする)する場合とでは、紙
巾が両者につき等しくなるために、サイドフェンスの位
置を検出しても、給紙装置に収容されている記録紙サイ
ズが、B5サイズのものであるか、B4サイズのものである
かを検出することができない。
(目 的) 本発明の目的は、上記点に鑑みなされた、互にサイズの
異なる記録紙につき、同じ記録紙巾であっても、記録紙
のサイズを各々に対し判別検出できるようにした、画像
形成装置の給紙装置を提供することにある。
異なる記録紙につき、同じ記録紙巾であっても、記録紙
のサイズを各々に対し判別検出できるようにした、画像
形成装置の給紙装置を提供することにある。
(構 成) 本発明の構成について、以下、実施例に基づき説明す
る。
る。
第1図は、画像形成装置の1例の電子写真複写機の外観
図を示していて、この複写機本体1には、給紙カセット
2の他、この下段に、ユニット化された給紙装置3が設
置されており、この給紙装置3は例えば1000枚乃至1500
枚程度の記録紙としての転写紙が収容できるようになっ
ている。
図を示していて、この複写機本体1には、給紙カセット
2の他、この下段に、ユニット化された給紙装置3が設
置されており、この給紙装置3は例えば1000枚乃至1500
枚程度の記録紙としての転写紙が収容できるようになっ
ている。
給紙装置3は、給紙カセット2の装填方向と同方向に装
填せられ、この装填後、給紙装置3が不用意に外れるこ
とがないように、ねじ等により複写機本体に固定される
ようになっている。この固定後、複写機本体と、本給紙
装置との間で制御信号をとり交すためのハーネスが接続
されるようになっている。
填せられ、この装填後、給紙装置3が不用意に外れるこ
とがないように、ねじ等により複写機本体に固定される
ようになっている。この固定後、複写機本体と、本給紙
装置との間で制御信号をとり交すためのハーネスが接続
されるようになっている。
給紙装置3には、透明な上カバー4が複写機側の奥端を
支点として回動開閉自在に、同じく透明なサイドカバー
5が下端を支点として回動開閉自在にそれぞれ設けられ
ている。なお、両カバー4,5のうちの少なくとも一方が
開放されたとき、給紙装置3に設けられた操作パネル部
6の表示部8(第2図参照)が点灯し、この点灯によ
り、カバーが開放された旨を複写機使用者が察知できる
ようになっている。
支点として回動開閉自在に、同じく透明なサイドカバー
5が下端を支点として回動開閉自在にそれぞれ設けられ
ている。なお、両カバー4,5のうちの少なくとも一方が
開放されたとき、給紙装置3に設けられた操作パネル部
6の表示部8(第2図参照)が点灯し、この点灯によ
り、カバーが開放された旨を複写機使用者が察知できる
ようになっている。
ここで、第1図に示すサイドカバー5を開放し、1000枚
程度の転写紙を第3図に示す、給紙装置3の底板9上に
載置する。次いで、サイドカバー5を閉じると、底板9
は後述する底板上昇機構によって上昇し、転写紙11の上
面が、図示する如く給紙コロ12に当接し、かつ、この給
紙コロ12を僅に持ち上げると、図示されないスイッチが
働いて、このときのスイッチング信号により、底板上昇
機構が不作動となり、底板9の上昇は停止するようにな
っている。
程度の転写紙を第3図に示す、給紙装置3の底板9上に
載置する。次いで、サイドカバー5を閉じると、底板9
は後述する底板上昇機構によって上昇し、転写紙11の上
面が、図示する如く給紙コロ12に当接し、かつ、この給
紙コロ12を僅に持ち上げると、図示されないスイッチが
働いて、このときのスイッチング信号により、底板上昇
機構が不作動となり、底板9の上昇は停止するようにな
っている。
以上の態勢で、給紙コロ12が矢印方向に回転し、この回
転により、転写紙はこの給紙方向に配設された分離搬送
ローラ対13へ向けて送られる。この分離搬送ローラ対13
は転写紙が給紙コロ12から複数枚送られたとき、転写紙
を1枚のみ分離して搬送する。転写紙が1枚毎に送ら
れ、この送り枚数が複数枚になると、この度毎に底板9
は間欠上昇し、これにより、給紙レベルが一定に保持さ
れるようになっている。
転により、転写紙はこの給紙方向に配設された分離搬送
ローラ対13へ向けて送られる。この分離搬送ローラ対13
は転写紙が給紙コロ12から複数枚送られたとき、転写紙
を1枚のみ分離して搬送する。転写紙が1枚毎に送ら
れ、この送り枚数が複数枚になると、この度毎に底板9
は間欠上昇し、これにより、給紙レベルが一定に保持さ
れるようになっている。
底板9上の転写紙が無くなると、紙無し検知レバー14が
底板9に設けた欠き部9aに落ち込んで、図示されないス
イッチを働かせ、このスイッチング信号により、複写機
本体1の表示手段としての操作パネル部15(第1図参
照)上に紙無し表示が行なわれるようになっている。
底板9に設けた欠き部9aに落ち込んで、図示されないス
イッチを働かせ、このスイッチング信号により、複写機
本体1の表示手段としての操作パネル部15(第1図参
照)上に紙無し表示が行なわれるようになっている。
次いで、この表示を察知して第2図に示す、給紙装置の
操作パネル部6に設けられ底板下降指示釦7を押すと、
底板9は、最下降位置まで移動し、この位置において図
示されないリミットセンサにより停止するようになって
いる。なお、底板9上の転写紙が少なくなって、これを
補充するとき、あるいは、転写紙のサイズを変えるとき
にも、底板下降指示釦7はその都度、押下される。
操作パネル部6に設けられ底板下降指示釦7を押すと、
底板9は、最下降位置まで移動し、この位置において図
示されないリミットセンサにより停止するようになって
いる。なお、底板9上の転写紙が少なくなって、これを
補充するとき、あるいは、転写紙のサイズを変えるとき
にも、底板下降指示釦7はその都度、押下される。
ここで、本発明給紙装置のサイドフェンスの位置を切換
える構成について以下に述べる。
える構成について以下に述べる。
本給紙装置は、第4図に示す如く、給紙コロ12による転
写紙給紙方式が中央基準で行なわれる方式となってい
て、かつ、この実施例として、紙巾が6通りに異なる転
写紙を給紙できるようになっている。
写紙給紙方式が中央基準で行なわれる方式となってい
