JP3873236B2 - 原稿給送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機等の画像形成装置で用いられ、原稿を原稿読取位置に搬送するための原稿給送装置に関するものである。
一般に、画像形成装置においては、多数枚の原稿(原稿束)を一枚ずつ分離して、スキャナー装置等の画像読取位置に給送(搬送)する原稿給送装置が備えられており、このような原稿給送装置では、原稿が積載(セット)される原稿給紙トレイが備えられ、原稿給紙トレイ上にセットされた原稿は、原稿搬送機構によって画像読取位置に送られ、ここで原稿の読み取りが行われた後、原稿排出トレイに排出される。また、記録用紙を、用紙搬送路を介して画像形成部に給送する給紙装置においても、記録用紙が積載された用紙トレイから記録用紙を一枚ずつ分離して、用紙搬送路を介して画像形成部に給送するようにしている。
原稿給送装置又は給紙装置においては、原稿又は記録用紙の量に関係なく、良好に原稿又は記録用紙を一枚ずつ分離して搬送する必要があり、例えば、給紙装置において、複数枚の記録用紙を積載した底板の側面に給紙方向に直交する方向に外側に向かってガイドピンを植設して、ガイドピンに対応して給紙カセットの底板ガイドに垂直方向のガイド溝を設け、ガイドピンをガイド溝に挿通させ、底板と給紙カセットとの間に圧縮ばねを係着して底板を上方へ付勢し、底板を、水平状態を保ったまま上昇させる。これによって、底板上に積載された給紙ローラによって送り出されるシートの傾斜部材の傾斜面に当接する角度を、シートの量に関係なく常に一定に保って、分離性能を安定化するようにしたものがある(特許文献1参照)。
原稿給送装置では、原稿を原稿給紙トレイにセットすると、例えば、原稿給紙トレイの底板部が上昇して原稿が原稿給送可能位置に達した後、原稿の給送を開始しており、複写機においては、原稿又は原稿束を原稿給紙トレイにセットした後、複写ボタン(コピーボタン)を操作すると、原稿給紙トレイの底板部が上昇して、原稿が原稿給送可能位置に達した後、原稿が原稿読取位置に給送されるようにしている。
さらに、原稿給紙トレイに原稿がセットされたことを検知すると、原稿給紙トレイの底板部を上昇させる際に、画像形成装置本体側から動作可否信号を原稿給送装置へ送信して、原稿給送装置は画像形成装置本体が動作可能状態で、かつ原稿セットセンサによって原稿のセットが検知された場合にのみ、原稿給紙トレイの底板部上昇等の原稿給紙準備動作を行い、画像形成装置本体から原稿給送装置に給紙開始信号が与えられると、原稿給送装置が給紙動作を開始するようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2002−274663公報(段落(0017)〜(0022)、第1図〜第4図) 特開2000−53255公報(段落(0031)〜段落(0035)、第1図〜第3図)
ところが、特許文献1においては、給紙ローラによって送り出されるシートの傾斜部材の傾斜面に当接する角度を、シートの量に関係なく常に一定に保っているものの、底板自体を、水平状態を保ったまま上昇させる必要があり、底板全体を上昇させるとなると、多量のシートが積載された状態では、底板がシートの全荷重を受ける結果、付勢手段等の駆動機構が大掛かりとなってしまうという課題がある。
ところで、原稿給紙トレイの積載可能最大原稿枚数が多い原稿給送装置(例えば、200枚程度)においては、原稿給紙トレイにセットされる原稿枚数が少ない場合(1枚〜数枚程度)には、原稿をセットした後、原稿給紙トレイを原稿給送可能位置まで上昇させるための時間が長い(つまり、原稿給紙トレイが原稿給送可能位置に達するまでの上昇距離が長い)。このため、特許文献2のような制御を行ったとしても、特許文献2では、原稿セットの際に原稿給紙トレイが位置する基準位置(初期位置)から原稿給送可能位置までの距離が原稿枚数によって異なり、つまり、原稿給紙トレイにセットする原稿枚数が少ないと、初期位置から原稿給送可能位置までの距離が長くなり、原稿のセット枚数が少ない場合には、原稿セットから原稿給送開始までの時間が長くなってしまうという課題がある。
さらに、原稿セット枚数が少ないと、原稿給紙トレイの底板部の上昇時間が長くなる結果、せっかく原稿給紙トレイに整合させて搭載した原稿が乱れてしまい、良好な給送が行えないことがある。
