JPH0694252A - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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Publication number
JPH0694252A
JPH0694252A JP24442092A JP24442092A JPH0694252A JP H0694252 A JPH0694252 A JP H0694252A JP 24442092 A JP24442092 A JP 24442092A JP 24442092 A JP24442092 A JP 24442092A JP H0694252 A JPH0694252 A JP H0694252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
bad odor
carpet
electric carpet
mixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP24442092A
Other languages
English (en)
Inventor
Takako Ogino
隆子 荻野
Isao Matsuda
功 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0694252A publication Critical patent/JPH0694252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消臭性を有する電気カーペットにおいて、や
ぐらこたつを使用した場合に、やぐらこたつにこもる足
の臭いをよく消臭し、長期にわたって快適に使用できる
消臭性を有する電気カーペットを提供する。 【構成】 電気カーペット1の表面材4に消臭繊維を混
紡し、さらにその中央部にその他の部分より消臭繊維の
混紡率の高い部分Aを設けているので、やぐらこたつの
置かれた部分の消臭繊維の効果が他の部分より早くなく
なって、嫌な臭いがしてくるということがなく、やぐら
こたつの置かれた部分の悪臭をよく消臭するとともに、
やぐらこたつの置かれた部分以外の部分の消臭繊維もそ
の悪臭量に応じて混紡してあるので、全ての消臭繊維が
効果を発揮でき、コスト的にも効率的で、最大限長期間
快適に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消臭性を有する電気カー
ペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気カーペットは、特開平
2−193610号公報に示すように図5のような構成
のものを電気カーペットの表面材として使用していた。
【0003】すなわち、基布10にパイル11を植えつ
け裏面にラテックス12を塗布したカーペットにおい
て、パイル11のパイル長に所定の差を設け、パイル長
の短いパイル13に消臭繊維14を混紡した構成になっ
ており、消臭繊維14を混紡したパイル長の短いパイル
13が、全面に平均的に構成されていた。
【0004】このような消臭性を有する電気カーペット
は、カーペットにこぼした食品の臭いや、人の足の臭い
などの悪臭がカーペット自身に付かず、清潔な状態で使
用できるので、現在の快適志向のユーザーニーズに応え
るものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、電気カーペットの表面材の全面に平
均的に消臭繊維が混紡されているが、実際の生活におい
ては、電気カーペットの中央部にやぐらこたつをおいて
使用される場合が多く、表面材の全面に平均的に消臭繊
維を混紡してあると、やぐらこたつの置かれる部分に相
当しない部分の消臭繊維の効果が残っているのに、やぐ
らこたつの置かれる部分に相当する部分の効果がなくな
り、足の臭いが気になりだすということになる。
【0006】また消臭繊維14は一般の繊維に比較して
コストが高く、やぐらこたつの置かれる部分の臭いを長
期間消臭するように全面に高い混紡率で均一に消臭繊維
を混紡すると非常に高価なものになり、この場合もやぐ
らこたつの置かれる部分に相当しない部分の消臭繊維
が、十分効果を発揮できないことになり非効率的であっ
た。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、消臭性を有する電気カーペットの上でやぐらこたつ
を使用する場合に、全ての消臭繊維の効果を十分に発揮
し、コスト的にも効率的で、できるだけ長期間快適に使
用できる構成の消臭性を有する電気カーペットを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の電気カーペットは電気カーペットの表面材
に消臭繊維を混紡し、その中央部にその他の部分より消
臭繊維の混紡率の高い部分を設けたものである。
【0009】
【作用】この構成によれば、やぐらこたつは電気カーペ
ットの中央部に置かれることが多いので、人の足から出
る臭いで悪臭物質の多いやぐらこたつの置かれる部分
は、消臭繊維の混紡率が高いため、この部分の悪臭をよ
く消臭するとともに、やぐらこたつの置かれる部分以外
の部分の消臭繊維もその悪臭量に応じて混紡してあるの
で、全ての消臭繊維が効果を発揮でき、コスト的にも効