て、かつ、この実施例として、紙巾が6通りに異なる転
写紙を給紙できるようになっている。
また、第4図において、B5R,A4R,8 1/2″×11″R,8 1/
2″×14″R,B5,B4R,11″×8 1/2″,A4等のように、8通
りに転写紙が給紙できるようになっている。なお、Rは
縦送りを意味するものであって、例えば、B5RはB5サイ
ズの転写紙が縦送りされることを意味し、B5はB5サイズ
の転写紙が横送りされることを意味する。
2″×14″R,B5,B4R,11″×8 1/2″,A4等のように、8通
りに転写紙が給紙できるようになっている。なお、Rは
縦送りを意味するものであって、例えば、B5RはB5サイ
ズの転写紙が縦送りされることを意味し、B5はB5サイズ
の転写紙が横送りされることを意味する。
ここで、縦送りとは、給紙方向と平行する転写紙の長さ
が、給紙方向と直交する紙巾方向の長さよりも、長くな
るようにして、転写紙を底板上に載置したときの、転写
紙の送り方式を示すものであり、また、横送りとは、給
紙方向と平行する転写紙の長さが、給紙方向と直交する
紙巾方向の長さよりも、短くなるようにして、転写紙を
底板上に載置したときの、転写紙の送り方式を示すもの
である。なお、8 1/2″×11″の大きさのものは通常、
レターサイズと呼ばれており、また、8 1/2″×14″の
大きさのものは通常、リーガルサイズと呼ばれている。
が、給紙方向と直交する紙巾方向の長さよりも、長くな
るようにして、転写紙を底板上に載置したときの、転写
紙の送り方式を示すものであり、また、横送りとは、給
紙方向と平行する転写紙の長さが、給紙方向と直交する
紙巾方向の長さよりも、短くなるようにして、転写紙を
底板上に載置したときの、転写紙の送り方式を示すもの
である。なお、8 1/2″×11″の大きさのものは通常、
レターサイズと呼ばれており、また、8 1/2″×14″の
大きさのものは通常、リーガルサイズと呼ばれている。
第4図に示すように、例えば、B5サイズのものを横送り
し、B4サイズのものを縦送りする場合には、双方共、紙
巾は同じになる。また、レターサイズのものと、リーガ
ルサイズのものとを両方共、縦送りする場合にも、紙巾
は双方共、同じになる。
し、B4サイズのものを縦送りする場合には、双方共、紙
巾は同じになる。また、レターサイズのものと、リーガ
ルサイズのものとを両方共、縦送りする場合にも、紙巾
は双方共、同じになる。
なお、例えば、A4サイズのものを横送りにすると、これ
を縦送りにした場合と比して、露光走査長さをlだけ短
くすることができ、1枚当たりのコピー時間を短縮化す
ることができる。また、B4サイズの原稿を用いて、B5サ
イズの転写紙に縮小複写を行なうときなど、B5サイズの
転写紙を縦送りにすると都合が良い。このような理由
で、転写紙を縦送りにしたり、あるいは、横送りにした
りするのである。
を縦送りにした場合と比して、露光走査長さをlだけ短
くすることができ、1枚当たりのコピー時間を短縮化す
ることができる。また、B4サイズの原稿を用いて、B5サ
イズの転写紙に縮小複写を行なうときなど、B5サイズの
転写紙を縦送りにすると都合が良い。このような理由
で、転写紙を縦送りにしたり、あるいは、横送りにした
りするのである。
ここで、第4図において、実線や破線や一点鎖線や二点
鎖線等が紙束の輪郭を示すものとして、破線で示すB5サ
イズ(縦送り)の紙束の、給紙方向Aと平行する両側部
にはサイドフェンス16,17がそれぞれ接している。
鎖線等が紙束の輪郭を示すものとして、破線で示すB5サ
イズ(縦送り)の紙束の、給紙方向Aと平行する両側部
にはサイドフェンス16,17がそれぞれ接している。
本給紙装置では、かゝるサイドフェンス16,17を紙巾の
大きさに応じて紙巾方向に移動せしめ、その位置を極く
簡単にして誤りなく切換えることができるようになって
いる。即ち、両サイドフェンス16,17の間隔を紙巾に応
じて広げたり、狭めたりするのである。この実施例にお
いては、サイドフェンスの位置は6通りに切換えられ
る。
大きさに応じて紙巾方向に移動せしめ、その位置を極く
簡単にして誤りなく切換えることができるようになって
いる。即ち、両サイドフェンス16,17の間隔を紙巾に応
じて広げたり、狭めたりするのである。この実施例にお
いては、サイドフェンスの位置は6通りに切換えられ
る。
以上のような機能を達成し得る構成について、以下に説
明するに、第5図において、サイドフェンス16は、給紙
方向Aと平行する方向に3本、互に間隔を置いて配列せ
られ、移動板19上と、これに締結される張り出し板21上
とに基端をそれぞれ固定され、起立した状態となってい
る。また、今一つの移動板20上と、張り出し板22上とに
も、各サイドフェンス16と対向するようにサイドフェン
ス17が固定されている。サイドフェンス16,17の各上端
には、桁部材23,24が組み付けられていて、各サイドフ
ェンスを一体化して、これを剛体構造としている。
明するに、第5図において、サイドフェンス16は、給紙
方向Aと平行する方向に3本、互に間隔を置いて配列せ
られ、移動板19上と、これに締結される張り出し板21上
とに基端をそれぞれ固定され、起立した状態となってい
る。また、今一つの移動板20上と、張り出し板22上とに
も、各サイドフェンス16と対向するようにサイドフェン
ス17が固定されている。サイドフェンス16,17の各上端
には、桁部材23,24が組み付けられていて、各サイドフ
ェンスを一体化して、これを剛体構造としている。
両移動板19,20には、ラック19a,20aがそれぞれ設けられ
ていて、この両ラック19a,20aは、基底板25に回転自在
に支持されたピニオン26に噛み合っている。
ていて、この両ラック19a,20aは、基底板25に回転自在
に支持されたピニオン26に噛み合っている。
両移動板19,20は、互に平行する2本の案内軸27,28に摺
動自在に支持されていて、この案内軸上を、両移動板1
9,20は紙巾方向に移動し得るようになっている。なお。
両案内軸27,28の軸端は第6図に示すように給紙装置3
のユニット側板29に固定されるようになっている。な