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、簡単な構成で原稿給紙トレイに積載される原稿の枚数に関係なく安定して原稿が給送でき、しかも原稿枚数が少ない場合でも原稿を原稿給紙トレイにセットした後画像形成開始までの時間を短縮することのできる原稿給送装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、原稿が積載される原稿積載部と、該原稿積載部から一枚ずつ原稿を所定の搬送方向に給送する原稿給送機構と、前記原稿積載部を支持する装置筐体とを備える原稿給送装置において、
前記原稿積載部は、前記搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、前記搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離され、
前記第1の積載部は上下方向に移動可能に前記装置筐体に支持され、
前記第1の積載部を初期位置と原稿給送可能位置との間で前記上下方向に移動させる駆動機構と、
前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数に応じて前記初期位置を変更制御する制御手段とを有し、
更に、前記第1及び前記第2の積載部を連絡する橋絡部を備え、
該橋絡部はその搬送方向下流端で前記第1の積載部の前記搬送方向上流端に前記第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持され、
前記橋絡部の搬送方向上流端は前記第2の積載部の上面に当接していることを特徴とする。
本発明では、前記原稿積載部への原稿の積載を検知すると原稿セット検知信号を送出する原稿積載検知手段を有して、前記制御手段は、前記原稿セット検知信号に応答して前記駆動機構を駆動制御し前記第1の積載部を前記初期位置から前記原稿給送可能位置の方向に移動させる。
例えば、前記制御手段は、前記原稿積載部に搭載可能な原稿枚数と前記原稿積載部に搭載予定の原稿枚数とに応じて前記第1の積載部の初期位置を変更する。
さらに、本発明では、前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数を、使用頻度が最も多い原稿枚数として前記制御手段に設定する設定する枚数設定部を有している。なお、前記制御手段が、前記原稿積載部に原稿が積載される都度、該原稿積載部に積載された原稿枚数を示す値を蓄積して、これら複数の原稿枚数値を統計的手法によって処理し、最も使用頻度の多い原稿枚数を得、該最も使用頻度の多い原稿枚数を前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数とするようにしてもよい。
以上のように、本発明の原稿給送装置は、原稿積載部を、搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離して、第1の積載部を上下方向に移動可能に前記装置筐体に支持して、第1の積載部を初期位置と原稿給送可能位置との間で上下方向に移動させる際、原稿積載部に積載予定の原稿枚数に応じて初期位置を変更するようにしたので、原稿枚数が少ない場合においても第1のトレイ部を短時間で原稿給送可能位置に位置づけることができる。さらに、原稿全体の荷重が掛かる原稿積載部を駆動する必要がなく、小型の駆動源で原稿を上下方向にシート移動させることができるという効果がある。その結果、簡単な構成でしかも安価に、シート積載トレイに積載されるシートの枚数に関係なく安定してシートを給送することができる。
また、本発明では、原稿積載部への原稿の積載が検知されると、第1の積載部を上方向に移動させて第1のトレイ部を原稿給送可能位置に位置づけるようにしたので、原稿をセットした後画像形成開始までの時間を短縮することができる。
また、本発明のシート給送装置は、第1及び第2の積載部を連絡する橋絡部を、その搬送方向下流端で第1の積載部の搬送方向上流端に第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持して、橋絡部の搬送方向上流端が第2の積載部の上面に当接するようにしたから、シート搬送の際に第1の積載部が上下方向に移動しても、第1の積載部の移動に応じて橋絡部が支点軸回りに回動するから、シート積載部からのシート搬送が妨げられることがない。
本発明では、原稿積載部へ積載予定の原稿枚数を最も使用頻度が多い原稿枚数としたから、ユーザにとって最も使用頻度が多い枚数に応じて第1のトレイ部の初期位置が規定されることになり、ユーザの使い勝手を良好にすることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