率的で、最大限長期にわたって快適に使用できることと
なる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例の電気カーペットを添
付図面を参照しながら説明する。
【0011】(実施例1)発明の実施例1の電気カーペ
ットの構成を示す図1において、電気カーペット1は、
フエルトよりなる断熱材2に線状発熱体3を配線し、そ
の上を表面材4で覆っている。線状発熱体3の制御は電
気カーペットの外部の一隅に設けられたコントローラ5
の中の温度制御手段(図示せず)により制御される。
【0012】表面材4は、消臭繊維を混紡したパイル糸
からなるハンドタフテッドカーペットであり、表面材4
には消臭繊維を混紡したパイル糸6が製織してあり、中
央のやぐらこたつが置かれる部分に相当する部分Aは、
その他の部分Bより消臭繊維の混紡率が高くしてある。
【0013】ハンドタフテッドカーペットは、基布(図
示せず)にパイル糸6をハンドガンで刺繍し、裏面にバ
ッキング剤(図示せず)を塗布してパイル糸6を固定す
る手づくりの製法のもので、どこでも自由にパイル糸6
を植えつけていけるので本実施例のような構成が可能と
なる。
【0014】人の足から発生する悪臭物質としては、イ
ソ吉草酸、アンモニア、酢酸が主な物質であり、本実施
例ではこれらの物質に効果のある、湿度に応じて水分を
吸収・吐出するレーヨン繊維に消臭剤である金属イオン
を結合したもので、悪臭物質との中和反応により消臭す
るメカニズムのものを使用している。
【0015】その使用例を図2に示す。本実施例の電気
カーペット1にやぐらこたつ9を中央部に設置して使用
している。
【0016】現在、電気カーペット1の使い方として
は、6畳〜10畳の居間に電気カーペットを敷き、中央
にやぐらこたつを置いて使っているのが一般的な使用例
である。
【0017】そこで使用される電気カーペット1のサイ
ズとしては、1辺の長さが170cm以上300cm以
下の約2畳ないし4畳相当の寸法である。
【0018】またやぐらこたつの置かれる部分の寸法
は、正方形のもので75cm×75cm、80cm×8
0cm、90cm×90cm、長方形で150cm×9
0cm、120cm×80cm、105cm×75cm
のサイズが主流である。よって、本実施例では表面材4
の中央部のやぐらこたつの置かれる部分の寸法に相当す
る70cm×70cmないし150cm×90cmの部
分A(図1のAに相当する部分)に他の部分より消臭繊
維の高いパイル糸を製織している。
【0019】部分Aの寸法は使用者が必要寸法に応じて
選ぶことになる。消臭繊維の混紡方法としては、全ての
パイル糸に混紡してもよいし、幾種かのパイル糸だけ消
臭繊維を混紡したものでもよく、全体として部分Aの混
紡率が部分B(図1のBに相当する部分)の混紡率より
多ければよい。
【0020】(実施例2)次に実施例2について図3を
使って説明する。図3において、本実施例は、断熱材2
に線状発熱体3を配線し、低目付の不織布あるいはタフ
トカーペット4aで覆ったヒータユニット7の上に、カ
バー材8を掛けて使用する構成のものである。線状発熱
体3の温度制御はコントローラ5に内蔵した温度制御手
段により行われる。
【0021】カバー材8は、図1で説明した消臭繊維を
混紡したパイル糸からなるハンドタフテッドカーペット
と同様のものであり、カバー材8の中央部の70cm×
70cmないし150cm×90cm程度のやぐらこた
つの置かれる部分の寸法に相当する部分Aとその他の部
分Bには、消臭繊維の混紡率が異なるパイル糸が製織し
てあり、部分Aに製織したパイル糸は部分Bに製織した
パイル糸より消臭繊維の混紡率が高い。電気カーペット
1aの寸法、部分Aの寸法は、図1で説明した実施例1
に準ずる。
【0022】このヒータユニット7とカバー材8からな
る分離型の電気カーペット1aは、カバー材8を使用者
の好みで選ぶことと、洗うことができ、また汚れたら取
り替えられるという長所があり、図1の実施例1の表面
材に豪華なカーペットを用いた一体型の電気カーペット
1とともに、電気カーペットの主流になっている。
【0023】(実施例3)さらに実施例3について図4
を使って説明する。図4において、本実施例では電気カ
ーペット1bの表面材4bにタフテッドカーペットを用
いている。タフテッドカーペットは、ハンドタフテッド
カーペットと同様に基布にパイル糸を刺繍していく製法
を機械で行うものである。機械織りであるので織り方向
に対してパイル糸を並べてそのパイル糸の高低で柄を出
していくので、同じパイル糸が織り方向に対してつなが
ることになる。部分Aは消臭繊維の混紡率の高い部分、
部分Bは消臭繊維の混紡率の低い部分を示す。
【0024】よって、本実施例においては、表面材4b
の中央部に帯状に消臭繊維の高いパイル糸を植えつけて
いる。その寸法は70cmないし150cmとしてい
る。
【0025】この構成により、やぐらこたつが置かれる
部分は消臭繊維の混紡率が高くなり、実施例1、実施例
2と同様な効果を得ることができる。消臭繊維の混紡率
が高い部分Aは帯状であるため四角形のやぐらこたつを
置くと、やぐらこたつに相当しない部分で消臭繊維の混
紡率の高い部分が生じるが、タフテッドカーペットはハ
ンドタフテッドカーペットに比べて量産性が非常に高い
ので、コスト的にも大きなな問題とならず、タフテッド
カーペットであればこのような実施例も可能である。