お、第6図において案内軸28の方はこの図示を省略され
ている。
動自在に支持されていて、この案内軸上を、両移動板1
9,20は紙巾方向に移動し得るようになっている。なお。
両案内軸27,28の軸端は第6図に示すように給紙装置3
のユニット側板29に固定されるようになっている。な
お、第6図において案内軸28の方はこの図示を省略され
ている。
両移動板19,20の上位には底板9が設けられていて、こ
の底板9には第6図に示すように、矩形穴9b,9cがそれ
ぞれ穿たれている。そして、この矩形穴9b,9cにはサイ
ドフェンス16,17が貫通している。
の底板9には第6図に示すように、矩形穴9b,9cがそれ
ぞれ穿たれている。そして、この矩形穴9b,9cにはサイ
ドフェンス16,17が貫通している。
第5図において、基底板25にはピン31によって作動レバ
ー32が枢着されていて、この一腕に穿たれた長孔32aに
はコロ34が嵌入し、このコロ34は移動板19に下方に向け
て植設されたピン35に回転自在に装着されている。作動
レバー32の他腕にはカムフォロワ33が植設されていて、
このカムフォロワ33は基底板25に穿った孤状孔36を貫通
して下方へ延び出ている。
ー32が枢着されていて、この一腕に穿たれた長孔32aに
はコロ34が嵌入し、このコロ34は移動板19に下方に向け
て植設されたピン35に回転自在に装着されている。作動
レバー32の他腕にはカムフォロワ33が植設されていて、
このカムフォロワ33は基底板25に穿った孤状孔36を貫通
して下方へ延び出ている。
基底板25の裏側には、カム溝37を有するサイズ設定部材
38が設けられれいて、このサイズ設定部材38は、図のよ
うに回転円盤形を成しており、後述するようにサイドフ
ェンス16,17の位置を、転写紙巾に応じて切換える機能
を達成する。以後、このサイズ設定部材38をサイズ設定
円盤と称する。
38が設けられれいて、このサイズ設定部材38は、図のよ
うに回転円盤形を成しており、後述するようにサイドフ
ェンス16,17の位置を、転写紙巾に応じて切換える機能
を達成する。以後、このサイズ設定部材38をサイズ設定
円盤と称する。
サイズ設定円盤38は基底板25に固定された軸39に対し回
転自在に支持されている。サイズ設定円盤38のカム溝37
は第7図に示すように回転中心に対し円周方向に沿って
漸次、遠ざかる溝形状を成していて、このカム溝37には
カムフォロワ33が係合している。
転自在に支持されている。サイズ設定円盤38のカム溝37
は第7図に示すように回転中心に対し円周方向に沿って
漸次、遠ざかる溝形状を成していて、このカム溝37には
カムフォロワ33が係合している。
カム溝37と共に回転中心と同心状に配置された周壁部41
の上面には、V字状の切欠き41a,41b,41c,41d,41e,41f,
41g,41hがそれぞれ間隔を置いて刻設されている。第5
図において基底板25には弾性板42の基端が固定され、こ
の弾性板42の自由端に固植されたピン43は、矩形穴44を
通して、8箇のうちの切欠き、例えば符号41aで示す切
欠きに係合している。弾性板42の上面には、支持板45に
固設されたスイッチ46のアクチュエータ46aが係合して
いる。
の上面には、V字状の切欠き41a,41b,41c,41d,41e,41f,
41g,41hがそれぞれ間隔を置いて刻設されている。第5
図において基底板25には弾性板42の基端が固定され、こ
の弾性板42の自由端に固植されたピン43は、矩形穴44を
通して、8箇のうちの切欠き、例えば符号41aで示す切
欠きに係合している。弾性板42の上面には、支持板45に
固設されたスイッチ46のアクチュエータ46aが係合して
いる。
サイズ設定円盤38の上面には、円周方向に互に間隔を置
いてB5R,A4R…というように転写紙サイズを表示する表
示部が設けられており、このサイズの1つは、第6図に
示すように、サイズ設定円盤38の一部が給紙装置3の本
体から露呈することにより、外部から目視できるように
なっている。
いてB5R,A4R…というように転写紙サイズを表示する表
示部が設けられており、このサイズの1つは、第6図に
示すように、サイズ設定円盤38の一部が給紙装置3の本
体から露呈することにより、外部から目視できるように
なっている。
ここで、第7図に示す状態で、サイズ設定円盤38の外部
に露呈された部分は、「B5R」と表示されており、この
表示状態において、第6図に示す如く、サイドフェンス
16,17は、最も狭められた位置に置かれている。そし
て、この位置で、サイドフェンス16,17は、底板9上に
載置されるB5サイズの転写紙の紙束11の両側部を押さえ
ている。この状態でB5サイズの転写紙は縦送りされるの
である。
に露呈された部分は、「B5R」と表示されており、この
表示状態において、第6図に示す如く、サイドフェンス
16,17は、最も狭められた位置に置かれている。そし
て、この位置で、サイドフェンス16,17は、底板9上に
載置されるB5サイズの転写紙の紙束11の両側部を押さえ
ている。この状態でB5サイズの転写紙は縦送りされるの
である。
次に、A4サイズの転写紙を縦送りすべく、サイドフェン
ス16,17の位置を切換えるには、第7図において、サイ
ズ設定円盤38を反時計方向に第8図の位置まで回動させ
る。この回動は、第6図に示すように、サイズ設定円盤
38の露呈部を指で押さえ乍ら行なう。サイズ設定円盤38
には、これを回し易くするために、その周面にローレッ
トが刻まれている。
ス16,17の位置を切換えるには、第7図において、サイ
ズ設定円盤38を反時計方向に第8図の位置まで回動させ
る。この回動は、第6図に示すように、サイズ設定円盤
38の露呈部を指で押さえ乍ら行なう。サイズ設定円盤38
には、これを回し易くするために、その周面にローレッ
トが刻まれている。
サイズ設定円盤38を、第7図の位置から反時計方向に第
8図の位置まで回動させるとき、切欠き41aに係合して
いるピン43は、弾性板42の弾力に抗して切欠き41aから
周壁部41の上面に乗り上げ、第8図の状態で、ピン43
は、今度は次の切欠き41bに落ち込み、サイズ設定円盤3
8を第8図の位置にクリックストップせしめる。