まず、図1を参照して、図示の原稿給送装置10は、画像形成装置(例えば、複写機)とともに用いられ、画像形成装置(図示せず)本体の上面側に配置される。そして、原稿給送装置10は、原稿給紙トレイ(原稿積載部)11及び原稿給送機構12を備えており、原稿給紙トレイ11上には原稿束が積載される。原稿給送機構12では、原稿給紙トレイ11上に積載された原稿束から原稿を一枚ずつ分離して、原稿を第1の画像読取位置GP1に搬送する。
そして、第1の画像読取位置GP1で第1のスキャナユニット(図示せず)によって原稿の一面上の画像が読み取られた後、原稿は第2の原稿読取位置GP2に送られて、第2のスキャナユニット13によって原稿の他面上の原稿が読み取られる。そして、原稿は排紙ローラ対16によって原稿給紙トレイ11の下側に配置された原稿排紙トレイ15に原稿が排紙される。
図示の原稿給送装置10は両面印刷に対応したものであり、片面印刷の際には、例えば、第1の画像読取位置GP1でのみ原稿上の画像が読み取られることになる。なお、図示はしないが、画像形成装置においては、原稿読取によって得られた画像データに基づいて、感光体ドラム等の像担持体を露光して、像担持体上に静電潜像を形成する。そして、現像装置によって静電潜像を現像した後、像担持体上のトナー像を記録用紙に転写し、記録用紙上のトナー像を定着させて、排紙トレイに排紙する。
図1に示すように、原稿給送機構12は原稿給紙トレイ11の後側(原稿搬送方向下流側)に配置されており、原稿給送機構12には、原稿給紙ローラ部(以下単に給紙ローラ部と呼ぶ)14が備えられており、この原稿給紙ローラ部14は、ローラハウジング(カバー)14a、ピックアップローラ(ピックアップコロ)14b、フィード機構14c、及び分離ローラ14dを有している。
フィード機構14cは、一対のフィードローラ(フィードコロ)141を備えており、これらフィードローラ141にはフィードベルト142が張架され、フィードベルト142には分離ローラ14dが当接している。そして、ピックアップローラ14b及びフィード機構14cはローラハウジング14aに収納されており、分離ローラ14dは、原稿給送機構12のベース側に備えられている。なお、上述のフィード機構14cの代わりに、一つのフィードローラ141を備えて、このフィードローラ141を分離ローラ14dと対向して配置するようにしてもよい。
図示のように、原稿給紙トレイ11は、原稿給送機構12側(つまり、原稿搬送方向下流側)に位置する第1のトレイ部(第1の積載部)11aと、原稿搬送方向上流側に位置する第2のトレイ部(第2の積載部)11bとを有しており、第2のトレイ部11bは原稿自動給送装置筐体(以下単に装置筐体と呼ぶ)21に回動可能に装着されている。
第1のトレイ部11aは装置筐体21に対して図中上下方向(図中実線矢印で示す方向)に移動可能に装置筐体21に取り付けられており、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向上流側端には、装置筐体21の幅方向(つまり、第1のトレイ部11aの幅方向)に延びる支点軸22回りに回動可能に橋絡部11cが取り付けられており、この橋絡部11cの原稿搬送方向上流側の部分は、第2のトレイ部11bの上面に当接している。
図示のように、第2のトレイ部11bは、その原稿搬送方向下流側の部分で上面が斜め下方に傾斜する傾斜面11dを形成しており、この傾斜面11d上に橋絡部11cの原稿搬送方向上流側の部分が当接している。なお、第1のトレイ部11aの上面には原稿幅を規定する原稿ガイド23が設けられ、第1のトレイ部11aは原稿給送機構12に固定的に取り付けられ、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向下流側端は、ピックアップローラ14bよりも下流側に位置する。
第1のトレイ部11aはトレイ駆動機構24によって、図1に示す基準位置(初期位置)から上方に駆動される。なお、第1のトレイ部11aが基準位置にある際には、図1に示すように、橋絡部11cの下面は傾斜面11dに当接した状態であり、第1のトレイ部11aは第2のトレイ部11bよりも下側に位置している。
いま、図2も参照すると、原稿給送装置10には第1のトレイ部11aを駆動制御するためのコントローラ31が備えられており、このコントローラ31には、例えば、画像形成装置の操作パネルに配置された枚数設定キー(枚数設定ボタン)32が接続されている。この枚数設定キー32では原稿給紙トレイ11に搭載(セット)される原稿枚数を選択設定することができ、枚数設定キー32で設定された設定原稿枚数がコントローラ31に与えられる。そして、コントローラ31では、後述するようにして初期位置を設定原稿枚数に応じて変化させる。