【0026】また、このタフテッドカーペットを分離型
の電気カーペット1aのカバー材8として用いてもよ
い。
【0027】上記構成によって、悪臭物質の多いやぐら
こたつの置かれる部分は消臭繊維の混紡率が高く、それ
以外の部分は消臭繊維の混紡率が低いので、やぐらこた
つの置かれる部分の消臭繊維の効果が他の部分の消臭繊
維の効果より早くなくなって、嫌な臭いがしてくるとい
うことがなく、やぐらこたつの置かれる部分の悪臭をよ
く消臭するとともに、やぐらこたつの置かれる部分以外
の部分の消臭繊維もその悪臭量に応じて混紡してあるの
で、全ての消臭繊維が効果を発揮でき、コスト的にも効
率的で、最大限長期間にわたって快適に使用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の電気カーペットによれば、消臭繊維を混紡した
電気カーペットの表面材において、その中央部の消臭繊
維の混紡率をその他の部分の混紡率より高くしてあるの
で、中央部にやぐらこたつが置かれた場合、やぐらこた
つの置かれた部分の消臭繊維の効果が他の部分より早く
なくなって、嫌な臭いがしてくるということがなく、や
ぐらこたつの置かれた部分の悪臭をよく消臭するととも
に、やぐらこたつ以外の部分の消臭繊維もその悪臭量に
応じて混紡してあるので、全ての消臭繊維が効果を発揮
でき、コスト的にも効率的で、最大限長期間快適に使用
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の消臭性を有する一体型の電
気カーペットの一部を切り欠いて要部を示す斜視図。
【図2】同やぐらこたつを置いた場合の斜視図。
【図3】同実施例2の分離型の電気カーペットの一部を
切り欠いて要部を示す斜視図。
【図4】同実施例3の電気カーペットの平面図。
【図5】本発明および従来の消臭性を有する電気カーペ
ットの表面材の要部断面図。
【符号の説明】 1 電気カーペット 4 表面材 A 消臭繊維の混紡率の高い部分 B 消臭繊維の混紡率の低い部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消臭繊維を混紡した表面材を備えた電気カ
    ーペットにおいて、前記表面材は、その中央部にその他
    の部分より消臭繊維の混紡率の高い部分を設けた電気カ
    ーペット。
  2. 【請求項2】表面材の中央部の一般のやぐらこたつの縦
    横寸法に相当する70cm×70cmないし150cm
    ×90cm程度の部分の消臭繊維の混紡率を、その他の
    部分の消臭繊維の混紡率より高くした請求項1記載の電
    気カーペット。
  3. 【請求項3】表面材の中央部に幅が70cmないし15
    0cm程度の帯状の部分の消臭繊維の混紡率をその他の
    部分の消臭繊維の混紡率より高くした請求項1記載の電
    気カーペット。
JP24442092A 1992-09-14 1992-09-14 電気カーペット Pending JPH0694252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24442092A JPH0694252A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 電気カーペット

Applications Claiming Priority (1)

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JP24442092A JPH0694252A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 電気カーペット

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JPH0694252A true JPH0694252A (ja) 1994-04-05

Family

ID=17118398

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JP24442092A Pending JPH0694252A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 電気カーペット

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JP (1) JPH0694252A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202658A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Suminoe Textile Co Ltd 消臭電気カ−ペット
CN104515178A (zh) * 2013-09-26 2015-04-15 宁夏琪凯节能设备有限公司 一种节能型暖脚器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202658A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Suminoe Textile Co Ltd 消臭電気カ−ペット
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