8図の位置まで回動させるとき、切欠き41aに係合して
いるピン43は、弾性板42の弾力に抗して切欠き41aから
周壁部41の上面に乗り上げ、第8図の状態で、ピン43
は、今度は次の切欠き41bに落ち込み、サイズ設定円盤3
8を第8図の位置にクリックストップせしめる。
一方、サイズ設定円盤38が第7図の位置から第8図の位
置に回動するとき、カム溝37も円盤38と一体に回動する
ので、漸次、円盤38の回動中心から円周方向に沿って遠
ざかるカム溝に従動して、カムフォロワ33は第7図にお
いて矢印方向に動かされ、かつ、上述のクリックストッ
プ機能により、第8図の位置で停止する。
置に回動するとき、カム溝37も円盤38と一体に回動する
ので、漸次、円盤38の回動中心から円周方向に沿って遠
ざかるカム溝に従動して、カムフォロワ33は第7図にお
いて矢印方向に動かされ、かつ、上述のクリックストッ
プ機能により、第8図の位置で停止する。
カムフォロワ33が第7図から第8図の位置に変位すると
き、作動レバー32は、ピン31の周りに時計方向に旋回せ
しめられ、このとき、第5図に示すように、コロ34およ
びピン35を介して移動板19が矢印方向に移動させられ
る。
き、作動レバー32は、ピン31の周りに時計方向に旋回せ
しめられ、このとき、第5図に示すように、コロ34およ
びピン35を介して移動板19が矢印方向に移動させられ
る。
移動板19が移動すると、ラック19aによって、ピニオン2
6は矢印方向に回転させられ、この回転により、ラック2
0aがピニオン26に噛み合う移動板20は矢印方向に移動さ
せられる。即ち、両サイドフェンス16,17は拡開し、こ
のサイドフェンス16,17は、縦送りされるA4サイズの転
写紙の紙巾に相当する距離をもって、互に対向すること
となる。このようにして、両サイドフェンス16,17は、
縦送りされるA4サイズの位置に切換えられると共に、先
に述べたピン43によるクリックストップ機能により、そ
の切換え位置に動かぬようにセットされる。この状態で
は勿論、サイズ設定円盤38の表示部(第6図参照)は
「A4R」を表示している。
6は矢印方向に回転させられ、この回転により、ラック2
0aがピニオン26に噛み合う移動板20は矢印方向に移動さ
せられる。即ち、両サイドフェンス16,17は拡開し、こ
のサイドフェンス16,17は、縦送りされるA4サイズの転
写紙の紙巾に相当する距離をもって、互に対向すること
となる。このようにして、両サイドフェンス16,17は、
縦送りされるA4サイズの位置に切換えられると共に、先
に述べたピン43によるクリックストップ機能により、そ
の切換え位置に動かぬようにセットされる。この状態で
は勿論、サイズ設定円盤38の表示部(第6図参照)は
「A4R」を表示している。
サイズ設定円盤38を第8図の位置から、さらに回動させ
ると、ピン43は次の切欠き41cに落ち込んで、サイズ設
定円盤38がクリックストップせしめられ、サイドフェン
ス16,17は、縦送りされるレターサイズ(8 1/2″×11″
R)の位置に切換えられる。このあと、さらに、サイズ
設定円盤38をピン43が切欠き41dに落ち込むまで回動さ
せると、サイドフェンス16,17は、縦送りされるリーガ
ルサイズ(8 1/2″×14″R)の位置に切換えられる。
この場合、レターサイズの転写紙の紙巾と、リーガルサ
イズの転写紙の紙巾とは同じであるから、サイドフェン
ス16,17の位置は変わらない。
ると、ピン43は次の切欠き41cに落ち込んで、サイズ設
定円盤38がクリックストップせしめられ、サイドフェン
ス16,17は、縦送りされるレターサイズ(8 1/2″×11″
R)の位置に切換えられる。このあと、さらに、サイズ
設定円盤38をピン43が切欠き41dに落ち込むまで回動さ
せると、サイドフェンス16,17は、縦送りされるリーガ
ルサイズ(8 1/2″×14″R)の位置に切換えられる。
この場合、レターサイズの転写紙の紙巾と、リーガルサ
イズの転写紙の紙巾とは同じであるから、サイドフェン
ス16,17の位置は変わらない。
今、第7図に示したa,b,c,d,e,f,g,h点のうち、a点に
カムフォロワ33が相対的に位置するときには、サイドフ
ェンスはB5Rの位置に設定され、b点にカムフォロワ33
が位置するときはサイドフェンスはA4Rの位置に設定さ
れる。同様にしてc点のときには8 1/2″×11″Rの位
置に、d点のときには8 1/2″×14″Rの位置にサイド
フェンスはそれぞれ設定される。a〜c点間におけるカ
ム溝の部分は、その回転半径が漸次異なる第2−1の領
域を形成する。この場合、c点,d点について着目する
に、このc,d点間におけるカム溝の部分は、この回転半
径が等しい一定の回転角度内の軸39の軸心を中心とする
円弧からなる第1−1の領域を形成する。即ち、カムフ
ォロワ33がc点,d点にそれぞれ置かれるときは、両サイ
ドフェンス16,17の間隔は変らないのである。
カムフォロワ33が相対的に位置するときには、サイドフ
ェンスはB5Rの位置に設定され、b点にカムフォロワ33
が位置するときはサイドフェンスはA4Rの位置に設定さ
れる。同様にしてc点のときには8 1/2″×11″Rの位
置に、d点のときには8 1/2″×14″Rの位置にサイド
フェンスはそれぞれ設定される。a〜c点間におけるカ
ム溝の部分は、その回転半径が漸次異なる第2−1の領
域を形成する。この場合、c点,d点について着目する
に、このc,d点間におけるカム溝の部分は、この回転半
径が等しい一定の回転角度内の軸39の軸心を中心とする
円弧からなる第1−1の領域を形成する。即ち、カムフ
ォロワ33がc点,d点にそれぞれ置かれるときは、両サイ
ドフェンス16,17の間隔は変らないのである。
e〜f点間におけるカム溝の部分は、その回転半径が等
しい一定の回転角度内の軸39の軸心を中心とする円弧か
らなる第1−2の領域を形成する。よって、カムフォロ
ワ33がe点,f点に置かれるときも、両サイドフェンス1
6,17の間隔は変らない。ちなみに、カムフォロワ33がe
点に置かれるときは、サイドフェンスはB5位置に設定さ
れ、f点に置かれるときは、サイドフェンスはB4R位置