原稿給紙トレイ11上に原稿を積載(セット)すると、原稿セット検知センサ(原稿積載検知手段)33によって原稿のセットが検知され、原稿セット検知センサ31は原稿セット検知信号をオンする(つまり、コントローラ31に原稿セット検知信号を送る)。そして、原稿セット検知信号がオンとなると、コントローラ(制御手段)31はトレイ駆動機構24を制御して、第1のトレイ部11aをトレイ駆動機構24によって駆動し第1のトレイ部11aを初期位置から上昇させる。
ところで、ローラハウジング14aはピックアップローラ用ハウジングとフィード機構用ハウジングとに分かれており、ピックアップローラ14bはローラハウジング14a(ピックアップローラ用ハウジング)に回動可能に支持され、このピックアップローラ用ハウジングは、図1において左側に位置するフィードローラ141の軸を支点として回動可能に支持されている。また、原稿給送機構12の筐体にはローラハウジング14aの回動位置を検出するセンサ(以下原稿位置検知センサと呼ぶ)34が取り付けられている。そして、前述のように、第1のトレイ部11aが上昇し、最上位位置の原稿がピックアップローラ14bに当接して、ピックアップローラ14bを上側に押し上げる。さらに、第1のトレイ部11aが上昇すると、ピックアップローラ14b(つまり、ピックアップローラ用ハウジング)が上方に回動して、原稿位置検知センサ34を遮光する(原稿位置検知センサ34を断とする)。原稿位置検知センサ34が遮光されると、コントローラ31はトレイ駆動装置24を停止する。つまり、原稿位置検知センサ34は最上位位置の原稿を検知していることになり、コントローラ31は原稿位置検知センサ34が遮光されると、トレイ駆動装置24を停止して最上位位置の原稿がピックアップローラ14bに当接した状態とする(以下この状態(原稿位置検知センサ34が遮光されてトレイ駆動装置24が停止した状態)を原稿給送可能位置と呼ぶ)。
このようにして、原稿が原稿給紙トレイ11にセットされると、直ちに第1のトレイ部11aが初期位置から原稿給送可能位置まで駆動され、原稿給送可能位置で第1のトレイ部11aが待機した状態となる。そして、画像形成装置の複写ボタン(コピーボタン)35が操作されると、コントローラ31は原稿給送機構12を駆動し原稿給紙動作を開始する。そして、ピックアップローラ14bによって原稿がピックアップされ、分離ローラ14dによって、ピックアップローラ14bでピックアップされた原稿は、その一枚のみが分離されてフィード機構14cによって下流側に送出される。
図1に示すように、原稿給送機構12は、フィード機構14cの下流側に配置された原稿送り部20を有しており、この原稿送り部20は、大径の駆動ローラ25と小径の従動ローラ26及び27とを備えており、従動ローラ26及び27の周面は駆動ローラ25の周面に当接している。そして、原稿は原稿送り部20によって第1の原稿読取位置GP1に送られた後、第2の原稿読取位置GP2を通過して、原稿排紙トレイ15に排紙される。
このように、原稿が原稿給紙トレイ11にセットされると、直ちに第1のトレイ部11aが初期位置から原稿給送可能位置まで駆動され、原稿給送可能位置で第1のトレイ部11aを待機した状態として、コピーボタン等を操作されると、直ちに原稿読み取りが開始されて画像形成が実行される。この結果、原稿を原稿給紙トレイにセットした後画像形成開始までの時間を短縮することができる。
原稿が給送されるにつれて、原稿給紙トレイ11上の原稿枚数が減っていくが、前述のように原稿位置検知センサ34によって原稿給紙トレイ11上の最上位原稿が検知されており、この検知結果に応じてコントローラ31はトレイ駆動機構24を制御して、最上位原稿を常にピックアップローラ14bに対して同一の位置に位置づける(つまり、最上位に位置する原稿は原稿給送可能位置に位置づけられる)。この際、橋絡部11cは、第1のトレイ部11aの上昇につれて支点軸22回りに破線矢印で示す方向(時計回り)に回動し、あたかも、橋絡部11cの原稿搬送方向上流側端を支点とするかのようにして回動することになる。
図3は、原稿給紙トレイ11上の原稿が全て給送された状態における第1のトレイ部11aの位置を示しており、この状態においては、第1のトレイ部11aの上面がピックアップローラ14bに近接した状態となる。原稿が全て給紙されると、原稿セット検知センサ33は原稿セット検知信号をオフとする。これによって、コントローラ31はトレイ駆動機構24を制御して第1のトレイ部11aを下方に移動して、基準位置(初期位置)に復帰させる。
図3に示すように、前述のトレイ駆動機構24は、装置筐体21の幅方向に延びる回転軸体24aとこの回転軸体24aに一端が取り付けられた駆動ステー部24bとを有し、駆動ステー部24bは第1のトレイ部11aの下面に沿って原稿搬送方向に延びている。回転軸体24aを回転駆動すると、駆動ステー部24bが回転軸体24aを支点として回動し、これによって第1のトレイ部11aが上方に移動することになる。さらに、トレイ駆動機構24は案内部241を有し、この案内部241によって第1のトレイ部11aが上下方向に案内される。具体的には、案内部241はラック24c及びピニオン24dを備えており、ピニオン24dは第1のトレイ部11aの下面に配設され、ラック24cは装置筐体21側に配設されて、ラック24cとピニオン24dとが噛み合っている。
回転軸体24aが正転されると、第1のトレイ部11aは駆動ステー部24bの回動によって上方に移動する。この際、第1のトレイ部11aはラック24c及びピニオン24dによって案内されつつ上方に移動する。一方、回転軸体24aが逆転方向に回転駆動されると、第1のトレイ部11aは駆動ステー部24bの回動によって下方に移動する。この際にも、第1のトレイ部11aはラック24c及びピニオン24dによって案内されつつ下方に移動する。
上述のように、原稿給紙トレイ11を、原稿給紙機構12側(原稿搬送方向下流側)に位置する第1のトレイ部11aと原稿搬送方向上流側に位置する第2のトレイ部11bとを分けて、第1のトレイ部11aのみを、原稿枚数に応じて上下方向に移動させ、最上位に位置する原稿端をピックアップローラ14bに当接させるようにしたから、原稿束全体の荷重は第1及び第2のトレイ部11a及び11b全体に掛かっていることを考慮すると、第1のトレイ部11aに掛かる荷重は少なくなり、その分第1のトレイ部11aを駆動するための駆動源を小型化できることになる。
さらに、第1のトレイ部11aと第2のトレイ部11bとの間には、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向上流端に設けられた支点軸回りに回動可能な橋絡部が配置されているから、第1のトレイ部11aが上下方向に駆動されたとしても、第1及び第2のトレイ部11a及び11bとの連絡は良好に保たれ、原稿給送が妨げられることはない。
図2を参照して、前述のように、操作パネルには枚数設定キー32が備えられており、この枚数設定キーによってコントローラ31には原稿枚数が設定され、この設定枚数に応じてコントローラ31は第1のトレイ部11aの初期位置を変化させる。この枚数設定キー32はユーザが使用する頻度の多い枚数を設定するために用いられ、例えば、原稿給紙トレイ11にセット可能な最大原稿枚数が200枚であるとすると、枚数設定キー32によって、10枚、50枚、150枚、及び200枚の選択枚数のうちから設定原稿枚数を選択設定することになる(なお、設定原稿枚数は1枚〜200枚の内から任意にユーザが選択設定するようにしてもよく、いずれにしても、セット可能な最大原稿枚数のうちから任意に選択できるようにすればよい)。
一方、第1のトレイ部11aの初期位置を検出するための初期位置検知センサ36がコントローラ31に接続されており、この初期位置検知センサ36は、例えば、第1のトレイ部11aの移動方向に沿って配置されたスイッチ群であり、枚数設定キー32で設定可能な設定原稿枚数の数に応じてスイッチの数が規定される。つまり、設定可能な設定原稿枚数の数がN(Nは2以上の整数)であると、スイッチの数はN個であり、第1〜第Nのスイッチが第1のトレイ部11aの降下方向に沿ってこの順に配列されている(つまり、第1のスイッチが最も上側に配置され、第Nのスイッチが最も下側に配置されている)。
いま、第1〜第Nの設定原稿枚数の順に原稿枚数が増えるものとする。第1の設定原稿枚数が枚数設定キー32で設定されると、第1の設定原稿枚数に応じてコントローラ31は第1のトレイ部11aを駆動して第1のトレイ部11aを上昇させる。そして、第1のスイッチがオンすると、第1のトレイ部11aを停止して、この位置を初期位置に変更する(この位置を以下第1の初期位置とする)。
つまり、第n(nは1からNまでの整数)の設定原稿枚数が枚数設定キー32から設定されると、コントローラ31は第nのスイッチがオンとなった時点で第1のトレイ部11aを停止して、この位置を第nの初期位置とすることになる。なお、前述のように、原稿がセットされると、第nの初期位置から原稿給送可能位置まで第1のトレイ部11aが上昇することになるが、原稿給送が終了すると、第1のトレイ部11aは第nの初期位置に復帰することになる。