に設定される。この場合にも、第4図に示すように、縦
送りされるB5サイズの紙巾と、縦送りされるB4サイズの
紙巾とは等しくなる。d〜e点間におけるカム溝の部分
は、その回転半径が漸次異なる第2−2の領域を形成
し、さらに、f〜h点間におけるカム溝の部分は、その
回転半径が漸次異なる第2−3の領域を形成する。
しい一定の回転角度内の軸39の軸心を中心とする円弧か
らなる第1−2の領域を形成する。よって、カムフォロ
ワ33がe点,f点に置かれるときも、両サイドフェンス1
6,17の間隔は変らない。ちなみに、カムフォロワ33がe
点に置かれるときは、サイドフェンスはB5位置に設定さ
れ、f点に置かれるときは、サイドフェンスはB4R位置
に設定される。この場合にも、第4図に示すように、縦
送りされるB5サイズの紙巾と、縦送りされるB4サイズの
紙巾とは等しくなる。d〜e点間におけるカム溝の部分
は、その回転半径が漸次異なる第2−2の領域を形成
し、さらに、f〜h点間におけるカム溝の部分は、その
回転半径が漸次異なる第2−3の領域を形成する。
第9図は、カムフォロワ33がカム溝37のh点位置に置か
れている状態を示していて、作動レバー32が最大限、時
計方向に旋回した態勢となっている。この態勢で、サイ
ドフェンス16,17は最も拡開した位置に置かれ、この状
態で、サイドフェンス16,17間には横送りされるA4サイ
ズの転写紙の紙束がセットされる。なお、第9図の位置
から、サイズ設定円盤38を反時計方向に逆転させると、
両サイドフェンス16,17は狭まる方向に移動する。
れている状態を示していて、作動レバー32が最大限、時
計方向に旋回した態勢となっている。この態勢で、サイ
ドフェンス16,17は最も拡開した位置に置かれ、この状
態で、サイドフェンス16,17間には横送りされるA4サイ
ズの転写紙の紙束がセットされる。なお、第9図の位置
から、サイズ設定円盤38を反時計方向に逆転させると、
両サイドフェンス16,17は狭まる方向に移動する。
いずれにしても、サイズ設定円盤38を回動させるだけ
で、サイドフェンス16、17の位置の切換えを極く簡単に
しかも多種類にわたって行なうことができるのである。
で、サイドフェンス16、17の位置の切換えを極く簡単に
しかも多種類にわたって行なうことができるのである。
ところで、先にも述べたように、縦送りされるレターサ
イズの転写紙と、同じく縦送りされるリーガルサイズの
転写紙との各紙巾は等しくなっており、この場合に、サ
イドフェンスの位置は変わることがない。
イズの転写紙と、同じく縦送りされるリーガルサイズの
転写紙との各紙巾は等しくなっており、この場合に、サ
イドフェンスの位置は変わることがない。
また、横送りされるB5サイズの転写紙と、縦送りされる
B4サイズの転写紙との各紙巾も等しくなっており、この
場合にも、サイドフェンスの位置は変わることがない。
B4サイズの転写紙との各紙巾も等しくなっており、この
場合にも、サイドフェンスの位置は変わることがない。
本発明の特徴とするところは、互にサイズの異なる転写
紙につき、同じ紙巾であっても、転写紙のサイズを各々
に対し判別検出できるようにすることにある。
紙につき、同じ紙巾であっても、転写紙のサイズを各々
に対し判別検出できるようにすることにある。
第7図において、サイズ設定円盤38には、円周方向に沿
って互に間隔を置いて、被検出部としての遮蔽板66a,66
b,66c,66d,66e,66f,66g,66hが円盤38と一体的に設けら
れている。第5図には、このうちの遮蔽板66aが示され
ている。この遮蔽板66aは、縦送りされるB5サイズの転
写紙の検出用の遮蔽板となっていて、立ち上がり突起を
図において手前側に2箇所、形成したものとなってい
る。第7図においては、その突起を便宜的に断面にして
示してある。
って互に間隔を置いて、被検出部としての遮蔽板66a,66
b,66c,66d,66e,66f,66g,66hが円盤38と一体的に設けら
れている。第5図には、このうちの遮蔽板66aが示され
ている。この遮蔽板66aは、縦送りされるB5サイズの転
写紙の検出用の遮蔽板となっていて、立ち上がり突起を
図において手前側に2箇所、形成したものとなってい
る。第7図においては、その突起を便宜的に断面にして
示してある。
遮蔽板66aを挾むようにして、円盤38の外部位置にはフ
ォトインタラプタ67が不動状態に設けられていて、この
位置は第7図の部位に設定されている。この図におい
て、フォトインタラプタ67は、発光素子と受光素子とを
対に組み合わせたものが、長手方向に5つ並んだ、5連
のフォトインタラプタとなっている。
ォトインタラプタ67が不動状態に設けられていて、この
位置は第7図の部位に設定されている。この図におい
て、フォトインタラプタ67は、発光素子と受光素子とを
対に組み合わせたものが、長手方向に5つ並んだ、5連
のフォトインタラプタとなっている。
遮蔽板66aの、2つの立ち上がり突起に対しては、各発
光素子からの各光は、両突起によってそれぞれ遮蔽さ
れ、各受光素子には達せず、この各受光素子はそれぞれ
オフの状態となる。これに対し、他の3つの発光素子か
らの各光は、突起が存在しないために、各受光素子に達
し、この各受光素子はそれぞれオンとなる。第7図にお
いて、フォトインタラプタ67の右の枠内に便宜的に0,0,
1,1,1というような2進の数値を示してある。ここで、
0は受光素子がオフのときであり、1は受光素子がオン
のときである。
光素子からの各光は、両突起によってそれぞれ遮蔽さ
れ、各受光素子には達せず、この各受光素子はそれぞれ
オフの状態となる。これに対し、他の3つの発光素子か
らの各光は、突起が存在しないために、各受光素子に達
し、この各受光素子はそれぞれオンとなる。第7図にお
いて、フォトインタラプタ67の右の枠内に便宜的に0,0,
1,1,1というような2進の数値を示してある。ここで、
0は受光素子がオフのときであり、1は受光素子がオン
のときである。
本発明実施例装置は、このような2進数値の組み合わせ
を変えることによって、転写紙のサイズを検出するので
ある。かゝる転写紙のサイズに応じた2進数値の組み合
わせ表を以下に示す。
を変えることによって、転写紙のサイズを検出するので
ある。かゝる転写紙のサイズに応じた2進数値の組み合
わせ表を以下に示す。
第7図に示す位置に、サイズ設定円盤38が置かれている
ときは、5連のフォトインタラプタ67からの出力は、0,
0,1,1,1となり、この出力をもって、例えば、第1図に
示す複写機本体1の操作パネル部15上に「B5R」の表示
が行なわれるようになっている。
ときは、5連のフォトインタラプタ67からの出力は、0,
0,1,1,1となり、この出力をもって、例えば、第1図に
示す複写機本体1の操作パネル部15上に「B5R」の表示
が行なわれるようになっている。
また、サイズ設定円盤38が第7図の位置から反時計方向
に第8図の位置まで回動させたとき、次の遮蔽板6bはフ
ォトインタラプタ67の部位に置かれ、このとき、フォト
インタラプタ67の出力は0,0,1,0,1となり、この出力を
もって、上記操作パネル部15上に「A4R」の表示が行な
われる。
に第8図の位置まで回動させたとき、次の遮蔽板6bはフ
ォトインタラプタ67の部位に置かれ、このとき、フォト
インタラプタ67の出力は0,0,1,0,1となり、この出力を
もって、上記操作パネル部15上に「A4R」の表示が行な
われる。
同様にして、以降の遮蔽板66cから66hについても、順
位、フォトインタラプタ67に対応し、この対応により、
所定の転写紙のサイズが操作パネル部15上に表示され
る。
位、フォトインタラプタ67に対応し、この対応により、
所定の転写紙のサイズが操作パネル部15上に表示され
る。
このように、本給紙装置にあっては、例えば、縦送りさ
れるレターサイズの転写紙と、同じく縦送りされるリー
ガルサイズの転写紙とにつき、紙巾が等しくなってい
て、サイドフェンス16,17の位置が変らなくても、転写
紙のサイズを各々につき判別検出することができるので
ある。また、横送りされるB5サイズの転写紙と、縦送り
されるB4サイズの転写紙との双方についても、同様にし
て転写紙のサイズを各々につき判別検出することができ
るのである。
れるレターサイズの転写紙と、同じく縦送りされるリー
ガルサイズの転写紙とにつき、紙巾が等しくなってい
て、サイドフェンス16,17の位置が変らなくても、転写
紙のサイズを各々につき判別検出することができるので
ある。また、横送りされるB5サイズの転写紙と、縦送り
されるB4サイズの転写紙との双方についても、同様にし
て転写紙のサイズを各々につき判別検出することができ
るのである。
遮蔽板66a乃至66h等は、いわば、サイズ表示をパターン
的に行なうものであって、サイズ設定円盤38の回動変位
に応じて動作するサイズ表示部材の一例を構成するもの
である。また、フォトインタラプタ67は、各遮蔽板によ
って得られるサイズ情報を、操作パネル部6等の表示手
段に供給するためのサイズ情報転送手段の1例を構成す
るものである。さらに、かゝるフォトインタラプタ67
は、転写紙のサイズに関する情報を光電変換するサイズ
情報変換手段の1例を構成するものである。
的に行なうものであって、サイズ設定円盤38の回動変位
に応じて動作するサイズ表示部材の一例を構成するもの
である。また、フォトインタラプタ67は、各遮蔽板によ
って得られるサイズ情報を、操作パネル部6等の表示手
段に供給するためのサイズ情報転送手段の1例を構成す
るものである。さらに、かゝるフォトインタラプタ67
は、転写紙のサイズに関する情報を光電変換するサイズ
情報変換手段の1例を構成するものである。
この給紙装置によれば、先に述べたサイドフェンスの位
置を切換えるサイズ設定と、サイズ検出によるサイズ表
示とが同時に行なえるようになっているので、両者を別
に行なう方式と比して、かゝる機能を達成するための構
成部品の点数を少なくできると共に、サイズ設定と、サ
イズ表示とを互に関連して誤りなく行なうことができ
る。
置を切換えるサイズ設定と、サイズ検出によるサイズ表
示とが同時に行なえるようになっているので、両者を別
に行なう方式と比して、かゝる機能を達成するための構
成部品の点数を少なくできると共に、サイズ設定と、サ
イズ表示とを互に関連して誤りなく行なうことができ
る。
また、サイズ表示を複写機本体側で行なうことが可能と
なり、当該給紙装置に装填されている転写紙が、いかな
るサイズのものか、給紙装置を見ることなく、容易に察
知することができる。
なり、当該給紙装置に装填されている転写紙が、いかな
るサイズのものか、給紙装置を見ることなく、容易に察
知することができる。
さらに、サイズ検出信号に対応して、複写機のプロセス
系を適宜、制御することが可能となる。例えば、前述し
た露光走査長さ等を、転写紙サイズに応じて任意に換え
ることができるのである。そして、このような制御と、
サイズ設定とを、双方につき誤りなく行なうことができ
るのである。
系を適宜、制御することが可能となる。例えば、前述し
た露光走査長さ等を、転写紙サイズに応じて任意に換え
ることができるのである。そして、このような制御と、
サイズ設定とを、双方につき誤りなく行なうことができ
るのである。
ところで、本給紙装置にあっては、先にも述べた通り、
第5図に示す弾性板42のピン43が、サイズ設定円盤38の
周壁部41の切欠き41a,41b…等に落ち込むことにより、
サイズ設定円盤38がクリックストップせしめられるよう
になっていて、ピン43が切欠41a等に落ち込むときの感
触により、サイドフェンス16,17が正規の位置に設定さ
れたか否かを、誤まりなく認知することができる。
第5図に示す弾性板42のピン43が、サイズ設定円盤38の
周壁部41の切欠き41a,41b…等に落ち込むことにより、
サイズ設定円盤38がクリックストップせしめられるよう
になっていて、ピン43が切欠41a等に落ち込むときの感
触により、サイドフェンス16,17が正規の位置に設定さ
れたか否かを、誤まりなく認知することができる。
また、ピン43の落ち込みによる弾性板42の機械的な変位
を、スイッチ46等によって電気信号に変換するようにす
れば、この電気信号をもって、サイドフェンスが正規の
位置に設定されたか否かを、ランプなどを点灯させるこ
とにより、容易に確認することができる。さらに、その