この結果、図4に一例として示すように(図示の例は最大積載可能枚数が200枚)、設定原稿枚数が1枚であると、第1のトレイ部11aの初期位置は最も上側に上昇した位置となり(図4(a))、設定原稿枚数が100枚であると、第1のトレイ部11aの初期位置は移動上限と移動下限の中間となる(図4(b))、そして、設定原稿枚数が200枚であると、第1のトレイ部11aの初期位置は最も下側に下降した位置となる(図4(c))。
第1〜第Nの初期位置に第1のトレイ部11aが位置づけられている際にそれぞれ第1〜第Nの設定原稿枚数に対応する原稿が原稿給紙トレイ11にセットされると、第1〜第Nの初期位置から原稿給紙可能位置までの距離は略同一となり、第1の設定原稿枚数のように、原稿枚数が少ない場合においても原稿がセットされた後原稿給送可能位置まで原稿を位置づける時間を短縮することができる。そして、設定枚数はユーザが使用頻度の多い原稿枚数とするから、使用頻度の多い原稿枚数が少ない枚数であって、短時間で原稿を原稿給送可能位置に位置づけることができる結果、原稿を原稿給紙トレイにセットした後画像形成開始までの時間を短縮することができる。
なお、前述第Nの設定原稿枚数は積載可能最大枚数に対応し、例えば、200枚であり、上述のようにして設定原稿枚数を設定した後、図示しない解除キーを操作すれば、コントローラ31は通常の初期位置に第1のトレイ部11aの位置をリセットすることになる(この通常の初期位置は最大積載可能枚数に対応する位置である)。
上述の説明では、初期位置検知センサとしてスイッチ群を用いたが、初期位置検知センサとして可変抵抗器を用いるようにしてもよい。この場合には、第1のトレイ部11aの移動(昇降)によって可変抵抗器の抵抗値が変化し、可変抵抗器の抵抗値と設定枚数(第1〜第Nの設定原稿枚数)及び初期位置(第1〜第Nの初期位置)とを対応付けるテーブルをコントローラ31が備えて、枚数設定キー32から入力された設定原稿枚数に応じてコントローラ31が初期位置を変更するようにすればよい。
さらに、第1のトレイ部11aの移動上限スイッチ及び移動下限スイッチを設けて(移動下限スイッチは最大積載可能枚数に対応する第1のトレイ部11aの初期位置を検知し、移動上限スイッチは原稿給紙トレイ11に原稿が搭載されていない場合の第1のトレイ部11aの移動上限を検知する)、第1のトレイ部11aが移動下限スイッチで検知されている状態を基準状態とし、トレイ駆動機構24に備えられたモータの回転数をコントローラ31で検知して、モータ回転数と設定枚数(第1〜第Nの設定原稿枚数)及び初期位置(第1〜第Nの初期位置)とを対応付けるテーブルを参照して、枚数設定キー32から入力された設定原稿枚数に応じてコントローラ31が初期位置を変更するようにしてもよい。
実施例1では、枚数設定キー32によって最も使用頻度の多い原稿枚数を設定して、この設定原稿枚数に応じて第1のトレイ部11aの初期位置を変更するようにしたが、コントローラ31は統計的手法によって最も使用頻度が多い原稿枚数を算出して、この算出された原稿枚数に応じて第1のトレイ部11aの初期位置を変更するようにしてもよい。
例えば、原稿が読み取られた際には、その読取枚数がカウントされることになるが、コントローラ31ではこの原稿読取枚数を画像形成時毎に蓄積して、蓄積数が所定の回数となると、多数決によって最も使用頻度の多い原稿枚数を求める。そして、多数決によって得られた原稿枚数に最も近い原稿枚数に対応する初期位置を第1〜第Nの初期位置のいずれから選択して、この選択した初期位置に第1のトレイ部11aを位置づける。
このようにすれば、ユーザが最も使用頻度の多い原稿枚数に対応する初期位置に自動的に第1のトレイ部11aが位置づけられることになって、ユーザの煩わしさを解消して、原稿枚数が少なくとも、原稿を原稿給紙トレイにセットした後画像形成開始までの時間を短縮することができることになる。
なお、上述のように統計的手法によって初期位置を変更した後においても、図示しない解除キーを操作すれば、コントローラ31は通常の初期位置に第1のトレイ部11aの位置をリセットすることになる。
原稿積載部が、原稿搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、原稿搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離されて、第1の積載部を上下方向に移動可能に装置筐体に支持して、原稿積載部に積載予定の原稿枚数に応じて初期位置を変更するようにしたので、原稿(つまり、第1の積載部)を初期位置から原稿給送可能位置に移動させる際、原稿枚数が少ない場合においても短時間で原稿給送可能位置に位置づけることができ、プリントが開始されるまでの時間を実質的に短縮できる結果、複写機等の画像形成装置に適用できる。
本発明による原稿給送装置の一例を第1のトレイ部が初期位置にある状態で示す断面図である。 本発明による原稿給送装置の制御系の一例を示すブロック図である。 本発明による原稿給送装置の一例を第1のトレイ部が最大上昇位置にある状態で示す断面図である。 本発明による原稿給送装置において原稿給紙トレイにセット予定の原稿枚数に応じた第1のトレイ部の位置を示す図であり、(a)はセット予定枚数が1枚の際の第1のトレイ部の位置を示す図、(b)はセット予定枚数が100枚の際の第1のトレイ部の位置を示す図、(c)はセット予定枚数が200枚(最大積載可能枚数)の際の第1のトレイ部の位置を示す図である。
符号の説明
10 原稿給送装置
11 原稿給紙トレイ
12 原稿給送機構
13 第2のスキャナユニット
14 原稿給紙ローラ部
15 原稿排紙トレイ
16 排紙ローラ対
11a 第1のトレイ部
11b 第2のトレイ部
11c 橋絡部
11d 傾斜面
21 装置筐体
22 支点軸
24 トレイ駆動機構
31 コントローラ
32 枚数設定キー(枚数設定ボタン)
33 原稿セット検知センサ
34 原稿位置検知センサ
35 複写ボタン(コピーボタン)
36 初期位置検知センサ

Claims (5)

  1. 原稿が積載される原稿積載部と、該原稿積載部から一枚ずつ原稿を所定の搬送方向に給送する原稿給送機構と、前記原稿積載部を支持する装置筐体とを備える原稿給送装置において、
    前記原稿積載部は、前記搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、前記搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離され、
    前記第1の積載部は上下方向に移動可能に前記装置筐体に支持され、
    前記第1の積載部を初期位置と原稿給送可能位置との間で前記上下方向に移動させる駆動機構と、
    前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数に応じて前記初期位置を変更制御する制御手段とを有し、
    更に、前記第1及び前記第2の積載部を連絡する橋絡部を備え、
    該橋絡部はその搬送方向下流端で前記第1の積載部の前記搬送方向上流端に前記第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持され、
    前記橋絡部の搬送方向上流端は前記第2の積載部の上面に当接していることを特徴とする原稿給送装置。
  2. 前記原稿積載部への原稿の積載を検知すると原稿セット検知信号を送出する原稿積載検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記原稿セット検知信号に応答して前記駆動機構を駆動制御して前記第1の積載部を前記初期位置から前記原稿給送可能位置の方向に移動させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の原稿給送装置。
  3. 前記制御手段は前記原稿積載部に搭載可能な原稿枚数と前記原稿積載部に搭載予定の原稿枚数とに応じて前記第1の積載部の初期位置を変更するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の原稿給送装置。
  4. 前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数を、使用頻度が最も多い原稿枚数として前記制御手段に設定する枚数設定部を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の原稿給送装置。
  5. 前記制御手段は、前記原稿積載部に原稿が積載される都度、該原稿積載部に積載された原稿枚数を示す値を蓄積して、これら複数の原稿枚数値を統計的手法によって処理し、最も使用頻度の多い原稿枚数を得て、該最も使用頻度の多い原稿枚数を前記原稿積載部に積載予定の原稿枚数とするようにしたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の原稿給送装置。
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