電気信号により、複写機や給紙装置を稼動可能な態勢に
することもできる。これに対し、ピン43が切欠き41a等
に落ち込まないときに、複写機や給紙装置を稼動させな
いようにすれば、ミスコピー等を作らないようにするこ
ともできる。
を、スイッチ46等によって電気信号に変換するようにす
れば、この電気信号をもって、サイドフェンスが正規の
位置に設定されたか否かを、ランプなどを点灯させるこ
とにより、容易に確認することができる。さらに、その
電気信号により、複写機や給紙装置を稼動可能な態勢に
することもできる。これに対し、ピン43が切欠き41a等
に落ち込まないときに、複写機や給紙装置を稼動させな
いようにすれば、ミスコピー等を作らないようにするこ
ともできる。
ここで、第6図を用いて底板9の上昇機構に関して簡単
に説明しておく。
に説明しておく。
図において、互に平行に配設された昇降扞47,48は、こ
の各一端がユニット側板29に穿った抜き穴49,50を通し
て延び出ていて、この延び出た一端はワイヤ52に係止さ
れている。ワイヤ52は、駆動プーリ53,テンションプー
リ54,アイドラプーリ56,57,58,59等に掛け渡されてい
る。なお、ユニット側板29と対向する反対側のユニット
側板(図示されず)にも、同様にして上述のプーリ群が
設けられ、このプーリ群にはワイヤが掛け渡され、この
ワイヤには、昇降扞47,48の他端が係止されている。
の各一端がユニット側板29に穿った抜き穴49,50を通し
て延び出ていて、この延び出た一端はワイヤ52に係止さ
れている。ワイヤ52は、駆動プーリ53,テンションプー
リ54,アイドラプーリ56,57,58,59等に掛け渡されてい
る。なお、ユニット側板29と対向する反対側のユニット
側板(図示されず)にも、同様にして上述のプーリ群が
設けられ、このプーリ群にはワイヤが掛け渡され、この
ワイヤには、昇降扞47,48の他端が係止されている。
駆動プーリ53を固定した軸61の他端は、基底板25(第5
図参照)上に固定された支持部材62に回転自在に支持さ
れている。軸61にはウォームホイール65が固定され、こ
のウォームホイール65は、リバーシブルモータ63のモー
タ軸に固定されたウォーム64に噛み合っている。
図参照)上に固定された支持部材62に回転自在に支持さ
れている。軸61にはウォームホイール65が固定され、こ
のウォームホイール65は、リバーシブルモータ63のモー
タ軸に固定されたウォーム64に噛み合っている。
ここで、リバーシブルモータ63が矢印方向に回転する
と、ウォーム64を介してウォームホイール65が矢印方向
に回転し、これに伴ない軸61および駆動プーリ53が同方
向に回転する。駆動プーリ53が矢印方向に回転すると、
他プーリ群やワイヤ52を介して昇降扞47,48が上昇す
る。
と、ウォーム64を介してウォームホイール65が矢印方向
に回転し、これに伴ない軸61および駆動プーリ53が同方
向に回転する。駆動プーリ53が矢印方向に回転すると、
他プーリ群やワイヤ52を介して昇降扞47,48が上昇す
る。
この上昇は、始めにも述べたように、仮想線で示す最下
降位置にある底板9に紙束を載置し、この紙束上面を給
紙コロ12に当接させるとき、あるいは、給紙レベルを一
定に保つときなどに行なわれる。なお、後者の場合に
は、底板9が微少量、上昇し、給紙コロ12を持上げると
き、図示されないスイッチが働いて、このときのスイッ
チング信号により、モータ63は停止し、底板9の上昇も
停止する。この他、第1図に示すサイドカバー5などを
中途で開放させたときも、モータ63は停止し、底板9の
上昇も停止するようになっている。
降位置にある底板9に紙束を載置し、この紙束上面を給
紙コロ12に当接させるとき、あるいは、給紙レベルを一
定に保つときなどに行なわれる。なお、後者の場合に
は、底板9が微少量、上昇し、給紙コロ12を持上げると
き、図示されないスイッチが働いて、このときのスイッ
チング信号により、モータ63は停止し、底板9の上昇も
停止する。この他、第1図に示すサイドカバー5などを
中途で開放させたときも、モータ63は停止し、底板9の
上昇も停止するようになっている。
また、底板9上の転写紙が無くなるのに伴ない、第2図
に示す底板下降指示釦7を押下するとき、リバーシブル
モータ63は矢印方向と反対方向に逆転して、底板9を最
下降位置まで降下させる。
に示す底板下降指示釦7を押下するとき、リバーシブル
モータ63は矢印方向と反対方向に逆転して、底板9を最
下降位置まで降下させる。
以上述べたように、本発明の給紙装置は、記録紙のサイ
ズを各々に対し判別検出できるようにしたものであり、
このような機能を達成する給紙装置としては、電子写真
複写機の他、ファクシミリやプリンタやオフセット印刷
機などにも、その適用が可能である。
ズを各々に対し判別検出できるようにしたものであり、
このような機能を達成する給紙装置としては、電子写真
複写機の他、ファクシミリやプリンタやオフセット印刷
機などにも、その適用が可能である。
(効 果) 以上、本発明によれば、互にサイズの異なる記録紙につ
き、同じ記録紙巾であっても、記録紙のサイズを各々に
対し、容易に判別検出できるようにした、画像形成装置
の給紙装置を提供することができる。
き、同じ記録紙巾であっても、記録紙のサイズを各々に
対し、容易に判別検出できるようにした、画像形成装置
の給紙装置を提供することができる。
第1図は本発明装置の1適用例である電子写真複写機の
外観斜視図、第2図は給紙装置に設けられる操作パネル
部の概略構成を示す平面図、第3図は本発明1実施例の
給紙装置の断面図、第4図は同上給紙装置によって給紙
される転写紙のサイズを各例につき示した図、第5図は
同上給紙装置におけるサイドフェンス位置切換え機構の
斜視図、第6図は同上給紙装置における底板上昇機構の
斜視図、第7図はサイズ調整円盤のカム溝に対する作動
レバーの位置関係を示す平面図、第8図はサイドフェン
スが1段階、広げられるときの第7図からの作用図、第
9図はサイドフェンスが最も広げられたときの上記カム
溝に対する作動レバーの位置関係を示す平面図である。 9……底板、15……操作パネル部、16,17……サイドフ
ェンス、38……サイズ設定円盤、66a,66b,66c,66d,66e,
66f,66g,66h……遮蔽板、67……フォトインタラプタ。
外観斜視図、第2図は給紙装置に設けられる操作パネル
部の概略構成を示す平面図、第3図は本発明1実施例の
給紙装置の断面図、第4図は同上給紙装置によって給紙
される転写紙のサイズを各例につき示した図、第5図は
同上給紙装置におけるサイドフェンス位置切換え機構の
斜視図、第6図は同上給紙装置における底板上昇機構の
斜視図、第7図はサイズ調整円盤のカム溝に対する作動
レバーの位置関係を示す平面図、第8図はサイドフェン
スが1段階、広げられるときの第7図からの作用図、第
9図はサイドフェンスが最も広げられたときの上記カム
溝に対する作動レバーの位置関係を示す平面図である。 9……底板、15……操作パネル部、16,17……サイドフ
ェンス、38……サイズ設定円盤、66a,66b,66c,66d,66e,
66f,66g,66h……遮蔽板、67……フォトインタラプタ。
Claims (4)
- 【請求項1】記録紙を束ねた状態で積載する底板と、該
底板と直交する方向に起立し、底板上の記録紙束の、給
紙方向と平行する側部を押え、給紙方向と直交する紙巾
方向に移動自在のサイドフェンスと、該サイドフェンス
の位置を、異なる大きさの記録紙巾に応じて紙巾方向に
移動させる回転自在なサイズ設定部材とを具備する画像
形成装置の給紙装置において、 上記サイズ設定部材に設けられたカムであって、この回
転半径が等しい一定の回転角度内の同心円弧からなる第
1の領域と、この第1の領域に連続した、回転半径が漸
次異なる第2の領域とを含むカムと、上記カムに一端が
係合し、上記カムと上記サイドフェンスとを動作的に連
結する作動レバーとを有し、 上記サイズ設定部材の、上記第1の領域に対応する部位
に、給紙方向と直交する方向の紙巾が同一で、給紙方向
の長さが異なる2種類の記録紙のサイズを、上記第2の
領域に対応する部位に紙幅が異なる記録紙のサイズをそ
れぞれ表示した画像形成装置の給紙装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置
の給紙装置において、サイズ設定部材に設けられた被検
出部と、上記被検出部によって得られる記録紙サイズの
情報を表示手段に供給するサイズ情報転送手段とを有す
る画像形成装置の給紙装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載の画像形成装置
の給紙装置において、上記サイズ情報転送手段が、複数
組のフォトインタラプタである画像形成装置の給紙装
置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の画像形成装置
の給紙装置において、上記フォトインタラプタが5連で
ある画像形成装置の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59066513A JPH0694310B2 (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 画像形成装置の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59066513A JPH0694310B2 (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 画像形成装置の給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60209442A JPS60209442A (ja) | 1985-10-22 |
JPH0694310B2 true JPH0694310B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=13318000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59066513A Expired - Lifetime JPH0694310B2 (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 画像形成装置の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694310B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6362432U (ja) * | 1986-10-11 | 1988-04-25 | ||
JPH01160437U (ja) * | 1988-04-25 | 1989-11-07 | ||
JP2523172B2 (ja) * | 1989-01-11 | 1996-08-07 | 富士通株式会社 | 給紙装置における用紙サイズ検出装置 |
JPH02276728A (ja) * | 1989-04-14 | 1990-11-13 | Konica Corp | 給紙カセット |
US5839047A (en) * | 1992-01-28 | 1998-11-17 | Fujitsu Limited | Sheet-size detection mechanism for sheet cassettes and image-forming-apparatus using the same |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344445U (ja) * | 1976-09-21 | 1978-04-15 |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP59066513A patent/JPH0694310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60209442A (ja) | 1985-10-22 |
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